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36317 のレビュー
  • かくしてボクら兄妹は
    かくしてボクら兄妹は
    長い間病気で眠っていた妹がついに目覚めたが、主人公のお兄ちゃんの記憶をすっかり失っていた。妹に家を追い出されないよう、家の中にある”まずいモノ”を隠していく探索型ゲーム。全5ステージ。おまけを含めて30分程度で完走しました。 難易度は高くなく、ゲームオーバーになってしまっても直前の探索に戻れる親切な設計をしているので、気軽にプレイできると思います。また、立ち絵と背景がとてもマッチしており、一貫してポップで可愛らしい世界観になっていますので、最後まで楽しい気分で探索することができました。 また、ストーリーもおまけの部分で大変驚きましたが、それと同時に主人公の妹に対する愛情の大きさを感じました。本編のコミカルな会話を読んでいると、お兄ちゃんは少し変態なのかな、なんて思いましたが、おまけの部分で「お兄ちゃん、すごいよ⋯⋯」と考えが大きく変わりました。探索で見つけたアイテムも伏線になっていたんですね⋯⋯。この演出は秀逸でした。 気軽に楽しめる探索ゲームなので、未プレイの方はぜひ隠蔽を試みてはいかがでしょうか。
  • ヘクソカズラ
    ヘクソカズラ
    非常にクオリティの高いゲームでした。 特に文章での表現……心情描写、状況描写が上手く、私自身プレイしながら勉強させていただいました。 本作には多くのキャラクターが登場しますが、みんな個性的でシナリオ内で一様に掘り下げられています。 フルボイスではないですが、幕間にボイスが入ります。みんなイメージ通りでした……! BGMはアコギメインの曲が多く、田舎の雰囲気に合っていてとても癒されます。 あと、4人以上で会話しているときの吹き出しが何気に好きですw
  • われてもすゑに
    われてもすゑに
    タイトル画面からエンドロールまで一貫した美しさとノスタルジアを感じられる、まるで映画のような作品でした。 えもふりでよく動く立ち絵とクオリティの高いボイスが相まって、「キャラクターたちが会話している」ということが如実に体現できて良かったです。 ストーリーはシンプルで短いながらもそれぞれのキャラたちの心情がきちんと描写されていて彼らの関係にも納得がいきましたし、 序盤ではよくわからなかった彼らが置かれている状況がゲームを進めていくにつれて自然とわかっていくという構成も洗練されていると感じました。 あの2人には手を取り合って新たな道を歩んでいってほしいですね。 素敵なゲームをありがとうございました!
  • チャップとマヨ~のバカンス
    チャップとマヨ~のバカンス
    開幕一番「えぇーーーーー!?!?」となりました。 こういう展開になるのかあ!と驚きつつその後はのんびりバカンスを楽しみました。 作り込まれたグラフィックの中で歩き回るのがとても楽しくて! ついついうろついてなかなかEDに行きませんでした。 またこの二人と一緒にバカンスに行きたいです。
  • 隣人と和解せよ
    隣人と和解せよ
    ニアちゃんがかわいかったです! 話すことができないのに、物語はここまで展開できるのだな、と感心しきりでした。切ないものから、ちょっとゾッと来るお話まで、大変楽しませていただきました!個人的には、EXTRA最後に表示されるEDが一番好きです。 もっとニアちゃんとお話…コミュニケーションがとりたい!と思いましたね~(*´ω`*)
  • ナナツモリ
    ナナツモリ
    ジャンルはホラーである為、もちろん怖い要素はあるのですが、登場人物がみな可愛らしくやり取りも微笑ましいのでプレイ後も優しい気持ちになれるお話でした。皆さん仰っているように鏡がいいキャラしていて特に好感が持てました。
  • 生きていく勇気~統合失調症になった僕~
    生きていく勇気~統合失調症になった僕~
    私も同じ病気なので主人公の働きたいとかいう焦りとかありました。 求人とかなくてもハローワークに毎日のように通い、作業所に通いながらこのままなのかと無力感がありました。 確かに私もバイトやパートができるようになって少し安定した気持ちになったこともありますし、正社員になったらきっと普通に老後とかも安定して暮らしていけると思う事もあるんですが、でも病気との付き合い方は 人それぞれだし、統合失調症になって普通の人と認められることに就労が解決策みたいな終わり方は少し疑問が残ります。 あと、題材が題材だけに、エッセイじゃなくゲームににするにはもう少し他にも作業所とか取材に取材を重ねた方がいいかと思いました。このゲームが広まるにしては統合失調症の情報が少ないかなと思います、工賃私が行ったところは200円だったし、作業所によっては少し雰囲気違うところもあると思うし。統合失調症をバカにするような人も確かにいますが、ご存知だと思いますが統合失調症でもノーベル賞受賞した方もいるし、高名な画家もいらっしゃいました。 主人公の焦りは自分もものすごく身に覚えのあるものですし、私もどちらかというと主人公のような考えを持っているかもしれませんけど考え方が働かなければいけないという思いに囚われていて青いなって思いました。 親にかけている負担だとか負い目になっていることもあるけどもっと自由であっていいと思います。
  • 改元
    改元
    初めに説明文を見て私は思った…。 『時間の結晶に魔法をかけよう!』とな…?どういうことだ…。一体これから何が起こってしまうんだ…と…。 その時点から私の好奇心は揺さぶられておりました…。 さて、ゲームを起動してみるといきなりロード画面がいい感じに表示されて、なんか改元についての豆知識を隅っこで流してくれてるではないですか! すごいぞ!教育に良いぞ!とその時私は思いました。 その後スタート画面のシンプルな3つのボタンが表示されるのですが、それを押したときのボコッ的な(文字じゃ説明できない)SEが個人的に好きでしたね…。 それでゲーム本編が始まるわけです。 まずジッキーくんにボイスがついててびっくりしました! ニャ○スみたいな声で子供受けも良いと思います! 肝心の操作はとても単純明快で、文も絵本のようで、はじめて結晶ができたとき(私は花見が最初でした)「わ~!お花ができたよ~!」と思わず童心に帰ってしまいました…。 それ以降もコンプの為に結晶を作っていったのですが、ちまちまと雑学を披露してくださってまぁ…教育的なゲームだわ(二回目)と感じました。 さらにはあら~!私の甥っ子(3)とでも安心してプレイできるゲームだわ~!健全だわ~!とも思えました。 その次の瞬間でしたよ。あのアダルティーな元号ができたのは。 まじかと。 でもジッキーくんは明言していないんだ…。ちゃんとゴニョゴニョごまかしてんだ…。 きっと私の心が汚れているんだと、そう思いながら次の結晶に手を進めた…。 そして出た。 今度はホラーだったよ。 なんてこった…でもその後の演出がすごかったし、某教育テレビでも唐突なホラー演出はあるし、結果として子供から大人まで楽しめるゲームだと私は納得しました…。 そんなこんなでコンプしました! 令和バッジも手に入れた!ヤッタネ!と思った矢先ページに映るバッジ一覧の中、手に入れてない「改元」バッジが。 気になってクリックしてみるとなんだ…隠しジッキーくんだと? そんなの見つけないわけにはいかないじゃあないかと、まんまとのせられた私がいます。 そして10分くらいかな…分かんねえ…分かんねえと悩んでいましたが、手当たり次第にあれをああしてみたら!!見つけたよ!! 隠しジッキー!!! その時の気分はまるで、たくさんのクローバーの中から四つ葉を見つけたときのようです。 本当に嬉しかった…し、つかの間楽しませていただきました!! ここまで、非常に長文になってしまいました…ですがもし制作の原動力となれたら幸いです。 制作お疲れ様です!
  • 今夜デッドライン
    今夜デッドライン
    スタートボタンは地獄行、効果音は時計の音、クレジットまでも一貫して焦燥を煽るスタイルが清々しいです。追い詰められてゆく切山くんには共感しかありません。それぞれのエンドを見て、入稿は完成本を手に取るまでが入稿なんだなぁとしみじみ思いました。
  • われてもすゑに
    われてもすゑに
    とある島にいる少女の雫・幼馴染の綴・神社にいる式の3人によって繰り広げられる物語。選択肢はなく、30分程度で読了しました。また、登場人物は全員フルボイスです。 UIデザイン・映像演出が洗練されており、最後までじっくりと作品世界を堪能することができました。キャラクターはえもふりの(イラストを立体的にさせる)技術が使用されており、会話中もみんな生き生きとした動作をしています。登場人物の声の演技も素晴らしかったです。ストーリーは途中の伏線で何となく物悲しい結末を考えてしまいましたが、最後はとても温かい気持ちになれました。 個人的には声の演技も含めて、式のキャラクターがとても好きです。ちょっと渋い感じを出した声が非常にマッチしており、ラストの部分は作品全体をいい感じにギュッと締めていると思いました。
  • re.
    re.
    相手(ロボット)の気持ちを知りながらも○○していくため、クリア後にはプレイヤー自身も虚無になっているという、凄いゲームでした。 (2週目もとい、結末を知ってても虚無になれます!) ○○を自らやらなければいけないハード要素、ロボットたちの背景事情、残酷で効率的な世界観、色々と予想できるテキストも大変好みです。 また、優しいBGMが彼らへのレクイエムにも聞えて来て更にへこむという… こちらをクリア後、pmpmさま(作者さま)が出されているLAST.をプレイすると、より鬱になれるのであわせてのプレイを個人的に超オススメしたいです!
  • お隣さんの手紙
    お隣さんの手紙
    初期で察するであろう手紙の差出人および、手紙の内容が吹き飛ぶレベルのオチが大変好みなゲームでした。 真実の伏せ方・解き明かし方が絶妙で、気づくと2週目に突入してしまったり。 ジワジワと侵食するかのような怖さを味わえつつ、ラストの展開には「まさか…いや、違う…あいつの正体は…」とガツンとした驚きをいただき、良い意味で後味の悪さを感じることができました。 また、アパートだからこそありえる音的な演出は王道ながらもリアルなホラー感があり、個人的にツボでした。
  • 世界で一番の嫌われ者
    世界で一番の嫌われ者
     人人人人人人人人 >それでも私は嫌い<  YYYYYYYYYYYYYYY ゲーム自体はとてもシンプルながら最後まで楽しめる作品でした
  • そうだね、その夏の日の話をそっと君にしようじゃないか
    そうだね、その夏の日の話をそっと君にしようじゃないか
    夏のお話なのにもう冬になるという時期にプレイしたのは確実に失敗でしたがとても楽しめました…。 えげつない内容が大好きな人はプレイ必須といった感じでしょうか、私はとても好きです。
  • ナナツモリ
    ナナツモリ
    全エンド見ました!すごく楽しかったです! 鏡さんちょろかわいい
  • 真夜中のお散歩
    真夜中のお散歩
    オカルトが好きなので、とても楽しくプレイ出来ました! そんな世界を女の子、そして猫又さんと一緒にお散歩出来る素敵なゲームでした。 背景等がなくても、猫又さんとのやり取りでたくさん想像出来るようで、逆にイメージを限定されない感じが「都市伝説」という感じがして良かったような気がします。1つ1つのお話が終盤で繋がって、現状を考察するのも楽しかったです。突然お話が動き出したのかと感じましたが、実は最初からちょっとずつ繋がっていたのですよね… 空き地にいるゆめちゃんの立ち絵がカワイイ…!そしてお姉ちゃんも可愛い… ホラーに分類されると思うのですが、読後に暗くなりすぎないところがこのお話の強みなのではないかと個人的に思っています。
  • 眠る博士は夢を見る
    眠る博士は夢を見る
    病気で最期を迎えようとしていた博士が目を閉じたところ、なぜか別の場所で目を覚ましてしまう。そこには博士の世話をしていたアンドロイド・アイリスがいた。そこから始まるSF物語。選択肢はなく、エクストラの物語を含めて15分程度で読了しました。 とても端正な文章で綴られており、最後までスラスラと読むことができました。アイリスはアンドロイドらしく、当初は主人である博士のために行動をしています。しかし、次第にその思考回路に変化が起きていき、ついにアイリスは「自分の意思」を最優先にした行動を始めます。その過程がSFらしい言い回しで書かれており、とても秀逸だと思いました。 アイリスの立ち絵もとても可愛らしく、彼女が博士に対する気持ちを吐き出した時は少し怖い部分もありましたが、同時に人間らしい愛らしさも感じました。短い時間で終わりますので、未プレイの方はぜひやってみてはいかがでしょうか。
  • サイコロサイコ -第四の出目-
    サイコロサイコ -第四の出目-
    実況動画でCHARONさんの過去作品を知り、今回初めて本格プレイをしました。 美麗なグラフィック、アニメーション、そしてCHARON節が効いた過激かつ感動的なシナリオに圧倒されっぱなしでした。 真相がわかっていく時、最後まで逃げずに見届けることができてよかったと思うばかりです。 それにしても祭子ちゃんが可愛い…とても可愛い… 彼女みたいなヒロインがあと5人もいると思うと心躍ります。ちょっと怖いですけど! これからのサイコロサイコも楽しみにしています!
  • おおかみ少年のやり直し
    おおかみ少年のやり直し
    オオカミ少年の寓話を題材にした、教訓あり、個性的なキャラクターあり、予測不能な展開あり、な流れとしてはシンプルだけど面白いお話でした。 うっかり初手でやりなおすを選択してしまった初手ロード画面確認マンの話はさておき、オープニングスキップが可能であったり、またバッドエンド直後にも戻る選択肢があったりと親切設計が嬉しかったです。それも、まさにやり直してる感のあるテキストになるのが更に良いですね。 羊飼いの少年が嘘を吐くにあたっての境遇や心情もまた、実にらしくて唸りました。生意気な子供……叱る親の不在……。う~ん! そして全く予想していなかった内容のバッドエンドがすごかったです。この村やばくない? 寧ろやり直してやべ~奴等のことを把握していないと普通に生きてても未来がやばくない?
  • スターダストキャットウォーク
    スターダストキャットウォーク
    どこか現実離れした、それでも現実と地続きにある絶妙な空気感と関係性がとても素敵でした。 ブラックとイエローを基調とした画面デザインはスタイリッシュで、背景の色調も含めてグラフィックに統一感があり、星より煌びやかな光ある夜の街を思わせます。文章も美しい。 そして何より夜くんが可愛い! クールなのに言葉は素直で甘え上手な夜くん、すご~くネコチャンでネコチャンじゃん!? とはしゃいでました。 作中でも触れられていますが瞳の色がめちゃめちゃに綺麗~! すごく好きです。 グラフィック・シナリオ共に、きゅんとしながらも美しく素敵なお話でした。