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8515 のレビュー
  • われてもすゑに
    われてもすゑに
    タイトル画面からエンドロールまで一貫した美しさとノスタルジアを感じられる、まるで映画のような作品でした。 えもふりでよく動く立ち絵とクオリティの高いボイスが相まって、「キャラクターたちが会話している」ということが如実に体現できて良かったです。 ストーリーはシンプルで短いながらもそれぞれのキャラたちの心情がきちんと描写されていて彼らの関係にも納得がいきましたし、 序盤ではよくわからなかった彼らが置かれている状況がゲームを進めていくにつれて自然とわかっていくという構成も洗練されていると感じました。 あの2人には手を取り合って新たな道を歩んでいってほしいですね。 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 生きていく勇気~統合失調症になった僕~
    生きていく勇気~統合失調症になった僕~
    私も同じ病気なので主人公の働きたいとかいう焦りとかありました。 求人とかなくてもハローワークに毎日のように通い、作業所に通いながらこのままなのかと無力感がありました。 確かに私もバイトやパートができるようになって少し安定した気持ちになったこともありますし、正社員になったらきっと普通に老後とかも安定して暮らしていけると思う事もあるんですが、でも病気との付き合い方は 人それぞれだし、統合失調症になって普通の人と認められることに就労が解決策みたいな終わり方は少し疑問が残ります。 あと、題材が題材だけに、エッセイじゃなくゲームににするにはもう少し他にも作業所とか取材に取材を重ねた方がいいかと思いました。このゲームが広まるにしては統合失調症の情報が少ないかなと思います、工賃私が行ったところは200円だったし、作業所によっては少し雰囲気違うところもあると思うし。統合失調症をバカにするような人も確かにいますが、ご存知だと思いますが統合失調症でもノーベル賞受賞した方もいるし、高名な画家もいらっしゃいました。 主人公の焦りは自分もものすごく身に覚えのあるものですし、私もどちらかというと主人公のような考えを持っているかもしれませんけど考え方が働かなければいけないという思いに囚われていて青いなって思いました。 親にかけている負担だとか負い目になっていることもあるけどもっと自由であっていいと思います。
  • BRADLEY(ブラッドリー)
    BRADLEY(ブラッドリー)
    まず手始めに謝らさせてください…。 実を言うとこのレビューを書くずいぶん前に、一度プレイしたことがあったのです。 (たぶんバージョンアップ前?の時かと思います。新着ゲーム一覧にあって、気になってプレイした気が…。) その、本当に最初プレイしたときは正直いろいろな意味で「なんじゃこりゃ…!?」っていう感想が大半を占めていて、自分の理解と語彙力不足でレビューしようにもできなかったんですね。 それで今日までレビューを先延ばしにしてしまったのですが、でもその間ずっと心の隅で『BRADLEY』は影のように存在していました。 それぐらい深い印象をこちらのゲームは残していきました…。 では二回目のプレイについて僭越ながら語らせて頂こうと思います。 上記のことがあり、さらに製作者さんの柘榴雨さんとご縁があったので、私は再びプレイすることにしました。 二回目のプレイであることや、バージョンアップによって前回よりも理解できるかも…という淡い期待を抱いていざゲームをダウンロードして、ドキドキしつつやってみました。 結果…。 んん…理解できたような、さらに理解から離れたような…。 なんということだ…(絶望) というように今回も結局モヤモヤを拭いきれずに終わった所感であります。 でも決して否定しているわけやないんです…!! こういう風に話が曖昧だからこそ強く記憶に残るし、はっきりさせたはさせたでBRADLYの持ち味が失われるような気もするし…。 万人受けするかといえばしないほうだと正直思ってしまいますが(ごめんなさい)、プレイヤーをこうして思考の渦へ陥れる点で立派に完成されていると思います。 そもそも万人受けする必要もないと思います。 BRADLYはずっとこのままで人の心を揺さぶってほしいです。 ありふれていない唯一のゲームだと感じます。 ここまでストーリーの話ばかりになってしまいましたが、他にもたくさん凄かったところがあります…!! BGMは「こだわっている」とおっしゃっていた通り、延々と聴いていたくなる心地よさがありながら、BRADLYの不穏な空気を盛り立てていている面もあって素晴らしかったですし、ゲームデザイン・ゲーム内グラフィックも黒とオレンジが基調になって調和がとれていたと思います。 そのおかげで世界に没入できました。 それで思い出したんですけど最初の英詩の引き込みも凄かったですね…。 書いてある単語は簡単なのに内容がよく分からなくて、この先を進んでいけば何か意味がわかるのだろうか、と気になってクリックを止められず、まんまとBRADLY沼にはまっていきました。 しみじみと、最初から最後まで演出にとても感心しました。 …まだまだ語ろうと思えば語れるのですが、このままだと本一冊できかねないのでこの辺にしておきます…。 大変長々と失礼しました! 次回作も楽しみにしています! 私のレビューがその糧になれたらとても嬉しいです…。 良い時間をありがとうございます、制作お疲れ様でした!
  • われてもすゑに
    われてもすゑに
    とある島にいる少女の雫・幼馴染の綴・神社にいる式の3人によって繰り広げられる物語。選択肢はなく、30分程度で読了しました。また、登場人物は全員フルボイスです。 UIデザイン・映像演出が洗練されており、最後までじっくりと作品世界を堪能することができました。キャラクターはえもふりの(イラストを立体的にさせる)技術が使用されており、会話中もみんな生き生きとした動作をしています。登場人物の声の演技も素晴らしかったです。ストーリーは途中の伏線で何となく物悲しい結末を考えてしまいましたが、最後はとても温かい気持ちになれました。 個人的には声の演技も含めて、式のキャラクターがとても好きです。ちょっと渋い感じを出した声が非常にマッチしており、ラストの部分は作品全体をいい感じにギュッと締めていると思いました。
  • BRADLEY(ブラッドリー)
    BRADLEY(ブラッドリー)
    読み手によっていくつもの物語が広がっていくようなゲームだと思いました。 立ち絵がありませんが、BGM、背景、テキストがマッチしており、独自の世界観を作っています。 一周10分未満でプレイできますので、何度も周回したくなりますね。
  • 美しき人
    美しき人
    グラフィック、文章、音楽等全てが洗練されていて、世界観にかなりどっぷりとつかれる作品でした。 短めな作品なので、皆さんにもぜひご自分の目で、切なくも美しい世界観に触れてほしいなと思いました…。
  • 「リビングデッドを攻略してください」夏の思い出、花火編「蘇った少女」
    「リビングデッドを攻略してください」夏の思い出、花火編「蘇った少女」
    二人称の語り口だ! 二人称になると独特の雰囲気が出て良いですよね。好きです。 あまりそちらの界隈には詳しくないのですが、Vtuberさんがモデルとして登場されているのでしょうか? つぎはぎの肌が服のようで可愛いな~! と思いました。 そこかしこから感じられる無垢さも可愛らしかったです。 くるりと踊ると共に移り行く夢幻のように、どこか不思議な世界観が素敵でした。たこ焼き、ふしぎ。
  • 才能の使徒
    才能の使徒
    それも主人公ちゃんの才能故なんだろうなと思える、とても優しい結末にほわほわしました。 中学生。悩める少年少女が自分の才能を知れる時期として確かに丁度いいのかもしれませんね。もっと早くから自分で自分の才能をこれだと決めた子はそれで良くて、だけど高校生まで行くと今になって分かってもと尻込みしてしまう。そういう所も含めて面白いお話だなあと思いました。 まるで属性の特盛のようなウノの個性的っぷりには、初見、思わずふふっとなってしまいました。「><」のお顔がかわい~くて好きです。
  • 美しき人
    美しき人
    まさしくゲームタイトルに応じるかのように、シナリオ・グラフィック・BGMといったゲームを構成する各要素がとても美しく素敵でした。 考察ゲームであるという説明に対して、一見、そこまで考察の余白があるようには感じないシナリオ。あえて疑問を挙げるなら語り手の感情が多少過剰に感じられるくらい……? そう思いながらEXTRAを開いて、あぁ~なるほど! ぽんと手を打つような納得です。 たった一言の前提を足すだけで受ける印象が大きく変わりますね。とても面白かったです。なるほど確かに、それは本当に美しいだろうなあ。
  • 色のない世界
    色のない世界
    これは...神作品でした... ぜひやってみて下さい
  • 後藤一家の日常
    後藤一家の日常
    ただ事実調査をするだけではなく、疑惑が事実だった場合どうしたいかという依頼人の希望に沿って気を配ったり手を回したりする悦子さんに、探偵なのに良い人だ~!(探偵に対する偏見オブ偏見)とプレイしながら好感度が爆上がりでした。 ゆ~て本当は浮気の事実なんてないんだろうな、と割と確定直前までのんきに考えていたので早々に確定して驚いてしまいました。さすが専門家だ……。そして確定後の展開が面白かったです。 小学生組の絶妙な小学生感もすごく良くて、たまに登場する度にこにこしてしまいました。
  • 生きていく勇気~統合失調症になった僕~
    生きていく勇気~統合失調症になった僕~
    統合失調症である男性を主人公にした物語。15分ほどで読了できました。正直に描こうとする作者さんの思いが伝わってきて、こちらも真面目に考えなければ、と思わせてくれました。 主人公は、良くも悪くも「若い」のだろうと感じます。同じ作業所との言い争いでも感じたのですが、彼は真面目で、「障害があるからといって甘えては駄目だ」という思いが強いのだと思います。しかし一方、その思いが強すぎるためか「働かないと駄目だ。働かない自分は許容できない」という思いも持っているような印象を受けました。障害は「負い目」に繋がりやすく「こんな自分は駄目だ」と自分を許せなくなる人も多いようですが、主人公もそうなのかもしれません。そうした目で見ても、本作品には読むに値するリアリティがあると僕は感じました。
  • 葉鳴
    葉鳴
    独白の文章を読んでいく作品。抽象的かつ哲学的な内容であり、自分にどこまで理解できたのかは自信ありません。その上であえて自分の解釈をのべますが、樹と風とは、自己と他者を指しているのだと思っています。樹と風の関係についての文章には、書き手の祈りがこめられているように感じました。僕も、自身の存在がなくなるその日まで、風と遊んでいようと思います……。
  • BRADLEY(ブラッドリー)
    BRADLEY(ブラッドリー)
    冒頭の美しい台詞が印象的でした。英語で読み上げられるこ演出がとってもかっこよかったです! 全編、立ち絵がなく、写真加工背景の画面が流れていくのですが、その空気感と温度が作品によくあっていたと思います。 ストーリーとしてはとても短いお話なので、作中で語られる事実も多くはありません。けれど、そこから読み返したり考察してみたり、自分なりに真相を組み立てていく作業がとっても面白く感じました。 今までのレビューの繰り返しのようになってしまいましたが、とっても楽しませていただいたので、一言書かせていただきました。 これからの活動も応援しております! (なぜか表示されていないようだったので、改めて投稿させていただきました)
  • ヘクソカズラ
    ヘクソカズラ
    閉鎖的な田舎の集落に残る民間信仰と、少年少女たちの成長を絡めて描いた作品なのですが(私にはそう感じられたのですが、もっと色んなテーマを見出すこともできると思います!)、まず初めて数秒で演出のすごさに驚きました。舞台は現代ではあるものの、ストーリーの中心となる集落は昭和で時が止まったかのような場所で、仄暗くじっとりし不安定でいて美しい雰囲気が再現されています。 テキストにも少し古めかしい言葉が散りばめられていますが、読みにくいと言うほどでもなく、とても詩的に感じました。 登場人物も魅力的で、みんな何かを抱えているけれど、根は純粋なんだろうなあと思える子たちばかりでした。私は、健かで鋼メンタルで、けれど等身大の女の子だった美華ちゃんと、ルートに入るにつれてどうしようもない奴だなあと思いつつどうしても可愛い奴に思えてしまう英くんがお気に入りでした。とはいえ、全員に思い入れができてしまって、みんな推したい気持ちでいっぱいです。 私は『廃墟で行われる少年少女だけの集会』と言うワードだけでテンションが上がる人間なので、どこまで冷静なレビューをかけているかはわかりませんが、とても楽しかったことが伝わればなあと思います。ぜひ、上記のようなシチュエーションや、民俗学、昭和レトロなどに興味のある方は、遊んでみてください! 素敵な作品をありがとうございました!
  • 一欠けらの優しさを
    一欠けらの優しさを
    新入社員の主人公のもとに、見知らぬ青年が訪れるお話。15分ほどで読了できました。社会生活を送るのが苦手な僕としては、彼らの言葉が胸にしみました。誰かがきっと分かってくれる。そんな優しいメッセージが本作にはこめられているように感じました。イラストは、派手さはありませんが、等身大の悩みを描いた本作品の雰囲気によくマッチしていたと思います。また、表情が素晴らしいですね。 心がじんわりと温かくなる物語でした。ありがとうございました。
  • ビデオレター
    ビデオレター
    プレイさせて頂きました 美しい話だなと思いました。
  • 神様の存在を忘れた巫女
    神様の存在を忘れた巫女
    プレイさせて頂きました。 素敵なゲームありがとうございます!
  • 僕と君は、希う。
    僕と君は、希う。
    プレイさせて頂きました 独特の世界観、サウンドノベルでしか味わえないと思います ありがとうございます
  • ヘクソカズラ
    ヘクソカズラ
    不思議な世界観に魅入られます。 この世界の日常のどこか、本当にこんな場所がありそうだと思わせる。 キャラクター1人1人の個性も際立っています! 素晴らしいゲームです!