ティラノゲームフェス2021参加作品
8620 のレビュー-
涙恋花2~徒花の恋慕~【完全版】ジェットコースター式に持ち上げて落下するのか命綱なしのバンジージャンプになるのか……前作からの衝撃に身構えてのプレイでしたが、かなさんの創る物語はやっぱりすごかった……!! 6つの物語のどれもが恋を軸に愛や憎悪、悲しみや切なさが入り乱れて胸を揺さぶってきました。 @ネタバレ開始 意図したわけではなく迎えたハッピーエンドの後で、涙恋花2的にはこっちが本命トゥルーエンドなの!を迎えて「ああああ!」となるこの胸の痛みが涙恋花2の醍醐味……堪能させていただきました。 三者三様の美しき花の散り様に悶絶しながら、後半の3組を今から戦々恐々と待つことになりそうです(震え) 陽太くんのルートはなんとなく危険予知が働いて、幸せな展開に入った後も常に「いつ来る!?」とずっと姫恵さんに身構えていました(笑) まさかの最後の最後、10年後にやって来るとは思いもしませんでした……不覚でした。 陽太さんは明るく見えて人間不信のせいか一度触れてはいけないところが出ると危なっかしいくらいメンタルバランスが取れていなかったので、主人公さんではないですがハラハラしながら「この人は主人公さんがいなくなったら落ちるところまで落ち切ってしまう…!!」と見守りました。 大阪弁のボイスも堪能させていただきました。 大阪弁を話す人とはお会いしたことがないので、聞いているだけでワクワクしました。声優さんがとてもお上手でした! 涙恋花的には主人公喪失ルートがトゥルーとは分かっていますが、陽太くんが不憫なので幸せにもなってほしいという……ジレンマです! 真白さんのルートは、初めちょっとクールな妖精さんを相手にしているような不思議な気持ちになりました。 見た目がアルビノなので不思議な印象だったためだと思いますが、話してみると意外と情熱的な人で驚きました。 ツンデレのデレの分がとても美味しい人でした(拝み) トゥルーエンドの最後がエデンさんと甲乙つけ難い悲惨な終わり方だったので、悲しくなりました。 自分の親から認められないばかりか、死を望まれてしまうなんて……しかもお金のためにとか……。 真白さんルートは幼少期からの徹頭徹尾な不幸が目立っていたので、幸せになってほしかった……!!が、そこから花を手折るのが涙恋花……!! やっぱりここでもジレンマでした……。 エデンさんのルートは、エデンさんの「箸の使い方を教えてもらったから、もう怖いものなしです」のセリフがとにかくかわいかったです。 あとゲストで登場した黒宮さん……!! お元気そうで何よりです! 前作ではあなたが一番好きでした!! エデンさんが組織の一員という設定には度肝を抜かれましたが……エデンさんが属しているような組織って絶対に生きては抜けられないんですよね……死んで遺体にならないと抜けられないというか、家族とか何もかもが弱みになるので孤独でいないといけないというか(救いがない) 主人公さんが目玉を差し出すところも「あー!!差し出しても殺されるやつです、これー!!」と画面の前で絶叫していたら、やはり主人公さんが撃たれてしまった……サッカーを失った後、長らく地獄生活を送っていたエデンさんの最後の心穏やかな安らぎの場所である主人公さんがっ!! ガッ●ム!! エデンさんは個人的にコートを着たスチルが好きでした。 見た目がカッコ良すぎるから、あんなモデルさんみたいな姿していたら、道行く人が振り返ってしまいますね! エデンさんはハッピーエンドも実はこの後、後日また襲撃されて同じデッドエンドになるのでは……という心配が残りましたが、二人の幸せが長く続きますように……。 と、ここまで前半組の方の感想は既に公開から暫くした頃には書いていて…ここから先は、後半組の方が公開された後で書いた感想です。 黄希さん&紅希さんはもうピケ男さんのライブが終わったあたりで「あ……(お察し)」でした。 ないものねだりの隣の芝生は青く見える現象…お互いがお互いに対して「あいつのほうが俺よりも」と思っている比べてしまう症候群に二人とも罹患してる…!!と、先の未来で最終的に主人公を取り合う未来しか見えませんでした。 「お願い、私のために争わないで!!」とか一度は言ってみたいあのセリフが出るのかも!!なんて、思っていたら―――そんな生温いこと言っている場合ではなくなりました(滝汗) 2人がプチ乱闘し始めて、そこから究極の選択肢「どっち?」(+どっちも選べない)が出てきて悩みました。 紅希さんが主人公独占型に比べて、黄希さんが自己犠牲型なのがとても対照的で、個人的には黄希さんが本当に切なかったです。 どちらも傷つけたくないから、自分で自分を終わらせるという…あまりの救われなさに「君が要らないなんてことないんだよ!!」ともどかしさがパンクしました。 要さんのルートは、まず前提が日本全土が貧しい時代の話だったので、序盤での美代子さんの死という赤子の死は当時は当たり前ではありながら許容しがたい厳しく悲しい現実が、物語に他のルートにはない厚みを与えていました。 弟妹全員が呆気ないほど簡単に亡くなっていく要さんルートは、他のルートとは毛色が違って悲しい気持ちにもなる物語でした。 命短し恋せよ乙女とは言いますが、この時代は色々な意味で命短しだったので、恋も愛も命がけ。 婚前の口づけなんかは不埒!とか言われていたそうですが、明日をも知れぬ命なのだから二人が生きているうちに幸せな一時を過ごせたのは救いでした。 どちらのエンドでも要さんと幸せに生きることは叶わないので、要さんの物語は本当に心にズッシリと響きました。 物語とは関係ない感想になってしまいますが、戦争なんて誰も幸せにならないことは未来永劫するものではないですね。 最後は制作開始当初から心配していた四葉くんです…! 子どもは笑顔が一番!(守りたい、この笑顔) そして20年待ち続けてハッピーエンド!! 涙恋花2 -完- と個人的にはしたいところです…!! 四葉くんが恐ろしいものを見るような顔をしていた理由は児童養護施設という単語が出てきた瞬間にピーン!!と来ていたので、トゥルーエンドがトゥルーエンドなのは分かっていてもハッピーエンドのほうをどうか推させていただきたく…!! 20年間も「おねえさん」一筋できた四葉くん(しかもヤンデレの素質まで完備しているんですって? なにそれ無敵すぎでは?)はお名前の通りやっぱり幸せになってほしいです…!! 一途にお姉さんを信じて慕ってくれる四葉くんが可愛すぎる物語でした! 子どもの頃も可愛くてイケメンだったのに、大人になったらキラキラが増してパーフェクトイケメンに成長なさっていて、目の保養でした。 全キャラ全エンド到達し、たっぷりとかなさんワールドを楽しませていただきました。 前作のキャラや縁のキャラが登場して、そちらも嬉しい&楽しかったです。 最後の最後になりましたが、かなさんの描かれる主人公さんの服装がオシャレなのは、かなさんのファッションセンスが良いからですね! どのルートのどの服もオシャレでした! 追伸:長文すぎる感想ですみません…! ご一読ありがとうございます! @ネタバレ終了 エンドクレジット後にちょっとしたエピソードまで見られて、それがキャラクターと物語にまた深みをもたらしてくれました。 Secretから読めるそれぞれの物語のちょっとした裏話はクリア後に読むと物語が思い起こされ、かなさんの物語への気持ちにも触れられて良かったです。 とても素敵なゲームをありがとうございました!!
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ベニイロミュージアム前回遊ばせていただいたときから作品が増えているので、新規再コメント失礼いたします。 王道RPGの雰囲気を纏った「私の勇者さま」、楽しく読ませていただきました。 @ネタバレ開始 魔王や魔王打倒を願う世界中の人々がスヤスヤァと寝ているかもしれない星空の下で「私は明日から魔王になる!」という物騒な会話が繰り広げられているなんて、誰も予想できなかったに違いない…! プレイヤーももちろん予想できませんでした! 湯水のように浴びるほどの称賛をもらっても、ただ一人から認められるという事実には何も敵わない。 そして、それが叶うことがないと知った時の大反転する有様がとても丁寧に描かれていて、いざ魔王とならん!と宣言したときも「それしか手段がないから」という気持ちさえ込められているのが伝わってきました。 二人でともに魔王亡き後の平和な世界で生きていくという未来を失い悲壮感さえ漂う終わりは幸せな終わりではないはずなのに、二人の関係性からか、どこかしっとりした気持ちになって読み終えました。 主人公は彼女の唯一の願いを叶えられたのでしょうか…。 「魔王を倒して二人は幸せになりました。めでたし、めでたし。」で終わらないのが、とても味がありました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました! 今後も新しい作品がラインナップに登場する日を楽しみにしています!
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雨音と自動人形 結(むすび)雨の後の空を見上げると、なぜかとても愛おしくやさしい気持ちになる。それと同じくらい、雨の音が世界をやさしく包み込んでいる時も、世界が愛おしくなる―――そんな気持ちになる物語でした。 アップデート前にクリアしておりましたが、追加要素盛りだくさんのアップデートということでまた初めからプレイさせていただきました。 追加要素たちはとても素晴らしくて胸が震え、久しぶりにプレイしたのもあってまた泣きました。 @ネタバレ開始 一番初めにプレイした時、雪村さん視点開始と同時に出現した画面左上のカウンターに「なんだろうこれ? アヤさんはまだ出てきてないから主人公に関連する数字だよね? 主人公の残り寿命か、封じ屋の道具の手持ちの残数かなにかかな?」と思いつつ、日に日に勝手に減っていくので「やっぱり主人公の寿命なんだ…雪村さんは人間だから、きっと疫病に侵されているんだ…」と思っていたら、違いました…(苦笑) この後の「そういうことだったかー!」というスカッとした気持ちは、複数回プレイした今でもよい思い出です。 ゴミぱん様のイラストの美しさにも惚れ惚れしますが、美麗なイラストを牽引する話の構成力とテンポ・文章そのものの表現力・細部までこだわられた演出が素晴らしく、最初から最後まで一気に読ませる魅力に溢れていて本当に素晴らしかったです。 一日の終わりなど区切りごとにセーブして「今日はここまでにしようかな」というタイミングはたくさんありましたが、本作に限ってはメニューはコンフィグしか使いませんでした。 彩さんと博士の二人の閉じられた世界で心と心が共鳴し合っていく様子がとても心地よかったです。 雨が一滴一滴と降り注いで凪いだ水面に波紋を作るように、博士の封殺されて壊れかけていた心に彩さんが波紋を作り出していく様はさながら命の慈雨のようでもありました。 彩さんが一人バス停で待つこととなり、いつか来ると信じて何年も何年も待ち続ける姿を思い浮かべて、タイトルのスチルを思い出して泣いてしまいました。 昼間だけではなく真っ暗な夜の闇の中でも、雨脚が強い日も弱い日も……「いつか博士は来てくださる」と信じて待ち続けるそれが愛でなくてなんというのかと、彼女の待ち人への想いを想像して泣きました。 きっと彩さんは一日だって一瞬だって「博士は来ないかもしれない」なんて思わなかっただろうなと、一人で色々と想像して涙が止まらない状態になりました。 そんな想いもあって、博士との再会と伝えたくても伝えられなかった言葉が交わされたときはせっかくの美麗スチルが涙で見えない、言葉も涙で見えないというとんでもない状態でプレイとなりました(涙腺が弱すぎる) その後も封じ屋のお仕事を託す時もずっと泣きっぱなしで、プレイ終了後はチキンからデメキンへと進化する有り様でした。 もう本当に感動しきり、情緒がついていかず脳みそが大きな感情に揺さぶられてエラーしっぱなし、涙出っぱなしのとても素晴らしい時間を過ごさせていただきました。 大変細やかなところですがすべてクリアした後で再度アプリを起動するとタイトル画面が選べる仕様、とても素敵でした。 美麗なムービーはOPもEDもたぶん10回ずつくらい見返したと思います。 最後に、このゲームを創り出し世に送り出してくださったdatchi様に心から「ありがとうございます」という気持ちを込めて。 本作に出会い、とても胸に響く素敵な時間を過ごせて、本当に幸せです。 @ネタバレ終了 とても素敵な作品をありがとうございました!
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彼女は彼女の糸を切る周りの目なんて気にしないで、誰かと自分を比較したりもしないで、自分の心の赴くままに生きていきたいと改めて思う物語でした。 @ネタバレ開始 小説にかなり近い文章でしたので、情景描写が細部まで緻密に描かれており、音楽と相まってするすると最後まで一気に読破できました。 他者からの「こういう感じだよね」「こうであったほうがいいよ」と判断される「らしさ」に合わせて生きることへの息苦しさと、それを打破して自分の本当の姿を偽ることなくそのまま生きることへの憧れ、そしてそう生きられたときの穏やかさと心の心境などのすべてが最後の収束まで丁寧に編み込むように書かれていて、素敵でした。 リアリティ溢れる細やかな描写に等身大の生きている人間らしさを感じ、物語と私との距離がグッと縮まりました。 作中の葵くんが音楽の感想に説教を返されたように、私も日本の学校にいた頃は「他の子のように書きなさい」とか「やり直しなさい」と言われていたので、自分の過去がありありと思い起こされて本作にはとても感情移入しながら読ませていただきました。 他の人に合わせなくてはならない空間から抜け出して互いの個を尊重する二人の物語は格別に心に沁みました。 @ネタバレ終了 「小説を読んでいたら、最後は映画館にいた」という稀有な気持ちになる融合型の見せ方も面白かったです。 タイトルの「糸を切る」という意味をプレイ前はどういう意味かな?と思いましたが、大変すばらしい回収の仕方でした。 素敵なゲームをありがとうございました!
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ゾンビィロックダウン! 感染封鎖の幻燈奇譚右を見ても左を見てもゾンビ、ゾンビ、ゾンビ!! あの子もその子もフレッシュミートな私を求めて猛ダッシュ!! そんなゾンビハザードで生き残るためには、仲間と力と知恵を尽くして明日をもぎ取るしかない! 主人公や仲間にゾンビハザードから生還する日は来るのか、ドキドキハラハラする物語でした。 @ネタバレ開始 ビジュアル的に葛葉さんが好きだったのですが「こんなやさしい子はきっとどこかで誰かを庇ってゾンビになってしまうんや…そして、きっと笑顔でお別れを言ってゾンビ化する前に自死したりするんや…守りたい、この笑顔」なんて言って警戒していたら、案の定でした(涙) 最後の介錯はありましたが、退場した時は寂しすぎて「なぜ市長じゃないんだー!! 市長から逝けよー!!」などと、マチェットを取り出してブンブン振り回しそうになりました。 そういう意味で、葛葉さん生存ルートに突入できるあの選択肢が出てきた時は「トゥ、トゥルーエンド!!」と浮足立ちましたが、トゥルーというよりはIFなのかな?とも思ったり。 主人公の能力に関しては「市長ブッ●す」方面の選択肢でもその力は発揮されていたので、このエンドで驚くことはなかったのですが、皆がどこまでもついて来てくれるのには驚きとともに皆がやさしすぎてウルっときました。 立ち絵のあるメインキャラクターとしては(市長以外は)どの子も皆好きでした。 どの子もこの非常事態の中、皆で助け合おうとしていて、アルカナさんもちょっとズレてはいるけれど隆宗さんとなら警戒に入ってくれたりするいい子でした。 貴那子さんが予言した数年後のイケメンのアルカナさんも見てみたかったです。 楓さんは一緒にいるエンドだと最後に「愛してる愛してる愛してる!」と全力の愛情を向けてくれるので、ああ楓沼に落ちてしまうなこれは!だめでござる!となりました。 貴那子さんは二人で仲良く生存エンドでしたが「独りにしないで、一緒にいて」と心を吐露する姿がいじらしく愛らしすぎて「どこにも行かないよ!!」と思わす抱きしめたくなりました。 取りこぼしがなければ全部のエンドを見たと思うのですが、隆宗さんと一緒の吸血鬼エンドが一番好きでした。 隆宗さんがとにかく強い、この人となら生き残れる!!(ただのゲスプレイヤーか) いえ、純粋に隆宗さんのビジュアルがストライク、無口で言葉足らずなのもストライク、しかしチョコレートこっそりくれたりするやさしさも完備でストライクと、ストライクすぎてゾンビハザードなことさえ忘れて画面の前でニコニコと楽しくプレイさせていただきました。 @ネタバレ終了 ゾンビものと言えば人々の助け合い・献身・仲違い・裏切り・脱落者と、世界の終わりに始まる恋愛と人間ゆえの美しさと醜さ全開ですが、本作は仲間たちとの絆が固く、読んでいてとても胸熱でした。 今からプレイされる方には是非、IFまで含めた全エンドを見てほしいです。 素敵な作品をありがとうございました!
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腐った果実 ‐Rotten Fruit-エンディングまで辿り着くと今まで見ていた世界のすべてがひっくり返る、大変面白い物語でした。切ない物語が大好物な人には是非にプレイしてほしい作品です。 読んでいる最中に「ん?」と感じたすべての違和感の答えが必ずもらえる上、「そういうことだったのか」と思わずにはいられない仕組みが秀逸でした。 あの言い回し、あの行動など、抱いた違和感や疑問がすべて氷解した時、見えている世界がガラリと変わりました。 @ネタバレ開始 物語としては救いのない切ない終わりでしたが、彼女が望んだとおりになったのも事実で、すべてが上手くいくだけがハッピーエンドではないと感じさせてくれる納得のエンドでした。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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ワイの名は。某映画を思い起こすタイトルだが、中身は別物。 第一声から名乗っていて面白かったですw 内容もエンディングも、そしてフルボイスも含めてカオスなのになんだか頭に残る作品でした……。
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ORANGE PEELタイトル画面の女の子、オレンジピールちゃんに魅かれプレイさせていただきました。 キャラデザイン・絵柄共に個性的で可愛らしく大変好みでしたが、何より世界観やキャラクターの設定が大変しっかりしており、とても読み応えのある内容でした。 初めはキャラ同士の掛け合いに笑ったりほのぼのしたりしていましたが、後半に進むにつれて段々とシリアスになってゆき、一部始終ノンストップで夢中で読み切ってしまいました。クリア後に解放される外伝も必見です。 読み終わった後はキャラクター一人一人がとても愛おしく感じました。特に好きなキャラはコーヒーアイス、キャラメルムース、グレナです。 (キャラクターの名前が皆美味しそうでしたが、ちょうどプレイ中にシナモンシュガードーナツを食べていたのはここだけの話w) 素敵なゲームをありがとうございました!
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星追いリフレイン以前よりイラストが大変かわいらしく気になっていたゲームでした。 立ち絵も動きが豊富で途中に入るミニキャラの絵も楽しませてもらいました。 記憶をなくしている少女を人間付き合いの不器用な主人公や同じく不器用な転校生と協力しながら正体を見つけるお話…なんて最初は思っていました。 途中からどういうこと?どういうこと?真相は!!!という逸る思いでストーリーを読み進めていました。 @ネタバレ開始 1周目では心に残るしこりのようなものが…2周目のトゥルーエンドでは大団円で拍手でした!最後のイラストがとても良い! 伊那ちゃんがまさか実在の人物ですでに主人公と出会ったことがあったとは驚きでした。主人公が生み出した想像の人物だとばかり思っていましたが、それにしては設定が凝っていたなと今更思い出します。 最後のイラストを見たときは胸がいっぱいでした。 @ネタバレ終了 とても素敵なお話をありがとうございました!
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てを。プレイさせて頂きました。 数分で終わってしまうストーリーなんですが、なんとも中身の詰まっている作品です(T_T) @ネタバレ開始 1番思ったことは、この女性のように、優しい人間になりたいと思いました。 尊い命が救われました。良かった♪ @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
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モモタロウさん、モモタロウさん童話、桃太郎のその後を描いた作品! 確かにあり得るシーンがたくさんありました。 @ネタバレ開始 本当に鬼は悪い奴だったのだろうか?とか(/ω\) 私は、END2の雲隠れENDが良かったかな(*'▽') @ネタバレ終了 意外な桃太郎の素性が知ることが出来て、光栄です♪ 楽しい時間をありがとうございました!
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エソラノコトアップデート後再度遊びに来ました。 追加されたムービのエモさがエグくて2度見て、 再度プレイしてスチルを回収しつつ、エンディングで2度。 追加で2度みて、もはや中毒です。(多分また見に来ます。) @ネタバレ開始 作中では、常に逆光のエソラちゃんを明るく描いてあげたい・・・ と思い、エソラちゃんに光を当てたファンアートを描きました。 イメージと違い、作品に差し支えるようでしたら このコメントごと消して下さい・・・。 @ネタバレ終了 追加のスチルも、すんごい素敵なタイミングのもの ばかりで、エモさ倍増してました。 再出現失礼いたしました!
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糖分アイスフロートかわいらしいイラストと糖分アイスフロートという名前からは想像できないストーリーを楽しませてもらいました!! @ネタバレ開始 主人公は、ドリンクの上のアイスのようですね。溶けないまま、浮かび続けることを望んでいる。けれどもアイスはいつか溶けて、ドリンクごと飲んでしまわなければならない。三人の出来事の期間の短さも、まさにフロートを飲んでいるときみたいでした。 エンド1の名前にぐっと来ました。Ilove you を知る、とはこういう意味だったのかと。 ソーダちゃんの言葉は本当に刺さるものがあります。 独りよがりの愛は、愛とも、博愛とも呼ばない。愛は特別なものではなく、ただ、そこにある。主人公の成長も、少し苦さを感じてよかったです。 あと、個人的に香深ちゃんのミステリーが好きな理由が結構好きです。一瞬、ヒンヤリしましたが。@ネタバレ終了 面白い作品をありがとうございました!
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ひまわりの泪 -You Are a Part of Me.-本作品のサイドストーリーである『リリスの泪』を先日プレイしまして、メインであるこちらのお話もとても気になっていました。 恋愛、ホラー、ミステリ、ダークファンタジー……様々なジャンルが含まれたストーリーをじっくりと楽しむことができました! 双子やリラさんたちをはじめとしたキャラクターたちは皆魅力的で、会話や動きなどもいきいきとしていました。 やわらかであたたかく、きれいな色使いのグラフィックもとても素敵です。 立ち絵の差分やスチルが豊富に使われていて、没入感を高めてくれました。 @ネタバレ開始 実はいきなり序盤で泣いてしまいました。 アキラくんが子どもたちにいじめられている虫を助けようとして、かなわなかったシーン。 彼がひまわりの丘に虫を連れて行こうとするところです。 彼の優しさが伝わってきて、とても切なくなってしまい……。 アキラくんは内気で引っ込み思案に見えますが、 いざという時には一本芯の通った行動や発言ができて とても素敵な男の子だと思います。 ヒカリちゃんははきはきしていて勇敢ですね。 アキラくんにかなり容赦ないことも言いますけど、 とても兄想いなところも伝わってきて、いい子だなって思いました。 そしてふたりともとてもかわいくて優しい。 エマちゃんの気持ち、わかるような気がしました。 最初はまだ幼さの残る恋を応援する気分で読んでいました。 デートのおぜん立てしてくれるヒカリちゃんグッジョブ!とか。 浴衣デートなんて最高かよ!!!とか。 リラさんのほうが年上だからかアキラくんを少しからかったりもして、そんなところにもドキドキしてしまいました。 甘酸っぱい!!! しかしその一方、イタリアで起きた出来事が的居町にも波紋を広げ、不審者が現れるという噂がひろがっていく。 じわじわと恐怖が実感をともなって接近してくる……。 この距離の詰めかたが実にいい塩梅で、続きがどんどん気になっていきました。 脇を固めるキャラクターも皆個性的で、 同じクラブの女の子たちやキリリン、先生たち……。 彼女たちのことを知れば知るほど好きになっていきました。 とくにキリリンは一見飄々としているのに重い過去を背負って生きていて、物語の奥深さを実感しました。 彼女が主役の物語もぜひ読んでみたいです。 不審者=吸血鬼がすぐ身近に存在しているとわかった時は、 双子たちの行動をはらはらしながら見守っていました。 そして誰が吸血鬼なのかも推理しながら読みましたが、お願いだから彼女ではありませんように、と願っていた人だったので衝撃が強かったです。 クライマックスの壮絶な戦いでは、絶望の中でもあきらめない双子のリラさんへの想いと、リラさんの双子への愛情が伝わってきて、お願いだからみんな無事でいてほしい、平和を取り戻してほしいと祈りながら読んでいました。 リラさんをかばうアキラくんのスチル、最高にかっこよかったです。 男前で立派だよアキラくん……! 全ENDを見ましたが、ノーマル、トゥルーどちらのENDも大変衝撃的でした。 まさかこのようなことになるなんて。 とくにトゥルーエンドでは、リリスの泪のお話を思い出しました。 たしかに、これは天使たちにとって真実の道なのでしょうね……。 EXTRAでもまた意外な真実が語られ、物語の深遠さを感じました。 続きがとても気になります。 続編をお待ちいたしております……! @ネタバレ終了 素敵な物語をありがとうございました!
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ひなちゃんのおつかい!無事にお使いできました! EDを全部回収しましたが、この家庭には何かあるようです。 ひなちゃん可愛い。
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月不見月の彼女これからも頑張ってください! 応援しております!
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雨夜の山荘で君は惑う古の某有名サウンドノベルゲームを彷彿とさせるお話でどんどん引き込まれました。主人公以外は姿が見えてるので、物語に没頭しやすかったです。演出もよかったですね!衝撃的なシーンでは、私はグロいのは好きなのでもっとよく見たいと思いましたが、苦手な方のために画面が暗くなるので大丈夫だと思います。それでもとあるシーンでは恐ろしかったです。 ストーリーもキャラクターが生きていてトリックなども大満足でした。ミステリー好きなので何となく犯人はわかったのですが、それでも迷いました。 @ネタバレ開始 エンド数も多く、どれも楽しませていただきました。定番の夜中に一人で行動しちゃダメー!なやつ、音のトリックなど見所満載でした。 特に犯人がわかり、クライマックスの格闘シーンは描写も熱く盛り上がりました!いいですね~みんなで協力する感じが大好きです。 @ネタバレ終了 本格ミステリーでとても楽しかったです!面白いゲームをありがとうございました。
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七文字しりとり学園物語私立 七文字しりとり学園」を舞台に、「七文字しりとり」で戦いながらスクールカーストの底辺からのし上がっていく「七文字しりとりRPG」でした。 こちらのゲームは、「2010年に京都大学のサークルとして設立され、現在では日本全国で活動」している実在の「全日本七文字しりとりの会」が制作されたゲームだそうで、いやはや七文字しりとりの会なるものがあるとは露知らず驚きました。そもそもしりとり自体ずいぶん久々だな、でも昔は縛りプレイ(食べ物の名前のみ、芸能人の名前のみ等)とかもしてたし案外いけるのでは?なんて呑気な気持ち始めたのですが、七文字しりとり半端ねぇ…!!絶妙に難しかったです。 @ネタバレ開始 「る」攻めがきくのは知っていましたが、「ず」と「ぬ」は盲点でした。「ず」は難しいながらも何個か見つかりましたが、本当に「ぬ」で始まる七文字って全然ないんですね。ぬんちゃくは5文字だし、ぬらりひょんは6文字だし、ぬすっとたけだけしいは10文字(そもそも単語じゃないか?)だし…精一杯考えてみましたが七文字は見つからず、購買おじさんの偉大さを思い知ることとなりました。 と思っていたのもつかの間、最後の会長とのバトルでは「ぬ」攻めされ、ええ~一個しか持ってないよ!と本当にどうなることかと思いました…汗。が、そこでルックアラウンドが炸裂。いやほんとにルックアラウンド法、神!満身創痍ながらも、無事会長に就任できた時は\(^o^)/でした!笑。 @ネタバレ終了 七文字しりとり自体は難しいですが、ゲームとしては初心者でも楽しめるよう手ほどきもありますし、何より単語を自分で入力する必要がないのがありがたかったです。ただこの七文字単語を集める探索も何気に難しく、結構なクリックゲーでもありました。更に、探索の最中には謎解きもあったりするので、全体を通してなかなかに頭を使うゲームだとも思います。これはいい脳トレになるのではないでしょうか。 また、しりとり戦の面白さだけでなくストーリーにも友情を感じる展開や勧善懲悪の教訓があったりと、コメディに走りすぎず一本筋の通ったお話だったのが良いなと思いました。 頭脳で戦うという新しいタイプのRPG、とても面白かったです。今まで何気なくやっていた「しりとり」ですが、こんなに楽しいとは…。しりとりの真の面白味に気付けた気がします。それにこの戦いを経てしりとりのスキルがレベルアップした気がするので、学んだルックアラウンド法や芋づる法を駆使したしりとり戦法をぜひ実践でもお見舞いしたいと思いました。イーヒッヒッヒ! 楽しい作品をありがとうございました!
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はじめましてボクのカノジョ短時間で濃厚。分岐で全く異なる結末に抱かされる様々な感情。胸が痛かったり感動したりと、いろんな方向にもの凄かったです! そしてカノジョがめちゃくちゃ可愛い……! 素晴らしい作品をありがとうございました!
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Propp’s prop professionalカオスモードでなくても、十分にカオスな文章制作が楽しめます。 ランダムを押した時の遊び心のある候補達ときたら……! 何とか辻褄合わせたものを作ろうと自作品の設定を投入しましたが、全然「めでたしめでたし」と合ってない出来に……。 とりあえずさらしておきました。 自分に足りない遊び心を教えてくれるゲームだと思います。 めでたしめでたし。