コメント一覧
62983 のレビュー-
ロベリアの/嘘ファンタジーものを探していて、青年のキャラクターデザインや キャッチーなタイトル画面に惹かれプレイしました。 最初は一体何が起こっているんだ……?と思いましたが、 中盤で二人のお互いへの想いが少しずつ明かされていき、 冒頭の文章の意味がわかる構成でした。 短時間ながらも世界観のしっかりした物語でした。 素敵な作品をありがとうございました!
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EternalCrystals村の人々には疎まれながらも姉と一緒に魔物を狩って暮らす主人公ドニは、今日も森の中で姉とともに魔物を狩るのだが、今回の魔物はなんだか様子が違っていて……と、冒頭からクライマックスな怒涛の展開から成長するドニくんの物語を描いた王道ファンタジーでした。 ヤスコさんとルミちゃんの二人ともが魅力的で、村人たちが村八分にしてくる中での癒しでした。 村八分を地で行く村人の皆さんが本当に冷たいのがつらみでした……村の所有物なのは分かりますが、家さえも取り上げちゃうとか、人としての心があるなら家族を失ったばかりの人の気持ちを汲んでもう少しやさしくしてくれてもいいのでは~と思ったりするのでした。 @ネタバレ開始 ヤスコさんがお亡くなりになってしまって悲しかったです。 ヤスコさんのお茶目なところがすごく好きだったので、ヤスコさんの最期のシーンでは「ドニくんんんんん!!! 命あっての物種!! 頼むからヤスコさんを抱きかかえて離脱してー!!」と願わずにはいられませんでした。 「もうあんな冷たい人たちしかいない村なんて遠からず滅びるから放っておけー!!」という心境でした……。 ドニくんもルミさんもこれから先、ふとした瞬間にヤスコさんのことを思い出すんだろうなと。 例えば鰹のタタキを食べたときとか。 @ネタバレ終了 ルミちゃんとドニくんの旅はまだまだ始まったばかりで、これから先の二人の物語が気になります。 いつかドニくんもヤスコさんのような素晴らしい魔術師になる日が来るんだろうな……と、彼のやさしさと成長に拍手しつつ、最後まで楽しく読了させていただきました。 素敵な作品をありがとうございました!
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欠損少年と月夜の闇の海辺~浪川仁とはらわたゲーム~これまでも五臓六腑をご開帳させるために殺人を繰り返してきた主人公は、ようやく今回も目的を果たせそうと月明かりの下で刃を忍ばせつつ……と物騒な展開から始まるKill Me Kill Youな物語でした。 殺すか殺されるか、はたまた殺さないのか…攻略難易度も難しくなく、手軽に二人の命のやり取りの結末を見ることができました。 @ネタバレ開始 殺すエンドでは主人公はこれからも死ぬまで同じことを繰り返し続けるのだろうなと思う反面、殺されるエンドではいつかはこうなることを受け入れていた感じもあり、何かしら主人公もこうなる過去があったのだろうかと主人公の背景が気になりました。 すべてのエンドにスチルがありましたが、個人的には心中エンドの手を引かれているスチルがとても良いなぁと思いました。 @ネタバレ終了 シチュエーション的に相当物騒なはずなのですが、お互い予め分かっているという前提で話が進むため、凪いだ海のような静けさもありました。 どのエンドも「ああ、これもいいね」と思う終わり方で、最後まで楽しめました。 素敵な作品をありがとうございました!
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各務家〜食卓物語〜一つ屋根の下で暮らしている家族の日常の中から、一つの出来事を家族全員の視点で見ていく面白い構成の物語でした。 お父さんのくたびれ具合やお母さんの子どもが第一なところなど、日本らしいというか……日本の社会構造によって形成されざるをえないある種スタンダードな家族の在り方が見えて、ほのぼのとした中にリアリティもありました。 @ネタバレ開始 お父さんの妻との会話を諦めているところ、家の中にまともに居場所がなさそうなところ、家族に向き合うより飲みに行き現実の問題を先送りにしているところなど……お父さんのパートの部分にリアリティがとてもあり、この辺りで各務家が幸せなだけの家ではないことに触れられてよかったです。 シンプルかつかわいらしい絵柄とのギャップでもありましたが、ほのぼのだけではないリアルな空気が各務家の皆さんにキャラクターの厚みを添えていたと思います。 歩さんと笑楽さんの二人のパートが本当に好きです。 この2人のお互いを大切にしている部分に癒されました。 各務家に色々あるように、きっと笑楽さんも笑楽さんの家族とは色々あると思うのですが、笑楽さんの笑顔とサプライズが各務家に素敵な風を吹かせた最後のカップケーキシーンは拍手したい思いでした。 日本ではよくよく「言わなくても察しろ」などというテレパシー呪文がまかり通っていますが、本来家族であっても「言わないと伝わらない」はずで、各務家では笑楽さんがその辺りのほぐし役をしていましたが、一人一人がもう一歩歩み寄り口にできたらいいだろうなと思いました。 @ネタバレ終了 家族のカタチはそれぞれで多様化していますが、各務家の場合はこんな感じだよと触れられることができて「なるほど」と面白いゲームでした。 それぞれの視点から見ることで、この家族の個々の人間の関係性などを考察したり想像する余地もあって面白かったです。 素敵な作品をありがとうございました!
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ヌコの特等席行きつけの喫茶店という言葉の響きがもう素敵ですよね。自分の憩いの場所。特別な空間。自分の日常を彩る一つの大切なピース。 そんな行きつけの喫茶店がある主人公が喫茶店のマスコットでもある猫のヨシミさんを探すことになり……という、ちょっとした事件?のほのぼのとしたお話でした。 @ネタバレ開始 ヨシミさんのいた場所が!!(主人公と同じ気持ちで驚き) 朱里さんの帽子の中に潜んでいたとか、朱里さんは頭が重たくなかったのだろうか……と思いつつ、そんな特等席にいたらどこを探しても見つからないはずだ~!と思いました。 今度から姿が見当たらなくなったら帽子の中も必ず確認しなければ(笑) @ネタバレ終了 遠くでそっと聞こえてくるBGM、慣れ親しんだ空気に香り、そしてあたたかく迎えてくれる朱里さんと猫のヨシミさん。 昔ながらだからこそ雰囲気のあるとても素敵な喫茶店が想像でき、一度行ってみたいなと思いました。 素敵な作品をありがとうございました!
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祈る星夜の灯緋光緋光機という言葉に悪魔や箱など、とても気になる設定だったので プレイさせていただきました。 世界観はもちろん、登場する人物たちがみんな魅力的でした。 @ネタバレ開始 アリーチェさんが魔女だということまでは途中で推測できたのですが、 まさかそこからルクトさんに刺される展開になるとは思いもよらず…… あれ今ハッピーエンドになるかと思ったのに怖ー! とてもびっくりしましたが、最後には和解できて良かったです。 個人的にはティグの照れ顔がめちゃくちゃかわいかったです!! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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各務家〜食卓物語〜6人の視点から語られる、ある家族の物語。 少しずつ明かされていく秘密や思いによって、物語が完成していく。 ジグソーパズルのような面白さがありました。 @ネタバレ開始 語られていく順番が練られていて、読んでいて上に下にと気持ちが翻弄されてしまいました。 家族だからこそ、親しいからこそ言葉にはしない。だからそこに誤解も生まれてしまうのかもしれません。でもそんなもどかしさが、家族になるかもしれない他人によって解消されていく、という結末もとても感慨深いものがありました。 @ネタバレ終了 とても面白かったです。 ありがとうございました。
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女嫌い幼い頃は毎日のように主人公と遊んでいた男の子。 引っ越しで離ればなれになり、その後中学で再開したものの、男の子は主人公のことをすっかりと忘れていて、しかも女嫌いになっていた!? 色々な表情を見せて天真爛漫な澪ちゃんがとにかく可愛かったです! お話も綺麗にまとまっていて、オチの演出も合わさり読後感も良かったです。 @ネタバレ開始 私は幼なじみ物が大好物なので、この後のふたりを考えるだけでもう一杯ご飯が食べれます。 ありがとうございました。 @ネタバレ終了
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故郷からの便り4つの手紙から、物語が少しずつ見えてくるお話。 短い中にも、いろいろな物語が見えてきて楽しかったです。 @ネタバレ開始 手紙にはたくさんの省略があって、そこを想像しながら読んでいくのが楽しかったです。 大きな物語のかけらに触れたような読後感でした。 この手紙に、彼はどんな返信をしたのでしょう。 そんな想像もふくらみました。 @ネタバレ終了
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小松菜とじゃんけんするゲーム小松菜とじゃんけんするゲームです!もう一度言います。小松菜とじゃんけんするゲームです! 小松菜とじゃんけんしたくなったら是非プレイしてみてください!小松菜とじゃんけんしたくないときでもじゃんけんがしたくなったら検討してみてください! 小松菜の立ち絵(?)やじゃんけん後のパターン豊富で、楽しく何度もじゃんけんしました。 (グーのときどうなってんだよこれ……) じゃんけんをして小松菜が可愛いと少しでも感じたら是非全勝目指して頑張ってみてください! @ネタバレ開始 5勝した直後のぼろぼろの小松菜で大爆笑しました。 ツナちゃん、次は是非本当の姿のままもう一度じゃんけんして色々な表情を見せてください! @ネタバレ終了
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可惜夜の愛州中学校一時間半ほどでクリアしました。夜に自室で独りでプレイしたのですが……かなり怖かったです。アイテムをゲットしつつ先に進んでいく謎解き&脱出ゲームとして面白く、時々差し挟まれる恐怖の演出がタイミングとして絶妙でした。暗い学校を彷徨っている感じが雰囲気として最高で、ホラーゲームとして見ても秀逸な作品だと思いました。謎解きは二階で苦戦しましたが、自分が学校に通っていた時期のことを思い出しながら、様々な雰囲気に浸れたので、ゲーム体験として楽しかったです。True Endはどこか切なく、また日常に返ってきた感(ゲームを終えた感)も、名残惜しさも含めて印象的でした。
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等速運動の君へ一気読みしました! @ネタバレ開始 常に前を行く霧崎に焦りを感じていた武部が、彼女もまた先を歩くが故に傷ついていることに気づき、どこに行こうがその帰りを待つ覚悟を決めたのはかっこよかったです 昔、同じような経験をしたことがあり、感情移入しました (一学年上の彼女が自分を置いて世の中に出ていくのが耐えられず、「ついていけない」と言って傷つけてしまいました 武部のようには待つ覚悟ができず、結局振られてしまいましたけど) @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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カピバラとあそぼう!可愛いカピバラさんたちのお写真を見ながらプレイできて、私は最初から最後までニヤニヤが止まりませんでした。 いやー……好きなんですよ、カピバラさん。もう、めっちゃ可愛い。超可愛い。なんか関西弁話してるけど、まぁ気にならないしいいや。ナデナデナデ…… ……と思ったら噛まれまくる!!(笑) 冒頭で「カピバラでゲームオーバーっでどういうことぞや?」と思っていましたが、なるほどそういうことでしたか。 たまーにアッチの世界が見えつつも、時空の力で即復帰できるので無事に閉園時間を迎えることができました。 可愛いだけではなく、走る速度など勉強にもなりました!(カピバラさん……温泉でくつろいでいるイメージが強かったんですが、そんなに早く走れたんですね) 可愛いゲームをありがとうございました!
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4月、図書室を出る。俗に言う「陰キャ」な少年の心理がよく分かる作品でした。 言葉に出すことの3倍は心の中で一生懸命アレコレ考えていて、なんだか可愛らしく思いました。 加隈くんのグラフィックはありませんが、何かあるたびにオドオドしている姿が目に浮かぶようです。 はじめてのおつかい ならぬ はじめてのデートで狼狽える加隈くんに、真顔でつっこむ八王子さんとのやりとりにもクスリ。 とにかく微笑ましい2人でした。 @ネタバレ開始 ラストの3択では加隈くんのはっちゃけっぷりに、思わず笑ってしまいました。 いきなり誕生日からのいきなりプレゼントで勝利を確信している加隈くん、面白かったです。 そこからの即帰宅も潔い(笑 正規ルートはそんな加隈くんの成長を垣間見ることができて、これからを応援したくなりました。 頑張れ加隈!立派な男になるのだぞ! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
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時計のある部屋脱出ゲーム初心者ですが、入門用にとても良かったです。アドバイス通りに紙とペンを用意して書いたら、さらっと行けました。フードの人の台詞や雰囲気が面白かったです。
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名探偵(じゃないから何の役にも)タタンこのゲームはダウンロード版のみになるんですね! 早速プレイしました!無能くんが無能じゃなくなったぜ!最後のもういいおっちゃんの立ち絵がインパクト大でした!
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イヴが終わるまで人とアンドロイドの恋愛ものは大好きなので、自然と流れるようにプレイボタンを押していました。繊細で透明感のある画面に美しい台詞や背景が映え、一つの短編映画を観ているがの如くでした。美しい言葉と音楽の間に、時間が凝縮されていました。素晴らしい作品をありがとうございます。
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穴の中攻略サイトを参照しつつ、全てのエンドを見ました。どのエンドも後を引く怖さというか、凄味がありました。なかでもエンド5が印象的でした。情景描写がリアルで、時折繰り出される主人公のコミカルなツッコミには幾度か笑えるところもあり、それ故に恐怖の描写が際立ち、ホラー作品としてとても面白かったです。日常と地続きの恐怖と、緊迫感がある作品でした。。
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スクールシャーク最初に想像していたのとは違いましたね……てっきりサメに襲われ逃げまくるパニックゲームかと思っていたのですが。 そして教頭はいつ消えるのかなーと思っていました(笑) 話の展開の移り変わりがお見事でした。 @ネタバレ開始 まさかサメがラスボスではなく、ああいった存在だったとは……。 真に恐ろしいのは人ということですね……。 これから真の戦いが始まりそうな予感がします。 組織のことも気になるのですが、続きはあるのでしょうか。 @ネタバレ終了 緩急のある場面展開と意外な終盤……楽しませて頂きました。
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涙恋花2~徒花の恋慕~【完全版】完全版のTRUEとHAPPYのENDプレイしました。 TRUEは人の闇が刺さったしHAPPYは良かったとしみじみ(一人両方のENDつらかだですか) 人の心の光と闇をしっかり描写され心にどーんと響くものがあってできごと衝撃的でした! ヒロインというかヒーロー達にとても共感しましたね @ネタバレ開始 陽太 人が信じられなくて人には距離を置いているそれでも夢に向かって一途で でも夢はあっても現実は残酷で陽太の心が抉られることばっかりだったのでhappy endが本当に良かったと思いました! 黄希、紅希 双子は3人が3人なりの道を見つけられるのかとどうなると思ったのですがなるほどでした 多少双子隣の芝は青いように互いに羨ましいのではと思ったけど互いにコンプ拗らせ過ぎてて闇が深い エデン 衝撃の正体というか転げ落ちてしまった人生、しっかりやり直せるといいなと思います 要 まさしく時代に翻弄されてしまって辛い人生、しかし昭和の戦争の愛憎のドラマとか感動して見てしまうので設定もキャラも懐かしく愛しく感じました 四葉 子供の純粋さに心を打たれました 虐待されても親を庇い慕う子供もいるってそういえば聞いたことあります 真白 このゲームの中で一番好きなキャラです 頭脳明晰な白皙の美青年アルビノなのもツボなくらいです 心はピュアで打ち解けると甘えてくるところもいいです 私も真白父ちょっと許せません