ホラー・オカルト
8309 のレビュー-
1分で読める!ショートショートホラー集人怖系のお話がさくっと読める作品です。 @ネタバレ開始 「いじめっ子には復讐を」に登場した療法は面白いアイデアだなと思いました。現実世界だと"無敵の人"にならない限りはそう簡単にはできないことなので……。 「辛い現実」は情報量を遮断するという意味では眼鏡をぱっきんするのは有りだと思います。物は大事に扱えという声もありそうですが。そして、"次はお前がこうなる(へし折られる)番だ"的な展開も少し期待してしまいました。 辛いことを受けた側の人間はもれなく全員幸せになってほしいですね。 @ネタバレ終了 ありがとうございました。
-
白と黒と、あの彼女は -The Colour Out of Space-一本道のコズミックホラー。12分ほどで全て読めました。 画像演出、文章、音の使い方……上手い。雰囲気抜群です! そしてホラーのお約束「暗い場所でイヤホン」を特におすすめしたい。そして全画面(Screenボタン)も。私はこれでやりたくてもう一周したのですが、めちゃ良かったです! 音は大きめなので注意が必要かもですが、私はこの作品はくらいでちょうど良いと思いました。 ちなみに私は「AIイラスト?」って思ってしまったのですが、概要欄にAI未使用と明記されてました。 @ネタバレ開始 凄かったー! 上記の通り、上手い凄い! 一人だけ色を持つ彼女。運命や愛の力なんてあったけえものじゃないとは思ったのですが、正体の出し方が上手すぎる! 流れる色彩背景に間、音、全く想像しなかった姿形! そしてエンドロールで終わったと思わせてからの真相エピソード。最高か!! @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました!
-
妄想狂ザナトリウム『妄想』がテーマに絡んできそうなストーリーのあらすじと、ビジュアルに惹かれてプレイいたしました。 設定されているキャプチャには、いかにも妄想を掻き立ててくれそうな女の子たちのえってぃ姿が並んでいるかと思ったら、右端の1枚には不気味にこちらを睨みつけている化け物が…… 妄想というテーマの元、ネガとポジが混在しているかのようなカオスな世界観を連想し、ワクワクしながら始めさせていただきました。 @ネタバレ開始 妄想・幻覚症状を引き起こす病気ということで、序盤はゲルニなどの脳内キャラがナチュラルに登場してきている雰囲気に笑いながらプレイしておりました。 次第に挿入されていくダークな演出や、幻覚なのか現実なのか何とも言えない微妙な演出などが入り、今のは現実……? 妄想……? といった具合に、ワクワクするような混乱をさせていただきました。 モネの反応を見るに、リザはきっとこの世には……というのは何となく気づけたのですが、そもそもの精神病院の環境、そしてルイがここにやって来た経緯そのものまで虚構だったという辺りからかなり引き込まれていき、彼の行く末をじっくりと見守っておりました。 病院で出会ったリザと過ごした日々も、彼女の存在そのものも、ただの妄想だったかもしれない。けれど、そこから勇気をもらったという事実は現実であり、モネが見せていた病院での偽りの日々は、現実を生き抜くために必要な妄想だったのかな……と。 そんなことを考えつつ、胸を昂らせながらクライマックスまで駆け抜けました。 全エンドを見させていただきましたが、最序盤のワンシーンにて、血塗れで倒れている少女が「お兄ちゃん」と呟いていたことをすっかり忘れており、最後の最後に最初の伏線を持って来るという構成には舌を巻きました。 いったいどこからが現実で、どこからが妄想なのか……そもそも自分は、この世界は本当に存在しているのか……考え出したらキリがない命題です。 今ゲームをプレイしている自分も、ホルマリン漬けされた脳みそが電極に繋がれていて実体などないのではないか……嫌な妄想を展開しつつ、タイトル画面へ戻ったらまさかのイラスト……!! 一番最後に度肝を抜かれた次第です。 個人的に一番好きなのは、TRUTHエンドでした。 真実……ということですが、妄想でも現実でも、自分が本物だと信じることが大事なのかな、と。 少なくとも、妄想に逃げ込んでいたルイが自分の意志で現状と向き合い、成長を遂げることができたのはリザとモネがいたからだと思いますので、2人が妄想の存在であろうと、そうでなかろうと、ルイがみんなのために戦ったこの物語は本物なんだろう……と。 @ネタバレ終了 CGの枚数がかなり豊富で、最後まで止まらず一気にプレイさせていただきました。 困っている時やばつが悪そうな時に、目を逸らしながら自分の髪を触っているモネの立ち絵が好きです。 ありがとうございました。
-
メルティ・エレベーター個人的に、作者様といえば診断メーカー風ゲームのイメージが強かったので(昨年度も楽しませていただきました!!)、新鮮だなと思いプレイさせていただきました。甘くとろけるメルヘンホラーというキャッチコピーも素敵です。 @ネタバレ開始 初めにセーブを促してくれるのが優しくて助かります。でも、初手で「これはなんだろ?」と思って押したボタンが開くドアだったみたいで即帰宅しちゃいました。その後はEND1〜5まで順に見ていきましたが……ゆめかわまったり残酷〜〜〜!!それでもビジネス的にはやはりWin-Winだと言えるのかな〜と。 ビジュはもちろんのこと、飄々として掴みどころのないレベッタさんが超好みです。進んで誑かされに行きたくなっちゃいます。 @ネタバレ終了 ありがとうございました!!
-
月下怪談底の見えない暗闇に落ちて堕ちていきました とても面白かったです! @ネタバレ開始 ノーマルエンド→トゥルーエンドの順に拝見させていただきました 語られていく怪談だけではなく スキップ、オート、メニュー、コンフィグのメッセージなど どれもに世界観に入りこむというよりは捕らえられて逃げられない じわりとせまってくる怖さにあふれていました おまけも拝見してなんだかかわいらしく思える反面、あとがきの 友好的という表現に「友好的?友好的…?友好的かな…」と思うのは 私が人間だからなのでしょう 人ならざるものであるということを圧倒的なまでに見せつけられる 「彼」がとても魅力的です! 月をバックにした最後のセリフがそれまでの積み重ねで恐ろしいけれど ハッピーエンドではないのにとても美しいと思いました @ネタバレ終了 ヤンデレ、感情重めの恋愛好きには最高の作品でした とても恐ろしくも美しい素敵な作品をありがとうございます!
-
今日の晩ごはんは■■です吸い込まれるような瞳が特徴的なモノクロのタイトル画面!!ノベコレ等で何度かお見かけしていたので、この度プレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 お母さんの笑顔が道化師みたいで終始怖いよ〜とびくびくしながら読み進めました。この手のホラゲーは"お肉"関係で何かあるだろうなと分かりつつもしっかり楽しめました。でもまだハンバーグENDは幸せな方なのかも……??(情緒のバグ) スパゲッティと言うことができないオムライスENDは成長とともにいつか必ず"終わり"が来るだろうなと予想してしまいました。 シチューENDはお母さんが夜職で稼いでいるから懐が暖かくなったのかと思っていたら……サラちゃんが可哀想なことに……!! 創作ならではの虐待のフルコース、とても面白かったです。 @ネタバレ終了 ごちそうさまでした。
-
今日の晩ごはんは■■ですゲーム実況を見て、自分でもプレイしたくなって全クリしました!! 絵がストーリーにとてもマッチしていて、美しくそして鬱くしかったです。
-
可哀くて倔くて最凶の彼女異世界にいる気分を味わえました。 @ネタバレ開始 なんかがおかしいなー、おかしいなーと思っていましたが、最後の方でなるほど、と。納得でした。一緒に生きる道を選択しましたが…果たしてそれが正解だったのか。ちなみに私はアニメや漫画は終わりを見たくなくて途中でやめるタイプなのですが、嘘をついてラスボス戦に挑みました笑 @ネタバレ終了 楽しい時間をありがとうございました!
-
「君も助けてくれないんだね。」読み続けるのがしんどくなる…というのをどこかでお見かけしていたので、気合い入れながら読了しました。 @ネタバレ開始 アサヒくんが癒やしでしたよ…私には。 お隣りさん(イブキちゃん)めっちゃコロコロ表情や立ち絵が動くの可愛いんだけど、はじめから不穏。 ずっとはじめから私には主人公への不信感しかなかった。 設定上、そうであろうとは思いながら、私はアサヒくんやこの街の外の人間であることを痛感。 タイトル通りなんだな…主人公…お前ぇって思ってたよ…思いながら、諦めながら、読んでた…。 @ネタバレ終了 本当に重い感情に支配される作品です。 ありがとうございました。
-
今日の晩ごはんは■■です白と黒でのみ彩られた世界…じわじわひたひたと侵食してくる不穏な気配が画面からにじみ出ていて、日が経つのが怖くなりました。 調べるものや出てくる人物は同じなのに、夕飯のメニュー一つでこれだけ世界が変わるとは、脱帽です! @ネタバレ開始 一番初めにオムライスに走った時点で「オムライス…トラウマになっちゃうよ…」と言いたくなってしまうほどのトラウマ的なお話が展開されましたが、シチューを挟んでのみんな大好きハンバーグは大体予想がついていたとはいえ「ほあああ…」と変な声が出ました。 確かにお父さんのハンバーグですね…最後の最後に一瞬だけお母さんの御顔がっ…! 御顔がっ…! 冷凍庫にぎゅうぎゅう詰めになっているそうなので、これから暫くお肉料理には困りませんね!(震え声) 4日目に到達すると明らかな歪みと異常さを醸し出してくる音楽が、物語の恐怖をさらに煽っていました。 いずれのお話もとても怖くて狂ってて(すみません褒めています)、とてもよかったです! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
-
Snow Girl@ネタバレ開始 ユキとの幸せな日々を送ったのちに 強い虚無感に襲われる物語でした。 アンドロイドというのも従者としてお話してくれたのも 世間から見れば全て妄想だった事実。 これまでユキがアンドロイドだから信じていた、成立していた話も 最後で一気に崩れていきました。 いつも微笑みをたたえて慕ってくれるユキは愛らしく、 周囲から見放された主人公を肯定してくれる希少な少女に見えたのですが、 その都合の良さは当然のものだったんだ……。 主人公には何もなく、何も残らなかった。それが切ないです。 @ネタバレ終了
-
「君も助けてくれないんだね。」お隣さんのデザインがめちゃめちゃ可愛いです。 表情がコロコロ変わるのもすごく良かったです。 @ネタバレ開始 サフランがスマホを抱えた瞬間「てめえこの野郎!!」になりました。 でもこれまでずっと覗き見していただけと言われれば 納得しかないし、そもそも作品タイトルに結末が書いてありました。 愛がないわけじゃない、アサヒ君のような人もいる。 けれど全て胸糞悪い方向へ向かっていく。 @ネタバレ終了 遊んでる間も続きが気になってぐいぐい読み進めました。 面白かったです。
-
THE LOVE HOTEL全3EDのいずれにも到達しましたが、個人的にはやはりED1の結末が一番しっくりきました。他の作品群と同じく色彩感覚豊かな画面設計やキャラクターデザインが印象的でした。間を大事にするフルボイス仕様も作風を強く感じました。 道中の演出で言えば、 @ネタバレ開始 運動会のようなマーダーズハイな演出 @ネタバレ終了 に痺れた。ED到達後に鑑賞できるBONUSも嬉しかったです。貴重なラフ画が見られるので、プレイする際には是非こちらもご覧ください!
-
メルティ・エレベーター1ルート5分弱、全回収15分弱のサクサク周回系。ちょっと怖いですが、激しい表現は無く可愛いが強いので、ホラーが苦手でも楽しめると思います。 流石の次々色々見たくなる面白さと周回のしやすさ、メルヘンな可愛さとホラーのバランス・組み合わせも素晴らしい作品です! @ネタバレ開始 私は1F→0F、後は2~5と順番に見させていただきました。 どれも好きなのですが、ストーリー的には初見の「ふわふわ」がペットと思わせといて~という予想外で面白かったです! キャラや世界的には「ゆりかご」、考えて面白い「はなたば」、でもやっぱり帰っちゃうのが一番好きな気も(笑) メハジキや他に出てきた全ての花言葉も調べて楽しませていただきました。 ヤクモ君を表すのは「内気で不安な夢見る心」と花屋さんが言っていたので、複数の花言葉からそれに当てはまるのはどれかな~なんて。 ※追記、後から気がついてサイトを見させていただきました! 花言葉はたぶん全部合ってました♪ 世界についても理解が深まって良かったです! ちょっ、はなたばその後!? ファンアートは女王ボシ様と可愛い働きボシちゃんたちを描かせていただきました! 女王ボシ様のビジュアルたまりません……! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
-
幼き嫉妬実際にありそうなお話で怖くなりました。 @ネタバレ開始 幼いからこそ躊躇なくやってしまえたというか… 回避できる選択肢もあるのがよかったです! @ネタバレ終了
-
変な意味怖雨宿さん印のエンターテインメント、堪能いたしました。相変らず、隅々まで手が込んでいるなあと。本編はもちろん、コンフィグまでしばらく眺めておりました。 @ネタバレ開始 深夜に遊ばせていただいたんですが、もう、可笑しくて。吹き出してしまいました。ユニークなキャラクターのおかげもありますし、演出というかタイミングですよね、出し方の妙で思わず笑ってしまう。 最初のねね子ちゃんのお買い物は、某番組を思い出していて、これは子どもの目線からみたら隠れているフリをした大人が怖いという話かな? と当たりをつけていたのですが、そうでもあるし、それだけじゃなかった。 お見事な意味怖の三段活用(?) おまわりさんにつれて行かれたときには、少ししょんぼりした気持ちになったのですが、設定を拝見して、無闇にあちら側に引き込んだわけではないと知ってホッとしました。 (おまわりさんが泣いちゃったときには、わー、泣かせちゃったどうしよーと思ったものですが笑) 蛇足ですので、読み流してほしい話をひとつ。雨宿さんの描く人妻がとても色っぽくて好きです。 キャラクターひとり一人が活き活きとしていますよね。俺氏は人形ちゃんと祝言をあげたようで、そのまま添い遂げていただきたい。うん。 おかしくて怖い、怖くて少し切ない。感情のジェットコースターに乗った気分です。システム的にもやり直しや戻ってほしい箇所にすっと誘導してもらえる親切さが、ありがたかったです。 すっかり雨宿さんワールドのファンです。おまけのイラストも今回もあって嬉しかったです。市松さんと旅館の女将とお揃いの着物がステキ。 @ネタバレ終了 すべて見終わったあとには、きっと「ねぇ、どうして?」が耳に残り続けている方が多そうですよね。おかしくて怖いゲーム体験をありがとうございました。とても楽しく遊ばせていただきました。
-
メルティ・エレベーター甘くとろけるメルヘンホラーの言葉どおり一見ゆめかわな雰囲気ですが、実際はおそろしかったです…! @ネタバレ開始 初見は「この三角のマークなんだろ?」と触ってしまい、いきなり直帰してしまいました笑 よく考えたら開くのマークですね! そしてレベッタの帽子のマークが閉じるのマークですね…! その後は1階から順番に確認していきました。 人間お届けサービス!? 絵柄はかわいいですが、されることが毎回えげつないです…! 特に1Fの実験台と、5Fの頭を花瓶扱いされるのが衝撃的でした。 メハジキの花言葉、調べたんですが複数あるうち一つに「現実逃避」って… フェス対象作品を一気にプレイさせていただきました。楽しかったです! pixivの裏話も見てきました。レベッタの帽子のマークも花言葉のことも書いてありましたね!裏話を見るのは大好きなのでこちらも楽しませていただきました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
-
怪異ジャッジ元人間か原怪異かを見極めて、当てるライトの色を決めるというのが面白かったです! @ネタバレ開始 4勝1敗、ブルーバードだけ失敗しました…! 時間切れにビビって1、2回の行動で判断してしまっていたんですが、案外持ってくれそうですね。 元人間の怪異だと、少し本人の抱えているものが見え隠れしているかなと思いました。一人失敗していますが…! @ネタバレ終了 楽しい作品をありがとうございました!
-
標本箱の食卓お茶会&標本のミステリアス考察ノベル。 不思議な蝶の招待状をもって、お茶会に招かれた主人公。 出されたモノはとても食べられないものばかりで……。 相手の勧めに従い、口にするか、否か。 エンド3つ出しました。それぞれの分岐点は、招待主の機嫌を損なうか否かなのかな。短い会話の中で色々考察できるお話だなと思いました。 @ネタバレ開始 相手はアンティーク店の人形たちで主人公は蝶の招待状をもってお茶会に招かれたのかなと。 標本にされたり、気に入られて引き止められたり……。 お兄様が麗しいですね。 主人公は人間なの、かな? それとも標本にされるくらいだから別物? √名が蛾だったりもしたので。でもエンド名が人間標本なので、やっぱ人間なのかな。色々考察が進みました。ありがとうございます。 @ネタバレ終了
-
浅葱一子は悪喰である。一子ちゃんのビジュアルに惹かれてずっと気になっていたものです! ハッピーエンド無しとの通り、救いは…無い!! @ネタバレ開始 タイトルが全てでした。 どこかの学校に棲んでいる食物連鎖の頂点。 ミステリアスなのにどこか甘い一子ちゃんのボイスにずるずる落とされ、初見は無事飼い殺しにされました( ˘ω˘) 別のお話も展開できそうな世界だったので、どこかでまた一子ちゃんを見られたら嬉しいですっ 七不思議フルコースとか、ぜひ完食して頂きたいですね。 おまけまで楽しませて頂きました!マスター…!!! ホラー演出も良く、大変美味しい作品をありがとうございます。ごちそうさまでした!