ティラノゲームフェス2020参加作品
10042 のレビュー-
みちのく怪奇譚 3話わーい、伝奇!汁伝奇だいすき。 この3話目から読みましたが、 親切なキャラクター紹介のおかげですんなり入っていけました。 軽妙な二人のやりとりも読みやすくシャープで勢いがあって好きでした。 立ち絵イラストもかっこいいし、 シンプルで必要十分なUIも作品に合っていて良かったです。 お寺や、過去の夢の話の雰囲気も楽しめました。 前後2部構成になっているのも読む分量的に丁度良かったです。 30分アニメの前後編にも似ている構成だったと思います。 総じてとても面白い話で、色々な人にお勧めできるお話だと思いました。 ありがとうございました!
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点鬼簿行路30分程度で遊べる短編とは思えない濃度でした。それこそお芝居を一つ見終えた後のような気持ちです。 @ネタバレ開始 死んだ相手にしてあげられることなんて本当に何もないのですが、淵上くんの一連の行動により小夏先輩は幸せな役のままでいられると思うと、彼は最後の最後で先輩を助けられたのかな、と思いました。 それから、14日のやり取りの中で出てくる「助ける手段がない」という言葉に淵上くんの冷静さと苛立ちが表れているようで気に入っています。 @ネタバレ終了 他にもいろいろと思うことがありずっと考えていたのですが、適切な語句が思いつかずこんなことしか書けないのが口惜しいです。とても素敵な作品でした。
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毒味メイドと嫌味シェフ楽しくて幸せ! 笑いと恋愛にニヤニヤしっぱなしでした。 見た目も中身もステキな登場人物がみんな愛しくてたまらんですし、陛下にはどこまでもお供したくなりました♪ 幸福感に満たされて、ふにゃ~ってなってます。素敵な作品をごちそうさまでした( *´艸`)
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セリカ・リドルプレイ致しました! 神話を元にした物語に、なぞなぞが彩りを添える画期的な作品でした。 とても親切な設計をされているので安心して進める事が出来ました。 可愛らしいお姉さん達が沢山出てきて、とても、楽しいひと時を過ごす事が出来ました! 素敵な作品をありがとうございます! (キャラクターの名前のチョイスに勝手な親近感を覚えました…ボク、インテグラ大好きなんです笑)
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永続する世界普通の恋愛ものでは満足できなくなった方にオススメな作品です。 独特な表現方法と、何層にも折り重なった二人の出会い、そして結末……。 究極の純愛と狂愛は紙一重なのかもしれません。
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桜影に揺蕩う
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告白するまで@1分!「君の膵臓が」のキャプチャ画像見てこれは面白い奴だ!と確信しましてプレイしました! あかねちゃんの一言突っ込みが良いですね! 時を戻そう…な感じで、タイトルに戻らず引き続き続きが出来るのもとても良いですね! 選択肢用意するのとても大変だったろうなと思います。 まだ全部見れてないのでちょっとした時間に続きやりたいなと思います!面白い!
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夏休みの行方~妖精を助けたら夏休みが無くなりそうな件~(改)仲間と協力して、全身全霊で最高傑作のポーションを作り出すゲームです。 絵が動きます。男性キャラも女性キャラも妖精さんも絵がよく動きます。 ポーション調合などのミニゲーム要素があり、 仲間の好感度によりエンディングが複数用意されているので、何度も繰り返し楽しめる作品です。
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エレベーター ~性格不安定な僕とみよちゃんの物語~雰囲気満点の面白いゲームでした! 手軽なのにたくさんのパターンが用意されていて、手探りで色々試すのが楽しくなりますね。みよちゃんと課長の突っ込みが冴え渡る! ファミコンはやったことがないのですが、きっとこんな感じかなあというのが充分味わえます。それに併せて主人公のはちゃめちゃな行動が面白く、ストーリー面もかなり楽しいです。 自分はなぜかおしいエンドに一番てこずりました!笑 アプリのアイコンとエンディングのふさふさの課長がめっちゃおもしろい。 @ネタバレ開始 執行猶予中にまた捕まってたのが一番笑いました、わるがわるすぎる!! 変態が尾を引きまくっているのにも笑ってしまいました…ごめんよみよちゃん… コンセプトもさることながら、富井さんの展開を考えるセンスがとっても良い味になっているゲームでした。「かみかくしの夜」も思いがけない展開が楽しかったので、またこんな感じのゲームをやってみたいなあと思います。 @ネタバレ終了
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台風グッドエンド、バッドエンドの区別はありません、に、どうして…って思ったんですが、両方のエンドを見て納得。 そういうことだったんですね…。 お爺ちゃんのその気持ちはどこから湧いてきたものなのでしょうか。 歳を重ねて生み出されていく思いもあるのかな…。
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蝶塚 -昆虫標本慕情-面白かったです。 確かに蟲はグロテスクで美しい。 知らないことも多く、興味深く読ませていただきました。 最後の終わり方も好きです。 @ネタバレ開始 あかねちゃんの笑顔がなんだかちょっと怖く見えるのは、彼女の心が人ではないからなのですね… @ネタバレ終了 我が家の近所に公園があるのですが、夏の夜はセミの脱皮が多く見られるスポットで、つい足を止めてしまいます。 綺麗ですよね、セミの脱皮。
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でじゃびびっど!このゲームのTOPが連れ去られる泣きそうな愛里ちゃんのイラストでずっと気になっており、なんだか不穏そうなゲームだと思っていました。 ゲームを始めてみるとそんな雰囲気はどこにもなく、主人公をライバル視し付いて回る可愛い愛里ちゃんの姿。 主人公も夢の中で見るデレデレの愛里ちゃんを現実世界で期待していますが、何度裏切られることか…デレを諦めきれない主人公が面白かったです。 @ネタバレ開始 前半と後半の差に驚きました。そしてあのイラストの意味を知り愛里ちゃんが一人で戦ってきた現実の重さを知りました。いつも主人公をライバル視して明るく振舞っていた愛里ちゃんの強さを知りました。 どうやってハッピーエンドになるんだろうと思っていたら、愛里ちゃんはどこまでも強かったですね! ノーマルエンドの崩壊エンドも良かった!どちらも迷いがなくって良い! イベント時のイラストがとても可愛いく、どの愛里ちゃんも素敵でしたが公園デートは私服のせいか少し大人っぽく見えてドキドキしました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます!
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トモダチ境界線毎回グラシアスさんの作品には、友情と愛情のアンバランスな関係が描かれますが、今作も純粋なはずのそれらが歪んでいくさまがありありと描かれていました。 どちらも間違っていないはずなのにどうしてか狂ってしまった… どうしてか、っていうか、ほぼ猫屋敷のせいなんですが、でも彼にも純粋な思いがあったからだと思うんですよね… 相容れない友情は、いずれにせよいつか壊れてしまうものだったかもしれませんが、こんな終わり方は虚しいだろうなあとも感じました…。
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点鬼簿行路登場人物が舞台で演じている様を想像するのが容易いほどに、演出や脚本にリアリティがあり、重みが伝わってきました。 表現が痛々しいと感じる場面もありましたが、きっとこうしなければお互いの気持ちが通じることは無かったんじゃないかと考えてしまいます。 素晴らしい舞台でした。ありがとうございました。
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狐の×××コンプリートいたしました…! 好き…切ない…とっても好きなゲーム…です…。 @ネタバレ開始 最初は使用人さん推しだったのに、 最終的には???さん推しになっていました。 主人公さんとの幼い時の約束が永遠に続けば… 兄弟がずっと仲良くできれば… でもそうならなかったからこそ、 この切なさなんだろうなぁ…と胸に来ました。 イラストや演出面もとっても素敵で、 ぴこぴこ動く耳がお二人ともものすごくキュートでした…! @ネタバレ終了
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木陰の幻想たちほっこりするお話でした。 全てを読み終えた後のタイトル画面で流れるBGMが世界観に合っていてとても素敵な曲でずっと聞いていたいです。 自分が何を目指して頑張っているのかを思い出せてくれるお話でした。
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リベリオン・ヒーローズ100%クリアできました。 萌えと燃えを兼ね備えていてすごく面白かったです。 とても完成度が高いと思いました。 まず洗練されたUIや演出など、隅々までこだわりぬいて制作されたのだなと思いました。 世界観に基づいたゲームデザインが魅力的でした! @ネタバレ開始 また出てくるキャラクターたちもみんな素敵でした。 特にほのかちゃんの自分に正直で大物感漂うところや、ヤマトくんのモフモフ&かっこよくてかわいいところなどが好きです。 このふたりのシーンではかなりのシーンでニヤニヤしてる自分がいましたね……。 3ENDとも回収したのですが、どのENDINGも他のENDINGで語られなかった部分を補完していて、とても満足感がありました。 過去に色々あったふたりがヒーローごっこを通じて仲を深めていく過程……とりわけヤマトくんのほのかちゃんへの想いが、プレイしていてすごく伝わってきて……見ている私もドキドキでした。赤くなってるヤマトくんは、どっちの姿でもめちゃくちゃかわいかったです! ヤマトくんとは友達のままだけど、お兄ちゃんと仲良くお出かけできたED3も印象深かったです。はるおさんみたいなお兄さんがほしい……。 ヤマトくんの想いに気づいてなかったほのかちゃんが、自分の気持ちに気づいたあと、大胆(素直)になってしまうところなども素晴らしかったです。 後日談も含め堪能させていただきました。 ヤマトくんのモフに私も埋もれてみたい……。 とても居心地のよいゲームでした。 @ネタバレ終了 素敵なお話をありがとうございました!
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フードにジャムにされるゲーム
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黒い森のリドルメアとても優しい、素敵なお話でした。 兄妹のやり取りやリドルたちとの掛け合いが、微笑ましかったり、色々考えさせられたりで最後までじっくりと読むことが出来ました。 素敵な作品をありがとうございました…!!
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かみかくしの夜大学の登山サークルメンバー8人が北アルプスの雪山で遭難してしまい、近くの洞窟に避難する。そんな矢先、1人また1人とサークルメンバーが失踪・殺害される事件が発生し、残りのメンバーはパニックに陥っていく⋯⋯。雪山を舞台にした、本格的なクローズドサークルのミステリーです。全7エンド、じっくり読んで3時間半ほどで完走しました。 めちゃくちゃ面白かったです!クローズドサークル特有のヒリヒリとした緊迫感があり、「これこれ!こういうのを待ってたんだよ!」とひっそり興奮しながら読んでいきました。オープニング動画や、背景にマッチしたシルエット立ち絵(余談ですが、あとがきの理沙がすごく可愛かったです⋯⋯!)も、より物語の没入感を高めていたと思います。 他にも重要な選択肢がある章は特定のマークが付いていたりと、システム面でも親切な設計をしているのが良かったです。エンド3と7については、素直に攻略サイトを見て回収しました。 さて、次からはネタバレ全開の感想を書いていくので文章を閉じます。あり得ないと思いますが、未読の方は絶対に開かないようにお願いします(ミステリーなので、プレイ前に見てしまったら面白さは半減します)。 @ネタバレ開始 自分はノベルゲームより、主に小説の方でミステリーに触れてきた人間なので、それを踏まえた率直な感想を書きます。「主人公も犯人の一人だった」部分については非常に驚きました。自分が読んできた長編小説に、そのパターンはあまり見かけなかったのも大きいかなと思います。だからこそ、1周目(巻き込まれる側)と2周目(巻き込む側)で認識を大きく変えて再読することができました(コンプリート目安の3時間を超えてしまったのは、その部分に着目したからです)。主人公の言動も2周目になると、いろんな意味を含んでいるように見えて新鮮な気持ちがありました。2周目で殺害シーンを挿入するのは、ノベルゲームだからこその構成ですね。これは小説では絶対にできない演出なので、「なるほどなぁ⋯⋯」と感嘆しました。 そして、何より衝撃的だったのは、オマケのハジケっぷりです(笑)。まさかのギャグ時空に何度も笑ってしまいました。好きです、めちゃくちゃ好物です (笑)。理沙の本編のイメージを完全にブッ壊す発言には、驚きを通り越して痛快にすら思ってしまいました。某議員のセリフは脳内再生余裕でしたし、カラオケの部分は「いろんな名曲に出てくるフレーズがあるけど、ジャス○ック的な意味で大丈夫なのー!?」と大爆笑してしまいました(笑)。 @ネタバレ終了 長くなりましたが、大満足の本格的なクローズドサークルでした。余談になりますが、エンディングに自分の名前を見つけた時は目玉が飛び出そうになりました(笑)。素敵なゲームをありがとうございました!