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8413 のレビュー
  • 僕らのノベルゲーム
    僕らのノベルゲーム
    とてもととても面白かったです!!! ノベルゲームや小説に限らず、創作が好きな人には刺さる作品じゃないかなと思いました。 誰でも何かしら身に覚えのあるエピソードがありそうですよね。 読んだ直後はちょっとした興奮状態にあり、まともに感想書ける感じがしないほどでした。本当に面白かったです。
  • そして僕らは世界を壊す
    そして僕らは世界を壊す
    まずタイトル画面を拝見して「男子高校生たちの爽やかな青春物語かな」と勝手に予想していたのですが、良い意味で期待を裏切られました。 とてつもなく壮大でささやかで、純粋で歪な「愛」の物語でした。 主人公の梓くんは従兄弟で同じ学校に通っている隆之介くんの面倒を日々見ていますが、それを象徴する「子供返りしてしまったように泣きわめく隆之介くんと、それを優しくなだめる梓くん」のシーンを見て、それが端から見ればアンバランスで今にも壊れてしまいそうな情景だった、というのがこの2人に対する第一印象でした。 また、隆之介くんの見た目が、文章からも立ち絵からも「美しい」と感じられ、心惹かれました。 最初2人は共依存の関係にあると思ったのですが何度か「世界」を繰り返すうち、梓くんの都合のいいようにふるまう隆之介くんの方が、ある意味「大人」であると感じました。 一方で梓くんは決して強くない、むしろ弱いのに強くありたいと強がる様子や自分の気持ちに言い訳を探してしまうところが人間臭くていいなあと思いました。 どうあがいても結末は同じになってしまう「世界」にやるせなさを覚え、「どうにかしてこの2人を救えないのだろうか」と切なくなりました。 時折登場する謎の男性や少女の正体も気になるところでした。 6(7)周目で雰囲気ががらりと変わります。 「相手のため」と思ってすることが「自分のため」だったりその逆も然りで、それで「世界」を壊したり救えたりするのだから「愛」や「恋」という概念はとてつもなく複雑で力があって、それでいて扱いが難しいものなのだと改めて痛感しました。 「愛」や「恋」に振り回されながらも自らの意志を貫く本作品の登場人物たちの生き様はなんて愚直で美しいのだろうと感じました。 「世界」を壊したら、待っているものは何なのだろうか、そう考えずにはいられない、人の綺麗な心も醜い心も巧みに描写された作品でした。 @ネタバレ開始 大変不謹慎ではありますが、隆之介くんの死に様のスチルがどれも美しくて好きです。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 画廊の横顔
    画廊の横顔
    綺麗なサムネに惹かれてプレイさせていただきました。 漫画や芸術といった分野には明るくないですが、主人公の気持ちに共感できる部分が多々あって胸を締め付けられるようでした。 最後は涙が止まらなかったです。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 人間らしく
    人間らしく
    プレイ時間は約5分ほどと短いですが、受ける印象は鮮烈でした。 生きるとは何か。自分の人生について考えたくなる、そんな物語でした。 次回作も楽しみにしています。 心に残るお話をありがとうございました。
  • 深夜徘徊のための音楽 beats to relax/stray to
    深夜徘徊のための音楽 beats to relax/stray to
    紹介文の通り、兄妹が世間話をしながら深夜を散歩する作品です。 プレイ時間としては1時間ぐらいですが、よく話題が尽きないなーと思うぐらい、 色んな話題でテンポ良く、会話のキャッチボールが進みます。 そのテンポがあまりに良いので、文字送りの操作すらも、 タイトルの「beat」の通り、何かリズムを刻んでるんじゃないかと思うほどでした。 心地よい音楽、深夜の不気味さとどこか非日常でワクワクもする画像、 それらとマッチした全体の画面構成がイイカンジで、そこに圧倒的な量の会話キャッチボール。 文字を送りながら、不思議とこの作品に浸かっていくような感覚があり、 良い意味で、会話を聞きながらも眠くなっていきました。 作中、あくびの話がありましたが、同じタイミングで出ましたし、 この作品に共感しつつ、リラックスしてる証拠なのかなと思いました。 @ネタバレ開始 散歩が終わり、括弧と別れて一人になってから「……」が連続するシーンが、 マシンガンのように会話していたのと比較して、静寂がものすごく感じられ、 めちゃくちゃ印象的なシーンになっていました。あそこはとっても良かったですね! @ネタバレ終了 この作品は深夜になんとなく、コレという目的もなく、 フラーっとネットサーフィンするような感覚の延長で、手に取ってみるのが、 不思議な感覚と共にリラックスもできて、適しているような気がしました。 ぜひ深夜に遊んでみてほしい一作でした!
  • よざくら奇譚
    よざくら奇譚
    短いですが酔った時に見る夢のような、素敵な作品でした。 あっさりした大人の女性の優しさも心地いいですね。 イラストも、選曲もとても良いと思います。 ありがとうございました。
  • 「私のこと、ご存知ですか。」
    「私のこと、ご存知ですか。」
    選択肢と一枚絵にボリュームがありました。 これからも制作頑張ってください。
  • 僕らのノベルゲーム
    僕らのノベルゲーム
    ゲーム制作の楽しさ、難しさ、大変さ、苦しみ…そして喜び。そんなたくさんの感情がぎゅっと詰まった作品でした。 始まりのわくわく感、合間合間に挟まる高校生ならではの悩みや葛藤。そしてすれ違い、次第にバラバラになっていくみんな。合作の難しさ。…半ば予想はしていたのですが、みんながぶつかっていく様はハラハラしてしまいました。きっと立ち直ってくれる!…いや、無理かもしれない!?と、自分も部員のメンバーになったかのように没頭してしまいました。ああ、思い出すだけで胃が痛い(笑)。 今回、ゲーム制作となっていますが、色んな創作について勉強になるなと感じました。デートしながらの創作論には「なるほど!」と唸ってしまいました!…私もやってみようかな(笑)。 また、作中作のエレナちゃんの物語もよく練られていて、「このゲーム、やってみたいぞ!!」と感じました!そして、最後の方では涙ぐんでしまいました…。 @ネタバレ開始 文化祭後、エンドロールが流れた後の、現実的な終わり方が大好きです!! なかなか創作しなくなったり、ともだちと何年も会わなかったり…。 @ネタバレ終了 ちょっと切ないけど、でも、やっぱり創作って楽しい!!と、思わせてくれる…本当に素敵な作品でした! 個人的には、タツくんが大好きです!ああでも、みんな個性的で素敵でした!!
  • さらば劇薬
    さらば劇薬
    途中の選択肢で舞台の内容が変わるという、劇をモチーフにしたノベルゲームなのですが、選択肢の選び方がかっこいい… なんというか没入感が得られる感じでした。 グラフィックの不思議な色味に魅せられました。 まさに舞台は劇薬ですね。 キャラクターもみんな魅力的でよかったです。
  • ガーディフォルツァ
    ガーディフォルツァ
    ガーディフォルツァのデザインがかっこいい! 震えました!! 戦闘の曲とかカットインとかすごく素敵でした!! ひじりの両親の件とかいろいろと妄想はかどる…つまりそういうことですよね。 とても鮮やかで楽しい作品でした!! 素敵な作品をありがとうございました。
  • 自分よりも大切な存在
    自分よりも大切な存在
    家族と向き合うということについて、非常にリアルに描かれた作品でした。 @ネタバレ開始 結翔が楓を恋人に選んだ際に、愛海の「家族を好きになれない」と言う理由が含まれるのが、なんだか悲しかったです。しかしこのように重要なことを、隠さずに描写されているところがとても良かったと思います。 また、この物語において、楓という人物がとても大きな存在でした。 結翔が「血のつながり」を重視する気持ちに正直私にはあまり共感はできませんでしたが、そんな彼の気持ちを汲み取って不妊治療を続ける楓は、とても思いやりのある人だなと思いました。高校の時からずっと最後の最後まで結翔に寄り添い、献身的で魅力のあるキャラクターでした。 個人的に一番印象に残ったシーンは、結翔と愛海が家族になることを決めたところです。 樹の母親として一緒になるという二人の決断に、そういう形もあるのだな、と衝撃を受けました。 @ネタバレ終了 余談ですが、この感想はプレイしてからだいぶ時間を置いて書かせていただきました。 このゲームは、今まで自分が考えたこともないような内容を深く掘り下げた作品であり、分かった振りをして感想を書くのが憚られたためです。 それくらい、考えさせられる物語でした。 素敵な作品をありがとうございました。
  • 僕らの一歩
    僕らの一歩
    主人公がゲームを作るお話ということで、同じゲーム制作者として親近感の持てる作品でした。自分から何かを発信したい、という主人公の想いには特に共感できます。チャットの相手が判明するシーンが特に印象に残りました。2人のその後や完成したゲームなど、続きが気になる展開でした。ありがとうございました!
  • 海からの手紙
    海からの手紙
    海の中で女の子と会話する、という不思議な世界観に惹かれてプレイさせていただきました。選択肢のバリエーションが多く、本当に女の子と会話しているような感覚でした。ラストで手渡された手紙には切なさを感じますね…。素敵な作品をありがとうございました!
  • ヴァンプ・ザ・プレイ・ヴェルヴェット【前〜中編】
    ヴァンプ・ザ・プレイ・ヴェルヴェット【前〜中編】
    遅ればせながら、プレイさせて頂きました! 桃とえんが少しずつ心を通わせていくのがたまらなく愛おしく、勝って欲しい…!と手に汗握りながらプレイを見守りました。 桃とえん以外の番もそれぞれ繋がりがあり、様々な形でお互いを想いあっているのも本当に素敵だと思いました。 後編も楽しみにしています!
  • Crescendo Moon
    Crescendo Moon
    静かな夜の砂浜、二人だけの時間と未完成の一曲。 背景に月の満ち欠けが反映されていたりしていて、細やかでした。 主人公視点かつ、モノローグもセリフも(表示の上で)最低限に絞られているので、結構没入感があります。 @ネタバレ開始 没入感があった分、主人公の印象が薄く……エンディングで本職の作曲家と出たときにはちょっとびっくりしました(笑) でも、街中での曲との再会、他の曲も聞いてくれてファンレターの窓口経由で知る少女のその後、という展開はすごく……なんていうか、ありきたりでもないのにしっくりきて、好きでした。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 願い星は少年の形をしている
    願い星は少年の形をしている
    プレイ致しました。 星にまつわるお話を探していて、こちらの作品に出会いました。 3エンディングとおまけ、エピローグを見て2時間くらいだったと思います。 文体が綺麗で読み易く、とても丁寧にキャラクターを表現していて、全てを読み終わった後に鳥肌が立ちました。 大なり小なり同じ立場に立った事がある為か、風子ちゃんの気持ちに寄り添う事が出来た為だと思うのですが… うん。 心に刺さるものがありました。 きっと、人を選ぶ作品かとは思いますが… 私は好きです。 お子さんがいらっしゃる方は読んで欲しい作品です。 素敵な作品を、ありがとうございます!
  • 1MINUTE IRREVERSIBLE(ワンミニッツ・イリバーシブル)
    1MINUTE IRREVERSIBLE(ワンミニッツ・イリバーシブル)
    洋風な世界観に惹かれてプレイしました! 冒頭の万華鏡から連想させる言葉が選択肢と運命に繋がっていて、作者様の言葉選びのセンスが素晴らしい…! また、BADエンドでは2人が共に過ごしてきた情景が想像させられ、より一層HAPPYエンドが切なく感じられました。2人が助かる道は無かったのかと他の選択を考察してみるのも面白いですね。 短編とは思えないほど濃密なお話でした。ありがとうございました!
  • 「私のこと、ご存知ですか。」
    「私のこと、ご存知ですか。」
    「私のこと、ご存知ですか?」と様々な人に尋ねながら進むお話です。 最初の方は物語の全貌が良く見えず、同じような結末にたどり着くと思いますが、 選択肢を変えながら真相を追っていくともう一つの結末にたどり着くはずです。 @ネタバレ開始 私はあの終わり方は好きですね。 たとえ最善ではないとしても、お互いが最後まで相手のことを思っての行動を思いながら迎えた結末ですので、 非常に美しいのではないかと思います。 @ネタバレ終了
  • お前のスパチャで世界を救え
    お前のスパチャで世界を救え
    こんにあ~!!にあちゃん可愛いです! 丁寧に作りこまれた画面と文章で Vtuberさんや配信等にあんまり詳しくない私でも とても楽しく遊ばせていただきました。 @ネタバレ開始 ?エンド、主人公が職場でしっかり挨拶しているのに 成長を感じてぐっときました。 エンド画面もうわ~~ん良かった~~とほっこりです! @ネタバレ終了 推しはかたラーメンさんです! 某エンドのかたラーメンさんが最高です…!
  • さらば劇薬
    さらば劇薬
    終盤の怒涛の展開がすごかったです。。 演じることで飲み込まれていく怖さも感じられました。 @ネタバレ開始 エンディングのスタッフ欄にはびっくりさせられました! おまけシナリオは本編と雰囲気が変わり、 舞台をニコニコ(ニヤニヤ?)しながら見ている観客の気分でした。 @ネタバレ終了 イラストの色合いが美しくて好きです。 特にマチネちゃんのスチルが美しい…!