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  • メロウの呪い(まじない)
    メロウの呪い(まじない)
    全エンド拝見しましたので、感想を認めにまいりました。 ◆画面・音・演出 タイトル画面の優しいメロディと小さな波の音が、もう最高でした……! タイトルロゴはXで拝見したときから、めーーーちゃめちゃお洒落で素敵だと思っていました。ゲームを起動して、波の音と一緒に眺められるとそれだけでうっとりします。 ゲーム画面のあしらいも本当に素敵でした。ディープブルーに、白黒のコントラストがはっきりしたタコの足の装飾。見た目は印象に残るのに、読み進める邪魔には全くならないというのがすごい……。題材を生かしたモチーフの選び方も、それを画面にまとめるセンスも大好きです。 音楽は音数の少ないシンプルなものが選ばれていて、おとぎ話をもとにした作品の雰囲気にとても合っていました。美しい旋律の曲が多く、聴いているとうっとりしてしまいます。 フロースが歌う場面も印象的でした。歌声そのものを流しているわけではないのに、SEの音選びによってあんなに綺麗な歌を感じられるんだなあと。音で何を想像させるかというところまで素敵です。 @ネタバレ開始 ◆物語とヴェル 序盤で、妹を探すという目標と、そもそも妹が今どういう状態なのかという謎が示される。そのうえでヴェル自身も陸へ上がるかと問われる。この道しるべの置き方が明確で、物語を追いやすかったです。 一方、フレルくんの「それ以外の状態だったときに、彼女の“何”を戻したいのか…」という言葉には、そんな状態まで想定しなければいけないのかと怖くなりました。 最後まで読んだ今では、その問いが何に繋がっていたのかもわかるのですが、初めて聞いたときはまず、妹がどうなってしまっているのかという怖さが先に来ました。 岩場へ上がる場面でヴェルが自分なら登れると言ったときも、タコの足だからかな? と思った直後に説明があり、疑問を解消してから読み進められるのがありがたかったです。 海の中で傷まないように本へ呪いをかけていた、というような、この世界の暮らしがちらっと見える描写も好きでした。人魚たちが普段どう生活しているのか、そういう細部から想像が広がります。 ヴェルは品がよくて控えめでしっかりもの、それでいて流されるままにはならない、好きな主人公でした! 自分の意思で陸へ行くと決めるところを、あえて選択肢にしているのも印象的です。「私の意思」とこちらにクリックさせることで、彼女の決断を見ているプレイヤーにもその選択への責任が渡されるように感じました。 穏やかな人だけれど、自分で物語を進めていってくれるのが気持ちよかったです。 あと個人的に姉属性が好きなので、妹ちゃんとの会話も好きです。 家族との距離感の描き方も好きです。露骨に悪意を向けられているというより、家族との間に距離があり、ヴェル自身も引け目を感じている。その近づききれなさに生々しさがありました。 彼女の抱える問題も、過去にどんなことがあったのかを踏まえて描かれているので共感しやすく、この子がこれからどうするのかを追いたくなります。 そして設定資料で見た、呪われる前の尾びれの瑠璃色が本当に綺麗で……。アスピッドルートで色の話を聞いたあとだったこともあり、失われてしまったのが惜しいと思ってしまいました。今の姿に引け目を感じている彼女を見てきたぶん、自分までそんなふうに思ってしまったことに、少し申し訳なさも覚えます。 ◆アスピッド 声をかけても気づかないヴェルの肩を、アスピッドが軽くたたいて呼ぶ。初登場の何気ない仕草から、二人の距離の近さが一発で伝わってきました。相手は王女なのに、自然にそうできる人なんだなあと。登場してすぐの動作で関係性がわかる描き方がお上手です。 ヴェルが陸へ行くと決めた際も、心配しながら彼女の考えを理解し、最後には勇気を肯定してくれる。心配・同意・肯定の全部が乗った完璧な回答でした。こんなふうに応じてくれる人がそばにいたら、心地よいだろうなと想像できるし、それと同時にこの先にこれが崩れるという予兆のように感じました。 ヴェルの考えをほとんどエスパーのように察してくれて、それは彼女の側からも同じ。昔話をして笑い合える安定した関係も含めて、家族との間に距離があり、友人も少ない彼女にとって、どれほど特別な人なのかがよくわかります。 そんなアスピッドが王子からもらったブレスレットを見て一瞬妙な顔をするところが、一つ目のターニングポイントだと思いました。 嫉妬に近いものなのかなとは思いつつ、この時点で本人がどこまで自分の気持ちをわかっていたのか、つい想像を巡らせてしまいます。 呪いのために結婚を諦めていたヴェルは、これまで男性との交流はあまりなかったんですよね。 しかし陸へ上がったことで自分以外の男と親しくしている跡を初めてアスピッドが見たのだとしたら、それまで出なかった反応が出るのもわかる気がしました。 まだ恋と名づける前の、仲のよかった半身が離れていくような寂しさだったのかな、とも。 一緒に遊び、競い合ってきたヴェルを、アスピッドが自分の前から絶対にいなくならない人だと思っていたという描写にも、なるほどとなりました。 それが、彼女が危険な目に遭い傷つく姿を見たことで変わっていく。心の強さまで否定したのではなく、彼女の強さにも及ぶ範囲があると知ったのかなと読みました。 対等に競い合ってきた相手に、自分より弱い部分があるのかもしれない。自分と同じものではないのかもしれないと知る。幼なじみへの認識が書き換わる契機だったのだと感じます。 だからこそ、それまで励ましてくれていた彼から「おれの言葉が、あなたを追い詰めていたのかもしれない」と出てくるところが苦しかったです。 アスピッドが後悔する理由はわかるのですが、彼の励ましがあったから自分の行動を後悔せず、前向きにいられたヴェルにとっては、その支えごと揺らいでしまう言葉でもある。しばらく会いに来るのを控える、あまり頑張らないでほしいという言葉まで含めて、彼女にはどれほど残酷に響くのだろうな、と。 そして実際に、会えなくなったことで頑張れなくなる。 そうなると、彼の励ましが無茶をする支えにもなっていた、というアスピッドの見立ても外れてはいないんですよね。 そこから、自分は何のために頑張っていたのかを考えるヴェルが印象に残っています。正義感や、呪われたことにも意味があったと思いたい気持ちに加えて、アスピッドに褒めてもらいたかった、尊敬され続けたかったという思いがあった。誰よりも自分を見てくれる相手に、よく見られたかったのだと。 そこまで辿ると、彼を理由にしてはだめだと思うことも、どうしてそばにいてくれないのかと怒ることも、どちらも彼女から出る言葉として納得できます。それだけに、あの選択肢が大切な分かれ道なのだと感じました。 彼を理由にしてはだめだと考える選択肢では、他人を理由に動き続ければ行動の責任まですべてその人に向けてしまうのだと気づく。そうやって自分を見つめ直せる姿にも、アスピッドが認めてきた彼女の心の強さが見えた気がしました。 普段は前向きなアスピッドが、任務でのミスや父親の言葉などが重なりガタガタと調子を崩していくところにも、ちょっと興奮してしまいました……。 会いに来た理由を「おれがあなたに会いたいと思ったので」と言い直すところも好きです。彼女が求めているからではなく、自分が会いたいから来たのだと言う。 序盤からの彼の変化を、こういう言葉の選び直しで見せてくれるのがいいなあと。 そして、婚約者の話をすればヴェルの心が揺れるとわかったうえで話していたのには、思わず前のめりになりました。 この性格の幼なじみが、相手をわかっているからこそ駆け引きの言葉を使うのが……! おいしい……! 「…わかるでしょう、アスピッドなら」という返答も、好感度によってその先の意味合いが変わっていくのが好きでした。わかってくれるはずの相手に向けた同じ言葉でも、わかろうとしてくれないと責める方向へ進んでしまうと苦しくて……。 そのまま怒りを重ねた先で「そんなこと言うならあなたがやってよ」という選択肢が出たときは、うわ~! となりました。ここまで彼に怒りを向ける選択を続けてきたから、この言葉が出てしまうことに納得できるんです。 王子を刺したあと、フロースは何を間違ったのか、こんなに簡単なのにと考えるところも、王子に対する情がなく、怒りで進んできたこのヴェルだからこその感覚なのだろうなと思いました。同じ行動でも、相手にどんな気持ちを持っているかで、そこへ至る難しさがまるで違う。 END2「冷たい海の涯」は、美しいエンディング曲と一緒に見届けると、何とも言い難い気持ちになりました。寂しいような、むなしいような、緩慢な孤独というか……。 アスピッドは途中で諦めたわけではなく、ヴェルを止めようとし続け、彼女が去ったあとも消息を探している。それでも彼女の気持ちは変えられないんですよね。 二つの結末を分けたものが、彼の言葉をヴェルがどう受け止めたかにあるように感じたので、アスピッドだけでは変えられないことだったのでは、と考えてしまいました。単純なボタンの掛け違いですらないようで、この先の彼に後悔はあるのか、あるなら何を思うのかまで覗きたくなります。 もう一方の分岐で、かつてなら彼女の考えがわかったけれど、今は自信がないとアスピッドが言うところにも、これまでと同じ二人ではいられなくなったのだと彼自身がはっきり認識しているのだと感じました。わかり合ってきた幼なじみを、自分とは別の人だと知った上で選びたいと手を伸ばす瞬間がここにもあるんですよね。 そのうえで彼の手を取る結末も、ただ自分の幸せを選んで終わるのではなく大切な妹と天秤にかけ、それでも選ぶ痛みが一緒に描かれているところがよかったです。 使命より自分の気持ちを大切にすることを、いたずらに肯定して終わらせず、何を手放すのかまで見せてくれる。その描き方がとてもしっくりきました。 それから、ここでエンドイラストが出たときは感動してしまいました! それまでスチルがないことは全然気にならずに読んでいたのですが、ずっとなかったところにぱっと一枚が出ると、やっぱり嬉しい……。枚数だけではなく、絞ってこの場面に置いたからこその印象の残り方だと感じます。 END1「あたたかな海の涯」では、移り住んだ先のカラフルな背景も、目にした瞬間に幸福が伝わってきて素敵でした。その幸福を少しの会話とともに見せてから、いつまでここにいられるだろう、いられなくなったらまた二人で旅立てばいい、と続く。手に入れたものと、捨ててきたものの両方がある終わりなのだと感じました。 恋人になっても様づけをやめないところも、かなり珍しくて好きです! 作者様にこだわりがあるのでは? とつい感じてしまうのは私がこの変化のなさを好ましく思っているからに他なりません。 幼なじみでありながら「ヴェル様」と呼ぶキャラクターの個性が最後まで貫かれていて、彼らしい独特の味わいがしてよいなと。 私は普段幼なじみという属性そのものに惹かれやすいほうではないのですが、ヨ氏さんが描かれる幼なじみの関係はやはり面白く読めました。 ◆フレル フレルくん、まずお顔が可愛いです。太い眉毛が好き~! 魔法使いという肩書きから、プレイ前はなんとなくヴェルより年上の人を想像していたのですが、実際に二人を見ているとヴェルのほうがお姉さんらしく感じました。年齢そのものは、この二人の間では些細なことなのかもしれませんが。 脚のどこが痛いかを聞かれ、見せたほうが早いとスカートを捲るヴェルと、動揺するフレルくんの場面がとても好きです。 物静かな彼が、そこで慌てるのがいい……! 人魚のアスピッドとは違う反応なのも面白かったです。 ヴェルが薬を塗る間、両脚を抱えて顔を膝に埋め、大きな尾まで体に巻きつけている姿も、想像するとめちゃめちゃ可愛くて。ものすごく小さくなっていそうでした。 そしてこの場面は単に可愛いだけでなく、二人には感性のの違いがあると序盤に示すエピソードでもあったのだと思います。 人魚のヴェルにとっては仮に与えられた脚なので、見せることに恥じらいはない。フレルくんが慌てたことで初めて、隠しておくべき場所なのだと気づく。このルートで後々考えることになる価値観の違いと、萌えるやり取りが一つの場面に収まっているのがお上手でした。 名前を尋ねられたり、呼ばれたりしたときにフレルくんの表情が緩むところも最後まで読んでから見直すとまた違って見えます。 これまでは頼られることがあっても、どこかで怖がられてもいた。 しかしヴェルはその距離を越えて、一人の相手として名前を呼んでくれたからなのかなと。 会える日時と場所を教えてくれるのも親切で、もしヴェルがほかの人のもとへ行っていた場合にも、彼は待っていてくれたのかなと気になりました。 別の用事のついでだった可能性もありますが、ヴェルがどう選んでも会えるようにしてくれていたのだとしたら、律儀というか健気というか……。 薬草採取を一緒にする間もずっと親切で、彼のものしずかな優しさにシンプルに萌えました。可愛い。 「孤独は、想像以上に心を蝕むから…」という言葉も、本人がそれを経験しているからこそ出てきたように聞こえ、実際その通りであり、ヴェルと惹かれ合うことにも自然に納得できました。 その優しいエピソードを重ねてから、血まみれの立ち絵を見せてくるタイミングもよかったです。 フレルくんがやったのだろうと察しても、まずは事情を聞こうとするヴェルは冷静ですし、フレルくんのほうも彼女が怯えていることに気づける。相手の恐怖に考えを及ばせられる人なのに、END2ではあの行動を取るのだと振り返ると、彼の中で何が優先されるのかを、また考えさせられます。 契約後、妹を連れて帰ったヴェルを家族が喜んで迎え、久しぶりに父に褒められ、姉妹たちと笑い合えるところも印象的でした。遠征から戻ったアスピッドにも褒めてもらえて、ああ、これは来たぞ、ここの場面で心残りを作るのか、と。 家族や幼なじみのいる場所と、フレルくんとその契約。 その二つを天秤にかけ、彼のもとへ行くほうに気持ちが傾かなければ、実を食べることはできない。 ヴェルはフレルくんのもとへ行くのを拒絶したつもりではなく、明日迎えが来てからでもいいと思っただけ。その認識と、彼にとっての契約との隔たりがあるのだと感じました。 食べればもう戻れなくなる実というところでは、ザクロの実が頭をよぎりました。 END2「因果応報」は、急にギアを切ってきた驚きはありつつも、不思議と怖いとは感じませんでした。 制約と誓約というか、約束を破ったヴェルへの罰については、彼の行動として納得するところがあって。 ただ、契約の当事者ではない姉妹まで殺したことについては彼の中でどういう扱いなのだろうと考えました。 ここからは私の妄言になりますが、フレルくんは姉妹をそれぞれ独立した相手としてではなく、ヴェルに属するものとして見ていたのかもしれないなと。 姉妹は、彼の基準に照らしても契約を破ったわけではない。姉妹自身を罰したのではなく、ヴェルを家族から切り離し、彼女に責任を取らせるために殺したのだとすれば、彼の中でヴェルの存在とはとても大きいのだなと。 このエンドは独特の倫理観で生きる別の生き物だからこその執着の形を感じられて、違う生き物との恋はこうじゃなきゃな……! と拳を握りました。 姉が殺されたあと、画面に血がじわっと広がっていく演出も、海の中らしくて印象的でした。 直接傷を見せるような表現ではなくても、凄惨なことが起きていると伝わり、匂い立ちそうでした。 一方、彼とずっと一緒にいられるのだと考えて実を食べるヴェルからは、ちゃんとフレルくんを選んだのだと感じられました。 移り住んだあとにフロースと再会できるのも嬉しかったです。アスピッドルートでは目覚める前に旅立っていたので、無事に生きて話している姿を見られて、よかったなあと。 ただ、また会ってくれるかという問いに笑顔だけを返すヴェルを見ると、もう会わないことを言葉にしなかったのかな、とも考えてしまいます。 そのあと、焦った顔でヴェルの腕を強く掴んでいたフレルくんには、彼女がいなくなることへの不安が見えた気がして可愛いですね。 自分の孤独を埋めるために一緒に生きてほしかったと話す彼に、ヴェルは自分も寂しかったのだと返す。フレルくんがずるいと自覚しながら持ちかけた契約を経て、二人が同じ寂しさを抱えていたと伝え合えるのが好きでした。 寄り添って生きることになった二人の結末が美しかったです。 また、ここでも出た「ありがとう。一緒に来てくれて。僕を、選んでくれて…」という選択という言葉がアスピッドルートに引き続きで印象に残りました。 ◆フロース フロース、好きです。可愛い……! ヴェルと画面に並ぶだけでぱっと華やかになる見た目も大好きでした。二人の色合いが対照的で、それぞれの可愛さが際立っていたと思います。 その天真爛漫さや自由さが、ヴェルを苦しめることもあるとわかるように描かれている。それでもやっぱり可愛いと思えるんです。短い描写からも、フロースが本当にヴェルを慕っていることが伝わってくるからなのだろうなと感じました。 彼女が王子に感じていたものは、自分に似た相手への特別な感情で、それを恋と取り違えていた。しがらみから抜け出すために人間になろうと、彼に愛されようとしていたのだと知ると、陸への憧れの見え方も変わります。 姉への思いも綺麗なものだけではなく、「姉さまの脚をみていると、自分が責められているみたいだったの」という感情があった。姉を慕う気持ちと、姉の姿を見ているのがつらい気持ちが同じ人の中にあるのが、人間らしいと感じました。 なぜその願いを抱いたのかというところに、こうした感情や欲がきちんと含まれている。それを明かしたからといって、彼女を悪い人にしてしまわない描き方が好きです。 これはフロースに限らず全員に共通する描き方で、物語そのものを信頼が高まりました。 フロースエンドでのフロースの決断にも、自分で魔法使いお契約をして陸へ行くことを選んだ彼女らしい思いきりを感じました。 そしてお揃いの脚になった二人が脚を絡める場面。 エッチな場面というわけではないのに、とても色気がありました……! 王子エンド3で、自分で城下町の働き口を見つけている姿も好きです。元王女で人魚姫という逆境があるのに逞しすぎる……! あの行動力は最後まで彼女らしかったです。 ◆メルテ様 メルテ様は、王子だな~! と感じた人でした。 ふわふわとしていて、拾ってきたヴェルにも気さくで一見王子らしくない振る舞いをしているようにも見えます。 けれどその実、血や地位に縛られ、立場もわきまえていて、そこから自由になれないと考えている。 その立ち位置が人となりや振る舞いに反映されているところが、たまらなく好きです。 私は王族には枷があってなんぼだと思っている節があるので、めちゃくちゃ好きな王子でした。 お顔の描き方も本当に絶妙です。真っ黒な瞳なのに、まつ毛と瞳の間の白が微妙~に光に見えて、顔色もいいから、ひと目で病んでいるようには見えない。 美しさと、何を考えているかわからない感じ。その間にあるデザインは、ヨ氏さんの絵だからこそ成り立つバランスなのだと感じました。下まつ毛の赤い色トレスも、すごく色気があって好きです……! 基本的に笑っていることが多いので兄王子を睨んだ際は、こんな顔もするんだなと目を引かれました。 自由に振る舞っているように見えるのに、研究者や探検家になりたかったと話したあとには、きっと許されないだろうと続く。自分の置かれた立場をわかった振る舞いをしている人なのだと感じました。 身分を示す入れ墨が首だけでなく、両手首や足にもあるとわかったときも、それはもう手枷足枷では……となります。ここから逃げて好きなことをすればいい、とは簡単に言えない立場なんですよね。 それでもヴェルが、なってしまえばいいと言い切るところが好きでした。 ヴェル自身、引け目や使命感を抱えながら誰かに憧れられるような自分であろうとして生きてきた人です。 それでも彼女からこの言葉が出たのは、王子の「自分がどう思うかを軸にすべきだ」という言葉に心を動かされたからなのかなと考えました。同じことを言った本人が、自分については諦めたように話すことに、腹が立ったのかもしれないな、と。 そしてヴェル自身も、これは誰かに言いたかったことをぶつけているだけなのではと気づき、謝る。 個人や感情を何より優先する人が無邪気に自由を勧めるのではなく、普段はむしろ立場や使命を重く受け止めているヴェルから、それでもこぼれた一言として描かれているところがとても好きでした。 閉じ込められている人がいたら助ける、というヴェルの返答も、ここまで見てきた彼女そのものでした。 妹やアスピッドに胸を張れる自分でいたいという気持ちは、それに頼りきってしまう危うさがある一方で、そういう自分になりたいと願うこと自体は悪いことではないのだと思います。 なりたい姿を自分に課すことは、そこへ近づこうとする力にもなる。自分に課してきた理想も、彼女の善良さと切り離せないものなのだろうなと感じました。 いつ怖い目に遭うかもわからないことについて尋ねられたときの、メルテ様の答えも好きです。怖くないとも、何も感じないとも言わず、怖い目に遭ってから怖いと思うと答える。 怖いと感じる人間らしさがあるのに、切り離している部分もある。 不気味の谷のように、全く想像もつかず共感もできない思考の相手より、少しだけ普通と感覚がずれているというほうが得体が知れなさを感じます。 立場があっても幸せになれるわけではないと言いながら微笑むことができるのに、その一方で声には元気がなく、ちゃんと消耗もしている。 そうしたひとさじの人間味まで含めて、彼の人物像は一貫しているように感じられました。 そのメルテ様の金髪からフロースを思い浮かべ、誰よりも何でも持っているはずの人も、そうではなかったりするのだとヴェルが考えるところも印象に残っています。彼を知ることが、妹もそうだったのだろうかと考えるきっかけになっているんですよね。フロースがメルテ様に自分と似たものを感じていたと知ったあとでは、ヴェルも彼を通して妹の境遇に目を向け始めていたのだなと思いました。 そんな読めない彼が赤くなって「やばい!降りて!」と慌てるのも可愛くて思わず笑い声が漏れました。 ヴェルが目を閉じたから焦ったのでしょうか? 途切れて聞き取れなかった「俺、…で…だ」も、結局何と言っていたのか、今も気になっています。 この時点で彼女にどんな気持ちを持っているんだろう、もう好意が芽生えているのかな、と考えるのが楽しくて仕方ありませんでした。 後半を知ってからだと、顔を覗き込んでいた行動にも別の意味が見えてくるので、ますます気になります。その後は王子のほうから呼び出されるようになるので、この一件が二人の関係の転機だったのでしょうね。 市場へ行った先でのやり取りも好きでした。 隙が多そうだと言われて「あは、そう見えるなら、それは良いや」と返す、その「あは」がめちゃくちゃ好きです……。そう見えるほうが都合がいい、ということなのかなと、含みを深読みしてしまいます。 かと思えば「俺のほうが多少全体的に長いよ!」と喚くのはめちゃくちゃ可愛い。変にうるさいとこ、可愛いですね〜……私ずっと可愛いと書いてますね。申し訳ない。 ヴェルが何か食べるところを見たかった、というのもそういう性癖なんですか……?と勝手な言いがかりをつけたくなります笑 実際は何かを確かめたかったのでしょうか? ほかの人にも同じことをしていたのかもしれないと気持ちをしおれさせるヴェルからは、もう王子に情が移り始めているのだと感じました。 一方で、二人の間で交わされる、助けた・助けられたという言葉にはおそらく噛み合っていない。 ヴェルは小屋から助け出したことを指しているけれど、王子が指しているのはそれよりずっと以前のことで……親しくなっていくやり取りを楽しみながら、彼の言葉に別の意味がないかを追うのも面白かったです。 そして、「刺す」の選択肢がひとつだけ出た瞬間は、めちゃくちゃ口角が上がってしまいました。 これをこちらに押させる、ある種の意地悪さが大好きです。 血を浴びたヴェルの立ち絵が変化していくところも印象的でした。陸に上がると人間に近い部分も変わるのかなと、テキストから薄々想像していたのですが、実際に目の前で姿が変わると本当に変わるんだ……!と(設定資料をみて驚きました)。 そこから王子がまくしたてるのが怖くてブチ上がりました。最高ー!! 冒頭でヴェルが呪われた経緯に出てきた「幼い子が泣き叫ぶ声」が何かの伏線だろうと気になっていたので、途中でメルテ様の母親が溺れたという話を聞いたときには、あの子は王子なのでは……と思っていました。その記憶が、母を殺して自分を救った、というあの言葉へ繋がっていく。 海から流れ着いたものを集めることも、人を助けて連れてくることも、すべては自分を救った相手を探すためだった。追ってきた謎の答えが、あの狂気の爆発と一緒に示されるのが素晴らしかったです。 読めなかった人が内側をさらけ出す瞬間も、さらけ出されてもなお理解しきれない相手なのだと思い知らされる瞬間も、とてもとてもいいものだと思います……。 同じ場面でも、低好感度のヴェルは恐怖でいっぱいなのに、好感度を上げて進んだ先では「怖い。恐ろしい。とても正気とは思えない。なのに、惹きつけられてしまう」となる。その気持ちにも、ものすごく説得力がありました。危ういのに妙に色気があって惹かれる男の描き方が、本当にお上手です。立ち絵自体に説得力があることと、そこへ重なる言動の積み重ねの両方があるのだろうなと思いました。 END1・2では、ヴェルは助けた女性が、化け物を見た恐怖から衰弱して亡くなっていたと知ることにもなるんですよね。 呪われるきっかけになった選択を間違いにしたくなくて、人を助け続けてきた彼女には、生き方の根元まで揺らぐような事実なのではないかと考えてしまいました。それをメルテ様は、自分が救われた出来事として捉えている。母親との間に何があったのかまで気になる言葉でした。 だからこそ、ハッピーエンドではヴェルはこの真実を知らないまま進むんですよね。この事実をヴェルが知ってしまえば、しこりになる可能性が大いにあるのかなと。 監禁エンドでは、迫られたときは恐怖でいっぱいだったヴェルが、閉じ込められたあとには怖くなくなり、会いに来てくれるのを待っているようにも見えるのが印象的です。 気づきそうになった何かを振り払うのは、彼を愛し始めている自分に気づきたくなかったのかな、と。 もしここから王子を愛したら人間になれるのか、それとも薬を飲んで人間の姿をしている間でなければだめなのか。愛してしまったのに人間にはなれないとしたら、それはまた地獄みがあってよいな……と、先のことまで考えてしまいます。 END2のタイトルの後ろに出る、檻の向こうのタコの足の画像も、ものすごくお洒落でエンド画像の中で1番印象に残っています。あの見せ方、大好きです。 このエンドを見てから好感度が上がる選択肢を選びつつもう一度読み直す王子ルートも、とても面白かったです! 海に関する本が多いという蒐集部屋に、ヴェルの境遇を思わせる物語がある。 彼の探している相手を思わせる話だから、手元に置いていたのかなと考えられます。読んだヴェルの顔色を見て尋ねた言葉まで、探りを入れていた可能性があるのかな、と。 顔をじっと覗き込む仕草も、ヴェルが自分の探している相手なのか確かめようとしていたと読めますし、市場での果物に対するヴェルの反応も、あの場では普通に会話が続いたけれど、彼にとっては手がかりになっていたかもしれない。 何かを隠しているキャラの、読み直すと新しく見えるものがある面白さがたまりませんでした。 END1「人魚の眼」では、人魚になったメルテ様が、えれーー美人でびっくりしました。 フロースと同じ色の瞳、ダイヤ形の瞳孔が華やかで可愛いのに、あの展開と一緒に見ると、どこを見ているのかわからない怖さもある。綺麗だからこそ、じっと見てしまいます。 王の証を彼が持っていることで、父や姉妹たちが納得している様子にも、フロースが窮屈だった理由を改めて感じました。大事にされていても、見られていたのは証だったのだなあと。 だからこそ、証だけでなく彼女自身を見ていたであろうヴェルを、フロースが慕っていたことにも納得します。 その結末を見たあとで「刺さない」が選べるようになったときは、ハピエンへの道が……! とテンションが上がりました。 王子ににとっても、ずっと探していた人と、それとは別に親しくなった人が同じ相手だったのだから、そりゃ離したくないですよね。彼にとって、こんなに都合のいいことはない。 その必死さがとてもよかったですし、「これでも無い頭ふり絞って考えたんだよ」という台詞には、思いがけず切なく感じて突然涙腺を刺激されました。 兄のほうが頭も体も上で、自分は何の脅威にもならないはずだと言っていた人から出る言葉なんだなと思うと、思った以上に自己評価が低い。この人は自分を諦めていたのだなと……。 そして問われるのが、人魚である妹を取り戻したいのか、それともどんな姿でもいいから会いたいのか、ということなのも、証だけをを取り戻した王子人魚エンドの反転になっていてよかったです。 父に言われたからではなく、自分が妹に会いたいから。そう選ぶことで、人魚でいたくなかったフロースを、彼女の望みに沿う形で取り戻せたのだと感じました。 ヴェルが人間になったことを、フレルくんの「本当に魂が流れこんだの、僕は初めて見たかも」という言葉と、それまでずっとあった脚の痛みが消えたことで伝える表現も語らずみせる奥ゆかしさを感じます。 二人は愛し合っている、と直接書くのではなく、この世界で何が起きればそうなるのかを読み手が知っているから伝わる。その表し方が素敵です。 結末でメルテ様が海辺で探し物をすること自体をやめたのも、本当にあの相手を求めて集めていたのだと、改めて感じられました。 スチルの使いどころという意味では、ほかの三人がエンドの場面なのに、メルテ様は刺されている場面なのが少し面白くて、でもものすごく納得のチョイスでした。絵としても場面としても、あそこは忘れられません……! ◆全エンドを終えて 人魚姫のモチーフや設定をしっかり踏襲しながら、独立した物語になっていて、プレイ中は元のお話との対応を意識するより、この人たちがどうなるのかを追っていました。 世界観や雰囲気が大切な童話モチーフの作品を、絵も画面も音も含めて、抜群のセンスでまとめられていると感じます。 中編でありながら、攻略対象がなぜヴェルに惹かれたのか疑問に思うキャラが一人もいなかったのもさすがでした。 特に好きなのは王子とフレルくんです。王子ルートは、彼自身の読めなさを物語の進行と一緒に追う形だったので、謎を知りたい気持ちと萌えの両方で先へ進みたくなりました。そして、あの開示場面が追いかけてきたものへの答えとして十二分に期待に応えてくれたので、満足度がとても高かったです。 ほかの苦い結末を見てからでなければ辿り着けないハッピーエンドがあることも、最後の嬉しさに繋がっていました。 全体を通して選ぶことが繰り返し大切にされていると感じたのですが、最後まで読んでからは何を選ぶかだけでなく、相手の何を選ぶのかを問う物語でもあったのかなと考えています。 序盤にフレルくんが尋ねた、妹の何を戻したいのかという問いが、最後にはどんな姿でもいいから会いたいのかという問いになって返ってくる。ここは、最初の問いが戻ってきた! 円環! となりました。 改めてフレルくんからヴェル自身の選択を確かめられることも含めて、すごく大団円を感じる流れでした。 この視点から振り返ると、アスピッドとの関係についても考えが進みました。 フレルくんルートでのヴェルは孤独を感じています。 初めはアスピッドがそばにいられない状況であったり、ヴェルにとって彼が自分と同じ存在だったから、一緒にいても別の誰かに孤独を癒してもらうことにはならなかったのかな、と考えていました。 しかし二人は孤独を感じさせないほど自分と相手の境界が曖昧で、だからこそ彼のルートで起きたのは一人ではなかったと知るというより、隣にいた相手は自分ではなくずっと別の人だったと知ることなのかなと。 アスピッドにとって、ヴェルは傷つくことも、限界にぶつかることも、自分とは違う判断をすることもある相手だった。その相手を改めて見つけ、同じものではないと切り離したうえで、もう一度一緒にいることを選ぶ。 互いを理解し尊敬し合っていた二人なので、その関係を揺らすものはほかのルート以上に外からやってきたように感じます。 だからこそ、一緒にいるために捨てるものも一番多くなったのかなと。幸福なエンドにも苦みが残ることまで含めて、色々と考えたくなる関係でした。 対してフレルくんとは最初から別の生き物で、考え方も違う。好意が深くなっても、彼の倫理観がこちらと同じものになるわけではない。それでも、寂しかったという気持ちは重なる。 アスピッドが、同じだと思っていた相手が違うと知る恋なら、フレルくんは、違う相手なのに同じものを持っていると知る恋なのかもしれない。この二つを並べて考えるのも面白かったです。 また、どのキャラクターにも綺麗なだけではない動機があるところが好きでした。 褒められたい、尊敬されたい、責められているように感じる場所から逃げたい、孤独を埋めたい。 そうした弱さやずるさを、だれの中にもあるものとして描いている。かといって、それがわかったから偽善だったと片づけるのでもなく、その気持ちを認めた先でどうするのかまで追ってくれるので、人物を身近に感じられました。 綺麗ではない動機を取り除いて正すというより、その欲も含めて何を選ぶのかを問われているように感じます。 人魚か人間か、美しい尾びれか蛸の足か。王の証を持つ娘、王子、魔法使い、従者。これだけ姿や役割がある中で、それと本人は同じなのかを何度も問い直しているように見えます。 与えられた姿や役割だけでなく、その下にある欲も含めて、自分はこの人と、この生き方を選ぶと決める物語だったのかなと。最後にヴェルが、証でも人魚の姿でもなく、フロース本人に会いたいと願うことが、その問いへのとても素直な答えに感じられました。 @ネタバレ終了 可愛い、綺麗、怖い、好き……と反応しながら読み進めて、結末を知ってからも、あの言葉はどういう意味だったのだろうと何度も振り返りたくなる作品でした。 素敵な物語をプレイさせていただき、ありがとうございました!
  • 伊織くんの恋愛事情
    伊織くんの恋愛事情
    切ないお話とのことで、ワクワクドキドキしながらプレイさせていただきました✨ @ネタバレ開始 伊織くん、中一の時点でビジュが良すぎます…!顔面が強い…うつくしい…っ……そしてお声まで良すぎませんか…イケボだ~っ! 主人公の乃子ちゃんの見た目も凄く可愛くて大好きです、大人しめな子だと予想していましたが、思ったよりも明るくて素直なところもとても可愛くて…😭 移動中画面のミニイラスト、乃子ちゃんの初々しさと伊織くんのイケメンっぷりがひしひしと伝わってきて尊…になりました…!! 結ばれないと分かっていても勇気を出してデートにお誘いする乃子ちゃんの素直さ、デート中の可愛い反応の数々、そしてデートラストシーンの切ないやり取りに心がじんわりとあたたかく、きゅっとなりました…二人の純粋さ、まじめさが伝わってきて好きです(߹ ߹) 十数年後の結婚式シーンでは、格好良い晴れ姿の伊織くんを見ることができて切ないながらも幸せな気持ちになりました…こちらの髪型も物凄く似合ってて尊…! 2人ともそれぞれ幸せになっていて救われました…素敵な未来を歩んで欲しいです☺️ 乃子ちゃんの未来のお話も、ひっそりと楽しみにしております! @ネタバレ終了 切なさとあたたかさ、そして尊さ満載の素敵なゲームをありがとうございました🫶
  • 博士は人工生命体をどうしたい?
    博士は人工生命体をどうしたい?
    絵がとっても好き!雰囲気も大好き!! @ネタバレ開始 うおー!ホラー要素制覇してやる! って心意気で挑んだのに 『申し訳ないなって大反省』『そんな日もあるよねって切り替える』 『全部制覇するまで帰らない!』『全部制覇するまで帰らない!』 のあたりでめちゃくちゃ鳥肌立ちました。 診断系でホラー要素ありますって言っておいて飛び込みましたし、なんとなくこういう展開に近くはあるんだろうな〜とは想像しておりました。 思っておりましたが、思っていたよりもその表現がうまうまにうまうますぎました。ほんとに初めてですかあなた。超すごいですよ最高ですよ。 このコも愛おしい一人ですので、たっぷり愛してあげたいですねえ。 大好きです。
  • スカーレットハートを捧ぐ
    スカーレットハートを捧ぐ
    性別関係なく兄妹好きさんはぜひ!…近親作品好きさんも! イラストも絵本調なのが可愛いです。絵本もなつかしい気持ちに。 @ネタバレ開始 個人的にEND1が好きでしたね… めごちゃん視点で進むお話が良かったです(1人称…!)@ネタバレ終了
  • 解決済み事件を整理してください。
    解決済み事件を整理してください。
    とても楽しくプレイさせていただきました! ティラノビルダー/ティラノスクリプトでこんなこともできるんだ…!と驚きつつ、私も自作ゲームに取り入れてみたいな…と思いました。 また、及川さんがとても魅力的なキャラでとても刺さりました。素敵なゲーム体験をありがとうございます! @ネタバレ開始 「あーこういうの!こういう感じで謎を整理して、もっともっと知りたい…!」「もっとまとめたい!」「ほかに事件は無いの?!」とやりつつクリアして、いい意味でゾッとしました…。 作中で事件を整理している最中は容疑者を他人事ととらえていたのが、最後には自分に返ってくる感じが興味深く、このゲームだからこその味だな…と脱帽しました。 @ネタバレ終了 最後に改めて、楽しいゲームをありがとうございました!
  • 再生ハッピーキッチン
    再生ハッピーキッチン
    楽しくプレイさせていただきました! トゥルーエンド、非常に良かったです……! 短い中でしっかりとストーリーが構築されていて、とても満足いたしました。 ありがとうございます! 良い作品でしたので、早速ゲーム実況をさせていただきました。 お嫌でしたら取り下げますのでおっしゃってください。 URLが貼れませんのでタイトルで報告いたします。 AIは魔法少女を救えるか?『再生ハッピーキッチン』実況
  • イキリョウー南雲探偵事務所・怪異ファイル
    イキリョウー南雲探偵事務所・怪異ファイル
    イラストとあらすじに惹かれて遊ばせていただきました! まず絵が綺麗だし、パートボイスもついていて本当にタダでいいんですか!?の気持ちになりつつ読み始めたら表情の差分の多さにびっくりしました。ギャグ顔したり、驚いたり、真剣になったり...とにかく凄かったです。 @ネタバレ開始 1話からミステリードラマのような話の展開と面白さが詰まっていて夢中になって読み進めました。 2話はちょうどティアキンやっているので初野がコログ構文使ったところと、南雲さんが「どうしたコログ」と言ったところでめっちゃ笑いました。 メシマズらしい初野さん、どんなご飯を作ったのか気になります。 3話は依頼人がまさかの原口先輩からの生霊を飛ばしてる人が行方不明という怒涛の展開から多くの謎を残したまま4話へ!相棒好きなので右京さんネタにはくすっとしました。 そしてラストの4話、葉月さんの登場とブレスレットの謎に迫っていくのがドキドキでした。IZUMOは黒幕だから悪い人?と思っていたら自分から罪を告白するような行動をしててそこまでではないのか...?と思っていたら激強な生霊飛ばしてくるくらい本性があれだったり、まさに「ニンゲンガ イチバン コワイ」を体現したような人でもあり、最後はちょっと可哀想な気もする...そんな人でした。 葉月さんもいいキャラだなーと思いました。みんなとのやり取りが見てて楽しくて結構好きな人です。 ほたるに恋した南雲さんの百面相が面白いののに加えて更にシリアスあり、笑いあり、人間のドラマありとボリュームも満点でシリーズものの本を読んでいる気持ちになれました。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
  • ミステリ風味SFノベルゲーム アストロノーツ
    ミステリ風味SFノベルゲーム アストロノーツ
    タイトル画面に惹かれてプレイしました。アストロがアンドロイドらしく表情が無く淡々としているなと思ったら言葉の端々にお茶目なところが見え隠れして、とても可愛く微笑ましく思いながらプレイできました。 @ネタバレ開始 二週目に入ってからノーツが何者なのかはっきりした事が描かれ、アストロとノーツの悲しみは無くならないけど同じように考えてくれるあなたがどこかにいるのが分かったから、悲しみの中でも生きていこうねという終わり方をしたのが素敵でした。もしも間違えた解釈してたらごめんなさい! @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 掃除屋と喫茶店にて。
    掃除屋と喫茶店にて。
    개그 요소가 적절히 들어가 있어서 한참을 웃었네요! 너무 재미있는 플레이 였습니다!
  • Wizard Tower
    Wizard Tower
    王道ファンタジーの物語でした。 旅をするなかで仲間を増やしながら、最初のボスを倒すまでの序章のような物語。 少しUIに不便さを感じる所はありましたが、一枚一枚のスチルであったり、話ごとの登場人物達の一言コメントであったり等、作者さんの愛を感じる作品でありました。 もし続編が出るなら、また読んでみたいです。 一番戦士さんが大好きでした。
  • 反動のクラウドレイジ-ACT2
    反動のクラウドレイジ-ACT2
    前作に引き続きようやっとプレイさせていただきましたACT2……手に汗を握りすぎてマウスがびたびたになりつつ勢いのまま感想フォームに駆け込んでおります。 プレイを進めるごとに推しが増えていく群像劇……加速する物語とキャラクターの心情や過去の深掘りに、クリックする指が止まらないとはこのことです。 @ネタバレ開始 ところで私は前作から一貫して桧さんが好きなんですけど(前置き)、あの……苦しいです、いい意味で。とても。好きです……もう既に人数の中にカウントされていない命……新人として立ち向かった時の説明が「人の役に立ちたい桧くん」だったのがなんだかとても刺さっています 空飛ぶイケメン 若干無理しがちだったり己の無茶の基準が高かったりするのも、既に自分が死んでることに関係してくるのかなとか思ったり……(でも多分元来無茶はしがちな気がする 元から献身的な人ではあるんだろう と思うと、他人の戦力リソースを削いで自分の生命力に変換してもらっている現状を彼はどう思っているんだろうかとか考えてしまったり) いきてほしい わらっていてほしい でも供給が絶たれると死……ぬんだよな…… 鷹羽さんも好きなんですけど(前置き) 怪しいと名前が出てきたときに心臓がバクつき、誤解と戦闘を乗り越えて和解した時に安堵し、まんまと物語に踊らされつつ推し度数がバク上がりしました。 マッドサイエンティスト気味ではあるけれど人の情もちゃんと持ち合わせている人……パワーアップゼロ子含めて好きです もちろん通常ゼロ子も好きです そして今作でがっつり推しダービーに殴りこんできた岩切くん、カットイン格好良すぎませんか?新人組の成長も胸熱で……この作品は本当にキャラの成長の魅せ方がうまい……そして新人に目を向ければ際立つ辰木へのくるしさ……気になるシーンを挟みつつ次回に続く とても楽しみです プレイしている最中は物語と目の前の画面に集中しきってしまうため、暗転を挟んだ時に「あ、ここ好き、絶対感想で書こう」と思うのですが、いざクリアしてみれば案の定というか「すげえ……」の気持ちでいっぱいになってしまい……これをティラノで?すげえや…… カネヒラさんの立ち絵が暗転して消え去る時に、暗転したから反転目の白黒も逆……つまり普通の人の目に戻って逝ったように思えて、くるしいですね。いい意味で。 佐富は本当に主人公の鑑だな……どんな不穏にも立ち向かって、折れずに前を向き続けてほしいです。 @ネタバレ終了 勢いのままの乱文を失礼しました。とても楽しかったです。端から端まで皆好き。 素敵なゲームをありがとうございました。続きも楽しみにしております。
  • 掃除屋との遭遇
    掃除屋との遭遇
    오랜만에 여운남고 몰입한 게임이었습니다 스토리도 너무 재미있었어요!
  • エイリアンちゃんにコンビニ飯を!
    エイリアンちゃんにコンビニ飯を!
    レメルさんのキャラと表情がいい! 絵柄もとっても好きです。
  • 切ないとすぐ死ぬゲーム
    切ないとすぐ死ぬゲーム
    切なくて死にたくないのでプレイしました。 @ネタバレ開始 結果的に、おまけで何度も切なくなり死にかけました!! 油断させておいてなんて恐ろしいおまけェ――――――ッッ!!! はい、本編。 卒業式…わかります。正直入学式で写真撮ってる親子とか、 運動会でも泣けますね~~~ と、早速のミニゲーム、楽しい!!! お医者様に、タップで怒りが伝わるの楽しい!!! ちゃんと伝えられたわ~~~とめっちゃいい気分で退院します。 もうそこからは、なんでしょう、間が最高なミニゲームの嵐でした!!! 好き!!!楽しい!!!! そうですよ、ないものに動かされるなんておかしいですもん、 今は今!!!!に、海と夕陽までその気になっっちゃって浪裏しちゃうの最高です☆彡 めっちゃ楽しかった~~~生き延びました~~~ このセンスほんと最高です。 もっかいやりたい!!! そしておまけへ。 黒い服でろくろ…あは、ちゃんとお写真撮ってくださるの偉いです。 あとがきを拝見し、えええ、そんなことが… しかし世代的にガチで共感してしまいます。 うん、からしやまさんの眠りが、心地よいものでありますように。 麦茶☆好きなので嬉しいです。 氷のカランカランて音って、なんでこんなに透き通っているのでしょう…ああ、せつな、あ、胸が!!! 田中のおじさん、まさかの展開びっくり、 性別書いてあるのが何とも…ああ、せつな、ム。胸がまた!!! でも焼肉美味しそうな飯テロありがとうございます。 道化のお話。 「ある情熱をもって自作を語る作者を、いつも離れて好いている」 いやもう切なさのダイナマイト大爆発ですよ。即死ですよ。 作りたいゲームと、作れるゲームは違っていて、 遊びたいゲームと、遊べるゲームすらいつも違っていて、 その中で私も「今より、あと少し良くやりたい」そう思っています。 もっといい言葉で伝えられたらといつも思うのですが、 「悪魔の棲むアプリ」めちゃくちゃ好きで、 ギター振り回したくなったり、パン祭りの季節になると思い出すくらい好きなので、 作ってくださってありがとうございます、と思っています。(伝われパンチ☆) 6月1日。 「まもなく瑞々しく死ぬだろう」 こんな餞をもらえるなら、私が蝶なら、幸せですね。 私議会議事録。 頷きながら読みました~~ 今日からは、「スマホシャーシャーじゃないことをしてる自分」をめっちゃ褒めます! 本編からおまけまで、ことば選びの秀逸さはもちろんですが、 からしやま様の目で見える世界をもっと教えてほしいなぁと思う作品でした。 これからも応援しております。 @ネタバレ終了 楽しく、そして切なくて死にそうになるゲームをありがとうございました! 危ないところでした…
  • 人面金魚アクアリウム
    人面金魚アクアリウム
    すべてのエンディングを見て、バッジを2つともゲットしました! とても楽しかったです。 @ネタバレ開始 背景、立ち絵、スチル、そして金魚。 すべてのグラフィックがハイクオリティで見ていて本当に楽しかったです。 ジェントル金魚ENDでのヒゲSSRは可愛かったですし、 風呂キャンセルENDでのセイラちゃんは、とっても可愛いのに 間違いなく臭い感じが見事に表現されていたと思います。 2つのBADENDも非常にグロくて、 他のENDとは別の意味で非常に見応えがありました。 サエキ君の部屋で見つけた目玉グミが、人食い金魚ENDに繋がっていようとは…。 また、バックログ画面の背景が水槽なのも本作にピッタリだと感じました。 推し金魚ENDで、サエキ君とセイラちゃんが付き合っていると知った時の ウチダ君のリアクション、その後の空気っぷりは、ウチダ君には悪いですが メチャクチャ面白かったです! また、プレイヤーとしてはこの光景が見られて良かったと思いました。 他にも、背景の金魚鉢の中の金魚がしっかり変わっている。 エンドクレジットの主人公の名前が『プレイありがとう』になっている。 おまけではリラちゃんのアクリルフィギュアが金魚鉢の中に沈んでいる。 ウチダキンギョはサエキンギョと顔が違うなど、 非常に芸が細かいと感じました。 最後に、サエキ君にひとこと言わせてください。 「元に戻せ!この野郎!(泣)」 @ネタバレ終了 終始本当に楽しかったです。 素敵な作品を本当にありがとうございました!
  • メロウの呪い(まじない)
    メロウの呪い(まじない)
    SNSで進捗を拝見した時から気になっていたゲームをプレイさせていただきました。 海!青!人魚姫!好きの予感しかしていなかったのですが、その期待を大きく超えて心に刺さりました。綺麗なゲームだ……。 @ネタバレ開始 一目で惹かれた可愛いキャラクターグラフィックは勿論、丁寧なストーリー展開や美麗なBGM(特にラストで歌入りになるところ)は没入感たっぷりで、全エンド回収までぶっ続けでプレイしました。 個人的に『童話のその後の話』というモチーフがとても好きなので、解釈の組み立て方と落とし込み方の巧みさに読んでいて「すげえ……」となりました。 王子のEND3が一番全方面が丸く収まるハッピーエンドなのかもしれないなと思いつつ、王子END1が一番好きです。客観的に見た王子の周辺からしたら全然ハッピーではないのだろうけれど、少なくとも当人二人は幸せそうなのがなお良くて……人外になるの、嬉しい。 1~3のどのエンドでも王子は楽しそうなのが良いですね。一貫してブレが無くて好きです。 あとフレルくんのEND2も……根本の倫理観の差って良いですね……好感度高くても選択肢が出てくるのも嬉しいです。 もちろんEND1の孤独を埋め合うのも美しくて喜びました。静かに穏やかに暮らしてほしい。 アスピッドは好感度低い方の選択肢を選んだ時のすれ違いが苦しくて……それも好きです。 どちらのエンドにしても、彼は絶対に何かを捨てないといけないことになるんだなあと思いながらプレイしていました。END1では綺麗で鮮やかな海で生きているという点が救いだなあと思いつつ…… どのルートでも根本と天秤の片側にずっとい続けるフロースとのエンドは、ただひたすらに「綺麗だな」という感情でした。 静かな海の底でもずっといっしょ……を見てプレイヤーがそう思うのは、なかなかに皮肉かもしれませんが…… @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
  • ペカートゥムの夜に餞を
    ペカートゥムの夜に餞を
    すごくシナリオが面白く、読みやすくて一気に駆け抜けました! サーカスのみんながとても個性的で楽しい面々で会話シーンが楽しかったです! @ネタバレ開始 人間のフィロ以外は主人公をこわしてしまうのも、人間とは根本的に違うというのがありありと分かってとても好きです! 元の世界に帰れた時はフィロとレイヴンとの争いの結果が不明で、フィロと逃げるときは、存在するか不明な元の世界への帰宅方法を探せばならないなど、すべてがハッピーエンドの大団円がないところも世界観が表れていてとても好みでした。 可能ならばフィロとミオの旅路やサーカスの面々のその後なども見たいです!! 個人的にはザンユが一番お気に入りでした! 慢心BADで発狂された時はとても傷ついただろうな。。と真の姿のシーンで思いました。。。 態度があまりよくないけど繊細で、自分の悪い態度にも内心自分自身で傷ついてそうでままならなそうで本当に好きです。。。 @ネタバレ終了 素敵なゲームを作成してくださり、ありがとうございます! 他のゲームもどんどんプレイしていきたいです! 次回作も楽しみにしています!!
  • チャチャ恋
    チャチャ恋
    可愛い絵柄と、とてもセンスを感じるロゴに惹かれてプレイさせていただきました! おもしれー女×方言男子が織りなす、爆速展開の乙女ゲーイベントがとっても楽しいです! @ネタバレ開始 サムネの「ヒトデを投げつける」のインパクトが凄まじ過ぎましたが、全ルートプレイした後だと「通常運転だな」と、まるで実家のような安心感を得ました。 みんなそれぞれ個性派ですが、その中でも美茶ちゃんが群を抜いてインパクトが強かった気がします……! 以下、エンド別に感想を語らせてください。 BAD END 2つ目 お茶がこぼれたと言われて嫌な予感がしましたが、殺茶犯……! お互いに不幸な事故過ぎる……。 BAD END 2つ目 まさかのそっちがBADに繋がってるんですか!? 最初にヒトデを投げつけたら普通に話が進んだので、おかしいと思って戻ってみたらこれですよ……! もっとこう……自己防衛はしっかりとして……!! BAD END ティーナス もっとこぼれないように工夫しよう!!? そしてこぼれるような構造なのに、みんなにお茶だってバレない美茶ちゃんはどういう容姿なのかとても気になりますね! キク END ヤバいヤンデレオチになるかと思ったら、結構可愛いじゃないですか……! 美茶ちゃんがからかいたくなる気持ち、めっちゃ分かります。 BAD END 蹴り飛ばす 美茶ちゃんの啖呵、格好良い!!! でも命の灯―っ!!? シノ END いきなりガチギレしてどしたん?と思いましたが、やべー人だった……! いやまぁ、お互いが幸せならいいのか……? ラタロウ END 何か滅茶苦茶情報量が多くて……ラタロウ先輩がかすんでるのは気のせいでしょうか!? そして一体なんだったんだ、チャノミンコ……。 BAD END イカティ 人類に絶望するの早くないですかー!? もっと堪えて……っ! END チャノミン国家 エンド名が付いてる!!? しかも負けたんだ……チャノミンコ強いですね……。 ナギ END 第一印象から可愛いなとは思ってましたが、一番乙女してるっ!! ナギ君の誠実な告白も素敵でした! END ガンガゼ 何て純愛……! けど、自分の命も大事にしてあげてっ! 笑いあり、ときめきあり、ヤンデレ(?)ありで、沢山笑わせていただきました!! みんなそれぞれ方言が強めなのも可愛かったですv(解読出来なかったところは、なんとなくで読んでましたすみません……!) @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます!
  • 水没区域
    水没区域
    今作もプレイさせていただきました!! お誕生日記念でご制作されたとのことで、リリース&お誕生日おめでとうでした🎉 以降ネタバレを含みます⚠️ @ネタバレ開始 最初に…乃依くんのビジュがぶっ刺さりで大好きでした…!髪型も目のハイライトが無い感じも良いです😭 統治局のお話ということで以前に制作されたゲームと同様の世界観でした。しかし、ストーリー内ではどこか乃依くんだけの世界に感じられ、隔離されているような…そんな孤独を感じました◎ また、本作ではバッドエンドのみでメンタルを潰されながらも楽しくプレイ(!?)できました。音透さんの作品ならではの感覚なのでよきです🌟 いま感想を書いていて、「どうか…乃依くんに救いがあれば…」と思いましたが、恐らく「死」以外の救いが無いのかもなと過ぎり、またしても想像が捗ってしまいました。 @ネタバレ終了 今回も素敵な作品をありがとうございました! またどこかのタイミングで乃依くんのお話を見れたらなと密かに願ってます!
  • 御気楽異界御散歩倶楽部ミニ-赤いバスの異界-
    御気楽異界御散歩倶楽部ミニ-赤いバスの異界-
    プレイさせていただきました!! @ネタバレ開始 「ながら作業」でも出来るのがいいですね!! 待っている間も、細かいホラー演出があるので臨場感がありました。 最小記録は「3」で、最大記録は「391」でした。 できれば、お土産コンプリートしたかったのですが・・・厳しかったですね(笑) @ネタバレ終了 楽しいゲームをありがとうございました!!