ドラマ
7843 のレビュー-
小坂さん。 - Remaster3日後に隕石が降ってくるから、前向きに自殺したい小坂さんと僕の物語でした。 印象的な冒頭から始まりますが、それとは対照的な、明るくて切なさもある綺麗な物語に惹き込まれました。 透明感のあるイラストも素敵で、特にラストシーンのイラストは、ため息が出るほど綺麗で、心に残りました。 @ネタバレ開始 彼には、日常に戻る選択もあったと思います。それでも彼女の現実(リアル)を一緒に見て、それを選んだ彼の気持ちに嘘はないし、彼女と過ごした3日間にも嘘はない、だからこそ、この物語は、周りから見ればバッドエンドだったとしても、2人とってハッピーエンドなのが、凄く綺麗だと思いました。 @ネタバレ終了 1時間以上の作品ですが、物語に惹き込まれて、あっとゆう間に感じられました。 素敵な作品をありがとうございました!
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三人ぼっちの世界なら傷だらけの女の子とは対照的に、背景の色鮮やかなキャンピングカーと満開の桜が気になりプレイさせていただきました! 家族から逃げてきた少女と、訳ありな男女の2日間の共同生活のお話です。 @ネタバレ開始 シロちゃんママとんでもないな…!!というのが最初の感想でした。 冒頭からヤバい人感MAXでしたが、母親として0点過ぎる…。 シンデレラのお話も、ママさんからしたら美しい例え話かもしれませんがガラスの靴は王子様がシンデレラを求めて初めて真価を発揮するものだと思います。 子供を私欲を満たすための道具にするんじゃない! あの環境で暮らしていてもシロちゃんの自我が崩壊しなかったのは、白猫のシロちゃんの存在があったからこそですよね…。 水希さんと大地さんにめぐり合わせてくれたのもシロちゃんだし、本当にいい子だ…。 迎えたエンド順はトゥルー→ノーマル→バッドでしたが、後味の関係で逆から感想を語らせてください。 バッド 上でも散々言いましたが、本当にろくでもない…! 子供の頃からの憧れに目がくらみ、現実を見ることを諦めたからこその末路なんでしょうが…それにしたってひど過ぎる。 シロちゃんがあまり苦しむ描写がなかったのがせめてもの救いでしょうか…。 ノーマル ああぁ…水希さんがトゥルーで言っていた「私達から見たシロのような存在」を絵里花さんも見つけられなかったんですね…。 ここは先にトゥルーを見たからこその勝手な考察なんですが、水希さんと大地さんの2人の到着がもう少し遅ければ、絵里花さんにも希望が生まれたのかもしれない…と思わなくもないです…。 トゥルー 初期からシロちゃんの語りに「今でも覚えている」等の表記があったので、これは過去のお話…? ちょっと不穏な気配がするな??と警戒しながら初回は読み進めていました。 トゥルールートでは大地さん、水希さん、絵里花さんの3人に対して「3人で1人分の人生を歩んできた」と表現されているのを見て、すごく府に落ちました。 3人だけの世界ならこれ以上にない幸せな暮らしができたのかもしれませんが、職員という異物が2人が知らない間に紛れ込んでいたせいもあり、ある意味最初から破綻している「1人(3人)」だったんですね…。 シロちゃんの純粋な優しさに触れて、自分という個人を理解していたつもりだった大人2人が、本当の意味で自立する描写に心が締め付けられました。 シロちゃんの未来を切り開くと同時に、3人になりきれなった1人分の大人が、自立した3人の人間へと成長するための物語だったんだなと個人的に解釈しています。 作中でもよく「人生は続いていく」と表記されていましたが、絵里花さんの手紙を読んだ後にシロちゃんが無意識に将来の夢を思い描いたりしていて、ここに繋がるのね!と感動しました! エンディングでシロちゃんが披露した「孤独を知らないわたしたち」の曲名も、とても好きです。 離れ離れになった3人が、3人になったからこそ繋がっている感じが良いですね! OPもシロちゃんが歌ってるのかな?と考えると、涙腺がうるっときました。 @ネタバレ終了 心に残る、素敵なお話をありがとうございます!
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夜半に道連れ世界観に一目惚れしてプレイおよび実況させて頂きました。イラストも効果音もテキストも全部がとってもどストライクで、最後まで駆け抜けるようにプレイしてしまいました…! @ネタバレ開始 全3つの二人の選択を見届けた訳ですが、個人的にはED1から切ないやら好きな展開で興奮するやらで大変なことになっていたので、ED3のタイトル回収で号泣してしまいました… 二人で生きようではなく、二人で足掻くことを決めたのも人間臭さが出ていて大変好きでした。一見似ていない二人が、特異な状況で心の奥底を晒しあった事で、似ていることが分かっていき…と最後までずっと惹きつけられる展開でした。@ネタバレ終了 一つ一つのテキストが洗練されていて、読めば読むほど心を打ちました。二人の今後に幸あれと祈るばかりです。本当に素敵なゲームをありがとうございました、このゲームに出逢えて幸せです。
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温泉でお酒を飲もう!~Drinking in the hot spring!~ゲームを始める前は裸の女の人がたくさん出てくるイージーなお話なのかなって思っちゃってたんですが、実際は出てくる人物それぞれに人生の悩みがあり、それらが響きながら温まっていくお話でした! セリフの言葉や表現が好きだなって思える言葉が多く、キャラクターのひとりひとりに表情がたくさん描かれていて魅力的です! いつか、(色々気をつけながら)空と雲が映る露天風呂でお酒を飲んでみたくなりました!
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想い出眠れぬ夜に読ませていただきました。 美しい調べと波の音が耳に残る、優しい物語です。 登場人物の女性たちの柔らかく可愛らしい表情も相まって、終始安らかな気持ちで読ませていただきました。 登場人物皆がずっと優しい語り口で、激しさのようなものがない分、かえって、込められた想いの強さや純粋さが感じられるようでした。 @ネタバレ開始 最後のおまけとあとがきを読んで、登場人物や作者様方に幸いあれと思わずにはいられませんでした。 @ネタバレ終了 遊ばせていただき、ありがとうございます。
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BINARY HEARTS語彙力が無いのでこの一言にします 最高
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流転少女
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椿電鉄プレイさせていただきましたー! 長髪学生服男子良き…! @ネタバレ開始 ツバキ君そんな根詰めなくていいんだよバームクーヘンでもおたべ……。 でも自分が今まで得意だと思っていたものがそうでもないと思い知らされるのツライよなぁ。 ラスト花だけ残ったとき、あの花だけでも持って帰りたいと思ったけどあの世のモノを食べると戻れないとか言うので触れないほうがいいだろうな~とか考えてたら消えていったので、そこで本当にツバキ君が行ってしまった&彼の優しさが見えた気がして大変良かったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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夜半に道連れ制作中から魅力的な設定と仄暗くも美しいイラストを見ていて、絶対にプレイしたいと思っていました! @ネタバレ開始 あらすじからなんとなく察してはいましたが、クズ男を殺してしまった奥さんと、クズ男に騙された浮気相手が、亡くなったクズ男を一緒に埋めに行く。序盤からトップスピードの鬱展開ですが、相手がそうされても仕方ないほどのクズなので、二人の境遇を可哀想だと思いさえすれ、ここまでしなくても…とは一切思わず、奇妙な関係ながらも通じ合うところがある二人のぎこちなくも、お互いを思い合うやり取りに、こんなところで出会わなければ友人になれたのではないかとすら思いました。 二人の関係性は普通に考えたら、会話をすることもしんどくなるようなものなのですが、特異な状況とこれまでの生活環境もあって、互いに互いを「理解できる」と思えるもので。佐枝子さんもあさひさんも、一時の感情で罪を犯したのではなく、溜まりに溜まったものが弾けた結果なのだろうと。 罪を償った先に、今までには無かった幸せがあるかもしれないのに、自死を選んでしまうほどに疲れ切った佐枝子さん。確かにどんな理由があっても人を殺していいことにはならないけど、出口のない迷路の中ひとりでずっと苦しい思いをしてきたであろう彼女を想うと…。そして許してと言う彼女の涙がまた、こちらの涙を誘います。 「一緒に死のう」と言うあさひさん、ここでのタイトル回収がすごく秀逸でした。ずっと愛されたかった、大切にしてほしかった、幸せになりたかった、そう願う二人の女性に胸が苦しくなりました。仄暗い終わりが見えているけれども、つかの間の幸せに浸る二人、この終わりはこれはこれで悪くないと思いました。 後からエンド1を見ましたが、道連れの意味が変わっていて、またまた秀逸! 佐枝子さんのために自分だけが罪を被って死を選ぶ…あさひさん…。それはきっと佐枝子さんを苦しめるだけだよと思いつつ、身も心もぼろぼろになってしまった彼女にできる精一杯だったのだろうなと。でもこれじゃ辛すぎるよ! そう思ったところで選択肢がもう一つある!? 二人が自分の気持ちを隠さずに伝えあって「一人じゃない」と思えるエンドがあって本当に良かった! こんなことを思ったら罰が当たるなんて、確かにそのとおりだし、そう思うことは簡単だけど、こんな形でも二人が出会えて良かった! この言葉に尽きます。 きっとこれも一つの「道連れ」の形なのだろうと思います。それでも、せめて二人にとって幸せな道連れだとは思うので。 ラストの佐枝子さんの笑顔が美しすぎて、朝日が霞む! ダジャレではないです(笑) @ネタバレ終了 紫がイメージカラーなのだと思いますが、怪しくも美しく色づけされた世界が非日常感を演出していて、短編ながらも没入感の高い作品でした。 立ち絵の見せ方もお上手なのと、セリフに合わせて細かく変わる表情がその気持ちを高めてくれました。あさひさんの傷が本当に痛々しくて、佐枝子さんの気だるげな表情と仕草が妖艶で、特に印象に残っています。 シナリオも尖りすぎず、けれども心にずんと響くような言葉のチョイスが素晴らしかったです。ものすごく感情移入して読み込んでしまいました。 色々と暗い要素がある作品ですが、読んでよかったと思います! 素敵な作品をありがとうございました。
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たまゆらの夜あとがきまで含めて読了しました。 BGMもあいまって基本的にはゆったり進みますが、 先が気になる描写や物語的な起伏はしっかり存在しています。 一時間ほどですが、最後まで途切れることなく読ませる作品でした。 作品の雰囲気と裏腹に主人公の響は言動にかなり険のある人物です。 これはあとがきで作者さん自身もおっしゃっている通りですが、 まだ響の心情が表面的にしか語られない最序盤では殊更顕著に感じられました。 しかしそんな響がより踏み込んだ自身の内面を語ってからは、 彼に対する印象が大きく変わっていくことになります。 @ネタバレ開始 過剰なまでに他者を拒絶し、人間のことが嫌いだと言い切る理由。 それは他者を見下しているのではなくむしろ劣等感に苛まれるから。 ただ社会に存在しようとするだけで責められているような気さえする。 とても身につまされる思いがする独白で、ここで一気に心が動かされました。 @ネタバレ終了 辛辣どころでなかったタマへの態度もこの前後辺りから軟化するので、 主人公が苦手で離脱しそうになっても、とにかくそこまでは読んで欲しいですね。 対するタマはとにかく人当たりの良い好人物として描かれます。 作中で響が評したように、どんな無礼で理不尽な態度を取られても許容する。 しかし何もかもを肯定してくれるような存在ではなく、 導くことを第一としているというのが本質であり肝心だと感じました。 人間以上に人間的な表情を見せつつも、 超越者然とした能力や精神性をところどころで覗かせてくる。 親しみやすくも人間ならざる存在として、非常に巧みな描かれ方でした。 @ネタバレ開始 切なさを残しつつ前向きな結末は個人的にもとても好みな着地です。 人間時代のタマと現在のタマの容姿の変化――特に目と耳――を踏まえると、 大いに想像の余地と余韻を残すラストとエピローグも印象的でした。 @ネタバレ終了 素敵な時間をありがとうございました!
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自分よりも大切な存在完全版僕は2時間ほどで2つのルートをクリアすることが出来ました。子供を欲しいと願う人々の切実な葛藤を描いた作品で、大きく心揺さぶられました。この作者さんの作品はほとんど全てプレイしていると思うのですが、本作品は特に好きなものの1つとなりました。なお、僕は通常版の「自分よりも大切な存在」もすでにプレイしていたのですが、完全版ではまた別の視点で「子供を産むこと」が描かれており、楽しむことが出来ました。すでに通常版をプレイした方にもおすすめしたい作品だと感じています。 @ネタバレ開始 本作品は、前半の共通パート、後半の分岐パートで構成されています。 共通パートでは、楓と愛海という2人のヒロインとの学園生活が描かれています。前作の「通常版」では愛海がかわいそうに思えるところがあったのですが、「完全版」では愛海とのドキドキするようなシーンも追加されており、その点も良かったです。分岐へとつながる選択肢では、どちらを選ぶべきかとかなり葛藤しました(笑) ただ、本作品の真骨頂は、分岐をしてからだと思います。楓ルートと愛海ルートは、それぞれで描かれるものが異なっておりますが、それぞれの良さがあったと感じます。 個人的に素晴らしいと感じたのは、どちらのルートに入っても、もうひとりのヒロインが重要な役割をもって再登場することです。学生時代に恋愛関係とはならなかったけど、その後再会して新たな絆が生まれる。このあたりの描写はリアリティもあって、大変良かったです。 個人的に特に好きなのは、楓ルートです。主人公の出生に関する苦悩が物語の上で重要な役割をもっているなど、ストーリーの完成度も高いように感じました。 楓ルートは、楓と2人で不妊症の問題に向き合っていくことから始まります。主人公と楓は家族に対する考え方が大きく違うことが、本ルートにおける大きなポイントだと思います。主人公は「子供はいなくても幸せになれる」と考えるも、楓は「どんなに苦しくても子供が欲しい」と願う。このあたりの2人の葛藤は強く共感できるもので、大変読みごたえがありました。 楓の「結翔君と血のつながった子供を産んであげたいの」という台詞は、本作品の中で僕が一番好きな言葉です。「子供がほしい」という願いは、「親のエゴ」だという見方も確かにできるのだと思います。しかし一方で、深い愛情をもって産みたいと願う人々も沢山いるのだろうとも思いました。 なお、愛海との結婚を決意する時の結翔の気持ちについては、「この部分は、自分と結翔で価値観が違うな」と感じました。ただ、結翔のこれまでを考えると、彼がそんな風に考えるのも無理はないよな、とも思いました。 次に、愛海ルートについて。個人的には、前回でいわゆる負けヒロインであった愛海とカップルになり、仲良さそうにしているところが嬉しかったです。それだけに、愛海が苦悩する様子をみるのは胸が痛くなりました。特に、スマホアプリにて「ママと会えるのが楽しみだよ!」という文章が表示されるという演出は、共感しすぎて苦しくなるほどでした。 愛海ルートでは不育症の問題を扱っており、その点が楓ルートとの大きな違いのひとつです。ただ、愛海ルートではそれに加えて「家族を持つことは本当に良いことなのか?」「子を作ることは、親のエゴではないのか?」という問いについても丁寧に描かれていたと感じました。 完全版での追加要素の中でも大きなものが、門川陸斗の存在だと思います。彼は「家族を持つことは良いことだ」という考えに対するアンチテーゼとして存在しており、本作品のテーマに深みを与えてくれるものであったと感じます。彼の思想は反出生主義的で、実際、そのような思想を持っている人も決して稀ではないと思います。そんな彼の、「親は自分の幸せだけを考えて子どもを作るんだ」、「産むことは親のエゴだ」という発言に対して、結翔はどんな風に考えるのか。それが本ルートの大きな見どころだったと思います。 不育症という問題にぶつかり苦悩する結翔と愛海でしたが、その末に結翔が出した結論は納得感のあるものだったと思います。 「産むことが夫婦にとって、そして子ども自身にとって幸せだと信じているから産むんだ」 「俺にとって、これから生まれてくる子どもは自分よりも大切な存在だ。子どもと一緒に作る幸せを見たいと思っている」 陸斗にむけて語ったこれらの言葉こそが、本作品全体のメインメッセージだったようにも思いました。 正直なところ、ラストは愛海が出産できたかどうかが明らかになるところまで描かれるのだろうと思っていたため、本ルートの終わり方には当初少し驚きがありました。しかし終了後に考えてみると、「不育症であっても子がほしいと願う」という結翔と愛海の姿勢こそが重要なことなので、子を無事に産むことができたかどうかは描かないのも確かにありだなとも思いました。個人的には、タイトル画面のように、愛海が子を抱きしめる未来があってほしいなと思っています。 @ネタバレ終了 不妊症、不育症について多くの学びがあった本作品ですが、それだけでなく、各キャラクターの切実な葛藤が描かれた素晴らしい作品であったと思います。ありがとうございました。
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椿電鉄素敵なサムネイルに惹かれてプレイさせていただきました! @ネタバレ開始 3駅目あたりから「これ……ツバキ……実は死んどるやつよなぁ……」など思い始め、終点でツバキくんの色が少し薄く見え確信、エンディングで見事にゾッとしました。わかってても怖いもんは怖い。 意味怖系大好きな私にとっては大の満足でした! ……2周目、窓に手形つきまくってる背景で肝を冷やしたのはまた別のお話。 それにしても、唯一の取り柄が崩れるのってほんとキツいもんがありますよね……よく頑張ったよ…… 余談ですが、私自身の校内での成績順位がツバキくんと似た感じで高校でガクッと下がった組……(ツバキくんほど偏差値高いところではないし原因は趣味重視の結果の勉強サボりなので一緒にすんなって感じですが) 何か歯車が違ったらああなっていたかもしれないって人、私以外にもいそうなのが本当の怖いところですね……(小並感) @ネタバレ終了 素敵な作品ありがとうございました!
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鬼桜作者様の他作品が好きで、ずっとプレイしたいと思っていた作品、ようやく全エンドコンプすることができました! プレイ前は人と鬼による異種間争いのような、ファンタジー展開を予想していたのですが(人間に隠れて生きる鬼とか、異種族同士の絆とかもろもろ)、どこまでも真っ直ぐにヒューマンドラマな展開で、それゆえ胸が痛くなったり、それぞれのキャラクターが抱えているものに共感したり、とても心動かされる物語でした。 前評判どおり立ち絵もスチルも豊富で、メインではないキャラを含めるとものすごい数のキャラクターがいるにも関わらず、名前のないキャラにすら立ち絵がしっかりあるのに感動しました。 スチルが豊富なことの良さとして、特に殺陣のシーンは大変見ごたえがありました。 まるでアニメーションを見ているような臨場感のある演出、シナリオからイラスト、音楽などあらゆる工程をほぼお一人で作られているからこそできることだと思います。 @ネタバレ開始 お話としては恨み、憎しみが生み出す終わりのない連鎖と、それを断ち切ろうとする人々の強さと優しさが心にしみました。 白兎ちゃんが焔緋さんたちと出会って、悲しげな表情、諦め気味な言動が目立つところから、穏やかな笑顔を見せ、大切な人のために何ができるかを考えるように変わっていく姿が、本当に印象的でした。 「鬼」の定義についても考えさせられました。この物語の中の「鬼」は誰の心の中にでもいて、悲しみや憎しみが溢れることで、自分の中の鬼に飲まれて生まれるものなのだろうと。 誰かの罪を許せないとしても、断罪のために鬼になってしまえば、罪なき人が苦しみ、また新しい鬼が生まれる。その連鎖を断ち切ろうとした焔緋さんは、本当に心の強い人だと思います。 「自分の正しさを守るために戦うけど、それは相手も同じ」「殺して手に入れる理想は虚しい」一度は復讐に手を染めた彼だからこそ言える言葉なのだと感じました。 そのうえで遠州さんの言うことも、痛いほどに分かります。戦わなければ守れないものもあるし、自分が戦いたくないと思ったところで相手が引くとも限らない。 最後まで自分の信念を貫き通そうとする彼の生きざまは、たとえ間違えた道を辿ったとしても、カッコいいと思えました。 夜月さんのイケオジは、本当に刺さる…。 キャラで言えば菫ちゃんが本当に可愛くて、ラストまで見てるとこれは浅葱君と…(にやにや)な感じもまた良かったです! 騒動が終わった後の橡君は、最初の頃の白兎ちゃんを見ているようで、本当に痛々しくて…。同じように苦しんだ焔緋さんの言葉だから響いたのではないかと思えました。 復讐ではなく、人のぬくもりが連鎖していくシーン、大変胸が熱くなりました。 締めくくりは、桜の木の下で。もう一人じゃない、寂しくないという白兎ちゃんの姿に心洗われる思いでした。 キャラクター的にはいつもなら橡君のような、クールな少年キャラが好きなのですが、鬼桜に関しては焔緋さん派ですね。 ただここまで見届けると、これからのみんなが幸せであれば何でもいいやって気持ちが強いです。 エンドは全て見ましたが、エンド3の哀しさが…すべて失った白兎ちゃんの横顔、とても切なかったです。 エンド4はまだ未来があるものの、あまりに多くの希望を失ったエンドでした。 ただ一つ良かったことといえば、大人になった白兎ちゃんが美しいこと。きっと彼女はこれから先も焔緋さんを待ち続けるのだろうと思いました。 エンドコンプをスムーズにするために、トゥルーエンドを途中で見たのですが、この作品に限っては、他のエンドからコンプするのが良いと感じました。多くの人が幸せになれる、未来がある道があると知ってからの切ないエンドは、切なさが増しますね…。 @ネタバレ終了 正しさの意味を問う、暖かな春のような素晴らしい長編作品でした。 桜の季節に、またプレイしたいと思います!
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BINARY HEARTS面白かった…社会の闇が垣間見えましたね()スチルも良かったので、バッジが欲しいところでした笑
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ヘデラの花が枯れるまで作品内の情景がとても胸に刺さる作品でした。 モノクロのシーンとカラーのシーンの対比に想像を掻き立てられました。 クリックと自分の緊張してドキドキする脈がリンクしていくかのような感覚になりました。 @ネタバレ開始 カレンダーがめくられていくと同時に不穏さを増していく日常。 カレンダーが何枚も何枚もめくられる演出が素晴らしかったです。 愛する妻と娘が植物に変わり果てた姿は、ぎょっとするような不気味さがありますが、また同時に不思議な美しさがありました。 注射の「打つ」「打たない」の葛藤からのあのエンディング。 おまけで救われた気持ちになりました。 @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました。
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BINARY HEARTS主人公は、会社の上司に命じられロボットの教育係になります。 ロボットのシイナに優しく仕事を教えるか、いじめるかはあなた次第。 とても感情移入できる作品で、めちゃくちゃ面白かったです! 作者さんの推奨通り、ダウンロード版のほうがオススメ。 心が震える面白い作品なので、ぜひ遊んでほしいです。 @ネタバレ開始 バッド→ノーマル→ハッピーの順で攻略しました。 バッドED6がとても見ごたえありました。 いじめぬく主人公が鬼畜で、シイナが可哀そうすぎて 操作しているのは自分なのですが、心がえぐれました。 最後の顛末も納得で、こいつらみんなクズだから殺していいよ、となりました。 ハッピーED2は、ビターエンドで絆ができているからこその 悲しいエンドでこれまた心にグサッときました。 ハッピーED1は、本当にハッピーハッピーでとてもグッときました! そして、最後にプレイヤーの心理を見透かすような、仕掛けに驚きました。 シイナがとても可愛く、感情移入がはんぱなく出来て良かったです。 一気に遊びました。素晴らしい作品、ありがとうございます! @ネタバレ終了
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ヘデラの花が枯れるまで自分には愛する妻と娘がいる、今日も起きて顔を見にいこう。 クリックしながら真実を思い出していく、ほのぼの&切なホラー。 はじめはネタバレなしで読み進めてほしい、余韻ある作品です。 @ネタバレ開始 日常描写が可愛い絵で描かれているので変質していく様が際立ってて、 最後の残酷な真実を目にして、あぁっーとなりました。 でも最後には一筋の救いもあって、本当に良かったと思いました。 心に残る素晴らしい作品、ありがとうございます! @ネタバレ終了
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のっぺにゃん~のっぺらぼうで首だけの猫~どんな猫になるんだろうとワクワクしながらすすめました! テンポもよく田中君もかわいく、面白かったです! 素敵なゲームをありがとうございました!
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クリミナル・ボンド実況動画撮らせていただきました!! まず設定が私の癖にぶっ刺さりましたw 裏切られたいという・・・ ゲーム自体は非常にシンプルでわかりやすくて周回しやすいのでとても助かります✨ 早くすべて回って真相みたーい!!!!
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ミレニアムニューホームふわふわ尻尾のかわい子ちゃんのお宅に訪問していいんですか!!?やった~~~!!! 背景含めイラストがかわいくてとっても素敵です! @ネタバレ開始 ベッドはこれ一緒に寝るということ……??とそわつきました。 部屋を調べていくにつれて、ちょっとずつ不穏さが顔をみせるのがいいですね…… 1000年耐久護符、めちゃくちゃ欲しいです。切実に。やっぱり長寿種にとって住処の劣化は問題なんですね…それを解決してるのがつよすぎる そして真相解明編!いやあ……切ないなあ…… 寿命差のふたりってなんぼあってもよくて…… 主人公もニアさんと一緒に居たくて選んだ道なんだろうなあ…傍に居るのに意思疎通ができないの、あまりにも悲しいですね…… それでもあきらめないニアさん、強いな……と浸っているとイラストが!!わ~~!!!やった~~~~!!! 魔術師さんやりよる……でも欠点が長命種には辛いかもしれないし…封印もやむなしですかね… @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!