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62814 のレビュー
  • 旧夏夜
    旧夏夜
    和風な雰囲気に惹かれてゲームスタート。 概要欄の通り、映画の予告を見るような気持ちでプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 初手逆張りで人見知り~~~BAD END!! ビジュアル強々でクオリティ高々の美麗スチルに目を奪われました。背景の描き込みも凄い……!! 甘鷺ちゃんも可愛い……!! 飴を喉に詰まらせて死亡するルートには笑いました。 7年生の学校とは珍しい……一瞬だけお猫さまが映る謎仕様も面白いです。 怪異もですが主人公がめちゃめちゃ気になる~~~!! @ネタバレ終了 本編は第一章だけでしたが、とても楽しめました。 ありがとうございました。
  • 教室に巣食う悪魔たち
    教室に巣食う悪魔たち
    タイトル画面から不穏な気配を察知……そんな学園モノの長編なので少し身構えてしまいましたが、最後まで見届けました。操作方法が詳しく紹介されているため、どの媒体でプレイしても問題無さげです。 @ネタバレ開始 さて、この場面にはこの曲かな。 と同時にクラシックが流れる仕様に驚きました。 「集団の中で弱みを見せるとどうしてもそこに付け込まれてしまうので、手っ取り早くそうされないような手段を取っているだけです」 これってわりと学生時代・集団生活あるあるですよね。見下されないように、スクールカーストの上位に居続けるために、自衛のつもりなのかやけに強い言葉や振舞いで支配しようとするような人間いるよな~と。 5月18日(木)が読んでて一番興味深かったです。刑事ドラマは多少見れど、殺人や法関係のことはそこまで詳しく調べたことが無かったので……。 小説じゃなくても叙述トリックってできるんですね……確信が持てない要素で疑問符が浮かびつつもおまけ要素でしっかり回収していくスタイルなので「なるほど!!」となりました。 FukaminのLIME、恋する乙女の健気さが感じられてすごく可哀想……。 キャラを立たせるためでしょうが、LIMEネームが絶妙にダサい奴がいてツボです。悪の帝王(笑)。 最後の最後で驚かし!!久住さんのギラギラとした赤い瞳にひゅっとなりました。アングル的にも主人公を第三者目線から覗いているような設置だと思っていたら……寿司ネコ~~~!! @ネタバレ終了 登場人物たちによる悪魔的所業……まさにフィクションならではでしたが、リアル感もあってとても楽しめました。文字だけではなく、視覚・聴覚にも訴えかけることができるノベルゲームの強みが生かされていた作品で本当に凄かったです。 ありがとうございました。
  • バッドエンドの世界 -戦士-
    バッドエンドの世界 -戦士-
    プレイさせて頂きました! 今までのシリーズでも思っていましたが、バッドエンドという物語の中で「人の想い」をとても深く感じさせられます。「正しい」ことも、「愛する」ことも、「記憶」も。全部が誰かの想いであり、願いであり。切ないエンドなのに心に響く。そんな世界を観せて頂きました。 @ネタバレ開始 そしてそして・・・ルイ君??!! 瞳が・・ルイ君??!!  なんか興奮してました(;^ω^) @ネタバレ終了 今作もまた心に残る物語をありがとう!!
  • ショタ神様が異世界転生させてくださるっていう
    ショタ神様が異世界転生させてくださるっていう
    何やらポップなBGMと軽いノリで異世界転生させてくれると言うが……? @ネタバレ開始 とりあえず異世界転生×2回……え? では元の世界に……あー。 ここに居たいと言うと……あああ。 タヒんだならそっとしといてやれや……。 神が人間にとって都合の良い存在だなんて限らない訳ですが……サクッと無力感を味わえましたね。 @ネタバレ終了 テンポ良く味わえる作品でした。
  • 御休憩
    御休憩
    おや、主人公かわいい。でもさ、だからこそ…… @ネタバレ開始 止めとけ、3万ぽっちでヤバい場所に踏み入るな。どう見てもケチだしヤバい。 憑いて来ちまったじゃねぇか!(読むルート) 風呂場で具体的におじさんに何があったのか気にはなるが、この様子だとおじさんも「いる」のは知らなかったのだろうか……。(止めるルート) 人間と元人間、どっちがヤバいかって話だが……主人公に関しては、 @ネタバレ終了 やけにならずに日の当たる場所でバイトすれば人気も出て儲かると思うよ。
  • 白雪とネクロマンス
    白雪とネクロマンス
    アンデットと死霊使いのダークで美しいゴシックロマンスでした…!構成する全てが芸術のような作品です。タイトル絵の見つめ合う二人からは、降る雪のなか時が静止したような幽玄さを感じます。オープニングの幻想的なグラフィックと聖歌を思わせるコーラスに惹き込まれ、これから始まる物語への期待に胸が高鳴りました。童話の書き出しのようなプロローグとともに、いざ幕が上がると… @ネタバレ開始 まさかの開幕早々、嬲られ蹴られとめちゃくちゃバイオレンスな展開に吃驚でした…!アブノーマルな二人の関係と、グラフィカルな演出の臨場感に心臓がばっくばくです。主従関係の域を超え、お仕置ではすまない折檻っぷり…なのですが!!そんな蔑む行為をしていても、当のエリオット様からは不思議と嗜虐性はあまり感じられないんですよね…。彼の美しさと気品溢れる佇まいが素敵すぎるからか、暴力性とは対照の何かが奥にあるように気がして…。靴の汚れを舐め取るあの場面も、痛ましいのにどこか儀式めいた神聖さがあると言いますか、二人の間に侵せない空気感が漂っているように感じました。格調高いクラシカルなBGMも相俟って、物語のダークな魅惑と美しさに心底惚れ込んでしまいます。 冒頭からグラフィックや演出の美しさに感嘆としていましたが、「白雪姫」「狩人」など童話のモチーフと、コーゼリウス家・継承の儀といった作中オリジナルのファンタジー世界が絡んで展開されるシナリオも、めちゃくちゃツボを突かれて好みでした…!闇の気配ただよう世界観と美しい筆致の文章の相性もまた最高で…! エリオット様は勿論素敵ですが、リカルド様が登場したときは、負けず劣らずの美貌キャラクターで沸き立ちました。エリオット様にはない攻撃性を纏っているのが、また魅力的です。強引にアイビーちゃんを鏡の間に連れ込み、軋むほど首を締めながら愉悦に浸った笑みを浮かべている、どうしようもなさが堪りません…!どうしようもないのに、美しい…。芸術的なグラフィック、荘厳なヴァイオリン曲、上品な筆致の文章……それらと相反するリカルド様の凶暴さ。なんとも倒錯的な魅力がたっぷりな場面でした。「ネクロマンス」の語感から漂うダークな気配と「白雪」のメルヘンな響きの合わせ方もそうですが、背反を組み合わせて魅力的に世界観を創り上げる感性が本当に素敵で、作者様の手腕だなと感服します…! エリオット様が駆け込んできて、二人がバチバチ火花を散らす展開が、もう美味しすぎまして…。二人共アイビーちゃんに酷い態度を取るのに、独占欲を顕にして取り合っているのが歪な愛情すぎて悶えます。尊大で歪んでいて、反りが合わない美形兄弟…んん最高です…// ラストに向かって、二人の過去の真相と「白雪姫」との繋がりが明かされる流れも、めちゃくちゃ素敵でした。今の関係と反転するような、善性のエリオット様と気位の高いアイビーちゃんが惹かれ合っているのがまた良くて…。採掘場で逢瀬を重ねる二人の間に、確かな純愛があったことを知り、切なくなりました。それなのに、どうして今は…!リカルド様の差し金とは言え、アイビーちゃんを絞め殺してしまえるエリオット様のことは、どう捉えればいいのか頭を抱えてしまいます…。純愛を前提にすると行動の説明が付かず、でも暴力性の奥に手放せない愛情も確かにあって。なんと言いますか、血筋に流れる残忍さと征服欲が、個人の純愛を超えてしまう悲恋に感じられ(勝手な解釈です) 、それが最高に良かったです…。正攻法ではないやり方でしか、欲しいものをそばに置けない歪で可哀想な執着愛が堪らなく素敵でした!!鏡よ鏡、アンデットと死霊使いカップル永遠であれ………! @ネタバレ終了 フルボイスやLive2Dの美麗なグラフィックなど豪華過ぎる作品で本当に素晴らしかったです。舞台観劇さながらの臨場感に酔いしれました。 素敵な時間をありがとうございました!
  • 異形のあなた、光と共に。
    異形のあなた、光と共に。
    とても引き込まれる世界観と文章で、あっという間に読み終え、プレイを終えました。終わった後、終わってしまった……と言う気持ちと綺麗で美しい終わりだった、と言う気持ちになり、とても良いゲームだったと感じました。 素敵なゲームを、作品をありがとうございます。
  • 北限のアルバ~夏の章~
    北限のアルバ~夏の章~
    私にとっては春の章以来の北限のアルバとなります。 今回は夏の章を体験させていただくべく美瑛の地、ペンションそよ風におりたちました! @ネタバレ開始 真面目で頑張り屋さんな真ちゃん、 相変わらず優しくて気品にあふれた淑女なソメさんや、愛くるしいエナちゃんもお久し振り! 今回は八谷牧場の一人息子、日向君がお相手。 春の章の桜庭さんもとてもイケメンなおかたでしたが、日向君は……肩まで伸びた髪やピアス、がっしりとした体格など自分好みでして( *´艸`) 前回以上にドキドキしながらのプレイとなりました。 ちょっとぶっきらぼうだけど面倒見がよくて優しい男の子と真ちゃんとの心の距離が近づいていく経緯が丁寧に描かれていてとても楽しかったです。 お前呼びとか少し口をゆがめて笑うところに人間味を感じたり、都会っ子な真ちゃんにちょっと複雑な気持ちも抱いているところもふくめ、日向君の人となりに共感したり親しみを覚えたり。 また彼の生活を通して酪農家の仕事や悩み、抱えている問題などを知ることもでき、何度もはっとさせられました。 (といいつつ初乳豆腐は食べてみたいな、なんて呑気に考えてしまったりも……) ソメさんに見守られながらふたりがついに気持ちを通じ合わせることができたときはプレイしていた自分もとても嬉しかったです。 (幼い頃に実は出会ってたのも、真ちゃんだけ忘れててあとで思い出すのもとてもよかったです!好き展開…) 家業を継ぐエンドと継がないエンド、スチルもあわせどちらもとても素敵でした!どちらか選ぶとしたら……うーんどっちもよくて選ぶのが難しい! ずっとそばにいてくれるのもいいですし、芸術家としての彼の未来を見てみたい気持ちもあるんですよね……。(*´ω`) 淡く優しいタッチのグラフィックや、北の大地にぴったりの音楽、北海道のおいしい食べ物や美しい自然。 そしてあたたかくて胸躍る恋物語。 今回もそのすべてを堪能させていただきました。 @ネタバレ終了 とても面白かったです。 素敵な時間をありがとうございました!
  • 怪奇!開けてはいけない扉卍
    怪奇!開けてはいけない扉卍
    開けてはいけない扉卍プレイしました! 探偵事務所の新米探偵、恵と、女子小学生の千羽は、なぜかホラーっぽいアパートにいた。扉の向こうに「何か」いる。3時までに探索&対策をしよう!という脱出系ホラーゲームです。 ホラーが苦手な私ですが、本作はコンプしました。なぜなら、恵くんと千羽ちゃんのバディがとにかく明るく、可愛く、面白い!こんな子達といられたら、なんか怖いところに閉じ込められても元気出せそう!ホラゲとは思えない楽しくテンポ良い会話が繰り広げられ、大変楽しめました。 キャラが魅力的なのはもちろん、探索システムも快適!わかりやすいUI、お助け万全の攻略機能。とはいえ、時限性はあるので、探索、推理、会話にかかる時間が書かれており、左上の時間をチラチラ気にしながら部屋を探索するスリルを味わえます。とにかくゲームバランスが良い。 @ネタバレ開始 はじめはEASYでじっくり探索させてもらい、完全除霊エンドを迎えました!時間になると現れるドア越しの恐怖に、「千羽にレスバで勝てると思うなよ!」の喝が好きですw 二周目で攻略を見ていき、おままごと、なるほどー!と思いながら次は物語の核を中心に探索を進めました。かえちゃんの無念が晴らせるエンドではこちらも心がスッキリと終えられてよかったです。 エンド1のほっこり成仏エンド、やはり一番好きですね。めぐっちとちわちゃんのバディが本当最高で大好きです。大人ぶらない恵と、対等にありたい千羽ちゃん、お互いに居心地が良く、例えば何時間でもデニーズでだべれる女子高生同士のような存在なのかなと勝手に想像しました。二人のバックグラウンドも気になるので、ぜひ続編を! 他のエンドで好きなのは、踊れ!ですw踊るな。のバッジツッコミが大好き。 @ネタバレ終了 FAはなんか映っちゃった系のプリクライメージの二人です!二人ともキャラデザが神がかっていてとても好きです!! とってもわくわく楽しいゲームでした!ありがとうございました!!
  • sigh
    sigh
    少し待ち時間があったのでプレイさせていただいたのですが、めっちゃ後ろ振り返ってしまいました… @ネタバレ開始 ヘッドフォンと外だったんですが、それなのに追いかけられるときはドキドキしました!(いや暗いところで一人っきりでやるのもそれはそれでめちゃくちゃ怖かったと思うので明るいときにやれてよかったのかもしれない) @ネタバレ終了 さくっと終わるホラーでしたが、イラストも美麗だから怖かったです。おまけもありがとうございました…!
  • DESTRY Diamond Engine(デストリーダイヤモンドエンジン)
    DESTRY Diamond Engine(デストリーダイヤモンドエンジン)
    ティラノビルダーでRPGバトル、過去作「Diamond Engine」キャラの3D化など、SNSで目にして気になっていた作品。まだ完成はしていないので体験版のつもりでプレイさせていただきました。 サクサク進むストーリーパート、どんどん増える仲間……楽しかったです! ありがとうございました!
  • 月下怪談
    月下怪談
    作者様の過去作からの期待&好物のホラーということでプレイを決めていた作品。そしてサムネを見て「めっちゃ怖そう!!」と期待値爆上がりでした! 作品説明はハッキリしない感じに書かれていますが、プレイ後だと確かに仰る通りと納得。どんな感じだったか羅列すると、恋愛、ヤンデレ?、R15なエグさ、そしてしっかり怖い……でしょうか。 ただ怪談を聞くだけではない、凝ったストーリー。そしてメニューなども見て欲しい作り込みも素晴らしい作品です! ゆっくり読んで3時間弱、2エンド。怪談を一日一つずつといった小分けプレイもしやすいです。 @ネタバレ開始 実は序盤に詩的と言えば良いのかストレートではない文章が続くのと、怪談でのテキストが左右に分かれる部分が読み難い感じがして、最後まで読めるかな? と心配してしまいました。 ですが少しすると自然に味わえてて「むしろこれが良い」に変化。凄く良かったです! 怪談ひとつひとつも怖くて面白いのに、これ繋がってる気がする……という考えをしっかり整理+補ってくれる説明、そもそも謎だらけで怪し過ぎるイルシィさんのこと、味の違う2エンド、恋愛などなど、詰め込まれまくってて大満足! トゥルーを見終わった後にノーマルって何であっさり返してくれたんだろ? と考えたら、顔と名前を知るまでが願いだったからというのに加えて中身の存在の心境の違いを考えたりしました。読み返しながら欲が止まらなくなったのかな~と。 あとスキップや自動送り、タイトルに戻るまで台詞が良い! メニューもそうですが、デザインも。そしてタイトル画面変化の目の色の違いが素敵とか。 他にも感じたこや伝えたいことが沢山あるはずですが、多すぎて纏まんないです。脆弱な脳みそがもう限界! そしてゴチャゴチャで長いコメントすみません! とにかくめちゃ面白かったです!! @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました!
  • ファントムゾーン ナイトフォレスト
    ファントムゾーン ナイトフォレスト
    待ってました!ファントムゾーンシリーズ! 今作はかなり短いですが、頼れる人を知らなければ もう少し時間がかかるかもなぁ。と思いました。 お手軽に遊べるので、是非この作品に触れて 他のファントムゾーンのお話にも遊びに行って欲しい! ぞっとする森で面白かったです!
  • じみにしじみ
    じみにしじみ
    まさにタイトル通りでした。やれば分かる。 ハイクオリティなグラフィックの中にぶち込まれた数々のシュールでカオスなコメディが脇腹をくすぐりながら殴ってきて大変心地良いです。やれば分かる。 どのエンドを見ても可愛いイラスト付きで周回・フルコンプの励みになりました。 @ネタバレ開始 シリアスな冒頭だなと思いきや唐突なラップバトル始まって笑った。 主人公がしじみの強火担すぎて、しじみ販売を生業とする方がPR用に作ったのかと錯覚しそうでした。まさかすべてを解決する糸口になるとは。 オルニチンの封印方法が令和チョイスで好きでした。主人公頑張って練習したらAd○さんの曲歌えるの……!? 氷神が褒め殺したらちょろくて可愛かったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 落とし屋・麒麟 ~薫酒~
    落とし屋・麒麟 ~薫酒~
    イケオジ・亥角さんとなんでか知らないがバーで酒が飲めると聞いて!!!! 画面の色合いもセクシーなら登場人物もセクシーでプレイ中は恍惚の溜息が止まらなかったです。 @ネタバレ開始 おまけでニヤニヤしながらタッチしまくっていたら反省を促す様にワラニンちゃんが現れてビビりました。邪な心を見抜かれている。 そして呪い殺そうとしたのに一晩過ごしていただけるの優しすぎて死にました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • とつげきスパッツァー
    とつげきスパッツァー
    笑いあり、涙ありのドタバタ、スパッツコメディ! 楽しませていただきました 今回は応援して頂いたお返しという事で書いてみました! やっぱり、つばさちゃんは元気一杯が似合う …ただ、似てませんが(汗) 虹色の目がうまくいかず、挫折しました(涙) しょーもない絵のお返しで恐縮ですが ハッピーバレンタインのお礼という事で(汗)
  • セカンド・トゥルース 
    セカンド・トゥルース 
    真実と嘘の糸で絡まった三人の幼馴染のお話。 様々な視点からお話を読み解くことができて楽しかったです。 @ネタバレ開始 ジン→アイ→マミの順でクリア。 ジンの愛が深くなればなるほど真実は引いていき、純粋な愛をアイに求め、アイはそれに全く気付かず無意識にジンへ寄り添い……な想いの一方通行がどん詰まりで辛かった。こういうの私は大好物です。ラストは皆で後追いしないかドキドキしていましたが、少し苦くも爽やかな結末を迎えてくれて胸をなでおろしました。 IFルートで三人で幸せに暮らすとこも見せてもらえるんですかぁ!?と喜んだのも束の間、まさかの愛ゆえのぶっ壊し幼児退行ルートで震えあがりました。三人仲良くおてて繋いでなんてそうだよね無理だよね……。 前作プレイ済みなのでアイの両親とキツナ先生には思わずにっこりしました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 浅葱一子は悪喰である。
    浅葱一子は悪喰である。
    感想が遅くなりましたが、配信にてプレイさせていただきました。 概要の説明にある通り、ハッピーエンドなし等の注意書きは把握し覚悟の上でプレイに挑みました。 あらすじにあるこっくりさん自体がホラーにおける駄目なフラグになる傾向も含め、ホラーは慣れてるしと途中まではどんな内容や展開が起きるか想定もしつつ…でしたが完全に予想は裏切られました。 @ネタバレ開始 開始時点ですでにこっくりさんが行われた後であり、誰かにつけられている主人公。 同じくこっくりさんをした仲間がすでに3人学校にこなくなっているという説明もあったので、完全に始まりからクライマックスの状況と言える緊張感。 からの、恐らくこの方が一子先輩であろう女生徒との出会い。 彼女のいる第一準備室付近まで来た時点でそれまであった足音もなくなっていた事や、タイトルから彼女はただものではない…少なくとも怪異と戦える能力は持った人だろうと予想はできました。 その通りというべきか、彼女には主人公が何かから逃げていた事がわかっている様子で…。 まずは彼女の手をとらない限り生存はできないだろうと確信。 ただ、マルチエンドという事で回収できるバッドは集めに行こうと思ったので初回は拒絶を。 からの…これはゲームならではのぞわっとくる演出ですね! 表示されている台詞の内容自体は普通の言葉なのに、本当に大事な事は…全く違う内容は…声という形で脳内に聞こえてくる。 不気味さを煽りながら振り返り帰ろうとするとそちらは怪異の胃袋へ向かう進行方向でした、と。 次は正規ルートに入るよう手を取って。 どうやら安全な場所にたどり着けたようだ…と思えば、見える人からは主人公の後ろにいた何かがはっきりついてきているのが丸わかりの状況だったというやはりあのままでは危なかったと肝が冷える場面。 実際、先程のバッドを見るに足音が消えた場所でずっと待機していただけでそこまで戻ったから…と思えば妥当でしょう。 心当たりとしてはやはり最初に行われていたこっくりさん位しかない。 だけど、こっくりさんで呪われる時は何かしらトラブルが起きて中断されたケースが大半と思うと話を聞く分には違いそう? 疑問はあれど、その際に質問された内容と返ってきた解答を照らし合わせると今までに消えた3人は主人公のした質問の解答で結婚をする順番通りという偶然で済ませるには不気味な情報も。 こっくりさん…狐…狐の嫁入り…? それに、最初に消えた子はこっくりさんの結果の通りなら雨の日だった…けど、狐の嫁入りは天気雨の時だしなぁ…。 狐の妖怪でも白山坊の花嫁って確か食べられる前提だったような…と手持ちの知識も引っ張り出してみても『結婚』というワードそのものは多分そこまで重要ではない。 指定された順番に意味は見出せそうだけど、という所で一旦結論を仮置き。 それに、最初の子から連続で3人が消えているのに主人公がまだ生きているのも奇妙な点ではあります。 一週間の間アレにつけられているってやけに猶予が長いような? 気になる情報も増える中、どうやら一子先輩なら主人公の助けになれそうという希望の光! 所謂見える人って同時にそういった怪異と遭遇したり実害を受けやすい体質の印象が大半だったので、見えるけどそういった物に嫌われるタイプというのは珍しいなと思いました。 でも、世の中には霊感はあるけど浄化する事ができるので天敵認定されて嫌われている…というケースもない訳ではない。 タイトルに意味があるなら『悪食』というワードがその怪異に嫌われる体質なり能力に関係はするのだろうか。 どちらにしろ、今まで一人で解決できなかった事がこのまま彼女の協力なしで終わるとは思えず。 でも、バッドから…と、ここも外れだろう選択肢から。 一子先輩が得体の知れない人というのもそうですが、巻き込んで被害に遭わせる訳にもいかないのは正論で。 その代わりとばかりにもらったお守り。 「絶対、開けて中を見ては、ダメよ」 耳元で囁かれる声に強く念押しされるような、ゲームだからこそできる演出という点を効果的な場面で表現に使用する事においてこの作品は本当に巧いなぁと感心します。 それからの帰路、確かに言われてみればここにくるまでに聞こえたあの足音は全くしていない。 何が書かれたメモなのかは気になりますが、ちゃんとお守りとしての効力はある…? だったら明日、また先輩へ相談をして本格的に対処をすればいけるのでは? からの、実はまだ逃げ切れていないとばかりに深夜に聞こえる足音。 そして開いてはいけないと言われていたのに、打開策を求める為とはいえお守りの紙を完全に広げてしまった主人公。 「開いたら、おしまい」 書かれていた内容も、全然打開策でも何でもなかった!! 内容から察するに、恐らくこれは怪異に嫌われる体質の一子先輩が書いた文字だからこそ何かしらの効力が一時的にあったと見るのが正解なのか…。 (0時を回ってから足音が再び聞こえ始めたという辺り、元々時間制限が本日中だったり効力は長くなかったor段々弱くなっていたのかもしれないとしても) でも、開いたらおしまいって…わぁ…わ…ぁ……(予想外の方向性から殴られる衝撃) 結局全面的に一子先輩を頼るしか道なんてなかったと先輩の提案からお泊りをする流れへ。 どうやら家庭事情も一般的ではなさそうでバーを経営しているマスターが身元請負人である何やら訳アリな様子。 とはいえ、いざ現地に行ってみればマスターも優しそうな人だし店内もなかなかお洒落な雰囲気。 自宅として使用している最上階の部屋も、少し前までこっくりさん(仮)に追いかけられたホラー展開でおろおろしていた事を忘れるような別世界でした。 主人公も、先輩とならこっくりさんをどうにかできるかもしれないと希望を持つような流れに。 先輩としても、事象がある=存在しているならそれに対処法があるのは法則として不可能ではないと前向きな見解をくれる。 詳細はまた調査の必要があるとしても、確かに特定の手順だったりお祓いの方法があるなら怪異の原則として可能なのは私にもわかります。 そして、先輩から自分にどうして欲しいかと質問をされ。 確かに一緒に調査をしてもらうなら何かしら方向性が欲しいよなぁ…でも、選択肢そのものは3つともどれも正解のような? やはり、今のままでは情報が足りないし欠けたピースを集めに行くのが先と判断。 一度友人達に会ってみるを選択。 自分の安全が保障されている今だからこそ、行動範囲を広げるのも可能な以上まずは先に消えた3人について調べるのが先決でしょう。 もし状態はどうあれ生きているなら証言も聞けるし生存確認が取れる。 駄目でも…何かしら現場に今使える証拠があるかもしれない。 いざ友人の家に向かう前に職員室で聞ける情報を集め。 やはり3人の友人とは今も連絡が取れていないまま。 だけど、学校から友人達の家に電話をしても反応がない…となると友人当人はまだしもその家族は出てもいいよね?と。 今はプライバシー云々の時代だから、と主人公は言っていましたが本当にまず学校が様子を見に来てくれたら話も早かったのになぁと最初の家へ。 やはり呼び鈴を押しても反応はなし。 ただ、二階の…友人の部屋の窓は開いているようなので見える位置まで移動をすれば人影!?からの……。 その様子をてるてる坊主に例える先輩が冷静過ぎて怖いのと、そういえば最初の子って天気について質問していたっけ…?という記憶が蘇り。 警察も到着したようで、どうやら両親を刺殺した友人が最後に自室で自殺をしたような状況という見解。 しかし、一体どうして突然そんな事を…。 バーに戻ってから、何故先輩があんなに冷静だったのかマスターに聞いてみればやはり何か訳アリな過去がありそうな感じ。 あれかな、家族を失った際に怪異に関する能力が身についたと考えるのが王道なのだろうか。 生まれつきの場合もあるけど、そういった物って何かしらの代償に手に入れるケースもそれなりにあると思えば…。 そして翌日、今度はテストの範囲を聞いた友人の家へ。 一階がお店になっているという事で一見するとお洒落な雰囲気はあれどやはり閉まっている様子。 自動ドアなら閉店中は開かないだろうし、外から見た限り得られる情報もなし。電話も当然反応なし。 どうしようと思えばマスターの所で生活をしているからか、すぐに裏口の事に気づく一子先輩。 情報は欲しいと言ったけど、こういう場面であっけなく開く扉って完全に罠の臭いしかしないよなぁ…と嫌な予感は継続しつつ。 中に入ればすぐに気づく程の異臭。しかもそれは先に死体となった友人の家でしたのと全く同じ物…という事は…。 聞いた内容がテスト範囲だから、文房具だった?とても人間の犯行でやれるとは思えない猟奇的な現場がそこには。 先輩が異臭騒ぎの前に友人がしていた質問内容も確認していたのもあり多少予想はできていた物のなかなかのエグい物でしたね。 こうなると、見立て殺人でしたか…それぞれがした質問内容に関する物を使用して死んだ状態で発見するという負の連鎖が続いている状態に。 正直、もうこの時点で最後の友人も連絡がここまで取れていない時点で手遅れとは思う物の主人公の葛藤通り「もう駄目かもしれない/まだ大丈夫かもしれい」と鬩ぎ合うのは人情でしょう。 当人達にとっては軽い遊びのつもりでこっくりさんをした結果、友人がこんな形で死んでいくなんて嫌すぎる。 (こっくりさん自体が本来は禁忌の降霊術なので駄目なのは置いておき) 先輩は戻ってきたものの、確かめたいのに足を進められない。 もし、3人目の友人の死を視認してしまえば次は自分だと最悪の形で突きつけられる事になるのだから。 それでも主人公だけやけに猶予が長かった事を想えば先輩もいるし、最悪即刻命を奪われる…まではないとは想定こそできますが、どこにバッドエンドが潜んでいるかなんてわからないからなぁと。 と、思えばここにきて確かに?となる提案。 ここまで2件も同じ学校の生徒が事件に巻き込まれているのだから、同じく突如登校をしなくなった最後の一人である友人に電話で連絡がつかないなら警察だって動くはず。 こっくりさんの話が信じられないとしても、さすがに別の線から無関係と言い切るのは難しいでしょう。 (全員同じクラブに所属しているという点でも客観的な共通点はある) 駄目元で電話をかけてみれば最後の友人、麻衣ちゃんと連絡が取れた!? しかも叫び声とか会話が難しい状態でなくちゃんと喋っている!! どうやら主人公と同じくずっと何かにつけられて怯えている様子。 今まで登校こそしていなかったものの、ずっとそれに恐怖した結果部屋から出られなかったと考えれば生きていた事にも説明はつく。 そして、足音の正体もこっくりさんなら主人公と同様に先輩が近くに行く事で助かるかもしれない…! 急いで麻衣ちゃんの住むマンションへ、電話も繋ぎっぱなしだし電話越しに励ましつつ6階まで急げば今度こそ… と思いきや、先輩が落ち着いた様子で主人公に危ないと言い体を引っ張ってくる。 そして、本来いた二歩後ろの場所には上から落ちてきた……どうして待てなかったんだぁぁぁぁ…!? 今度こそ、今度こそ助けられると思ったのに…。 もうここまでくれば主人公のメンタルはボッコボコどころの状態ではないでしょう。 死体を目撃するだけでも充分ショックなのに、最後に関しては直前まで生きていたのに間に合わなかったというさらなる絶望まであれば。 と、思ったらここで選択肢? 正直、悲しかったとショックだったはどちらも両立するしあえて選ぶような内容なのだろうか…。 そりゃ普通はまず最後のインパクトも含めショックでは?と選べば「清々したんじゃない?」とまさかの返し。 …友人が、死んでるのに!? そしてここまで開示されていなかった、主人公と他3人の関係性が具体的にはどういう内容だったのか。 実は主人公は3人にいじめられていたけど友人と思い込んでいるにすぎなかった…? 霊現象のように空気が震えるのか、店の中の物も揺れるのにそれに動揺しない先輩に、え?マスターも…? 元からこの空間にいるのは、先輩もマスターも普通の人ではなかった…? (先輩はもう確定でただものではないとわかっていても、マスターもか…とはやや意外) 人が不幸になればいい、死んでしまえばいい、そんな事を願ってしまえばこっくりさんにとって叶えない訳がない位のおいしい願い事でしかなかった。 そして、それをこっくりさんの最中に願ってしまった時点で主人公もこっくりさんと、怪異や人外と同じく怨恨の化物である事。 だから、3回も願いを叶えてもらったのだから対価は支払わないといけない。 人呪わば穴二つ。 本来、誰かの死を願うというのは、それ位にリスクも伴う重たい事でありいけない事とされている。 現代では結構軽率に、誰かに向かって「死ね」という暴言も言われるでしょうが言霊の持つ意味やそれがどう作用をするのか。 「ただあの子達に死んでほしいと思っただけなのに」 それまでの事もあり、主人公としては思わずそう願ってしまった背景はあれどその重さとよりによってこっくりさんをしている状況でだったというのは半分位擁護はしきれないかなぁというのが素直な感想。 (現代人の価値観なら、まぁまだ若いのもあってその意味と対価を理解できないのはしょうがない部分を差し引いての計算で) では、悲しかったと言った場合は? …もっとスプラッター的な意味でまずい真相が待っていた!? え、でも少なくとも3人目に関してはちゃんと直前でも会話をしていたし…遠隔で落とすのなんてできるのか? 疑問はあれど、一子先輩はこっくりさんの用意をし呼び出しを行う。 すると主人公の背後にいたはずの何かが十円玉に移動したようで…やはり実害がなかっただけでずっと、いた? このルートの場合はこっくりさんを憑依された主人公が3人を殺していったという内容。 確かに普通の少女が行うにはあまりにも無理がある犯行なのは否めない。 特に、文房具をあの描写がされる程の状態まで突き刺すなんて女の力ではできないでしょう。 それどころか、この憑依していたこっくりさんはこっくりさんですらなく…。 「我の力を貸そう、コイツらを恨んでいるのだろう」 そう、主人公の耳元で甘く囁いた悪霊でしかなかった。 そしてこの段階になると主人公の心の声も、殺人を否定するのでなく先輩がどこまで知っているのかを恐れる描写へと移り変わり。 「一度魂を化け物に売った人間を、その後もその人は、人間と呼ぶのかしら?」 誰にも邪魔をさせないと悪霊に先輩を殺すよう命令をし、結果失敗こそすれど。 もう人を殺す行為に躊躇がない。 その段階までいってしまえばもうそれは人間ではないでしょう。 元より鬼は、人の心の中にいる存在なのだからこれに関しては先輩の言う通りです。 果たして先輩はどの段階から気づいていたのか? 神との契約により人間を食べられないのなら、目の前にいる主人公が食せる条件を充たすまで手元に置いておけばいい。 人間が家畜を食べ頃になるまで育てるように。 そしてここで明かされる悪食という言葉の意味。 先輩の正体。 見事なタイトル回収でした。 他のルートでも、主人公が罪を犯しているというか友人と言っていた他の3人を良く思っていないのは変わらず。 違いがあるとすれば直接手を下したのか、完全なこっくりさんによる呪殺だったかでしかない。 一応、生存できるルートこそあれどそれも実質は飼い殺しである事を踏まえると確かにハッピーエンドと呼べる物はないのでしょうね。 完全に先入観というか、この手のゲームにおける主人公は何かしらの理由で巻き込まれた被害者である。 だから主人公が語る情報はほぼ確定(不確定の事に対し勘違いのケースを除いて)として扱う前提で読み進める物。 実は主人公が取り返しのつかない位すでにやらかしていた事後だったというパターンは珍しかったのもあり意外性がありました。 だからこのゲームにはハッピーエンドは存在しない。 ルートによって多少展開の違いはあっても、この行いをした者が救われる事はありえないのだから。 その意味でエンド名にもなっている『因果応報』という言葉がしっくりきましたね。 そして何より、いくら人間の言葉を話して一見友好的な態度をしているように見えても本質的に怪異と人間は別の存在である。 その理不尽さというか、人ではどうしようもできない存在を描くという意味で一子先輩はインパクトのあるキャラクターでした。 主人公を助けようとした態度だって、結局自分の利益になるので一時的な利害の一致で動いただけにすぎず。 こっくりさんが食べたいから。 主人公の魂が食べ頃になったから。 行動原理はそれでしかなかったというのがまさしく怪異だなぁと感心します。 ただ、欲を言えば一子先輩の魅力をもっとたっぷり堪能するという意味で今作が長編作品だったら…という気持ちも少々。 おつまみ(おまけ)で続編に繋がるであろう話題もあるので、そちらでまたお会いできるのを楽しみにしております。 @ネタバレ終了 何と言いますか、ごちそうさまでした。 注意書きとしてある要素が大丈夫な方向けでこそありますが、怪異という物への表現という点で未プレイの方には一見の価値があるとおすすめしたい作品です。 ありがとうございました。
  • 魚釣りするだけ
    魚釣りするだけ
    遊ばせて貰いました〜 まさか腕が持っていかれるとは…! 可愛いキャラデザや面白い説明などプレイしていて楽しかったです!
  • バレンタイン回避!
    バレンタイン回避!
    ゲーム遊ばせて貰いました! 全クリしました…! バレンタインにチョコレート貰うシチュエーションって憧れあるなぁ… @ネタバレ開始 ストーカーって怖いね 弟くん優しい…そしてモテそうなのに… @ネタバレ終了