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35670 のレビュー-
人間らしく切ない…きっと何もしないで待っているよりずっとよかったはず。先が絶望だとどうしても悲観的になるから
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ごめん、待った?(背後から爆発音)クリアしてタイトルの意味が理解出来ました。 いろんな意味でネットの友人がかっこいい。ちょっと待てと思うのに、「あいさつ」でなんとなく状況が把握できてしまうのが、面白い。 あんな展開になったら最後には主人公もあんな感じになりますよねw
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フードにジャムにされるゲームぱっちりおめめのフードちゃんが可愛かったです! 褒めれば褒めただけ丁寧にジャムにされるのがたまらないですね。 HAPPY ENDのイラストにいた他の子たちの話も読んでみたくなりました。
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兄よ!1分でハッピーにしてくれ!どうあがいてもバッドエンドな展開からどうハッピーになるのかと思っていたのですが、そう来るかという感じでした。シナリオは2本ありますが、どちらも1分で完結するので周回も出来て楽しかったです。 あと、空気を読まない陰陽師、好きですw
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そして僕らは世界を壊す主人公の梓くんが、従兄弟の隆之介くんを救うために奔走する物語です。読み終わった後、(良い意味で)ずっしりと心に重たくのしかかるストーリーでした。詳細はネタバレ欄に記載させて頂きますが、ノベルゲームの構造を利用しつつ、美麗なイラストと巧みな心理描写で、読む人を物語の世界に没入させる内容になっています。小話を含め、3時間程度で完走しました。 @ネタバレ開始 個人的に惹き込まれたのは、話の構成的な部分です。後半パートから物語がガラリと変わります。前半の意味深な演出、各所に散りばめられた伏線が一気に回収されるので、特に後半パートからは夢中になって読んでしまいました。「過去を変えることはできない」という常套句にも等しい言葉がありますが、それが物語全体を通して一貫して表現されているので、読了後はより一層やるせない気持ちが残りました。 梓くんの隆之介くんに対する愛情表現的な部分も、いろいろ考えさせられるものがありました。あまりにも純粋で危なっかしい部分もありますが、それも一つの愛の形かもしれないと個人的に感じました。下手したら拒絶反応を起こしかねない部分ではありますが、丁寧なキャラクター造形と巧みな文章表現のおかげで自分はガッツリと感情移入しながら読んでしまいました。 キャラクターは邑井さんが一番好きです。後半パートを夢中になって読み続けられたのは、彼女の存在が大きかったからだと思います。梓くんに対する気持ちを想像しただけで、いろいろ心が締め付けられてしまいました⋯⋯。 @ネタバレ終了 長くなりましたが、1人1人のキャラクターが濃密に描写された物語でした。素敵な作品をありがとうございました!
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でぃふぇ~と地味~に攻撃して残り35秒残してクリア。大技繰り出したかったのですが、覚えきれなかった・・・。天使と悪魔の対決だったので因縁めいたものかと思ったら、思い切り所帯じみてて吹きました。 きっと天使と悪魔の宿命は8000年過ぎても変わらないんでしょうねw 格ゲーを彷彿とさせるコマンドバトル、面白かったです♪
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ヤドカリ学園ラブコメ&オカルト・ミステリー!40分ほどで読了しました。 大食いな美女・羽鳥さんと、かわいい幼馴染み・えみちゃんに挟まれながら、オカルト事件に巻き込まれていくお話です。 序盤の王道ラブコメの空気から、徐々に不穏な空気が漂うストーリー展開がよかったです! 情報の出し方が丁寧で、伏線・ミスリードまでしっかりと張られていて、短編ミステリーとして綺麗にまとめられていて素敵でした。 羽鳥さんの果てしない食欲と、食に対する愛が面白かったです(笑) @ネタバレ開始 誰がヤドカリでもおかしくない展開が絶妙で、とてもハラハラしました! かわいい幼馴染みに悪い子はいないと思いつつ、保健室のシーンで不穏な匂いを感じたり… 終盤までは「羽鳥さんもえみちゃんもヤドカリなのでは…!?」と思ってましたが…まさかの! 真相がわかってスッキリしました。羽鳥さんが主人公の傍にいたり、「親友」と呼んでいたのも理由があって良かったです! @ネタバレ終了 楽しい作品をありがとうございました!
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軍議でござる全員アニメーションしてる!技術が凄い…! 台詞が吹き出し! 主人公の動きが曲者っぽくて好きです。 キャラデザや危機が迫っているけど煮詰まっている雰囲気のBGMがいい味出してます! @ネタバレ開始 切羽詰まった雰囲気に、最初は変な事言ったら斬られるんじゃないかと怯えましたが意外と対応が優しい…! 激怒して酷い言葉を言われたり追い出されもせず軽く流す位で、やっぱり城のトップ達?が集まっているからか心が広い人格者だなぁ…と関心しました。 これは深読みですが登場人物は既に死んでいる…のでしょうか? お坊さん以外の全員の肌色でなんとなくそう思いました。 もう死んでるけど気づかずにずーっと会議している亡霊達…だったりして…?? お坊さんは姫と会話している様でいて念仏唱えてるんですよね。 この人だけは生者でずっと前に焼け落ちた城跡地でお経を唱えていた…とか…? 説明してないけど理由がある作品なのかと、謎の考察で4、5周しました(笑 ロックな和風ファンタジー世界観を表現する為の色のキャラデザで全然違っていたら申し訳ないです。 @ネタバレ終了
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だいすきこの手の作品を求める動機というのは、多分「ヒロインの重い愛情」か「ホラー表現」だと思う。 後者については、完璧に満たしている。超怖い。 前者については、少し語るのが難しい。 導入部分の作り方がめちゃくちゃ上手い。プレイヤーに与えられる情報はごくわずかで、表面の穏やかなムードがいつぶっ壊れるのかという恐怖に晒される。 お察しのようにヒロインは「狂人」なんだけど、彼女が狂気に陥った理由が腑に落ちるように語られていて、ただただ怖い作品、というわけではない。 「怖い人」だったヒロインも、「かわいそうな子だなあ」と思うようになる。主人公の立場からしたらたまったもんじゃないだろうけど。
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サイコロサイコ(完全版)精神にダメージを負うゲーム。 7名ものヒロインが登場するにも関わらず、すべてのヒロインが存在感を放っていて、「穴埋め」のような印象を受ける人物は一人もいない。 「サイコパス」がテーマなものの、正直なところここには少々の疑問符があって、彼女たちの狂気というのは「サイコパスだから」で片付けられるようではないように思う。 各シナリオとも非常に短いが、そこに彼女たちの波乱は凝縮されている。 ここまでの短いシナリオで、衝撃のラストを体験させてくれる作品はそうあったものではない。 10代の頃にやってたらトラウマになってたかもしれない。20代でプレイして、今後心に残るだろうということを予感している。 美麗なキャラデザイン、作中での活躍から、ヒロインたちは「男性の願望の投影」を持っていながら、反面、男の理想像からかけ離れた部分も描かれている。 それだけに、プレイするにあたって苦痛を覚えるプレイヤーの方々もいらっしゃると思うが、それと引き換えにCHARONは痛切な世界観を構築している。
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タイトル無しこのあとどうなるんだろうとドキドキしながらプレイしました!最後まで怖すぎる状況に置かれるため、どんどん気持ちが追い詰められていきます。エンディングは悲しい最後に納得しつつ、なぜか少しすっきりした開放感がありました。 @ネタバレ開始 あの制御不能な感じすごく大好きです!
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嘘つきジョアンナと春の雪心がじんわりと温かくなる作品です。 文章が綺麗で読みやすく、描写がすんなりと頭に入ってきました。 ひとつひとつのエピソードが丁寧に描かれ、そのすべてが物語に大きな意味を与えていて、タイトル画面に戻ってきたときのブランコのイラストで心がギュッとなりました。 兄を、そして自分を保つために嘘をつき続ける主人公とそれを見守る兄、そして素直な新しい友達。主人公は自分で嘘つきだと言っていますが、本当は心優しく思慮深いからこそ、口にする前に沢山考えてしまうんだろうなあと思いました。 途中までタイトルのジョアンナに引っかかっていましたが、最後まで読んで納得しました。(最初にジョアンナ誰?とか思ってすみません) キャラクターが一般的な立ち絵とは違ってカットインのように入っているのがとてもオシャレで、迎えに来てくれた時のカットがとても効果的で素晴らしかったです。 素敵な作品をありがとうございました!【氷魚】
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モブだけど、主人公くんを好きになってもいいですか?フリーであるのが勿体ないくらいの素晴らしい作品でした。 王道の青春物でしたが、凄くきれいにまとめられててとてもよかったです。 絵、音楽、シナリオどれをとっても、最高でした。 欲を言えば、栞ルートがもう少し欲しかったのと、高梨さんルートが欲しかったところですが、まあこれのメインは未空の話だし、しょうがないですね とにかく素晴らしい作品を有難うございました。
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空の果てからこんにちは全ルートクリアできました。 とても面白かったです! 空から降ってきた女の子、「メイラ」と幼なじみの「リコ」、ふたりの間で揺れ動く「ヒロサキ」の男心……。 @ネタバレ開始 コミカルなラブコメ展開が楽しいお話ですが、時折挟まれる不穏な空気に、実はなにか壮大な謎が隠されているのではないかとの予感を抱かせてくれました。 ENDごとに世界の謎が少しずつ明らかになっていき、一見FT風の世界が実はハードSFだったという展開にしびれました。こういうお話、大好物です。世界設定を詳しく知りたいなと思いました。 最後のルートではこれまでの謎がすべて明らかになり、無事再会も果たせて大団円! ヒロサキくんの今後が気になっています。 リコちゃんとメイラちゃん、そして娘ちゃんと一緒に暮らすのかしら……そうだといいなあ。 オープニングのメイラちゃんのモノローグが抒情的で強く印象に残りました。 随所にぶっこまれるメタ発言も面白かったです。 @ネタバレ終了 素敵な物語をありがとうございました!
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消灯コーヒーん〜、おかわりもう一杯!! 掌編ですが、とても丁寧に作り込んであって、ウエッジウッドのコーヒーカップで上質な一杯のブルマンを味わうような、そんな作品でした。 喫茶店に立ち寄ったような楽しいひと時、ありがとうございました!
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Gift×Giftヤンデレも奥が深い!と唸ってしまう作品でした。 男性側がヤンデレというのは自分にとっては割と珍しいこともあり、とても楽しめました。 全キャラ全ルート、HAPPYだろうがBADだろうが攻略キャラはみな自分の欲望に忠実です。 「目的のためなら手段とか知らんし」とばかりのスタンスが清々しいです。 @ネタバレ開始 それにしても勇者の扱いがあまりに不憫すぎる。。泣く。。。 @ネタバレ終了 ルート分岐も同梱のread meを見ればばっちりですし、 おまけもメチャクチャ充実していて良かったです! 特に全END解説は時間が経ってから思い出すのに最高っぽいです。 担当キャラもうってつけだと思いました。 素敵な作品をありがとうございます。
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安らかなこの場所で眠る作者様の前作と同様に幻想的な雰囲気が漂う作品でした。 3つの選択肢を選ぶことで物語の全貌が見えます。 色々な見え方があるとは思いますが、 個人的には悲劇的な側面はあれど深い愛の物語だと思いました。 ユオの心情はだいぶ辛いものがあるので報われると良いなあ、と。 自作の背景イラストが柔らかい味わいだったので、 要所にクリッカブルシーンがあったのも楽しめました。 素敵な作品をありがとうございます。
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因果律 The First Contact VoiceVerハラハラドキドキ、面白かったです! 脱出ゲームの部分は私の感覚では易しめ。序章として味わうのにちょうどいい感じですね~。現時点では短くてかなりお手軽プレイです。 Live2Dなど凝った作りで、探索マップも見やすくていい感じ。とくに脱出ゲームの場面が背景イラストの良さと色の変化で理解しやすいので、ストレスなく探索に集中できるのが素晴らしい! BGMも緊張感を持たせてくれて良いですね~。バーのBGMがやたらムーディで、美女の登場に邪な期待をしてしまったのは私だけでしょうか? 余談ですが下のコメントにある100DL記念のイラスト……やっほーう! 200はどうなっちゃうの? なんて期待したのも私だけでしょうか(笑) 続きが楽しみです! 素晴らしい作品をありがとうございました(*´ω`*)
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贋作のゆりかご。贋作とはなにかを問いかけられる作品。 犯人探しというか、どんな事件が起こったのかを知る作品かな?と思いながらプレイし始めましたが、そんな事はなくむしろ重たい考えさせられるものでした。 作品中の文章ひとつひとつが突き刺さり、自分とは/贋作とは/真作とはを見つめ直す事が出来ました。 燈さんは作中で色々と話してくれていますが、自分の思想を持っている時点で「個」であり「真作(理想)になろうと頑張る真作(現実)」であって、人間誰もに共通する思想なのではないか……と感じました。 なんて事を言うと〇されちゃいそうですね。 帰り道、気を付けます。
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タイトル無し不思議な世界観の作品でした。ホラーでもなく、嫌な気持ちになることもない不思議な世界。箱をいっぱいにしてからは怒涛のように言葉があふれ出しますが、そこから先が「タイトル無し」の意味につながるような素敵な作品でした。