heart

search

ティラノゲームフェス2022参加作品

8834 のレビュー
  • みえない二等星
    みえない二等星
    高村の爺さんがカッコ良すぎました……(惚れ惚れ) 様々な経験を経て、全身から漂ってくる器の大きさと、レンズを覗き込む時のほんの少しの色気。 ほんっっとに!好きなキャラです。 さて、爺の魅力ばかり語っていても仕方ないので……(笑) シナリオに関してですが、この作品には様々な軸があったように思います。 部活を通したギターの上達 それと同時に語られる主人公のトラウマ 天体観測のことや 恋愛模様まで 色んな軸が複雑に絡み合いながら、1つの魅力的な物語になっているなあという印象を強く感じました。 どれも良いエピソードですが、中でも一番良いなと思ったのは恋愛に関してです。 おっかなびっくりながら、少しずつ近づいていく二人の距離感が見ていてとても微笑ましかった! 特にお弁当の件はニヤニヤが止まりませんでした。 「リア充爆発しろ!」ってこういう時に使うんだろうなと!(笑) 喫茶店のシーンもニヤニヤニヤ。 美波ちゃん、とっても可愛かったです。 @ネタバレ開始 高村さん絡みのエピソードも素敵でした。 タイトルの『見えない2等星』の意味が分かったときの、切なさと言ったら……。 爺ーーーーッッ!! タイムリミットがあるようなことは、中盤?でチラッと本人が言ってましたが ギターのことや天体観測のことなど、全てをひっくるめて「間に合って良かった」と思いました。 最後の爺の幸せそうな顔……。 ああ、やっと会えたんだなと思うと涙必至です。 北斗のために曲も書いてくれたとか……もうだめだ。好き!!!! @ネタバレ終了 イベントCGはどれも綺麗で、特に星空が描かれてるやつが出たときはメッセージウィンドウを消して、私も一緒に天体観測してました。 夕日をバックのやつもしばらく眺めました。(つまり全部眺めてた) 素敵な作品をありがとうございました。
  • 流星Refrain
    流星Refrain
    Ver2.03をプレイしました。 リアリティのある描写が多く、自分が学生になった気分で楽しめる作品でした! 上にも書きましたが、本作は高校生のリアルな日常が描かれているのが特徴だと思いました。 個性豊かな先生たち、分からない問題を教え合う様子など……そういうシーンがある作品は他にもあると思うのですが、現役の高校生が執筆されたのかな?と思うほどリアルです。 太古の昔に学生だった私は「そういえばそんなこともあったなぁ!」と懐かしさを感じながら進めておりました。 そして学生同士の人間関係もリアルでした。 もちろん展開としてファンタジーな部分はあると思いますが『子供と大人の間の未熟さ』みたいな感じを誰しも持っていて、 大人から見るとハラハラしてしまうやりとりをするのも、非情に高校生らしく、リアリティを感じる部分だったと思います。 @ネタバレ開始 ただ攻略は(個人比)わりと難しく、10回以上はBADを踏みましたw (共通ルートBADが1回、舞阪√で3回、赤羽根√で6回以上w) それだけに全てのエンディングが見れた今は感無量です……!! 攻略順は舞阪さん>赤羽根さん 舞阪さん√は依存体質であるが故に、同性として共感しづらい部分もあったのですが、 そのたびに赤羽根さんがビシッっと言ってくれるので痛快でした。 2人の関係性が壊れるのが怖いと言う舞阪さんと、好きな人を独占したいという主人公くん……どちらにも共感ができて、中盤からの選択肢が出るたびに頭を抱えました(笑 愛の大きさのバランスって難しいですよね。どちらかが軽すぎても重すぎてもダメだし…… 2人が納得できる丁度良い距離感を探りつつ、上手くやっていってくれたらいいなぁ……と思います! 赤羽根さん√では、私がダメダメで赤羽根さんを怒らせてばかりになってしまい、何度も男だらけのクリスマスを経験しました(笑) 舞阪√ではビシビシ意見を言ってくれた赤羽根さん。なるほどです、そんな事情があったのですね……。 お好み焼きクッキー……頑張って食べまくって……ごめん……。(どんな味かちょっと気になります) 赤羽根さんはデレてくれた時が、とにかく可愛くて、毎日ジェラート屋さんに連れていきたくなっちゃいました。 赤羽根さんだけじゃなく、後半の友人たちが一致団結する感じもとても良かったです。 これからもみんな仲良く、赤羽根さんの心を癒してあげてほしい!と思います。 ……からの、最後の猫ちゃん。 ここまで歩んできた道を思い出しながら、うるりときました。 ありがとう猫ちゃん。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
  • 蛇の首
    蛇の首
    前作の『smile』もかなり苦戦したのですが、今作も想定プレイ時間以上かかってクリアしました! 難しめな謎解きで、たくさん楽しめました。 前作と同じく、ヒント画像をスクショして思考はフォトショでプレイしました。 手書きメモでも良いですが、画面スクショでの謎解きがオススメです! ……とはいえ、頭固すぎて1部屋目から解くことができず(苦笑)攻略ページのお世話に…… 攻略ページ大変ありがたかったです!!! @ネタバレ開始 店員さんが明るい感じだったので、普通のテンションで謎解きにINしたのですが 内部での謎を見たり、クリア後に「!?」となりました。じんわりとくる和ホラーですね! ノーマルエンドの最後は一体どういう……そ、そういうことですかねやっぱり……?えっ? 考えれば考えるほど怖いので、考えないようにしておきます!(笑) @ネタバレ終了 今回もホラー×脱出で楽しかったです!ありがとうございました!
  • 嘘つきものが毒を喰らう日
    嘘つきものが毒を喰らう日
    タイトルからもタグからも、良いヤンデレの香りがしてくる作品。 もちろん余すところなくプレイし、全EDを回収しました。好(ハオ)! 主人公も千景くんも、どちらも癖のあるキャラクターなのですが だからこそ磁石のように近づけば近づくほど反発しあい……そして、どこかのタイミングでクルッとひっくり返ったらバチッと噛み合う そんな関係性が絶妙で、最高でした。 何を言われようと穏やかな笑みを浮かべ、ガンガンと心に踏み込んでくる千景くんのドSっぷりがまたハートにズキュっと萌えキュア的な感じで 7問と言わず、20問分くらいイヂメられたいと思いました。 顔はイケメンだし、中身はドSヤンデレなんてクリティカルヒットです。かっこよすぎます……! @ネタバレ開始 ちなみに最も好きなのはED3です。 最後の最後で、本気の愛の告白をする千景くんはとても魅力的でした。 確かにそんなことまでされたら、心に深く刻みこまれて一生忘れないでしょうね……。 毒をもって毒を制すとはこのことでしょうか。 @ネタバレ終了 なにかの液体(毒?)が垂れているような背景加工も素敵で、この作品にばっちり合っているグラフィックだと思いました! 素敵な作品をありがとうございました。
  • 薫るは御舟、煤けた岸辺
    薫るは御舟、煤けた岸辺
    ピアノ未経験で賞を取ってしまった主人公の御舟くんと ピアニストになりたい幼馴染の颯馬くん。 共感出来る部分ありまくりで終始胸が痛いですが、 そこがリアルで面白い部分だと思います。 @ネタバレ開始 躊躇なく焼却炉に手を突っ込んだ颯馬くんがカッコよかったです。 御舟ちゃんが泣くシーンで 2人を取り巻く重たかった空気も少し解消された気がしました。 どちらのエンドも好きですが 強いて言えば「ピアノを弾く」方が 颯馬くんが吹っ切れた気がして、好きでした。 @ネタバレ終了 素敵な時間を有難うございました!
  • 僕らの都市伝説
    僕らの都市伝説
    全シナリオとても気に入っています。 怖い話で心の底からゾッとしたのはこのゲームが初めてでした。 絵柄もめちゃくちゃに自分好みだったので続編を心から期待しております。
  • party!×2
    party!×2
    「わん」&「和泉くんと三姉妹。」シリーズのクロスオーバー作品。 全ては見れていないのですが、別シリーズのキャラが夢の共演という喜びが存分に味わえました。 ゲームシステムも上手くミックスされた作品で「わん」でありながら、ルートによって「和泉くんと三姉妹。」もしっかり味わえます。 あとスチル数が異常事態です(笑) @ネタバレ開始 以下、纏まらない感想をざざっと失礼します! がっくん&テンくんが良いコンビで好きだったのですが、そこに雅くんが来るもんだから幸せ三昧! がっくん良いアニキ! 三姉妹との生活が忘れてましたが、雅君の環境って確かに一般的ではなくて、親のことに悩みもあったなと。「雅くんと三姉妹がどういう関係に見えるんだろう?」という視点も良い作品だと感じています。 三姉妹の中で推しがくるくる変わってしまう私ですが、今回はしずくさん! めちゃくちゃ可愛かったです~。溺れた後なのにサービスカットを喜んでしまった私を許してください。あれは作者様の罠に違いありません。 しずくさんと春川さんが似てるようで、春川さんはもっと重症(?)とも思いましたが、確かに似てるものが。 春川さんと店長ルートでのキーホルダー。予習してて良かったなと。春川さんも好きです! あとマイエンジェル萌ちゃん! がっくんとの砂山握手とかパパに泣いて大好きとか、降参です! 私は今回初見の先生。冗談がガチで怖すぎるだろと思いましたが、ラブラブなのでオッケー! まさかの登場、ついにお会いできたと喜んでいます。 他にもたくさんのルートでこの組み合わせのここ良いなと思うところがありましたが、この辺りで! @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました(*´ω`*)
  • フラワーマスター
    フラワーマスター
    眼鏡がキラリと光るルージュベートさんから魔王に対抗すべく「花の精」を生み出してほしいと依頼され、「勇者の花」を育てることになりました。 どんな子が生まれてくるかなと、もそもそ育成していると…周回するのも楽しい色々なタイプの子が生まれてくれました。 @ネタバレ開始 とにかくマスターレベルをMAXにしてからが本番だわ!と猛勉強し、MAXになってから色々な子の育成に臨みました。 周回するごとに生まれてくる様々な花の精に微笑ましくなりつつ、まだ見ぬ子を求めてパラメータを工夫して上げるのが楽しかったです(自力で開花が少し難しい子もいたので攻略情報には大いに助けられました、ありがとうございます!) クリア後にオマケ要素のキャラクターたちを見に行くと、魔王を倒したり和解したりと、その後の姿も描かれていてほっこりしました。 三人で平和維持活動をする未来とか、平和そうで何よりです。 花の精たちを照れさせてみたり、悲しませてみたりとおまけで見られるモーションが楽しくてついついポチポチポチポチ…時間があっと言う間に溶けました! おまけ要素も楽しみつつ、楽しすぎてずっと周回してフラワーマスターしていました。 @ネタバレ終了 システムもとてもシンプルかつサクサクと動いてストレスがないので、コンプまでノンストレスで遊べたのがとても良かったです。 どんな子が生まれてくるかとワクワクしながら育成するのがとても楽しいゲームでした。 素敵な作品をありがとうございました!
  • Unhappy
    Unhappy
    森で倒れて記憶喪失になっていた主人公が出会ったのは、実は魔女さんで…から始まる最後は切ないストーリー、堪能させていただきました。 トゥルーエンドは色々と感じるものがありました。 @ネタバレ開始 意図せず本物の不老不死になってしまったイルアさんは、アズマさんと過ごしたこともこれから先過去となって消えていくのかな…と思うと切ない終わりでした。 大好きなお母さまの元へも行けない、誰と付き合っても死に別れる…最早、生物の生死の循環から外れてしまったイルアさんですが、いつかお母さんのお薬開発を手伝うと笑った時のような笑顔が取り戻せる日は来るのでしょうか…。 もしかして、もう気が遠くなるような遥か未来に不老不死を打ち消す薬や魔法だってできる日が来るかもしれない…と、彼女の涙を見て願わずにはいられない終わりでした。 @ネタバレ終了 看板に偽りなしのストーリー、楽しませていただきました。 ありがとうございました!
  • あいがん DOLL つくろう
    あいがん DOLL つくろう
    記憶を失った最高の腕を持つ人形師がサイコパスな人形やあざとかわいい人形たちを創り出しながら、とある断片から真実へ辿り着く不思議で素敵なお話でした。 サイコパスの子が当たった時は大体大変なことになってしまう上に、一番初めに当たってしまって結構な衝撃でした。 @ネタバレ開始 アニスくんがご主人様と結ばれるトゥルーが最高でした。 サイコパスな子に腕一本残されたりする想像するだけで痛すぎるエンドなどを見てきた後だったので、癒されました。 お人形制作中もちょいちょい自分をアピールしてくるアニスくんが可愛すぎました。 トゥルーのスチルとても可愛かったです! お人形の中ではシスくんが好きでした。 何も分からないけれど頑張って尽くします!という健気さが好きです。 @ネタバレ終了 あなたはどの子が好き?とプレイヤーさんに聞きたくなる、色々なお人形さんとの出逢いが楽しい作品です。 ありがとうございました!
  • めいにち
    めいにち
    タイトルの「めいにち」がパッと想像する「めいにち」だけではない、非常に奥深い物語でした。 @ネタバレ開始 一番好きなエンドは明日です。 ほんのわずかではありますが、光が差し込んだようなエンドが好きです。 主人公は本当に死にたいとは思っていたものの家族や仕事などを理由に踏ん切りがつかないところから、再び生きていたいになったときにはちょっとホッとしました。 対するココロさんはお母様の介護(この介護というのがまた難しい問題ですね)でどんどん疲弊して、希死念慮が日々強くなっていっていたのだと思うと…現実にも介護に関連しての殺人や自殺などは絶えないので、どれほど難しい問題を抱えているのかと思うと胸に迫ってくるものがありました。 明日のエンドは唯一の明確に何かが変わりそうなエンドでしたが、どうか彼女に見えない明日ではなく望ましい明日がありますようにと思いました。 @ネタバレ終了 テーマが重たい作品ではありますが、死にたいには「本当は生きたい」という心もあり、本作ではその小さな小さな光を感じられるエンドもあったので読み終わった後は少しホッとしました。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 幽霊すずちゃん
    幽霊すずちゃん
    足が透けているとてもかわいいボクっこな幽霊すずちゃんとの物語、楽しませていただきました。 普段は禍々しい姿に見えることが多いとのこと、こんなかわいい女の子に見えるとは主人公の目は素晴らしい! (初期の音楽と効果音が一番小さい設定になっているので、今からプレイされる方は最初にコンフィグでBGM項目などを弄った方が楽しめるかとー/※アプデなどで仕様が変更されていたらすみません) @ネタバレ開始 すずちゃんがこの世に留まる理由と流れた涙に、ウルッときました。 お母様とお父様、もしこの世にまだ留まっているなら今すぐ来て!と思わず周囲を探してしまうほど「なにか!できないか!」と胸に迫ってきました。 最初は心あたたまる家族の(?)ぬくもりエンドへいき、その後で選択肢を変えてバッドエンドを回収したのでバッドエンドは衝撃でした。 バッドエンドのすずちゃんは下痢を引き起こすではすまなくて、ちょっとだけ怖かったです! 家族エンドの「お母さんみたい~」と言いながらずっと幸せそうにしているすずちゃんを見て、こちらまで幸せになりました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • レインズレンジ
    レインズレンジ
    グリッチノイズの効いたcoolな画面だけでもうワクワクがとまらない本作、パンをひたすらに当てていく始まりに「まさかのパンゲー?」なんて思っていましたが、そんなことはもちろんありませんでした。 中盤からSFカラーがどんどん前面へと出てくる頃には、物語と世界観に引き込まれていました。 @ネタバレ開始 最初から読書しておけばよかったものを、読書せずに先に食事へと走り、ものの見事に綺麗に外して、さらにそこから再挑戦するという愚を犯しました。この時の私はなぜ自分のポンコツ推理力を過信したのか。 何度かおかしな答えを入れて、レインさんに何度も「違います」と言わせてしまった後、ようやく読書へ。 お腹が空いているから先にお腹を満たそう!というコースではなく、大人しく読書しておけばよかったと我が事ながら苦笑を禁じえませんでした。 そんなポンコツな始め方をしてしまいましたが、物語は当初のパン当ての雰囲気から一転、最後まで読み終えると終末へと向かう中でもその時が来るまではこの時間を満喫しようとする二人のことがとても愛おしく感じられました。 物語の最初にパンを当てたときの何気ない会話、「口に合わないなら下げます」「いや、そんなことはない」といった何気なく交わされた言葉の数々、そうしたもの一つ一つまでかけがえのないものだと感じられました。 書きたいことはたくさんあるのですが、すべてがネタバレになってしまいそうで…とてももどかしいです! 「ここを開いてしまわれるかもしれない未プレイヤーさんに情報を与えたくない、まっさらの状態でプレイしてほしい!」ので「もうとにかく話の構成、二人の関係性など、すべてが素晴らしいです!」としか書けないです。 各話(チャプター)の配置なども二人の置かれた状況や世界観を理解すると「ああ、これはもしかして…」と思わず唸ってしまう素晴らしい構成で、鳥肌が立ちました。 @ネタバレ終了 今からプレイされる方はぜひ前情報なしで最後までプレイしてほしい作品です。 とてもクオリティの高い素敵な作品でした! ありがとうございました!
  • 私の声が聞こえますか
    私の声が聞こえますか
    さわやかなボーイミーツガール作品でした。 謎多き先輩、高峰明日架さんがとても良いキャラをしていました。冒頭、クラスメイトや先生からぞんざいな扱いを受けていたところに声を一発で聞き取ってくれる人が現れたらそれは好きになっちゃう。 @ネタバレ開始 (最初、魔法と言われて笑う先輩を見て、からかうのが好きなタイプか?と思ったのですが、Extra Story1を読んで涙しました) 二人だけの世界で慰め合うのではなく、自分から気付いてもらう努力をして環境を変えていくというのがなんとも綺麗なハッピーエンドだと思いました。 告白するルートも、卓也君の存在に助けられたので決して悪いエンドではありませんでしたが、このルートだと先輩の方はどういう思いでこの先生きていくのだろうと心配になりました。ただ、坂入さんがいるので彼女もいずれ良い方向へ向かってくれたらと思います。箔斗君と袂を分つとも……(やっぱりそこは寂しい)坂入さんは出番こそ少ないもののその存在は大きかったです。 @ネタバレ終了 おまけ部屋の演出もとてもおしゃれで好きでした。
  • 部屋の外の世界
    部屋の外の世界
    窓からのぞいたような独特の画面、かわいい女の子とどんな話をするのかな…と思いきや、選択肢によって外の世界がガラリと変わる仕様が面白いです。 @ネタバレ開始 個人的にはエンド12の別世界では人類が大虐殺されており生き残っているのは自分だけかも…のディストピア系が好きです。 部屋の中はかわいくて明るいけれど、外の世界がそんな壮絶なことになっているなんて…と感じられるエンドでした。 他にも、外の世界なんてない・作り込まれていない真っ暗なゲームエンドも好きです。 車に轢かれるキキー!!なエンドのエンド名が「洗礼」なのも震えました。 確かにゲーム内でキキー!!が来たら大体「洗礼」ですね…! @ネタバレ終了 とてもシンプルな画面構成から様々なエンディングへと発展するアイディアがとても面白い作品でした! ありがとうございました!
  • なつやすみネコちゃん
    なつやすみネコちゃん
    かわいい絵柄からは想像できないくらい意外とバイオレンス&グロ系な画面になったりして、注意書きの通りだったので衝撃でした。 某理由からのり子さんとエプロンちゃんが印象的でした。 @ネタバレ開始 まっくろさんーーー!!! 今作一番のインパクトキャラでした! いつも町の片隅にいつもいるんですか……またあのまっくろさんの目玉パーティーに追いかけられることもあるのでしょうか…あわわわ。 変貌するのり子さんとエプロンちゃんがとても印象的でした。 急に死ね死ね死ねとか言い始めて怖かったです…! @ネタバレ終了 とてもかわいいねこちゃんの夏休みに起きたとんでもない事件、最後までどうなるかとハラハラしながら見守らせていただきました。 ありがとうございました!
  • 夜、気紛れ、明け方
    夜、気紛れ、明け方
    誰かの人生の一部、その端を数メートルだけ遠くから眺めているような、あるいは切り取った断片をフィルムで見ているような物語でした。 この街のどこかにいる誰かの人生のほんの一瞬を見て、人生というのは様々な人とのかかわりで成り立っているのだと再認識しました。 主人公には主人公の悩みや喜びが、気紛れのあの子にはあの子の悩みや喜びが、明け方のあの人にはあの人の悩みや喜びが…それらが交錯して世界はまた今日という一日になるのだと感じました。 物語の構成が良く、読み終わった後はしっとりとした気持ちになりました。 ありがとうございました!
  • ピアスをあけよう!
    ピアスをあけよう!
    とても遊び心満載な、本当にタイトルのまま「ピアスをあけよう!」というゲームでした。シンプル・イズ・ベスト。 これからプレイされる方には、エンディングはスキップせずに見てほしいですし、何度も周回してほしいです。 @ネタバレ開始 ご友人の外見やお部屋がランダム(?)で変わる仕様、素敵でした。 地下でちょっと様子が…な方と会った後でしたので、その直後に出会った黒髪の友人の美貌に癒されました(地下の彼に失礼) もちろん他にもいる友人も可愛かったです! 鶴のピアスとかオシャレでした! 一番初めに初めにタイトルに白衣の先生が出てきたので、「あれ? シナリオのどこで出てくるのかな?」と思ったら、窓の向こうにいたのもいい思い出です。一言も話さない関係もある! 塀を乗り越えた先で出会うお姉さんがちょっとご機嫌斜めな顔をされた後でタバコを吸うシーン、ちょっぴり怖くて好きです。 そして、エンディングのヤンキー先輩のお話など細かい部分での遊び心も素敵です。 ずっと流れ続けるので「これなにが始まったの」と思いました(笑) タイトルのイラストが初回から耳族(?)だった場合は、度肝を抜かれると思います。 @ネタバレ終了 音楽が豊富で、作中に使われている音楽をすべて聞くのもとても楽しいゲームでした。 道中のキャラクターたちも面白くて、すべての選択肢を選びたくなる個性派ぞろいでした。 面白いゲームをありがとうございました!
  • 質問に答えるだけのゲーム
    質問に答えるだけのゲーム
    質問に答えるだけのゲーム。本当にタイトルのままなのですが、色々な展開に次ぐ展開に思わず何周もプレイして質問に答え続けました。 気がついたら頭の上でフライパンで目玉焼きを焼いたりしてた…。 @ネタバレ開始 オムライスにもえもえしてもらうところが燃え燃えしたり、火星人+炎÷卵で頭で目玉焼き焼いたり…と色々な展開がとても楽しかったです! ゆるいイラストも味があって、個人的に作品にとてもマッチしているなーと思いました。 @ネタバレ終了 似たような選択肢でも選んだ先は天地ほど差があったりと、答え直す面白さもある作品でした。 ありがとうございました!
  • 僕は猫狂いです
    僕は猫狂いです
    猫好きさんにはたまらない、どの猫さんをお迎えするかのチョイスゲームです。 なかにはちょっと外見が特徴的な「猫…?」な子もいますが、猫の無限の可能性を感じました。 @ネタバレ開始 個人的には化けにゃんが想定外に可愛くて、見た目は「ね、猫…!」という感じでしたが、意外とかわいくてお気に入りです。 他の子にし続けた先のハッピーエンドもとてもほっこりしました。 一度捨てられてしまっても、猫大好きな…猫狂いな主人公に迎えられて再び幸せに生きる姿にほっこりです。 子猫じゃなくなったから捨てるというあまりにも無責任な理由には愕然としますが、リアルでもきっとそういう人間はいるのだろうな…と思うと、生き物を飼うとはという視点でも考えさせられるお話でした。 @ネタバレ終了 すべてのエンドをサクサク見ることができる親切設計で、セーブ&ロードを駆使すれば10分もかからずコンプリートできました。 色々な猫さんが可愛かったです! ありがとうございました!