ミステリー・謎解き
3454 のレビュー-
因果律 Inside The Memory難しそうで長編、これはかなりの気合が要りそうだ……と心配していたのですが、予想外に手軽に楽しめるタイプでした! 探索や謎解きは易しい方だと思います。説明にある通りメモがあると便利ですが、私は無しでもスムーズにクリアできました。サイトに攻略もあるので安心! 全エンド回収で2時間弱(ボイスは重要なシーン等は聞いて他は読むの速め、エンド回収の一部のみ攻略を見ました) 上質なボイスに動く立ち絵も魅力ですが、ガラッと変わるマルチエンドと隠された真実を解き明かすストーリーが面白い! @ネタバレ開始 前作プレイからずっと気になっていた続き、やっと見れました! 澪さん悪い人だと思っていたのに……などなど、まさかの展開が沢山で面白かったです! 催眠いいなりエンドも好きですが、トゥルーエンドの幸福感! ごちそうさまです!! @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました!
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ハナカマキリの心実況動画から来ました!面白かったです。ありがとうございました。
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ファミレス・ミステリーとても面白かったです! @ネタバレ開始 TRUEに行けなくて結構苦戦してたのですが、いざ最後の文面が変わると達成感が凄かったです笑 犯人に関しては一発で分かりました。 でもいざ話を聞いてみるとなるほどと思う部分もあり良かったです。 三人との話題の内容にはそれぞれ考えさせられ、その時から何かありそうだなとは何となく思っていましたが、よく考えられたストーリーでとても良かったです。 @ネタバレ終了 良作ありがとうございました!
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COVERUP気軽にサクッと遊べる推理ゲー! 案内人さん含め、クラシカルで謎めいた雰囲気が印象的でした。 テイストの違う謎話をこれでもかというくらい堪能できます。 プレイ時間は長すぎず短すぎず。 推理も簡単すぎず難しすぎずで絶妙です。 ヒントも与えてくれる案内人さん優しい!と思いつつ、果たしてそれは優しさだったのか…ゴクリ。 …という底の知れなさをエキセントリックに表現したFAを献上させてください~!!!(逃) (戻)推理にのめり込んでしまい、つい一気に完走してしまいました! とっても面白かったです♡
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可惜夜のさかしま町大好きなシリーズ!! 今回も南風原さんに会えて嬉しいです~ シリーズの中では今回が1番脅かし要素が強かった気がします。 その分ホラーをたくさん堪能できて楽しかったです! 謎解きも難しかったですがそこはヒントを活用させていただきましたので、無事クリアできました。 お話としては忠告通りの結末でしたが、そこがよりこのゲームのホラーな雰囲気にあっていたと思います。 素敵な作品をありがとうございました! また南風原さんに会える日を楽しみにしております!!!
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大正占術奇譚はじめまして、SOALのスカと申します。 お見かけするたびにどんなゲエムか気になっておりました! 雰囲気や音楽、少し不気味な感じや、理不尽だったりコミカルだったりするマルチエンド。 とても好みでした!要所要所で使われる大正っぽい仮名遣いも良いスパイスでした。 @ネタバレ開始 ノヴェルを読み進めていくうちに、登場人物が共通しており、 話が繋がっていたり、「き、しょう、てん、けつ」の法則に気づいてからは ぐんと他のルウトのノヴェルも読んでみたい!とひきつけられ、引き込まれていきました。 最後の大謎がちょっと難しくて、攻略を用意してくださっているのに甘え すぐに見てしまいましたが、 もう少し粘れば良かったかなと少し反省しています。 わかってみたら簡単に感じる。おばあさんの言う通りですね。 結末はかっこいいハッピイエンドで、しかし怖い余韻も残る終わり方で好きでした。 ちょっとジョジョやハンターハンターみたいな少年漫画みを感じて、 ひとりでテンション上がってしまいました笑 個人的には、花占いのお話が主要人物全員出てきて、話の内容も好みでお気に入りです。 @ネタバレ終了 素敵な大正体験を有難う御座いました!
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菟原まひるの選択バーチャルフェス会場でお会いしたワンちゃんがかわいくて、ゲームも遊びに来ました! タグにもちゃんと「ワンちゃん」の文字がある……!! 同時に二人から告白されるという、今までにないような始まり方で驚きました。その後も選択肢をぐるぐるしながら、次第に明かされていく真実に目が離せなかったです。 @ネタバレ開始 全エンドコンプリートするのは結構難しいかも? とのことでしたが、確かになかなか難しかったです。セーブ数がたくさんあって本当に助かりました。それに、エンドリストのヒントもかなり参考になりました。 最後にたどり着いたのが『09』エンドで、本当に感動で前が見えなくなって……。おかえりいいいまひるちゃん!!いい子で頑張ったねえ……!! エンドロールも3人仲良さそうでこっちまで嬉しくなります。ミカゲくんもお空から見守っていてくれてるのかな。いい子だ……。 『10』エンドも個人的に印象に残っています。地獄だろうと、3人いっしょなら大丈夫……そんな風に思える関係って素敵だなと思います。いろんなエンドを見るうちに、3人のことが本当に好きになっていきましたね。生きていてもそうでなくても、一緒にいてほしいと思うようになりました。 そしてなんといっても、『11』エンドで腰を抜かしてしまいました。ミカゲくんエンドが、ある!!!! あるだけじゃない、結ばれちまうんだ……!!!!!!!! きっとミカゲくんなら、ずっとまひるちゃんのそばにいてくれるだろうという安心感がありますね。末永くお幸せに……! ミカゲくんをもふもふするまひるちゃんのファンアートを描いてみましたので添えておきます。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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怪異判定アドベンチャー「奇天烈相談ダイヤル」難しいけど面白いゲーム。とりあえず一週間(一週目)クリアしました。評価はCなので、もっとがんばらないと。
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In Your Humor無機質な印象のタイトル画像、真面目な作品かと思ったら「あなたのユーモアのままに進めてほしい脱出ゲーム」だと!? 選択肢でボケろってことか……その挑戦、受けて立とう! 脱出の可能性よりも面白そうか否かで選択肢を選んだつもりが、なんやかんやでスムーズにクリア出来てしまった!! 確かに自分のユーモアのままに進める脱出ゲーム! サクサク進めて約1時間でクリア。サムネ参照の早押しミニゲームは、マウスでも苦戦はせずにクリア出来ました。 ゆる~い感じなのに回収しきれないほど作り込まれていて、楽しかったです! @ネタバレ開始 ゲーム開始前から笑うw まさかタイトル名を変更できるとは! あああああで爆!! ギャルゲも笑いました! しかも立ち絵の解像度とか、確かにってw ゆるくふざけまくっているようで、キャラや細かい背景イラスト、ツッコミシステム、セーブ関連、ユーモア診断まであったりと、作り込みが凄い!! しかも他の方のコメントで気付いたのですが、すっかり忘れていたキャラクター設定で台詞まで変わるとは! 恐れ入りました! 私はデフォルトちゃんが特に好きです! @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました!
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菟原まひるの選択記念すべきティラノゲームフェス第1回のグランプリ受賞者が7年ぶりに凱旋フェス参加だー!ということでTGFガチ勢としては非常に感慨深いゲームで、フェス開幕直後にプレイしました!以前プレイした際は全エンドコンプができなかったのですが、フェス閉幕前に気合を入れてフルコンプしました!(ちなみに最後に残ったのはまさかのEND01でした!) ストーリーの本筋は「序盤に提示された大きな謎の答え探し」なのですが、次々に新たな謎が提示されて常に好奇心を刺激される展開が楽しめました。マルチENDなので断片的な情報しか得られない結末も多々ありますが、それもまた次の周回プレイへのモチベーションとなります。エンドが11個もあり、かつそれぞれの結末の振れ幅が大きいのも今作の魅力だと感じました。やっぱりEND10あたりが好みですが、意外性のあるEND11も好きです! ちなみにグラフィックはさすがに本職がイラストレーターの方のゲームだけあって申し分なさすぎる美しさです。何も言うことはねぇです!そしてイベントスチルは18枚もあります。スチルの中では最後18枚目のものがシーンも相まって好きですが、一番好きなグラフィックはゲームのコンセプトをバッチリ象徴的に表していて構図も素晴らしいタイトル画面の絵です!それ以外にもエンドロールのカットなどグラフィックはたくさんあって豪華です。ちなみにシステム周りも万全のクオリティでどこをとっても見た目が美しいです。 最後に、誰が遊んでも楽しめるとは思いますが、特にワンちゃん好きは大満足間違いないので、愛犬家の方には特に強くプレイをオススメします!!
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怪異ホラーミステリー×コマンド選択式アドベンチャー「星影の館殺人事件」ピコピコ音楽とレトロなドットが懐かしい……ぽち。 UIデザインとコマンドシステムも懐かしや。ぽちぽち。 @ネタバレ開始 途中、まなぶくんが喰われて擬態されているのかと思ったら、違った……事態はもっと深刻だった……。 依頼された殺人事件以外の所で犠牲が山ほど出ていた……。 ある意味解決してないどころか山守本家は既に……。 最初はとんでもないと思った長男親子がアツかった……。何てドラマだ……。 あかりさんも最初の方から伏線だったのか……。 婆様も最初はヤバいのかと思っていた……逆だったんか……ゴメンなさい……(土下座) 最終局面で色々と皆の印象が変わって見えて来るのがお見事。 @ネタバレ終了 良い意味でインパクトのある不気味さと、重厚な人間ドラマ。 本格怪異ミステリー、大変楽しませて頂きました。
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皇探偵と黒薔薇の呪い探偵さんが依頼を受けて、依頼主の家へ……行ったは良いものの、なんだか様子がおかしくて? なお話で、少しずつ全貌が明らかになっていく楽しさがありました! 謎解きもたくさんあり、攻略サイト様のおかげでなんとか全部解読&全エンド見ることが出来ました。 @ネタバレ開始 呪いやおまじないが多数出てきて、それを盗撮含めて実行するほどの愛の力って強いな……と思いました。 トゥルーエンドで扇さんをそばに置いておく判断をした皇さんの胆力に驚きつつ、まあ目を離したら何をするかわからないからそばに置いておくのが一番安全かも……とも思いました。 なんだかんだで、良い?三人組になりそうな気がしましたw @ネタバレ終了 面白い作品をありがとうございます!
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可惜夜のさかしま町大変感想が遅くなり申し訳ありません。 可惜夜もこちらが最新作という事で配信にてシリーズ全てを楽しくプレイさせていただきました。 プレイした当時としては週に1度は可惜夜シリーズを遊べるという楽しみがある!! とウキウキだったので、現状こちらが最新作であり一旦の終わりという事で楽しみ半分寂しいの半分はありましたね。 @ネタバレ開始 先に結末というか、トゥルーについて触れると ここ2作品が比較的救いはあったのに重たいのがぶっこまれたーーー!?というのが素直な感想でした。 (これ自身は話の内容として仕方ないというか、避けられない未来だったので納得はしています) 必ずしも真実が幸せなものとは限りません ここから始まる、それでも貴方は真実を確認しに行きますか? という選択をする文面や画面効果も雰囲気が充分あり、それでも全てを知らないと納得はできないと「はい」へ。 今作も、真相というか深部へ踏み込むという部分においてマテオ君の役割が大きいですね。 何はともあれ、生還できた以上もうあの公園に近寄らなければもし今後、知らない犠牲者が出る可能性はあっても南風原さん達には関係のない話でしょう。 真相が明らかになったところで証拠が足りなければ警察に犯人を突き出す事もできはしない。 (証拠についても、あくまであちらの世界で手に入れた物という時点で証拠能力もどうなのかな…という事踏まえ) 「…誰かを線路に突き落として殺したりしてないよね?」 ここまで到達したなら、薄々以上に思っていた確信へ触れる発言。 そして、最初の南風原さん視点では聞き取れなかった言葉もマテオ君にはちゃんと聞こえていたという事実。 会話から、やはり犯人はそういう事だった点やこれまでにも身代わりとしてたくさんの人を犠牲にしてきたという真相。 確かに調査中に首吊り死体のある家はありましたが、ここで繋がってくるのかと…。 まだ両親の死を理解できない年齢ならまだしも、それを死体として認識できているのに通報もせず家に居場所がないと表現する時点でこういち君側にも事情というか、明確な歪みや問題点を抱えている部分はあるのだと思います。 かといって、それが誰かを傷つけていい理由にはならないのですが。 「こういちくんがおしえてくれた かみひこうき。じょうずにおれたよ」 皮肉にも…というべきか、結果的には自分が教えた紙飛行機が彼を向こう側へ導く原因になってしまった。 これでもう、全員があの世界に行き犠牲者も出ない本当の終わりがきたんだなと。 収集アイテムが紙飛行機であった事や、最後にもらった紙飛行機もこれ単体では何故今このタイミングで? と思ったのに最後の〆に向かって綺麗に一直線で繋がっていたんだなぁというのが好きです。 こういち君が間違え続けて何故か来てくれないとは認識していたので、今度こそ間違えずに来てもらえるようにした仕込みなんだろうなという部分も合わせ。 謎解きとしては、もう私の頭ではヒントを使用するのが前提の難易度ではありましたがまだ最終的にクリアは可能な事。 トゥルーエンドを見る為に前提として収集物がある事は明言化されているので明らかに最後の謎解きであろう箇所を終わらせる前に見逃しがないようチェックができる点は良かったです。 プレイ時間が思ったより長くなったのも、これって助手子ちゃんがドラマに間に合わないのでは!?という心配をする事になる、ある意味ではネタになったのが今ではいい思い出となりました。 そして、見えている地雷とわかっていても見てはいけないと言われると見たくなる物はありますよね…。 (一度目は許してくれるだけまだ優しい方とは思いつつ) @ネタバレ終了 耳に残るゆうやけこやけの歌や、明るい時間ならきっと一般的に感じるであろう商店街を舞台の中心とした事。 (※ただし一般的ではない怪奇現象は起きる物とする) 日常と非日常の境にいるような、でもこれどう考えてもあちら側…を堪能させていただきました。 いつもながら素敵な作品をありがとうございました。
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えっ!俺以外みんな犯人!? ~半人館の殺人~俺以外みんな犯人!!! 主人公のチート能力! 誰を当てても 犯人なうえ、ミスると犯人にやられてしまう!! @ネタバレ開始 コメディかと思いきや 犯人だらけの中 生き残るために推理していくのが面白かったです!! 主人公が優秀ではないが憎めないタイプなのもとてもよかったです。 @ネタバレ終了 作品、楽しませていただきました。ありがとうございました。
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焦がれる腹を満たす熱実はフェスが始まる前から遊ばせていただこうと思っていた作品…! @ネタバレ開始 うおー、背景も登場人物たちのドット絵もすごいし、アニメーションの動きがいいー! でも文字見にくいかな〜と思ったら、通常文字にさせてくれる細やかな配慮!ありがとうございます! めっちゃミニゲーム愉しい!ただ残念ながら私のパソコンでは動作が思うように行かず、判定が少しおかしい動きに…ゲームオーバーにならずにクリアするだけが限界でした…。うう、やり込みたかった… @ネタバレ終了 パソコン動作事情でバッジをすべて手に入れることは叶わなかったですが、期待通りすごく面白かったです!ストーリーもよかったです。ありがとうございました!
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怪異判定アドベンチャー「奇天烈相談ダイヤル」まだ遊び始めたばかりですが、このクオリティを無料で遊べるのがすごいです。
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怪異判定アドベンチャー「奇天烈相談ダイヤル」面白いです。少し難しかったりしますが ただ今朝ロードしたら画面がとまり 左下に不気味に「地獄へ落ちろ」という言葉がでてきました 怖すぎて今はやってません。改善してほしいです また最初からはきついです。
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ハナカマキリの心質問系統のゲームはあまりしないのですが、ハナカマキリに惹かれてプレイしました。 @ネタバレ開始 質問するうちに、何故か質問者である私が主体になった質問内容が多くあることに すごーーーーーく嫌な予感を抱きつつプレイ 結末がどうなるかだけ気になり先に結末をみて二周目を開始したのですが… 発覚する浮気!彼の一途さ!そして何故彼が花に擬態するハナカマキリになってしまったのか… 明確にか描かれてはいませんが、どう考えても中身がからっぽで自分の意思がなく ただ友人に言われた通りの「華やかさ」だけを彼に求めて魔法をかけたであろうことは想像に難くない… だから記憶もそのままだったし華やかさがふわふわで具体的にイメージなんてなかったから花に擬態した生き物になってしまった…んでしょうか いつ喰われるんだろう…と思いながらプレイしていたのですが、単純に姿だけを変えたのであれば花(彼)に近づいた彼女を喰わなかったのも納得です …彼が報われるといいなあ。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
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0時のアラビアンナイト乙女ゲームは好きでたくさんプレイしているものの、こういった趣向のゲームは初めてなので新鮮でした! ヒロインたちの生い立ちがかなり細かく、またハッピーエンドもそれぞれのヒロインらしいものになっており、感情移入しながら遊べました!! @ネタバレ開始 初回は妖艶キャラのリリィちゃんを選んだのですが、自己犠牲精神が強いあまりに「私がやりました」と言い始めたときには「ちょっと待って!!ダメダメ!!!」と即ツッコんでいる自分がいました……(笑) @ネタバレ終了 サスペンスですが可愛らしい絵柄と、シリアスすぎない雰囲気のおかげで安心して遊ぶことができました。 フルボイス化も楽しみにしています!!
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大正占術奇譚申し訳ありません!文字数制限で千切れました 続きを投下させていただきます。 @ネタバレ開始 「ねえ、最後に聞かせて。 大正時代って、一体何だったの?」 ツルバにとっては後の時代の人間が決めることだと言い。 ヤエコにとってはすべてが輝いていた時代だったと言い。 まだ当時子供だっただろうトワには…難しい問いかけかもしれなかったのかな?と思い。 答えはきっと人の数だけ存在する…というのが無難であり間違いでもない解答でしょう。 でも、あえて明確な答えを出すならそれはその時代を生きた誰かにとって、あの頃は良かったと言いたくなる輝かしい時代だった。 ヤエコが決戦前の独り言でこぼしたように。 時代はズレますが、本質的な部分ではカイハラが明治時代は良かったと言っていたのと恐らく大差はないのでしょう。 それが現代ならば人によっては昭和であったり、平成であったり。 きっと誰にだってある輝かしい時代、綺麗なものを見たという思い出。 それがこの作品では大正時代だった、それが全てなのかなと。 …と、しんみりしましたがマブキが現代に戻ったという事でいよいよ最終決戦へ。 タロットに描かれた姿同様に首に縄をかけられたマブキ。 そして、ノヴェルの中に出てきたロシアンルーレットによる決着方法。 って…弾を全部に入れて初手こっちに渡すのは反則だってーーーーーー!? これはさすがに死んだか?と思いきや…鏡? まさか、元の世界の戻る際に他にも使えそうなボツを探して持っていたとは想定外でした。 起死回生からの今度はお前の番だ!によるターンエンド。 そしてようやく建物の外に出れば、外はすっかり真っ暗に。 だけど、あの時見つけたボツのように月の明かりに照らされながらきっと無事に帰る事はできるのでしょう。 ようやく…ようやく長い物語も終わりを迎えたのかと年表から始まるスタッフロールを眺めながらほっと一息 …では、終わらせてくれませんでしたね。 やはりあの占い師…ただものではない。 次のターゲットは今このゲームを遊んでいるプレイヤー自身となるか? マブキが最初に読むのは決まって奇の本だったように。 実は、このゲームを起動した際にプレイヤーも必ず手に取っているのですよね。 「架空 ノヴェル・ゲエム 大正占術奇譚」 水晶玉に映りこんだ『奇』の文字で始まる本を、タイトル画面へ行く前に。 だから「クリック・トゥ・スタアト」を押した時点で、実はプレイヤーもマブキが主人公のノヴェルを観測する次のターゲットだとしても何らおかしくはなかった…。 @ネタバレ終了 ノヴェル1話1話それぞれの内容も良いのですが、全ては大正時代に起きた物語という括りで大正の雰囲気を味わいつつ。 最初は純粋に自分なら占いを信じるかどうか?のテストからプレイを始めましたが、続行するうちにこう…世界の深淵へと足を踏み入れ。 詳細は折り畳み部分にも記載したのですが言葉選びや表現というのでしょうか、それがとても自分の中にある価値観と響いたり共感できた部分が多く読んでいてとても面白いと思えました。 結果的に、個人的にですがこれは同じ占いをテーマにしつつ掛け合わせる物として大正時代が制約の少なさを抜きにしても正解だったと思います。 程よく遠くなってしまった時代だからこそ、ノスタルジックと現代の少女であるマブキの組み合わせがよく映えたと思うので。 感想を書くに辺り、莫大な文字数となってしまい申し訳ありませんが「好き!」や「良い!」と思った部分を全て詰め込んだ結果こうなりました。 このたびは素敵な作品をありがとうございました。