ミステリー・謎解き
3127 のレビュー-
0時のアラビアンナイト配信にてプレイさせていただきました。 一人でも遊べるマダミスというぼっちな私にもありがたいゲームですね! マダミスそのものは以前数回プレイした事はあるのですが、こういった一人でプレイできるゲームとして落とし込むというのは難しい事だったと思います。 @ネタバレ開始 初手でリリィさんを選んでプレイしたので犯人を当てる事と、2周目としてメリィさんを選んだ際に目的を達成する条件を満たすのが結果として簡単になりました。 ヒロイン3人がそれぞれ違う情報やアイテムを持っているので、ちゃんと本家マダミスを再現されているのも良いですね。 本筋である、事件の犯人探しと別に個別の達成すべき目標設定。 ヒロイン毎のタイムテーブル表示や追加情報(証言)発表。 全体での議論に1対1の密談と、流れとしてもマダミスをした事がある人ならわかってらっしゃる!となる位ちゃんとプレイ時に含まれる内容を網羅されていますし。 物語としては、各ヒロインが目的を達成する事で基本真っ黒な事情を抱えた男性陣が救われ好転していく。 最初、タイトルにあるアラビアンナイトの部分も含め何故この舞台設定で乙女ゲーかつマダミスな題材にしたのか?がわからないままプレイをしましたが、王子が女性恐怖症になった理由とその後の行動や運命の相手を見つける事で血が流れる事はなくなった。 レイジ王子にとってのシェヘラザードがリリィさんだったという事で合点がいきました。 0時というタイトル部分に王子の名前をかけているのもですが、作中に出てくる重要アイテムのガラスの靴…といえばシンデレラの魔法がとける時間も0時であり。 シンデレラでは城でガラスの靴を落としたシンデレラを王子が探しに行く流れですが、この作品の場合はガラスの靴を片方ずつ持った者が城へ向かった結果後日談として本来の持ち主の元へ戻る。 本家と逆の流れを取る事や乙女ゲーの要素として運命の相手を見つけるという所にも繋がる点でなかなかシャレているなぁと感心しました。 @ネタバレ終了 概要欄にもある通り、新感覚!なゲームでありタイトル画面の「はじめから」を選んだ際述べられている通り初の試みの為、具現化するにあたり難しい事も多かったと思われます。 が、私としてはフリーゲームは作者様が好きな事ややりたいと思った事を表現し挑戦できるのが最大の強みでありプレイする側もそれを感じて楽しめる物と思っております。 なので、今後も作者様のやりたい事をまたこうして作品として遊ばせていただければ…と思いました。 それでは、面白い作品をありがとうございました。
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因果律 Inside The Memoryこれはめっっっちゃ面白かったです! フルボイスでLive2Dというのも凄いのですが、お話の内容がめちゃくちゃ私好みでした! @ネタバレ開始 招待状、電話が通じないペンション、唯一の橋爆破! 主人公は過去に何かあったらしく、思い出せない! そんな主人公に恋慕するイケメン!! 翔月の主人公に対する執着がたまらなかったです! @ネタバレ終了 部屋の中を探索したり、命を狙われたり過去を思い出したり。 本当に楽しかったです!
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古都の謎解き物語 幻の湖の演舞劇不思議な東洋ファンタジー探索アドベンチャー! 話す、調べるなどの探索ができるアドベンチャーは大好物なので、楽しくプレイさせてもらいました! @ネタバレ開始 探索もそんなに難しくはなく、詰まることなくサクサク進めることができました。 街ゆく人に話をきいて、行ける場所が増えたりアイテムを手に入れたり。 お団子を手に入れてちょっとした旅行気分でも味わえましたv @ネタバレ終了 UIなども物語の雰囲気とマッチしていて、物語にどっぷり浸かることができました。 素敵なゲームをありがとうございました!
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COVERUPさっくり遊べる短編集。 意味が分かると~は好きなので答えを知識として知ってるのもあったけれども演出やテンポの加減がよくて最後まで楽しめました。 短くぞわっとした怖さがあるいい推理ゲームでした。
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キツネバナプレイ中なのですが、現在進まないバグが発生しております…… ダウンロードでもこちらでプレイしても同じところでバグります @ネタバレ開始 チケットをもらって家に帰り、奥さんとお話ししたところの暗転から真っ暗なまま進行不可になります @ネタバレ終了 私のプレイ環境が悪いのかもしれませんが、途中からプレイできず悲しいです(´;ω;`)
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菟原まひるの選択
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WHO THE HELL AM I感想が遅くなりましたが、配信にてプレイさせていただきました。 自分が誰なのかを推理するゲーム…というだけでもジャンルとして珍しいと思いましたが、ジャンルは推理ADVでありその推理材料として回想を見ていく。 これがこのゲームにおける主人公の目的でありできる事として正しいですが、もっと根底にあるテーマは別にあると感じました。 @ネタバレ開始 私の中では『推理ゲームの皮を被った哲学(人の生きる理由)を問われる物語を読むゲーム』という方が感覚としてはしっくりきましたね。 推理ゲーム要素としては最後の選択肢で自分の正体と思う人物を選ぶだけで他に根拠となる要素をプレイヤー側が作中で提示する必要もなかったので最悪総当たりでもクリアそのものは可能な事。 (はずれの場合は、恐らく本来行われただろう根拠を語るパートがばっさりカットされた上で扉の先に行ったんだな…と理解はしましたが) なので、その推理上重要な部分である正解を当てる為の回想であり4人の物語こそがこのゲームにおける実質の本体だなぁと。 謎解きについては、私は二択まで絞った結果間違えたので2回目で正解はできました。 が、その際に述べられた根拠を聞けば自分が前回「シウである」と答えた為、酒の話について嘘を言っているので違うという部分で「あああーーーー!?」と悔しくなりました…。 登場する4人はそれぞれ自分の人生について悩んでおり、立場が違えば内容も様々でどの悩みもそれぞれ理解や共感ができてしまう為聞いていて胸が重たくなる感覚がありました。 流されるように生きてきたトールは気づけば戦争に出る事になってしまい。 シウは教会の真実を知り神なんていないと知りながら異物としての自分を隠して生きていて。 スカーレットは今までの頑張りは何だったのか…と、やり場のない感情を抱える事になり。 ロータスは記憶喪失も含め自分とは誰であり、まず生きる為には選択肢がない現状であり…。 誰が主人公の正体であれ、これは生還できたとしても今度はこの悩みと再び向き合わなければならない事。 どの悩みも、今の生き方から外れない限り抜け出せないのは目に見えているでしょう。 それまで自分という芯が曖昧だった者がそれを見つけられるのか? 衣食住は保証されている分自分を偽り生き続ける事は大変でもまだそちらの方が安全ではないのか? 自分の望みとは違ってもそれで不便のない生活が保障されているなら? 年単位で戻ってこない記憶である以上、この先だって戻ってくる保証などあるのか? 本作は世界観こそ剣と魔法のファンタジーであれど、恐らく多くの人はトールくんのような悩みを抱えながら生きているという点で一番共感を集めると思いました。 彼の場合は子供の頃からという点で若干早いとは思いましたが、大半の人は現実を知る程大きな夢を持ってそれに突き進む事を難しさからとりあえずの安定性を求めて就職なりをして生涯を終える。 役割として便利屋とか、人からすればいたら助かる存在かもしれないけど案外こういう立ち位置ってしばらくすると名前も忘れられがちである…という事も含め、ある意味現実的であり。 私自身、そういった時期はそれなりに長かった為彼の戦闘中の叫び含めいつか彼が欲した物を見つけられる時がくるのを祈りたいです。 シウちゃんは境遇としてどんな生き方をするか選ぶ事ができなかった以上仕方ないし、現状から逃げ出そうにも下手をすれば消されてしまうリスクすらある。 衣食住の保証された環境であり、学校にも通えたといえば聞こえはいいでしょうがその裏に何があったのか…これは関係者しか知る事はできず相談できる相手もいない。 だから見つかった場合のリスクは承知でも、酒場で楽しみたい!そうでもしなきゃやってられない!となるのは大変良く理解ができてしまいます。 むしろ、自分が異物である事を自覚しながらも他と同じである演技を続けるなんて心が擦り減るの待ったなしなので…これは時間の問題で現状から脱しなければ心が壊れたかもしれないのが恐ろしいところです。 スカーレットは私も思わず「お姉さま!!」と言いたくなる位格好良い武に優れた女性という好みにドストライクすぎたのですが…なぜ彼女がここまで頑張っていたのか。 いくら成果をあげようとも最終的に女である彼女は家を継ぐ事ができず、最終的には政略結婚の駒としか扱われない。 しかし、立場上利用弱音等も許されずそれを相談できる相手もいない。 戦争は順当にいけば勝利して終わりその後には結婚をする事がもう確定事項として待っている…。 となれば、今までの自分の人生とは何だったのか? 現代日本でも近年ようやく女性が社会に出て出世するのが当たり前になってきたものの、これ自体は時代に関係なく相当根深い問題でしょう。 個を定義する物として、意識の連続性という物が存在する。 もし、かつての記憶を失った人は以前の自分と同じ人間と言えるのか? 思考実験でたまに言われる話ですが、かつてのロータスとはどんな人間だったのか? それがわからず、思い出せずとも生物である以上生きる為に何かをしなければならず結果として今の立場にいる。 他の3人とはまた違った変化球ではありますが、何故生きるのかという点で言えば彼の抱える問題も深刻でしょう。 なくした記憶は戻らないかもしれないし、それが濃厚であり。 それまでの自分もわからない中どう生きるべきか?それを教えてくれる人等当然いない。 第三者の無責任な物言いで良ければ、彼らに現状を変える為の提案をする事は可能かもしれませんが重要なのは作中でも言われていた通り 「自分で選ぶという事」この一点に尽きるでしょうね。 結局、自分の人生に誰かが責任を取ってくれる訳ではない以上その結果がどうあれ自分が選んだ決断を信じて進むしかない。 だからこそ、主人公が蘇生後に4人で旅に出る場面は彼らが自らの選択で新たな人生を歩み出した、その大事な一歩なんだと祝福せずにはいられませんでした。 生きていれば絶対に困難だってある、だけどそれが自分の決断した結果なら立ち向かって行ける。 人間は弱い生き物かもしれないけれど、同時にその強さを持ってもいる。 なので今は、彼らの新たな旅立ちを祝福し見送ろう。 推理ゲームというと、犯人(今回は自分の正体)がわかると再度プレイをする気持ちが起きにくいというのが難点とは思いますが私はこの作品において重要なのは彼らのそれまでの人生・悩み・そしてどう生きる事を選ぶのか。 人間の物語を見届けるという観点で楽しむ物と思っております。 なので、もしどこかで気持ちが落ち込んだ時…彼らの悩みながらも最後は好転していった様を読み直し元気をもらいたい。 そう思える作品でした。 @ネタバレ終了 長文となりましたが、これは長文にならない方が嘘だと言わせていただきつつ。 素晴らしい作品をありがとうございました。
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MonstrousPark「怪物」×「遊園地」×「ミステリー」の伝奇ノベルゲームとかやらないでか! わぁわぁわぁ 遊園地モチーフは楽しいな!トラバンド! 乗りたくなってきました〜! 印象もだんだんと変化していって楽しい時間を過ごせました。 ありがとうございました。
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菟原まひるの選択序盤のほのぼの展開からの急展開なストーリーで楽しめました。 ミステリーと恋愛要素を絡めた構成で先が気になる展開でした。 まひるは死にかけているもののストーリー全体の雰囲気はポップなのでシリアスながらも重くなりすぎないのが良かったです。 @ネタバレ開始 小夜と暁人の二人エンドの展開が引き込まれる展開で楽しめました。@ネタバレ終了
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古都の謎解き物語 龍の酒場前作をプレイして、今作、楽しみに待っていました!今作も、配信上でプレイさせていただきました。 システムは前作と同じで、いろんな人に話を聞いたり、自分で調べたり、今まで得た情報から推理をしていくスタイル。ちゃんと情報を得ていれば推理も難しくないので、ノベルゲームが初めて、という方にも、気軽にプレイしていただける作品だと思います! @ネタバレ開始 通行手形を落とした行商人さんに再会してお話を聞いて瞬間に凧のことは思いついたんですが、紙気球使うアイデア、いいですね!お供え物が足りない、ということでお供え物の一覧を確認したとき、最初に藤宮さんとお供え物集めした時の知識から足りないものを導き出すところも、個人的にはすごく好きなポイントです!今作は藤宮さんも要所要所で活躍していたし、次回作もあるようなので、次回作でも彼女がどんなかかわり方してくれるのか楽しみです! @ネタバレ終了 本当に、楽しい時間を過ごさせていただき、ありがとうございました!
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なぜ少女は我が子の恋人を殺すのか?なかなか面白かったです!
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なぜ少女は村人を殺すのか?面白かったです!
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焦がれる腹を満たす熱美しく動くドット絵に魅了される作品です。 タイトル画面だけでも、水の動きのすごさ、サイレンに照らされる肌、そしてまばたきの動きと、ずっと飽きずに見ていられます。 爆弾事件の真相を追い、緊迫した解体処理を行うストーリーは、まるでドラマを見ているかのようでした。 3種類のミニゲームはどれも面白く、特に難しかったのはピッキングです。 どうしてもピッキングの場所とタイミングが覚えられなかったですが、スキップ機能があって、大変ありがたかったです。 @ネタバレ開始 なんといっても綺麗なドット絵を眺めているだけで楽しいです。 特に、爆弾処理の場面では、お腹が膨らむのもさることながら、飲み込む際の舌の動きに見とれてしまいます。 犯人はきっと掃除の人だろうと思っていたので、まさかの展開でした。 そこからエンディングへ至る流れは、感動的なものでした。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
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COVERUP意味怖なホラー短編集、というすごく好きなジャンルの作品で楽しめました。 驚かし要素なしで、じっくり話に向き合うスタイルも好きです。 @ネタバレ開始 普段の生活でも、意味が分かってないだけで、実際は怖いことが身の回りで起きているんじゃないかと思わせるものが多くありました。 「一人暮らし」や「終電」とか「忘れ物」など、普通に起こっていても気づかないようなことでした。 個人的には「あの子からの手紙」が一番好きです。無事に朝を迎えたということも含めて、彼女の悪戯心がとてもよく、全体の話の中でいい清涼感を出していました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
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可惜夜のさかしま町このシリーズを毎回楽しみにしており、新作が出るたびにわくわくしてプレイしています。 見慣れたいつものキャラがいるのが本当に安心感があって、キャラの顔を見るとほっとします。 @ネタバレ開始 今回は屋外の場所も多く、アパートや船、学校などこれまでの閉鎖的な環境とはまた雰囲気の違ったステージで楽しめました。外から建物内に入るときの緊張感がすごくありました。 オンマウスで文字表示されるのが、とても分かりやすいです。 画面が揺れたりなど演出面が充実していたのも良かったです。 謎解きはなかなか難しく、ヒントやnoteも見させてもらいました。 懐中電灯などのアイテムをどう使うかがなどが難しく、歯ごたえがありました。 トゥルーエンドは予想以上に悲しく重いものでしたが、こうしたものも含めて、シリーズの幅の広さを感じました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
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なぜ少女は我が子の恋人を殺すのか?感想が遅くなりましたが、配信にてプレイさせていただきました。 前作とは異なり、質問回数に制限がついた分難易度は上がっており何を質問するべきなのかまず頭の中で整理する必要がありましたね。 @ネタバレ開始 一見問題文だけを見ると疑問はあれど、ここを質問で解き明かす…。 しかし、質問回数に制限がある分総当たりができない事からどこが重要な情報となるかを先にある程度絞る必要性が出てきた。 この点で前作より難易度が上がったのもですが、ゲームの難易度としてはこれ位の方がやりがいとしてちょうど良く感じました。 途中、とある情報から『少女が我が子の恋人を殺す』という部分以外でも犯罪臭な事案なのでは?と思いましたが、ここも別の情報が増える事でそれなら別におかしな事ではないと納得をしたり。 最後の答え合わせ部分で、特定の回答に繋がる質問をしていないと気づきこれまでの情報から勘で1箇所乗り切る事にはなりましたが初見で正解はできました。 確かにタイトルの通り、マナミの行動は犯罪行為ではありますがサイコパス要素そのものが当社比薄くなっているとされていたのは納得しました。 ロボット三原則に対する実験、と言われたらまぁ確かに…とは。 そして、前作と違いストーリー部分でもこのマナミの将来起こす犯罪を抑止力として止めるやり取りが何を意味するのか。 犯罪を抑止すると同時に、夢がなくなっていく…という部分を見ると何とも言い難い感情がありましたね。 @ネタバレ終了 今回位の難易度でまた新作が出たら遊んでみたいですという感想で〆つつ。 面白い作品をありがとうございました。
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なぜ少女は村人を殺すのか?感想が遅くなりましたが、ウミガメのスープと聞いてプレイさせていただきました。 タイトルの通り、少女が村人を殺す理由をウミガメのスープ形式で質問し推理するというシンプルな内容でしたので暇な時間にサクッと楽しめました。 質問回数に制限もなくじっくり情報収集ができた為、無事真相に到達する事ができました。 肝心の少女の動機については…倫理的な問題はさておき、確かにある意味合理的だなぁとは。 面白い作品をありがとうございました。
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MonstrousPark感想が遅くなりましたが、配信にてプレイさせていただきました。 怪物が出るという噂のある夜の遊園地…そのミステリアスな雰囲気だけでこれは面白そうだなぁとDLさせていただきましたが、結論を先置きさせていただくとその期待を大幅に上回る作品でした。 @ネタバレ開始 まず、プロローグとばかりに問題しかない遊園地&スタッフという部分を見せられ「これは…」となりつつ観覧車で登場する謎の人物クラウンとの会話。 プレイ前からこの遊園地には怪物が出るというのが噂といえ判明しているので純粋に犠牲者を出さない為に警告をしにきたのかな?と思っていたのですが…これも後々「そういう意味!?」となる要素であり…。 云わばプロローグ的な話=ただのチュートリアルという先入観を持っていると後々推理的な意味で言われてみれば!?等悔しいというか、納得しかない構成でした。 そこから順番が逆だよ!?とツッコミどころのある新人研修、作中でも出てきた「この遊園地には怪物が出る」というワード。 これはアンちゃんが何者かに襲われる展開が…?と思ったらそのアンちゃんが…というまさかの展開は予想外としか言いようがなく。 今後もちょいちょい選択肢に混入される「逃げる」が本当に見えている罠すぎるなぁ…と思いつつ回避もしつつ、一週目は素直に自分が正解と思う選択肢を選んでいったのですがバッドエンドでした。 以前に選んだ選択肢が好感度三段階でいうどれだったかがわかる為、周回をすれば絶対に情報が集まる分クリアができる点は親切だなぁと思いつつノーマルエンド→トゥルーエンドと回収。 不穏な要素しかない遊園地だとは思いましたが、まさかの人間の部品を集めては人体実験しているという闇しかない事実が明らかになった際には「特に疑問もなく受け入れていたけど人外のパーツがついたキャスト(総務部)がいる時点で疑える要素はあったかもしれない…」と冷静になりました。 そして、バッドの際に全滅後に言われる「頭だけかえて再利用する」というもはや手馴れているとしか思えない発言で今までどれだけのキャストがn度目の生を受けたのか…。 トゥルーもトゥルーでノーマルから恐らく総務部はどちらも無事では済まないまでは想定はできました。 しかし、そこで挟まれる牛鬼の話…そういえばエンジェルさんは牛の部品を…そして、人造人間のキャストは基本妖怪になる。 からの容赦のない結末にどうして…どうして…となるしかなく。 表ルートに関しては、アンちゃんとエンジェルさんの関係性…憧れの対象といつかそれと並び対等でありたい気持ち。 最初は内向的だったアンちゃんが自分の意思をはっきり出していく所は応援したくなりましたし、ほんとにただの良い子だなぁ…と成長を見守りたい近所のおばちゃんのようになり。 エンジェルさんの頼られる立場だからこその悩み等もわかる事から、二人には無事対等な関係として良い友人になって欲しかったという気持ちとなり。 ムーシュちゃんの他者との距離が近かったりハイテンションギャルなノリはあれど、むしろそれが癒しでもあり雪子さんとは正反対の気質だけどむしろこれ位ぐいぐいといける友人が必要だろうなぁと思えたり。 選択肢の内容を把握するという攻略の関係上、一部の選択肢を選ぶ際に「ムーシュちゃんはそんな事言わない!!やらない!!」と勝手に解釈違いを起こす程度には好感の持てる子です。 グレムくんも最初こそ頼りない所はあれど、ちゃんと成長しゲストにより良いサービスを提供する為にガルーさんと衝突する場面等、彼に関しては裏ルートでもかなり描写がしっかりされているのでそちらでも触れたいので一旦ここで切ります。 そして、一見すると新人の部下を他部署に丸投げしているガルーさんも実はちゃんと事情があり以前の事があったからこそグレムくんの提案を即却下するしかなかった事。 人嫌い・他人とのコミュニケーションを避けているとプロフで明言されていますが、何だかんだちゃんと相手に必要な物を判断して研修先に配属する目は持っているし何だかんだ面倒見は良く思えるので近づくとつい世話を焼いてしまう部分があるからあえて避けているのかな?とも解釈ができ。 それと別に、本当に人嫌いなら過去の部下4人の事は謎はあれどここまで固執する必要がない辺り「やっぱりお前はそういう奴だよ…」と。 カムくんが何故ガルーさんにやたら絡みたがるかも謎でしたが、トゥルーで全てが判明した際に全てが繋がった際の衝撃といったら……。 結果的に、彼の過去の部下はちゃんと形を変えて戻ってきたけどカムくんだけが戻る事ができなかった。 それでも「今の部下に向き合って」と言い続け、そこに過去の同僚はいても自分は含まれてないし心臓の記憶なのかガルーさんに構って欲しいという気持ちは全面的に出ており関係性としてなんとも切なかったです。 後から考えれば、チャプター7でガルーさんの代わりに接客を引き受けた際も「カムくんは過去にガルーさんが優秀と認めたあの部下なんだよなぁ」と記憶は残っていないとしても、任せられるしできると言い切れるのも納得した部分があります。 そして、トゥルーエンドでクラウンから意味深な台詞を回収した所で今度は裏ルートと言えるエクストラへ…。 表ではあまり触れられなかったシアター運営部や技術管理部を中心としたお話という事で、表でこういうやりとりがあった際一方その頃こういう事も…と補完される形でこちらもまずは自分の正解と思う選択肢を選んだのですが、やはりというべきか初見バッドエンドでした。 表ルートが比較的わかりやすい流れだったのに対し、補完や真相に迫る分バッドエンドだった事を除いても「一体何が起きてこうなったんだ…」と怒涛の展開を理解できぬまま2周目へ。 もうすでに、この遊園地がどんな場所であり総務部がどんな目的で動いていたのかがわかっている分場面によっては心の中で声にならない悲鳴をあげる場面もありました。 特に共感ができたのは苦労人のおかん状態だったナランダさんですね。 ただ、何故技術管理部が重要な部門なのにどうしてこんな少人数で回しているのか? ガスコンロを直してもらいたいけど、ガス担当が不在…というやりとりで不穏さを煽りつつ、後半で河太さんから明かされる事実やノーマル以上の時に見られる妖怪覚醒の原因を見ると43歳水道担当のおじさんからしか得られない栄養素があるというか、そうなってしまう事が理解や共感できてしまい辛い…となるしかなく頼むから対立しないでくれと心が叫びました。 正直、喫煙者でありナランダさんが煙草を嫌がる描写もただのこの二名の不仲を描くだけでなく「自分だけが喫煙者だから助かった」という予想外の伏線回収に繋がるなんて想像ができませんでしたし。 そして、結果的にナランダさんは先にクラウンの正体を知っていたけどそれを隠す必要があったのでバッドの際はあの結果になってしまいましたが河太さん視点からすればあの勘違いと結末は想定できたかなぁ…と悲しみが。 以前別の場でも語らせていただいたのですが、裏ルートにおいてこれを語らないのが嘘と言える物と言えば 粋としか言えないプレゼントの演出と劇中歌の存在ですね。 最初はグレムくんのやった手品をアルカーさんもやる天丼かな?と思いきや実はそれは視線を本命からそらす為の物であり… 雪子さんがプレゼントを確認した瞬間、解除される『素敵なプレゼント』の実績。 これはDL可能であるサイトがノベコレという部分を活かしたギミックであり、作中では純粋に雪子さんがプレゼントとして招待状をもらうサプライズでありながらプレイヤーにもバッジの獲得という想定外のサプライズをするという発想が神かな? といえる演出すぎました。初見の際は思わず興奮のあまりテンションがおかしくなったと記憶しております。 そして、支配人からアルカーさんに渡されたテープ…劇中歌である『柘榴』が収録されたカセットですね。 このゲームに劇中歌があるという事は事前に知っていたのですが、実際に作中で該当場面を見た際は素敵な歌に聞き入ってしまいました。 配信でプレイを進めるという性質上、劇中歌を聞いてからトゥルーエンドを回収する前にyoutubeで公開されているフルバージョンを聞いたのですが曲調や歌詞といいなぁと純粋に思いました。 しかし、ある意味この劇中歌の真価と言えるのはナランダさんが久々に舞台に立つという演出であり 同時にトゥルー最終、実績の名前にもなっている…フルで聞かないと知る事がなかった歌詞『この世に生きた不条理を歌え』の部分。 誰にとってもこの世に生を受け生きるというのは不条理であろう…位に元々は解釈していたのですが、このゲームに出てくるキャストこそがまさしく本人に罪はないのに人造人間として何度目かもわからない生を受けこの遊園地の秘密が公になれば生きていく事もできない。 不条理としか言いようのない状況である事。 しかし、それを歌い飛ばして生きていくしかないという事を現したある種の人間賛歌であると理解した時「この歌は本当にこのゲームの為の物であり、これ以上となく相応しい存在である」と思い知る事となりました。 話をキャストやストーリーの部分に戻しまして。 まず、シアター運営部に研修にきた事で成長していくグレムくんや彼と友人関係になっていくプラタくんやミルラちゃんとの関係性がほっこりとします。 新人を舞台に立たせる(手品で物理的に)という突然の洗礼に驚きつつも冗談を真に受けてプラタくんと漫才をしつつ、ちゃんと喋りについて改善されていったグレムくんは素直に凄いと思いますし普通の人はまず舞台で誰かに芸を披露する事がない為とても緊張するのが当然でしょう。 そして、それを理解した上で初めてにしてはよくやったと褒めてくれるナランダさんは本当にわかってらっしゃるなぁと。 プラタくんは自由過ぎてKYなのでは?と思わせる部分はありますが、何だかんだ存在する事で場を明るくさせる面があると思っております。 記念公演の打ち上げでグレムくんを励ます場面でもそうですが、基本は自由でもちゃんと必要な場面では適切な行動を取れるというか。 何だかんだ、友人にいたら振り回されるのは承知だけど楽しい奴って感じなんだろうなぁと思いました。 そして、打ち上げの日に月を見上げる場面も表ルートでは観覧車でガルーさんとカムくんが同じく見ていると思うとそれぞれ理由があって衝突はすれど、同じ空の下で同じ月を見上げている…その状況に得も言わぬ感情を持ちます。 最初はひたすら無口でダンス以外に関心も協調性もないと思われたカトリーナちゃんも、雪子さんとの関りから少しずつ表情が豊かになり終盤ではこんなに素敵な笑顔もできる子なんだなぁと。 何でしょう、カトリーナちゃんの魅力をもっと大々的にアピールする為にもダンスの時もゲストに向けて笑顔見せて!と配信をしつつ思わず熱くなった記憶があります。 問題だらけの新人が2人も一気に増えて大変だ!と最初は思える流れでしたがストーリーが進む程それぞれの持つ良い面や魅力が出てくるのでそれぞれに対し好感を持ち応援したくなる、そんな魅力を感じました。 そして、シアター運営部において忘れてはいけない部長なのに突拍子のない事をやりだすアルカーさん。 チャプター0ではこの人って入場の時にいた人では…?と突然のD劇場を観ていましたが、エクストラ0で本当にリハーサルにない事をやり出した故の物だったと知った時には笑うしかありませんでした。 ゲーム本編とは別段関りはない事ですが、誕生日が4月1日というまさに嘘のような…ある意味デタラメな事ができる存在にぴったりだなぁというのが気に入っています。 良くも悪くも面白真面目な人であり女好きというキャラというだけでも好きだなぁと思いましたが、前述しているプレゼントの件や雪子さんとのやり取りがとても印象的です。 作中の描写を見るに、支配人と直接対談できる数少ない立ち位置の人物という点も気になりましたが某選択肢までに全問正解するか否かで色々見方というか、言葉の意味がここまで大きく変わるとは…と思えるのも凄かったですね。 何も知らずトゥルーエンドに到達しただけでは支配人サイド寄りと思いきや実は利用されていた側であり、記念公演の招待状もシアター運営部の部長だから権限として使えるようにしようと言ってるのだな…と思ったのですが…。 まさかの次期支配人候補!? つまり、彼の言う権限というのはシアター運営部の部長権限でなく支配人権限の方だった!? という雪子さんの言う「職権乱用」の意味が全く変わるという盛大などんでん返しでした。 結果として、表ルートにおけるトゥルーエンドと繋がっている以上総務部の2人は蘇生こそすれど記憶を失いこれからどうするのか課題が残るまま終わる…という形でしたが だからこそもう一度初めましてから関係をやり直そうとするアンちゃんとエンジェルさんのやり取りは感動しましたし、ラピさんにも打ち上げ飲み会仲間であるプラタくんがもう一回覚えて仲良くなればいいやというノリで接してくれる事が救いでした。 元の立場や殺人等の行いが全て許される訳ではないとしても、この遊園地に残されたキャストは等しくこの遊園地がなくなっては生きていけない存在である事に違いはなく。 再スタートをするには一度忘れた方がいい事もあるのかなぁと。 “この世に生きた不条理” 確かに、すでに自分の素体になった人物が誰なのか?何度もパーツを交換しているならそれすらもわからず、キャスト達は皆望んで人造人間として生まれた訳でない。 個を、その人をその人と定義する物とは何なのか?を突き詰めようとすると頭の痛い結論に行きつきそうな気すらあり。 その点で言えば不条理という言葉は適切なのだと思います。 そして、今後被害を広げない為にはあそこで支配人を拘束し何かしらの罪状で告発するのが正解だったと多数を守る為には思えるのかもしれません。 だけどその結果この遊園地のキャスト達がどうなるかを考えた際、見逃すという選択肢を選んだ事を誰が責められるのだろうか? 彼らには何の罪もなく、ただ生きていただけなのに。 このゲームはキャラクターの魅力やそれぞれの視点から構成される物語も魅力的と思いますが、こういった観点の哲学や思考実験のような話からも深みを感じられる事。 それが特に強い魅力的であると私は思います。 何にしても、彼らキャスト達にはこれから先大変な事も沢山あるとは思いますが少しでも平穏で穏やかな日があって欲しいと思います。 @ネタバレ終了 感想が長くなってしまった事と、乱文となってしまいましたが 素敵な作品をありがとうございました。 続編が出るという事なので、そちらも首を長くしてお待ちしております。
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点字を読めないと出られない部屋点字とても難しかったです(/ω\) とても勉強になりました♪ 実際は、指で読むんですものね、それまた難問ですね。 パセねこちゃん、可愛かったです♪ これから、点字を見つけたら触ってみちゃうかもしれません♪ 楽しい時間をありがとうございました。
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偽証討論あらすじの時点ですっごくワクワクしてしまいました! 結構要素が盛りだくさんな感じでボリューミーなのですが、おもしろくてほんとに時間が溶けます!!! 驚きの展開がいっぱいですごかったです……!! 別作でも思ってたのですが作者様の頭が良すぎる…… なんでこんなにも複雑なトリックを思いつけるのでしょう…… 翻弄されっぱなしで、ヒント機能はめちゃくちゃ活用させていただきましたm(*_ _)m @ネタバレ開始 第一章は討論開始時のカットインや、かっこいい黒木さん、隙間から見えたなれの果ての正体などがめちゃくちゃ印象的でした…… 全体的にとっても不穏でハラハラドキドキしてました…… 第二章は、三鈴さん視点になったんだと思いきや…… プレイヤーの知らないところでめちゃくちゃ暗躍してる!? 割とあっさり終わるなと思ってたら完全に状況がひっくり返ってしまってすごくびっくりしました 黒幕だったと気づくことでむしろ救われるとは…… そして隠しEND! 異能を活用して最高の未来を勝ち取るの、とっても救いがあって好きなENDでした!! 大変な境遇の虚さんでしたが、これで少し報われたのかな…… あと討論パートのボイスもクオリティ高くてほんとにキャラの声って感じで好きでした!! とにかく黒木さんがカッコよくて……! 強くてイケメンで実は優しいとか!! ファンクラブがあるの納得過ぎます好き!!! @ネタバレ終了 とっても楽しませていただきました! 素敵な作品をありがとうございましたm(*_ _)m