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37297 のレビュー
  • 孤島の灯台
    孤島の灯台
    非常に感動的なお話で心が温まりました。 まずはグラフィックですが、短中編ほどの作品ですが今作も大量のグラフィックが拝めます。立ち絵もぴょこぴょこと動きますし、イベントスチルも沢山ありました。選択肢を画像クリックにするシーンなんて作者さんらしい遊び心だと思いました。本作は舞台が「孤島の灯台」なので、多くのシーンで空と海の景色が見えるのですが、この爽やかでどこまでも広がっていくような蒼が表現されていて素敵でした。また、キャラクターたちの表情が非常に活き活きしていて、特にここぞというシーンでの目線の印象が強く残っています。 ストーリーは非常に感動的でした。エイデンと孤島の灯台&ライトくんとの関係性は結末を迎える過程で徐々に明らかになりますが、想像以上の事実にエイデンとライトくんの絆の強さを感じました。 @ネタバレ開始 それにしても心優しきライトくんが愛する海一面に戦火が広がっている姿を見た時の感情を想うと胸を打たれます。 冒頭で1か月後に孤島の灯台が閉鎖されるということが明示されてからの灯台の守り神登場なので、自然と残された時間に対する切なさのようなものが沸き起こりますが、ライトくんのキャラクターのおかげで必要以上に湿っぽくならずに前向きな雰囲気の結末となっていたのも良かったです。 @ネタバレ終了 システム面でもぴょこぴょこ立ち絵が動く割には全く操作待ちのストレスやテンポが落ちる部分がなく、時折入るアイキャッチもストーリーを味わう緩急を付ける意味で良かったと感じます。とある選択肢はクリックすること自体に大きな意味合いがあり、感情がとても乗ったので、こういうものがゲームとしての表現の醍醐味だなと思った次第です。 最後に、追加シナリオが非常に素晴らしかったです。本編の補完的な意味合いもありますし、単独でも楽しめる素晴らしい友情のお話でした。様々な出来事を経たエイデンの今後の人生に幸多からんことを祈りたい気分です。
  • 暮夜を待つ
    暮夜を待つ
    想像力を掻き立てられるタイプの探索系ADVです。探索ポイントは見ただけでは分かりにくいのですが、PCでのプレイではマウスオーバー時の効果音がヒントになるのでPCプレイ推奨かと思います。 グラフィックがとても綺麗で、特に回想シーンの2人の姿が微笑ましかったです。なんとも切ないストーリーが心に沁みました。私はトータルで見て怖さ、悲しさよりも救いを感じました。
  • 呪いのビル
    呪いのビル
    全エンド拝見しました。 いわくつきスポットと言えば廃病院だったり洋館だったり旧校舎だったりしますが、ビル!という設定が逆に新鮮に感じられました。「呪いのビル」という初めての単語の組み合わせに興味深くプレイしました。選択肢が出てくると即BADなことも多いので緊張感がありました。(敢えてBADを踏みに行くスタイルでプレイしましたが) 窮地から危機を脱出するまでには様々な出来事があり、展開は胸熱でした。 クリア後のあとがきから様々な設定が振り替えられるのも良かったです。 ちなみに、本作で一番のお気に入りのシーンはやはり皆さんもネタバレ欄で異口同音に言及されていました。 @ネタバレ開始 そうです!もちろん「※トマトです」です。2周目展開では今か今かと待ち構え、表示された瞬間にガッツポーズでした。 @ネタバレ終了
  • 占い師レイ様の助言
    占い師レイ様の助言
    日参して29日目になりました୧꒰*´꒳`*꒱૭✧ アルバムはまだ8つほどしか集まってませんが毎日占ってもらいに行こうと思っているのでいつかきっと集まるはず……✨
  • ザゴーストペインター
    ザゴーストペインター
    終始美しい世界観に酔いしれました……! センスの塊ですか? とはいえ最初はプレイ方法がわからず???だったのでヒントページを拝見させていただきました。 絵を描いたあと部屋に戻って物質化してるのが楽しい! 途中からは(攻略見ながらですが)夢中で遊びました。 素敵な作品をありがとうございました。
  • 琥珀くんとはじめての記念日。
    琥珀くんとはじめての記念日。
    初々しい……けど、琥珀くん、そのピンクの部屋で落ち着くんだ……?と勝手なツッコミを入れつつプレイ開始。 二人とも将来を見据えて勉強に邁進出来るの偉いな……。 うんうん、中々言い出せないの解るよ、二人とも、頑張れ……お幸せに! @ネタバレ開始 1年でかなり成長しましたね、琥珀くん……相変わらず将来を見据えておられるようで……立派です。 @ネタバレ終了
  • たんぽぽちゃん
    たんぽぽちゃん
    最後までプレイしました。面白かったです! @ネタバレ開始 主人公が亡くなっているかいじめかどっちかな? と思いながら読んでいたのですが、たんぽぽちゃんがとっても可愛いのでいじめじゃなくて良かったです。 真相がわかったあとも、「ひぃぃ! 怖い!」という感じではなくて切なさが残る物語でした。 ゆったんはヤンデレですが、ぽぽちゃんに殺人犯扱いされてるのは可哀相だなと。あくまでも事故であって突き落とそうとしたわけじゃないし……あ、でも襲おうとしてたしやっぱ罪人ですね(自己完結)。でもこれでゆったんの願いが叶って良かったです!(良いのか?) 個人的に、ポップにヤンデレを紹介されている作者様のあとがきも好きです。 自作品の予告まで入っていて、なんだかお得な感じがしました! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 目覚めたら知らない男が枕元にいた
    目覚めたら知らない男が枕元にいた
     Twitterでキャストさんが決まったところを見かけて、気になってプレイさせて頂きました。(ふたりとも知っている方だったので…)  ヤンデレホラー、大好きなのでよくやるのですが、このゲームには他ではあまり見たことのない生々しさがあるというか…もしかしたら、明日にでも自分の身に同じようなことが降りかかってくるのではないか、なんてことをエンディング回収ごとに思わず考えてしまうような気持ち悪さがありました。 @ネタバレ開始  とにかく、つくりの丁寧さがすごいです!かなり序盤から気になる要素が散りばめられていて、それが中盤から後半にかけて綺麗に回収されていくストーリー構成にぐいぐい引き込まれました。選択肢ごとにテキストが細かく変わるので、エンディング回収も楽しかったです。  ずっと色羽ちゃんがあそこまで羽乃ちゃんの存在に執着する理由が分からず、ある意味行動理念がはっきりしている律よりも怖かったのですが、END6の話でいろいろと納得しました。「色羽ちゃん強いなぁ」なんてのんきなことを思っている場合じゃなかった。めちゃくちゃ追い詰められていただけだった。物語の開始時点からもう全部が終わっていたんですね…END6は収まるべきところに収まった感じでよかったです。  律には初っ端から絆されっぱなしでした。笑った顔が思ったより可愛らしいし、言動の節々がオタクだし…あれ、なんか親近感が…と思ったらちゃんと怖いときもあるし、色羽ちゃんの意志も固いからやっぱり逃げなくちゃ…といった感じで、終始二人の間を行ったり来たりしていました。  律のために歌うときのイントロと同時に場面が切り替わる演出が好きです!お声が…お声がいい… @ネタバレ終了  演出や心理描写が作りこまれていて、臨場感が凄まじかったです!素敵な作品をありがとうございました!
  • 異種間エンパシー
    異種間エンパシー
    非常に読みやすく、ほっこりしたりビターな一面もあったりな、素敵なノベル作品でした! 現代でもAIが台頭してきていますが、こんな未来も近いかもしれないと思えるような、バイオノイドさんとの物語です。 深山さんのイラストが好きなので、アフターストーリーでさらに立ち絵も増えて見るところが多い…! そして分岐それぞれに作り込まれた設定があって、もう三本分の別のストーリーを読んでいるようだったので、実際のプレイ時間よりも厚い世界観を浴びました。特にアフター込みでEND1好きですね…終わり方も…!   以下内容含む感想です。 @ネタバレ開始 序盤ふんふん、と読んでいたらもうすでに「亜子ちゃん誕生日近いのかああ…なぜこんなことに…」とえらくダメージを受けて一回天井を仰いでしまいましたが、お話の続きが気になって恐る恐る読み進めました。そしてお説教されてめっちゃ笑ってしまいましt もうこんなやり取りの間でさえうっすら泣きそうに…私はバイオノイドの一織くんの向こうに本物の弟さんの影を見ている… アフターストーリーでちゃんと仲直り出来て良かったなぁと思ったり、もしかしたらアルくんとの関係にもこの先があるかも? と思ったりできる展開だったので、もうアフターのアフターが欲しくなっちゃってます。この世界にありそうなバイオノイドのカタログとかも読んでみたい。 今回も良質な一作でした! @ネタバレ終了
  • 宇宙のカタコンベより。
    宇宙のカタコンベより。
    残り数日を過ごす話。 機会音声+SEのみの静かな雰囲気がとてもよく多くを語らないシナリオも好きです。 背景の宇宙の光がとても綺麗でBGMがないことも合わせてとても宇宙らしさを感じられるノベルゲームでした。 静かで悲しい世界観が好きな人にはとてもおすすめな作品です。
  • Clumsy Peoplein the city
    Clumsy Peoplein the city
    色んな所に行って色んな仲間とお話をして、 まったりとした時間を過ごしました。 Clumsy Peopleプレイ済みでしたので、 あの子もあの子も見たことある!と思いながら、 プレイしておりました。 こちらも皆の個性全開でとっても面白かったです! ちなみに、私はマイペースで自由奔放なキクノスくんと、 食いしん坊なグラントくんが大好きです! 現在読める物語は全て読んでしまったので、 今後のアプデが楽しみです! 素敵な作品を有難うございました!
  • 僕は恋人よりも人工知能を信じる
    僕は恋人よりも人工知能を信じる
    日常に紛れ込んだ、異物。 普段の日常とはかけ離れて、どんどん急展開になっていきます。 タイムリープ物ですので、SF好きな方には刺さると思います! ドキドキハラハラの展開の数々でとっても面白かったです! 誰視点か分かりやすい右上の名前表示も とっても親切に感じました。 @ネタバレ開始 ほぼ全員全滅endだったので、 頭抱えてエピローグに挑みましたがまさかの平和end! 剛田さんの死は、特に心の中で叫んでいたので、 生きている世界線でほっとしました。 こちらは余談です。 章選択3章分岐から再開しましたが、 マミちゃん視点、春雄さんがマミちゃんの銃弾を避けるシーン 「接近戦に持ち込まなければ、私はー、」 の台詞の後フリーズしました。pcで、DL版でのプレイです。 私だけかもしれませんので、あしからず・・・ @ネタバレ終了 5時間があっという間で面白かったです! 素敵な作品を有難うございました!
  • 心霊ホラーノベル「怪話」
    心霊ホラーノベル「怪話」
    めちゃくちゃ怖かったです!!それでいて面白い! 大きく4つのお話が用意されていますが、その全てが面白く、ガラッと雰囲気が違うお話を楽しめますので飽きがきません。 1つずつ楽しむのも良し、一気に楽しむも良し。是非ヘッドホンを着けて深夜にソロプレイしてください。 他の方も仰っていますが、やはり『音』の演出が素晴らしいです。 「ポーン♪」という決定音ですら響くので、お話が始まる前から驚きまくってました。 それがホラー演出でバンバンでてくるので、その怖さといったらもう……!です。 そして、グラフィックでの演出も非常に高クオリティで有料作品を遊んでいるようでした。 クオリティが高いということは、怖いということで……小中学生は夢に出てくるぐらいの表現がありますので(R15作品です)苦手な方はこちらだけ注意ですね。 @ネタバレ開始 『怪道』のイベントCGから「こえええええ!!!!」って震えていましたが、一番怖かったのは『顔なしこけし』ですね。 暗黒からのCGバーン!の衝撃がハンパなかったです。もはや怖すぎて直視できませんでした。 あんなのに追いかけられたらチビります。脱出なんて絶対無理だ……。 好きなお話も、やはり『顔なしこけし』です。 見えない恐怖、そして見えないからこその安心。相反する2つの感情が交差し、最後に衝撃の絶望と救いに変えてくるシナリオは素晴らしかったと思います。 そして次作も楽しみにしております!! @ネタバレ終了 大変面白かったです。ありがとうございました。
  • FirstMagic ~はじまりの魔法~
    FirstMagic ~はじまりの魔法~
    フルボイスのルミナちゃんの可愛さを堪能できるゲームでした。 先生と生徒の禁断の恋、密室に呼び出される、などなど裏山けしからんなシチュエーションで 選択肢によっては色っぽい展開もあって……健康紳士には堪らないのではないでしょうか……!!ヘッドホン大音量推奨ですね!!(笑 @ネタバレ開始 4つの魔法を選ぶだけのゲームだと思っていたので、最後の展開に驚きました。 ま、まさかのーっ!(興奮) 2人きりの密室ナウなので「こ、この後どうなってしまうんd」と鼻血を噴き出しそうになりましたが、最後の最後でしおらしいルミナちゃん。ギャップ萌えです!! 末永くお幸せに……!! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
  • 復興白神社
    復興白神社
    つい最近、リアルで参拝する機会があったのですが、ほぼほぼ正しくできてませんでした!勉強になりました!(礼 手水って「ちょうず」って読むのですね。今まで「てみず」って読んでました。 懇切丁寧にやり方を説明していただいたのですが、やっぱり本番になったらちぐはぐになってしまいそうです……。(ちなみに最新コロナ式手水は、アルコールスプレーでした笑) @ネタバレ開始 「お願いはしない」と言われながら家内安全・学業成就・無病息災をもれなくお願いする主人公が可愛かったです(笑) 恋愛成就はなかったので、きっと彼氏は居る設定だ!! @ネタバレ終了 面白い作品をありがとうございました。
  • 狗尾神社例大祭は8月23日13時より
    狗尾神社例大祭は8月23日13時より
    ミノルくんとエノコさんの二人がお祭りを楽しむ様子を、暫くは遠くから見守る大人ポジで眺めてまったりプレイしていました。 ちょこちょこ「ん?」と思う箇所があったのですが…。 @ネタバレ開始 してやられましたー! あの頭文字でこんなにも展開が変わってくるとは…! ヨウタくんの真相など、一つ一つ明かされていくたびに「ああ、神様に関わるとはこういうことなのだな…」と思いました。 初回選択肢はりんご飴を選んでいたので、まさに真実を話してくれる方の心がこちらに届いていた形なのですが…その後でロードして見た別の展開には「神様ですものね、神様に関わるとこういうことありますわね…」と神妙な気持ちになっていました。 その後でのあの方の真相告白に、すべてが腑に落ちました。 20年ぶりに…のあの終わり、「今日からここに住みます!」とでも言いそうなあの展開、ミノルくんが果たしてどうなるのかとても気になります! 今度こそ、お祭りのときのように楽しい気持ちのまま二人が結末を迎えられるといいのですが…! @ネタバレ終了 本作は、ぜひ前情報なしで楽しんでほしい作品です。 素敵な作品をありがとうございました!
  • この番組は嘘つきの提供でお送りします
    この番組は嘘つきの提供でお送りします
    UMAに憧れる主人公、サンタクロースと出逢う―――から始まるとってもキュートでポップな物語、随所に挿入される動画やカットインなど見所満点で楽しませていただきました! @ネタバレ開始 メリーさんの見た目はとても可愛いのに「~じゃ」と話す口調がとてもツボでした。かわいい…! 街中で見かけるエセサンタたちに泥っぽい雪玉を投げたり激憤したり、かと思えばショーウィンドウのお菓子を見て目を輝かせたり…くるくる変わるメリーさんがかわいすぎて、クリックする手が止まりませんでした。 ちなみに私はサンタはいると長らく信じていましたし、今もいると信じています…!! ウソツキン挽回の機会が性なる夜の誤字からぶっ壊れていったところで「なんて誤字…!」と思っていましたが、その後の「サンタクロースなんていないよ!」のユウくんに対してひかりさんが「宇宙は1000億×1000億ととても広いから、一つくらいそんな星だってあるかも、ここにいるメリーさんがサンタだと私が証明する」との旨で諭すシーンは本作でも飛び抜けて好きなシーンです。 皆が「いない」と言う中でああいう表現ができる人、サイコーです。 バグさんとのサンタ証明対決は、子どもたちの反応に最後はあたたかな気持ちになりました。 いない、いないと否定するだけなら誰にでもできる、信じることのほうが難しい…それを感じるとともに、信じるって素敵だなと感じました。 私が子どもならたぶん大喜びでメリーさんに質問しに行ったと思います。 最後は大逆転という展開ではありませんでしたが、届く人には届いたという結びで心がぽかぽかとした気持ちで終えられました。 特にメリーさんが仲間のサンタクロースに呼びかけ、空からも声が降ってくるところが最高でした。 来年も必ずメリーさんに会いたいです。 @ネタバレ終了 プレイ後、サンタさんにお手紙を書きたいと思いました。 私はもう大人ですが、私がサンタさんにプレゼントをいただいていた頃の感謝を込めて、プレゼントがどれほど嬉しかったか、ありがとうの言葉を贈りたいと思います。 素敵な作品をありがとうございました!
  • モノクローム・モノローグ
    モノクローム・モノローグ
    某ハンターからの逃走企画を彷彿させるゲームの、参加者らしき人物A。Aについての紹介はなく、画面には色もない、最小限の情報のみが与えられた状態から選択が始まります。 選択肢はエンドに影響は無いと知りながらも、選択することで進むシステムは緊迫感がありました。 同じ選択肢を選び続けたら何かないかなーということもやってみたのですが、(以下念のため伏せ) @ネタバレ開始 現在特に変化は無いようです。自称世界一あいつのことを忘れて現実逃避に寝ようとしたAだと思いますw @ネタバレ終了 そして、視点の切り替えで行われるプレイヤーの誘導はなんとも巧み。明かされた真相はなかなか複雑で何度か読み返したりもしたのですが、このロジックを編み出せるのはすごいと思いました。 @ネタバレ開始 視点が変わると真実も変わる。犯人の「真実」を知ることは誰にも出来ないのかもしれませんね。 @ネタバレ終了
  • ココロ・コンフリクト ~はつこいドロボーとわたし~
    ココロ・コンフリクト ~はつこいドロボーとわたし~
    3人の素敵な青年たちとキラキラ・ドキドキで、ちょっぴりビターな交流を描いた長編ファンタジーでした! コメディーもあり、明るく楽しく読めます! 立ち絵やスチルなどイラスト全般が美しく、細かい所まで描かれていて凄いです! 天真爛漫な主人公のユイナちゃんが、ツッコミを入れつつも逞しく異世界を渡っていく姿は思わず応援したくなりますね! それと、ユイナちゃんを見ていると、何故かお腹が空いてきます(笑)。 @ネタバレ開始 はじめは顔面パンチ&蒟蒻ベッチョリで「ユ、ユイナちゃーん?!」とその自由っぷりに慄きましたが、フィンが寛大で優しい王子だったのでホッとしました。 その事件からユイナちゃんへ私の見守りスイッチが入り、終始レオンさんに「この子を頼んだぞ……」とお願いしつつ、ラスボスのように現れたマオ君も加わって、賑やかで楽しい物語にどんどん夢中になっていきました。 ユイナちゃんが生来の明るさを持ち続けてくれたおかげで、どんなことが起きても「なんとかなるな!」と安心できた気がします。 レオン→フィン→マオ ルートの順で読みましたが、全員で一つの物語だなあと強く感じました。 フィンは不器用で優しいし、マオ君はやれやれと言いつつも面倒見がいいし、レオンさんは強くて弱いあたたかな人で、どのルートも良すぎる……っ!!! 個人的にレオンさんに滅茶苦茶感情移入してました! 個別ルートに行っても、他の子たちがヒョコッと出てくるのがいいなあと思います。みんなちょっと違った姿を見せてくれるので、これはこれで何度も美味しいなあと(´~`)モグモグ サブキャラクターもみんな個性があって、特にシェフが好きですね。胃袋と心を掴まれました! シルフさんのデフォルメ立ち絵がとても好きで、ユルキャラなのにスンッと顔面に闇が差し込むギャップが愛おしいです。マルの上司はシルフさんのモフモフ姿に嫉妬した雷の精霊かな、と迷推理してました(笑)。 そしてぱんこで明かされる真実……! 中世ファンタジーの皮を被った、SF?! 「ご飯が海外のメニュー? ファンタジーなのに、マルの通信はなんで無線のSEなんだろう?」等々の疑問が解消されつつも、むしろ謎が深まって大興奮でした! お、俺のって……??? うわわっ、背景が気になる……!  @ネタバレ終了 あとがきによると8年間制作されていたそうですね。とてつもないと情熱と、作品に対する愛情を感じました! 読者として、この物語を読めたことが幸せです! 素敵な物語をありがとうございました!
  • 白無垢の決意
    白無垢の決意
    凄い暖かく、人の優しさに触れた様な物語でした。 @ネタバレ開始 敬子さんも優司さんも、兼継さんもそれぞれを想っての決断だったんですね……。 兼継さんも残った2人が遺志を汲み、結果的に報われて本当に良かったです。この物語に悪い人なんていなかったんだ……。 それに、おまけで色々知れて凄い嬉しい&楽しかったです!みんな頑張ってくれ!!! @ネタバレ終了 とても暖かくて、素敵な作品でした。めっちゃ面白かったです!