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13013 のレビュー
  • モブだけど、主人公くんを好きになってもいいですか?
    モブだけど、主人公くんを好きになってもいいですか?
    まず言いたいのはフリーゲームとは思えないクオリティ! ストーリーが素敵なのはもちろんのこと、主人公以外の登場人物は基本的にフルボイス(かつ声優さんの声が美しいのなんの)、かつイラストも丁寧に作りこまれており、なぜこのレベルのゲームがノベコレに無料で投稿されているのか訳が分からなくなりました(誉め言葉です!)。 どちらのヒロインを結果的に選んだとしても、一方のヒロインとの関係がドロドロすることなく、ある種すっきりとした終わり方になっているのも、いいゲームだなあと。 途中はもちろん、どっち選ぶかめちゃめちゃに葛藤しましたけどね・・・この葛藤こそが、ギャルゲーの醍醐味!みたいなところあるので、それを含めて楽しませていただきましたが! @ネタバレ開始 それでも、やっぱり未空ちゃんルートを最後にやることをお勧めしたいですね・・・。最後にあの姿を見てこのゲームを終えたい・・・! 先輩ルートもあったら、絶対にやりたいですね! @ネタバレ終了 面白いゲーム有難うございました!
  • 大好きな彼には顔がないっ!? -ハッピーエンドのその後-
    大好きな彼には顔がないっ!? -ハッピーエンドのその後-
    本編未履修なのですが、 あらすじがあるので問題なくプレイできました。 (本編の内容はギャグ方向に かなりぶっ飛んでいる印象を受けました。笑) 最初は、2つのエンドを彷徨っていましたが 影に隠されたもう1つのエンドを見て驚愕。 これは、是非最後の最後まで 見ていただきたい・・・!! 素敵な作品を有難うございました!
  • キミのことめっちゃ触りたい!
    キミのことめっちゃ触りたい!
    手が滑りまくる作品! 「これは除霊・・・除霊なんだ・・・!」と正当化する理由があって、かつ魅力的な美少女が目の前にいたら、もはや手が滑らない男子はいるんでしょうか?霊障を取り払うより先に、隅々まで手を滑らせるほうが礼儀だとすら言いたいところです。 何が言いたいかというと、最高のゲームでした!めちゃめちゃ触りました! もっと触りたいです!
  • 「八木君は後輩くん」
    「八木君は後輩くん」
    全ルート回収しました!とってもおもしろかったです! @ネタバレ開始  コウくんが苦しんでいる姿がとってもよかった~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 己の過失に気づいてはちゃめちゃ弱っているのがとてもとてもよかったです 好きでもないアニメ見ながらたばこ吸ってるコウくんのスチル一番好きです 楽しい体験をありがとうございました! @ネタバレ終了
  • Healing Place
    Healing Place
    幼馴染で許嫁の2人の関係が少しずつ変わっていく話でした。 もどかしい部分もありつつ、前に進んでいこうとする2人の姿が見れてよかったです。
  • Healing Place
    Healing Place
    ゆったりほのぼのと進んでいく恋愛物語です。 友達以上恋人未満な2人のドギマギした姿に思わずニヤけます。 明確なエンドはありませんがハッピーと思える物もあるので、 両エンド見る事をオススメします。 音楽も相まってか、時間がゆっくり流れていくようで リフレッシュに最適でした! 素敵な作品を有難うございました!
  • nail lain
    nail lain
    随分とストーリー性の強い、破壊力のある乙女ゲーでした。 こちら、ネタバレに繋がると興をそいでしまう恐れがあるので、プレイ前にゲームの概要を良くご覧いただくことを推奨です。面白そうと思える方は満足すること間違いなし。大満足でした! 攻略対象と呼ぶべきなのか、メインの男性キャラは3人です。自身が記憶を失っているので3人の素性はおろか自身の素性も不明。3人の自分に対する態度の理由や登場人物の過去はストーリーを進めると明らかになります。 なんだか何を書いてもネタバレに繋がってしまいそう!! というわけで以下大人しくネタバレ感想です。 @ネタバレ開始 まずは3人をいわゆる「攻略」すべし!と思って足繁く通ってみたのですが、 ジャック卿が3パターンでぐちゃぐちゃに潰されるBADシーンと、 何の解決にもならない?メリバの3連発でこれは一筋縄じゃ行かないぞ、と。 その後、他のパターンを試すことで無事にNormalとTrueを拝見しました。 まさかそこまで大きな過去と罪を持った4人とは驚きでした。 傾国の美女という表現がありますが、クセスゴ3人衆を骨抜きにするクセスゴ姫。 奇跡的な巡り合わせで国1つ滅ぼすことになった上に肝心の姫がそれを全く望んでいないという悲劇。 シンプルなのか複雑なのかとらえにくい登場人物のキャラクター造形はそれぞれに愛着を湧かせますし、そんな彼らの口から過去の事実を姫に対して語らせるという非情な展開も良かったです。 隠しエンドはなかなか見つけられなかったので、 実況を探してなんとか拝見することができました。 以前作者さんとコラボ配信も行っていた実況者さんです。あざます! @ネタバレ終了 エンディングを重ねる度に解放される様々なおまけ要素も楽しめます。 ファンシーなキャラクター紹介画面は作品の答え合わせ感もあって良かったです。
  • キミのニセモノに恋をする
    キミのニセモノに恋をする
    タイトル回収がお見事でした。 何よりもTRUEの演出が本当に卑怯(誉め言葉) @ネタバレ開始 『キミのニセモノに恋をする』のタイトルが理解できたところで そしてTRUEのセツナ視点に切り替わった演出が本当に良かった。 ただそこで終われば、切ないけれど綺麗なお話だった で終わる所。 彼女の一言 「明日の自分に、彼が恋をしないように」 この言葉で全てを持っていかれました。 とても短い間だったかもしれないけれど、けれどその間彼女はまぎれもなく主人公のことを好きだったのだと、生身の感情が漏れ出たからこその言葉。 自分自身でもあるけれど、それ以上にトワにとられたくないという想いがあふれ出てしまったからこその言葉。 この言葉にどれだけセツナの想いが込められているのか。 ここで一気に心をわしづかみをされました。 綺麗だけで終わらせない、生身の感情が向き出たからこそ、ここまで刺さるお話だったと思います。 @ネタバレ終了 面白かったです。ありがとうございました。
  • ちがうひと
    ちがうひと
    「ちがうことを受け入れたい」という言葉が気になってプレイしました。どのルートも衝撃的かつハードな内容で、プレイ後は色々なことを考えさせられました。 @ネタバレ開始 テオンくんルートでは、テオンくんが救いを求めるシーンが印象的でした。簡単に与えられるようなものではないことを、テオンくん自身も自覚した上で求めていたような気がします。 あなたは僕の救いではなかったけど、少しの喜びではあったという言葉が印象的でした。最後に、ユユさんがマリアさんに打ち明けられて良かったなと思います。 ルーさんルートの過去の凄惨さに目を覆いたくなりました。復讐心と、これまでの自分を恥ずかしく思う気持ちと、ユユさんたちのような優しい世界に憧れる気持ちが、ないまぜになってるところに、かなり心を揺さぶられました。ここのモノローグがめちゃくちゃ良かったです!ルーさんの、口は悪いけど、根は優しいところが素敵でした。最後は、希望を感じさせる温かい終わり方で良かったです……! 次にモトさんのルートを見たので、衝撃でした。モトさんの大変な過去と、それを少しでも償いたくてユユさんを助けたけど、次第に大切な存在になっていったところに、心温まりました。モトさんが、ユユさんに気持ちを向けられても、冷静な対応をしていたところに好感が持てました。このエンディングが、一番平和でホッコリしました。 @ネタバレ終了 壁にぶつかった時に、周りの人はきっかけを与えることしかできなくて、結局は本人がどうにかするしかないのだな、と改めて思いました。誰かが誰かを完全に理解することはできないし、救うなんて簡単にできるわけないけど、寄り添うことくらいはできるのだな、などと考えていました。 ハードな現実を丁寧に描写しながらも、ご都合主義的にキャラクターを救わず、それでも最後はどこか希望を感じられる終わり方になっていた点が、非常に好みでした。 色々と考えるきっかけになった良い作品でした。ありがとうございました!
  • 三秒前の恋人
    三秒前の恋人
    謎惑館のようにアニメーションに自分が組み込まれるような居心地の良さがあり楽しかったです。 ドット絵でこの操作性 気持ちいいですね。
  • 誰そ彼の陽
    誰そ彼の陽
    大作恋愛ADVの面白さを凝縮したような、物語の構造に驚かされました。 特に意味のない、あるいは不自然な描写が、真意を知ることでひっくり返るあの感覚… それをコンパクトなボリュームで体験できる、良い作品だと感じます。
  • キミのニセモノに恋をする
    キミのニセモノに恋をする
    内容がとても丁寧に考えられた気がして泣くはずがないと思っていたのに涙がとまりませんでした(இдஇ`。)
  • きみはもうほかの誰かのもの
    きみはもうほかの誰かのもの
    プレイさせていただきました シナリオも演出もとてもよかったです! なんだか懐かしくて寂しい気持ちになりました ありがとうございました!
  • ふぁいんど・らぶ
    ふぁいんど・らぶ
    上は先生、下は中学生までの攻略対象と恋するオムニバス形式の短編乙女ゲーム。一つのルートごとに違う方が担当されているので、それぞれの絵柄とお話を楽しめてよかったです。 @ネタバレ開始 各キャラの感想をサクッと書いておきます。 立花先輩……先輩の更生の仕方が半端ない。根が良い人でないとここまでできないよ!主人公が好きになるのもわかる。目がカッと光った立ち絵に笑った。学校全体を良くしていく意味での美化をしていくお話が好きでした。 相原くん……そっけない彼が徐々に主人公に心開いていき、そんな自分に戸惑い一度突き放す所が良かったです。立入禁止の場所に入れた時の喜びよ。その後のくだりは可愛すぎてニヤニヤしました。赤いチューリップで告白するの可愛い。 清家先生……個人的に一番好きなシナリオでした。最初に告白されて『内緒で付き合おうぜ!』とかでなくきちんと教師と生徒として線引きしてくれたの最高。その後主人公を引き留めて余裕なさそうな感じで気持ちを吐露された時は悶えました。私を殺しに来ている。先生は主人公が卒業するまで色々と内心ハラハラしているんだろうなぁとその後に思いをはせました。山田くんルートも見てみたかった。 直くん……すーなーおーかーわーいーいー。圧倒的頭撫でたくなる少年でした。主人公を好きなのが言葉の端々に伝わってきて微笑ましかったです。弟・庇護対象だった直くんが自分を守ってくれるというシチュエーションが最高でした。告白もストレートで良かった。終わり方が素敵!! @ネタバレ終了 色々な恋模様を見れて楽しかったです。 素敵な作品をありがとうございました!
  • これってモテ期ですか!?
    これってモテ期ですか!?
    文章表現がとても良く、テンポよく進めることができました! 行動するシーンとか、え、この文章量でここまで動かせるのか… ってなりました笑 @ネタバレ開始 唯ちゃんの甘々いちゃこらからツバキさんの大人な恋愛まで書き分けれているのがすごいなって思いました。 特に唯ちゃんのシーンでは、声を出して「かわいい…」 ってずっと言ってました。 最後の審判では、そういうことかぁ… となりながら読み進めていって、誰に弁明するかでちょっと変わるのがまた細かくて面白かったです。 先にリスタートを押してしまって、もう一度スキップして見るかぁ…… と思っていたら、急にこっちに語りかけられてびっくりしました笑 (攻略ページをみて、キャラクターが押せることを知って、次は珠莉ちゃん……と思って矢先だったので笑) @ネタバレ終了 終始、ドキドキしていました。 素晴らしい作品をありがとうございます!
  • ぱちばれ!White day +
    ぱちばれ!White day +
    本編に当たる『ぱちばれ!Patchwork Valentine』をプレイしたので、こちらもプレイさせていただきました。 本編からさらに踏み込んだショートストーリー集ですが、本作でガラリと印象が変わったキャラもいれば、本編の魅力をさらに大爆発させてきたキャラもいて、今回もとても面白かったです。 @ネタバレ開始 藍川くんとアンソニーさんの印象が本編に比べてガラリと変わりました。 特にアンソニーさんについては、地球ではない別の……という展開、そして主人公さんに届かぬ片思いをしているところが不憫でありながらも健気で「アンソニーさん、いい人…!」となりました。主人公さんと2人だけの秘密である本名のくだりは特に大好きです。 アンソニーさんと仲良く話す主人公さんに嫉妬して「せめて声が女性に変えられたら…」と口にする大地さんが可愛すぎました。年上なのに超かわいいという魅力が大爆発。 このアンソニーさんのお話はワケアリ藍川くんの話を見た後だったので、すごく爽やかに楽しく読ませていただきました(藍川くん、ごめんなさい…! 藍川くんの恋愛観は、彼のお姉さんじゃないけれど「大丈夫かな」とちょっとだけ心配に…でも「今は代わりでもいい、いつか自分を」と待ち続ける男…刺さる人にはトコトン刺さりそうな藍川くんでした…!) 大地さんと主人公さんの話は今回もとても面白く、特にエンド7からの①彼女の楽園と②旦那の昔話の面白さは本編をすべてクリアした後だと尚のこと楽しかったです! 先生方みんなに愛されている主人公さんと、念を送り込む大地さん、そしてそれを見守る安定の瀬川さんの小話にほっこりしました。 昔話は最後の終わり方がもう本当に甘いなぁ!と最後まで糖分たっぷりいただきました。 「(ご褒美)いらない?」→「……いる」のこの流れ、最高でした。 2人にはこれからもずっと転がし転がされてラブラブかついっぱい幸せになってほしいです! 頑張って塗られたフォーマルスーツの大地さん、すごく格好良かったです! 大地さんという素敵なキャラにたくさん詰められた作者様の「好き」が両作品からたくさん伝わってきました。 理性が迷子になるところは子ども相手でも相手は心から好きな人だから仕方ないよーと大地さんをそっとフォローしつつ、私も大人目線で説教したり、西村先生にからかわれつつも精一杯抵抗したりしている姿がかわいいと思いました。 10年越しにこうして形にされた主人公さんや大地さんの物語、とても甘くて素敵で面白かったです。 @ネタバレ終了 本編の魅力を倍増させる素敵な物語たちでした。 素敵なゲームをありがとうございました!
  • ぱちばれ!Patchwork Valentine
    ぱちばれ!Patchwork Valentine
    一つ屋根の下で暮らす保護者・お兄ちゃんポジ、しかも昼間は教師と生徒の関係である素敵な眼鏡男子の大地さん(+α)との恋がスイートからビターまで楽しめる、オトメゴコロに刺さるゲームでした。 甘々一辺倒ではなく、シリアスな展開あり、「まさかの!?」な展開ありと、バレンタインのチョコアソートのような様々な味が楽しめる素敵な物語でした。 @ネタバレ開始 大地さんとの二重の意味で禁断の関係という設定だけでとても美味しい本作、大地さんの魅力を全エンドで堪能させていただきました。 一番初めに辿り着いたエンド1の胃薬エンドはもう本当に微笑ましくて「頑張れ大地さん(の胃)!」と応援せずにはいられませんでした。 個人的にはクラスメイト皆にも見守られ祝福されたエンド7が一番好きですが、主人公がきっちり計算して手が届かなかったあの某昼ドラ奈落ダークエンドも大好きです。急に投下された超濃度の昼ドラ成分に度肝を抜かれました。 瀬川さんや藍川くん、アンソニーさんなどのキャラたちも個性的で、特に瀬川さんのクラスメイトたちへの説得力や主人公さんたちに対する見守り力が大好きです。 アンソニーさんは本作プレイ後すぐにプレイさせていただいた後日談で「そういう御方だったのですね!」と急にキャラとしての魅力がぶわっと咲きました。 藍川くんは本作では微糖でしたが、後日談でまたガラリと印象が…良い意味ですごく味があるキャラなので、刺さる人には刺さるキャラとして魅力全開でした。 大地さんが学校などでも自制が利かずにキスしたりするところに「大地さーん! ここ学校です! 死角の問題ではないですよー!」なんて思わずツッコミつつ「いいぞもっとやれ」という思いもあり…初々しい主人公と余裕がありそうであまりない大地さんの甘い部分は糖分たっぷりで心が潤いました。 大地さんがキレて生徒の胸倉を掴んだり、俺の大切な人だと公言したりしたところもギャップ萌えではないですが、普段の温厚な姿からは想像できない姿で、とても魅力的でした。 御隠居と呼ばれているところもとてもかわいかったです。 エンドによっては……な大地さんですが、もう全方向全世界線で主人公さんと幸せになってほしい…! 一つ屋根の下で家族として暮らしてきた上に学校では生徒と教師という立場がありながら、二人がそのラインを飛び越えて互いの思いを交わすところ、お互いの思いを重ねた後で紡ぐ甘い時間が本当に素晴らしかったです。 スチルもどれも素敵で、2人が幸せ全開でハグしているスチルが特にお気に入りです! @ネタバレ終了 これからプレイされる方は同時公開されている『ぱちばれ!White day +』も同時にダウンロードして、こちらをプレイ後にそのままプレイするのもオススメです! 素敵なゲームをありがとうございました!
  • キミのニセモノに恋をする
    キミのニセモノに恋をする
    プレイさせていただきました! キャラの想いのすれ違いがつらくて、終始これつらい……って呟いてました。最後には泣いた。 @ネタバレ開始 最初の電話がtrueに繋がっていたり、秋文が職業の魅力として語っていた『誰かの門出に立ち会えるところ』が、trueとして出てきたのも面白かったです。(トワは内定が決まってこれから将来の門出になるタイミング) 最後の「抱きしめる」「抱きしめない」でうんうん、と唸ってだいぶ悩みました。どちらの気持ちもわかる文章だったからこそ、すごく悩みました。 タイトルの使い方がうまく、どの3つの主なルートもありえる未来でそう描くかぁ……って声が漏れました。 人の感情が丁寧に描かれていて、深くまで入り込むことができました。 @ネタバレ終了 とても素敵な作品でした!! ありがとうございました!
  • ちがうひと
    ちがうひと
    スポンサー賞が贈られているのを拝見してプレイしましたが、非常に素晴らしい作品でした。 登場人物がそれぞれ異なる背景を持っており、みな辛い経験を経ています。だからこそ人に優しくなれることもあれば、傷つけてしまうこともある。そういった人と人との関係性を丹念に描写しておりストーリーに引き込まれました。 亜人と人間が暮らす世界では人間社会にもそのまま通じる課題が顕著に表れており、様々なことを考えさせられます。 グラフィックも綺麗ですし、システムも洗練されていてプレイしやすかったです。 また、様々な意味を内包した端的なタイトルが素晴らしいと感じました。 以下プレイ順の個別感想です。 @ネタバレ開始 ・モトさん 本作で最も好感を持てたのが彼です。 見た目のキャラクター造形が素敵過ぎる。。 性格も不器用な優しさというか、 感情を排していることでとにかくフェアというか、 基本ブレない姿勢が素敵だなぁ、と。 ユユの気持ちは受け止めて欲しいですが、 そこは自己肯定感の現れなのかな、と感じました。 血が繋がってないなら100%OK派なので結ばれてほしい! ストーリー展開は痛々しくて心がえぐられる思いでした。 ・テオン 甘えた坊やかと思ったら過酷な運命を背負った少年でした。 このルートは回想シーンの形なので既に結論は出ているのですが、 なるほどそういうストーリーだったのかと深く納得しました。 これではユユが心に長く悲しみを抱くのも当然ですね。 私はこの論点についてはややドライなので、 本人の意思を尊重して見守った上で罪悪感もあまり持たない気がします。 と理想を言っていますが親しい相手ならそんな割り切れないよなぁ。 最後のやりとりのおかげで読後感はだいぶ良かったです。 ・ルー 別ルートを先にプレイしたので好感度最低からのスタートでした。 しかし、彼の育った境遇を考えると暴力衝動は仕方がない。。 絶対許されねえだろ!!ばっきゃろー!!からのスタートだったのに、 最後は仕方がないと思えるだけの境遇は重すぎでした。。。 いくら何でも過酷すぎる。。 差別相手の少年に暴力をふるうシーンではかなりスカッとしました。 暴力では何も解決しない、というのは分かりますが目には目をは気持ちいいです。 ・ユユ 最後に主人公。 スチルで描かれる姿を見てあまりに成熟しているのに驚きました。 育った環境により精神面での発達が遅めなのだと勝手に理解しました。 この外見だと確かに女性一人で治安の悪いところや夜道は危ないです。 もっと警戒心を持ってくれないとモトさんじゃないけど心配だ! モトさんももう少しユユに気を付けろって言ってあげてー!! ・ミツル ちょっと触れないのもかわいそうなのでやっぱりおまけでミツルくん。 序盤のやりとりで話のキーになる悪人だと睨みましたがあまり出番がなかったです。 あのモトさんが快く思っていないので心根が曲がっているかと思いきや、 特にそんな描写はなかったような気がします。(あっても少し微妙くらい) あれはモトさんが自覚していないだけで嫉妬?嫉妬なのかー!? 一方、ミツルルートで前髪ふぁさっからのあら美少年!ということもなく、 立ち絵が用意されているのにあまり見せ場がないので逆に愛着が沸きました。 @ネタバレ終了 非常に面白かったのでお勧めです!
  • 恋に落ちてはいけない20分
    恋に落ちてはいけない20分
    ノベコレ歴数ヶ月ですが、初期の頃に「社会人!上司!…き、既婚!」と 主人公の心情を痛いほど加味してプレイさせていただきました。 初回はBAD覚悟で好感度カンスト。 100振り切っても鳴り響く効果音に想いが溢れます。 @ネタバレ開始 部屋に招く理由のネックレスに「そうきたか!」と少しワクワクしながら、 本当に落としていたとは思わなかったので、咄嗟に閃いたんだと感心しました。 罪悪感で閉じこもってしまった彼女が手紙だけでも読んでいたら、 指輪外した丹羽さんとくっついたんじゃないかな?とも感じます。 どちらにしても同僚に見られてますから、 心からの幸せな生活にはならないのでしょうね。 END4の選択肢解放した時は、問答無用で答えを選んで突き進みました。 過去の姿もかなり好みなのですが、ファンアートを描くのに 立ち絵を見直したら、今の姿「三つ揃え」じゃないですか!と ワンランク上の男を演出するのには必須だよねと頷いていました。 お付き合いを始められてよかったね…という、幸せな気持ちで すぐに読んだせいか、私の中ではExtra1が一番印象に残りました。 男女関係において運命が嚙み合わないもどかしさってあるよね…と 丹羽さんの気持ちを想うと切なくてしょんぼりです。 @ネタバレ終了 支店と営業所って遠いのかな?すぐに会えるのかな??という気持ちも ありましたが、ファンアートは「仕事帰りに夜桜を見るふたり」です。 暗いニュースばかりで花見もままなりませんが、 食事をした後、小さな公園の桜が満開でちょっと寄っていこうか… みたいなイメージです。捏造ですみません。 こんなデートを重ねて仲を深めていったらいいなという妄想でした。 素敵な作品をありがとうございました。