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ティラノゲームフェス2019参加作品

3302 のレビュー
  • ミルとメル
    ミルとメル
    かわいいー!! ペットたちが人間の姿になってしまうという、お約束と言えばお約束のモノですが、声も合っているしとにかくかわいくて!! こんな特別な一日、私も過ごしてみたいですねー!
  • マンホールぴょんぴょん
    マンホールぴょんぴょん
    確かにそんな都市伝説もありましたね、見かけると自分もぴょんぴょんしたくなっちゃうのかなあ。 残念ながらクリアには至りませんでしたが、私もぴょんぴょんしたくなってきました。ぴょんぴょん。
  • リトルブルー・フォレルスケット
    リトルブルー・フォレルスケット
    シスコンの兄との日常の一場面を描いた作品。10分ほどで読了できました。おっしゃる通り、ほのぼのとした作品でした。大学生と高校生という年齢のふたりを描いたところが本作の魅力を高めていたと思います。高校生になったむーちゃんは、自分の力で歩けるようになってきている。兄の力を借りなくても大丈夫になってきた。でも、兄も妹も、昔からのあり方を大事にしたいとも思っている。そのことが、会話の端々から感じられました。イラストも柔らかいタッチで、本作品に良く合っていたと思います。小さい頃のお兄ちゃん、かわいいですね。こんな兄なら、ブラコンになっても仕方がない(笑) あとは、タイトルが素晴らしいと思いました。不勉強で「フォレルスケット」という単語を知らなかったのですが、これ翻訳できない言葉なんですね。「語れないほど幸福な恋におちている」といった意味だと知って、これに「little blue」という言葉を合わせるセンスの良さに感動しました。短編ではありますが、心に残る物語でした。
  • 水面に映るシェイクスピア
    水面に映るシェイクスピア
    淡水魚、マスジロウの命をかけた冒険の物語。プレイ時間は15分ほど。true endを読了致しました。シュールな笑いを誘われるのですが、一方で展開は妙に熱い。出生の秘密が判明するあたりは、親父もマスジロウも格好良かったです。ラストは、笑っていいのか感動していいのか分からないような、不思議な感覚に陥りました(笑) 余談ですが、ニジマスとサーモンの交配って本当にあるみたいですね。勉強にもなりました。
  • Giggle。ひそひそ
    Giggle。ひそひそ
    ホラーのお話が4つ収録された作品。全部で15分ほどでした。驚かす系の演出はありませんでしたが、結構怖かったです。特に3番目のお話は、夢に出てきそう……(笑) また、お話としては2番目が好きです。理解できてからゾワッとくる怖さ。もちろん怖かったんですけど、面白さも感じました。声優さんの声も良かったです。
  • 臨界天のアズラーイール
    臨界天のアズラーイール
    「臨界天のアズラーイール」   久しぶりに泣いてしまった。心がすっかり洗われるゲームだった。
  • IQ180でパティシエールですが!?
    IQ180でパティシエールですが!?
    ホームズ原作は未読なのですが、先日別件でちょうど件の事件について概要を確認していた為に、財団が出てきた時点で元ネタについては察したので、あれをどんな風にアレンジして、どんな風に物語を結ぶのだろうか、という方に焦点で置いてプレイさせていただきました。 国齢(この単語でぐぐっても中々調べたい事項にはヒットしなかったので何て語句で検索かけるのがいいのかなと思いながら)のくだりに関しては全く知らず……というより意識したことがなかったので、そうなのか、とびっくりでした。 さすがは「レディ・ダ・ビンチ」と言わんばかりの頭脳の回転そして気遣い……! 佐藤くんに対しては絶妙に発揮されてないようなそれに気の置けないバディ感があって良きでした。 伝統ある味噌屋という舞台とも絡めての物語の締めも綺麗で良かったです。歴史、大事。
  • 瞼の裏、いつかの通過点
    瞼の裏、いつかの通過点
    とても素敵なテーマの作品だなあと思いました。 そのテーマの全容を掴めるのが割と終盤で、そこまでは状況すら曖昧なままに流され流される形で進んで行くので(主人公自身も現状を把握できていないので決してプレイヤーのみが置き去りという訳ではないのですが)どことなく物語への入りにくさがあったのですが、そのぶん、それらの正体について理解ができた時にはスッキリしました。 説明不足の眼鏡の人、あの背景に立った瞬間に「あっ」てなりました(笑)。その場所に立たれて初めてデザインの「らしさ」に気付く……! ゲームタイトルも、なるほどそういう意味だったんだなあ、と最後に線になって繋がるような美しさがあって素敵です。 プレイ後、はたして自分の場合は何だろう、とゆったり思い出に思考を沈めたくなる物語でした。
  • Giggle。ひそひそ
    Giggle。ひそひそ
    いろんなタイプの「怖い」作品が収められた、フルボイスのホラー掌編集。おまけの話も含めて20分程度で完走しました。おまけの部分は”イヤホン(もしくはヘッドホン)推奨”です。 その後の展開を想像するだけでゾッとする話、ストレートに恐怖を感じる話など、短いながらも多様な怖さを感じることができました。声も演技も全て素晴らしかったです。 個人的には「私は彼女の、彼女は私の背中を押した」が好きです。とあるメジャーな怪談をちょっと逆手に取った導入で、すぐ物語に入り込めましたし、オチもいろんな考察ができてしまいそうな余韻がありました。短い時間で終わりますので、未プレイの方はぜひやってみてはいかがでしょうか。最後にもう一度だけ言ってしまいますが、おまけの部分は”イヤホン(もしくはヘッドホン)推奨”です。
  • かくしてボクら兄妹は
    かくしてボクら兄妹は
    タイトルに惹かれてやってきました。 まず説明文を笑いながらプレイを開始。コミカルな妹の姿を見ながら、隠す物になんとなく違和感を覚えつつプレイを終え、なるほどそういうことだったんだなと最後は驚かされました。【リオン】
  • 葉鳴
    葉鳴
    情緒深い作品。 人が葉を語っているのですが、葉の自身の語りの様にも思えてきます。 それはきっと葉への同調があるのでしょうね。こうなりたいのか、こうありたくないからなのかはわかりませんが。
  • 荒野の復讐者
    荒野の復讐者
    エンディングはトゥルーとバッド(死亡)を見ました。 タイトルからしてアニメーションする、3Dで魅せる背景が見事!! ただしちょっと背景がハードボイルドすぎるというか、モブキャラが絵柄違っとるがなっていうのが気になったポイントです。 二回目のガンアクションでどこを狙えばいいのかわからずにゲームオーバーを迎えたので、そのあたりヒントが欲しかったかもしれません(額の真ん中を貫いてやる!とかセリフを入れるとか) 比較的短めの作品ですが、意外な犯人や、リンゴの飄々とした性格など、楽しい見どころの多い作品でした。
  • Storm Arts
    Storm Arts
    これは本当に素晴らしい作品でした。 説明を読んで、一見「ファンタジーなギャルゲーなのかな」と思ったらとんでもなく…! いえ、設定も独自の設定でして、普通にファンタジーなギャルゲーだと思っても楽しめます。 ただし、キャラクター各々のエンドを見て、そしてシークレットシナリオまでたどり着いて、その各々のシナリオまで含め収束していくストーリーの構成はまさに圧巻。 伏線が見事に回収されていく様は、実に見事としか言いようがなく、舌を巻きました…。 お気に入りは麗華先生だったんですが、まぁ彼女に対しては多くは語らずに。独特の口調大好きでしたww
  • 昨日の晩ご飯も覚えている
    昨日の晩ご飯も覚えている
    記憶が一日しか持たない少女が施設内でお姉さんと出会い、お話をする物語です。 「眠ると昨日までの記憶を忘れてしまう」というアイデンティティに深くかかわる症状を持っているにもかかわらず、 事態を悲観せずに「今日」を穏やかに生きようとする彼女たちには感心してしまいました。 そんな彼女たちが思う「自分のためだけに今日を生きる」という信念は説得力がありました。 記憶があろうがなかろうが「今日」は今日しかありませんから、それは私たちも持つべき考えなのかもしれません。 ハッピーエンドでは2人が再会できて、祀ちゃんが「覚えていてくれて」良かったと思いました。 素敵なゲームをありがとうございました!
  • ビデオレター
    ビデオレター
    亡き母のビデオレターを父と娘でみるという物語。10分ほどで読了できました。登場人物がいずれも素敵で、とても良い家族だと思いました。個人的には、特にお母さんが好きでした。 感動的なお話ですが、ラストで過剰に演出せず、静かに幕を引いたところも好みです。読後感が非常に良いお話でした。
  • 私と兄
    私と兄
    なんだか純文学にありそうな、シンプルかつ深みがあっていろいろ妄想させるこのタイトル…。素敵…。掴みはバッチリです! いや、掴みどころか最後までバッチリです!!!(ガッツポーズ) 気になる内容は、【引き籠っていた「私」が、学校へ行くために「兄」を説得する話。】 …ん?逆じゃなくて? 引き籠りの妹を兄が説得して学校に行かせるんじゃなくて、妹が学校に行くために兄を説得するの…!? えっ…!? と考えた次の瞬間には無我夢中でプレイボタンをクリックしてしまいました。 『ーーほんと、死んでほしい。』 一文目からこれですよ。引き込まれないわけがなかろう…。 なんか自分に言われたようで、初っ端から心に刺さりました。 読み進めるとそれは妹さんの幻聴(とはいえ実際に言われた言葉がリフレインしているのかな?と自分は思った)だったわけです。 もうこれだけで妹さんがどれだけ辛くてしんどかったかが窺いしれるのですよ…。プレイヤーも辛くなる…。 でも、妹さんは外の世界へ出ようとするわけです。 強い!なぜ…!?と思っていると、その理由である兄さん、タイトルにもある兄さんが現れました。 あっ好きです(0.1秒) 語りだしたら兄さんのビジュアルだけで脇道に逸れまくりそうなんで自我を抑えますが、なんとその兄さんが「行かなくていい。勉強なら俺が教えるし、家にいれば平和だ(要約)」と甘やかしてくれるのです!! 私が主人公だったらそこで物語終わってた。 (この辺から割とネタバレ) しかしこの物語の主人公の妹さんは、そんなことで揺るがない。 固い決意。 「それでも行く」と。 妹が固ければその兄もまた固い。 兄さんはまだ引き止めます。 そして「どうしてそこまで?」と妹さんに質問するのですが、その時の答えとなる選択肢がどちらも立派で、その後の発言も本当立派なんです…。 ここまでのことを言えば、兄さんも感銘を受けて折れるだろうよ。 …甘かったぜ。 ここで折れる兄さんじゃなかった。ブレねぇ。 というかここまでくると束縛がすごくて、「え?まさかのヤンデレ兄オチ?それも大好物だけど…(ニッコリ)」なんてドキドキハラハラしつつ読んでいくと、またも選択肢が現れます。 えっ…選べない…。どっちも良い…。(ブラコン) ですがありがたいことにゲームですので、片方選んでももう片方の反応も見れるわけです。どちらか選びます。 するとまた選択肢が。 …それを選ぶとついに、兄さんは微笑んで妹さんを送り出… えっ!? なんか今やばい発言したよ!!兄さんが!! えっ!?(動揺) ……しかしその後何やかんや叱咤激励の末、兄さんは言った。 「行ってらっしゃい」と。 思わず涙腺ゆるみました。 そして妹さんは、学校へ行く。 道中いろいろな意味でドキドキしつつも、読了後は心がすっと晴れやかになれて、妹さんと兄さん二人ともの未来を応援したくなる気持ちになりました。 BGMのピアノも穏やかかつ静謐に流れていて心地よくプレイできました。 わずか五分程度の物語でありながら、とても爽やかな気分です。 結局最初から最後まで語りつくしてしまいここまでの長文に思わずなってしまいましたが…それぐらい良かったのです。 もし読んで頂けて、制作の原動力になれたなら幸せです…。 次回作も楽しみにしています!!
  • みちのく怪奇譚 1話
    みちのく怪奇譚 1話
    もうタイトル画面の段階でホラー感ひしひしと漂ってますよね。 「おっおれ全然びびってねーし!」と虚勢でマウントをとりたがる小学生男子のように、私は【はじめから】を押した…。 始まってみると肝試しではしゃぐリア充の会話が。 でも私は「爆発しろ」と思いませんでした だってすでに不穏すぎる空気プンプンしてるもん…これ絶対何か起こるやん…。 とか思いつつ読んでいると会話が終了。「あれ?」とか思っていると。 フェードアウト… 黒画面… ……… 『第一話 箱』 わーー!!!!(顔面蒼白) おうち帰りたい……。 この辺の演出がまず本当に神がかってぞわってなりました…。 しかもなんですか箱って……。この状況で…怖いよ…どんな箱だよ…きっとろくな箱じゃねぇよ……。 でもはじめてしまったからには後に引き返せない。だいいち箱が何なのか明かさないと気が済まない。びびっちゃいるけど! そんな感じで必死に画面を見つめていました。 ……お、教室がでてきたぞ? と思っていると真の主人公、ヨシタネ登場。 最初のリア充が主人公かなと考えていたので、ヨシタネはいろいろと共感出来て安心しました。(小声) 続いて少年漫画とかでいそうな悪友ポジも登場。 それでコミカルな会話劇を繰り広げてる。 そう、このゲーム文が全然堅苦しくなくて、分かりやすくてすごくサクサク楽しく読めたんです! 文が理解できないと「無理だ…合わない」って断念して去ってしまう人もいると思うので(私がそう)、その点はとても大事だしとても良かったと思います。 テンポよく続きを読んでいきますと、案の定リア充二人が行方不明&精神崩壊。だと思ったよ。 そしてキーパーソン臭が半端ない妖しくも怪しい女性、ハルノさんがついにお出まし! 個人的にこういうキャラ大好きです!! それでハルノさんから、例のアレを受け取るわけですが……。 これ以上はネタバレになりそうなので、かなりぼかして言っていきます。 未プレイの皆さんにはぜひ初見の衝撃を体験してほしいです! その、物語の山場の時のですね、緊迫感がまた凄かった…。 『アレ』の描写も絵があるわけじゃないのに文章だけでおどろおどろしくて、気持ち悪くて…。 あっでもホラー苦手な私でもなんとか大丈夫だったので、いい塩梅で描写されていると思います! 事件解決後の読了感も大変良かったです。 爽やかでありつつ、これからもまだまだ新たな事件と出会う予感…。 ハルノさんの正体は…?など、この先に物凄くわくわくしました! 二話目も公開されているので、絶対プレイします! それ以降もです! みちのく怪奇譚の終わりを見届けないわけにはいかない…!! 長文になりましたが、もしここまで読んで頂けて、制作のやる気に繋がればこの上ないです。 今後も応援しています!!
  • 超朝が弱い僕を起こしてください
    超朝が弱い僕を起こしてください
    ゲーム概要からは全く予想していなかった序章に、もしかして別のゲームのシナリオとでも混ざったかな? とうっかり思い掛けました(そんなことはまず起こらない)。が物語を解放して行くとな~るほど。 一話一話は決して長くはなく、さくっとプレイできますが、なにせ人数が多い為とてもボリューミイに感じられました。自分は割と一気にプレイしましたが、毎日1~2話くらいのペースで少しずつ読み進めていくのが最も楽しめそうな感じがしますね。それこそ時間のある朝などに。 お知らせ画面的なデザインをメニュー画面として配置しているのが面白いなあと思いました。ソシャゲ感! それにしても、これだけの人数と同じシチュエーションでキャラごとの差異を出していくのは本当に大変だったんじゃないかなあ……。としみじみ。 個人的には咲来ちゃんが推しです。一部、実際のボイスとテキストの差異や、同じボイスが繰り返されることによるズレなどが少し気になりましたが、こちらは現在修正中の模様かな……?
  • 水面に映るシェイクスピア
    水面に映るシェイクスピア
    あらすじの概要と演劇脚本という説明文を見た瞬間、どんな舞台なんだ……? と思わず想像を巡らせてしまいました。 いざ始めてみると、あっ言い回しが舞台っぽい! ぽい! となったのですが、それでもインパクトは強い……! 非バッドエンドルート、オヤジ、なんて姿に……。うっかり笑ってしまいました。 本魚達は至って真面目なだけにシュールな笑いが秀逸です。自然界は厳しい。
  • かくしてボクら兄妹は
    かくしてボクら兄妹は
    長い間病気で眠っていた妹がついに目覚めたが、主人公のお兄ちゃんの記憶をすっかり失っていた。妹に家を追い出されないよう、家の中にある”まずいモノ”を隠していく探索型ゲーム。全5ステージ。おまけを含めて30分程度で完走しました。 難易度は高くなく、ゲームオーバーになってしまっても直前の探索に戻れる親切な設計をしているので、気軽にプレイできると思います。また、立ち絵と背景がとてもマッチしており、一貫してポップで可愛らしい世界観になっていますので、最後まで楽しい気分で探索することができました。 また、ストーリーもおまけの部分で大変驚きましたが、それと同時に主人公の妹に対する愛情の大きさを感じました。本編のコミカルな会話を読んでいると、お兄ちゃんは少し変態なのかな、なんて思いましたが、おまけの部分で「お兄ちゃん、すごいよ⋯⋯」と考えが大きく変わりました。探索で見つけたアイテムも伏線になっていたんですね⋯⋯。この演出は秀逸でした。 気軽に楽しめる探索ゲームなので、未プレイの方はぜひ隠蔽を試みてはいかがでしょうか。