ティラノゲームフェス2022参加作品
8834 のレビュー-
猫ノ目のような世界で幻想的な絵に惹かれプレイしました。 @ネタバレ開始 大きな木さんの心電図や犬さんの縄など死を連想させるディティールから、これは死後の世界かな?と最初は連想し読み進めていましたが、それにしては陰鬱とした空気をあまり感じなかったので、世界の正体が判明した際にとても合点がいきました。 世界の住人のデザインも、かわいらしいけどどこか不気味で、さらに各々の悩みが象徴的に表されていて隠された意味を想像するのが楽しかったです。 そして世界の全容が明らかになることで、冒頭の一見否定的な文章の持つ意味が全く意味を変え幕引きするラストは読後感が素晴らしかったです。 羽ネコさんが消えて物語は終わりとなっていますが、悩みを抱えた人達に寄り添い続けてきたくじらさんもいつか報われる時が来ることを願わずにはいられません。 あ、あと一気に読み進めてセーブ忘れてしまって先にAnotherエンドに辿りついたので最後の選択肢まで戻る機能が何気にありがたかったです! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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無限の月空まるで映画のような作品でした! 3Dのキャラクタという見た目に始まり、記憶喪失の主人公を助けてくれた刀を携えた謎の美少女、彼女が仕事として引き受ける異界の怪物退治、Rayという光学式の端末、更にはOPムービーと、序盤から引き込まれる要素ばかりで、開始早々とてもワクワクして最後まで一気に読み進められました。 また、選択肢でエンドは変わらないとあったので、心の声に従って麻耶さんを選びました。喫茶店で「ポスターの女優さんだ!」と声を掛けたら依頼主って、もう運命じゃないですか! @ネタバレ開始 皆がそれぞれ何かを抱えていて、それを明かしながら展開していくので、読み応えがありました。しかもそれがラストバトルで結集する流れで熱い。 ただ、要素の噛み合わせが悪いのか詰め込みすぎなのか、妙なダイジェスト感があったのは事実です。例えば凛ちゃんのエピソードは単体では良くても、仮に無かったとしても物語自体には影響しないと思うんですよね。 ちなみに映画で一馬くんが出てきて、しかも彼女と上手くいきそうな流れでびっくりしました。前作ではトラウマだったはずなのに! でもお互いの心境に変化があって、上手く付き合っていけるなら良いことですね。幸せになってほしい! @ネタバレ終了 トップの画像もそうですが、ビジュアル面での見せ方がやっぱり上手いなぁと思います。 面白かったです。ありがとうございました!
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二縄村に冬がそれぞれの思いが交錯する物語。 既読文は色が変わるので解りやすく、一つの選択肢で大きく物語が分岐します。 出来れば固有名詞に全部振り仮名が欲しい……。 @ネタバレ開始 後、名前決定する前にデフォルト名が画面上に表示されてる方が親切かな、と。 解らない方が興味をそそられるかも知れませんが。 最初はノーマルBAD「長月」でした。藤左が結構不憫な気が。 次に荻平よりっぽい選択肢を選んでみると……え、どちらでもいいって、主様? 荻平バッドエンド「ふしの間」……なるほど、中々複雑そうな話。にしても皆鬼畜だな!? 荻平エンド「二人」二人の迷い、ためらう気持ちと、両方を大切にしようとする希望を感じるエンディング。 ノーマルエンド「春陽」痛快!みんな振り捨てた!好き!w 藤左バッドエンド「君がため」おおう……何か裏があるんじゃないかと疑ってたけどやっぱりか……。 藤左エンド「風花」も最後まで疑ってたけど王道っぽいエンディングだった……。 後は主様かな……?よし、スキップ使うか。 あー、うん、ソウデスネ。皆善人の振りをして主人公に近づいてマスネ。 皙山主BADエンド「玉の緒」……一風変わった伝奇物っぽいエンディング。 皙山主エンド「梅太郎」でまとまるかと思いきや、おおう……なエピローグが……。 後日談や質問も見てまいりました。エンド名に見覚えがあるなーとは思ってましたが奥が深い……。 全文読了マークも親切で可愛らしい。 設定としては主様が奥深いですが、強烈なのは荻平ですね。 @ネタバレ終了 面白かったです。
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車座怪談主に主人公以外の三人の話を通して、色んな怪談が聞けるノベルです。 夢に出てきそうなゾクッとするものから、コワイノカナーとクスッと笑えるものまで、バラエティに富んでいて面白かったです。 実写の顔写真の使い方、良いですね……。どれも絶妙なタイミングと表情でした。特に音楽フェスの話のあの顔が印象深いです。 しかしやはり、小林君の話が一番怖かったですし、悲しかったです。なかなか出せなくて攻略を参考にしたのですが、確かに、あの場で話す内容ではないんですよね……。 @ネタバレ開始 彼の話だけ、確実に彼の体験談なんですよね。 結構ひどい体験をしていてビックリしたのですが、菅原君たちと仲良く幸せに過ごしてほしいですね……。 @ネタバレ終了 共通シーンでは前作と繋がるような意味深なものもあり、気になりました! FAではどんなに頑張ってもケチを付けられる奥田君を描いてみました。たぶんK-POP風マッシュの塩顔。
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ID27キャラデザがめちゃくちゃ好みです! キャラクターの髪形や一人称を選択できるのが最高ですね!! 私は、最終的にオレっ子(娘)ショートになりました…!しかし、どの一人称も髪型も捨てがたい…。 実は初期のころにプレイしたことがあって、一つ目のバッチは獲得済みです。再プレイして二つ目のバッチも獲得しました! @ネタバレ開始 最初は、自分がマスターと呼ばれていることから、ニナちゃんがアンドロイド的な存在だと思っていたのですが…まさか、逆だったとは…。 記憶がなくなってしまうのは悲しいけれど、いつまでも何度でも思い出したいですね…。 演出やゲーム画面、エンディングもスタイリッシュで素敵でした!!! バックログの隠された思いは、見ていて切ない気持ちになりました…。 @ネタバレ終了 27にまた会いたくなりそうです!素敵なゲームをありがとうございました!
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落とし屋・麒麟ホラー苦手な自分ですが、噂のイケオジ様にぜひともお会いしたいとプレイしてまいりました。 おしゃれで洗練されたUIデザインが素敵です。雰囲気を盛り上げる細かい演出もセンスいっぱい。そして何よりおじさんがかっこいい。この一言に尽きますね。 @ネタバレ開始 開始画面の不気味なBGMに「だ、大丈夫なのか・・・。果たして本当に大丈夫なのか、自分。」とうろたえたところから自分のゲームプレイが始まりました。スタートボタンじゃないし。「呪う」だし。絶対怖い奴だよ。これプレイして自分も呪われちゃったらどうしよう。「このビデオを見たら呪われる」系の映画を観た際のトラウマがよぎる自分。 ま、まあ、大丈夫。きっと生きて帰ってこれる。イケオジさんに会うまでは絶対引き返せん。とようやく「呪う」で開始したら・・・ ・・・いきなりめちゃくちゃ微妙な呪いをかけられました。笑った。そして呪いの藁人形君がなんか憎めない。 「え?そういう感じの呪いなのですか?だったらいける」と謎の確信をし、妙な呪いにかかり続けながら最初のラウンドが終了。 ホーム画面に出た「払う」に歓喜して「おねがいします!!」と再び開始。 そして出てきた謎のおじさん。おわぁーーー!!!イケオジ!!!なんだこのイケオジ!!しかも差分多いよ・・・。たれ目いいな。好きだ・・・。おじさんとお話楽しい。話し方にちょっと特徴があっていいな。にや~って見下ろす食えないおじさん。 途中から「あれ・・・?これは・・・もしや乙女ゲ的な・・・」と若干の淡い期待。 そしておじさんがお祓いをしてくれたところでほっとして終わりました。 って思ってたら終わらなかった!!お名前がようやくここで分かりました。亥角さん。苗字かな?通り名は麒麟か。かっこいいな! でも亥角さん、言ってることめちゃくちゃ怖いんですが。途中で豹変されたところでおわーーーー!!!もうしません!もうしません!と反省して終わりました。 色々謎の多い人だったな・・・と思ってホーム画面に戻ったら今度は㊙ページが!ゲーム的にこうやっておまけが開放されていくのも楽しい。 今度はおじさんにまつわる色々な小ネタが!こういうの楽しいな~。オムライス好きなんだ。いいな、あの顔でオムライス食べるのか。あの顔で。藁人形くんにも名前が!ワラニン・・・。かわいいな。グッズ持ってたら呪われそうだけど。 おまけに来てまで物騒な展開にドキドキハラハラ。ちょっと乙女的な展開が!と思ったら「いけない子だ」とやんわりお断りされてしまいました。やましい展開を想像してすみません。 最後の最後までおちょくられて楽しかったです。ウィンクが似合うおじさんだった・・・。 @ネタバレ終了 続きのお話もあるということでとても楽しみにしています!素敵なゲーム(とイケオジ様)をありがとうございました!
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Bar Flor最初の雰囲気から完璧にバーでした。 お店の看板が灯る瞬間のゾクゾクするような期待感。照明の落ちた店内に足を踏み入れた瞬間の背徳感。自分のためだけにサーブされたカクテルを受け取る瞬間の優越感。一度でもバーに行った経験のある紳士淑女の皆様にならご理解いただけるのではないかと思いました。未成年飲酒ダメ絶対。 ゲーム的には調合ゲーと思われますが違います。これはゲームの形を借りたバーカウンターです。カクテルを作る時のアニメがまたイイ!カクテルもイイ! そんなすばらしいカクテルに驚くべきメッセージが秘められていて…メモ帳片手に夢中でプレイしました。 @ネタバレ開始 が、自力クリアできなかったので攻略に頼りました。どうもありがとうございました。 裏と表に突き落とされるかんじがすごかったです。語られ過ぎない過去と匂わせるだけの現在の在り方がリアルでした。 バーはおろか晩酌もできない日々が続く中で、こんなにすてきなお店に連れて行ってくださってどうもありがとうございました。 @ネタバレ終了
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ひつじさんへっどふぉん ふしぎな島のなかまたちずっと気になっていた作品です。 プレイした後とてもほっこりした気持ちになれました。心温まる素敵なお話です……! @ネタバレ開始 はじめは仲間外れにされていたひつじさんが、それでも困っている動物たちを助けていて、なんて優しい子なんだと感動……。 姿は異なっても心を通じ合わせることはできる──読み終わった後とても癒されましたし、ポジティブな気持ちになれました。 膨大な量のスチルはどれも綺麗で素敵でしたし、キャラクターはみんなキュートでどこかユーモラス。声もみんな可愛かったです。(制作者さまがすべて担当しておられたのには驚きました!というか全部制作者様が手掛けておられたとしってさらにびっくりしました。すごいです……!)特に好きなのはありさんの声です。儚くてかわいい……。 ちなみに性格診断はひつじさんへっどふぉんになりました。それで親近感があったのか~(*´ω`) @ネタバレ終了 とても面白かったです。 素敵な時間をありがとうございました!
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ミアウオトコイラストやボイスのクオリティがとても高くて感動でした! 息子さんの強くてかっこいい所も見てみたいな〜と思いました!
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おもいをつたえるプログラム選択肢ゲームを逆手に取ったラストに感動しました。 正しい選択ではなく、自分の願った未来への… ゲーム性とドラマ性の温かい融合を感じました。 同じ作り手として、ピアちゃんからは学びも多かったです。愛されるキャラクター造形は勉強になりました。 次回作も絶対プレイします。
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地下病棟入力したキーワードをつなぎ、情報やヒントが浮かび上がってくるシナリオとシステムが面白かったです! 他の方のコメントを参考に、時間なのか〜!と なかなか、指定の時間にプレイすることが難しく、イベント集めに難航しましたが、 @ネタバレ開始 深夜に寝床でプレイすると、暗い画面と脱走の雰囲気が相まって緊迫感がありました! 集めてた情報が足りず、0時の脱走も失敗したり、日を跨いで繰り返す、 臨場感が面白いゲームでした。 真相も、疑問を全部回収していてすごいと思いました! @ネタバレ終了 面白い視点のゲームでした!
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fluffyとてもかわいいゲームで遊んでいて癒されました! 青い鳥ルートが一番好きです! 最速ルートがあるとは思ってなくて笑ってしまいましたw
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さいごのクスリとても短いお話でしたが思わず泣いてしまいました。 お互いが大切なはずなのにすれ違ってしまうのは悲しいですね
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Another OSタイトルからブレないお話だったと感じました。 1話目からグッと引き込まれてしまいました。 良質なホラーをありがとうございましたm(*_ _)m
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初蘭町へようこそ!スクリーンショットに俺っ娘がいたので まんまと惹かれてプレイしました。 選択肢次第で設定も変わるので いろんなパラレルワールドを見られて楽しかったです。 どのキャラも第一印象からして全部良くて、 ホイホイ初蘭町にのめりこんでしまいました。 展開が早く、選択肢による差分も豊富で夢中で遊びました。 良いタイミングで一枚絵が来るので嬉しかったです。 @ネタバレ開始 悪神の町エンドで見られた 飛鳥くんの首○りスチルには手を叩いて喜びました プレイを終えた後作者様のpixivも見に行きました。 小ネタがたくさんあって最高でした。 @ネタバレ終了 個人的には小瀬豹介が一番好みだなぁと思います。 幼馴染に対して湿度がたけ〜……。 登場キャラはみんな顔が良くて みんな中身が最悪です(一部はまだマシだけど) 全員揃って大団円なグッドエンドは無いので それを求めている人にはおすすめできませんが、 ストーリーもキャラも非常に良かったので なんでもいける人はぜひプレイしてほしい作品です。 とっても面白かったです!
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【公開終了】世界征服はティータイムのあとで綺麗なイラストに惹かれて、プレイさせていただきました。 タイトル画面だけでなく、立ち絵やスチルまで繊細で可愛らしい絵柄で描かれていて、画面を眺めているだけでも楽しかったです。 シナリオも短い中でテンポよく展開していき、飽きさせない作りになっていて本当に面白かったです。 個人的に台詞回しがとても好みでした…! きらきらとした甘くてあたたかい世界が味わえました。 楽しかったです!
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テスト返し綺麗にまとまっていて面白かったです。佐倉さんのキャラクターが好きでした。
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カニクエストテキストやグラフィックに良い意味で味があり、軽い気持ちで楽しめるRPG でした。 ティラノでこんな本格的なRPGが作れるんだ…とかなり感動しました。 カニは最初何か戦法があるのかな?タイミングが大事なのかな?と考えましたがHPの数値を見て考えるのをやめました。笑
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IDOLA(イドラ)洋画のようなクラシカルでお洒落な雰囲気が印象的なゲームでした。 ストーリーが様々な登場人物の視点に移動して少しずつ明らかになっていくので、謎を解き明かしていくようなプレイ感覚です。 そういった演出・構成も相まって、ついつい二周目をプレイしたくなりました。二周すると、初見で意味を感じ取ることができなかった台詞も伏線になっていたことがわかり、さらに感動が深まります。 @ネタバレ開始 深い考察などは皆さんが他のコメントでされているので、心に残ったことを綴っておきます。 まず、真実は「その人にとっての」真実だということ。 登場人物たちひとりひとりに真実があり、それはプレイヤーにも当てはまります。 そのうえで、「被害者ソフィア・モーガンの心の傷が、一日でも早く癒える事を願って。」という一文を見ると物語の残酷さが浮き彫りになるな…と感じました。 彼女が笑顔で言った、「help me.」の意図も考えさせられます。 @ネタバレ終了 素敵な作品でした。
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The Boxとても不思議な作品でした。 届いた箱を全部開けたり、逆に全く開けないのも試しましたが、色々な結末がありよかったです。