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35207 のレビュー
  • 彷徨う言霊
    彷徨う言霊
    まさに主人公の日記を読ませていただいているような作品でした。 日記からは彼の人柄の良さが伝わってきて、とても暖かい気持ちになれました。 物語的には特別華やかなイベントがあるわけではありませんが、むしろこのような「平凡な日常」を楽しむ喜びを主人公を通して味わうことができました。 個人的に慎くんが優しく朗らかで好きです。彼がいなければ何もわからないままだったでしょうし、新たに思い出を作ることも出来なかっただろうと思います。 躍りを見られていたことが発覚するシーンや夏服の件等は微笑ましくて笑ってしまいました。 「もし今も生きていれば」と必ずしも言えないお話で、死後でも人の暖かさに触れられて良かったのかな…と切なくなりました。 素敵なゲームをありがとうございました!
  • The Defence of Duffer's Drift 〈愚者の渡し〉の防御
    The Defence of Duffer's Drift 〈愚者の渡し〉の防御
    小説仕立ての兵法書「愚者の渡し」をゲーム化した作品。時代や舞台を翻案しているおかげか、普段ミリタリに触れていないなくても、取っつきやすく読むことができました。
  • かくしてボクら兄妹は
    かくしてボクら兄妹は
    「妹に見られたらまずいものを隠すゲーム」とのことで、その"まずいもの"が何なのかいろいろと想像を巡らせていたのですが、全部が全部ヘンタイ的な"まずいもの"ではないんですね(笑)妹がお兄さんの姿に違和感を感じている描写がところどころあり、「もしかしてお兄さんは別人なのでは…?」と思っていたのですが、おまけで分かる真相が想像の斜め上でとても驚きました。妹思いなお兄さん…素敵です!とても面白い作品でした!
  • やがてこの■が明けるまで【6/13日更新】
    やがてこの■が明けるまで【6/13日更新】
    すごくキャラの性格が良いなあと思いました(純粋な褒め言葉)。 かなり重い背景も感じる一方で、非常に軽快なノリで日常は進んで行くのが面白かったです。 主人公ちゃんとチャン先生の絶妙に倫理観の欠きながらも不快感はない緩い会話を楽しみながらも、少しずつ謎の片鱗に触れていくドキドキ感が堪りませんでした。 ブラウザ版とDL版の両方でプレイ。もしかしたら条件不足等による症状なのかもしれませんが、昼に調理をしようとすると材料の選択肢を選べないまま毎回ブドウによる調理を開始してしまう、また研究室に行こうとすると暗転したまま進行停止してしまう、といった推定不具合を確認しました。 まだ一種類しかエンディングを見れていないのですが、この辺で分岐フラグを踏めずに引っ掛かってそうだなあ、と感じたので、ひとまず進行不能にならない範囲で各選択肢を見たところで報告とさせていただきます。
  • ↑
    タイトルに惹かれて読ませて頂きました。10分ほどで読了できました。 突然、生活を一変させる出来事が起こったとき、人間はどんなことを考えるのか。「自分だったら……」ということを含めて色々と考えさせられました。 本作品と同じ現象が本当に起こるかは置いておくとして、集団が突然の理不尽に襲われることは歴史上幾度となくありました。その時も、ただ絶望する者、他人も不幸になったのだと考え慰めを得ようとする者、何かしら意味付けをしようと考える者、さまざまだったはずなんですよね……。本作品のおかげで、そうした想像もすることができました。
  • 雨の王、不要な勇者
    雨の王、不要な勇者
    開始1分で設定に惹かれました。 不幸が身に降りかかれば、どうしても卑屈になってしまうし、卑屈になってしまえば、不幸からなかなか脱することができない。 「バッドエンドか、ハッピーエンドのように見せかけたバッドエンド」と作者様のコメントで書かれているように、人生の期待値は低い。 直接的に「こうやって生きていけば幸せになれるんだ」と示されてはいませんが、「自分がもし同じ境遇に陥ってしまったら?」と想像しながらプレイさせていただきました。
  • re.
    re.
    ロボット達相手に、仕事をしていくゲーム。2週目も入れて15分ほどで読了できました。文字通り、機械的に作業をしていくわけですが、文字入力という形で読者を関わらせているのがうまいと思いました。2週目をすることで、更に心に響く物語になりますね……。ジムノペディが良い仕事をしていると感じました。
  • チャップとマヨ~のバカンス
    チャップとマヨ~のバカンス
    キュートな画面とショッキングなオープニングのギャップがすごい(笑)全場面カラフルできれいだしキャラも小物もかわいいし会話もゆるくて和みます。全キャラよすぎてビーズクッションにして埋もれたい…クレーンゲームにいたらフルコンプするまでつぎ込む自信があります。ギャラリーの写真を誰が撮ったのか気になりました。もしやハバネロさん?
  • 電波男はお呼びじゃない!
    電波男はお呼びじゃない!
    >みづしきさん、ありがとうございますー! やはり、コメディはキャラの人間性と、やり取りが楽しく無いと、何が面白いのか判らないモノになってしまう……! と無駄に重い心意気でビクビクしながら作ったので、めっちゃめちゃ嬉しいですー!  電波だけど、電波だから段階はきちんと踏みます。紳士なので。先ずは交換日記から始めましょう!(そして送られてくるノート5冊分の近況報告)(其れに5行で返す取香ちゃん) プレイ有り難うございました…!
  • 僕と君は、希う。
    僕と君は、希う。
    夏の夜、主人公のマサトと親友のツバサは一緒に寂れた神社に行くことによって始まる物語。全2ルート、20分程度で読了しました。物語の大部分は文章のみで構成されています。 タイトルにもある希(こいねが)う。強く望むこと──。 物語の前半は夏の風物詩であるイベントを挟みながら、2人の微笑ましいやり取りが続きます。この描写を丁寧に書いたからこそだと思います。とあるエンドを見た後、2人の関係性やタイトルの意味をじっくりと吟味してしまう余韻がありました。サウンドノベルの特性を上手に使った構成も見事でした。シンプルながらも、インパクトのある作品でした。未プレイの方はぜひやってみてはいかがでしょうか。
  • 織リシ心ノ果テニ
    織リシ心ノ果テニ
    冒頭から無邪気にショッキングなことを言って笑う美夜ちゃんに度肝を抜かれたとともにその瞳にすごく惹かれました。 美夜ちゃんだけでなく各キャラクターの瞳が力強くとても印象的に残っています。 主人公の柊くんと妹の美夜ちゃんは全く正反対な信念を持っておりどちらの言い分にも頷ける部分はあるし相いれない部分もあって、この2人がメインで活躍することで物語のバランスがうまく取れていたように感じます。 善と悪、二律背反のようであらゆる事象にはそれぞれの側面が多少なりとも混在していて、きっぱりと分けることはできないのだということを改めて考えさせられました。 それぞれの登場人物にどんな事情があったとしても「悪意の連鎖を断ち切りたい」と行動を起こした柊くんは、たとえ結果が伴わなかったとしても立派だと思いました。 美夜ちゃんも美夜ちゃんなりにいろいろ考えていたことがラストでわかって切なかったです。 とても重たいテーマですが、人間の汚いところも綺麗なところもごまかさず描き切ったいろいろと考えさせられる作品でした。 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 隣人と和解せよ
    隣人と和解せよ
    最初の会話での分岐で、別々のストーリーが読める構成が面白いです! そして、皆さん仰っていますが、ニアちゃんが可愛い! 1プレイが短いので、手軽に読み始められるのも嬉しいです。 それぞれの話での演出の違いも、とても良かったです^^
  • 真夜中のお散歩
    真夜中のお散歩
    面白かった。特に終盤の展開はかなりハードなはずなのに、なぜか優しい雰囲気さえ感じる。優しさとは諦めに似た感情なのかなとか思ったりもした。都市伝説を考察し、ある登場人物なりの解釈で理解しているのが興味深かった。
  • 千羽×リミックス
    千羽×リミックス
    グラフィックがとっても可愛らしかったです。 オルゴールのBGMやフォントも作品の雰囲気に合っていて可愛い。りみちゃんの口調も可愛い。 ポエムを綴る言葉は優しくて、りみちゃんサイドでは地の文もポエム的なのも良いなあと思いました。 個人的にはStory2が一番好きです。かわいい。 可愛らしさと優しさの詰まった素敵な作品でした。
  • 囚われのヘンゼル
    囚われのヘンゼル
    絵柄がかわいい脱出ゲーム。手軽に出来て面白い。 グレーテルは強い。
  • 緑のツル、息してる?
    緑のツル、息してる?
    サゲスミンお、えっエレナ……? 彼女はサゲスミン王子では……ない……? という謎の困惑から始まってしまいましたが、なかなか意味が不明なあらすじから始まる全く別の三種の物語、どれも面白かったです。 コメディだと思っていたらシリアスだったりしましたが、やっぱりギャグでもあったりして。確かにSF(少し不思議)な導入ではありますが、どのルートも全く異なる世界観ながら、どれもSF感があったのが面白いなあと思いました。 それとタイトルのセンスが好きです。
  • サリエンシー
    サリエンシー
    月の光のような作品、寂しく幻想的で冷たさを感じさせる。 その一方で、かなたと私のつながりがあり、暖かさや繋がりが対照的に際立っている。月が死と再生と相反するものを象徴するように、寂しさと繋がり、冷たさと暖かさがある、そう感じた。
  • 不思議の国のアリスとありす
    不思議の国のアリスとありす
    某キャラ登場時の出オチで笑いました。 主人公選択式で、事件の真相は変わらないけど途中の会話や結末が変わるシステム。ヒント自体も豊富なので分かりやすいですが、かつ選択肢は間違えても選び直せる形式なので、普通に進めて行けば誰でも問題なく結末に辿り着ける形ですね。 Live2Dで動くイラストが可愛らしかったです。チェシャ猫ちゃんが個人的に一番好きなキャラデザです。かわいい。 クリア後のEXTRAにはびっくり、いや何て言うか当たり前と言えば当たり前なんですけども逆に……!?笑 女王様、好きだな~! とすっきり出来るお話でした。
  • ハロー、神様Worker
    ハロー、神様Worker
    シナリオ・演出・アニメーション・ボイスなど全てが手の込んだ作りをしており、製作者様の大きなこだわりを感じる長編ストーリーでした。選択肢はなく、6時間ほどで読了しました。また、登場する女性キャラクターはフルボイスと豪華です。 ネタバレにならない程度に、内容も説明します。 パチンコ、タバコ、風俗など、自分の欲望に忠実な生き方をしている主人公・春人のもとに、ある日いきなり勧誘のメールが届きます。それがきっかけで春人は「ゴッドアシスタント」という役目を任命されます。「ゴッドアシスタント」とは、滅びゆく運命にある異世界に赴き、その原因を取り除く仕事です。春人は天使エミルと共に、その異世界(現代日本とそんなに変わらない世界)へ行き、原因を取り除くカギとなっている少女・陽美花と従者・佳永に出会います。 最初こそは敵意を剥き出しにしていた陽美花と佳永ですが、徐々に協力的な態度に変わっていきます。物語の中盤は陽美花と佳永が抱える問題と向き合っていく内容になりますが、その過程が丁寧に描かれており、終盤の2人の前向きな変化には痺れてしまいました。違和感なくキャラクターの成長が感じ取れた部分は秀逸だと思いました。 主人公の春人も、魅力的なキャラクターでした。彼は間違いなくどうしようもない人間であり、セクハラジョークもかなり多いです(毎回ヒロイン達からちゃんと制裁を受けますが)。この部分は人によって好き嫌いが分かれるかもしれません。しかし、陽美花と佳永が抱える心の問題の本質を的確に突いたり、やたら器用な所があったりと、一筋縄ではいかない部分が魅力に感じました。 個人的に好きなキャラクターはエミルです。基本は真面目な性格なんですが、時折子供みたいにはしゃいだり、春人に対しヤンキーみたいなツッコミをする部分が本当に可愛かったです⋯⋯! 長編ながら、最後まで飽きることなく楽しめました。声も素晴らしかったです⋯⋯! 未プレイの方は、ぜひ熱量の入った作品をやってみてはいかがでしょうか。
  • Hello
    Hello
    レトロゲームのような、懐かしさを感じるグラフィックに惹かれてプレイさせていただきました。クリアはまだできていないのですが、いずれはクリアへの道を探し出してみたいですね。あれこれと探索するのがとても楽しいゲームでした!ところどころに出てくる謎のキャラクターが可愛くて好きです。