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ホラー・オカルト

8488 のレビュー
  • ブルームバーナの恐ろしい風
    ブルームバーナの恐ろしい風
    無音で読み進める手記の内容が昔の外国の小説を和訳したような何とも独特な文章でいつの間にか手を握り締めて読み進めていました。 淡々と同じことを繰り返す日々なのですが、そこに姿の見えない恐怖が付きまといます。目的も何もわからないのが、逆にこの世界観を魅力的にしていると思います。かなり好きです。
  • 女中浮世の怪談
    女中浮世の怪談
    女中の浮世さんが怪談を語っていくホラー短編集。浮世さんかわいい!キャラクターも画面も、デザインがとても良い…特にタイトル画面が素晴らしいですね。 どのお話もそれぞれ怖くて面白かったです!ノガミくんのお話と数字の悪魔が特に好みでした。
  • ブルームバーナより
    ブルームバーナより
    主人公が父の残した記録を読む。物書きの父がイギリスのとある村に立ち寄った時のこと。怪しげな宗教。繰り返し見る夢。 あの人は怒っていたかもしれないけど、あの場にとどまって話を聞きさえすれば…舞台は外国?のようですが、ジャパニーズホラー的な湿度を感じるお話でした。 pixivのイラストも拝見しました。作中、最初の方のテキストが難しそうだったので、イラストと解説を先に読みました。よりイメージが湧いて、じっくりと作品に浸かることができました。
  • 旅籠屋の小女ちゃん -あるひとの旅 編-
    旅籠屋の小女ちゃん -あるひとの旅 編-
    本当に「ひ」で驚きました!その発想はなかった!「ひ」の魅力がヤバいです、可愛すぎました。まさか文字がこんなに可愛く見える日が来るとは… オープニングの怪しい雰囲気からのテンポ良い会話のあとに、「ひ」との遊園地デートのような交流に微笑ましさも感じていたのが怒涛の展開に驚きました。平仮名の「ひ」がこういうことになるとは… 演出も素晴らしかったです。少女の妖しさと可愛らしさと会話での昔風な語り口が良かったです。彼女のことも気になりますね。 @ネタバレ開始 火が燃え盛る中、メニューのアイコンが下に落下する演出がとても素晴らしかったです。 @ネタバレ終了 「ひ」と会話している主人公は第三者から見たらどう見えたのか心配になりました。 素晴らしいゲームをありがとうございます!
  • 還る
    還る
    読み進めていくうちに、心がひやりとしました。一般的なホラーは苦手ですが、この手のホラーはむしろ好みでした。 @ネタバレ開始 何度も記憶をなくし、繰り返し絶望する展開が恐ろしかったです。男が誰かと心を通わせようとすれば何かが変わったのだろうか、男は永遠にこれを繰り返すのだろうか、これが地獄なのだろうかと想像が膨らみました。 @ネタバレ終了 短い中で、色々と考えさせられました。ありがとうございました!
  • 裏表旅館
    裏表旅館
    イラストが可愛くてプレイし始めたのですが、内容は怖い!豹変するとギャップが凄い!クリアするたびにタイトル絵が変わるのも良かったです。続けて話を聞いていけばどんどん変化する結末が面白かったです。 @ネタバレ開始 タイトル絵の変化は最初見たとき不意打ちで驚きました。付き合ってた二人があのような結末を迎えるには何があったのか気になるところです。 @ネタバレ終了 女将のキャラとメッセージウィンドウの紫陽花が素敵でした。 面白い作品をありがとうございます。
  • サイコロサイコ(完全版)
    サイコロサイコ(完全版)
    ヒロイン全員サイコパス! サイコパスものではありますが女の子たちそれぞれの過去もしっかりと描かれているため人間ドラマとしてとても面白かったです。そして絵がめちゃ可愛くてスチルがいっぱい…BADエンドも必見です。 @ネタバレ開始 第一の出目…ボクっ子斉子ちゃんかわいい!猟銃にびっくりしました。めたろーが優柔不断だからこんなことに!過去シーンが好きです。 第二の出目…セクシーな才子先生!遺体埋めエンドめっちゃ怖い…そして血文字が衝撃的でした…過去が辛いです。 第三の出目…幼めな骰子ちゃんかわいい。他と比べるとちょっと異質で悲しい雰囲気のお話で面白かったです。 第四の出目…ユーチューバー祭子ちゃん。どうやってサイコな感じになるのか気になっていたら…とんでもない展開でした。 第五の出目…ピンク髪かわいい災子ちゃん!ビジュアル一番好きです。サイコパスというよりかわいそうな子でした。 第六の出目…後輩キャラ罪子ちゃん。七七ちゃんがなかなかひどい目にあっているような… ろうごく…彼女たちの可能性と七つ目のお話。とても良かったです!壮大なお話だったんだなあ… @ネタバレ終了 全ルートクリア後のタイトル画面は絶対見てほしいです!
  • エンドロールが終わる前に
    エンドロールが終わる前に
    読み終わったあとにタイトルの意味のことを考え、この子たちは本当に無事なのだろうか?と想像してしまいました。 映写機のところでまず1回ゾクッときて、最後のセリフにまたゾクッとしました。 @ネタバレ開始 今度から映画泥棒を見ると少し怖くなってしまいそうですね。 @ネタバレ終了
  • 可惜夜のからくり屋敷
    可惜夜のからくり屋敷
    南風原さん、露骨なトラップって触ってみたくなりますよね! 実際にこんなところへ連れて行かれようものなら、謎解きどころではなく部屋の隅っこで震えることしかできなさそうです。 ストーリーは短編ながら謎解きのボリュームがあり、エンディングを迎えた時の達成感が心地よいです。 そして謎解きに主軸を置いているのにもかかわらず、南風原さんや助手子さんといったキャラクターがしっかりと印象に残り、もっと物語の続きが見たいなぁと感じられる面白さもあって楽しかったです!!
  • バスルーム
    バスルーム
    ホラー苦手なので寄せられたコメントを見てから自己責任でシャワーを浴びに行ってみました……! あ、あれ……?入浴ASMR……?心地良い文と効果音……と思っていたのですがひたひたと迫る何かの正体が………え………!!!! 短い時間で体験できる良きポケットノベルでした!ありがとうございました!
  • みちのく怪奇譚 3話
    みちのく怪奇譚 3話
    僕は30分ほどで読むことが出来ました。気軽にプレイできる伝奇もので、小難しい設定は全然ありませんでした。あまり伝奇ものに馴染みのない方でも問題なく楽しめる作品だと思います。 @ネタバレ開始 とても楽しく読める物語でした。 本作品には、なんだかほっとしてくる雰囲気があったと感じます。キャラクターは良い奴ばかりで、読むのがしんどくなるところはほとんどなかったです。また、主人公たちの学生らしい言動を見ていると、自分が大学生だった頃のことを思い出しました。「子供の遊び」を、あえて本気でやりたくなったりしますよねぇ……(笑) 伝奇ものとしての読み応えもありました。当初僕は「蛇」が悪さをするものとばかり思っていたので、「彼」にはとにかく謝りたいですね(笑) 過去の友情が今なお生きているのは、格好良すぎると思います……! 個人的には、この手のお話を「30分でお手軽に読める作品」にまとめ上げているのが素晴らしいと思いました。伝奇ものって、どうしても語るべきものが多くなってしまうし、制作側としては沢山語りたくなっちゃうジャンルだと思います。また、専門用語をどこまで使うのか、なんて細かいところの案配もなかなか難しいと感じます。その点、本作品は「キャラクターが親しみやすい」、「必要以上に難しいことを語りすぎない」といった特徴のおかげか、ストレスなく読むことが出来ました。キャラクター紹介を作中に入れたことも含め、細かいところまで読み手への配慮が行き届いた作品だと思いました。    @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 申刻〜サルコク〜
    申刻〜サルコク〜
    公開中のシナリオ(02)までプレイさせて頂きました。丁寧な描写から、じわじわくる怖さにびびりながら続きを読みました…場面に合った効果音が物凄く良い味を出している…! もしかしたら様々な場所へ向かう配達員の人は色んな怪談話を持っているのではないか、という想像が掻き立てられますね。 「理由」や「理想」、「過去」の部分は今後明かされるのだと思いますが、主人公さんも何か抱えている様子で、続きが楽しみです! 以下内容を含むので畳みます。 @ネタバレ開始 シナリオ2、バッドエンドをぐるぐるしていて、はいはい今回もドアスコープ前通過ね、と思っていたらびゃん! と来てオワーッ! となりました…油断させるのがお上手過ぎます… BAD END3がとても気になる内容でした! @ネタバレ終了
  • 閉鎖病棟のアリス達
    閉鎖病棟のアリス達
    面白かったです。不気味な雰囲気がよく出ていました。 誰がアリスなのか、いろんな秘密を抱えた怪しい登場人物たち、そしてアリスが起こした事件の凄惨さ。序盤は少しもたついた印象でしたが、要素が増えていくたびに、どう繋がっていくのかとぐんぐん引き込まれていきました。 @ネタバレ開始 「誰がアリスなのか」という謎自体は南雲さんが出た辺りで推測できてしまったのですが(舞台設定上、それが一番怪しい人物だった)、「なぜそうなったのか」という謎が物語を引っ張る強い要素になっていました。隠し方のトリックがよくできているので、相貌失認やトイレの描写は明かされた時の納得感が高かったです。涼太が気を許したのも、たぶんそれですよね。 また、個人的に興味深く思う内容が多かったです。アリスが起こした復讐の「死ぬことすらできない状態が一番苦しい」とする動機や、更生は現実的でないという静かな狂い、アリスの存在が神聖化されていること。そして最後に出てくる問いかけは、特に感じさせるものがありました。本当に難しい選択だと思います。 @ネタバレ終了
  • 閉鎖病棟のアリス達
    閉鎖病棟のアリス達
    「アリス」は一体誰なのか?多数の視点から描かれるミステリー。面白かったです!!!先が気になってどんどん進めました。 病室の背景が場面ごとに切り替わっていったり、色鉛筆っぽい加工や赤色の視界なども細かかったです。歪んだ視界が怖い… 途中で語られる「アリス」の犯行の内容が恐ろしすぎました…真相には納得です。鬱々としているけど前向きなような、不思議な終わり方でした。
  • クトゥルフ神話ADV 生命の秘薬
    クトゥルフ神話ADV 生命の秘薬
    ミステリーサスペンス的な雰囲気にひかれ実況プレイさせていただきまた。 私的にはボリュームもちょうどよくて、能力値の要素も大好きです^^ 正直ゴミ箱を漁るときネズミでホッとしました。生理的にGは無理なので・・・ 楽しくプレイさせていただきました。ありがとうございました。
  • 黒白の世界Season2
    黒白の世界Season2
    レビューを見て前作を遊んでからプレイしたほうがより楽しめると見ましたので、前作もプレイしました。 今回だけでもあらすじがあるので楽しめるのですが、よりストーリーを深く知れましたし、組み合わせが違うだけでこんなに雰囲気が違うのかと違いも楽しめました。3人の会話が面白いです。 @ネタバレ開始 前作は衝撃的な最後だったので、才所くんの動向に注目していました。知っているからこそ三人のやり取りが絶妙に感じました。 @ネタバレ終了 まだまだ謎も多く続きがとても気になります!続編楽しみにしています!
  • 点鬼簿行路
    点鬼簿行路
    演劇部に所属する二人の「演劇」と「現実」と「恋」のお話。 綺麗なタイトル絵と、なんだか不気味なサムネに惹かれてプレイしました。 するともう冒頭から気になる展開で、淵上くんはなぜこんなことをしているのか、小夏さんの行動の意味は?なにがあったんだろう?と考えながら読み進められました。 シナリオの進め方や表現、ときおり入るボイスや演出がうまくて、作品の良さをより引き立てていると思いました。 Ending-Aがとても心にきていて、いろいろな感情がないまぜになりすぎて何て表現すればよいのかわからないのですが、あれぞ人間の本質というか純粋な想いで、はたから見たら哀しく辛い終わり方のように見えるけれど、本人達にとっては最高の幸福で美しい……そう感じました。 @ネタバレ開始 自然に涙出てきて混乱しました。 @ネタバレ終了 エンドロールも、変化後のタイトル画面も好きです。 印象に残る素晴らしい作品、ありがとうございます!
  • Eat-Tsuke!
    Eat-Tsuke!
    いつびっくり演出が来るのかびくびくしながらプレイしました。 簡潔に述べるととても面白かったです!でもビックリはした くそう 人間の恐ろしい部分が凝縮されていて、なんともいえぬリアリティがありました、素敵なゲームをありがとうございます!
  • みちのく怪奇譚 3話
    みちのく怪奇譚 3話
    3話から読み始めましたが、登場人物が詳しく書いてあったりで 前作未履修にも優しい親切な設計でした。 @ネタバレ開始 物語を読み進めていくと、時々話の間に入ってくる 武士?のお話が気になり・・・さらには蛇にも関係 しておるな・・・とは思っていたのですが 何やら祐樹君のおかげで救われたようで、悪い呪いではない・・・? 色んな謎を残して後編へ。 分からなかった事が視える視える・・・。 「あの言葉は、これが視えてるからだったんだ・・・」と 色々発見がありそしてクライマックスのバトルシーン。 とにかく痺れました。蛇かっけぇーー!!! 私もほしいなんて思ったりして。 最後蛇が真の姿でお見送りするのも素敵すぎる・・・!!!! こういうの大好きです。 @ネタバレ終了 面白すぎて、読み進める手が止まりませんでした。笑 めちゃめちゃ面白かったです!!! 1、2のシリーズも読んできます!!
  • アブノーマルハァト
    アブノーマルハァト
    いろいろな「愛」の物語。 だいぶアブノーマルなお話ですがイラストがとてもかわいい!どの男子もかわいい顔して恐ろしい…そして切ない… ハッピーエンドは本当にハッピーなのか…?と思って他のエンドを見たらやっぱりハッピーな気がしました。トゥルーエンド後のタイトル画面も良かったです。