ホラー・オカルト
7419 のレビュー-
怪談小噺・蒐怖い話の詰め合わせ。短く、しっかりしたお話でどこからでも読めるのが良かったです。個人的には第六話の「願望」が好きです。
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ともだちができる廃集合住宅地友達が出来ると噂で聞いた廃マンションに少女が行く話。 選択肢が沢山あり一寸後ろはバッドエンドだったりしますが規則自体はすぐ掴めるのでプレイしやすく、また数多くあるバッドエンドもどこかワクワクしてしまって楽しかったです。 特にイラストがある方のバッドエンドは見物なので苦手でさえなければ是非回収していただきたい作りでした。個人的には蝶の所のバッドエンドが好きです……。 グラフィックの主線の色が独特だなあと思ったのですが、そこから生み出される妖しくも幻想的にも見える雰囲気が進めていくとゲームに非常に合っていて良かったです。 マスコットの所だけ拾うと選択肢が発生しなくなるので何でかなと思っていたのですが、グッドエンドから考えるに、ここの場合だけは寧ろ拾っているとあのバッドエンドには至らないような感じだったのかな……?
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繋ギ工芸館ナイスシュール! 面白かったです。素ん晴らしい勢いだった。終わってみればタイトルになるほどなあと。まあそうなるよなと。お前らどうかしてるぜ!(賞賛) 一部画像が少しグロめですが、サムネが大丈夫なら大丈夫だと思います。インパクトがナイスでした。
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怪談小噺・蒐さくっと読める小話の詰め合わせ。 ふわっとした語感差かもしれませんが「ホラー」というより正しく「怪談」というようなお話だったな、と。 淡々とした語り手ながらも演出が良くて、不気味な緊張感を張り詰めながら最後にはぞくりとくる、緩やかな恐怖がありながらも面白さを感じる作品でした。 自分の中では「願望」における「意味」が現在いくつか候補がありながらも実際どうだったのだろうと考える所で、また読み返したりなどしていました。 (コメント箇所を間違えていたので再投稿失礼します)
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ぼくはゆうしゃになりたいよ…予想外の展開。これは確かにホラー。 キツネさんが、なんというか…かわいそうなことにしかならなくて切ない( ノД`)
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怨あそびめちゃめちゃめちゃめちゃめちゃめちゃ怖かったです!!!!! エンドは二つ見ましたが、女の子が二人助かるルート途中のたたみかけて来る演出が怖すぎてギブアップしてしまいました…。すみませんorz エンド二つまでの段階では、ストーリー自体の恐怖はそれほどでもなかったので、音と映像の使い方が上手いと思いました。
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いつも仲よしボクの家題からして悪意の凝縮ですけれども、承知してプレイしても堪えるものがあります。この特大の気持ち悪さを、僅か数分で描写し抜いてプレイヤーの気分を害するという手際の良さ、無駄の無さを賞賛せずにいられません。最高にホラーでした。選択肢は一度目はパパ、二度目はママを選びました
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ともだちができる廃集合住宅地選択肢によってみられるバッドエンドの演出も多く何度も繰り返し遊べました!面白かったです。個性豊かなキャラクター達も魅力的。個人的には是非GOODEND2を多くの人に見てほしいです…!
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本能 :いのちのない詩 :雨音がすごく印象的なサウンドノベルでした。 不気味な「死神」に追いかけられる恐怖を味わっているかと思えば、本当により恐ろしいのはどちらだったのか? 作中で明確に語られる内容が少ないため、かなり読み手の想像に委ねられることになるかと思いますが、タイトルを改めて見て、ああ、そうなのだろうか、と思うところがあります。 イラストが不気味で、かつ哀しく、かなり効果的に働いているように感じました。
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繋ギ工芸館なんとも不思議な雰囲気のお話です。 全体的に狂った、でも、理不尽ギャグ的な感じなのかな?と思っていると、結構、きついものを最後に叩きつけられます。 淡々としたBGMと淡々とした天丼がマッチしていて、妙に引き込まれる妖しさを持つゲームでした。
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本能 :いのちのない詩 :モノクロにまとめられた絵や筆跡がすごく良くて、サウンドと縦書きの文字のほのぐらい演出が素敵でした。
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卯月のオリ夜な夜な「オリ」を救う主人公。ある意味積極的な夜とは違い、昼間はやや消極的で少し斜に構えたような思考が印象に残りました。人物の感情描写がとてもリアルだな、と。 また、あるEDでスタッフロールのあと、まっくらな画面にセリフが出てきたのを見て主人公が「オリ」、檻、澱から抜け出せるような、希望を感じました。素敵な読み物でした。
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卯月のオリ毎晩「オリ」という異形を探して彷徨い、彼らの願いを叶えていく女性の話。タグを見て、大丈夫そうだと思った方はぜひ。物語を進めると明らかになる真相にドキドキします。 また、「サイコホラー」とありますが、プレイヤーを驚かせる描写などはなく、物語の雰囲気自体は淡々と進んでいくため、そういうのが苦手な方にも大丈夫なんじゃないかなーと個人的には思います。 エンディングは恐らく3つです。とても周回しやすくなっているため、全部見ることをオススメします。 とあるエンディングでの、彼女の心の叫びは胸にぐっときました。辛い…。以前から彼女はこのようなことを考えて生きてきたんだろうなぁ、とそんなことを想像したり辛くなったり。 最初にある名前選択も、クリアした後では色々と違う風に見えてきます。 あと「オリ」達のデザインに惹かれたので、最後に見れたおまけページが嬉しかったです(おまけページのパスワードはこちらのページにあります!)。
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本能 :いのちのない詩 :全体的に不気味でありながら、静けさが落ち着く作品でした。「私の死神だ」こう認識したとき、「私」の中にどれだけの懊悩が過ったことか。ゲーム終了後にも尾を引く、味わい深い作品でした。暫く世界観に浸っていたいです
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ぼくはゆうしゃになりたいキツネさんは可愛く、ウサギさんは勇ましい。。キツネさんとウサギさんが並んでる絵を見ると、なんだか切なくなります(´;ω;`)
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ぼくはゆうしゃになりたい絵本テイストであるということを活かしたゲームです。 さらっと残酷な表現がされるのも、絵本ならでは。救われないお話ですが、引きつける力があります。
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いつも仲よしボクの家会話の現実感もホラーでしたが、ラストのホラー度がもう本当にホラーでした。残酷な描写はないのに何よりも残酷なものが描かれている、絶望的なゾクゾク感が究極のホラーでした……。イラストがデフォルメされつつも色彩が生々しさと不安を感じさせて、最高のマッチングです。ウェイトを入れるところには入れ削るところは削る演出も、ヤバイ!これはヤバイ!となりまくりでした。この短さでこのヤバさが表現されてるのがほんともうすごかったです。ちなみにママを選びました。そうか、そうなるのか……これはホラーだ!となってパパも選んでみたら別の方向から打ちのめされました。すごかったです。
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本能 :いのちのない詩 :生と死の葛藤を描いた作品。「本能」と題されたタイトルがとてもしっくりくるお話でした。欝々としたお話に、ふり続ける雨を始めとする不気味なSE、独特のタッチの白黒絵でダークな雰囲気が作り上げられています。メッセージ性の強い作品で、私はとても好きです。
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いつも仲よしボクの家なんともいえず苦しい、逃げ場のない空気が凄い…。 一周数分のゲームですが、閉塞感のある雰囲気がすごくリアルで上手いなぁと思いました。 確かにホラーです。両親に挟まれている子どもの不安や恐怖を想像してしまいます。最初の絵ではにこにこしていましたが、彼はどんな表情で二人に挟まれているのか……。 子どもに選択させるのは酷なのか、それとも子どもに選択する自由があるのは幸せなのか…。 どちらにせよ、こんな選択したくはなかっただろうなあ。色んな意味で。
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怪談小噺・蒐7つのお話の短編集。風習のお話が雰囲気があって好きです。田舎では見慣れない食べ物が出てきたりしますので、本当にありそう! って思いました(;´Д`)