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SF・ファンタジー

7027 のレビュー
  • ウィッチ・イン・ホワイト
    ウィッチ・イン・ホワイト
    良い意味で肩の力を抜いて読める作品。僕は40分ほど遊ばせて頂きました。マクュアスウィさんがたいへん可愛らしくて癒されました。こちらの問いかけに対して様々なリアクションを返してくれるので、終始会話が楽しかったです。微妙に的を外してくる返事もあって、思わずふふっと笑ってしまいました。唐突な「わぁ、ショック」なんかは、妙にツボりました(笑) イラストも綺麗で、作品の雰囲気によく合っていたと思います。スマホを拾ってくれるシーンの1枚絵がが特に好きです。
  • ウィッチ・イン・ホワイト
    ウィッチ・イン・ホワイト
    待ち合わせにやって来たのは金髪白衣の美少女だった…! 言葉を上手に使ったコミカルなやり取りがとても楽しく、イベントCGも可愛らしくって…ニックネームを選べるのも楽しかったです。それによって文章の字面と言いますか、お話の印象もちょっと変わって来ますね。鈴木を選んだときはなんだか後輩に話し掛けているようでした!笑 小難しそうな表情を見て「機嫌悪くしちゃったかな?」と思っていたら放たれる笑顔…安堵と同時に「なるほど」なんて相槌打ちながら、会話を楽しみました。作中で背中のリボンの話もしてましたが、あれ可愛いですねとてもね… 「ほのぼの」のタグを体現したようなほっこりストーリーで非常に癒されました。
  • 反動のクラウドレイジ-ACT1
    反動のクラウドレイジ-ACT1
    面白い、楽しい、かっこいい! 毎秒そんな感想が転がり出るような、非常にリズミカルで熱く、一方深刻でドラマティックな作品でした。これ一本で面白いバトル、凝ったストーリーや世界観、興味深いキャラクターの関係性が遊べちまうんだ… バトル面は、所謂「レベルで殴る」というものではなく、個々のキャラクターのスキル能力や攻守コマンドの組み合わせで行うもので、頭も使うので非常に楽しいです。またチュートリアルや機能の説明、おさらいにも余念がなく、親切アンド親切な設計になっています。また静かな白黒の色合いで形成されているゲーム画面もハイセンス。 ストーリーや世界観も手に汗握る、非常に凝った作りでした。ゲームが進むにつれて、この世界の日本が置かれている状況や、過去起きた歴史、隊員の抱える問題、そして新たに発生した事件……ひとつひとつ紐解かれて行きます。続きが気になるにも程がある…! お気に入りキャラクターは岩切くんです。初登場の掴みはバッチリ、そしてその後出て来る度に言動が気になってしまいました。バトル立ち絵の緩く振り返った姿も良いですね彼は…新人なのに前衛で強くてそしてふてぶてしくって、でも衝突もあり仲直りもあり…推してしまう… バトルでは吉良さんの強さが光っていたような気がします、攻守が完璧だった。かっこいい。やっぱり隊長さんクラスはみんな強いですね。 ティラノのオーソドックスなADVとはまた違ったものがプレイしたい方に非常にお勧めです。
  • 最後に見たものは、
    最後に見たものは、
    失明するくらいならもう死んでしまおうとも思わず始終前向きな主人公はすごく好感が持てました。どんなにピンチでも冷静でポジティブなところが魅力的でした。まさか失明宣告を受けたあとの最後の旅でこんな出来事やあんな出来事に見舞われるなんて思いもしませんでしたが見えなくなる前に出会えてよかったなと思いました。 主人公だけではなく、他のキャラもとても良かったのでエンディング後の人々がどうなったのかとても気になりました。
  • ANIMALPIA
    ANIMALPIA
    トップの可愛いイラストに惹かれてプレイしました。独特な構成の画面はお芝居を見ているようでとてもワクワクしました。 ED2の笑顔のイラストがとても可愛く、ルノさんを笑顔に出来てよかったなと思いました!(1番最後にたどり着いたエンドだったので)
  • ガラクタの森のエデンにて
    ガラクタの森のエデンにて
    洪水で土地の七割が沈んでしまった世界。一部の記憶を失った少年エファは、小さな島でガラクタを集めながら同居人アリヴィオと生活をしていた。ある日、エファはガラクタの中から”ある物”を発見し、それにより失っていた記憶を少しずつ取り戻すことから始まるファンタジー物語。全2ルート、エクストラを含めて3時間半ほどで読了しました。 すごく面白くて、最後まで一気に駆け抜けてしまいました。シビアな世界観でハラハラとする場面もありますが、柔らかいタッチで描かれたスチルと、エファとアリヴィオの微笑ましいやり取りも多くあり、そのバランスも絶妙でした。 登場人物たちの人間描写も端正な文章で徹底的に掘り下げられており、個人的には「他人に対する優しさ」という部分は考えされられました。その優しさが自分勝手になってないか、その優しさは相手にとってマイナスになってないか──。彼らの優しさがもたらす良い部分と悪い部分を読みながら、いろいろと思考を巡らせてしまいました。 シナリオ・イラスト・デザインなど1つ1つが丁寧に作られた、素晴らしいゲームでした!未プレイの方はぜひやってみてはいかがでしょうか。
  • かなりあは唄わず
    かなりあは唄わず
    これは、恐らく「これが正解」というのは作者様の中ではあるのだと思いますが、プレイヤーの数だけ考察があるんじゃないかなと思う程、美しく考えさせられるお話でしたね…。 2ページ捲って、キーパーさんの言葉と窓の外の景色に、何だかお話の不穏な影を想いつつ…最後まで読んで、こういうことなのかなと自分の中で噛み締めました。 昔、有事の際に病気になってしまった女の子が家から連れ出されて、給食袋みたいな袋に遺骨となって詰められて帰って来たようなアニメを見たことがあります。何だかそれを想起しました。光は大昔から綺麗なものであり、また恐ろしいものでもあったのでしょうね。 個人的にウナちゃんが好きです。台詞や世界観が可愛く綺麗だからこそ、何だか尾を引く心暗さがあるのだと思います。
  • 臨界天のアズラーイール
    臨界天のアズラーイール
    「これぞノベルゲーム!」という、深い設定と、細かい拘りを持った作品です。 作品紹介ページも含め、非常に高いクオリティで作られているため、「本当に無料で最後まで遊べてしまうの……?」と心配になる程です。 はじめの幸せな日常パートから、幸せなはずなのにどこか悲しいような不安なような気持ちがほんの少し生まれていて、1回目の悪夢でググッと引き込まれました。 BGMはbeautifulday(s)が特に好きです!
  • 臨界天のアズラーイール
    臨界天のアズラーイール
     とても濃厚な、人の想いの強さを感じる作品でした。  お話がかなり細部まで描写されていて、すごい書き込んでるな……と思いきや、後半でその細部の描写が全部必要な要素になっており「おおっ!」となりました!  意味深なファーストムービーから始まり、ぽつぽつ出てくる伏線と不穏な空気、そして後半の展開と共に前半が活かされていく様子、全てを通して完成度の高い良作だと思いました。  BGMモードで曲に対する想いも知れて、作品愛を感じました!  夕刻の決意、見たいですw
  • ガラクタの森のエデンにて
    ガラクタの森のエデンにて
    幼い頃、勇者が魔物を倒すだとか、人々の希望の星になるだとか、そういう英雄物語に憧れた人こそ読んでほしい作品です。そういった、人々の記憶に残るような英雄は、どんな心持ちでいたの?どんな苦境も乗り越える、強靭な精神の持ち主?・・・いいえ、そこにあるのは、どこまでも弱く、一人では折れてしまう人間たちの物語。「正しい」ってなんだろう。正しさは人の心まで救ってくれるんだろうか。傷つけたくないと願うこと、それはいけないこと? そんなことを強く考えさせられるお話でした。 人が救えるものなんて限られていて。ヴィオだけは、ただ彼を救いたいと思ったから。他の人のように幻影を重ねてしまったり、傷つけないようにと触れることをやめたりしなかったからこそ、最後には救えたのかな、なんて思います。素敵な物語をありがとうございました。
  • ウィッチ・イン・ホワイト
    ウィッチ・イン・ホワイト
    表情豊かでたくさんの反応をしてくれるマクュアスウィちゃんが可愛いです! 特に序盤の白衣について語る場面は、先輩のネタを借りたものだとしても、楽しそうで癒されました。 そしてマクュアスウィちゃんに対する主人公のノリのよさ、時々飛び出すキレのあるツッコミ(?)や微笑ましい返答など、姿は見えませんが主人公の人柄の良さに、最後まで安心して楽しむことができました。 そんな二人並んでお散歩する姿を想像し、和むことができる作品です。癒される作品をありがとうございました!
  • オオカミガールと機械人形の嘘つきレクイエム
    オオカミガールと機械人形の嘘つきレクイエム
    はじめこそ恵ちゃんとエイミさんの、ただ甘やかすだけではない、互いに遠慮がない信頼関係に和んでいましたが、回想を挟むごとに今後どうなるのかはらはらとしていました。 会話の中でふと現れる人とアンドロイドの感覚の違いにも切なくなりましたが、恵ちゃんがエイミさんを「手に入れた」時の回想は特に胸がぐっと詰まりました。エイミさんがアンドロイドとして選んだ未来がいつまでも温かいものであるよう願うばかりです。 そして全体を通して言葉選びが素敵です! 二人のやりとりも勿論のこと、サエコさんの台詞も良い……。
  • ANIMALPIA
    ANIMALPIA
    ブキヤに引き続き、独特の画面に惹かれてプレイしました! やはりこの癖になる画面が良いです…ゲームボーイよりも小さく容量も少ないゲーム機でケモミミたちを眺めているような…自分たちにはこの小さな画面の中にある世界を救うことなんてできず、限られた選択肢の中で得られた幸せだけを眺めることしかできない…という感じでした。 おそらくこの小さいゲーム画面が、このゲーム画面の中になかったらもっと平凡なイメージになっていたんだと思います。すごいです~
  • 反動のクラウドレイジ-ACT1
    反動のクラウドレイジ-ACT1
    演出がとてもよく、動きがすごくあるので「読んでいる」というより「体験している」という気持ちが高まる作品です! シリアスな感じではあるのですが、掛け合いが面白くて、クスっと来る場面もあり、重くなり過ぎず楽しめます。 バトルは結構ちゃんと考えないと勝てないバランスになっておりますが、逆に言えば理不尽に負けることもないので、ロードしてもう一度挑もうと思えました。 最初は「難しいのかな……」と思っておりましたが、攻略ページがあることもあり、安心して始めることができました。 ありがとうございます。
  • 反動のクラウドレイジ-ACT1
    反動のクラウドレイジ-ACT1
    プレイさせて頂きました。 とても演出がよくて面白い作品でした。
  • 魔女は空を飛べない
    魔女は空を飛べない
    口は悪いけどさっぱりとした性格のルチカと、臆病だけど礼儀正しいハンナ、住む世界の違った2人の少女が出会い成長していく物語です。 ルチカとハンナが出会い仲を深めていく序盤はまさに年ごろの女の子のやり取りという感じで可愛らしく、このまま穏やかな感じで進むのかと思いきや、事態がどんどん深刻で大掛かりになっていく様は大変はらはらとして事の結末を早く見届けたいと一気に読み進めてしまいました。 この作品はいわゆる「異世界もの」ですが、異世界であるが故の不自由さややり取りの齟齬、文化に対する違和感や葛藤などが簡潔に、しかししっかりと描かれていたと思います。 登場キャラクターが皆魅力的で心根が優しく、とても好感が持てました。少ししか登場しないキャラクターもいい味を出しています。 終盤、ルチカが「常識」を打ち破る様は本当に「よくぞ成し遂げてくれた」と称賛の嵐でした。 また「できない」ということは自らによる呪縛である、というメッセージがよく身に沁み、勇気づけられました。 個人的にエンドロール後のエピローグがとても嬉しかったです。 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 惑星ホテル
    惑星ホテル
    宇宙モチーフが大好きなのでわくわくしながらプレイしました。 美しくも可愛らしいデザインと、個性的で優しいキャラたちのおかげでこのホテルの雰囲気にどっぷりと浸かれて、疲れた心が解けていくようでした。 個人的に良かったのはレストランでいただけるお料理で、イラスト等で示されなくても丁寧な説明のおかげでコズミックなカラーリングでありながらもとてもおいしそうだと想像がついて、ついついたくさん食べてしまいました。 それとウーンが登場するたびに大変一生懸命に動いているので毎回くすっと来ました。和む……。 例のパスワードですが、わかったとたんに支配人さんの気持ちが透けて見えるようで温かいような切ないような気持ちになりました。パスワードが意味のある言葉になってるのって好きです。 「余生はここで暮らしたい!」と思える素敵なホテルでした。 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 緑のツル、息してる?
    緑のツル、息してる?
    まさかのご兄弟合作作品!!タイトルとあらすじにホイホイされました笑 個人的にはお兄さんのENDが好きですね!一番平和というか因果応報的な意味で…笑 逆に作者さんと弟さんのアンダーグラウンド具合がすさまじい!
  • ヘブンズ・ロワイヤル
    ヘブンズ・ロワイヤル
    プレイしました。わらび餅とピザとお茶要素はどこ…? ノベコレの中では比較的長い作品ということで、しっかりと身の詰まった重厚なストーリーだったように思います。なんだかんだでずーっと戦っていたので、いざロワイヤルが終わろうという場面ではプレイヤー自身も「ああ、ようやくこの長い長い戦いが終わったんだなあ…」としみじみと感慨に浸れることができました。また多くの魅力的なキャラクターが代わる代わる登場するので、画面上が非常に華やいでいて、見ているだけでも楽しかったです。
  • Oddface Evolve Vol.1「プロジェクト・リターナー」
    Oddface Evolve Vol.1「プロジェクト・リターナー」
    じ、時間制限つきホラーADVだとぉ…!?とドキドキハラハラしながら起動してみたらなんということでしょう、SF大好きにはたまらん世界に抗うレジスタント系主人公による探索任務ゲームでしたヤッター!! ADVとしては脱出ゲームと構造が同じでも、クリアのために回収すべき目標物があり、敵に遭遇し、探索や移動で2分ずつ時間が経過していくシステムが世界観とマッチして調査ゲームへと確立されています! アイテム一覧も整備されており、自分で覚えておくのは調べられてない場所、怪しい場所、入ったらアカン場所くらいなので詰むことなくクリアできました。 ただし蚊の大群は死ぬかとおもった(慌てて偶然クリックした場所が正解だった) 唯一、チーム名や組織名をカタカナでどう読むのか並列してくださると嬉しいなと思いました。専門用語解説もLogじゃなくてセリフ内に出しても全然邪魔じゃないと思います! 個人的にはセラニキが好きすぎて続きが気になります!でも世界が世界なだけに、ま、まさか死なないよね…!?いや死んでも華か…(白目)応援しております!!