コメント一覧
63385 のレビュー-
誰が殺した小夜啼鳥を葦島さんシリーズ第3弾ということで、個人的には本作が一番好きです! 葦島さんの正体が少し更に明らかになったのと、 ダークヒーローっぷりが光っていたように思いました。 ストーリー展開にもうっかり騙されましたし、読後感も良かったです!(人による?) 演出やイラストも効果的に用いられていたと思いますし、大満足です。 葦島さんのまたの活躍をお待ちしています。 面白い作品をありがとうございます。
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〇〇って知ってる?ホラーゲームのバッドエンドになることを避けるために、 主人公と友人の会話の内容を神視点となり選択していく作品です。 発想が面白いですし、気を抜くとすぐにホラーゲームのテイストになるのも良かったです。 一番良いと思われるルートでは意外な、でもベタな展開が楽しめました。 面白い作品をありがとうございます。
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と或る男と女の馴初め ver.2退廃的でエロスな雰囲気が漂う仄暗い作品でした。 特にEND1の艾希がかなり可愛らしく感じたのと、 偽悪的ではあるものの善人に感じられた紫扇が良かったです。 素敵な作品をありがとうございます。
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還るとても印象的な作品でした。 ゲーム全体から滲み出る雰囲気が良かったです。 プレイ時間も短めですし、多くの方にプレイ推奨です! @ネタバレ開始 強迫観念的な行き場のない感情を人に押し付けるのは良くない。 因果応報な終わり方に個人的にはホッとしました。 @ネタバレ終了 面白い作品をありがとうございます。
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パーソナル・スペース生命や文化が滅んだ惑星。 その惑星を調査していた主人公は、宇宙船を発見する。 船内には様子のおかしい女性がおり、この状況もすでに奇妙。 残されていた120年分の記録データの断片から、 惑星や女性に何が起きたのかを調べていく……というSFモノです。 自分は約2時間半ほどで遊び終わりました。 もう、この壮大な物語を読んだ後だと、 何を述べてもチープな感想になりそうなのですが……。 まず素直に思ったのは、作品全体の完成度が非常に高いです。 もうすこし掘り下げて分解すると、 下記のような良い「点」がいっぱいです。 @ネタバレ開始 ●テンポ良く、わかりやすく、読みやすい文章 題材はSFモノですが、出てくる用語はやさしめで、硬くなく、 むしろキャラクターのテンポ良い会話形式で物語が進む感じなので、 わかりやすく、読みやすい、です。 一度に表示される文章が2行までなのも、この長所を強化してると思いました。 ●設定背景もしっかりしている/言葉選びがいい/安っぽくない 少々個人的な話になりますがSFモノを描こうとして、 あまりにチープな気がしてきて、ボツにした経験があります(死) なんとなく「ロボット」「クローン」とか、ベタな言い方をして、 なおかつ表現に過不足があると、途端におかしくなりやすいと思っているのですが、 本作品で違和感があった箇所は無かったと思います。 スーパーセル、ミトファリアの設定とか、 世界観を構築しているものの背景もしっかりしていることが、 そういう印象につながってるのかなと。 違和感なくまとまってることが、1つ、すごいことだと個人的には感じました。 ●遊びやすい配慮がいっぱい 読み飛ばしがないように注意が入ったり、 本編に直接関係ないところはそう示してくれたり、 クリア後の追加項目はわかりやすくUIに変化がついたり、 細かいところまで配慮が行き届いている印象です。 ※しいていうなら途中でたまにあるChapter選択時に、 「ついさっきまで読んでたChapterはどっちだっけ?」と思うことがあったので、 そこがわかりやすいとありがたい気がしました ※隠しシナリオはマジで隠しですね…Note見て知りました(笑) ●物語はChapter形式で少しずつ読み進める形式 これも良い点がいっぱいだなと感じました。 ・点と点を結ぶように物語の全体像を掴んでいく行為が、全体のテーマとも沿っている! ・長編だけど1つ1つが短く区切られているので、小休止を入れやすい=遊びやすい ・全部でChapter35だと紹介しているので、読み進めている進捗感がある ⇒ 長編だと「いま全体のどのへんだろう?」って思うのが、 心理的にストレスになったりすると思うんのですが、 本作品はChapter数によって、大体の位置を把握できるのが良いですね ※ とはいえ蛇足かもしれませんが、↑の話はゲーム中に表示されてないので、 【データ解析率】とかで全体の進行度を%表示するとか、 読んだChapterが解放されていくREPORT画面の亜種みたいなものは、 初めからあってもいいかもしれませんね、と思いました ・(たまに)読み進めるChapterを複数から選べるのがいい ⇒ 興味の向くままに「選べる」のが良い ⇒ これ、主人公の「調査」してる感覚とも合致していると思いました ⇒ ただ読み進めるだけじゃない点に、ゲームならではの良さを感じました ・歯抜けになったシーンが興味をそそる 「あの後どうなってこのシーンになったのだろう?」とか、 前後関係を想像させる余地があり、 普通に一本の長編にするよりも、印象深いものになっていたと感じます ※時系列順じゃないのは、一歩間違えれば逆にわかりにくくなりそうなんですが、 作者さんのまとめ方がうまいのか、全く気になりませんでしたね…! 適宜、話をおさらいしたり、整理してくれたので助かっていたのかも ●音楽や効果音が雰囲気バッチリ 音周りも、雰囲気作りにかなり貢献しています。 しかも結構、音の種類が多めだと思うのですが、違和感あるものはほぼないと思います。 普通に考えると「どういう音がするの?」って思うものばかりだと思うので、 「それらしい」と感じられて、雰囲気を損ねていないのがGoodでした。 ●グラフィック、UIも雰囲気バッチリ テキストの2行表示と、Chapter形式による影響もあると思いますが、 前後関係を確かめたくなるシーンが良い意味で多く、 他作品よりも頻繁にバックログを使いました。 …で、メニューで雰囲気を壊してないのが超ポイント高いです。 見過ごしがちな各種メニューのボタンなども、雰囲気を壊さないようになっています。 ※こういったところで雰囲気と合ってない、 デフォルトのデザインとかが出ちゃうと、気になっちゃう派です ●シナリオ ここは言い出すとキリがなさそうなので、 個人的にグッと来たポイントを3点に絞って、挙げておきます! ・Chapter15:クロハが星空を見上げて泣いているシーン シロエとのやり取りから、宇宙に関わる仕事に就き、今日に至るまで、 色々な思いが巡ってるんだろうなぁ…と、感慨深いものがありました。 最初にクロハから提案してた「15年」は待っていたことがわかるのも最高ですね…。 ・Chapter33:シロエがクロハと再会できたと感じたシーン 理由は言わずもがなですね…。 全体の一枚絵の数は控えめだと思いますが、だからこそ、 バシッとここで決めてきたのが印象深さをUPさせてたと思います。 ・Chapter34:主人公がシロエとクロハの点と点を結んだシーン ここ、映画とかのラストシーンみたいで最高でした。 映画とかなら、宇宙服のメットについてた粉塵をなぞるようにして、 線引いたりするのかなぁ…とか、勝手に妄想しました。 文字通り、他の同胞から見たら理解されないけど「意味はある」場面ですよね。 ここまで点と点を結んできたプレイヤーにだけは、 その行為にちゃんと意味があると思えるのが最高です。 クロハの言葉を借りるなら「でも、それでいいんだよ」と思えるシーンでした。 物語を締めくくるラストとしても良かったです。 @ネタバレ終了 …長くなりましたが、作品全体の完成度が非常に高いと思ったのは、 上記のような良い点がいっぱいだったからで、 なおかつマイナスに思う点がほとんどなかったからですね! この作品もいろんな「点」がたくさん結ばれて構成されてて、 なおかつ作者さんのパーソナル・スペースから生まれたもの…というのが、 またなんとも感慨深いなと思いました。
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君と二人で歩くことがいい、こういう話大好きです。 フェスが始まった時から優しいイラストの雰囲気が気になっていました。 豊富なイラストで飽きさせることなく最後まで楽しめました。 @ネタバレ開始 二人の不器用だけど、人を想う気持ち素敵でした。 最後のシーンで、凛ちゃんが「家族」という単語が出てきて驚くのと同時に二人が向き合うシーンは心に響きました。いい話だった。 @ネタバレ終了 こういう年齢差の物語いいですね。 大変、気に入りました。 ぜひ、作者様の次回作も見てみたいです。
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風待ち人 夢追い人(iPhone・iPad対応版)「夢というテーマに対して、終始現実的な点」がとても魅力的な作品でした。 夢をテーマにした話は大抵、主人公が夢を叶える過程を描くものですが、この作品では夢を持たない人間を主人公にして、夢に対するスタンスの違う人達を並べて物語にしたところに、作りの上手さを感じます。普通に書いたら物語になりませんもの。 現実感を持って書かれたエピソードも相俟って、非常に地に足の着いた見事な展開でした。 @ネタバレ開始 夢が叶わないのは普通のことで、夢を持っていないのも普通のことで、夢を追いかけて笑われたり、夢を追ったことで空白ができたり。 「なんで夢なんて持っちゃったのかな……?」「もう5年か……」という岬の台詞が、年上ということもあって、しみじみと感じられます。神山がその時には何も言わず、後で「彼女のようにならなくてよかったと安心している」と思う場面は、何と言うか、胸が痛いです。 また、金田が祖父との思い出を語るシーンと、残された神山が金田を見て奮起し、仕事に意地を見せるシーンが、とても印象的でした。 実は今回は2度目のプレイだったのですが、物語が非常にテンポよく進むことと、岬がかなり早い段階で退場したのに驚きました。短いプレイ時間の中でこれだけの内容を描いているのが、本当にすごい。夢に対する主人公3人の姿が、読み手の心理に上手く引っかかるのでしょうね。3人とも報われてよかったです。 @ネタバレ終了 誰も不幸にならず、明るい余韻が残るのも素晴らしいと思います。素敵な作品をありがとうございました。
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フードにジャムにされるゲームタイトル通り、主人公が可愛い単眼多腕のフードちゃんにジャムにされる物語。 タイトル画面はとても明るくキュートですが、本編が始まった瞬間から少しばかしグロが入ります。そして展開も大体タイトル通りなのでグロいです。笑 とは言え、映像としても文章としてもグロ表現はほとんど控え目なのでグロ入門編として最適ではないでしょうか。 @ネタバレ開始 無差別理不尽系ではなく、主人公のバックボーンが設定されていたので印象がかなり変わった気がします。 悪魔に良心と言うとなんだか矛盾を感じますが…フードちゃんもアズ様も可愛らしく憎めないキャラクターでとても良かったです。 @ネタバレ終了
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Foret de pommes絵本の中に紛れ込みました。短編でしたが世界観に引き込まれました。 イラストがとにかく可愛い!癒やされました。 昔のおはなしが大変良かったです!これも短いんですが内容がこれで分かります!
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和泉くんと三姉妹。~夏の夜奇譚~プレイすればするほど三姉妹が好きになっていく…恐ろしい人達だ…。 主人公である和泉君もどんどん好きになっていき、プレイ中はずっと穏やかな気持ちで居ました。 登場人物にどんどん愛着が湧き愛しく思えてくるのは、やはりやまさきさんの作品特有の物だと思います!
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きみとたわいもないおしゃべりをとにかくシルク君がかわいいです!! 両方のエンドを見て無事バッジもゲット! 短いながらもときめきがぎゅっとまとまっていて素敵なゲームでした。
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和泉くんと三姉妹。~Summer memory~夏だ!着物だ!最高!!!ありがとうございました!!!!!!という気持ちでいっぱいになりました。 プレイ中ずっとにまにましていました いやぁもうほっぺが痛い このわくわく感と言うか幸福感は、ぜひプレイして味わってほしいと思います。
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和泉くんと三姉妹。三姉妹可愛い!!!!!!!!!!!!!!!!!とプレイ中ずっと思っていました。 コメディテイストの中にも意外なシーンがあり、飽きがこない作りです。 特に和泉くんと三姉妹のやり取りがまぁ可愛いのなんのその……。 暖かくて何度もプレイしたくなる作品でした。
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この世にさよならまた明日日常的に真昼を「殺す」夜空と、夜空に「殺される」不死身な体質の真昼。 いびつすぎる二人の関係ですが、どうしてかほのぼのしています。 二人が恋人同士でもなく、友情として仲良くしているからでしょうか? しかし、そんな理由で肉が好きな人は初めて見たよ…、って流れはちょっと笑った。
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いろさがしギャグが面白かった!探索モノです。 …が、探索シーン全問正解してしまいました…あっさり終わってしまいましたが;調べてない箇所気になるので2周目もします! 登場人物皆、和みました! 主人公、私好みの子でした! カラーちゃんとは良いコンビであり続けますように!
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空の果てからこんにちはいやー、最高に面白かったです。 @ネタバレ開始 ・軽快・超クオリティ―のムービー。 ・初めてみるタイプのヒロイン属性。 ・元気で健気な幼馴染のリコ。実に魅力的でした。 ・端岬でのBGMもあいまった雰囲気の良さ。 ・明かされる世界の秘密。 ・手裏剣にりんご、小物も伏線として後々活躍。 ・端々で差し込まれるメタ。好きだなあ。 ・バッドendからの、まさかの後日談。 ・最初とっぴに思えた逆さまの状況も、しっかり説明がされて納得できるSF設定。 ・ラストの後の展開は、少しハラハラしそうな……。三角関係はどうなるのか…… この時代は重婚できるのか…… もし大陸が落ちてきたら隕石どころじゃないくらいやばいんじゃ…… でもそんなに重くも速くもないから大丈夫か……とか、色々心配してしまいました。(余談です) まあしかし本当に、 2~3時間にラブコメ・ギャグ・SFなどが凝縮された傑作です。 @ネタバレ終了 とりあえず好みのヒロインのルートを1周やってみるのをおすすめします。 おそらく全ルートを見ずにはいられなくなっているのではないでしょうか。 制作お疲れさまでした&ありがとうございました!
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わかばにっき! -12才の春-プレイさせて頂きました。 勝手にわかばちゃんの日記読ませてもらっちゃいました。 異性の幼馴染ってどんなかんじなんでしょうか? 私にはいないので想像がつかないのですが。 @ネタバレ開始 幼馴染とか友達とかもありますが、当たり前のように、一緒にいられると思っていた相手に、違う相手が出来てしまったときに、自分の本当の気持ちに気付くということはありそうですね。 そういった意味では、この二人にはアリスさんの存在はありがたかったですね。 そして、わかばちゃんの下駄箱からの言動は、自分の気持ちに素直になった証ですね。涙がこぼれそうでした。 @ネタバレ終了 わかばちゃんの日記を勝手に読んで、勝手に幸せを分けて頂きました。 ありがとうございました。
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夢幻の秋生きていたら、意識せずとも人を傷つけることがある。 そういうお話でした。 @ネタバレ開始 決して踏みつぶされた鶺鴒のせいではないと思います。 だけど、動物を躊躇なく殺してしまった小夜は、すでにどこか歪んでいて、だからこそ、美樹からの手紙を受け入れられないんじゃないかと思いました。 @ネタバレ終了 色々と考えさせられるお話でした。
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バスルーム短いながらも秀逸な作品でした。 文章を読みながら何か違和感があったのですが、それが分からないまま読みすすめ……。 @ネタバレ開始 なんで替えの服無いの?と思ったらオチであぁっ!となりました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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美味しいドラゴンの食べ方異世界ドラゴン食レポ風ゲーム。キャラがみんな個性的でフルボイスで力が入っていて楽しめました♡