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6979 のレビュー
  • 君の心臓は誰のもの
    君の心臓は誰のもの
    すれ違い続ける姉弟の物語。 愛、あるいは呪いの最たるものであるラストシーンが、とても心に残りました。
  • 十二月のパスカ
    十二月のパスカ
    タイトルロゴ、キャラクターのイラスト素敵だな、サムネ良いな。と、プレイ前から作品が始まっていた作品。 もちろん本編をプレイしても最初に受けた素敵だと言う印象は崩れる事なく、寧ろそこにストーリーと世界観と言う情報が加わってより魅力的な作品だと感じました。 シナリオに関しては、常に程よい緊張感を抱かせられつつもちょっと微笑ましい要素もあり、でもやっぱり緊張感が抜けない。 それは、シナリオ上に上手く続きが気になる要素を散りばめられているからであったり、癖のあるキャラクターと言うのを早い段階でユーザー側に印象付けられた技術によるもの。 BGM等の調和具合も良く、とても素敵な作品でした。
  • 紅乙女
    紅乙女
    再プレイ。何度やっても美しい・・・(*´ω`*)バッジが嬉しいです♪
  • 向日葵に添えるアイリス
    向日葵に添えるアイリス
    お花と一緒に少女と過ごした物語。 優しい文章と音楽が穏やかな空気を演出しています。 視点者の関係もあって明確に語られない部分も多いのですが、それでも充分すぎるほど伝わってくるように感じました。 花を通して語られていく時間が切なかったです。
  • 冴子さんとホワイトデー
    冴子さんとホワイトデー
    冴子さんがとっても美人さんで可愛い~~(*´ω`*) 二人のやり取りが微笑ましくて、なんかニヤニヤしちゃいますw 本編の完成が待ち遠しいです。
  • 時絆ぎの境界
    時絆ぎの境界
    40分ほどで読み終えました。少女二人のほのぼのとした、けれども芯のある掛け合いが心にしみました。ほんわかとした優希那ちゃんと知識豊富な怜ちゃん、二人ともかわいかったです。信じることも祈ることも、それらを続けることも難しいですが、大事な人を思う心は強いのだなあと。また題材と背景画像がよく合っていて、前半は自分も観光しているような気分で、後半は二人を見守る形で楽しめました。 機能面として一つ、バックログがあると嬉しかったなあと思います。会話を見返したくなったので。でも全体をゆったりプレイできて、癒されました。
  • 「どうせ世界は終わるのだから。」
    「どうせ世界は終わるのだから。」
    終わり行く世界の人々を描いた短編オムニバス。 既に世界が世界なので悲しい物語が中心ですが、そんな中で最後に紡がれる愛があってもいいじゃないか、というようなお話です。 ゲーム画面は背景画像に全面シナリオエリアのシンプルな作品ですが丁寧に作られたのだろうなという印象を受ける作品でした。 似たような考えを持っていることもあり個人的にはエステルの考え方が好きです。 また決して画面に変化がないわけではないのですが、エンディングでクレジットが流れ切ってから音楽が終わるまでの時間が長かったのが少し気になったので、スキップ不可としてのエンドロールなら文字の流れる速度を調整して、もう少し「何も変化のない画面」の時間を減らせると良かったかな、と感じました。 ただあくまで個人が初見で抱いた感想に過ぎないので、そういったエンディングを意図的に作り上げられたのでしたら、こういった形のままで良いなとも思います。一度は人類が滅ぶも再び生命が芽吹き始まるさまを表現しているのかな、などとも感じましたので……。
  • あなたの命の価値
    あなたの命の価値
    虐待・児童養護施設に関するシナリオ勝負な作品でした。 OPやEDは、作者様が作詞して依頼されてできたものということでストーリーとよく合致していました。ティラノ作品で音楽鑑賞モードがあるのは珍しく、それもよかったです。 作品の題材について、後日他の文献をあさるほど強く興味を持つ作品は、色々な作品を読む中で極少なかったのですが、この作品はそのような作品になりそうです。そのくらい作者様の熱意が感じられる作品でした。 作中で主人公たちの周りの環境はとても暖かく優しく、そんな理想的な環境だからこそ暖かな結末を迎えます。だからこそ現実の冷たい環境と追随する現実の暗い結末に目が行ってしまいます。 僕らは他の環境(希死念慮など、虐待に限らず)にいる方々を無意識に憐憫の目で見ることで、自尊心と自分の世界の平穏を保とうとしがちに個人的には思いますが、そこに問題を投げかけてくるような作品に感じました。
  • 断罪オペラ
    断罪オペラ
    今は幸福かもしれないけど、永遠はなさそうですぐ破綻してしまいそうな儚い幸せだなあ・・・
  • くじらの公式
    くじらの公式
    素晴らしかったです。個性豊かなキャラクター(しかもフルボイス!!)が印象的でした。 また、ストーリーがとても丁寧で違和感なく読み進めることができたのも作品の中に入りこめた要因だと思います。 夏の匂いを感じたくて何回も読み返しています。
  • サマー・ロビン・ガール
    サマー・ロビン・ガール
    プレイ時間は2時間くらいかかりましたが、作品に引き込まれて最後まで一気に進めてしまいました。 夏の描写や文体が綺麗で、フォントも見やすく、物語の構成や伏線も見事でした。作品としての完成度が非常に高いです! 個人的には、私自身2年前に高校を卒業し先々月ようやく二十歳を迎えた者で、まだまだ大人、子供と言うものがよくわかっていません。そんな私のタイムリーな心の迷い、大人になりたくない思いなども作中の心情描写に相まって、個人的にとても作品に入り込むことができました。 序盤は笑えるポイントも多く、軽快に物語が進んでいくので気軽に遊んでいたのですが、中盤以降の展開には目が離せなくなります。これから大人になる若者にも、既に大人になった人にもぜひプレイしてほしい作品です。 ふと振り返ってあの友達と遊んだ夏祭りに思いをはせたくなるでしょう!
  • 春の姫
    春の姫
    王道ストーリーの恋愛学園ものでした。 兄想いの弟妹がなかなか良い役割をしており、要所要所で主人公をサポートしてくれるため安心して、ほのぼのした雰囲気を楽しめてよかったです。 この手の話は主人公がひどい自己嫌悪に落ちたり悲劇的なイベントがあったりしがちなので。 ストーリー展開のテンポがよいので中だるみがほとんどなく、読後感までさっぱりした作品でした。 それでも、ストーリー展開の要所要所はしっかり押さえられており、二人の微妙な距離感を楽しめる良い作品でした。
  • 断罪オペラ
    断罪オペラ
    ある屋敷で二人きり生き残ったお嬢様と執事の「毒」のある話。 二分程度で読み終える掌編です。 ある意味では二人の登場人物を紹介しただけ、とも思える内容ですが、最後の問い掛けによりプレイヤーの中で生まれる思考時間を以て完成する作品であるように個人的には感じました。 どう足掻いても幸せな結末だけは待っていなそうな二人だなあ……!
  • 白夜想
    白夜想
    あるルールに則り制限時間内に言葉を返さなければ生きていけない世界で会話を続けてきた少女二人の物語。 すぐに読み終えることが出来る掌編ですが、最後まで読んで世界観を改めて把握した後には思わず読み返しました。 百合要素が含まれますが深く関係が描かれる訳ではないので得意ではない方でも大丈夫なレベルかなと。 なおブラウザ版とWindows版で試させていただいたのですが自分の環境だとおまけを見ることが出来ませんでした。私が何か見落としてるだけの仕様であれば問題ないのですが……。
  • 十二月のパスカ
    十二月のパスカ
    チーム『フィッシュケーキ』様によるホラー・サイコパスノベル! かなり面白かったのでご興味があれば是非!
  • 十二月のパスカ
    十二月のパスカ
    以前から関わりのある方がフリーゲームを出していたので、興味を持ちプレイしてみました 愛とは何なのか、それについて考えさせられました これも一つの愛の形なのかなと 直接的なネタバレは避けますが、彼の最後がどうなるのか、というのがとても気になりました 悲しみは伝染るのか、形を変えてそこに滞在するのか それとも、薄れて消えていくのか… またイラスト、音楽共に臨場感があってとてもよかったです 制作、お疲れ様でした プレイしている間とても楽しかったです
  • 十二月のパスカ
    十二月のパスカ
    サムネとキャラデザに惹かれてアップデートお待ちしておりました。 何かを欠いた少年と少女の愛を求める物語。 プレイ時間は若干の休憩を挟んで一時間半程度でした。 何か、とぼかしましたが明確に言える欠けているものは倫理観です。そんな二人を中心とした話です。 特に序盤は重苦しい空気が続くのですが、Chapther4で大きな転機が訪れるので、ひとまずそこまではプレイしていただきたいな、など。 Chapter5のあるシーンではニヤニヤしました。かーわいーい。 クオリティの高い作品で良かったです。あと本当にキャラデザが好き。
  • ある母子の亡命
    ある母子の亡命
    架空の北国を舞台に描かれる家族の物語。 最初の画面はシルエットをクリックすることで進みます。全く見当違いの箇所をクリックして最初から詰み掛けたのは私だけでいいです。 ビジュアルノベルとしては殆ど全てがイラストで描かれており、その量と言ったら短編ながら圧巻です。また演出も非常に上手い。 亡命するのは母と息子と生まれたばかりの赤ん坊の三人なのですが父親ジルも見所です。厳しい現実の中で絡み合う複雑な感情に、気が付けば物語にのめり込んでいました。 つまり愛です。
  • サマー・ロビン・ガール
    サマー・ロビン・ガール
    夏が感じられるとても良い作品でした。
  • 素直な赤ずきんと嘘つきなオオカミ
    素直な赤ずきんと嘘つきなオオカミ
    ふんわりとした可愛いイラストとコメディチックな語り手による赤ずきんとオオカミの物語です。 トゥルー以外のエンディングは選択肢で即時回収が出来るので、プレイ難度も低くて遊びやすいかと思われます。 騙し騙されながらも基本的にほのぼのとしたお話であるぶん途中で見た一部エンディングが衝撃的で、このあと何が待ち受けているのだろうとどきどきもしました。 雰囲気を大事に丁寧に作り込まれた作品という印象で良かったです。