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1361 のレビュー
  • マジで桐生はイケメンだから!
    マジで桐生はイケメンだから!
    さわやかに、そしてテンポよく展開される二人のやりとりがとても面白かったです。俺くん、次々ととまることなく言葉が出てきててすごい。思いをストレートにぶつけてるのもすごいです。 @ネタバレ開始 桐生くんの内面の「イケメン」さ…!教師の発言にショックをうけた俺くんに、クラスメイトの前で意見して助け舟を出すその姿…まさにイケメンです…。反抗心もあったのかなぁ。桐生くんの苦悩や、それを聞いた俺くんの正直な思いと行動、感動しました。普段から行動派だけれども、ああいった場面で行動を起こせる俺くんもまた、素敵な「イケメン」だと思いました。英訳のシーンと最後の信号が重なったところはグッときました。 @ネタバレ終了 スッキリとした読後感。素敵な作品をありがとうございます。
  • マジで桐生はイケメンだから!
    マジで桐生はイケメンだから!
    清涼剤のように爽やか、あるいは真夏に飲む麦茶のようにのど越しスッキリな作品でした。俺くんのハイテンションぶりもかわいくて面白かったです。 @ネタバレ開始 桐生くんが初手から好感度高めなことが判明してニンマリしました。相思相愛……! 桐生くんのトラウマも俺くんのカルチャーショックも立場を変えればつまり誰にでもその人なりの苦悩や苦労があるということ。忘れがちですけど、頭の片隅に置いておきたいことですよね。人のものを盗むのはいけません。 いつか桐生くんが性別関係なく普通に接せられるようになるといいな、と思いました。 クラスメイトの前で教師を正論で窘められる桐生くんは名実ともにマジイケメンでした。若さもあるのかもですが、衆人環視のなか意思を表明するのってとても勇気がいることなので……。 @ネタバレ終了 読後感の良い楽しい作品でした……!相変わらずエンディングの入り方が気持ちいいです。 すてきな作品をありがとうございます。
  • 桜影に揺蕩う
    桜影に揺蕩う
    序盤から切れ味鋭いテキストで大いに笑わせてくれる作品でした。 隙あらば挿入されるコメディパートに流れるようなキャラ同士の掛け合い、それらが非常に高いクオリティでまとまった良作……にとどまらず、キャラクターの背景やそれによって培われた性格や趣向、行動や人間関係に至るまでの説得力、描写力が読み手に違和感を感じさせず、最後まで没頭してプレイできる傑作でありました。端的に言って最高です。 プレイ順は 東雲→千早→紺 でした。 @ネタバレ開始 【東雲】 出だしから可愛すぎて床を転がりました。両目眼帯は卑怯だと思います! 最初に東雲と清良が壺を見たとき「なんかいいよね」と言い合っていたのを  微笑ましく見ていたのですが、後に含まれた意味に気付いて目頭を押さえました。ふたりのお料理番組を永遠に観ていたい。 花魁道中で、思わず振り向いても仕事に戻っていく東雲が好きです。 誠実で、優しくて、真面目です。推しです。 エンディングで今までの人生を振り返って嫌なものを素直に嫌だったと言えた姿に思わず涙が出ました。 余談ですが、真っ先に彼のお話を見てしまったばかりに他のキャラのルートでの罪悪感がすごかったです。 【千早】 朱門前でのやりとりが非常に良かったです。最初はそっけなく早く帰れオーラを隠そうともしなかった千早が、ストーリーが進むごとに徐々に態度を軟化させていく様にニヤニヤしないでいることは不可能でした。 清良が羞恥から逃げようとしたときに腕をつかんで引き留める千早は最高でした。 「言ってくれないとわからない」と対話の姿勢をみせる千早は序盤の彼とはまったく違っていて、それでいて同じ人間の発露なのだと思わせる説得力が巧みでした。 【紺】 他人を手練手管で篭絡する紺が、所々で天然で純粋な清良に振り回されてあたふたする様が可愛かったです。最初の印象とは逆に意外と単純なところもあるようなので本当に翻弄されていたのかと思うと愛おしいです。 初めて紺が涙を見せるシーンで、自分で自分がわからないと零した紺は人間らしくて美しかったです。 あれだけの発言を聞かれておいて即座に言い訳したり手管を変えようと試みたり、自覚がない感情をこじらせて清良に絡んで否定されてドツボにはまって…… とにかく愛おしいです。可愛いです。 ふたりのお料理教室を延々と観るだけの日を法律で定めたい。 @ネタバレ終了 攻略対象は言うに及ばずサブキャラクターに至るまですべての存在が際立ってます。人物の構築が本当に素晴らしいです。キャラクターの掛け合いの巧妙さは頭一つ抜けてるという印象を受けました。 主人公の清良、本当にいい子です。それだけでなくいい男です。 瀬尾ルートとゆかりルートはどこですか……?ここですか……? お母さまも面白くて上げだしたらきりがありません。 プレイして本当に本当によかったと思いました。 すてきな作品をありがとうございます。
  • マジで桐生はイケメンだから!
    マジで桐生はイケメンだから!
    イケメンが真夏の青空のように眩しすぎた…! 桐生くんの行動、言葉、見た目の良さを俺が色々な表現で褒めちぎるのが面白かったです! @ネタバレ開始 最初こそものすごい勢いで桐生くんと俺の学校生活が展開され笑いながらプレイしましたが、後半は本当のイケメンとはいったい何なのかを考えさせられました。 自分を救ってくれた人って輝いて見えますよね。 「イケメン」という言葉には顔の良さだけではなく、その人の内面が好きだという意味も兼ね備わっているということを、俺は桐生くんに伝えたかったのだろうなと思いました。 ラストの信号機の描写が英語の授業の言葉と繋がっていて感動しました! @ネタバレ終了 とても幸せな時間を堪能できました! 素敵な作品をありがとうございます!
  • 桜影に揺蕩う
    桜影に揺蕩う
    最高だった。キャラがとにかく魅力的で、攻略対象と主人公清良との関係がそれぞれ全然違うため、飽きたりワンパターン感を少しも感じることなく楽しめた。笑える要素も多く、一気に最後まで遊んでしまった。@ネタバレ開始 ただ、東雲の初恋の人設定がどのルートでも健在なせいで、他ルート攻略中、終盤の告白シーンでも東雲さんの顔がよぎってしまって「ぐあっ...!!」ってなった。しきりに壺見せたがる東雲切ないしんどい。 個人的に、千早→紺→東雲の順でプレイするのがオススメです。
  • 純愛狂愛恋心
    純愛狂愛恋心
    面白かった><
  • 兄さんとラブホに入った俺!
    兄さんとラブホに入った俺!
    開始数秒で怒涛のギャグ満載で掴みからばっちり過ぎたのですが、バカゲーをしているはずだったのに気が付いたら感動の涙があふれていました…… ハートフル過ぎる!ふたりとも幸せになってね~~~!!!!!
  • あかいろきみと、しあわせに
    あかいろきみと、しあわせに
    だんだんと彼らの事情が明かされていくのがおもしろかったです!世界観や雰囲気もとってもよくで好きです。ありがとうございました!
  • 坂崎くんは推しに似ている
    坂崎くんは推しに似ている
    遅ればせなからプレイさせていただきました。面白かったです。 恋愛感情とは違うけど、この二人しかないんだろなっていう、独特の雰囲気を楽しめることができました。上質な短編小説を読んだ気分です。 @ネタバレ開始 個人的に二人の恋愛への価値観が真逆な所が好きです。
  • 救えないボクら
    救えないボクら
    『あぁ明日は病院へ行かなくちゃいけない。だから早く寝なきゃ。』 そう思っていたはずなのに、【救えないボクら】が公開されたと聞いて 早速DL後にプレイをし始めて、キリのいい所でセーブしようと思っていたのに 気がついたらEDまで行ってました。ギャグと不穏さを兼ね備える唯一無二の作品。 むし先生、キャスト陣。制作に関わったすべての人たちにありがとう。
  • 坂崎くんは推しに似ている
    坂崎くんは推しに似ている
    ゲームにドはまりしてる描写が共感しかなくてニヤニヤしてしまいました。 ゲームキャラに似てると言われる側はどんな感覚になるのだろうと思ったりもしましたが、特にだから何かを押しつけてる感でもなく、ただお互いの心情を言い合って隣にいる……それでいいのかも知れません。この先二人がどうなるのか、気になりますが、色々言い合える状態でいられれば……と思ってしまいます。 何だか深い何かがありそうに見えたので、続きがあれば見てみたいです。 そうですね、自分も、推しの未来が欲しいです!!!(ぶっちゃけた)
  • 天使のしくみ
    天使のしくみ
    可愛らしい絵柄と、夏の蒸し暑い空気感の表現が文学的で秀逸な文章との組み合わせが何だか新鮮に感じられました。そして思い切りの良いシナリオの分岐…… やばそうだなと思った分岐が意外とHappyでした。 可愛らしいだけでも、優しいだけでもない複雑な心情と状況。 考えさせられる作品でした。
  • このクソッタレでゴミクズみたいな世界にさよなら。
    このクソッタレでゴミクズみたいな世界にさよなら。
    グラシアスさん~!!!プレイさせていただきました!! まず梓くんの少し歪んだ性格がばっきゅんきました、、、。 七緒くんが女の子と話すと殴ったりしちゃうのも、好きだからって思うと少し共感。心中でいっしょにこの世界からばいばいできるのってとっても素敵だと思いました、、、。 毎回さいこうな作品ありがとうございます♡グラシアスさんの作品がさいきんわたしの精神安定剤です!!!!!!!!!!!!!!!
  • 坂崎くんは推しに似ている
    坂崎くんは推しに似ている
    演出全体がスタイリッシュなのも、描写が細やかでどこか儚げなところも、二人の雰囲気に似合っていて。葛西くんの部屋でのやりとりが、その質感が、とても印象的でした。この感じを言葉にしたかったですがどうもできません... ふたりの心が重なっているわけではなく、しかし隣にあるような空気感が好きです。 素敵な作品をありがとうございました。
  • 君といっしょにいきたいのです
    君といっしょにいきたいのです
    プレイさせていただきました、、、。 今までプレイしてきた中でぶっちぎり大好きな作品です。 最初から最後まで泣きながらやらせてもらいました。プレイするのもこれで7回目です、、、。 ベッドのところに座り込むシーンが個人的に大好きです。琴音くんの声は届かないけど会話してるっていうのが切なくてずっとみてしまいます。 うまく言葉にできないけど、ほんとうにほんとうに最高な作品だと思いました。 こんなに素敵な作品を作っていただきありがとうございました。
  • 偽りの花嫁、血染めのドレス
    偽りの花嫁、血染めのドレス
    病んでるBLがお好きな方にお勧めします。 親や周りの同級生、主人公、そして美笛自身もなのですが、性別に対するこだわりが強いなあと。 もっと別の、違う世界を見せてくれる人が目の前に現れてくれたらよかったのにねえと思いつつゲームを進めました。 タイトル通りのゲームです。 いろいろと考えさせられました。ありがとうございました。
  • 坂崎くんは推しに似ている
    坂崎くんは推しに似ている
    個人解釈ですが、恋愛と友情のはざま的なのを心地よく摂取できて心地よかったです!!
  • 兄さんとラブホに入った俺!
    兄さんとラブホに入った俺!
    時は大恋愛時代・・・。いきなりラブホに連れて来られてすごい勢いで弟に迫られるという超急発車で始まるお話です。陽太君が大変眩しいキャラで良いです。 @ネタバレ開始 陽太君の「据え丼だーーー!」にぶっと吹き出し、冷静に「据え膳ね」と突っ込む優しいお兄ちゃんに二度噴きました。 すごい迫力でお兄ちゃんに迫ってくるな、弟!!!顔ぉおおお!!!それは果たして人を口説く時の表情なのかっ! いちいち挟まれるボイスや効果音がwwwそしていちいち変化する名前欄wwwwwwちょっと待って、こんなのがずっと続くの!? 宇宙猫と化すお兄ちゃんに、「ワ・・・ワァ・・・(´;ω;`)」なお兄ちゃんwww と怒涛の勢いの前半でしたが、後半に来て過去を回想するドシリアス展開への流れで一気にしんみりとし。 かなり凄惨な仕打ちを受けるお兄ちゃんには読んでいるこちらが辛くなりました。 二人の関係性が明らかになっていくと、お兄ちゃんがどれだけ陽太君のことを大事に思っているのかが伝わってきて・・・せ、切ないがすぎる・・・。 陽太君がまっすぐお兄ちゃんを慕ってくれるのにもうるっとしてしまいました。 二人の心象がとても丁寧に描かれていて、家族として、恋愛対象として、どちらを選ぶべきか揺れるお兄ちゃんへの陽太君のまっすぐで温かい答えが全ての憤りを払拭してくれたラストには感動しました。ここまで全力で受け止めてくれる陽太君が良い奴すぎて泣いちゃったんですがっ。 @ネタバレ終了 ギャグを純粋に楽しむつもりで来たはずが、なぜか涙と感動のフィナーレで終わったという不思議体験をさせていただきました。 作者様の文才が恐ろしい!!素晴らしい作品をありがとうございました!!!
  • Liars’ Island / ライアーズ・アイランド
    Liars’ Island / ライアーズ・アイランド
    主人公の再生・成長の物語としてとても心に染み入る作品でした。 プレイ中は悲しくシリアスな場面もあるのですが、 淡いグラフィックや柔らかい音楽の力もあってか暗くなり過ぎず、 最後はとても読後感の良いゲームで心が洗われる気持ちになりました。 内容は社会派な側面もあって、かなりリアルに感じられました。 途中で挿入される作者さんの自作曲がとても素晴らしく、 歌が流れたシーンでは手を止めて聴き入ってしまいました。 プレイ前から曲は聴いていて良いなぁと思っていたのでゲームで流れていて感動しました!
  • 兄さんとラブホに入った俺!
    兄さんとラブホに入った俺!
    コメディタッチな冒頭から矢継ぎ早に繰り出されるキレのある文章が笑わせてくれます。演出やパートボイスも相まってニヤニヤしっぱなしでした。 @ネタバレ開始 コミカルなやり取りの裏に隠されていたものが徐々に明らかになるにつれ、プレイヤーも段々と真顔になっていきます。 同性愛も異性愛も同じものであるはずなのに、少数派であり、ただ不快だからというだけで攻撃してもよいとする心の働きは、見ていてとても重苦しい気持ちになりました。しかしながら、前半のふたりのやりとりをけらけら笑いながら眺めていた身としては、同時に身につまされることにもなりました(陽太くんはつねに真剣でしたから) このふたりの物語がハッピーエンドで本当によかったです。おもわず泣いてしまいました。 ふたりを取り巻く世界が今よりもう少しだけ優しいものになりますように。 @ネタバレ終了 すてきな作品をありがとうございます。