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黒い影の彼方でさえずる少年亡くなった憧れの動画配信者の声を追って家に行ってみると……尾行して来た黒月と共に閉じ込められた! 無事に脱出出来るのか……? @ネタバレ開始 初手迷わず黒月を見捨ててバッドへ。次はグッド→メリーバッド→ノーマル。 何回か死んだけど、日記集めよう。 よし、ツゥルー到達! ……あれ、ハッピーは?多分選択肢は全部踏んだし、CGは22枚埋まってるみたいだけど……? 空とルビーのシーンが印象的。寂しいもの同士やな……。 相変わらず面白い文体で、さりげなく他の作品の本が本棚にあったり。 @ネタバレ終了 色々あったけれど、暗いだけではない終わり方が爽やかな余韻を残す作品でした。
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終末吸血鬼。クリアしました。人の滅亡した寂しい世界で目覚めた吸血鬼、ヴィエリィさんの道行は、本来なら重たくなりそうな状況でも、彼女の明るさのおかげで楽しげな、希望のある状態でした。 キャラ絵とAIで作られた背景が合っていて、とても綺麗でした。 やさしい終末をありがとうございました。
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先輩、だいじょうぶ?@ネタバレ開始 ブラウザ版は重いのか最初の「読み込み中…」のままで進まなかったのでDL版で。 @ネタバレ終了 時間制限があると聞いて緊張しつつプレイ開始。 TIPSが入ってる。ふむふむ。参考になります。 @ネタバレ開始 あああー!やっぱり!間に合わない!どこに何があるんだ!?(救急車×4回) え!メッセージウインドウの下にもクリックポイントが!?被ってると解りにくい! あー!スマホも読んでる時間ない!何て書いてあった!?つーか今の証拠だった!? 読み返せないし解らない!解らなかったけど進んだ! 攻略順はBAD END→END2→END3→END1でした。これで全部でしょうか。 個人的には共生ENDの先輩の笑顔がまぶしい。 プレイ前に後輩が先輩をいじめるパターンだったらどうしようと思っていたことを後輩にお詫びします。 後輩は純粋にいいやつだったよ……。 @ネタバレ終了 後輩が先輩を助けようと証拠を集めるゲームで、直接のいじめシーンとかはないので(多少の流血シーンはあるけど)、安心して先輩を助けに行って下さい!
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インサイド ベッド個性豊かなキャラクター達と一緒で 1人の夜も寂しくない! まったりゆったりした時間がいっきに お洒落な空間へと早変わり。 全体的に暗めで落ち着いた色使いも 眠気を誘ってきます。 まさに寝る前にピッタリ!!
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たんぽぽちゃん可愛いサムネだけどきっと油断できないに違いない……!と勝手に身構えていましたが、想像を超える展開で楽しめました。 @ネタバレ開始 彼女が成仏するまでの短い猶予期間を大切な人と過ごしてる的な切ない話なのか……?と思ったらもっとやばい状況でした。 すれ違いはあれどとても仲良しの二人なので、あのあと上手く和解して現世で末永く幸せになって欲しい…… @ネタバレ終了 先を予想しながら読み進めるのが楽しい作品でした。 素敵な作品をありがとうございました。
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嘘つきジョアンナと春の雪切なくも温かくて優しいお話で感情移入しまくりました!そして読後感最高な素晴らしい作品でした。 @ネタバレ開始 エンディングで絵が変わる演出がこんなにも感動するものなのかと思わされました。 そこで流れる軽やかな音楽も素敵で、心地のいい読後感をまだ味わっていたくて、しばらく流しながら時を過ごさせていただきました(笑) 2人の友情が眩しくて眩しくてたまりませんでした。 お兄ちゃんが亡くなったと知ったあとの展開が切なくて泣きそうになっていましたが、まきおくんがいた事でお兄ちゃんは消えてなんかいないと気づくシーンも大好きです。 人は亡くなってしまうものだけれど、ちゃんと心の中だったり、色んな場所にいますよね。忘れないようにしたいと思わされました。 @ネタバレ終了 感情揺さぶられる、冬にぴったりなノベルゲームだと思います! ありがとうございました。
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V.R.I.P.立体視をコンセプトに作られたという斬新さに魅かれてプレイさせていただきました。 …が、私は立体視が上手く発動させられず残念ながら断念。平面のままストーリーだけを楽しませていただきました。 立体視という醍醐味は味わえなかったですが、ストーリーがとても良かったです!彼女だからこその重みのある発言には共感できる部分が多く、また世界の真理をついていると思える部分もあって唸ってしまいました。 @ネタバレ開始 何より、少女が抱えるには重すぎる十字架ですよね。 そして辿り着いた結末の哀しさ。美しい朝灼け(でしょうか)の中迎えた物悲しい最後にはうるっと来てしまいました。ただただ切ない。 主人公との会話で少しでも心安らかになってくれたらいいな、などと思ったりしました。 @ネタバレ終了 短いながらも奥の深さを感じるお話でとても心に刺さりました。素敵な作品をありがとうございました。
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UTAって! コル音イム!ヤンデレアンドロイド最高! キャラクターが本当に歌ってくれたりEDごとに1枚スチルがあって豪華仕様でした! @ネタバレ開始 一番好きなのはED1です! 自分がコピーであることや芽生えた感情がバグかと疑う一方でそれでもマスターへの気持ちが抑えきれない感じがめちゃくちゃ良かったです! 相思相愛最高! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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You Make a Space Cat全体にデザインやBGMがとてもかわいく、猫が飛んでいく姿もとてもよいです! 自分は55mが上限だったのですが、どうももっともっと上が目指せるようなのでまた挑戦したいです! @ネタバレ開始 最初に見たエンドが手伝わぬ連打エンドだったので「こういう感じか!」ってなりながら色んなことを気にしつつ遊ばせてもらいました! クリックしないエラーまでは気づけたけど最後の隠し要素は見なければ絶対わかりませんでした…! 非常に練られて繋がっている世界観があるようなので今後作者様の他の作品もプレイしたいと思います! @ネタバレ終了
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いっしょにかえろ!ブレブレのタイトル画が気になりすぎて避けられませんでした! 軽い気持ちで楽しめるコメディでした。 @ネタバレ開始 一番最初は何も分からないまま時間制限でバッドエンドを迎えてしまい、やや出鼻を挫かれた感じもしましたが、そこからは出てくるキャラが皆個性的で楽しかったです。 たい焼き食べてる悠音ちゃん、可愛かったです! ブレが消えた姫子ちゃんも! ところで、帰ろうとしても図書室に行っても出てくる熊沢くん、もはやストーカーなのでは(笑) @ネタバレ終了 ありがとうございました。楽しい作品でした!
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ココロ・コンフリクト ~はつこいドロボーとわたし~こんにちは。先日Twitterできかさんのフォロワーになった者です。ココロコンクリフト、大変素晴らしいゲームでした。個人制作のノベルゲームでこんなにボリュームのある作品を遊んだのは初めてかもしれません。それぐらい濃厚なシナリオだと思います。どのキャラも魅力的で印象に残るシーンが多かったように思います。『おいしいシーン』の見せ場をよく分かってるところでイイ感じのスチルが入るので、きかさんの表現力の高さに圧倒されました。ヒロインのユイナも、愛嬌のあるタイプの女の子で感情移入しやすかったです。以下、攻略キャラの感想です。 @ネタバレ開始 【フィン】 一番最初に選んだルートで、一番お気に入りの分岐シナリオです。フィンとユイナ、別れは切ないけど、離れててもお互いに想い合える優しい関係性だなと思いました。心のつながりがあることが一番大切だと思っているので、個人的にはそこが胸に刺さりました。 ファーストコンタクトが最悪だったために、どうやって恋愛関係になるんだろう?なんて思いましたが、言い合いをしながらも徐々に打ち解けていく辺りは、見ていて微笑ましかったです。もちろん深夜に熱のあるフィンの顔にびしょ濡れのタオルと、こんにゃくを乗せていた辺りは大爆笑でした。 スチルは、ユイナを庇うシーン、桶を被って大笑いするシーン、一緒に踊るシーン、泣きながら抱き合うシーン、とっても好きです。 【マオ】 容姿端麗すぎて、スチルが出る度に悶えましたし、画面越しに見つめられてる感があり甘い溜息が出ました(落ち着け)月明りの似合うキャラで、どのスチルを見返しても雰囲気が良く、しっとりしてるなと思いました。第一印象は、クールで冷静なイメージを持ったのですが、意外とユイナのことを気にかける場面が多く、物事に熱心なところもあるので、そこがギャップとして良かったなと思います。最後ロマンティックなエンディングだったので満足度高めでした。 【レオン】 フィンやマオほどの癖もなく、豪快なキャラで、サンドイッチモンスターのイメージが強すぎたので、てっきりギャグ要員かと思ってたのですが、それは彼の一部分にすぎないことを後々理解しました。共通ルートの時から何か隠してる…?と思いながら読み進めていたのですが、個別ルートでその辺りの理由が分かり、慄きました。闇深いキャラだったという……。記憶が戻った辺りのやり取りは泣きました。 【ぱんこ】 最後に遊んだ『ぱんこ』なのですが衝撃的すぎてびっくりしました。これは次回作も期待して良いということでしょうか…?まだ物語には続きがあるという伏線にハラハラドキドキ、そしてワクワクしました。 @ネタバレ終了 攻略キャラ以外にも印象に残るキャラが多く、それぞれの掘り下げもあったので楽しかったです。あと、シルフの存在感おもしろすぎます。 長い年月をかけて制作されたのこと。個人制作でこれほどの大作を完成させた意思の強さに感心しました。お疲れ様でした。 また何か新作が見れることを楽しみにしています。それでは!
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フォーチュン・チャーリー!願が叶うサーカス! 1話1話、それぞれの願いと命運と、 心の中にある本当の願い… @ネタバレ開始 本当の願いって難しいですね 「そのときそう思った」ということは事実であっても あとで後悔しない、願いが変わらないとは難しい 人の感情は移ろうものだから その中でも一途な思い(夢でも希望でも憎悪でも) 成就したと思ったとたんに 憎しみのすれ違いと、もう絵に描いたみたいな自己犠牲人類との 葛藤というか、これからも一緒ってすごい 7話が見どころ豊富で面白かったです。 あとサーカス団の日常も。 日常の掛け合いは面白いけど、出会いたくないサーカス団です。 @ネタバレ終了 人間の業と感情におぼれた行く末を描いた作品をありがとうございました。
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メアリ・ウォージントンの子どもたち/序章独特で美しい雰囲気を纏った世界で学生達と〈ほんとう〉を探す物語。 文章の表現が綺麗で、迷い子としての視点で、何か大事なものを、知りたがっている。 それぞれの人物に色々と深い背景がありそうで、続きが気になります。 未だ何者でもないといつ言い回しが好みです。 不思議の扉は、今開いたばかり……。
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VIVIAN開幕早々…え…ウルトラハードしか選べない??? え、あー、あー、あードーン(笑) からのノーマルもできるありがたみ!! 探索し…無事脱出!できたと思いきや… @ネタバレ開始 うろうろ探索して、なんとか謎解きも進めながら… 出口に嵌めるものが見つからず、攻略サイトのお世話になりました! バール…!そんなところにバール!! あ、そんなところにスイッチ!! 探索しながら、爆破ミッション仕掛けてくるパパやばすぎやんけw と思っていました。 そして、トゥルーへ…いくとなんといい話に!! パパはすごすぎました!女の子と犬さんの運命も。 タイムアタックは何度も挑戦して残り4秒ああああってところで クリアできました! @ネタバレ終了 探索しがいのある脱出&ストーリーのゲームをありがとうございました!
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ドッキリ殺人計画~閉ざされたペンション~ミステリだ~! ずっと遊びたいと思ってましたが、ようやくプレイできました! 相関図が情報によって変わっていったり、分岐から再プレイできたりと至れり尽くせり! エンドリストもある! @ネタバレ開始 初期のトウマ君の扱いw こういう子が出来る子だったりするのよね~って思ったらやっぱりそうでしたw それに比べてマコト君はもうチョットがんばろう!w @ネタバレ終了 楽しくプレイさせて頂きました! ありがとうございました!
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試作品0号私のZEROライフも、充実していました。 全END見ることができました。とても面白かったです! まずは柔らかく透明感あふれる美麗なグラフィックで描かれたキャラクターに目を奪われました。 中性的なヒューマノイド。とてもツボです。 またUIや演出、BGMなどもかっこよくて物語の雰囲気にとても合っていると思いました。 @ネタバレ開始 最初はぎこちなかった「ZERO」がマスターの「私」とコミュニケーションをとるうちにどんどん学習していって、人間らしく成長し自我に目覚めていくところが丁寧に描かれていてすばらしかったです。 タッチしたときの反応もすごくかわいくて……交流を続けるうち、たしかにそこに「いる」のだと実感がわいてきました。 あっちむいてほいも、最初は全然だめだったけれどそのうち降参してくれるようになって……私に好意を抱いてくれてるのかな?と思うと愛おしかったです(*´ω`) そして「NAVI」もとてもかっこよくて……2回目に見たENDがN×Z ENDだったのですが、世話好きなお兄さん(弟としってびっくりでした)イメージだった彼の秘められし思いが炸裂していてとても味わい深かったです。 恋心ENDを見るのに少し時間がかかってしまったのですが(お触りが足らなかったみたいです汗)、その分クリアしたときの達成感が半端なかったです! とくに成人男性/女性のゼロさんがどちらもすっごく美形で全私がスタンディングオベーションしました。 というわけでENDのなかで一番好きなのは恋心END(成人ver)です( *´艸`) 次点は家族ENDがいいなあと思いました。 ゼロくん/ちゃん、描かせていただきました。 私も彼/彼女に触れたいな……(*´▽`*) @ネタバレ終了 素敵な世界をありがとうございました!
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ミアウオトコぬいぐるみっぽい宇宙人に一飯の恩を与えた所……。 @ネタバレ開始 宇宙人と共に息子を張り込むことに!いやこれはデバガメか? 途中で職業病を発症したりしつつも見守ると……。 あー、うん、何となく予想はしてた。 攻略順は寿司→ゲーセン→ヨッパライでした。 @ネタバレ終了 ほのぼのハートフルな家族と宇宙人の交流物語。
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メモリーガール【12/12更新】開始1分、いい感じの雰囲気に突如として入るノイズとエラーにガッツリと心を持っていかれました。 グラフィックから演出まですべてがとてもハイクオリティで、また世界観やキャラクターが緻密で美しかわいく、とても素敵な時間を過ごせました。 @ネタバレ開始 メシアさんがどこまでもいい子で、メシアさん~~好き~~!!!となりました。 とてもかわいい御声とビジュアルに一目惚れして「好き!」となりましたが、最後に猛ダッシュして抱きついていくところなど、かわいさ大爆発でこんな大親友を持っためもりさんは、大切なメモリーとともに明日からまた自分の足で現実を歩いていけたらいいなと思いました。 演出がとても素晴らしく、ブラウン管テレビのように切り替わる場所移動やメトロに乗っているときのちょっとレトロな感じでドットっぽい絵がゆったり動く感じなど、視覚的にも見ていてとても面白かったです! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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1=1×1タイトルに惹かれてプレイさせていただきました。 これはプレイされた方の数だけ感じ方や受け取り方があるタイプの面白い作品でした。 プレイ後は原作の漫画も拝読しました。 @ネタバレ開始 起動後すぐに目に入ってくるコンフィグやガイドラインなどの案内で既に「ああ、丁寧に作られているゲームの予感」と感じたのですが、細部の演出などとても細やかなところまで作り込まれていて、特に一度クリアした後のゲームだけで公式サイトなどへの案内などもすべて完結している仕様はすごいと感じました。 原作漫画とゲーム両方を見てから感想を書いているので、少し漫画を読んで感じた部分も入っている感想になります。 「1」である「自分」は確かに存在しているけれど他の「自分」も「1」であるならば「自分」も多くの「1」の中の「1」に過ぎないのか、それとも自分こそが唯一の「1」なのか、あるいは自分以外の「1」があれば自分が成り立つのであればまさに自分という「1」は消えても「1」である自分は存在するのか…考えれば考えるほど面白いですね! 「我思う、ゆえに我あり」ではないですが、まず「自分」が「1である」という思考から開始する試みはどの時点で「自分」が「1」となるのかというところから考えたくなります。 母の胎内にいるときは「1」なのか、それともこの世に生まれた時からが「1」なのか、それまでは「0」なのか…いや、存在しているという意味では「妊娠が発覚した瞬間=この世にあらたな自分たりえる存在が立証された瞬間」に「1」として成り立つのか。 「元気な時の自分」など様々な自分が各々「1」であることが認識できることや「あなたも私も同じ1」というのであれば、自我が確立できない(例えば生まれたばかりの頃の思考的回路の形成がまだほとんどなされない時点)では、あの数式はどこまで成立の証明ができるのか。 また、例えば自分が不慮の交通事故で死んだときなどは「-1」なのか、それとも「交通事故で死んだ自分」として「1」として成立するのか、ゲーム中ではピストルで背後から撃つという一見すると「死=-1」のカウントとなっている気がするが、生存していれば「1」であり、死亡した場合は「-1」となるのであれば、存在自体のカウントを生存していることが「1」の条件とするのか。 その場合、死亡した自分を「-1」カウントとし「1」としてカウントされないことを「元気な時の自分」や「落ち込んでいるときの自分」などの自分と対比してどう証明するのか…と、「-1」とするときの自分もどのような自分なのか考えたくなります。 いや、そもそもあの数式を成り立たせる条件は…と、そんなことをもちゃもちゃ考えて、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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暗く遠くの君に告ぐ ~限界拗らせ少女が高嶺の花に手を伸ばした(物理)結果~高嶺の花で「あの子は私たちとは違う」という境界線を引かれている菫さん。 そんな菫さんに憧憬する条美さんがふとしたきっかけで話すようになり、思い悩んで成長していく素晴らしい物語でした。 @ネタバレ開始 フェスのもっともっと後半で読みたかった! そう思ってしまうほど、胸にドッ!!!とくる大好きな物語でした。 (※感想は12月終わりに投稿していますが、プレイ&感想を書いたのは10月でした) 条美さんが自分とは全く違う世界にいると思っていた菫さんに対して、終盤で「菫はこんなところで終わる人じゃない、もっと上へ行ける」と自分の希望、そうであってほしいという期待と理想を押しつけてしまったところは読んでいて胸が苦しくなりました。 「そうじゃない」と少し菫さんの気持ちになっていました。 条美さんの母君とのやり取り、母君がもうさすがの人生の先輩で読んでいてとても気持ちが良かったです! 絶対に振り返って止まってはくれない輝く星にも似たあの人の背を目指して走り続け、滑って転んで膝をすりむきながらも立ち上がって、そしてまた足を前へ前へ動かす…菫さんのようにトップスピードで駆け抜けられない条美さんにはこれから先困難が多々あるだろうとは思いましたが、彼女なら成し遂げるだろうと強く感じました。 条美さんがいつか必ず勝手にその横に立つ日を、「ああ、来たの」「勝手に来たよ」と二人がそんなことを交わし合う日を、遠くから星々の観測者のように眺めていたいと思いました。 エンディングテーマのピアノ系の曲が美しすぎて心を揺さぶってきました。 @ネタバレ終了 二人がその後どうなったのかを想像するのも楽しいのですが、願わくば後日談のようなものが見てみたかった気持ちも強くあります…! とても素敵な作品でした、ありがとうございました!