ティラノゲームフェス2020参加作品
10034 のレビュー-
なんでも代行いたします扱っているテーマもオチも良かったです。 本作のテーマのトゥルーエンドは 「エンド2」だったのではないかと思います。 @ネタバレ開始 自己存在意義について皮肉をきかせた印象を受けました。 エスクロの意味に従うと、詐欺会社だったんでしょうか…。 @ネタバレ終了
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犬神頼もしく優しい神様に助けて頂きました。 雰囲気のある絵でしっかりホラーでありつつ、 犬神様の可愛らしいお姿も拝見できる作品です。 犬神様の登場時の選曲が良く、昔話を見ているようでした。 @ネタバレ開始 「おすわり!」(座ってんだろうが…)が面白かったです(笑) そして天狗を攻撃する時の文字が浮かぶ演出がカッコイイ! @ネタバレ終了
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小さなおくりもの語り部さんの穏やかな声と淡いタッチの絵が合わさり、 優しい印象を与える絵本のような作品でした! 特に末っ子ちゃんのころころ変わる表情が愛らしかったです。
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Two people one animal loveシルエットの絵や豪邸の画像から好みの作風でした!オカルト作品としてとても面白かったです!
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Paint Over自分の絵がニセモノのように見えてしまうのは、絵を描く人間なら誰しも引っかかるトラップかもしれません。 それでも描きあげようとする情熱は素晴らしかったです。 モミジのシーンのイベントスチルがただただきれいで、ずっと眺めていたい気持ちになりました。
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小さなおくりものイラストもシナリオも、とても可愛いです。どの鬼も優しく、疲れた現代人の心にしみます。彼らの日常をもっと見てみたいと思いました。また、voiceroidの読み上げも、昔話の雰囲気が一層出ていて、素敵です。 暖かい作品をありがとうございます!
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さらば劇薬とても面白かったです! グラフィックが美しく、特に章タイトルのイラストがとてもセンスフルで素晴らしいです。 最後の選択肢の時に表示されるイベント絵も本当に素晴らしい! いやいや、舞台のチラシっぽいタイトル画面だって初めて見た時から好き! いつでも見られる演出コメントや舞台をあしらった演出全般なども良かったです。 ひとさじさんの作品はノベコレに出ているものは本作以前の全て遊んでいますが、 元々高かったスキル全般に磨きがかかっていると感じました。 そしてシナリオ。 とても秀逸で、のめり込み、驚き、膝を打ちました。 @ネタバレ開始 ま、まさか劇中劇だったなんて! ラストシーンでそういうこと?と思い、エンドロールで確信できる素敵な種明かしでした。 エンディングまで気付かずに手に汗を握っておりました。 と思ってもう1つのエンディングを見たら今度は演出じゃなくて現実!? ファッ!となりました。マルチエンドの醍醐味ですね。 @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございます。
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しろくまくんと一緒七色鳥さんのレビューを見て直ぐにプレイしました! そして、本作をとっても気に入りました!! 登場人物たちのキャラクター性が極めて高く、ともかく魅力的です! ぺぎそうくんの性格としろくまくんのドヤぁが最高でした! 本当に魅力的で、もう語彙がなくなっちゃうほど! キャラのイラストも性格も口癖も、それを包む世界観も本当に最高でした。 全エンドともすぐに回収しましたが、やっぱり3つ目が好きです。 @ネタバレ開始 しろくまくんとぺぎぞうくんはいつまでも大大大親友なのだ!!! @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございます。
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ネームレスな彼女可愛らしい彼女とそのなんだ、豊かなアレに惹かれてプレイしました。 まず、タイトル画面やUI周りが凝っていて期待が高まりました。 プレイしていてすぐに効果音やBGMにこだわっているのが分かります。 場面に応じたサウンドがきちんと準備されていて没入感を高めていました。 (サウンド面はEDまでずっとこだわりが感じられて凄く良かったです) また、彼女は立ち絵だけでなくイベント絵もたくさん用意されていてどれも綺麗でした。 @ネタバレ開始 ストーリーについてはBAD・NORMALと進めながら彼女の正体を考えましたが、 最終的な着地は彼女の正体うんぬんというよりはむしろ主人公にスポットの当たったものでした。 読後感はかなり良かったと思います! あと、豊満なアレがちゃんと意味を持っているというか、 きちんと現実として描かれているところが良かったです。 たまに「それで貧乳設定だと!ふざけるな」となることもあるので(笑) @ネタバレ終了 力のこもったレベルの高い力作ですのでおススメです!
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幽明少女はユメを見る不思議なもので、数多くの作品をプレイすると起動した直後、 タイトル画面を見た瞬間に作品をどれだけ丁寧に作り込んだかが大体分かったりします。 起動してコンフィグを開いただけで「これはきちんと作られたゲームだ!」と分かりました。 テキスト、グラフィック、選曲、システム、どれもとても良かったです。 ストーリーはどこに着陸するのかな?と思いながら読み進めましたが、 最終的にはとても良い感じに、前向きに締まった終わり方でした。 エンディングに向けての盛り上げ、エンディング、エピローグが最高で、 読後感が極めて素晴らしい作品だと思いました! 登場人物が主人公含めて全員魅力的で、みんな幸せになってほしい!と願います。 とても素敵な作品をありがとうございます。
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夕凪のヤンデレプレイ時間はかなり短めですが、しっかりした作品でした。 設定、テキスト、グラフィックも良かったですが、 個人的にはヒロインの声がとても印象的でした!
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指先で世界を見るフェス開催前に感想を投稿したため、再度フェス欄に投稿させて下さいm(_ _)m 複数の立場からの一人称で描かれたストーリーです。 固定観念、無責任、決めつけ、思い込み。 人って結構いい加減ですし、無自覚に人を傷つけますよね。 日常に潜むそういった部分をうまく切り取った作品だと思いました。 ブログであとがきロングバージョンも読ませて頂きました。 あとがきフェチな自分にとっては最高なご褒美でした。 @ネタバレ開始 開発の動機については非常に納得感がありましたし、 極端な例でいうと問題を解決する熱血主人公などを配置するなどして 「こうだ!」というような安易な主張に走らなかったことも良かったと思います。 (現実はそんなに簡単な問題じゃないですからね) 少女A、客観情報を抽出すると本当にいい子ですよね。 作者様は話が続くなら転校後も同じ目にあったのではないかと推測されていますが、 世の中必ずしもそこまで捨てたもんでもないでしょう。 多少のやっかみを受けながらも幸せに過ごしたと思いたいです。 最後まで少女Aの心情が明かされることなくエンディングが始まったとき、 「よし!終わり方としてベストだ!」と勝手ながら思いました。 Aの心情が分かっちゃったら作品のテーマがボヤけちゃいますもんね。 @ネタバレ終了 考えさせられる作品をありがとうございます。
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幽明少女はユメを見る胸いっぱいで放心状態になっちゃいました。エンディングやべぇです(´;ω;`) 途中まではめっちゃ怖い話になるかと思いましたが、大丈夫。ホラーが苦手な人も恐れず最後まで読んでほしいです。それよりも個性的な登場人物とのやり取りが楽しかったり、思いやりや友情などが強い作品でした。 ストーリーは纏まってるし、イラストやBGMなど演出面も素晴らしいですし、プレイ時間は一時間位かな?気張らなくてもプレイできる長さでした。 素晴らしい作品をありがとうございました!
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愛しのフランケンシュタイン
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名もない吐息1時間ほどで読了できました。 自分も“青春後“を生きていることもあってか、大変興味深く読ませて頂きました。人によっては「子供っぽい」、「甘えている」と評価するかもしれない、でも、誰かにとっては切実な「生きづらさ」を大切に扱った作品だと感じました。 @ネタバレ開始 読んでいて最初に面白いと感じたのは、2人の距離感の描き方でした。2人が、腹のうちを探り合いつつも少しずつ近づいていく感じがよく伝わってきました。こうしたリアルな雰囲気を丁寧に描写していたからこそ、彼らが時折見せる大胆な行動が特別なものに見えたのだと思います。 2人の心理が変化していく様子は、大変興味深く読ませて頂きました。 個人的には、直井の心理に共感を覚えることが多かったです。彼には理想の大人像があったこと、そして、それに比べて自分は平凡だと思い知らされてきたことが、文章の端々から伝わってきました。当初の彼の中には、「このままで生きていくのは嫌だ」という思いがあったのではないかと思います。鴨野さんに対する、随分と思い切った行動がそれを示しているように感じられました。 また、鴨野さんの中にも、「平凡な自分を認めたくない」という思いが多少なりともあったんじゃないかな、と感じます。 鴨野さんは、「溜息に名前を付ける」という言葉をかなり気に入ります。ここからは個人的な解釈ですが、「溜息に名前を付ける」とは、自分の今の苦悩を特別なものとして扱うことを意味しているのかなと思いました。終盤の彼らは、「自分の切実な悩みも実はありふれたもので、自分は平凡なことで悩む平凡な存在なのだ」と思い知らされたのではないかと思います。いよいよそれを受け入れるしかなくなって出てきた言葉が、「溜息に名前があればいいんですけどね」というセリフだったのかもなあ、なんて思いました。 個人的には、彼らが時折見せてくれるユーモアに救われる心地がしました。「ため息に名前を付ける」なんて考えたことなかったですね(笑) 直井も作中で同じようなことを言っていましたが、こういうささやかな彩りが“青春後”を生きる上で大切なんだろうなと思います。 『自分は平凡である。それこそ、名もない吐息みたいに、特別でも何でもない存在である。それを受け入れて、生きていかねばならない』 僕は、本作品からそんなメッセージを受け取りました。 “青春後”の悲しみにそっと寄り添ってくれるような、素敵な作品だったと思います。ありがとうございました。
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ロストフレンドシナリオ冒頭の吸引力を是非味わってもらいたい作品。 2つのエンディングとエピローグ合わせて40分で読了しました。 全体を通して導線がしっかりと繋がれているので、すっと心に入ってきやすい物語でした。 @ネタバレ開始 よし、ネタバレコメントだから誰も見てないな? 紹介スクリーンショット2枚目の翠姉ちゃんの綺麗な絶対領域を見てプレイを始めました! しかし碧人くん、絶対モテるでしょ!?顔も性格もイケメンだよ!?周りの女の子は節穴だらけか!? などと思いながら、翠という高レベルな姉が近くにいることで理想が高いがために異性に興味ないんじゃないかなと思っちゃいました。 しかも掛け算の順序を気軽に話し合える同士がいてコスプレまでこなす姉。オタクとしてもハイスペック。寸分の隙もない。 と、そんな姉弟を実にうまく使った物語でした。 最後の選択肢の分かれ目は、両方読んで唸らせられました。 そうなんだよ。誰かに頼ることは全然悪くないことなんだよ…! 最後に、碧人と汐音お互い涙を流すシーンのカットが素晴らしかったです。 @ネタバレ終了
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GHOSTEACHERキャラがとても魅力的!応援してます!!
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ろりこんものすごい疾走感でした。タイトルから予想したものよりかなり斜め上のぶっ飛んだ展開で、しかしある意味理路整然としたストーリーは謎の説得力がありました。いったいどんな人生経験を積んだらこのようなゲームが作れるのでしょうか……。めちゃめちゃ面白かったです!
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妖精の夜正直私には難しかったですが、何とも言えない味わいのある作品でした! オールドバラッドやスカボローフェアなど色々ググってから読み直したり、じっくり堪能♪ 「え、これがお兄さん?」と普通ならつっこみそうなところですが、クロスオーバー作品とのことで普通に進んでいくのが後から考えると面白かったり。見た目や話も個性的なみなさん、かなり好きです。 キャラクターイラストの使い方も私は見たことが無い使い方で惹かれるものがありましたし、純粋に絵が素敵。背景イラストやBGMなど演出面も美しくて良かったです。 素敵な作品をありがとうございました(*´ω`*)
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真夜中の学校「真夜中のお散歩」から続けてプレイさせて頂きました。 怪異に対する視点や考察、日記の内容が自分好みで好きな作品でした! @ネタバレ開始 人間が一番の怪異なのかもしれませんね。 ヒナちゃんがなにをしたというんだ! ……なにもしてなくても、なんでもできちゃうのが人間か……。 黄色いあの人(?)は楽しんでるようで良かったですw @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます。