ティラノゲームフェス2019参加作品
3300 のレビュー-
ANIMALPIA優しい見た目に反して、厳しい世界観の物語。 ケモミミばんじゃーい!くらいの気持ちで始めたのですが、なんともやりきれないエンドも多く、切なかったです。
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河童の花嫁ちょっと不思議でとっても素敵な伝奇的ノベル。 ゆるやかな水中の雰囲気がBGMや文章で綺麗に表現されていて、読んでいて心地よく癒されました。 悲劇になりそうなシチュエーションでありながら決してそうではない 「私」と「夫」の関係性が魅力的で、「こんな人生もアリかも」と思わされます。 短い中で伝わってくる「私」のお人柄だからこそなのでしょう。 出会いのシーンがとっても可愛くてきゅんとしました…!
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たまゆらの夜致命的ファッションセンスの神様の作った時の止まった空間に取り残された青年と、致命的ファッションセンスの神様が出会い、そしてお互い変わってゆく物語です。 柔らかで優しい線のイラストと、やはり優しい音楽gs、決して色鮮やかではない世界を静かに彩るようで、とても神秘的でした。
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マンホールぴょんぴょん暗号の作り方にものすごく親近感を覚えました。ギャグとホラーの間をぴょんぴょんしてる感じが好みです。
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先輩、私の背中を押してください自殺する人間は、誰よりも「生きたいと強く願っている」人間だと私は思っています。 生に喜び死を悲しむ。その基準が絶対に正しいとは思いませんが、どこまでいっても自殺は自殺。それ以上でもそれ以下でもありません。 彼女は家族に対する呪い事を口にしていたでしょう。 目に見える形で「自殺」した「死体」を残して周知させることは、とてつもない「復讐」であり「憎悪」に満ちていて、それだけ自分の「家族」に対する悪い意味での「執着」なのです。 彼女の「消失」だけではなく自分たちの「負の面」そのものを周囲にさらして断罪させることが目的だったのではないでしょうか。 主人公は、彼女の、単なる記録媒体のようにも感じられます。 蟻の巣が全滅する寸前に数匹の働き蟻が女王蟻を運び出して逃げるように、主人公の意識に彼女はウイルスのように残ったのです。あなたの頭に私の複製を入力したから、私ごと生き続けてくれとでも言わんばかりに。 これは一人の女の子が猛烈な憎悪を膨らませ目的を達成させる過程を、主人公の視点から描いた作品だと思います。 いろいろと考えさせられました。
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遠い海のアリア綺麗で、とても素敵なお話でした……!
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赤から青へ生まれながらにそうなのか。 成長していく過程で自覚するのか。 ゆっくりか、突然か、いつのまにか変わるのか。 数行のシナリオなのでしょうが、他人から見た「現象」として捉える視点は重要です。 周りの人間からすれば、「突然」の「現象」であり、当事者の「必然」を実感できない人間の「情報」としての認識、それを描けていると思います。
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法律か金かいろいろと現実で起きてる問題についても 考えさせられました。 昨今はネット社会の影響で、いろいろな闇が暴かれてますが 一方でネット私刑も起こっています。 理想の社会を実現するのは難しいですね。
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横行する饅頭、独白する人鳥。
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睦眼さん - hizumi2 -ガチ泣きしてしまいました。 どんどん感情移入して「サチを救いたい!」としか考えられなくて、 夢中になっていろんなところをクリックし続けました。 私には睦眼さんの眼の数が流した涙に見えて仕方がなかったです…。 七つ目の詞を手に入れられて…本当によかった。【セチル】
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真夜中のお散歩猫又さん可愛い。 この相棒がいるおかげで、ユメちゃんはどこか安心してお散歩ができるのだと思います。 子供のころに怖かったものを思い出す素敵な世界観です。
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私と兄優しい兄妹の話です。 好きです、こういう話。 特に好きなところは、自分を弱いと責める「私」を 「兄」が弱くないと言ってくれるところですね。 「私」は誰よりも正しさや真面目さを信じていて 周りと衝突してしまったのかな、と考えます。 「私」の新しい旅立ちが良いものになると信じたいです。
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アナフィラキシー・ホビー
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先輩、私の背中を押してくださいプレイ中もその後も色々と考えさせられました。 二人にとって一体何が正解なのか。…しばらく考えましたが、明確な答えは出てきませんでした。 上手く表現できない自分がもどかしいのですが、この作品は「面白い」「面白くない」という枠で括ってはいけない作品だと感じます。 「僕」は常に冷静ですし、「君」も感情を露わにすることはなく、最後まで淡々と進みます。 主人公に感情移入するのではなく、一歩引いた客観的な視点でプレイして欲しいという作者さんの意図があったのかなと思いました。二人に名前が付いていないのもそういう理由からでしょうか?(違っていたらすみません) ただ終始、「僕」が冷静なままなのが気になりました。 妹さんとの過去もありますので、「ラストシーンで思わず躊躇してしまう」「日記を読んで抑圧してきた感情があふれ出す」という人間らしい一面を出すと、それまでの冷静な「僕」とのギャップになり、もっともっと良い作品になったような気がします(あくまでも個人的な感想ですので気にしないで下さい)。 短いながらも、まとまっていて大変興味深い作品でした。 ありがとうございました。
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横行する饅頭、独白する人鳥。奈良県のとある町が舞台。 関西人的に奈良県の昭和の終わり、平成の初めの雰囲気が色濃い、今より少し昔のあの雰囲気が匂い立つ感じがたまりません。 テキストウィンドウの位置が巧妙で、これが一つの演出として働いているシーンも多いです。 ネタバレになるので詳しくはかけませんが、どこかレトロで湿り気のある雰囲気が好きな方におすすめです。
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ただのノートをもらった話10月5日の時点での感想です。 全てのエンディングを見ました。 ノートの真相が気になりますね。 英雄の名前に何度か言及しているので 伏線かな、とも思いました。 警察はどうなってしまうのでしょうか。
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かなりあは唄わず綺麗な絵本という印象を受けました。 細部までこだわっていて、ずっと留まっていたくなるような世界でした。 素敵な作品をありがとうございます。
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惑星ホテルキーアニメションを使用して、ふわふわ、ゆらゆら、きらきらを表現していたり、BGMと環境音を同時に再生していたり、画作りと音作りへのこだわりが頭ひとつ抜けているゲームです。 ホテルでの過ごし方や結末の選び方など、プレイヤーの意志を反映させるゲーム性の自由度も素敵です。
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たまゆらの夜OPとBGMがめちゃめちゃ綺麗なゲームです。 昼よりも夜が好き!という方は是非プレイしてください。ダサT愛好家の方も是非プレイしてください(笑)
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取調室良質な短編推理ゲーム。札束を燃やすというのは「ウミガメのスープ」に似たようなのあったなーと思いながらプレイしましたが、それとは違う理由になっていて○。