ティラノゲームフェス2019参加作品
3291 のレビュー-
一触即デス!ZOMBIEGIRLゾンビになってしまった彼女との初デート!! ええい街がゾンビだらけだけど構うものか!とディ〇ニーランドに行こうとしたり、彼女と逃げて二人きりだからと押し倒そうとして逆に彼女に襲われたり、バカっぽい展開続きで好きです!! でもエンディングは…す、救いはないんですかー!!! 面白い作品でした。
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人ひとりを救うチカラなんとも残酷な選択肢を突き付けてくるゲームです。 4人の幼女や成人男性、女子高生、老人のなかから、助ける相手を選ぶだけの内容で、それによりまたも残酷な結果が待っています。 良かれと思ってしたことが嫌な結末を招く、形容しがたい苦しさを持った作品でした。 ゲーム5週目で、勝手に「選ばない」を選択したような動作になったあとにclickを受け付けなくなって止まってしまいました。 謎が解けそうだったのに残念です…
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RiLCo 4月に君は嘘との日スマホくんイケメンすぎ… 音声認識機能に対して喋ったちょっとした嘘から、スマホが人間になっちゃった…というお話ですが、主人公のわだかまりが綺麗に溶けていく過程が丁寧に描かれていました。 でもスマホくんイケメンすぎ…行動もイケメンなのですが、こんな粗暴な主人公のスマホだから逆に繊細なイケメンスマホになったのかもですねw
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雨の天秤 God and Close associateしんとした空間で、神様と側近が遊ぶだけのお話。 とても神秘的で美しいゲームでした。 二人も本来のお仕事があるのでしょうが、それを忘れて楽しそうにしているような感じで… とても優しいゲームに感じました。
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St.ChocolateDayキャラクターも可愛く素敵なゲーム! …だったんですが、バッドエンドに行きやすく、またトゥルーもどうしてもいけなかったりして、かなりキツかったです…!! 鬱っぽいゲームも結構遊びますがこれはけっこうクるものがあるなーとw トゥルーの条件などもわかりづらい(選択肢で好感度上昇?などがあるにしてもメッセージがわかりづらい)ので、ちょっと遊びづらいのが本音でした。 最初に選んだのがホワイトチョコレートだったのもあり、ゆきみちゃんがすきです。ふわふわ~
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ミルとメルかわいいー!! ペットたちが人間の姿になってしまうという、お約束と言えばお約束のモノですが、声も合っているしとにかくかわいくて!! こんな特別な一日、私も過ごしてみたいですねー!
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マンホールぴょんぴょん確かにそんな都市伝説もありましたね、見かけると自分もぴょんぴょんしたくなっちゃうのかなあ。 残念ながらクリアには至りませんでしたが、私もぴょんぴょんしたくなってきました。ぴょんぴょん。
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リトルブルー・フォレルスケットシスコンの兄との日常の一場面を描いた作品。10分ほどで読了できました。おっしゃる通り、ほのぼのとした作品でした。大学生と高校生という年齢のふたりを描いたところが本作の魅力を高めていたと思います。高校生になったむーちゃんは、自分の力で歩けるようになってきている。兄の力を借りなくても大丈夫になってきた。でも、兄も妹も、昔からのあり方を大事にしたいとも思っている。そのことが、会話の端々から感じられました。イラストも柔らかいタッチで、本作品に良く合っていたと思います。小さい頃のお兄ちゃん、かわいいですね。こんな兄なら、ブラコンになっても仕方がない(笑) あとは、タイトルが素晴らしいと思いました。不勉強で「フォレルスケット」という単語を知らなかったのですが、これ翻訳できない言葉なんですね。「語れないほど幸福な恋におちている」といった意味だと知って、これに「little blue」という言葉を合わせるセンスの良さに感動しました。短編ではありますが、心に残る物語でした。
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水面に映るシェイクスピア淡水魚、マスジロウの命をかけた冒険の物語。プレイ時間は15分ほど。true endを読了致しました。シュールな笑いを誘われるのですが、一方で展開は妙に熱い。出生の秘密が判明するあたりは、親父もマスジロウも格好良かったです。ラストは、笑っていいのか感動していいのか分からないような、不思議な感覚に陥りました(笑) 余談ですが、ニジマスとサーモンの交配って本当にあるみたいですね。勉強にもなりました。
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Giggle。ひそひそホラーのお話が4つ収録された作品。全部で15分ほどでした。驚かす系の演出はありませんでしたが、結構怖かったです。特に3番目のお話は、夢に出てきそう……(笑) また、お話としては2番目が好きです。理解できてからゾワッとくる怖さ。もちろん怖かったんですけど、面白さも感じました。声優さんの声も良かったです。
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臨界天のアズラーイール「臨界天のアズラーイール」 久しぶりに泣いてしまった。心がすっかり洗われるゲームだった。
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IQ180でパティシエールですが!?ホームズ原作は未読なのですが、先日別件でちょうど件の事件について概要を確認していた為に、財団が出てきた時点で元ネタについては察したので、あれをどんな風にアレンジして、どんな風に物語を結ぶのだろうか、という方に焦点で置いてプレイさせていただきました。 国齢(この単語でぐぐっても中々調べたい事項にはヒットしなかったので何て語句で検索かけるのがいいのかなと思いながら)のくだりに関しては全く知らず……というより意識したことがなかったので、そうなのか、とびっくりでした。 さすがは「レディ・ダ・ビンチ」と言わんばかりの頭脳の回転そして気遣い……! 佐藤くんに対しては絶妙に発揮されてないようなそれに気の置けないバディ感があって良きでした。 伝統ある味噌屋という舞台とも絡めての物語の締めも綺麗で良かったです。歴史、大事。
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瞼の裏、いつかの通過点とても素敵なテーマの作品だなあと思いました。 そのテーマの全容を掴めるのが割と終盤で、そこまでは状況すら曖昧なままに流され流される形で進んで行くので(主人公自身も現状を把握できていないので決してプレイヤーのみが置き去りという訳ではないのですが)どことなく物語への入りにくさがあったのですが、そのぶん、それらの正体について理解ができた時にはスッキリしました。 説明不足の眼鏡の人、あの背景に立った瞬間に「あっ」てなりました(笑)。その場所に立たれて初めてデザインの「らしさ」に気付く……! ゲームタイトルも、なるほどそういう意味だったんだなあ、と最後に線になって繋がるような美しさがあって素敵です。 プレイ後、はたして自分の場合は何だろう、とゆったり思い出に思考を沈めたくなる物語でした。
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Giggle。ひそひそいろんなタイプの「怖い」作品が収められた、フルボイスのホラー掌編集。おまけの話も含めて20分程度で完走しました。おまけの部分は”イヤホン(もしくはヘッドホン)推奨”です。 その後の展開を想像するだけでゾッとする話、ストレートに恐怖を感じる話など、短いながらも多様な怖さを感じることができました。声も演技も全て素晴らしかったです。 個人的には「私は彼女の、彼女は私の背中を押した」が好きです。とあるメジャーな怪談をちょっと逆手に取った導入で、すぐ物語に入り込めましたし、オチもいろんな考察ができてしまいそうな余韻がありました。短い時間で終わりますので、未プレイの方はぜひやってみてはいかがでしょうか。最後にもう一度だけ言ってしまいますが、おまけの部分は”イヤホン(もしくはヘッドホン)推奨”です。
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かくしてボクら兄妹はタイトルに惹かれてやってきました。 まず説明文を笑いながらプレイを開始。コミカルな妹の姿を見ながら、隠す物になんとなく違和感を覚えつつプレイを終え、なるほどそういうことだったんだなと最後は驚かされました。【リオン】
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葉鳴情緒深い作品。 人が葉を語っているのですが、葉の自身の語りの様にも思えてきます。 それはきっと葉への同調があるのでしょうね。こうなりたいのか、こうありたくないからなのかはわかりませんが。
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荒野の復讐者エンディングはトゥルーとバッド(死亡)を見ました。 タイトルからしてアニメーションする、3Dで魅せる背景が見事!! ただしちょっと背景がハードボイルドすぎるというか、モブキャラが絵柄違っとるがなっていうのが気になったポイントです。 二回目のガンアクションでどこを狙えばいいのかわからずにゲームオーバーを迎えたので、そのあたりヒントが欲しかったかもしれません(額の真ん中を貫いてやる!とかセリフを入れるとか) 比較的短めの作品ですが、意外な犯人や、リンゴの飄々とした性格など、楽しい見どころの多い作品でした。
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Storm Artsこれは本当に素晴らしい作品でした。 説明を読んで、一見「ファンタジーなギャルゲーなのかな」と思ったらとんでもなく…! いえ、設定も独自の設定でして、普通にファンタジーなギャルゲーだと思っても楽しめます。 ただし、キャラクター各々のエンドを見て、そしてシークレットシナリオまでたどり着いて、その各々のシナリオまで含め収束していくストーリーの構成はまさに圧巻。 伏線が見事に回収されていく様は、実に見事としか言いようがなく、舌を巻きました…。 お気に入りは麗華先生だったんですが、まぁ彼女に対しては多くは語らずに。独特の口調大好きでしたww
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昨日の晩ご飯も覚えている記憶が一日しか持たない少女が施設内でお姉さんと出会い、お話をする物語です。 「眠ると昨日までの記憶を忘れてしまう」というアイデンティティに深くかかわる症状を持っているにもかかわらず、 事態を悲観せずに「今日」を穏やかに生きようとする彼女たちには感心してしまいました。 そんな彼女たちが思う「自分のためだけに今日を生きる」という信念は説得力がありました。 記憶があろうがなかろうが「今日」は今日しかありませんから、それは私たちも持つべき考えなのかもしれません。 ハッピーエンドでは2人が再会できて、祀ちゃんが「覚えていてくれて」良かったと思いました。 素敵なゲームをありがとうございました!
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ビデオレター亡き母のビデオレターを父と娘でみるという物語。10分ほどで読了できました。登場人物がいずれも素敵で、とても良い家族だと思いました。個人的には、特にお母さんが好きでした。 感動的なお話ですが、ラストで過剰に演出せず、静かに幕を引いたところも好みです。読後感が非常に良いお話でした。