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ティラノゲームフェス2020参加作品

9927 のレビュー
  • 多分そんなに怖くないホラーゲーム
    多分そんなに怖くないホラーゲーム
    ホラー要素よりも何よりもたかしの存在が気になって笑ってしまいました。おもしろすぎる…ホラゲが得意ではないのですがこちらのゲームは苦手でも純粋に楽しめますね。
  • 夢の花は
    夢の花は
    透明感のあるイラストがとても素敵です…!キャラクターが表情豊かで見ていて飽きません。やさしいお話でした。前作があるとのことなのでそちらもやってみたいと思います!
  • なんでも代行いたします
    なんでも代行いたします
    なんでもかんでも代行してくれる店、「エスクロ」と出会ってしまった主人公について描いた作品。エスクロ(フランス語“escroc”)の意味には鳥肌が立ちました。プレイ後に調べるのがおすすめです! ネタバレしているのかよくわかりませんが、念の為・・・ @ネタバレ開始 僕が最初にたどり着いたのはエンド3。その後エンド2の結末を見て、「うわあああ」ってなりました。最もまとも(?)なエンド1が結局の所一番幸せなのかな、と思いました。 @ネタバレ終了 面白い作品をありがとうございました!
  • 実話系怪談 深海からの足音
    実話系怪談 深海からの足音
    じわりじわりと来るタイプの「和」を感じるホラー作品で、ヒヤっとしました。音の使い方も恐怖を綺麗にに表現できていると感じました!
  • 1MINUTE IRREVERSIBLE(ワンミニッツ・イリバーシブル)
    1MINUTE IRREVERSIBLE(ワンミニッツ・イリバーシブル)
    他の方も書いている通り、綺麗なオレンジ色と青色が印象的。 正直、ゲームが終わったときには「もう終わり!?」と思ってしまった。短編でありながら、「もう少しだけ、この世界に浸っていたかった」と思わせてくれるのがすごいです。 @ネタバレ開始 どうせ変わらない悲しい結末・運命でも、その中で幸せを掴み取ることができる、という感じのメッセージを感じました。「HAPPY END」ではなく「Their HAPPY END」である、というのがなんだか切ない・・・。ストーリーの背景について詳しく語っていないのも、想像力を働かせてくれて魅力的でした。 @ネタバレ終了 素晴らしい作品を、ありがとうございました!
  • Sea glass(シーグラス)
    Sea glass(シーグラス)
    ムービーをうまく使った、凝った演出の物語でした。 タイトル画面に『スタート』や『ロード』がなく、少し戸惑いましたが、ハイセンスだなと思いました。 写真の色使いや、ムービーの見せ方、BGMの入れ方など……どこを取ってもオシャレで雰囲気のあるゲームです。 また、1週目と2週目で見え方が違うというのが面白いですね。 他とは一味違ったノベルゲームをやりたい方にとてもオススメです。
  • 生真面目な後輩ちゃんのゲーム
    生真面目な後輩ちゃんのゲーム
    後輩ちゃんがとても可愛かったです。 オチも捻りが効いていて、良かったと思います。 いつまでも忘れずに覚えていたいですね。
  • 君と二人で歩くことが
    君と二人で歩くことが
    青年と少女が家族になるお話です。 @ネタバレ開始 すごく良かったです。 上の説明文にあるとおり、二人とも すごく不器用で、優しいんですよね。 自分の気持ちを上手く伝えられないし 相手のことを思いすぎて空回りしてしまったり。 見ていてもどかしい気持ちになると同時に 温かい気持ちになりました。 凜の両親は虐待という決して許されない 行いをしました。 しかし、単なる悪役ではなく 彼らもまた弱く苦しんでいた人間である という多面的な描き方をしていたのが良かったです。 また、美穂はほんの一言だけの出番でしたが、 凜の両親の件を想起させるような言動で 印象的でした。 最終的に二人は並んで歩けるような関係になりました。 お互いの気持ちを伝え合ったり、ときには ぶつけ合ったりしながら家族として成長していくと 思います。 飛行機の事故は滅多に起こらないとか 独身の若い男性が女の子を引き取れるかどうか など、細かい粗はありますが、 それ以上に二人の気持ちの動きに 感動しました。 @ネタバレ終了
  • 今宵、忘却列車にて。
    今宵、忘却列車にて。
    きらきらしたイラストと背景、そしてUIがきれいで雰囲気抜群です。切ない物語もすてきでした…!とても心に残るゲームでした。
  • お前のスパチャで世界を救え
    お前のスパチャで世界を救え
    ある日引退(?)してしまったVtuberを救うために頑張るゲーム。@ネタバレ開始 「にあらー」の人と交流していろいろヒントを得たのは良いですが、それが配信へのコメントに繋がるのかな…と思うとそうでもない様子でかなり難しかったです。。何回プレイしても「ビターエンド」になってしまいます。プレイ時間40〜60分とのことでしたが2、3時間やってもEDコンプできませんでした…;;@ネタバレ終了
  • 独裁者打倒計画 by 帝都東京
    独裁者打倒計画 by 帝都東京
    独裁国家と暗殺計画のゆくえは?登場人物の名前がおもしろかった…BARAさん、いいキャラしてて好きです。
  • 最後の手紙 ~天利探偵助手の事件簿~
    最後の手紙 ~天利探偵助手の事件簿~
    天利さんにまた会えるなんて…と感動を覚えつつ、今回もプレイさせて頂きました…! 相変わらずシャキッとした口調でばんばん場を纏めてくれる頼もしい天利さんでした。トンチンカンなことを言ってしまっても助け船がくる…さすが! リアルに「エッ!? 本当だァー!!」とか何度も言ってました…途中でキーになる手紙を読み返せるのも非常に親切です。 物語の内容もとても興味惹かれるもので、真相を知りたい気持ちが積もっていきます…。とってもドラマチックで余韻の残るお話でした。 もしまた続きが出るのならやってみたいとファンコールもしつつ…! 以下ネタバレ込みの感想。 @ネタバレ開始 手紙の送り主が、友人の話や先生の話をしていたのはこういうことだったんだなあと切なくなりました。解決に収束したときの、遺された人々が持つ感情は色々あるのに、その感情を知ることもないのは哀しいなぁとそんなことも考えたり… @ネタバレ終了
  • 犬語
    犬語
    まさかの犬語ゲーム。ゆ…ゆどうふ…ちがった。はずれても真相が見られてよかったです。
  • ミカヅキノヒトミ
    ミカヅキノヒトミ
    綺麗なイラストとフルボイスが素敵です。選択肢は一度しかありませんが全然違うお話に感じて面白い…ラストのスチルで納得!よかった…
  • カペル-Caper-
    カペル-Caper-
    暗闇とノックの音に、怖いお話かな?とドキドキしながらプレイしてみましたがトゥルーエンドで切ない気持ちに…語りすぎないからこそ想像が膨らむゲームでした。
  • よざくら奇譚
    よざくら奇譚
    桜のイラストと淡いキャラクターの色味がマッチしていてとても素敵です。短編ですが、余韻のある切なく暖かいお話でした…!
  • 食卓戦隊調味レンジャー~入隊編~
    食卓戦隊調味レンジャー~入隊編~
    ほのぼのコミカルな和む世界観とキャラクターたち!たくさんあるエンディング、回収が意外と難しい…!?コンプがんばります。
  • 僕らのノベルゲーム
    僕らのノベルゲーム
    前々から気になっていたのでプレイ。 ノベルゲームを制作する上での様々な出来事が綺麗に纏められており、 楽しい部分や悩んでしまう部分、あるあるネタなど時間を忘れて楽しめました。 特に ・製作者側の視点を感じながら、プレイヤーとしてゲームを楽しめる。 ・物語の中で、物語を感じれる。 という独特な感覚が非常に新鮮で病み付きになります。 @ネタバレ開始 物語終盤で主人公がピンチに陥った時、 作品に助けられるという展開に深く感動していましたが、 その出来事自体、主人公の"成長"(作品を完成させれたからこその奇跡?) がもたらした結果なのかもしれない。 と理解して二重に感動しました。 更にその結果自体、主人公1人では成し得なかった類の成長だったと気づいて、 気づけば涙腺が崩壊してました。 個人的にタツ君と主人公の絡みが好きなので、 一番最後のシルエットの変化がとても微笑ましかったです。 @ネタバレ終了 PS.でもなんやかんやで主人公のお父さん推しです。
  • 今宵、忘却列車にて。
    今宵、忘却列車にて。
    プレイしました。あらやだ美少年よ。 物語の展開を巧みに引き立てる選択肢と、背景の鮮やかな色遣いがとても魅力的でした。あとがきを見るに地の文を極力削ることに尽力されていたようですが、それによって不思議な雰囲気がうまく醸し出せているように感じました。世界観の説明と橘の心情描写がいい塩梅に溶け合っています。個人的に主人公が下車する場面のBGMがお気に入りで、新たな世界へ一歩踏み出すことへのこそばゆい期待感が、音楽によってより一層引き立てられていたように感じました。
  • パーソナル・スペース
    パーソナル・スペース
    1人のコピー人間の生きた足跡を見ていく物語。僕は2時間30分ほどで読了できました。個人的な趣向と合致したこともあって、僕にとっては大変印象深い作品となりました。 @ネタバレ開始 個人的には、まず宇宙を舞台にしているところに強く惹かれました。いきなり私事を語ってしまい恐縮ですが……。僕は星や宇宙が好きで、プラネタリウムにも1人で行けちゃうような人間です。星空の美しさにはいつも癒されていますし、「あの星のある場所に、僕達は絶対に行くことが出来ないんだよな」なんてことを考えて、切ない気持ちになることもあります。そんな個人的趣向も影響しているかもしれませんが。本作品のタイトル画面を開いて、いきなり感動しました。まるで、静かに煌めく星空を見ているような気分になりました(「ピアノと星空の短いバラード」という曲、素敵ですね……! さっそく自分でもダウンロードしてみようと思います)。 シナリオについてですが、構成が非常に良かったです。情報の見せ方が大変巧みだったと感じます。 「過去に何があったんだろう」 「これから何が起こるんだろう」 その両者が気になるため、先を読まずにはいられなくなりました。個人的には、「ラズリは今どうしているんだろう」、「シロエはクロハと会えたんだろうか」という点が1番気になっていたんですが。こうした重要なことは、後半にならないと明らかになりません。「プレイヤーの気持ちをよく分かってらっしゃるなあ」という思いで読んでいました(笑) なお、自分も創作をしている身としては、この構成を成立させるための細やかな工夫にも感銘を受けました。本作品は、どうしても入れなければならない説明が多々あったと思います。そんな中でこの構成を成立させるのは、相当難易度が高かったはずです。しかし、「チャプターの初めにさりげなく説明を入れる」、「良いタイミングで語り手が情報を整理する」といった工夫のおかげで、混乱することなく物語を読むことができました。 しかし、そんな見事な構成も、「パーソナル・スペース」という物語においてはスパイスに過ぎないものだったと感じています。この物語最大の魅力は、作品のいたるところで感じる制作者さんの温かなまなざしにあったのではないかと思います。 徐々に明らかになってくる事実は、冷たく残酷なものだとも言えます。シロエはどうしようもないものに翻弄され続けてきたし、その終わりも、第三者からみれば悲しいものであったように見えます。ラズリが最後に起こした行動だって、ファンビル人であれば「何の意味があるのだ」と評するかもしれません。が、それを見届けた者達は、彼らの歩みに敬意を抱いていることが伺えます。今後も、残された者達はそこに意味を見出し、これからを生きる活力に変えるのではないかな、と想像しました。 「生き物同士で争わずにはいられない本能。寿命という生き物の定め。そして、宇宙の大きさと冷たさ。それらに比べれば、1人1人の思いや願いはひどくちっぽけなものに見える。だけどそうではない。そこには、確かな力がある」 自分は、本作品からそんなメッセージを読み取りました。プレイ後は切なくも温かい気持ちになれましたし、生きていくための活力をもらえたように思います。このパーソナルデータを公開してくれた方には、深くお礼を申し上げたいです。 他の面で言いますと、テキストに感銘を受けました。とにかく読みやすかったです。表現もそうですが、文字が大きいのも良かった。その分、テキストウィンドウには2行までしか表示されないという制限もあったのですが。そんな環境の中ですいすいと読むことができたのは、ひとえに制作者さんの技量があってこそだと思います。プレイヤーとしては想像しかできませんが、様々な苦労や工夫があったんじゃないかなと思いました。 また、SF設定の説明も良かったです。シリアスな話である分、プレイヤーが納得できるようなリアリティを持たせなくてはならない。かといって、あれこれ語りすぎるとテンポが悪くなったはずです。本作品は、説明の分量がほどよく、書かれていないことは読者の想像で補完できるものになっていたと感じました。 イラストも大変魅力的でした。特に、最後のイベントスチルは心が震えました……。立ち絵はどれも良かったですが、ラズリが口を開けて笑っているのが特に好きです。過酷な状況でも明るく生きる彼女には、なんだか勇気をもらいました。 @ネタバレ終了 総じて、大きな感動を与えてくれた素晴らしい作品でした。ありがとうございました。