ドラマ
8364 のレビュー-
BRADLEY(ブラッドリー)冒頭の美しい台詞が印象的でした。英語で読み上げられるこ演出がとってもかっこよかったです! 全編、立ち絵がなく、写真加工背景の画面が流れていくのですが、その空気感と温度が作品によくあっていたと思います。 ストーリーとしてはとても短いお話なので、作中で語られる事実も多くはありません。けれど、そこから読み返したり考察してみたり、自分なりに真相を組み立てていく作業がとっても面白く感じました。 今までのレビューの繰り返しのようになってしまいましたが、とっても楽しませていただいたので、一言書かせていただきました。 これからの活動も応援しております! (なぜか表示されていないようだったので、改めて投稿させていただきました)
-
ヘクソカズラ閉鎖的な田舎の集落に残る民間信仰と、少年少女たちの成長を絡めて描いた作品なのですが(私にはそう感じられたのですが、もっと色んなテーマを見出すこともできると思います!)、まず初めて数秒で演出のすごさに驚きました。舞台は現代ではあるものの、ストーリーの中心となる集落は昭和で時が止まったかのような場所で、仄暗くじっとりし不安定でいて美しい雰囲気が再現されています。 テキストにも少し古めかしい言葉が散りばめられていますが、読みにくいと言うほどでもなく、とても詩的に感じました。 登場人物も魅力的で、みんな何かを抱えているけれど、根は純粋なんだろうなあと思える子たちばかりでした。私は、健かで鋼メンタルで、けれど等身大の女の子だった美華ちゃんと、ルートに入るにつれてどうしようもない奴だなあと思いつつどうしても可愛い奴に思えてしまう英くんがお気に入りでした。とはいえ、全員に思い入れができてしまって、みんな推したい気持ちでいっぱいです。 私は『廃墟で行われる少年少女だけの集会』と言うワードだけでテンションが上がる人間なので、どこまで冷静なレビューをかけているかはわかりませんが、とても楽しかったことが伝わればなあと思います。ぜひ、上記のようなシチュエーションや、民俗学、昭和レトロなどに興味のある方は、遊んでみてください! 素敵な作品をありがとうございました!
-
一欠けらの優しさを新入社員の主人公のもとに、見知らぬ青年が訪れるお話。15分ほどで読了できました。社会生活を送るのが苦手な僕としては、彼らの言葉が胸にしみました。誰かがきっと分かってくれる。そんな優しいメッセージが本作にはこめられているように感じました。イラストは、派手さはありませんが、等身大の悩みを描いた本作品の雰囲気によくマッチしていたと思います。また、表情が素晴らしいですね。 心がじんわりと温かくなる物語でした。ありがとうございました。
-
ビデオレタープレイさせて頂きました 美しい話だなと思いました。
-
神様の存在を忘れた巫女プレイさせて頂きました。 素敵なゲームありがとうございます!
-
僕と君は、希う。プレイさせて頂きました 独特の世界観、サウンドノベルでしか味わえないと思います ありがとうございます
-
ヘクソカズラ不思議な世界観に魅入られます。 この世界の日常のどこか、本当にこんな場所がありそうだと思わせる。 キャラクター1人1人の個性も際立っています! 素晴らしいゲームです!
-
マッチ売りの美少年プレイさせて頂きました 優しい少年の心に温まる作品でした! ダークな世界観だと思ってましたが違ってました。
-
「リビングデッドを攻略してください」夏の思い出、花火編「蘇った少女」プレイさせて頂きました とても面白かったです
-
私の兄貴はワンと鳴くカスミちゃんと、妹想いのお兄ちゃんの関係性が素敵でした。
-
あの空の果ての果てイラストが好みで、惹かれるようにプレイ。 劣悪な環境の中でフライトが葛藤しながら、それでも両親の愛情に包まれ夢を見出すまでが描かれていて、最後の絵も相まってとても美しかったです。 フライトはその後、夢を叶えられたのかどうなったのか、それはサイトにある物語でわかる……のでしょうか? 気になります!
-
BRADLEY(ブラッドリー)シナリオ、グラフィック、BGM、演出、ゲーム内のどれもがハイセンスな作品でした。 他の方が仰るように、何度も繰り返しプレイし考察することで、より楽しめる内容です。二周目以降は、バックログで何度も読み返しながらプレイしました。 短編ですがとても満足感があり、何とも表現しがたい読後感も魅力的でした。 全てを表現できない自分の文章力がもどかしいです……。 人によって捉え方・感じ方が変わる作品だと思いますので、とにかく前情報なしで遊んでいただきたいですね。
-
美しき人同じ文章でも、先入観が変わるだけで全く意味合いが変わるのですね……。 1つのゲームで2つの美しさを知れました。
-
せめて、笑ってくれたなら。<笹笠箕範さん コメントありがとうございます! この物語のシリアステーマは読者の方それぞれに言葉を変えて良いものだと思っています。 物語的には一つの出来事を多方面から、そして大枠から見る設計なので全体像を見つつ読者様の世界観と照らし合わせて頂けたら幸いです。 こちらこそ、ありがとうございました!
-
生きていく勇気~統合失調症になった僕~ストレートなメッセージ表現の落としどころを考えさせる作品でもあり、 金銭のことや生活の事に関する理解や知識のありかた、 支える人との摩擦、好意をもった相手に良いことであると思い、 素直に教えてしまう、「主人公の青さ」を作品全体から感じ、 人の行動らしさにリアリティを感じました。 事実の部分としては間違っている、取り扱い方に関する指摘もありますが 他者から言われがちな「言葉」を視点を変えて 感じることができ、「知らない人に」とっては 多様性を知る1歩になる良い作品ではないでしょうか。
-
マッチ売りの美少年オマージュ元である「マッチ売りの少女」のお話が悲しすぎるのでこちらの作品はどんな展開になるのだろう…といろいろな意味でどきどきしながら読み進めました。 大まかな流れはしっかりと踏襲しつつも、リリーという希望の光とも言うべき存在がこの作品を温かく優しい雰囲気にしてくれていたと感じます。 ミラーチェくんも健気で優しい性格で、「絶対に幸せになってほしい」と思わせてくれる男の子で良かったです。 ミラーチェくんは新たな環境で幸せに暮らしつつ、いつかお父さんとの絆も取り戻せたらいいなと思いました。 素敵なゲームをありがとうございました!
-
青い鳥は籠の中>龍のなさん、ありがとうございます! 最初の方、日常パートは二人とも仲が良くて、 表情もコロコロ変わって、楽しそうなんですよね。 けれど、其れすらも兄にとっては、 薄氷の上を歩く様な心持だったのかも知れません。 妹を支えて守って、幸せの青い鳥を 二度と逃がさない様に籠に閉じ込めて、 これできっと自分達は幸せになれると信じた後に 青い鳥が死んでしまっていた事に、 黒く、変質してしまっていた事に気付いた彼の絶望は、 どれほどだったでしょうか。 其れでも多分、兄は妹を守ろうとするでしょうね。 彼は「お兄ちゃん」ですから……。
-
青い鳥は籠の中>舞緒さん、ありがとうございます! ですね。二人の間には憎しみも悪意も一切無かったと思います。 もしかしたら、二人はずっと前から、 お互いにボタンの掛け違いをしていたのかも知れません。 でも、エンド後の二人はきっと幸せです。 例え其れが、ほんの一時でも、幸せは、幸せです。
-
青い鳥は籠の中>あびさん、ありがとうございます! プレイヤー視点だと、ちょっと気持ち悪いというか、 えぇ……みたいな方向性のエンドだと思います。多分……。 いや、普通に考えたら最初の時点で「えぇ……」って感じなんですけど。 何で実の兄に監禁されないといけないのか……! そうなんですよね。一方的な愛情は、 例え其れが本当に相手を想ったものでも、 伝わらなければ、何にもならないですよね。 とはいえ、伝えても、伝わるかどうかは、また別なんですけど……。 黙っていれば正統派美少女にしよう! と思ってデザインしたので、嬉しいです! 言動が、強い。
-
青い鳥は籠の中>笹笠さん、ありがとうございます! ……幸せってね、本人の認識が9割なんじゃないかな、と思うのですよ。 認識が狂った結果が幸せなら、いいんじゃないかな、って……。 とはいえ、籠の中の青い鳥は、 きっと閉じ込めた瞬間に、 黒い鳥になってしまったのでしょうけれど。 其れでも多分、兄と妹の目には、 青い鳥に見えているんじゃないかなと、思います。