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29835 のレビュー
  • 「君も助けてくれないんだね。」
    「君も助けてくれないんだね。」
    クリア後からしばらく余韻に浸ってまたコメントしたくなりました.Xじゃとてもじゃないけど呟けないし,きっと作者様も見ていそうなのでここに吐き出します. @ネタバレ開始 overdoseの描写ってめちゃくちゃいいですよね...この物語を通して新たな癖を見つけてしまいました.体は拒絶反応を起こしているのに,頭は夢の中にいるようで苦痛と快楽を同時に味わっているぐちゃぐちゃの感情を見ることが出来るなんてなんとお得なことか.ほんとに最高でした. @ネタバレ終了 アングラ人鳥さんの世界は基本的に民度が終わり散らかしているので今後も楽しみにしていますね!
  • 勇者は呪われてしまった!! 好きと言ったら死ぬ呪い
    勇者は呪われてしまった!! 好きと言ったら死ぬ呪い
    タイトル画面につられてやりました。 意外な結末。 面白かったです。 @ネタバレ開始 まさか、制限時間付きの選択肢が現れるとは思わかなかった。 最後の定食はミスりました。 @ネタバレ終了
  • 誰が殺した小夜啼鳥を
    誰が殺した小夜啼鳥を
    尾猫シリーズを制覇するぞ!とワクワクしつつ実況動画としてプレイさせていただきました。 ―誰がコマドリを殺したか?それは私よスズメがそう言った。 概要にある通り、殺したのは誰?という部分を想像しつつ楽しませていただきました。 @ネタバレ開始 先に一言置いておくと、確かにこれは葦島さん激怒案件待ったなし…!! 始まりの話→ハートフル→悪意と殺意、という温度差で風邪を引きそうになる位、毎作彼の違った面を知る事ができるという意味で良かったです。 根幹の部分はそのままで、一作目を思い返して思わず「それ言っちゃうかぁ~!?」となる場面も多々。 ここまでくると、プレイ目的もすっかり葦島さんの行動を観察して楽しんでいる部分が大きくなってきましたね。 あとがきでも作者様が彼を気に入っているので今後も出番があると記載がありましたが、需要はここにもあると声を大にして言いたいです。 では、話を本作本編の方に戻しまして。 後から再度物語を読み返すと、この時点であった!となるあちこちにあった伏線。 そして、意味を理解したからこそ何を示していたのかわかってしまった白黒で描かれる断片的な情報。 基本は顔のわからない形式で人物が表示されるからこそ、顔がはっきりとわかる場面が引き立っていく。 それは愛らしい表情だったり、隠しきれていない敵意だったりと…。 タイトルから、最初は小夜ちゃんは女の子かと思っていましたがいざプレイを始めると男の子?となり、最後にはやっぱ女の子だった!!と完全に作者様の掌の上で転がされました。 気付いたら知らない場所で知らない大人の男に声をかけられる小夜ちゃん。 案内をしてくれるという申し出を無視し歩き出した後、肩に触れられた際に思わず出た拒絶の反応は初見だとただの知らない大人を警戒する物として見えましたが真相を知ると違う意味になってしまうのが良いですね。 『其の後に起こる事を予測して、震える肩』というのもてっきり手を弾いたから腹を立てた相手に何かをされると思っただけだろうと思っていた…頃がまだ幸せでした。 実際は、大人の男(先生)にされた行いからの警戒が無意識に出ていた…のでしょうね。 そして、その対応に対し『小夜ちゃんは触れられるのが怖いから』と思って納得する葦島さん。 この辺りは変に人を疑わないというか、純粋ないつものだなぁと思いましたがその後に自分にも怖い物があると『階段』というワードが出た時には 君が言うとほんっとにシャレにならないもんな!? と、ブラックユーモアすぎて笑うしかねぇ!となってしまいました。 確かに死因だからなぁとはなりますが、彼自身が今も手摺がないとどうにも駄目という辺りそういう点でも笑い事じゃないのは根深いですね…。 今思うと、葦島さんが小夜ちゃんへ学校についての話題を振ったのはただの興味本位な偶然かある程度目星を絞る為の質問だったのか? ここは不明ですが、産まれてもいない彼にとっては学校へ行くという生きていれば当たり前にできたであろう事も憧れる事なのだろうな…というのが何ともやるせなさを感じます。 それはそれとして首が180度捻じれている様にすら見える(彼の体質的にできないとも思ってないので比喩ではないかもしれない)勢いなのは突っ込みを入れながら。 まだ葦島さんの服装が一作目の時と同じだったので、多分時系列としては二作目冒頭よりは昔?程度で捉えていましたがそこはまさか彼の正体が…と思いつかない事を想定すると勘違いをしてもおかしくなさそうですね。 (実際、時代的な話としては彼が産まれるはずだった頃ならそういう事も本当にありえたのでしょうが) 唐突に挟まれる回想。 どうやら先生の視点らしく、さっきまで名前がわかっていた小夜ちゃんの名前が不明になっており『篠上』と呼ばれている? 田舎の学校という事で、2学年ごとに1教室にしている事もあり6年生の彼女は色々あって他の生徒から浮いた存在だった。 先生としては彼女の事を気に入っており、彼女も何だかんだ先生の事は気に入っている様子。 片親の家だと何かと大変というのは理解ができたので、気に掛ける気持ちはわかるかなぁとこの時点では微笑ましく見ていられました。 学校であった事を語る小夜ちゃんに対し、学校に関する知識が乏しいのか将棋も勉強の一種なのか質問をする葦島さん。 この辺だと、センセイやショウギという単語がカナ表記なのが音は知っているけど意味までしっかりわかっていない感じなのもあってまだ知識を学んでいる幼さを感じさせます。 本来ならすぐにわかりそうな、将棋をする自分は他の子とは違う!という自尊心も素でわかっていない辺りもある意味素直というべきなのか。 「頼れる人が一人しか居ないのは……危ないよ」 軽い会話のドッジボールから出てきた本気であろう心配。 本来、子供でなくても頼れる先が多いに越した事はありませんしそれが子供ならば猶更多い方がいいのはその通りでしょう。 ここは結果論と無意識もあるのかな?という推測ですが 「……先生以上に、先生みたいな事、言うんだな」 この返しが自身の立場を悪用し自分に依存させ洗脳させる事で言う事を聞かせようとした教育者崩れの行動と、真に子供の未来を案じるべき人の言葉として出るはずの物。 その対比から出たのではないかと2周目では感じました。 そして、先生は放課後も勉強を教えたりするから大変だという説明から再び始まる回想。 そこでは帰りが遅くなっても父親の帰りが遅いので心配される事がないと語る小夜ちゃんに勉強を見てあげる先生が。 会話だけ見ていると多少の違和感?若干すれ違いのような物がある印象。 そのままでも、自分を気にかけてくれている好きな先生に照れている生徒という解釈はできますが… 後の回想も合わせると恐らくここは小夜ちゃんの台詞はそのままだと思えますが他に捏造なり改変があったもおかしくない気はしますね…。 特に気になったのが 「……うん。分かってる。分かってるよ。先生」 ここの部分でしょうか。 その後の、段々と様子がおかしくなっていったという部分は真実を知った後から見れば恐らく嘘を広めようとした辺り付近と考えた方が自然。 ならばこの帰りが遅くなる事や、何かに対して分かってると返す部分は本来の会話では違った意味っぽいなと。 なので、先生側の都合の良い回想という前提を踏まえると…ここで本来あったはずの先生の台詞は不純なそういう事をしてる際の、と予想します。 初見だと、何故そこから小夜ちゃんがおかしくなってしまったのか。 大人の男が怖い?というのも唐突ながら疑問でしたが、家庭内暴力を振るわれているのかと素直に解釈しました。 それなら早く助けないといけないし、とりあえず児童相談所は!?と思うも何故か先生は何もできないという考え方。 暴力の証拠として痣を確認するなら、それこそ保健室で保健の先生にも証人になってもらう&相談相手として妥当と思えるのに…。 何故、他の先生に相談するのは論外で 逆にこの先生の頭がおかしい奴扱いされると思ったのか? いくら回想の中では都合よく捏造しても、本当はそれをしたらおしまいなのがわかっていたから。 言ってしまえばそれが全てだったんでしょうね…。 その上で、学校にいる間位は~の部分を見ると眉間に皺が寄るのを感じます。 そして場面は戻り、嫌な事は思い出したくないという一般論を言う葦島さん。 嫌な事程自己保身の為に記憶を封じ込めようとする人もいれば、忘れられないでいる人もいるのでここはタイプによるなぁとも思いつつ。 ただ、二作目を思い出すとちょっと意外性はあったというのが本音ではあります。 父親への恨みというか、自分が産まれる事ができなかった原因でもあり情すらなかったのでそりゃ今の彼の在り方が成立する根幹に関わるし忘れはできないでしょう。 それでも、なるべくあの女性の事を覚えておこうとしていた葦島さんとはすぐには結びつきませんでした。 今作を通しての印象ですが、彼がある意味純粋でこの成り立ちに関する部分だからこそ接点を持った人の人間性でどちらの面を見せる…ある意味母体にいた頃まだ顔がなかったまま死んだからこそ鏡のような物なのかもなと。 そしていよいよ核心へ迫る一言。 「アンタが、自分の知ってる大人の男とは、全然違うって事がだよ」 最初に小夜ちゃんが怯えた様子だったのは大人の男という存在に対して示した物。 だったらそれは誰か? …考えてみれば、親子関係はさておき自分の父親を『大人の男』という括りで表現するのっておかしかったよなぁと後から、真面目に推理したらわかったかもという悔しさも。 文字通り、今の彼女は死んでも死にきれなかったせいで彼岸と此岸の中間にいる。 本来なら子供が来る場所じゃないというのも、産まれる事なく死んでしまった葦島さんだからこそ身をもって知っている悔しさ等があったでしょう。 だからこそ、その原因が判明すれば力を貸すのも予想はできた結末でして…。 次の回想は、すでに手遅れになってしまった後の事。 父親に殺されてしまったという部分だけ聞けば虐待の結果とうとう…と何でもっと早く止めにいかなかった!?という感情に溢れましたが…。 初見でも、何故そうなったかの経緯予想がぐちゃぐちゃしているというか…明らかにおかしな事は言っているのだけわかるけど、という印象でした。 そして繋がる世界。 今まで彼方側(正確には境位の場所?)にいた葦島さんと先生のご対面。 ここで今までと違い、葦島さんの姿が完全に目に見える状態へ。 本能の訴えというのも、葦島さんが100%生物のカテゴリとして人間と言えないからかな?程度に思いましたがこれも自分が制裁を受ける事への察知だったのか。 それでも、後ろ暗い事がなければ名乗るだけならそこまで問題でもないはず…。 からの、剥がされる爪1枚目。 やけに暴力的な手段できたな?と思いましたが、再度問いかける葦島さんの言葉はさらに詳細が足されており。 篠上小夜さんを苦しめた、という部分が付け足されている。 それに対し取り乱す先生。後々から考えるとこの時点で駄目な部分が露呈してる方向性の言い訳をしていたなぁ?と爪が剥がされる様子を眺め。 そして、やっぱ少女で良かったじゃん!?となる事実の確定と先生の罪が明らかに。 これは地獄行待ったしという事実の露呈、もはや問答でなく拷問と化した爪を剥がす作業。 「でもね、余りにも貴方の生き様が、私が知る人間に似ていたものですから、つい」 ここで見せた、今までに見た事のない憎悪に満ちた葦島さんの表情。 自分の父親の時も殺す程度ではあれここまでの顔はしてなかったのに…と思うも、彼の言っていた嫌な事程忘れられないというのを思い返し。 こんな表情になる位という時点でそりゃ、そうだよなぁ…としか言えなくなりました。 全てが明るみになり、目の前に死んだはずの小夜ちゃんがいたにも関わらずクズ思考全開の言葉しか出ないならここからの流れも全て納得でしょう。 教師が見た中で一番晴々とした笑顔。 そう表現される笑みと共に襲い掛かる衝撃。 ここでBGMがショパンの別れの曲というのが最高ですね(復讐をしてあの世へおさらばする為という点でも) 葦島さんとしても、父親のようなクズ男相手なので容赦もなし。 小夜ちゃんとしても、こいつに復讐しないと成仏できないのでやはり容赦なし。 からのコンビネーションというか、同郷の友の様に笑い合う微笑ましさ(※ただし周囲に血糊はあるとする) てっきり、少女の力では殴っても火力がでないから武器が必要だったのかな?程度に考えていましたが台詞からするに 「もう身体の一部とかに触りたくない」 だから触れなくてもいい凶器で痛めつけるのを選んだのか、と納得もしました。 これなら子供でも扱える範囲だし、直接触れないって意味でも結構合理的だなぁ? そして、再び流れ出すショパンの別れの曲を背景に肉塊ができあがり。 この、そこでこの曲を選ぶのか~と知っていればニヤリとしちゃうセンスがすっごく好きです。 目的が完了し、二人は反対の方向へと歩き出しそれぞれの行先へ。 てっきり肉塊にされた時点でもう死んでいるとばかり思っていましたが…。 肉塊にしても死なないで苦しみ続けるようにする為に、あえてあの場所で復讐はされたのだなという部分に抜かりないなぁと感心をし。 現世の様子を見ればやはり他にもターゲットにされていたであろう女生徒がいた事が示唆され…。 確かに、クズばかりが好かれるというのは嫌になりますねぇ。 と、葦島さんの出自を思えば尚の事深く頷くしかなく。 それでも今回に関しては、最後は某ゲームから好きな台詞を引用させていただきまして。 やっぱり復讐はこうじゃないとね。 @ネタバレ終了 予想は外しましたが、内容としてはしっかり楽しませていただきました。 一作目からここまで一日で連続でプレイ&感想を書かせていただきましたが、一旦本日はここで区切らせていただきまして。 また後日、残る作品も堪能させていただきたいと思います。 それでは素敵な作品をありがとうございました。
  • バグだらけ研究室
    バグだらけ研究室
    気になったので遊ばせてもらいました。 デバッグ環境というのがたいへん興味深く…! @ネタバレ開始 セーブやロードにまでバグが仕込まれており?はあああ??となりながら 実際の環境でこんなものがこんな数起きてたら、むしろ開発者を疑うレベルと言いますか…いや乱数なら仕方ない…のか…? 確率でしか出ないバグも多々あり、全部出すのにかなり骨が折れました。 リスの概念が乱れる…! 魚(マヨネーズ) 100%(100%とは言っていない) 普通のゲームでこんなバグに出くわしたら自主的に鬼電しそうです。 猫の群れに実際に遭遇したかったなあ…したかったなあ…!! @ネタバレ終了 実際のデバッグというものは、パッチを当てたのが原因で更にバグが増え その対応でまたバグが… 再現できなくて直しようがない… 特定の環境下でしか起こらないバグとかどうしたらええねん… なんてこともあるそうで頭を抱えます。 面白いゲームをありがとうございました!
  • 「駄目人間。2―落選編―」
    「駄目人間。2―落選編―」
    3分ノベルとのことで、プレイさせていただきました! 数多に渡る分岐を調べて ちゃんと救いもある構成 素敵だと思います! 勢いがあるところと、落とすところ緩急ついていて、 いい意味で掌編ノベルゲームっぽい作品でした! 素敵な作品ありがとうございました!【セチル】
  • 「駄目人間。2―落選編―」
    「駄目人間。2―落選編―」
    ごめん、めっちゃ笑った!! 落選経験のある製作者なら共感しまくりだと思います。 どの展開もほんと、あるあるで笑いました。 「な訳あるか! 賞が欲しいに決まってる!」の心の叫び、大好きです。
  • ヤンデレ落ちなんてサイテー!?
    ヤンデレ落ちなんてサイテー!?
    タイトルに惹かれ、さらに前情報にて立ち絵のないゲームと聞いてきたので、ワクワクでゲームを始めました! (立ち絵がないという事は、のりぬこ先生のイラストが大量に見られるですって!?) @ネタバレ開始 いやー!とても、とても楽しかった!! 初め、どんなヤンデレが来るのかワクワクしてたら、いきなりヤンデレ回避に成功してしまいました…。 ここは、ヤンデレ落ちしようよ!わたし!!!!笑 ヤンデレ落ちすると、画面が割れる演出も凄く良かったですー!! どのエンドも色々なヤンデレが見れて楽しめたのですが、私が一番好きなのはED3でした! 穏やかヤンデレ癖!!! そしてエンド名が出る画面すらオシャレなんですけど?! のりぬこ先生は本当にセンスの塊だと思います…。 え?ロゴも自作?神ですか?? 立ち絵の代わりに全CGって本当に贅沢仕様です…!! どのイラストキャラが生き生きしていて、ニコニコ笑顔可愛いー!!!からのヤンデレ落ちー!!! もうその落差も最高にゾクゾクしました! さすがのりぬこ先生だ… キャラクターのイラスト表現力が凄すぎる…! 今回もおまけがたっぷりあって、凄く楽しかったです!! こんなに素敵なイラストをおまけで見せてもらって良いんですかー!!!? と思いながら全エンドイラスト堪能させていただきました!!! また今回もあとがきまで、しっかりと楽しませていただきました! プリマドンナのボイス実装も楽しみにしてます! @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 狐の窓
    狐の窓
    尾猫シリーズを制覇するぞ!とワクワクしつつ実況動画としてプレイさせていただきました。 見えない方がいい世界だってこの世にはあるんだよ…という期待感。 しかし、内容としてはホラーっぽく思わせてホラーではないという文言通り心の温まるお話でした。 @ネタバレ開始 前作から連続で遊んでいた為、葦島さんと思われる人物が出てきた時点ですでにテンションが上がる部分もありました。 が、何より彼が後に人の優しさへ触れる事があったという事に心の涙腺が緩みました。 >今は作り物のような顔をした蛭子さんが今後生きていく中でどんな顔を得ていくのか…そんなところに思いを馳せてしまいます。 と、いかにも長き別れとなった友を思うかのような気持ちから速攻の再会という後日談を知れたので勝手に驚いたとも申しますか…(とても良い意味で) 上記の部分に関して、表面的な顔(肉体という意味での)に変わりはなかったのでしょうが、子供らしい純粋な心を持ちながら生きていてくれた。 それだけでただ良かったと思えました…ほんっとうに……。 話を本作の内容へ移しまして 子供ならきっと好奇心で試したくなるであろう狐の窓。 私が子供の頃も何かしらおまじないやそういった不思議な呪文のような、オカルト要素のある物は流行っていた記憶があるのでここだけを見るならどこかにある日常ですね。 本来なら怯えて逃げ出してもおかしくないような容姿の大人に話しかけられても平然としていた主人公。 これは子供だからこそある意味大人以上に物の本質が見える、悪いものではないという事を察知できたというべきか。 それとも警戒心が足りないだけだったのか、単なる彼女自身の性格としての話だったのか。 「此方が見えるなら、彼方も見える」 狐の窓は単に見えない物が見えるようになるだけでなく、彼方からも視認されるようになってしまう事の危険性を教えてくれる葦島さん。 その場はその注意に納得したはずなのに、数日もすればその事も忘れてしまい狐の窓をしてしまった主人公。 このおまじない自体は狐の窓により異界を透視する隙間としての意味があるという事でしたが、逆に言えばこちらはあくまで正体を見破る事ができるというのみ。 隙間ができる=此方と彼方の壁を取り払う、という事になるのなら視認していない間は害のなかった妖が襲ってくるようにもなる事で…。 忠告された通り、窓の中に見えた黒いもやのような塊。 それはこちらを視認した瞬間、襲い掛かろうとする事に…。 結果として、葦島さんが助けてくれた事で何事もなく終わりはしましたがなかなか危ない場面だったのでやはり忠告は守っておくべきですね。 黒いもやに触れられるという事に対し驚いている主人公に対し、それ以上にいっぱいツッコミどころというか色々あるよね!?となりながら。 考えてみれば、狐の窓を使用した当人以外には恐らくあの黒いもやは見えていないでしょうしこれも葦島さんがそういう性質の人物だから介入できたと考えるともう二重三重に危なかったなぁ…となりました。 犬のような姿に見えたので、野良犬か何かの低級霊と判別されていましたがいくら低級霊でもそれに蹴りを入れて撃退できる葦島って結構強いな…? 会話や仕草がやはりどこか子供のような葦島さんにほっこりしつつ、彼の事情を知らない子供のやる事らしいといえばそうですが お兄さんは何なんですかと聞いて、答えを濁された結果から思いつきで狐の窓で葦島さんを見ようとしてしまった事。 ここは前作をやっていると、この後がどうなるのかが恐ろしく「やめるんだ!!」としか言えない展開でした。 人間とも人外とも言えない彼は間違いなくそのままの姿で見える訳がない。 じゃあ、それを見てしまったらこの主人公がどんな反応をするのか? それに対し葦島はどうしてしまうのか? というか、結果として問題がなかったですがもしこれが気まぐれで助けてくれた妖怪の化けている何かだったら知った事で口封じなり食べられても文句が言えない展開だよね? となかなかにハラハラしつつ。 葦島さんは産まれる事もできなかった胎児、それが何故かこうして生きている存在。 ならば見えた結果については当然そうなるよなぁと。 しかし、意外だったというのかそこで彼がとった行動は狐の窓をやめさせようと手を叩いた事のみ。 本来なら、勝手に人の秘密を知ろうとした上に恩人に無礼な行為をしている事も合わせ主人公が謝るべきなのに謝罪をして去っていってしまった。 そこで終わるなら、教訓と悲しみで終わりだったのですがさらに物語は続き。 大人になった主人公はあれから名前も知らない葦島さんを探し続けていた。 体に関してはきっと現状が完成系なのでしょう、服装は変わってもそれ以外は変わらない彼を見つけ再び狐の窓をする主人公。 ここでそうきたか!というのか、救われた…という気持ちもあったというのか 主人公は本当の姿の葦島さんに対してお礼が言いたかったというのがとても意外でした。 勝手に正体を見た事に対し謝罪をできなかった事も、本来するべきだったお礼をする事もできなかった事も悔いるのはわかります。 だけどそれだけなら彼を見つけ、ただその時できなかった事を伝えるだけでも良かったでしょう。 「本当の姿の貴方に」 子供にとってはトラウマになってもおかしくないような事でも、彼女は受け入れてくれたんだ。 その上で、葦島さんという一人の人物と真正面から向き合った上で伝えたいと思ってくれたんだ。 だからこれは、葦島さん当人でなくても嬉しくても涙が出るというのが痛い位感じ取れてしまってこれを書きながら私も涙腺とも戦っております。 子供のように純粋で、知らない事もある彼にとって嬉しくても涙が出るという知識がなかった事。 同時に、それはそういった経験が今までなかった事も意味しています。 母親は仕方ないとしても、父親にも愛される事も望まれて産まれてくる事もできなかった命。 そんな彼と向き合ってくれる人がいたのなら、それはとても幸せな事なのだなと。 何故、彼が主人公を助けたのか。 理由として声が母に似ていたとの事でしたが、やはりまだ赤子である葦島さんにとって無意識ながらも母親という存在は大きいのでしょう。 同時に、それと関係なかったとしても彼には子供の純真さ、故に人を助けられるような善性があると信じています。 結果的に、互いに名前も明かさないまま流れる歳月。 主人公が子供の頃から姿の変わらない葦島さんはきっとこれからも長い年月を過ごすのでしょう。 だから、そのうち忘れてしまうだろうから最初から覚えられない方がいい。 でも、自分は彼の事を覚えておこうと思い…きっと生涯を終えたであろうモノローグ。 けど、主人公がそう思う一方で葦島さんもまた主人公の事をなるべく覚えておこうと思っていた。 時代が流れて、誰もがあの人を忘れても。 今手元にある、返しそびれてしまったハンカチの元の持ち主を思い出せなくなる事はあってもそれは大切な思い出に違いない以上。 互いを相手を忘れないように思いながら、それでも名前は知らないままだったというのが何とも切ない終わりです。 そして『人間よりもずっと人間らしい』という彼女の葦島さんに対する認識には私も全面的に同意します。 最後に、あとがきにて前作同様結構ノリと勢いで作品が作られたという経緯が語られていますがその結果名作が生まれているのだから私としては「いいぞ!もっとやってくれ!!」 というエールを送らせていただきます。 それと『父親の血』というよりは子供らしく『母性を求めた結果』という方が認識としてはしっくりきたので、その辺の事は多分大丈夫と信じてます…! また、今後も妖怪ネタや伝奇ネタの際には葦島さんが出るかも?との事なのでそちらも期待させていただきます。 @ネタバレ終了 未プレイの方には是非、前作の『尾の無い猫は夜に哭く』をプレイした上で遊んでいただきたい。 すぐに読み終える事ができる事と、得られる栄養素が倍増するという意味でも。 と、心が浄化されました。 それでは素敵な作品をありがとうございました。
  • 悪役令嬢はワンマップで婚約破棄を回避したい
    悪役令嬢はワンマップで婚約破棄を回避したい
    悪役令嬢ものの攻略ゲームに惹かれてプレイさせていただきました! ティラノで探索ゲーム?って思いながらやったのですが、ドット絵もかわいくてエンディングも盛りだくさんでゆっくりと楽しませていただきました。 画面もゴージャスな雰囲気で、選択肢がレイ様のセリフみたいになってるのがとっても好きでした! @ネタバレ開始 BESTENDにたどり着いたとき、「婚約破棄って何!?!?両思いじゃん!!!」って気持ちになりました。レイ様があまりにも男前。タマノさまとガリー君も幸せになってほしいし、ノウキンって名前になってるのに、全然脳筋じゃない騎士くん。昔から二人が両思いなの気が付いてて、笑ってすべてをごまかしながら生きてるのあまりにも有能な人材過ぎる。 エンディング全部回収するのにHAPPYEND/TURUENDの回収が難しく、完全攻略がおまけに記載してあってとっても助かりました。 全ED回収して、個人的に好きなキャラが魔王様と王弟殿下でした。お二人と別エンディングを見たいっていってTUREENDがあるので、結ばれるエンディングがとワクワクしていたのですが、二人そろってきっちり失恋してました!! 真実の愛じゃないとループ魔法終わんないもんな、そうだよな、レイ様は王太子と幸せになってください(´;ω;`) @ネタバレ終了 どのエンドもおもしろく、楽しい時間を過ごさせていただきました!素敵な作品をありがとうございました!!
  • 常夜の国のアリス
    常夜の国のアリス
    再度のコメントすみません。 お兄ちゃんが好きでファンアートを描いてしまったので、今更ですが送らせてください…! 初プレイから半年近く経った今でも、ずっと心に残っている作品です。 素敵なキャラクターや物語を生み出してくださり、本当にありがとうございました!
  • 尾の無い猫は夜に哭く
    尾の無い猫は夜に哭く
    実況動画としてプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 赤ん坊の泣き声と猫の鳴き声は何故かとても似ているように感じる…。 そんな日常で体験する既視感を上手く落とし込まれたお話だと思いました。 (また、最初の方で今回の犠牲者枠こと伊皆さんのお名前を素で読み違えていた事をここにお詫びいたします) 猫の鳴き声と思っていたのは、本当は何だったのか? 深夜に突然訪問する友人、しかしいつ出会ったのか…記憶をいざ辿ると何も思い出せない恐怖。 顔が口元以外わからない演出もそういう手法と思わせてからの、という意外性。 顔という部分が作られていないのなら、その部分を果たす其れは作り物のようなカタチになってしまうのかもしれない。 短くもぞわっとさせる展開に演出を詰め込まれた、ホラー的な栄養が濃縮されておりました。 作中でずっと伊皆が聞いていた、猫の鳴き声と表現していたのは正しくは赤ん坊の泣き声だったのに罪を認めない彼にとってはそれを正しく認識できていなかったのだなともう一度頭から読み込むと軽くぞわりとする物と少々の悲しさがありますね。 余りの回数の多さ=それだけ父の情を求めていたり与えられていたチャンスだった、と解釈すると。 雰囲気ホラーという記載から、最初は葦島さんと会話をするうちに怖い話でもする流れになるのか?と予想をしておりましたが予想外の方向できましたね。 本来なら、このこの~(えいえい!)と小突く時も肩とかダメージが入らない部位にするイメージがあったので、鳩尾を突いている時点で変人というか…個性的なご友人なのかな?と初見では思っておりました。 けど、この辺は本当に本人曰くの「妬みと憎しみ(自分と母親を捨てた上での幸せに対して)」と、まだ精神的に未熟なせいでそういう時に選ぶべき部位がわかっていない子供らしさもあるのかな?と解釈しました。 葦島が訪ねてくる前に聞いた声から罪を認めていれば一番傷は浅く。 彼に「捨てられた恨みを吐き出している様じゃないか」と赤ん坊の泣き声に聞こえてくると言われた際に認めればまだギリギリ許された。 しかし、綺麗な生き方をしていないと肯定しても「其処までは」という表現を使ったのが完全に破滅へのトリガーでしたね…。 挟まれる伊皆の過去、そして耐えられないというように吐き出される言い訳。 女を享楽の餌としか思っていない彼にとっては、相手の気持ちも宿った命もそこに価値はなく。 たった一回でも妊娠はありえて、しかも時代的に昭和初期となれば今以上に諸々の事情的に妊娠もしやすいと考えた時に否定できる要素なんてない。 それまで女相手には有効だった伊皆の表情も、捨てられた子供にとっては何の効果もなくそりゃ蹴られますよねという納得しかなかったです。 何より、それは葦島にとって「自分はお前の父親ではない」という拒絶の言葉だったのが一番致命的すぎて…。 七つまでは神のうち。 では、産まれる前に死んだ赤子は『何』になる? これも、後から水子ではないか?と思いましたが定義としては流産や人工的な中絶により死亡した胎児という意味で該当はしなかったんですね。 もしそうなら、天国へいける可能性はあったのに母親と同じく殺されてしまえばそれは何になるのか? それに対するアンサーとして『人間でも妖怪でもない存在』となると出されたのは好きな解釈です。 単なる神の子でもない、産まれてもいないのだからそれにすらなれない何かという半端にされてしまった事を思わせてくれます。 “顔”は社会で生きながら作られていく仮面でもあり、肉体の意味としては本来産まれるまでに形が作られているはずの物だった。 そう考えると、今は作り物のような顔をした蛭子さんが今後生きていく中でどんな顔を得ていくのか…そんなところに思いを馳せてしまいます。 最初、タイトルにある『尾の無い猫』は猫と鳴き/泣き声が似ている赤ん坊の比喩だろう程度に想定しておりましたが、まさか『臍の緒のない』という部分も含めての意味だったのには脱帽です。 臍の緒を失ったままこの世に生きる何者かになってしまった蛭子さんを意味するのなら、これはまさしくと言えるタイトルですね。 @ネタバレ終了 短いからこそ読み返しては意味を何度も反芻し思いを馳せる事ができる。 本当、短編だからその分栄養が濃縮されておりました。 素敵な作品をありがとうございました。
  • Serpenters
    Serpenters
    紹介画像から何かただならぬ物を感じてプレイさせて頂いたのですが…ここまでドストライクなゲームだったとは!! 異常な事が起こり、異常な空間に溢れ、異常な人しかいないブラック企業とかなんかもうそんなレベルじゃないブラックホール企業、ケプロン社。 カオスを煮詰めてこねくり回してかろうじてゲームの形にしたような本作ですが…それがもう、めっっっちゃくちゃに楽しくてハイセンスでかっこいい!!!!! 演出や展開の一つ一つを、会話の一文一文を味わう度、頭と体が痺れるような感覚に陥り、脳に何らかの快楽物質を与えられているのか!?とすら思いました笑 @ネタバレ開始 一見、突拍子もなく脈絡もないゲームのようですが、ストーリーを進めていくと、その根底に何かしっかりとしたテーマ性が見えたように思います。 自分は本作のテーマは「就活」なのかなあ…と思っているのですが、物語終盤、ラストバトル(?)に最終面接が来た時は「ここでこのテーマを前面に出すそのセンスよ!!!確かにこれラストバトルだ!!!」と、膝を打ちまくり、直前のどちゃくそカッコいいムービーとBGMも相まって大興奮でした。 面接後の、江戸川さんの伊志嶺さんへの評価には思わずホロリ…。めちゃくちゃな一日だったけど、その言葉をもらえただけで全てが帳消しになるような、そんな優しい救いもありました。 登場人物達ももちろん大好きで、((この人達のすったもんだを傍から眺めてられるなら、ケプロン社で働いてもいい…むしろ働きたい…!!))とすら思いました。 ダークホースだった江戸川さん(全てがズルくてズルすぎるので少し自重してください。嘘です自重しないでもっとやれ好きです)はもちろん、白奈さんやソンミさんなど女性陣は癒しの存在としてプレイ中、心の清涼剤となっておりました。 李さんもマスターもみんな好きだよ!!あ、やっぱりケプロン社に入社しよう!!! これまでいろんな意味でヤバすぎる演出や展開にノックアウト寸前の自分でしたが、トドメは他のプレイヤーさんも散々褒めちぎってらっしゃるEDムービー。 ………カッコよすぎて絶句です。一応同じゲーム制作者の端くれとして、((何でこんなイカしたもんを作れるんや…?))と呆けながら、ただただその良さに浸っていました。 クリア後も3回はラストバトルからの流れを見返しました…。良すぎる……。 単純にアドベンチャーゲームとしてもとても凝った作りになっていると感じ、社内の探索や人々と会話して情報を集めていく過程は楽しくワクワクするものでした。 パスワードのヒントが掲載されているなど救済要素も親切で、とてもありがたかったです。 @ネタバレ終了 ここまで熱い思いを綴ったつもりですが、自分の言葉では到底説明しきれないポテンシャルを秘めたゲームです!とにかく皆プレイしてくれ!!! 最高のゲームをありがとうございました!!! さらに続編あるなんて嬉しすぎる!!!再びケプロン社を訪れる時を楽しみにしております!!!(もったいなさすぎてプレイしたくない現象発生中)
  • 涙を止める方法
    涙を止める方法
    優しい絵柄とちょっと切ないタイトルに惹かれてプレイさせていただきました! 絵柄はシンプルながら可愛らしく、欲しい情報がダイレクトに伝わってきます。主人公さんの服装かわいい! 音周りに関してもシンプルな分、流れた時には気持ちが盛り上がります。 @ネタバレ開始 短いお話で何か大きな出来事が起こる訳でもないのに、プレイし終わった後にちょっと驚くくらい、癒され、ゲームの内容を自分事として気付かされている自分がいました。 プレイヤーは落ち込んでいる主人公さんを励ます側なのに、いつの間にか自分自身も、日々自分が成していることや生活の楽しみを改めて思い出し、最後に主人公さんに言葉をかけられた時には、こちらが励まされ、嬉しくなっている事に気づく…。 日々の鬱屈とした気持ちが晴れるような、爽やかで優しい気持ちを味わうことができました。 そして、癒しアイテムのチョイスがまた素敵で、自分もやってみたいな…という気持ちにもなれました! @ネタバレ終了 短い時間でとてもやさしく穏やかな気持ちになることができました。 素敵なゲームをありがとうございました!!
  • エフェメラは軌跡を描く
    エフェメラは軌跡を描く
    美しい白髪ロングのお兄さん×SFという組み合わせに惹かれてプレイさせていただきました! 練り込まれた舞台設定はまさにSF!といった感じで、キャラクターから語られるこの世界の成り立ちはもちろん、日常の些細な描写からも世界感が伝わってきて、未来で暮らすワクワク感や少し怖い感じも存分に味わえました!! ヨスガシステムという程よくディストピアな設定と、ネビュラでの一見穏やかな日常の対比が、これぞSFの醍醐味!と言った感じで大興奮させていただきました~! 合間に挟まれるミニゲームは優しい難易度で、物語の程よいアクセントになっており楽しむことができました。しかしどうやって作っているんだすごい…!! (優しい難易度と言っておきながら、実は初手で失敗しており…失敗した時のネビュラ大爆発には笑わせていただきました) そしてキャラクターはまず全員ビジュがいい!! ジェイドさんはもちろん、レイス君やチガヤちゃんも、見ているだけで心が満たされるビジュの良さでした…(*´ω`*) 個人的に短髪のボーイッシュな美少女が大好きなので、チガヤちゃんドストライクです…!! @ネタバレ開始 美しく優しい上司と美味しいごはんに囲まれて安全に過ごす日々は、チガヤちゃんにとって何よりも欲しかったものでしょう…。 でもジェイドさんはどこか飄々としていて本心が分からなくて……そんな時に現れたのがレイス君ですよ!!!!(クソデカボイス) AIなのになんだその可愛さと危うさは!!!親しみやすさと頼りになる感と怖さとのバランスが絶妙で、魅惑的過ぎます!! 度々甘い言葉で誘惑してくるレイス君を、危険だと分かっていっても拒めない、むしろ引き込まれてしまう…! ((食虫植物に飛び込んでいく虫ってこんな気分なのかな…))と思いながら、自分もずぶずぶレイス君にハマっていくのでした…。 ED1は廃人コース確定なのに((いいよね、これで…))と自分も思考停止して甘い世界に浸っておりました(^p^) 一方で、ED2ではジェイドさんもちゃんとチガヤちゃんの事を大切に思っていることが判明し、ほっと一安心。 こちらはED後の二人がどうお近づきになっていくのか、とても気になるところです……!! @ネタバレ終了 未来の世界で紡がれる、不思議でややディストピアだけど穏やかな日常と、そんな世界の恋模様を堪能させていただきました! 素敵なゲームをありがとうございました!!
  • うさぎユニバース
    うさぎユニバース
    可愛すぎるキャラデザがずっと気になっており、ついにプレイさせていただきました! まずは何といってもこのキャラデザ!!! 星や宇宙を連想させるSFっぽさもありつつ、乙女が大好きなモチーフがたくさん散りばめられた爆裂にかわいく素晴らしいキャラデザで、デザインに統一感がありながらもちゃんと各々に確固たる個性が宿っており、ただキャラを眺めているだけで満たされます…!! キャラの見た目だけで様々な想像が膨らむ、本当にドストライクなデザインです…!!! そんな自分はゲーム内でキャラクター図鑑を発見し大歓喜。しばらく食い入るように各キャラを眺めておりました…(^q^) スライドパズルは最初苦手意識があったのですが、「次はどんな王子様なんだろう!?」とキャラクター見たさで必死に解いている内に、「あれ?なんか楽しいかも…」から「もっとやりたい!」に変わっていき、このゲームで自分にパズルを楽しむ心があったのだと気づかせていただきました笑 作中で流れるキラキラとしたBGMもゲームの世界観に合っており、気分を盛り上げてくれます。パズルを楽しく解くのにも一役買ってとても素敵でした…! @ネタバレ開始 サクサク進むシナリオはパズルゲームと相性がいいですね。 色んな王子様との様々な恋模様を楽しませていただきました(*´ω`) どの王子様も素敵でしたが、自分のイチ推しはプロキオン王子でしょうか…。無邪気で可愛いのに相手の事を慮る優しさもあって最高だっ!!!幸せにするからねっ!!! @ネタバレ終了 …そしてすっかり忘れていましたが、このゲーム、ティラノ製!!?? 洗練されたUIやスライドパズルのクオリティが高すぎて、プレイ中その事を忘れ去ってしまうほどでした…すごい…!! 実はまだ最後のパズルだけ解けていないので、今後もじっくりプレイして、いつかバッジもゲットしたいと思います! 素敵なゲームをありがとうございました!!
  • はじめての!デスゲーム・マスター
    はじめての!デスゲーム・マスター
    全END見たので二度目の感想投稿失礼いたします! アップデートが入って2回目以降のデスゲームでもボタン押しがいがあって楽しかったです~人の金で飲むコーヒーは美味い。 @ネタバレ開始 一周目、ボタンを押すことしか考えずにEND3へ直行してしまったので、二周目以降はじっくり真面目にプレイ。 囚人たちとも腹を据えて語り合い、徐々に個々の事情が見えるにつれて、やはりデスゲームでの刑罰は間違っていると実感。特にバロウについてはどういう感情で見たらよいやら分かりません。生まれ持った遺伝的な要因で犯罪を犯しやすいのはもうどうしようもないですよね……。だからといって他人を害してよいわけはないのですが。マスさんが遺伝学に目を付けたのはこのあたりの事情があったりするのかな。 コシュミエさんがぶっちぎりで狂っててビビりちらかしました。美味しくいただいた食べ物が実は……展開えぐかったです。ラストのスチル怖美しい。近づきたくないのに惹かれてしまう魅力がある…… そして同作者さんのバーガーゲームのことを思い出して戦慄……ベーコンの原材料…… そしてマスさんはクレイジーな人かと思いきや、熱い闘志を燃やしててビックリしちゃいました。本当はやりたくないデスゲームを開催しつつ、コシュミエさんのような人たちに囲まれて狂わずにいられる精神力、尊敬です。いやデスゲーム中に自作のくじ引いたりコーヒーブレイクかますのはやっぱ狂ってるか……? エンディングの祈りには胸を撃たれました。二人三脚でがんばれー! @ネタバレ終了 選択肢の差分が盛りだくさんで周回も楽しかったです。ブラックユーモアとセンスがマシマシの文章を味わいたくてクリックの手が止まらない。でも、面白いだけじゃなくて色々と考えさせられた……罪ってなんだ。喜怒哀楽いろんな感情を引き出されて印象深い作品でした。素敵なゲームをありがとうございました!
  • マジックアワー
    マジックアワー
    プレイさせていただきました! 普通の恋愛系のなにかかと思っていましたが、途中からおやおや…? どういうこと…? …そういう展開!? という感じでした(笑) @ネタバレ開始 途中からわけのわからない言葉を言い出して文字化けして、エラーなのかと思ってしまいました(笑) VRベータテスト中だったんですね。 睦月さん自体はどこまでが実在した睦月さんとの思いでなんだろうな… なんて思ってみていました。 切ないお話ですね。睦月さんのバックボーンが気になるお話でした。 あのヨーグルトとロング缶の睦月さんは主人公の想像の中のものなんでしょうか…それとも目撃した何か? @ネタバレ終了 色々と気になるところはありましたが楽しませていただきました。 ありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
  • ☓☓☓に捕まったので助けてもらっても良いですか?
    ☓☓☓に捕まったので助けてもらっても良いですか?
    すごくワンダフルなお話でした! とっても楽しかったです!
  • パーフェクト・バーガー
    パーフェクト・バーガー
    こちらもプレイしました。 二人目のお客さんの顔降りすぎて笑う。 ラストは「エンド3のあまり向いてない」に泣きました・・・。 @ネタバレ開始 ところで具の種類一体何なんですか・・・?; @ネタバレ終了 楽しいゲームをありがとうございます。頑張って全エンド回収します!
  • 狼とティータイム
    狼とティータイム
    プレイしごたえのある物語でした。 エンドをひとつ見届けるたびに、新事実が出てきて、そこでは解明されない謎もあって、読み進める手が止まりませんでした。 登場人物それぞれに抱えた想いがあり、ただ大切な人を守りたくて。手段として苦しい道を歩まざるをえなかったと思うと、切なかったです。 @ネタバレ開始 個人的に印象に残ったのは、「妹にとって本当の一番は自分ではない」と 考えながらも、鈴ちゃんと共にあろうとする鶴くん。 そして復讐相手と、母や妹との間にたしかな絆があったと知ってしまい、 衝撃を受けた雀さんですね……。二人ともやりきれない。 雨くんエンド、雪くんエンドでもそうですが、鈴ちゃんが一緒にいることで 彼らの危うい部分をそっと包み込んでくれるのではと思いました。 過去は変えられないけれど、つらい経験をしたぶん、明るい未来でありますように。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。