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ティラノゲームフェス2021参加作品

8504 のレビュー
  • Bullet Game(バレットゲーム)
    Bullet Game(バレットゲーム)
    2日目前後、それぞれの登場人物がしだいに掘り下げられいくにつれてのめり込むようにプレイが続きました。 有料版を未プレイなのでまだ分かりませんが、全体の内容は始めの第一印象とはだいぶ様相が異なる内容で先の展開が読めない面白さはあると思います。一部、主人公の前に対峙しそうな人物は想像できてしまいましたが。 @ネタバレ開始 前半は、犠牲者の首を見せつけられたこともあり、殺戮を良しとする悲惨なバトルロワイアルになってしまうのかと思いきや、ハンター以外の全員が助かる道も見つかり、プレイヤー同士で共闘が行われる一方でハンターと見受けられる人物はそれを見越した上での勝負を仕掛けてくるなど、よく作り込まれていると思います。 また今後の展開に関する想像をしながら楽しむことができました。親友同士の板挟みになってしまうことが予想される朱音は果たしてハンター側についてしまうことはないのか、まだハラハラさせられますし、一言も喋れない包帯女は、運営側から縛りプレイでアノンが出ているのか、そうだとすればいつ主人公と話ができるのか、あるいはそういう雰囲気が醸し出されているだけなのか今後が楽しみです。 @ネタバレ終了
  • 雨音と自動人形 結(むすび)
    雨音と自動人形 結(むすび)
    全般的に高いクオリティと、ドラマに魅せられました・・。 OPは以前Twitterの方で拝見していましたが、このときから期待度はMaxでした! なのでムービーの情報だけでどのような物語なのかを自分なりに想像していて、今日まで温めてきてのプレイなのです。 @ネタバレ開始 もう想像が暴走しすぎて、スミマセン・・。「なるほど・・」と設定とストーリーを整理しながら進めていました。 雪村さんが博士なのではと思っていたのですが、違っていたのですネ。 ( ゚Д゚)←そんな感じ。 見た目から入る私は、雪村さんの外見が好きなのですが(笑)そこは博士も髪の色しか変わらないと思うので二人とも好みということで(´ρ`) しかし博士エピソードを見て彼の変化と振る舞いがより好きだな~と思ったので、アヤちゃんに頬を叩かれたときには、グア・・っ///!!ってなりました。 (ある一定のキャラクターに、肩入れしてみるクセがあります^^;) でもこれは・・博士に非があったので、うん・・仕方ないです(;_:) ふたりの間に流れる信頼関係のような感覚もあって、そこが良かったです。 アヤちゃんは、初対面 → 感情のある対応 → アンドロイドとしての初期(過去) → 心の成長(過去)、を順番に見て可愛いだけではない、人間らしさもとても魅力的な女性だと思いました。 彼女の涙する場面には私も自然と涙があふれていました。 美月ちゃんは小動物のようにカワイイですネ^^ 本人はとても辛い状況になってしまうけれども・・持ち前の気質が可愛くて、その印象が強く、つい和んでしまう(*´ω`*) 怖い話のときは私より先に怖がってくれて、恐怖が和らぎました。^^;(感謝) その美月ちゃんも、素敵EDの後には大人になっていて・・ アヤちゃんは雪村さんの思いを叶えていて・・ ここのスチルもまた良いんですよネ。説明はなくとも意味を持たせている感じが、ずっと見ていたいなと思いました。 作品として良い点が多すぎて全部書くと感想がメチャクチャになりそうなので(ただでさえ読みにくい・・(;_:))他に特に好きだと思ったところを記しておきます! ・作中で度々表現されている、本人には〝なぜだか分からない感情〟の部分が、切なくて好きです。 ・演出全般、大絶賛!! ・アヤちゃんが煙草を勢いよく吸って灰にするシーン。 ・博士という存在。 @ネタバレ終了 ストーリはもちろんのこと、ビジュアル面・BGMなど作品を構成するものの調和が素晴らしい作品でした。 素敵な作品を、ありがとうございました!!
  • 誘蛾灯の夜
    誘蛾灯の夜
    出た当初から、印象的なタイトルとタイトル画面にずっと気になっていた作品です。 @ネタバレ開始 まず最初、画面が縦長だったのが新鮮でした。 そして次に目に飛び込んできた「お胸ばいーん、お爪シャキーン、おみ足むちむちのナイスバディハイテンションリコちゃん」に、度肝を抜かれました(笑) そして……おぉ、リコちゃん人食べるのね~!とちょっと笑いました(笑) カニバもの?はあまり読んだことが無かったの、まさに新しい世界を開いたという感じでした。 リコちゃんはきっと人間ではないけど、自分を人間だと信じて疑っていないところに、不思議な哀愁を感じました。人間は自分が理解出来る範囲の人間しか愛せない、をリコちゃんが言っている所が皮肉めいてて印象的でした。 そして、リコちゃん篇が終わった後に始まる、お姉様篇。……こちらが特に私は好きでした! きっと普通とは違うお姉様なんだろうなと想像していたら、想像通り普通じゃなかった(笑)見た目の厨二感も好きです。 お姉様の人間という生物への嫌悪感は、若かりし頃は多かれ少なかれ皆抱いたりするものかな?とも思ったので、サイコめいてはいつつも、共感出来るところもあり。 気付いたらあっという間に終わってしまいました。過去作とも色々繋がりがあるようなので、そちらもまたプレイさせていただきたいなと思います。 @ネタバレ終了 作者様の作品はいくつかプレイさせていただいているのですが、かなり突き抜けている内容の中にも、要所要所でハッとさせられるような、重みや深みが散りばめられているところが毎度魅力的だなと思っています。 今作も一見すると、色々とぶっ飛んでいるキャラクターが多いように思えるのですが、言葉の端々に「人間味」やら「一度は思うかもしれないこと」やら、心の深い所にあるモヤモヤっとしたものが言葉として出て来たような印象を受けます。 だから、どのキャラクターも憎めないです(笑) @ネタバレ開始 これでもか!と言う程に、ポンポンと罵詈雑言や悪態が飛び交っているにもかかわらず、そこも含めてクズ可愛いな~と思えるので、そこが個人的には一番すごい所だと思いました。 @ネタバレ終了 キャラクターの作り方が素晴らしいです。 また、こちらに語り掛けてくるような文体がとても印象的で個人的に大変好みです。そしてテンポが良く読みやすい。 画面の色合いもサイケな感じで雰囲気がよく出ているなと思ったのと、BGMの選曲がお洒落で好きです。 面白い作品でした。 楽しませていただきありがとうございました!
  • Re:versible/Re:incarnate Te:njik
    Re:versible/Re:incarnate Te:njik
    ものすごい熱量と大ボリュームの作品でした。 この作品はほぼ全てキャラクターの会話のみで話が進行します。そのため、キャラクターの動きや位置関係などが全て立ち絵で表現されているのがすごいと思いました。 キャラクターごとに複数のポーズ差分・服装差分に加え、背後から見た差分もあり、背景を自由に動き回ります。 視点も細かく切り替わるので、小説というよりはアニメを見ている感覚にも近いかも知れません。 とにかくグラフィックパワーがすごいです。 女性陣の身体(肉づき?)がセクシーで、特に水着差分は必見です。背後が、臀部が、すごい。並んでいると、更にすごい。 男性はそれだけでも一見の価値があるかも知れません(笑 内容に関しては、他の方も仰られていますが途中(具体的にはday9)でガラッと雰囲気が変わります。 まさに「急転直下」という言葉がふさわしい展開で(とはいえ、そこまでの伏線はしっかり描かれています)、そこからは目が離せませんでした。 離れた2つのエピソードがだんだんと交わっていく作りが素晴らしかったと思います。 この作品には前日譚やサイドストーリー的なものが他に存在するようで、キャラ同士がある程度関係性がある状態で始まります。 登場人物も多く、ゲーム開始直後はキャラが整理しきれず「???」になることもありましたが、day9までのやりとりで、無理なく理解できるような作りになっていました。 後半はのめり込むような面白さがありますが、前半はギャグも多く、キャラクターの魅力を楽しめて面白かったです。 @ネタバレ開始 他の方と同じように、私もかなりバッドエンドに直行し、ヒントのお姉さんにお世話になりました(笑 何度かアーッな展開にしてしまいましたが、廃校パートの悠太郎兄さんはめっちゃかっこよかったです! この人、純夏くんと同レベルで活躍する!!と思ったら、悠太郎兄さんも別作品の主人公クラスだったのですね。納得! Re:incarnate編のほうで、奈々枝さんが出てきた時はゾゾゾッと鳥肌が立ちました。 「えっ!?なんで!ちょっと待って!?えっ!?」と画面の前でパニックです。 やばいよやばいよ!早く気づいて!!って永久さんに念を送り続けていましたが、やばいのは私の判断力のほうでした(笑 最後に例の人が行方知れずになったことが判明した瞬間、またゾゾゾッ! どっ どういうこと!?えっ!! 私の頭がおかしくなってる!?えっ!? めっちゃ気になります!! @ネタバレ終了 自分も10時間程度は遊んでいたと思います。 面白かったです!! 素敵な作品をありがとうございました。
  • nail lain
    nail lain
    かなり前に、一部ルートのみクリア済みで、その後まとまった時間がとれるまで温め続けてきた作品でした。 集中して一気にフルコンプまで突き進みましたが、大変良かった……! @ネタバレ開始 ■トレジア君 トレジア君の、三人の中で一番普通の男の子感がとても良かったです。恋に恋して周りが見えなくなって、勢いのままに来てしまう若い感じが好きだー!しかしながら、罪悪感に苛まれて、死にたくなってるのも可哀想だけど好きだ……!若気の至りが一番当てはまる子でしたね。 もらい事故的な感じで、人生狂わされていったのがとても可哀想でしたが、人生ってこんなもんだよな~と一番思えたのもトレジア君でした。 可哀想で可愛い、そんな印象でした。 ■ジルツィアさん 誰よりも照れ顔が可愛いかった…!しかしながら、あまりにも忠犬ハチ公過ぎて、プレイ中心配になる程でした。善悪の基準を全て主人公に委ねていそうで、お~こりゃあ病んでんな~と思いながら追い掛けていました。 自分に依存させて甘やかす感じが大変好きーでした。ザ・病み。 なので、トゥルーに入ってからの彼の暴走(?)っぷりは、おー来たー!という感じでした(笑) 罪の浄化を主人公ちゃんに求めているジルツィアさんは、誰よりも一番パスみを感じました。 神だと崇め奉るその信者感……いいぞいいぞ(笑)生かすも殺すも貴女次第だと本気で思えてるその気質がまさにサイコデレ…!? 殺す⇒姫に会える・話せるという図式を自然に構築しているところとか、サイコパス診断一発アウト~!的な感じで、笑ってしまいました。ファナティック! 一番人としてまともそうに見えていたけれど、中身は一番ヤバすぎ君なところが魅力的です。 ■テオラさん めちゃくちゃ口が悪い&口が回り過ぎて、最初は開いた口が塞がりませんでした(笑)突っ込む隙すら与えてくれない……。 でも、段々と見え隠れする主人公ちゃんへの想いが何だか辛くて、イラっとはしませんでした。不器用なんだな~と。 素直になれないテオラさんが時折見せるデレ(?)は破壊力が高くて、ちょろい私はそのギャップに完全にハマりました。 正直最初は主人公ちゃんへの当たりが強すぎて、メンタルがボコボコにされていたのですが、慣れてくるとハマってきますね……(笑) テオラさんルートが一番叙情的で、美しかったかなと個人的に思いました。 トゥルールートでは、何度も「テオラ…おまっ……!(涙)」となりました。心中が永遠に穏やかじゃない男の嘆きがグサグサ来て「何もかも全部主人公ちゃんのこと大好きだからじゃねーか!(号泣)」とこっちも口が悪くなりながら(笑)泣きました。 好きな女のために自国を売り飛ばすその弾けっぷりが大好きです! テオラさんが何だかんだいって、一番主人公ちゃんの本質を分かってる感じなのがとても泣けました。ケンカップル?とでも言うんでしょうかね。 トゥルールートがテオラさんだったことも、とても納得です。このエンドは、最後本当に涙腺崩壊しました。最後の最後まで不器用な二人と「今生だけは愛してる」というセリフはもう涙無しには見れませんでした。めちゃくちゃ刺さりました…… ……と、各キャラクターに傾倒すると、三人とも好きだ!になるのですが、主人公ちゃんの気持ちを考えると「ふざけんじゃねー!」と怒り心頭になるのはごもっともという感じでもあります(笑) 彼らの身勝手さ故に、人生狂わされたのは紛れもない事実ですしね。 なので、その身勝手さに怒り爆発⇒自死決意⇒阻止⇒足切られる(!)⇒怒り爆発⇒の一連の流れはとても自然に思えました。 nail lainの主人公ちゃんは、トゥルールートにおいては特に誰かに明確に恋しているわけではないのもあって、こういう考えになるよなー、そりゃ受け入れられんわな、納得という感じでした。 主人公ちゃんは、最初から最後まで一国の姫だったのだなと分かる描写が、個人的にはとても良かったです。(恋愛脳も悪くないけれど、姫らしく国を第一に考える振る舞いが個人的には好きなので) トレジア君の見た目最推しで始めて、この先もずっとトレジア君推しだろうな……と思っていた過去の私でしたが、フルコンプした今、テオラさん一直線になりました。 幕間の三人の掛け合いも楽しくて、トレジア君のオカン具合やジルツィアさんのポンコツ具合、テオラさんの何だかんだほっとけなくて手を出してしまうところ…など、イイ感じに気が抜けてホッとしました。 スチルも豊富な上に、視線や口元が細かく動くのが凝っていたのもより没入感を高めていて素晴らしかったです。 テーマは「ヤンデレ」な作品だと思うのですが、フルコンプした今は「恋や愛に振り回される男達の悲喜劇」という印象を持ちました。 @ネタバレ終了 大変に面白く素晴らしい作品でした! ヤンデレはあまり……という方でも、是非ともプレイしていただきたいと思います。 素敵な作品を生み出して下さりありがとうございました!
  • 【謎解きx脱出!】ありすえすけーぷ
    【謎解きx脱出!】ありすえすけーぷ
    おもしろ…おもしろい……けど……声優さんに何させてるんですか!!!!!!!!!!!!!! 謎解き脱出のギミックが斜め上、謎技術満載…!!かつフルボイスやおまけゾーンの作り込みまでハイレベルなありすちゃんゲームでした!! でも………声優さんに何させてるんですか!!!!!!! と思ったところで気づきました別に隠しイベントであんな声やそんな声が聞こえただけで別にありすちゃんは普通に普通のことしてただけなので何にも問題なかったですねハイ。良い子は見ちゃだめだけど。 頭が固いため早い段階からありがたく攻略サイトを片手に全力でDエンドを目指すなどなど、非常に楽しく脱出を試みさせていただきました! 一旦クリアできたものの、関係ないアイテムたくさん抱えてクリアしたい気持ちがすごいです。ボイスも収集率を見せられると無性に回収したくなってしまいますね……!! また改めてRTA(己との戦い)をしたいです!!
  • 6月のマリッジブルー
    6月のマリッジブルー
    雨の日、目を覚ました先で出会った見ず知らずの男性と主人公の数奇な運命を描いたお話です。 目を奪うような美しいイラストと、それとは裏腹な、陰鬱な雨のように湿った世界観がとても心に残りました。 @ネタバレ開始 開始当初は、突然拉致した挙句軟禁し婚約者だと言ってきかない灰李くんがとても怖かったです…!言葉が通じない?!しかも閉じ込められてるし…!そしてその出で立ちは何?!とパニック(出で立ちの理由については後の設定資料で判明したのですが) 個人的にストーカーという「自分の目的」だけしか考えない存在が苦手なのもあって、灰李くんも苦手キャラか…と思いましたが実情は違いました。身勝手だと思われた灰李くんの行動が、純粋に雲雀さんの願いをかなえたいという強い思いからの凶行だったとわかった時、今作に対する印象がガラッと変わった気がします。 END3 人を愛する心というものを初めて見つけた灰李くんが、再びその希望を失ってしまう切ない結末でした。最後の瞬間にその思いが雲雀さんに伝わるけれど、もう手遅れという展開が悲しかったです。もっと早く気付いていれば…! END2 灰李くんと心が通わず、束縛から逃れる唯一の方法を選択してしまった悲しい結末でしたが、飛び立つ背中が神々しくとても美しかったです。 ただ、自由な風に身を任せた雲雀さんが…一瞬でも幸せを感じられたのか?そこに少しでも救いはあったのか?と考えあぐねてしまいました。辛い決断を見守るしかないのが苦しかったです。 END1 雲雀さんが6月が嫌いな理由が切なすぎます…。それほどまでに周りに苦しめられ、生きるのが辛かったのだろうと…彼女の歩んできた道のりの険しさを思い、涙しました。彼と出会い「救われてしまった」雲雀ちゃんが、喜ぶよりも戸惑い「彼の隣が幸せなのか、それすらもわからない」という感情を抱くことからも、いかに彼女が押さえつけられてきたかがうかがえて胸が痛かったです。 ですが「雲雀さんを幸せにするためになら何でもする」という灰李くんの狂気的ともとれる愛情が、雲雀さんに生きる意味を与えてくれて本当によかったです。自分で決めることすら困難な雲雀さんには、むしろ使命として生を与え「生かしてくれる」存在が必要だったのだろうと、読み終えて思いました。晴天の海で抱き合う姿と、タイトル画面の二人の笑顔が果てしなく美しかったです。 後日談 自分の願望と、彼女の幸せを願う気持ちとの間で揺れ動き、それでも一緒に生きてほしいと泣く灰李くんに泣きました…!最初の頃は自分の思いを押し付ける部分が大きかった灰李くんが、雲雀さんとの生活の中でどんどん人間味を帯びていく…その変化が尊かったです。対する雲雀さんの心の中にも受け身なだけでなく与えたいという思いや、先の展望にまで思いをはせる変化があり、雲雀さんも変われたのだと二人の成長していく姿に涙でした。 この幸せがいつまで続くのか…どこか儚い夢のようで不安も感じますが、たとえ待ち受けているものが破滅だとしても、二人が辿り着いた失楽園という仮初めの安息が少しでも長く続きますように。 @ネタバレ終了 誰からも理解されないだろう二人だけの世界が、どう考えても常識や倫理観から外れているのにも関わらず、ひたすらに美しく尊かったです。 唯一無二の愛情が胸に迫る作品でした。ありがとうございました!
  • リードマインド
    リードマインド
    ひゃ~~~~~~~すごい、トランプに賭けて分岐するADV!!!!!! 結婚阻止という面白い導入から、進むにつれどんどん気になっていくゲーム開催の謎。 カードや卓上の演出がすごくて自分がトランプゲームをしている気分になり、スチルを交えあっという間に読み終えることができました!!分岐に関する前情報が概要欄にあるのも超絶助かりまくりです。今は勝負の分岐、これは運命の分岐…!!とメリハリがつきます!! そしてEDムービーがすごすぎて、結末の読後感の良さが相まりホアーーーーーーーーーー!!と後ろに倒れかけました笑 トランプゲームをさせるだけだといや初心者に賭け事の醍醐味なんて分からんがな、となりますが、ミハエルくんが(基本は不運ゆえ)しっかり考えて挑むのでゲームのことをよく知らない人でもドキドキ感が楽しめます!! 1時間以内にこんなにすっきりまとめるシナリオ…本当に良かったです!!
  • 私を人間にしてください
    私を人間にしてください
    タイトル画面の可愛い悪魔ちゃんに惹かれてプレイ致しました! 悪魔だけど愛する「ダーリン」と一緒にいるため、人間にしてほしいという悪魔・ペルティーちゃん。 えもふりで表情がごりごり動く上、フルボイス…!というのも相成って序盤はニコニコしながらプレイしておりました。 @ネタバレ開始 人間にする方法として提示されたのが、思っていた以上に物理…!! まぁ、ダーリンは人間だから…し、仕方ない…と思いつつも自分はバッドエンド回収からするのが好きなタイプのプレイヤーなので、ペルティーちゃんがしてほしいと思う事とは逆を選択しながらエンディング回収をしていきました。 序盤はそれでもまぁ良かったのですが… ちょっとした触れ合いでも、人間であるダーリンはペルティーちゃんの想いに反して死んでしまう。 プレイヤー即死系は「はい、次!」とすぐに切り替えられるのですが、本作はペルティーちゃんの悲痛な表情、声があることで「う、うわぁぁぁ~~~!!!」と見事にプレイヤーが曇らせに遭いました(自分は訓練された曇らせ大好きプレイヤーなので全然大丈夫です!)。 それでも二人の行く末が気になるので、今度は彼女の望む方を選択。 ある部分を切り取ったりしてる時に暗転はしますが、何でその時に可愛い音楽と痛々しい効果音が鳴っているんですか~!! となり、暗転明けのペルティーちゃんの手や牙、角、耳がどんどんなくなっていくのが、ごめん…ごめん…となりながらプレイしてました。悪魔だから痛くないと言っていたけど、それはダーリンを心配させないための嘘なんじゃないかとか、悪魔である部分がなくなり人間に近づくというのであれば、悪魔を象徴する部分を取り除こうとする度、その時の痛みはさらに負担となるのでは…?と色々考えながらプレイ続行。 そして額の宝石を取ると…嫌なフラグしかたっていませんでしたが、見事的中。その後天使様が迎えに来るわけですが…… ペルティーちゃんの生前の行い故、自業自得だと思いつつも悲痛に悶える彼女が可哀そうで仕方がありませんでした。 それに反して「仕事だから仕方がないの。本当は早く帰ってお絵かきがしたいの」云々な天使様。 ここの認識のギャップというか、価値観がどうあっても人間ではない空間でダーリンと共に立ち尽くすしかありませんでした…。 12のエンディング後、タイトル画面が変わってまた新たに選択できるようになるのですが、どっちを選んでも、誰かはバッドエンドという…!(二人はハッピーだけど人類はアンハッピー!) 人間の方を選ぶと漏れなく、ペルティーちゃんの曇らせオンパレードな上にダーリン665回も死ぬのか……と、彼女の悲痛な声を聞きながら思いました。 せっかく、別Endでは人間に転生した人間ペルティーちゃんと、老人になってしまったけれど生涯をペルティーちゃんへ捧げたダーリンとの再会……というのが綺麗だっただけに、「そんなことなら、転生前に言ってよ~~~!」となりました…。神様って残酷。でも、ペルティーちゃんが犯した罪はそういうことだよね…とも思ってしまい、世界観、キャラ設定等がしっかりしていてメタ的には、素晴らしいとしか言いようがありません。 また選択肢で分岐し、それぞれ辿り着いたエンディングが全て意味をもっており、無駄なエンディングがありませんでした。物語の完成された構成にも脱帽です。 それぞれのエンディングも独立していたので、バッドエンドかもしれませんが、どれもきちんとしたこうあるべきだという、説得力がありました。娘Endは思わず「ヒエっ」と声が出ましたね。スチルも相成って可愛いけれど、怖い……! 個人的には「君と100年ぽっちの永遠を」エンディングが一番好きです。 ペルティーちゃんは悪魔であり、ダーリンは人間。そのどちらかが変わる必要も変わるよう押し付けるのも違うよなと思っていたので、どちらを傷つけることもなく二人で時間が許す限り幸せに過ごせたんだろうなと。なので、悪魔であるペルティーちゃんにとっては「100年ぽっち」だったけれど、生き様まで変える程の大切な人と共に、愛を育んだ忘れられない100年なのではないかな、と思いました。 ペルティーちゃんならダーリンが次にどの形に転生していようと自力で見つけられそうな気もします。(ペルティーちゃん転生後や娘エンドを思い出しながら) @ネタバレ終了 可愛い悪魔っ娘とイチャイチャするんだ!と思ったら、想像の斜め上を進んでいきました。先が気になって仕方がない!となったので、夢中でフルコンプまで離席せずにプレイしてました。 とても面白く、素晴らしい作品をありがとうございました…!! そしてペルティーちゃんは凄く可愛いです!!!
  • 混同仮面
    混同仮面
    何だこの疾走感…!!?? めちゃめちゃ面白かったです…!!! 出だしからいきなりクライマックスというか、「!!??」ってなりました笑 某日アサのようなノリで繰り広げられる、某日アサでは取り上げられない内容のオンパレード!!! だがそこがいい!  OPアニメも本編内でのカメラワークや細かな動きも非常に凝っており、とても良かったです!!! とにかく勢いが凄い!!!  @ネタバレ開始 あと、混同仮面が正面を向きながら後ろに進む動きで思わず吹きだしました!!! なんだろう…ミニキャラになっていて可愛らしいのに、すごくシュール。 @ネタバレ終了 @ネタバレ開始 ミニゲームの難易度がどんどん上がっていくのですが、再トライを苦に感じさせない設計(すぐ戻れる)等、快適にプレイするための細かな配慮も良かったです…! 終盤は難しい…!と思いつつも時間を忘れて遊ぶことが出来ました!無事全「否認成功!」 最後にバッジを貰う瞬間すらも凝っていて、いつも以上にバッジをもらうのが嬉しい気持ちになりました!!!(?) @ネタバレ終了 他を寄せ付けない、圧倒的疾走感に始まり、嵐のように圧倒的な疾走感で終わるっっ!!! 凄い好きな作品です!!!プレイ出来て良かったです!!!股プレイします!!! 楽しい!面白い!元気になれる素晴らしい作品をありがとうございました!!!!!!
  • 警笛と魔笛の境界<はざま>で
    警笛と魔笛の境界<はざま>で
    全てのエンディングを見ました。 そのどれもが真実であり、虚構である……という概要欄の言葉がよく分かりました。 どのルートも丁寧に作られていて、30分作品とは思えないズッシリ感です。 どのエンドにも少しずつ綻びがある作りが面白かったです。 そして全体から漂うジトっとした雰囲気が、それぞれのエンディングの曖昧さを引き立てていたように思います。 それにしても連続婦女暴行事件……許すまじですね。 もう疑わしい奴を全員しょっぴいていただきたい……! 面白い作品をありがとうございました。
  • 女嫌い
    女嫌い
    二人ともむっちゃ可愛かったです!! 澪ちゃんに感情移入して「忘れたふりするなんて酷い!」とか「ハッキリしてよ!」なんてヤキモキしてましたが……あんな可愛いオチをつけられたら萌えすぎて1発落ちします!(笑) @ネタバレ開始 親は澪ちゃんのことを知っているし、アルバムも残っている…… そんな不思議な状況から、もしかして生き別れた双子が居るのか?とか 交通事故で記憶喪失か?なんて韓流ドラマ系な想像をしてました(笑) ぜひぜひ、これからは二人で仲良くしまくってね!と応援したい気持ちでいっぱいです! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
  • よくある日常
    よくある日常
    日常ほのぼのゲームだと思いきや、ところがどっこい!過去を変えるという能力を持つ主人公が、日常を作り出す物語でした。 そのギャップにまず驚いて、そこからはノンストップで攻略しました。 15分の中に、細かい分岐や伏線が仕込まれており、面白かったです。 @ネタバレ開始 妹を犠牲にするエンディングに先に辿り着いていたので、序盤のチョコレートの伏線は妹を忘れているためのものだと思っていました。 trueに進んでびっくりです。まさか違う伏線だったとは! 2重で伏線をかけられるのはそうそうない体験でしたので、「やられたー!」と思いました。お見事です! 全エンディングを回収しましたが、好きなエンディングは冒頭で「妹じゃない」を選んだ秘密結社のエンディングでしょうか(笑) 1番ぶっとんでいて衝撃でした。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
  • 母標
    母標
    かなり前に一度プレイさせていただいていましたが、感想を投稿する前に改めて遊ばせていただきました。 ホラー要素控えめとありましたが、2週目でもかなり怖かったです。何ならタイトル画面が既に怖い! 概要に社会派とあるように、日本の社会制度やネットリテラシー、性教育の不足など様々な問題提起が短い中にギュッと詰め込まれた作品でした。 クリア後には怖さよりも何とも言えないもの哀しさを感じるのも、そういった一面によるものが大きいのかと思います。 ただ、ホラーとしてもしっかり怖かったです。(二回目) @ネタバレ開始 産婦人科領域においては、中絶問題だけでなく子宮頸がんワクチンの接種率や高齢出産の増加など、他にも抱えている問題は多いと思います。 私が大学で講義を受けた産婦人科の先生方なども、皆さんどうにかしたいという思いを持って働いているのが伝わってきたのを覚えています。 実際、作中の黒峰さんのような環境に置かれている方というのは実在すると思うので、このお話がフィクションの中だけのものになるといいな、と思いました。 (ビビりマンとしては、こんな恐ろしい幽霊が実在されるのも困りますしね……) とりあえず、ネットの情報を鵜呑みにするの、ダメ。ゼッタイ!! @ネタバレ終了
  • 送別会
    送別会
    終わり方が漫才の締めのようでしたので、思わず「ありがとうございましたー!」からの退場の拍手をしそうになりました(笑) お二人のやりとりが軽快で、面白かったです。 先輩が自分で送別会を企画したと思うと、どうしても笑けてきます。 ……と完全にギャグ路線でプレイしていたのですが、他の方のコメントを読んで「ホラー」タグの意味を知りました。 全然気づかなかったです!違う視点から考えると怖いですね! 捉え方で色々な楽しみ方ができる作品だと思いました。 ありがとうございました。
  • SOGNO -Buon San Valentino-
    SOGNO -Buon San Valentino-
    ワクワクしながらプレイさせて頂きました♪ プレイした順番は、Luna→Mare→Terra→Cieloです。 なぜこの順番にしたかと言いますと・・・。 好きなタイプの逆からプレイしてみました。 そして、TerraとCieloは、どちらが先か悩みました。 結果は @ネタバレ開始 んーーーー(>_<)どっちもいい~♪ "かっこいい(*'▽')"と"可愛いヾ(≧▽≦)ノ"が私は好みのようですw @ネタバレ終了 楽しませて頂きました! そして、海底を進む映像が素敵で心に突き刺さりました。 素敵な時間をありがとうございました。
  • キミに心臓をあげたい
    キミに心臓をあげたい
    プレイさせて頂きました。 タイトル名からして、結構エグイホラーなのかなぁと思ってしまいました。 しかし、読んで行くうちに切なさもあり、そして、何故か晴れやかな気持ちになって行く自分がいました。 @ネタバレ開始 全てのEND拝見させて頂きました。 TRUE ENDの最後の駅ピアノの時の描写がとても素敵でした! 心臓=生きて行く希望なのかなぁって思いました♪ @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
  • 混同仮面
    混同仮面
    ここまでぶっ飛んで面白く、また規制のギリギリ(?)まで攻めている作品に出会ったのが初めてで、狂喜乱舞しました!(笑) 深く考えずにただただ笑えて、プレイ後は頭がスッキリ!めちゃくちゃ面白かったです! @ネタバレ開始 いつもは、メモしたり考えながらゲームをプレイすることが多いのですが、こちらはそういうの一切取っ払って感覚で楽しめるのが最高でした。 下ネタもここまで詰め込まれていると、最早清々しく感じるレベル! 言葉遊びのような台詞の応酬もとにかく楽しくて、時間を忘れてプレイ出来ました。 キャラクターもコミカルな見た目で可愛らしく、内容とのギャップがまた良かったです。 ミニゲームが意外に難しくて、無事(?)二つのBADエンドを回収しました(笑) また、要所で入るアニメーションがとにかくすごくて、作者様のこだわりを感じました。いや、本当にすごい……! 今までプレイしてきたフリーゲームの中で一番弾け飛んだ、猛烈に楽しいゲームでした! 作者様の独創性とセンスと技能に脱帽です。天才ですか。 @ネタバレ終了 語彙が最早吹っ飛んでしまう程に、最高に楽しい作品でした! 楽しい時間をありがとうございました!!
  • 死と月は寄りそって眠る
    死と月は寄りそって眠る
    タイトルやあらすじ、台詞など拝見しており ずっと気になっていた作品です。 一時間ほどで読了出来ました。 骨太かつ壮大な設定のファンタジーで、 とても濃密な時間を過ごすことができました。 @ネタバレ開始 村を守る不思議な木、アニマの樹に生贄を捧げるため 常に死と深くかかわってきた老人モルス。 村の繁栄のために奴隷の命を奪う。 彼が手を汚すことで成り立つ村の平和……。 重いテーマですが、読みやすくテンポの良いシナリオで、 すぐにお話に夢中になることができました。 彼が常に抱いていた生や死とはなにかについての問いかけ。 誰も答えてはくれない。 なかば諦めにも似た気持ちでいたそのとき、 ついに出会った答えをくれる者、 それは幼い少女の奴隷だったのですね。 モルスが彼女にルナと名づけ、育てていくシーンは ほほえましいものが多く、とても癒されました。 彼女はとても賢い子どもですね。 奴隷としての暮らしがしみついていたとはいえ、 あっという間に成長していくところは 思わずニコニコしながら読んでいました。 また、以前よりTLで拝見して気になっていた 「ツルギがあればなんでもできる」の謎が解けました! モルスのすごさとお茶目なところが浮き彫りになった、 楽しいシーンの一つでした。 家族に等しい存在としてルナと暮らしていくうちに モルスは変わっていきますが、 それは大事な存在に抱く深い愛情で、 いままで彼が知ることのなかった感情なのだと思うと 胸が締め付けられるような気持ちになりました。 ルナを助けるシーンとてもかっこよかったです。 そしていままで続けてきた奴隷殺しをやめたことで、 モルスやルナの平穏な暮らしが続くのだな…… とほっとしていたのですが。 モルスが己の宿命に気づき、潔く死を選んだところ。 衝撃でした。 ですがもし自分がモルスだったら。 やはり同じ選択をすると思いました。 そしてルナもその十年後、後を追ったところ。 まさかこうなるとは……という驚きもありましたが、 これまでの彼女の死生観など顧みると腑に落ちるものがありました。 アニマの樹のなかで、死してなおルナを守るモルスの姿に涙が……。 エンドロールが壮大な絵巻物のようで、とても惹きつけられました。 そしてエンド後のタイトル画面に 幸せそうなふたりの姿を見つけた時、 タイトルの意味がわかり、涙が止まらなくなりました。 バッジタイトルは永遠の幸せ……。 ルナの日記やモルス父の手記は、 さらに物語の余韻を深める内容になっていました。 アニマの樹の真実に驚愕しました。 なんと……そういうことだったのですね……! @ネタバレ終了 生と死について、色々と考えさせられるお話でした。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 恋に落ちてはいけない20分
    恋に落ちてはいけない20分
    不道徳ゆるさぬ、という強い気持ちで挑んだものの、 勝手に上がる好感度に笑ってしまいました。 なるほどこれが風変わりと話題の乙女ゲームかと、 早々に白旗でした。 @ネタバレ開始 初回END2に行ってしまって、 可愛いでは済まされない主人公の行動力に仰天しました。 心理的ダメージがすごかったので、 北海道だ京都だなんて、わかるわけないだろうよと、 ぶつぶつ文句を言いながらコンプリートしました。 (迷わず北海道を選んだ自分) END4へ導いてもらえるシステムも超親切でした。 (むずかしかったです) END4が最高だなと浸りつつ、EXTRA STORYを読むと、 どうしても雛子さんが気の毒に思いましたが、 彼女の今後に幸多かれと願うばかりです。 クリア後のタイトル画面がとても爽やかで、 時系列を追ったエンドロールもすごくよかったです。 やけに親切な上司にちゃんと理由があって、 きれいにまとまっている素敵なお話でした。 女子が好きなシチュエーションも多くて、 ドキドキしました。 所長さんの昔の髪型も好みでした。 @ネタバレ終了 紫を基調とした画面の雰囲気がよく、BGMも素敵で、 かっこいい上司と夜のドライブを楽しめました。 面白かったです。ありがとうございました。