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35228 のレビュー
  • 贋作のゆりかご。
    贋作のゆりかご。
    殺人犯の話をきく。それだけの物語なのだけれど、演出・音楽、そしてなぜ殺人に及んだのかという結論。プレイ後、「すごいなぁ…」と思わずつぶやいてしまいました。 @ネタバレ開始 タイトルの「贋作」の通り、物語を語る少女は「両親に望まれる子供像に達することができなかった」という傷をもち、さらに心の中に一人の人格を作ってしまう。そんな「なりたいけれどなれない」をこじらせて殺人に及んだ少女は、とても愛しかったです! @ネタバレ終了
  • 人間らしく
    人間らしく
    「ゾンビになるまでの物語」。 余〇ヶ月のような作品は多くあると思いますが、それと近しくて全然ちがう「生」のとらえ方。 人間らしく生きる、何かを残したい。 短編だけれど、心にグサッと何かが刺さる素敵な作品でした。
  • テニスのポンチ様
    テニスのポンチ様
    高校生の男女が会話やメッセージアプリで やりとりする一幕を描いたゲームです。 やりとりはくすっと笑えるものが多く、 特に「手に神経ないのか?」は笑いました。 また、青春らしい甘酸っぱい会話から 学校における人間関係の難しさを 考えさせられるような会話もありました。 良い作品ですが、一つだけ指摘させていただくと、 某ウィルスが流行っているのに(地の文でも 「流行っているのでマスクをしている」と いうようなことが書いてある) 誰も立ち絵ではマスクをしていないのに、 違和感がありました。 短い作品ですが、メッセージアプリ風のやりとりや 高校生らしい会話が魅力的でした。 白い帽子が出てきたのは、ゲームタイトルの パロディ元の影響かな? と思いました。
  • 呉暮(くれぐれ)
    呉暮(くれぐれ)
    テンポよくプレイできました。 ただ……セーブし忘れました
  • トム尾の冒険
    トム尾の冒険
    トム尾が変身するシーンは面白かった。 制作頑張ってください。
  • 片恋スターマイン
    片恋スターマイン
    大学3年生の主人公(桃耶ちゃん)が夏休みに大切に思っている男性と過ごす、という筋書きのストーリーです。 大学生らしい要素がたくさんあって、自分の学生時代を懐かしく思いました。 とにかく桃耶ちゃんがとても可愛いです。彼女は確かに臆病者かもしれませんが、その反面芯がしっかりしていて頑張り屋さんなので大変好感が持てます。 それぞれタイプの違う男性とひと夏を過ごすことが出来て、とても充実した気持ちになりました。 ■紫季先輩ルート 紫季先輩の紳士で余裕のある振る舞いにこちらもどきどきしましたが、それは彼の置かれた環境や境遇の上で培われたものであり、そうせざるを得なかった彼の心情を考えるととても大変で苦しかっただろうなと思いました。 両親の意向を素直にのむ、これもひとつの家族の愛し方なのだなと感じました。 そんな中で桃耶ちゃんに垣間見せる「素」の表情が、特別感があって愛おしかったです。 ラストの展開は「ここであの人たちが……!」と驚きました。桃耶ちゃんって意外にしたたかですね……! どんな出会いも、必ず未来につながっているという希望があるように思えました。 ■翔くんルート 翔くんのぶっきらぼうだけど優しい振る舞いに「可愛いなあ……」とにこにこしていました。 翔くんの想いをなかなか真剣に考えられなかった桃耶ちゃんについて、翔くんの揺るがない気持ちを考えると早く考えてあげた方がいいとは思いましたが、「居心地のいい関係が壊れてしまうのってつらいしきついものだよなあ」と彼女の気持ちもわかるので切なかったです。 やっと桃耶ちゃんが自分の気持ちに気づき始めたところでのあの展開は本当につらかったです……。 この2人ならきっと大丈夫、と祈るような気持ちでゲームを進めていましたが、最後の2人が想いを伝えあうシーンで2人の今までの道のりが感じられて感極まり、気づけば涙がこぼれていました。今までもこれからも、2人で幸せな道を歩んでいってほしいです。 どんな自分も認めて愛していてくれる存在とは何て素敵なのだろうと感じました。 そういうわけで個人的には断然翔くん推しですが、桃耶ちゃんと幸せになってほしいと思うと同時に切ない片想いも似合うんだよなあ……と二律背反の気持ちがせめぎ合っております。 まるで花火のようにきらきらと儚くて甘酸っぱい素敵な恋物語でした。 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 嘘つきジョアンナと春の雪
    嘘つきジョアンナと春の雪
    冒頭の切なげなBGMから、作者さんの惹きこまれる文章に魅了されました。 泣きゲー作らせたら天下一品ですね。めちゃ泣きました。 話の起承転結がしっかりと綺麗にまとめられてとても切なくも前向きなれる素晴らしい作品でした。 @ネタバレ開始 展開的に予想はついたのですが、優しい嘘で弟を見守っていたお兄ちゃんがスイト君に大好きだよと抱きしめて魔法が解けてしまうシーンは号泣してしまいました。 真相を知った後の展開はスイト君の心情に共感して切なくてしょうがなかったです。でもまきお君がそんなスイト君を引っ張り、雪がやんだら遊びに行こうねとお兄ちゃんと約束していた公園に行くシーン、ストーリーがとても切なくも優しさに溢れていて涙が止まらなかったです。  これからのスイト君まきお君が楽しく、幸せに過ごせることを願っています。 素晴らしい作品有り難うございました。
  • 蒼白のマジックシールエメラルド
    蒼白のマジックシールエメラルド
    バージョンアップされていたので再プレイ致しました! ビジュアル面が更に強化されていて、良いですね。 リーフィが活躍するシーンでのイラストは、彼女の魅了を更に高めていたと思います。 OPムービーも素晴らしい出来映えだと思います。1度読んで内容は知っているはずなのに、ワクワクしてしまいました(笑)
  • 箱の外の夢 mu ni ki su
    箱の外の夢 mu ni ki su
    制限時間1分!という設定なので緊張感をもって冒頭から遊べました。 可愛らしいキャラクターのコミカルな掛け合いが楽しめました。 でも何周も回って選択肢を総当たりしたはずのに、お目当てのエンドに到達できない! 相変わらず己のヘボさを痛感してしまいました。 自力で頑張る派でもないので、是非攻略情報をお出し頂けると嬉しいです!
  • エクストリーム・スパイ!ソラとピヨちゃん
    エクストリーム・スパイ!ソラとピヨちゃん
    分かりやすいシステムとテンポの良いやりとりが楽しめる作品でした! キャラ絵、タイトル絵、エンディングが凄くスタイリッシュでオサレでした! サクッと遊べますのでこれはおススメ! 実は以前コミケで「宮本県」ともどもシリーズ作を購入させて頂いのですが、 すっかり積みゲーになっていたのでフェスの合間に遊ばせて頂きます! (なおその時は通りすがりの熱心なファンの方にアツくお勧めされました) 面白い作品をありがとうございます。
  • 空の果てからこんにちは
    空の果てからこんにちは
    重力に逆らい続ける物語です。 最初は日本のリンゴ産地が舞台かと思いましたが、読み進めるとファンタジー小説のように壮大な設定が少しずつ見えてきました。 笑いが多めのラブコメが好きな方に、特にオススメできる作品です。
  • 地下監獄ESCAPE
    地下監獄ESCAPE
    クリアした後、記憶を消してもう一度プレイしたくなる作品です。 作品の至る所にヒントや伏線が散りばめられていて、ゲームオーバーになっても繰り返しプレイすることでクリアできる適度な難易度設定です。 約30分ほどで、映画のようなクールな脱獄を体験できます。
  • かみかくしの夜
    かみかくしの夜
    本格的なゲームをプレイさせていただきました。 ありがとうございます。 数十年前のハマりにハマったゲームとリンクしながらプレイしました。 懐かしかったのと、斬新さも感じました。 何だか、また十数年前のゲームもプレイしたくなりました。 なんせ、3作目までやりこんでました(笑) 作品の感想ですが。 私の大好きな、おまけがあること! そして、キャラクターの一人一人に個性があること! そして、深刻な場面にも笑いがあること! ヒントが豊富なこと! どうしても、全てのエンディングが見たくなること! 本当に諸々楽しかったです♪ ありがとうございました。 そして、あとがきを読んで、自分も共感する部分が多く頷きながら読んでいました。 ほんとに、こちらを運営してる方々に感謝ですよね。 もっと語りたいけれど・・・。 ネタバレになるといけないのでこの辺で失礼します(笑)
  • ぼくのえにっき
    ぼくのえにっき
    絵日記の雰囲気がとても子どものそれらしくあり、その効果もあって書かれている内容の奇妙さ、歪さ、破綻していく下りなどが生々しく感じられました。
  • たとえ明日が晴れなくても。
    たとえ明日が晴れなくても。
    普通の高校生であるはずの一輝が、「あなたは凶悪犯罪を犯す」と告げられるところから始まる物語。僕は1時間ほどで読了できました。 @ネタバレ開始 本作品のクライマックスには、完全にやられてしまいました……。特に、明日晴が感情を爆発させた時は、こちらもウルッときました。 本作品は冒頭から不吉な雰囲気があり、一輝と共に不安になってしまうシーンが繰り返されます。そんな中、明日晴の優しさと温かさはひときわ輝いていて、プレイヤーとしての自分も彼女に支えられ、救われていたと感じます。だからこそ、彼女との別れは自分もつらかったし、一輝には大いに感情移入してしまいました。 前に進む決意をした一輝は立派だと思います。エンディングは切なくも晴れやかな気分になれました。 ラストの展開が素晴らしい本作ですが、そこにいたるまでの構成も見事だと思いました。衝撃的な冒頭。その後の明日晴との楽しいデート。そして、再び現れたティアナとのやり取り……。まるでジェットコースターに乗っているかのように揺さぶられ続け、1時間があっという間でした。「感動系」のエッセンスを凝縮したようなシナリオで、プレイ時間に比して満足感が大きかったです。 音楽で言いますと、クライマックスで流れる歌『想い出のオルゴール』が大変良かったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
  • Little Summer Package
    Little Summer Package
    非常に良くまとまっている3篇の掌編集でした。 登場人物はいずれも2人なのですが、日常を切り取った会話と丁寧な描写によって、 関係性がくっきりと浮かび上がっていたように感じました。 3篇とも空の背景がとても印象的でした。 もう季節はすっかり秋めいてしまいましたが、爽やかな夏が感じられる作品です。 素敵な作品をありがとうございます。
  • 振り返ってはいけない道
    振り返ってはいけない道
    イヤホン推奨、囁く声や呼吸などの音が凄く良い! 選択肢も嫌~な感じで、とても面白かったです。素晴らしい作品をありがとうございました♪
  • 嘘つきジョアンナと春の雪
    嘘つきジョアンナと春の雪
    涙を流しながらプレイさせて頂きました。 内気なスイトくんと元気なまきおくんが友達になること、 お兄ちゃんのためにスイトくんがついた嘘、 それらがどのような物語を形作るか想像できず、 ひたすら読み進めていましたが、終盤で1つに合わさり ところどころにあった要素が綺麗に伏線回収されて 切ないながら後味が爽やかな物語となったとき、 全てが大きな感動となって胸を打たれました。 読後にタイトルの秀逸さにも気付くことになります。 @ネタバレ開始 嘘をついていたのはベアマンではなくジョアンナである お兄ちゃんだったこと、優しい嘘で守られていたのは スイトくんであったという優しく悲しい真実に涙して、 まきおくんが見せてくれたシロツメクサの花畑を見て お兄ちゃんが残してくれたもの、いなくなっていないことを知る スイトくんに感情移入して、また泣いてしまいました。 「花の箱庭」のスチルがとても美しく感動的でした…。 春の雪を残してくれたお兄ちゃん。 春の雪を見せるために連れ出してくれたまきおくん。 スイトくんの学校生活は始めは寂しいものでしたが、 優しいお兄ちゃんと大好きな友達に支えられ、 ブランコを漕ぐように勇気を出したスイトくんの行動で 青空に足を伸ばせたという描写にとても感動しました。 また、猫と仲良くなりたいと思っていた前田くんが スイトくんが紹介したと思われる本を参考にしている描写も これからのスイトくんがまきおくん以外とも仲良くできることを 暗示していて、伏線の散りばめ方がお上手だと思いました。 @ネタバレ終了 大変素晴らしい作品をありがとうございました。
  • 吹き溜まりの彼女
    吹き溜まりの彼女
    とても胸に刺さるお話でした。 物語にどんどん入り込めて、スラスラ読めました。 プレイ時間は20分〜30分でした。 ずっと好きだった想い人が急にいなくなって、でもやっと再会できたのに彼女は売春してたなんて悲しすぎます…。 主人公が感情をコントロールできず、彼女に酷い事をするシーンでは、大好きな彼女なのに、他の男たちと同じように彼女を酷く扱ってしまった主人公に心を痛めました。 好きだから傷つけたくない、でも好きだから許せない、主人公はそんな気持ちなのかなと思いました。 だから2人が同棲する事になった時、今後2人が静かに幸せに暮らしてほしかったです。 最後の展開は、あまりにも悲しかったです。ホントに救われないなあと思いました。 でも、すごくステキな作品だと感じました。 プレイして良かったです。ありがとうございました!
  • 堕獄の花園、嘱目の人鳥。~Sanatorium・Garden~
    堕獄の花園、嘱目の人鳥。~Sanatorium・Garden~
    前作に引き続きプレイさせていただきました! 本当に大好きです。 @ネタバレ開始 独特の世界観と可愛らしいキャラグラフィックは前作もそうですが、今作はより近未来感が楽しめました。あと曼殊沙華ちゃん(無性別)が可愛い。髪のもふもふ感とか、ミイちゃんを抱えてる姿とか。アイさん筆頭のペンギンさん達、狐のリコさんも大変可愛らしかったです。  新キャラの研究員さん達も好きです。最初は前作の町の住人のことがあって、どうせこいつらもヤバい奴なんだ……信頼してはいけない……と警戒心MAXで読み進めていましたが、皆結構良心的な人で、えっ!? 優しい!?と驚きました。いや、世間的に見れば大概アウトなこともしているんですけど前作の人達と比べたら滅茶苦茶優しい。あの上野さんですら優しい。(記憶戻った曼殊沙華ちゃんに思いっきり警戒されてて笑いました)(本当にこの人、何処にでもいるな……)  前作もそうですが純愛がテーマのこの作品。今作は研究員さん達の愛を見て、曼殊沙華とアルビフロラが自分達の愛に向き合うストーリーだと思いました。歪んでいるかもしれないけれど、それを愛ではないと否定することはできない。あれも愛、これも愛。パサさんとかおりさん、仲直りできて良かったな……とか、べるさんと小春さんのコンビ好きだな……とか色々感じました。ちょっとズレたところもあるけど何だかんだ上手くいってるっぽいし? 平和だなあ……(犯罪行為と人形の山に目を背けつつ)  そして曼殊沙華ちゃんですよ。前作から凄く情緒が成長してて感動しました。特に侵入者を殴りつけたシーン。よくやりましたよ!! アルくんとも話し合ってようやく前作では聞けなかった答えも聞くことができて……ほんと……良かったなぁ……  アルくんは相変わらず狂気的で怖いところもあるけど、曼殊沙華ちゃんにとっては凄く頼りになる大切な人なんだなと。  燃えていく教会をバックに愛を誓うシーンも一緒にドールになるシーンもみんなでお出かけするシーンも愛に溢れていて最高でした。プレイ後に曼殊沙華の日記の最後のページで良かったねとほんわかした気持ちになりました。  彼岸花の花言葉は悲しいものが多いですが、深い愛情を感じさせるものも沢山あるので正に二人にぴったりな花だと思います。末永くお幸せに! @ネタバレ終了  滅茶苦茶良い純愛ゲームをありがとうございました。またこの素敵な世界を垣間みることができたら嬉しいです。