ホラー・オカルト
8818 のレビュー-
みちのく怪奇譚 1話ホラーなのですが、掛け合いにギャグっぽい所もあり、面白かったです! ビックリ要素が来るか、来るか、とビクビクしておりましたが、文章で怖さを感じさせるタイプで、ホラーは好きだけど、ビックリは苦手な人も楽しめると思います。 -
ゆーたん絵本のような可愛らしい雰囲気から、「ゲーム起動時に表示される注意書きのようなシーンなんて本当はないのでは…!?」と錯覚してしまいましたが、しっかりとホラーでした。BADEND後のタイトル画面が怖すぎてヒヤッとしました((((;゚Д゚))))どんな状況になってもゆーたんの味方につくみゆちゃんの純粋さに、いい子だなぁと感心しつつもハラハラしました。ゆーたんの合成音声のようなボイスがホラー感あって好きです。 -
your chair 第0話友人を探す女の子が山に入り、不思議なお店に辿り着くお話。ビジュアル面の操作や使い方が非常に巧みな作品でした。 ふむふむ、と落ち着いて読んでいると、突如ぎょっとする台詞が出て来たり。文章やストーリー面でも描写の繊細さに魅せられました。何だか愛憎という言葉がぴったりの。 ブログの方も拝見したのですが、確かにエクストラの月守さんの表情はめちゃくちゃ良かったです…たぶんお客さんには見せない顔なんだろうな…! -
ツカレサマ・ヤンデル雰囲気が百点満点以上の素晴らしい作品でした…!センスがないと出来ない演出のあれやこれや、非常に好みで最早これを落とし込めるのが羨ましいくらいの世界観…こういうのやりたいが全部詰まっている…! なんだか深夜の衛星放送でひっそりやっているドラマを暗い部屋で見ているような、現実と切り離された気持ちになります。ナナメちゃんのこれまで、そしてこれからの人生がどんなものなのか、非常に気になりますね。 -
みちのく怪奇譚 2話霊感のある大学生コンビ・義胤と景道は、とある怪奇現象が急増しているという噂をネットで聞き、秋田県にある街で現地調査を始めたことから始まる物語。選択肢はなく、30分弱で読了。『みちのく怪奇譚 1話』の続編になっています。 今回はこっくりさんをベースにした王道のホラーです。義胤と景道のコンビの良さは相変わらずで、妖しい魅力が満載のハルノさんもしっかりと登場します。今後さらに新しいキャラクターが出てくるのか、ハルノさんの正体について触れられるのか、いろいろと気になる部分はありつつも、続きの物語を楽しみにしています! -
みちのく怪奇譚 1話霊感のある大学生の主人公・義胤は、同じく霊感のある悪友・景道の提案により、自分たちの名を上げるために心霊相談所を作ることから始まる王道ホラーストーリー。選択肢はなく15分程度で読了しました。立ち絵はありますが、サウンドノベルの形式になっています。 キャラクターが魅力的な、まさに「王道!」と呼べるホラーでした。肝試しから始まるオープニング、序盤の日常描写、謎の赤いコートを着た美女、そして廃墟に入った後にじわりじわりと恐怖が迫ってくる展開──。大好きです(笑)。個人的にはハルノさんがすごく気になりますので、彼女の活躍も楽しみにしています! -
箱一本道なのに多エンドという、新しいタイプのゲーム。 全貌が明らかにならないからこその、得体の知れない怖さを感じられました。 -
真夜中のお散歩少女と猫又とおねえちゃんのお話。オカルトがモチーフですがホラー感は強くなく、どことなくカラッとした印象がありました。怪奇ファイルから読み取れるおねえちゃんの考えが独自で面白かったです。 -
節馬県の恐ろしい旅何だか本当にルポライターのコラム文章を読んでいるかのような、淡々とした「上質の読み物」という感じがしました。個人的にルポや新書などを読むのが好きなので、非常に好きな作風です。 ノンフィクションを読んでいるようなのに、不意に現れた非現実的なものは、まるで実際の生き物のように思い、脳裏にその姿を思い浮かべていました…。 描写が非常に綺麗なので、ビジュアル面の情報が少なくても、様々に想像出来ます。海辺というのはやっぱり神秘的な感じがしますね。 -
みつけて画面の探索でストーリーが進む、ほんのりした怖さが尾を引くゲームです。昇降口でいきなり詰んだあああ!ってなってましたが冷静になって考えたら進めました…(笑)。 ビジュアル面は非常に可愛く、画面が暗いわけでもないのに、ほの暗い気持ちになって「怖さ」を心の何処かで感じてしまうような…お話としても非常に入り込みやすく、そして探索自体も楽しいという…! そして最後の最後まで怖いですね…うん…怖かった… タイトル画面にも拘りがあって素敵でした。 -
真夜中のお散歩オカルトに興味持ち始めたので怪談にお姉ちゃんの自己解釈なども交えたお話が楽しかったです。結構悲壮感ある状況でもポップに展開するのも味があって良き。 -
BEAR序盤はサスペンス・ホラーという感じで、これからどうなるのだろうと不安と期待が半々でした。 主人公の対応がとても淡々としていて怖いくらいでしたが、時間をかけてぬいぐるみに施す優しさに素敵な人だなという印象を持ちました。 ラストは胸がいっぱいになり、このぬいぐるみが主人公のもとに連れてこられて本当に良かったなと思いました。 「きちんと終わりを与える」ということはしがらみがあったり愛着があったりしてなかなか難しいことですが、次に進むためには大事なことなのだと思いました。 素敵なゲームをありがとうございました! -
箱箱を開けるお話。不思議で奇妙なところが魅力的でした。びっくり系の演出や徐々に不気味で不穏になっていく展開が面白かったです。 -
暴走族夜怪不良が怖い話をする、というコンセプトに非常に惹かれてプレイしました。もう起動した瞬間から注意書きの「苦手な方はがんばってください」が好き過ぎます。シローさんちょっと繊細なところが何とも良いですね…。 じっと固唾を飲んでお話を見守っていると、突然の演出にびっくりしてしまったり、ホラーにおける「怖い」をかなり巧みに落とし込んでいると思います。ただ怖い話というだけでなく、不良のキャラクターが語る話というのが「ホラー」という括りの作品群の中で個性になっていて、どれも興味深いものでした。個人的には「呪いの産声」が好きです…! -
怪談小噺・聯明確に語り手の存在する怪談体験談! という要素で余計に怖くなるか少し楽になるかは人それぞれでしょう。自分の場合は体験者が生きてるという結末が先にあるぶん安心できるタイプなので、そこのとこは安心できました……。 それぞれ千文字という制限でありながら、導入から結末まで綺麗に纏められた短編集でした。 ゲームとしてはシンプルなノベルですが適度な演出もあり(あくまで怪談という形式もあって過度ではないのがポイントですね)、長さも含めて全体的に読みやすくて面白かったです。 ホラー雰囲気でいると人形は写真を見るだけでヒエッてなっちゃいますね……! 個人的には第六話のもう終わったのかまだ終わってないのか分からない感じが怖くて好きです。それと第三話が後書きも含めて雰囲気が好きだなって思いました。 -
箱箱って、不思議な魅力があるなぁと再実感させてくれる作品でした。 脅かし要素はそこまで強くないので、ちょっとでも耐性があれば問題なく遊べると思います。 1本道だけど、色々な結末が見られて、それが繋がっているのか、繋がっていないのかもわからない所に、世にも奇妙な物語的な面白さを感じました。 -
私の【怪】験談本当に、実体験を聞いているような感覚で、とても良かったです。 人々は本当に少しずつしか話さないのですが、ポーズや動きで、性格が良く分かって、おまけも楽しませていただきました。 -
アナフィラキシー・ホビー細部にデザインの拘りが見える素敵な短編でした。文章の描写や文体も文学のようで、非常に読んでいて楽しかったです。暗闇に明かりの入る演出も凄いなあと、そしてフォントや文の配置もプレイヤーに優しい読みやすさ… ストーリー自体もとても興味深いものでした。「お、お嬢さん…その辺に…その辺にしてあげてください…」と思いながら読み進めていくと、さらにさらに… 案内人さんのデザインも可愛くて素敵ですね。何度も読み直したくなる完成度でした。 -
ただのノートをもらった話面白そうなタイトルに惹かれてプレイさせていただきました。ビックリ系などは特にないのですが、ノートに浮かび上がる恐ろしい文字に少しゾッとしました。なんとか死を回避できても、また次の死の危険が迫る恐怖…!ところどころ選択肢が登場しますが、比較的簡単にバッドエンド回避ができてプレイしやすかったです。クリックでノートをめくる演出や、部屋の電気を消す演出にこだわりを感じられました。 -
幻界ドリームツアー夢の中の不思議な世界に迷い込んでしまった主人公が、おばあちゃんと一緒に世界を冒険したりのんびりしたりするゲームです。 これだけ聞くととってもほのぼのな感じがしますが、実際はスクリーンショット通りの恐ろしく、けれどどこか憎めない世界が広がっています。とは言え、ほのぼのと言うのもあながち間違いではなく、世界のあちこちをうろうろしてインテリアを集めて飾ったりなど、ゆっくり楽しめる要素も満載でした。おばあちゃんは一緒に過ごしているうちに、だんだん可愛く思えてきます。首を傾げる仕草がかわいいんだよなあ…… 戦闘できたり、シューティングできたり、高いゲーム性と、ライブ2Dで動くキャラクターたち、クトゥルフ神話をモチーフにした世界と、魅力いっぱいのゲームですので、ちょっとしたグロテスクは大丈夫!と言う方にはぜひお勧めしたい一作でした! 楽しいゲームをありがとうございました。これからのご活動も応援しております!

hiyokko
みづしき
丹綿樫
個人宇宙
gawa
アリエール真白
弐人
街八ちよ
あび
六夏/NUMBER7