ミステリー・謎解き
3409 のレビュー-
大正占術奇譚大正浪漫と占い、という意外な組み合わせに惹かれプレイさせていただきました。 演出が非常に凝っていて、だからこそ物語に深みが増すと言いますか、上手く噛み合っていると思います。 そしてその演出の種類が多種多様で、様々な形でプレイヤーを楽しませてくれます めっちゃ凝ってる作品めっちゃ好き。 オムニバス形式で話が読めるので、ちょっと大正浪漫に浸りたいぜ!って時にするっと入り込める良い作品だと思います。 素敵な作品をありがとうございました!
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大正占術奇譚作者さんのゲームは全作プレイ済で全て楽しませてもらっているのですが、前作および今作は非常に知的好奇心を刺激する他では味わえないゲームに仕上がっていると感じました。やや珍しい大正時代を舞台にしているだけでも興味深いのですが、時代考証はしっかりとされており、たくさんのグラフィックをふんだんに用いつつ、外連味のあるストーリーが楽しめました。分岐のあるオムニバス形式のストーリーですが、フローチャートのおかげで迷うことなく最後の謎と向き合うことができました。ここで多少足踏みしましたが、先に進めたところで「確かに」と納得できる構成となっており膝を打ちしました。 プレイ中に多少理解が及ばないと感じていた部分もクリア後の丁寧な解説のおかげでだいぶ救われましたので、これからプレイする方は是非ラストまで走り抜けてほしいです! ちなみにフェス開始直後にプレイしていたのですがラストがクリアできず一旦お休みして地味に攻略サイトをお待ちしていたのですが、一念発起してようやくクリアできました。多少骨のある難易度ですが、その分クリアまで行きついた時の感動もひとしおでした!
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僕をさがして演出や表現方法が非常に興味深い作品でした。設定されているタグがピッタリだなと思います。プレイ時間は短いながらも、プレイ中に納得できる部分や考えさせられる部分があり、プレイして良かったと感じられました。なお、感想を投稿し忘れていたために再プレイしましたが、初めから違う見方ができてほかの方の感想にもある通り2周目も楽しめました。
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皇探偵と黒薔薇の呪い王道な謎解き作品 ですが、その謎解きの部分や呪いというワードが個性を引き立たせる今作。 謎解き自体ヒント機能もあるので比較的簡単だと思いますが、少しずつ明かされていくストーリーの真相に目が離せません。 @ネタバレ開始 個人的には謎解きの回答が全体的にヤンデレを彷彿とさせるものばかりで大変興奮しました こういう細かい所まで洗練(?)されたものっていいよね……。 @ネタバレ終了 もしかしたら続編があるかも?知れないので、その時もまた沢山楽しみたいと思います。 素敵な作品をありがとうございました!
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点字を読めないと出られない部屋かわいいねこちゃんにつられて点字にくるしみました でも途中からなんとなく読めるようになってきた時の達成感気持ち良かったです。 楽しいゲームをありがとうございました。
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点字を読めないと出られない部屋パセねこさまのゲームを初めてプレイさせていただきました。 実況動画を拝見し、自分でも点字を覚えてみたいと思ったのがきっかけでした。 点字は難しいイメージを持っていましたが、このゲームは本当に楽しかったです。 母音の覚え方が分かりやすくて非常にありがたかったです。 点字はシンプルで、一定の法則に基づいていて、興味深い文字だと思いました! 実生活でも点字を見つけたら読んでみるのが楽しいです。 先日、エレベーターで点字を見ていたら知らない文字を見つけて、数字はまた別の法則があるんだ、と気づいてワクワクしました。 素敵なゲームを作成いただきありがとうございました。 これからも楽しみにさせていただきます。
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古都の謎解き物語 龍の酒場前作に引き続きいい意味でカラッとしていて、気軽に楽しめるいい作品でした! とはいえ一から作られた東洋的世界観や独自の伝承は読みごたえがあり、「実際にこういうのありそう!」と思わせてくれてとてもいいです。舞台の関係で物語から町人の活気が伝わってきて、それもより世界に実在感を感じさせてくれました。 二作通じてとにかくUIやチュートリアルがわかりやすく、ノベルゲームやアドベンチャーゲームに慣れていない方でもすっと入れる作品になっているのもとてもいいです。 @ネタバレ開始 祭りの供え物とか一つ一つよく考えられていてさすがだなぁ…、と思いました。 最初に「探索チュートリアルかな?」と思っていた供え物探しがちゃんとストーリーで意味を持ってきて、そこから最後に雷を落として「これでめでたしめでたし」と思ったら、最後に池から絵が出てくるのは本当にいい終わり方でした!卯月君はきっとこれからも色んなお願いを聞いたり、色んなバイトをしていくのでしょうね…。 今回も楽しませていただきました!次回作が来るのを楽しみにしています! @ネタバレ終了 @ネタバレ開始 @ネタバレ終了
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なぜ少女は村人を殺すのか?未だ起きていない大量殺人を防ぐため、少女の心の闇を暴く。 面白い設定の推理ゲームでした。 なぜ少女は人を殺さなければならないのか? 事が始まる前に色々と私なりに考えてみたのですが、質問内容はほぼ全てをカバーしてくれていて、モヤつくことなく推理を進められたのがありがたかったです。 1つ1つ分かりやすく説明してくれるので、きちんと話を聞けば真相に辿り着けるようになっているのも嬉しいですね。 (逆に難易度高めでチャレンジしたい方は、質問を絞ってプレイするのもなかなか面白いかと思います) @ネタバレ開始 終盤でウツロギさんが「山で暮らせよ」と仰ったのですが、まさにその瞬間私も同じことを思ってました。(苦笑 普通の人なら「そんなことで!?」と感じることでも、本人は本気でそうしようと考えているのですから怖いですね……。 フィクションとはいえ、止められて良かったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
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0時のアラビアンナイト配信にてプレイさせていただきました。 一人でも遊べるマダミスというぼっちな私にもありがたいゲームですね! マダミスそのものは以前数回プレイした事はあるのですが、こういった一人でプレイできるゲームとして落とし込むというのは難しい事だったと思います。 @ネタバレ開始 初手でリリィさんを選んでプレイしたので犯人を当てる事と、2周目としてメリィさんを選んだ際に目的を達成する条件を満たすのが結果として簡単になりました。 ヒロイン3人がそれぞれ違う情報やアイテムを持っているので、ちゃんと本家マダミスを再現されているのも良いですね。 本筋である、事件の犯人探しと別に個別の達成すべき目標設定。 ヒロイン毎のタイムテーブル表示や追加情報(証言)発表。 全体での議論に1対1の密談と、流れとしてもマダミスをした事がある人ならわかってらっしゃる!となる位ちゃんとプレイ時に含まれる内容を網羅されていますし。 物語としては、各ヒロインが目的を達成する事で基本真っ黒な事情を抱えた男性陣が救われ好転していく。 最初、タイトルにあるアラビアンナイトの部分も含め何故この舞台設定で乙女ゲーかつマダミスな題材にしたのか?がわからないままプレイをしましたが、王子が女性恐怖症になった理由とその後の行動や運命の相手を見つける事で血が流れる事はなくなった。 レイジ王子にとってのシェヘラザードがリリィさんだったという事で合点がいきました。 0時というタイトル部分に王子の名前をかけているのもですが、作中に出てくる重要アイテムのガラスの靴…といえばシンデレラの魔法がとける時間も0時であり。 シンデレラでは城でガラスの靴を落としたシンデレラを王子が探しに行く流れですが、この作品の場合はガラスの靴を片方ずつ持った者が城へ向かった結果後日談として本来の持ち主の元へ戻る。 本家と逆の流れを取る事や乙女ゲーの要素として運命の相手を見つけるという所にも繋がる点でなかなかシャレているなぁと感心しました。 @ネタバレ終了 概要欄にもある通り、新感覚!なゲームでありタイトル画面の「はじめから」を選んだ際述べられている通り初の試みの為、具現化するにあたり難しい事も多かったと思われます。 が、私としてはフリーゲームは作者様が好きな事ややりたいと思った事を表現し挑戦できるのが最大の強みでありプレイする側もそれを感じて楽しめる物と思っております。 なので、今後も作者様のやりたい事をまたこうして作品として遊ばせていただければ…と思いました。 それでは、面白い作品をありがとうございました。
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因果律 Inside The Memoryこれはめっっっちゃ面白かったです! フルボイスでLive2Dというのも凄いのですが、お話の内容がめちゃくちゃ私好みでした! @ネタバレ開始 招待状、電話が通じないペンション、唯一の橋爆破! 主人公は過去に何かあったらしく、思い出せない! そんな主人公に恋慕するイケメン!! 翔月の主人公に対する執着がたまらなかったです! @ネタバレ終了 部屋の中を探索したり、命を狙われたり過去を思い出したり。 本当に楽しかったです!
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古都の謎解き物語 幻の湖の演舞劇不思議な東洋ファンタジー探索アドベンチャー! 話す、調べるなどの探索ができるアドベンチャーは大好物なので、楽しくプレイさせてもらいました! @ネタバレ開始 探索もそんなに難しくはなく、詰まることなくサクサク進めることができました。 街ゆく人に話をきいて、行ける場所が増えたりアイテムを手に入れたり。 お団子を手に入れてちょっとした旅行気分でも味わえましたv @ネタバレ終了 UIなども物語の雰囲気とマッチしていて、物語にどっぷり浸かることができました。 素敵なゲームをありがとうございました!
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COVERUPさっくり遊べる短編集。 意味が分かると~は好きなので答えを知識として知ってるのもあったけれども演出やテンポの加減がよくて最後まで楽しめました。 短くぞわっとした怖さがあるいい推理ゲームでした。
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キツネバナプレイ中なのですが、現在進まないバグが発生しております…… ダウンロードでもこちらでプレイしても同じところでバグります @ネタバレ開始 チケットをもらって家に帰り、奥さんとお話ししたところの暗転から真っ暗なまま進行不可になります @ネタバレ終了 私のプレイ環境が悪いのかもしれませんが、途中からプレイできず悲しいです(´;ω;`)
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菟原まひるの選択
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WHO THE HELL AM I感想が遅くなりましたが、配信にてプレイさせていただきました。 自分が誰なのかを推理するゲーム…というだけでもジャンルとして珍しいと思いましたが、ジャンルは推理ADVでありその推理材料として回想を見ていく。 これがこのゲームにおける主人公の目的でありできる事として正しいですが、もっと根底にあるテーマは別にあると感じました。 @ネタバレ開始 私の中では『推理ゲームの皮を被った哲学(人の生きる理由)を問われる物語を読むゲーム』という方が感覚としてはしっくりきましたね。 推理ゲーム要素としては最後の選択肢で自分の正体と思う人物を選ぶだけで他に根拠となる要素をプレイヤー側が作中で提示する必要もなかったので最悪総当たりでもクリアそのものは可能な事。 (はずれの場合は、恐らく本来行われただろう根拠を語るパートがばっさりカットされた上で扉の先に行ったんだな…と理解はしましたが) なので、その推理上重要な部分である正解を当てる為の回想であり4人の物語こそがこのゲームにおける実質の本体だなぁと。 謎解きについては、私は二択まで絞った結果間違えたので2回目で正解はできました。 が、その際に述べられた根拠を聞けば自分が前回「シウである」と答えた為、酒の話について嘘を言っているので違うという部分で「あああーーーー!?」と悔しくなりました…。 登場する4人はそれぞれ自分の人生について悩んでおり、立場が違えば内容も様々でどの悩みもそれぞれ理解や共感ができてしまう為聞いていて胸が重たくなる感覚がありました。 流されるように生きてきたトールは気づけば戦争に出る事になってしまい。 シウは教会の真実を知り神なんていないと知りながら異物としての自分を隠して生きていて。 スカーレットは今までの頑張りは何だったのか…と、やり場のない感情を抱える事になり。 ロータスは記憶喪失も含め自分とは誰であり、まず生きる為には選択肢がない現状であり…。 誰が主人公の正体であれ、これは生還できたとしても今度はこの悩みと再び向き合わなければならない事。 どの悩みも、今の生き方から外れない限り抜け出せないのは目に見えているでしょう。 それまで自分という芯が曖昧だった者がそれを見つけられるのか? 衣食住は保証されている分自分を偽り生き続ける事は大変でもまだそちらの方が安全ではないのか? 自分の望みとは違ってもそれで不便のない生活が保障されているなら? 年単位で戻ってこない記憶である以上、この先だって戻ってくる保証などあるのか? 本作は世界観こそ剣と魔法のファンタジーであれど、恐らく多くの人はトールくんのような悩みを抱えながら生きているという点で一番共感を集めると思いました。 彼の場合は子供の頃からという点で若干早いとは思いましたが、大半の人は現実を知る程大きな夢を持ってそれに突き進む事を難しさからとりあえずの安定性を求めて就職なりをして生涯を終える。 役割として便利屋とか、人からすればいたら助かる存在かもしれないけど案外こういう立ち位置ってしばらくすると名前も忘れられがちである…という事も含め、ある意味現実的であり。 私自身、そういった時期はそれなりに長かった為彼の戦闘中の叫び含めいつか彼が欲した物を見つけられる時がくるのを祈りたいです。 シウちゃんは境遇としてどんな生き方をするか選ぶ事ができなかった以上仕方ないし、現状から逃げ出そうにも下手をすれば消されてしまうリスクすらある。 衣食住の保証された環境であり、学校にも通えたといえば聞こえはいいでしょうがその裏に何があったのか…これは関係者しか知る事はできず相談できる相手もいない。 だから見つかった場合のリスクは承知でも、酒場で楽しみたい!そうでもしなきゃやってられない!となるのは大変良く理解ができてしまいます。 むしろ、自分が異物である事を自覚しながらも他と同じである演技を続けるなんて心が擦り減るの待ったなしなので…これは時間の問題で現状から脱しなければ心が壊れたかもしれないのが恐ろしいところです。 スカーレットは私も思わず「お姉さま!!」と言いたくなる位格好良い武に優れた女性という好みにドストライクすぎたのですが…なぜ彼女がここまで頑張っていたのか。 いくら成果をあげようとも最終的に女である彼女は家を継ぐ事ができず、最終的には政略結婚の駒としか扱われない。 しかし、立場上利用弱音等も許されずそれを相談できる相手もいない。 戦争は順当にいけば勝利して終わりその後には結婚をする事がもう確定事項として待っている…。 となれば、今までの自分の人生とは何だったのか? 現代日本でも近年ようやく女性が社会に出て出世するのが当たり前になってきたものの、これ自体は時代に関係なく相当根深い問題でしょう。 個を定義する物として、意識の連続性という物が存在する。 もし、かつての記憶を失った人は以前の自分と同じ人間と言えるのか? 思考実験でたまに言われる話ですが、かつてのロータスとはどんな人間だったのか? それがわからず、思い出せずとも生物である以上生きる為に何かをしなければならず結果として今の立場にいる。 他の3人とはまた違った変化球ではありますが、何故生きるのかという点で言えば彼の抱える問題も深刻でしょう。 なくした記憶は戻らないかもしれないし、それが濃厚であり。 それまでの自分もわからない中どう生きるべきか?それを教えてくれる人等当然いない。 第三者の無責任な物言いで良ければ、彼らに現状を変える為の提案をする事は可能かもしれませんが重要なのは作中でも言われていた通り 「自分で選ぶという事」この一点に尽きるでしょうね。 結局、自分の人生に誰かが責任を取ってくれる訳ではない以上その結果がどうあれ自分が選んだ決断を信じて進むしかない。 だからこそ、主人公が蘇生後に4人で旅に出る場面は彼らが自らの選択で新たな人生を歩み出した、その大事な一歩なんだと祝福せずにはいられませんでした。 生きていれば絶対に困難だってある、だけどそれが自分の決断した結果なら立ち向かって行ける。 人間は弱い生き物かもしれないけれど、同時にその強さを持ってもいる。 なので今は、彼らの新たな旅立ちを祝福し見送ろう。 推理ゲームというと、犯人(今回は自分の正体)がわかると再度プレイをする気持ちが起きにくいというのが難点とは思いますが私はこの作品において重要なのは彼らのそれまでの人生・悩み・そしてどう生きる事を選ぶのか。 人間の物語を見届けるという観点で楽しむ物と思っております。 なので、もしどこかで気持ちが落ち込んだ時…彼らの悩みながらも最後は好転していった様を読み直し元気をもらいたい。 そう思える作品でした。 @ネタバレ終了 長文となりましたが、これは長文にならない方が嘘だと言わせていただきつつ。 素晴らしい作品をありがとうございました。
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MonstrousPark「怪物」×「遊園地」×「ミステリー」の伝奇ノベルゲームとかやらないでか! わぁわぁわぁ 遊園地モチーフは楽しいな!トラバンド! 乗りたくなってきました〜! 印象もだんだんと変化していって楽しい時間を過ごせました。 ありがとうございました。
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菟原まひるの選択序盤のほのぼの展開からの急展開なストーリーで楽しめました。 ミステリーと恋愛要素を絡めた構成で先が気になる展開でした。 まひるは死にかけているもののストーリー全体の雰囲気はポップなのでシリアスながらも重くなりすぎないのが良かったです。 @ネタバレ開始 小夜と暁人の二人エンドの展開が引き込まれる展開で楽しめました。@ネタバレ終了
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古都の謎解き物語 龍の酒場前作をプレイして、今作、楽しみに待っていました!今作も、配信上でプレイさせていただきました。 システムは前作と同じで、いろんな人に話を聞いたり、自分で調べたり、今まで得た情報から推理をしていくスタイル。ちゃんと情報を得ていれば推理も難しくないので、ノベルゲームが初めて、という方にも、気軽にプレイしていただける作品だと思います! @ネタバレ開始 通行手形を落とした行商人さんに再会してお話を聞いて瞬間に凧のことは思いついたんですが、紙気球使うアイデア、いいですね!お供え物が足りない、ということでお供え物の一覧を確認したとき、最初に藤宮さんとお供え物集めした時の知識から足りないものを導き出すところも、個人的にはすごく好きなポイントです!今作は藤宮さんも要所要所で活躍していたし、次回作もあるようなので、次回作でも彼女がどんなかかわり方してくれるのか楽しみです! @ネタバレ終了 本当に、楽しい時間を過ごさせていただき、ありがとうございました!
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なぜ少女は我が子の恋人を殺すのか?なかなか面白かったです!
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なぜ少女は村人を殺すのか?面白かったです!