ドラマ
8426 のレビュー-
向日葵に添えるアイリス四季の花とアイリスの物語。なんてことのない時間がただ流れていく中で、色んな心がゆっくりと動いていく切ない物語でした。
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鬼の涙可愛らしい鬼と人間達の物語。御伽噺のような語り口で、さくっと読める掌編。 最初は選択肢を見て「あれー?」となったが、無事二つのEDを読了。いささか残酷描写はとってつけたような感もあり、なくてもよかったんじゃないかという気もしたが、やはりないはないでもうひとつのEDの価値が変わってきてしまうのかな、とも。 すっきりとした読了感が心地よい作品でした。
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鬼の涙日本むかしばなしとかにありそうなとても優しくて切ないお話でした。 あの選択肢はちょっと躊躇しますね・・・。 でも、最期は幸せでほっとしました~~~
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ある母子の亡命とても重厚な、ある家族の物語。イラストが豊富で、構図が素晴らしく、地に足の着いた文章と絡み合って濃厚な時間を過ごせました。 短編ながら心が強く動かされる物語、素敵でした。
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天使の願うもの暗くなりすぎない病院もののお話しでした。 まず、BGMがすべて自作なのに驚きました。いずれも物語にあっていたと思います。個人的にはメインテーマ・EDテーマ・冒頭の曲あたりが特に好きです。 あとやはり力の入ったEDムービーがとても魅力的でした。一枚絵はどれも素敵です。 病院系の話だとテーマが重くなりがちで、その重さをしっかり支えられるシナリオを書くのはとても難しいと思います。この作品は書きたい内容・結末のアウトラインがしっかりしているだけにテーマの重さにシナリオが少し負けてしまっている気がして少々勿体ないと感じました。 例えば、前半の展開で主人公・ヒロイン・周囲の大人の葛藤をもう少し長く詳しく描いていれば、後半の主人公の決意やそこまでの過程がもっと生きてきて感動的になったのではないか、とか個人的には思いました。 少し辛口になってしまいましたが、意欲的で夢・約束を軸にした暖かな作品だったと思います。 ありがとうございました。
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ある母子の亡命とても面白かったのですが、一言で「面白い!」で済ませられないお話でした。 「さなぎのままで」を読むと、何も無ければ幸せでいられたはずなのに…と思ってしまいます。 作品に没頭してたので、他の方の感想読むまで気づいてませんでしたが、確かにスチルがとても多く、演出も凝っていて映画のようでした。フォントの選択も良かったと思います。 Windows10+Chtomeでプレイしましたが、カメラ演出の際、スチルがメッセージの上になってしまう事がありました。 クリックで進むので後でログを読めば問題ありませんが、念の為報告させて頂きます。
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紅乙女ムービー合成によるパーティクル効果がきれいに使われていて、すごくよかった!きれいな独特の世界観を感じられました。面白かったです^^
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青い鳥は籠の中己の記憶や目に見えるものまで書き換え続けなくてはいけないくらい、この二人にとっては世界は苦しく悲しいものなのでしょう。 はたしてこれが二人にとっての幸福か不幸は、傍観者である私にはわかりません。 ただ、歪んだのは二人だけのせいではないことだけはわかります。 幸せの青い鳥。幸せはかごの中に閉じ込められてしまうものなのか、かごの中のものだから幸せなのか。 深く考えさせられます。 愛というものの意義に一石を投じる物語をありがとうございました!
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鬼の涙短いながらも切なさと悩みとを感じ取れ、また隠しエンドまで含めると読後感も綺麗な作品でした。 選択肢でのプレイヤーを悩ませる演出なども、猟師の心情と重なるようでとても作品とマッチしていてお見事です。(初見では「え、何これ選べないじゃないか!!やめろ!!」となると思いますし、ぜひそうしてからもう一つの結末を読むべきお話だとも思いました) 切なさもあるけれど優しいお話を読みたい時におすすめしたい、 そんな絵本のようなお話で、とても好きです。 心に響く素敵な物語をありがとうございました。
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断罪オペラ執事と少女の掌編ストーリー。二人ともいいキャラをしていたので、そんな二人の物語がこれから始まる! ……というところで終わってしまうのが少しもにょっとするところ。 罪と罰にのめり込んでいく二人の姿を見てみたいので、気が向いたら続きを書いて欲しいなーと思う作品でした。
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あまやどり日常の一コマを描いた中に登場人物たちの過去に関する描写が入ってアクセントになっていました。
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鬼の涙どこか懐かしい雰囲気を感じられる作品でした。 昔話らしい残酷さや優しさが織り交ぜられた、短いながらも綺麗に綴られたお話だなと思いながらプレイさせていただきました。 選択肢からの分岐の仕方も、まるで猟師の逡巡をあらわしたかのような演出で、とても素敵です。 また、鬼の子の表情がころころ変わるので、まるで絵本を読んでいるような可愛らしさを感じられました。 素敵な作品を、ありがとうございました。
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冷たい夏の日お姉さんが死んだ理由は自分であるという、多分に合っていて、多分に間違っている事実を、彼はいつまで抱え続けるのでしょうか。 幻のように現れるお姉さんや、ただ一人心配してくれる幼馴染の心に、果たして気づくのはいつか、気づかないままか、気づいても無駄か。彼の行く末が気になります。 重たいテーマでしたが、後書きに仄めかされている続編があればぜひ読んでみたいです。 ありがとうございました!
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紅乙女紅姫に見惚れた金城耀光が如く、このゲームに見惚れていました。 色使いがとても光る作品だと思います。
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紅乙女演出が凝っていて、最初から最後まで鮮やかな作品でした。色々と想像を掻き立てられるエンディングで、彼女がどうやって、そして彼女はどこへ、色んな疑問がその匂い立つような美に吸い込まれていく、不思議な物語でした。
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サマー・ロビン・ガール少し長いお話でしたが、途中から、予想外の展開に引き込まれて一気に読んでしまいました。とっても切ないですが、文章や物語の完成度がまさにノベルという感じで、読了感は個人的には一番でした。
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紅乙女画面がとにかく美しいです。演出が本当にきれいで、どうやったらこんなふうに表現できるんだろう?とずっと思っていました。文章もきれいで、美しくて少しぞっとするような世界観が、完成された作品だと思いました。ものすごく心に残ります。
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流氷の天使金持ちの主人公とオークションで「ペット」として落札された三人兄弟の話。 傲慢系クズ主人公による身勝手な展開がありますが本格的な鬱展開に入る前にエンディングとなるので、ある意味では安心してプレイできます。 ある意味では。しかるに観測者で見るゲームとしては。つまり彼等の物語としては……、……ですが。 自然と主人公より兄弟達の方に心が傾き、彼等の今後が気になると同時に、このまま知らない方がいい気もする、そんな物語でした。
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紅乙女鯉をモチーフにしているところに惹かれてプレイしましたが…… 全 部 が 美 し い 。 初期に公開なさっていたバージョンでプレイ済みだったのですが、最新のバージョンでタイトル画像が追加されたと聞きつけたので再プレイしました!! タイトル画面、さらに美しくなっていて、もう……本当にきれいです(うっとり) タイトル画面のイラストと演出、芸術作品を見ているみたい…… 動く水面や広がる波紋、赤を基盤とした配色、和の雰囲気漂う画像で、繊細な演出を実現させている作品。 紅姫、美しすぎて……耀光が虜になるのも納得です(*´д`*)
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サマー・ロビン・ガールゲームの序盤は、日本特有の夏の情景を味わいながら読み進めていましたが、途中から衝撃の展開が待っています。 そこからじわじわとヒロイン(陽和)の背景が明かされていきますが……彼女の抱えていた悩みは、本作でも描写されていた通り、人によっては深刻(重大)な悩み(ある行動に至った理由や動機)になると感じました。 ネタバレになるので多くは触れられませんが、私個人はヒロインの悩みに共感できたので、読み進める上で感情移入が阻害されることはありませんでした。 ほかに選択肢はなかったのか、彼女に問うことは残酷なことのようにも感じられました…… 陽和ちゃんは、本当に「サマー・ロビン・ガール」というタイトルを体現した少女でしたね……切ない…… 読み終わったあと、いろいろと考えさせられる作品でした!!