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35178 のレビュー
  • 毎日地獄の底にいる
    毎日地獄の底にいる
    アングラ人鳥歌劇展さん、ありがとうございます!

    実は「この子性格悪過ぎるし、別に家庭環境が悲惨!
    って訳でも無いから、同情もされないよなー…しくったかな…」
    と思っていたんですが、何かこう……。
    思った以上に共感して下さる方が多くて、嬉しいです!

    でも多分、クラスの中心に居たり、学校が楽しかった人には、
    絶対に共感されないだろうなぁ…とも思ってます。はい。
    私も教室の隅っこで本を読んでいた、性格が悪い側です!

    わーい! 素敵な例えをありがとうございます!
    ドロドロさっぱり系ですね!(どんな味だろう……?)

    ありがとうございましたー!
  • 電波男はお呼びじゃない!
    電波男はお呼びじゃない!
    思ったことを口に出してしまう部分が災いとなって友達のいない主人公・取香さんのもとに、ある日いきなり電波男の玲くんがやってきたことにより始まるコメディ物語。選択肢はなく、おまけを含めて15分程度で読了しました。
    取香さんと玲くんのやり取りが楽しくて、あっという間に読み終わってしまいました! 玲くんは一歩間違えれば危険な領域に入ってしまうくらいのストーカー気質の男ですが、取香さんの要求を聞いてくれたり、根っこは悪い人間ではないので、どうも憎めない⋯⋯いや、むしろ応援したい気持ちが(ちょっとだけ)出てきてしまうような、魅力的なキャラクターでした。二人の噛み合ってなさそうで、意外と噛み合っている感じもコミカルなストーリーと相まって、とても心地よかったです。未プレイの方はぜひやってみてはいかがでしょうか。
  • ナオンちぇんじ
    ナオンちぇんじ
    これは……エグい(いろいろな意味で)。
    最初は「ナオンさんかわいいな」と思っていましたが、どんどんエスカレートする彼女の言動にドン引きしました。
    承認欲求って怖いですね……。
    ナオンさんのインパクトに埋もれがちですが、ナオンさんの作品に対して奇譚なき感想を言った主人公には好感が持てました。
    お世辞なしの意見を言ってくれる友達というのもなかなかいないと思うので、ナオンさんも少しは耳を傾ければ……無理か……。
    素敵なゲームをありがとうございました!
  • みちのく怪奇譚 1話
    みちのく怪奇譚 1話
    読み応えのあるお話でした! ジャンル的にはホラー(怖い場面も勿論ガンガン来ます…)なのにキャラクターの掛け合いが面白くて、お話を読み進めることの楽しさを感じます。会計払わされたりジュース持って行かれるところでめちゃくちゃ笑ってしまいました…景道くん猪突猛進でとても良いですね…。
    ノベルゲーム形式の画面なので、お話への没入感があって、想像力も湧くので怖い部分は余計怖く感じます…!
    また今後もお話を追ってみたいなと思います。
  • さよセン(さようならセンター試験)完結編
    さよセン(さようならセンター試験)完結編
    大学入試に挑む男を主人公とした物語。2時間ほどで読了できました。
    本作品の最大の特徴は、作者さんの熱い思いがひしひしと伝わってくることだと思います。おそらく、主人公と同じような経験を、作者さんもしてきたのだと思います。非常に具体的なエピソード。そして、不器用ながら必死に生きる主人公の独白。いずれも、熱のこもった濃いものになっていたと思います。
    最後のセンター試験を応援しようという試みも、ユニークですよね! かくいう僕も、センター試験には深い思い入れがあります。高3の夏、数学1Aのセンター模試で100点中20点をとる等してしまい、高校の担任の先生からは「志望校は今年は無理。だから今年はとにかくセンター試験の勉強だけしろ」とアドバイス頂きました。以降は、全てセンターの勉強にあてましたね(笑) 図書館で、何度も何度も模試、過去問のやり直しをしていたのを思い出しました。「あの時の自分、必死だったなあ」と思い出せたのも、本作のおかげです。貴重な体験をありがとうございました。
  • 俺とお前が愛について語るだけ
    俺とお前が愛について語るだけ
    じんわりして少し泣きそうになるような物語でした。愛や恋や友情、その全てであるかもしれないし、全てあてはまらないかもしれない二人の心は確かにつながっていて、そのつながりを互いに分かっているならばこんなに幸せな事はないと思います。素敵な作品をありがとうございました。二人がずっと幸せでありますように。
  • 貴方のワキが舐めたい
    貴方のワキが舐めたい
    タイトルで展開が予想出来るのにそれでも「面白い!」と思わせるだけのエロパワーを持った力強い作品でした!虎鉄先輩はちょろいので、押せ押せの宇佐美くんがちょっと引くだけで落ちそうですね(笑)
  • 私の【怪】験談
    私の【怪】験談
    ホラーかな?と思いましたが、皆さんのレビューと同じく読後感の良い物語です。おまけに書いてある男女の設定も良いな~と思いました。人以外に偏見のない優しい女の子なので、人以外の彼らもまたこの子に優しくしてくれる事でしょう。温かい作品をありがとうございました。プレイして良かったです。
  • re.
    re.
    最初は何の話だろ?と思いながら進めていたのですが、次第に自分が何をしているのかが分かり始め…
    終えたその手ですぐに2周目を開始し、無心でトゥルーエンドに到達しました。無心というのは虚無というより抗いたい気持ちですね…!
    そこへ用意された丁重な絶望。最後に色々入力してみたり抗った上で感じる絶望…これはすごいと思いました。
    タイトル画面にご用意された最後のボタンがまた…!!
  • 大きな木の謎
    大きな木の謎
    当たり前のように様々な動物たちが一緒に生活していて、当たり前のように大人達が子供たちに優しく接してくれる。物語が進むにつれて、それを一層感じるような温かなお話でした。

    謎解きはいくつかの空欄に答えを入力するタイプのもので、町の人の話や空欄を見ることで気づきがあったりもしてとても新鮮でした。
    個人的にはクリア後の謎3が、町の人の話を聞いてもちょっと悩む難易度と、分かった時に素敵だなと思う答えもあって、お気に入りです。

    最後の謎は入力できる答えが2つあって、よく作ったなあと作者様の発想に感心してばかりでした。2つ目の答えについてヒントもいただきありがとうございます。
    文意は分かっても空欄に入れる言葉が思いつかない、というのもこの謎解きの醍醐味で、問題の註をヒントにそれっぽい言葉をひたすら連想して答えにたどり着くという。

    どの問題も「AのB」とか「Cである」みたいな複合的な言葉が入る訳ではないので、これから遊ばれる方は是非最後の謎まで楽しんでみてください。真実EDは少し別の見方も必要ですが…。


  • 荒野の復讐者
    荒野の復讐者
    父親を何者かによって殺されてしまった少女ルーシーは、犯人への復讐を果たすため、犯罪者の流刑地となっている火星に行くことから始まる西部劇風物語。全3エンド、1時間程度で読了しました。
    アコースティックギターを基調にしたBGMが、乾いた世界観に非常にマッチしていて、音楽を楽しみつつ最後まで一気に読むことができました。背景も細かく作られており、動的演出も多いので、文章を読むのと同時に一本の映像作品を見ているような感覚がありました。シナリオも映画のようにとても軽快なテンポで進んでいきます。
    基本的にルーシーとリンゴのコンビで物語は進んでいきます。2人の関係性はカラッとしつつも、何だかんだでお互いの意思を尊重したり助け合ったりしてしまうので、読んでいて心地が良かったです。脇役のキャラクターもいい渋さを出していて、とても格好良かったです⋯⋯!
    未プレイの方はぜひ、荒野の世界で繰り広げられる物語を読んでみてはいかがでしょうか。
  • 今夜デッドライン
    今夜デッドライン
    徹夜のガバガバ集中力で確認不足のまま入稿するなとあれほどーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!

    ※めちゃくちゃ面白かったですどうあがいてもデッドエンドー!!
    タイトル画面のゲームスタートが地獄行きなのがまずツボでした笑
    分岐に戻してくれる親切設計も良かったです!
  • Hello
    Hello
    かわいいオバケに会いたくて色んな部屋を探索。でもやっぱり気になるカラフルな飛沫………別の部屋に移動するのがちょっと怖くなる時もありました!何があったのか何の場所なのか想像を掻き立てられて、シンプルなのに不穏さも感じられて素敵です。
  • 電波男はお呼びじゃない!
    電波男はお呼びじゃない!
    超ハイテンションな少女漫画という印象を受けました。
    過去を回想する真面目なモノローグから始まったので油断していたのですが、その後の主人公である取香さんの登場シーンがかなりインパクトが強くてびっくりしました。
    語りすぎも語らなさすぎでもあまり良くないとは思うのですが、過去の自分から変わろうと今の取香さんになった彼女がたとえいい結果を招いていないとしてもとても立派だと思いました。
    上部さんの登場シーンもすごくインパクトが強くて勢いにのまれそうになりました。とてもきらきら……!
    2人の会話がテンポよく漫才のようで大変面白かったです。
    上部さんは確かに電波ですしいろいろと言動が危なっかしいですが、根はとても優しくて純粋であり手放しでこんなに想ってくれる人もなかなかいないと思うので、2人にはこれからゆっくりとお互いを知っていって親密になってくれたらなあと思います。
    最後のシーンで使われていた上部さんの立ち絵の笑顔がとても素敵でした。
    素敵なゲームをありがとうございました!
  • 私の【怪】験談
    私の【怪】験談
    プレイしました。構成がすさまじく、短いながらも非常に起伏にとんだ物語でした。あと女の子が可愛い。大学生たちの会話の流れも自然で一瞬で物語に没入することが出来ました。こんな可愛い(ネタバレ)がいてかつ安宿なら、迷わずに入居するのになあと思わないわけがない、そんな作品でした。
  • 大きな木の謎
    大きな木の謎
    大きな木の謎を遊んでいただいた皆様ありがとうございます。
    感想を読ませていただくたびに、私もあたたかで優しい気持ちになっております。
    ありがとうございます。

    アリエール真白様
    誤字ご報告ありがとうございます。「ら」消しておきます。
    ありがとうございます。
  • サリエンシー
    サリエンシー
    7年前、ある場所で出会った少女と再会する物語。20分ほどで読了できました。
    明言されていないこともいくつかあるのですが、その曖昧さが本作品の魅力を高めていたようにも思います。
    個人的に1番気になったのは、サリエンシーとは何かということです。脳科学の分野で実際に使われている用語のようですね。そちらの意味と合わせて考えると、サリエンシーとは、「周囲と比べて際立って見えてしまっている状態」を指すのでしょうか。主人公は高校では顕著に起こしていなかったことを考えると、周囲の環境の影響はやはりあるのでしょう。ただ、だからといって周りが変われば解決するものではなくて。彼女らは、月ステーションを出たあとも苦しみを抱えており、生きにくさは今も続いているのでしょうね……。それは、悲しいくらいどうしようもないことなんでしょうけど。それでも読者としては、彼女らに生きつづけてほしいと思ってしまいました。さまざまな考察に耐えうる、良作だと思います。
  • 夢もすがら花嵐
    夢もすがら花嵐
    タイトル画面から伝わる良作感。雰囲気のある絵柄、台詞…私の考察通りだと変則的な2つのエンディングなど、予想を違えず素敵なゲームでした!あ、そして獏ちゃんが可愛いです(*'ω'*)
  • 煉獄の丘
    煉獄の丘
    副作用あり服薬運転ダメ絶対。
    どこかふわふわした印象だった煉獄が、それでも現実から地続きとなっているような人々とその感情風景を目の当たりにすることで急激に冷えていくようなシーンがすごく良いなあ、と思いました。半永久の世界であっても人間は人間。
    ニシナちゃんに何となく不思議な子というイメージがあって、それが最後まで拭えないままラストシーンに至ったのですが、はたして彼女がどうしたのか非常に気になる余韻のあるラストでした。色んな解釈の幅がある書き方かなって……。
    (以下ネタバレ含)
    最初に言われた時に、これ、あれでは? と思ったのですが、更に詳しく聞いていくと何となく夜っぽいので時間が違うかな~、と思い直したのですが、でも、これは多分そういうこと……ですよね。
    文字色の違う台詞、初見の際はそこまで気にしなかったのですが本当に数秒もしくは数瞬の差で彼女は何年もあの煉獄にいたのでしょうね。そんな彼女を本当に出会って間もない会話で心から説得できたか、と考えると、うーん。
    どうせなら握るのは両手じゃなくて彼女の手の方が良かったんじゃないかな……。
  • シークレット・ガーデン
    シークレット・ガーデン
    ずっと花が咲き続ける秘密の花園。そこで目が覚めた主人公と、その花園にいる人たちとの物語。全6エンド、約40分で読了しました。なお、主人公の名前は自由に入力できます。
    タイトル画面の演出・全体のデザインがとてもおしゃれな作りをしており、クラシックのBGMも相まって、どこか現実世界とは違う独特の雰囲気の中で読み進めることができました。選択肢は多めで、1日の最初に(合計3日間)主人公は話したい相手を選ぶことができます。1周の時間はそんなに長くないので、快適に全てのエンドを読むことができました。
    物語の部分については、最初の段階で「絶対に何かあるよな」と思いましたが、全エンド回収後は「なるほどなあ⋯⋯」と頷いてしまいました。具体的な答えが出てくるわけではありませんが、冒頭に出てくる言葉や写真の部分から自分なりに想像して、確かに「狂ってる」と言われても仕方ないだろうなと思いました。名前の入力についても伏線だったのは、個人的に驚きでした。