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63770 のレビュー
  • 水鏡
    水鏡
    非常に美しい文章で綴られる恋物語。 クラシックのBGM、切ない文章、満月が合わさり、神秘的な雰囲気を味わえます。 ラストは個人的にとても好きな終わり方でした。
  • RiLCo 4月に君は嘘との日
    RiLCo 4月に君は嘘との日
    失恋で傷心の主人公がちょっとした「噓」をつくことにより不思議な出会いをするお話です。 スマホくんが口が悪いながらも優しくて、こちらの心も解けていくようでした。 親や友達などよりも一番近くにいる存在にあんな言葉をかけられたら頑張れそうですね。 終盤に流れるムービーが美しくも切なくて良かったです。 ラストは「まさかそんな縁が…!?」と思いましたが、主人公が一歩進む勇気を出さなければきっとつかむことはできなかったものなので主人公が前向きになって良かったなと思いました。 一度ひどく失恋してしまうと「もう二度と恋なんてしない」と思ってしまうこともありますが、勇気を出して行動すれば良縁は意外と近くにあるのかもしれませんね。 桜の華やかで儚いイメージと出会いと別れのストーリーがうまく結びついた作品でした。 素敵なゲームをありがとうございました!
  • マサユメテンシ
    マサユメテンシ
    記憶を失くしたアイドルとの純愛ストーリー! 美和子ちゃん(美羽ちゃん)と主人公家族との何気ない会話に和みました。文章がとても読みやすくて、スラスラ読めました。 ゆっくりと流れていくカメラの流れ方や、綺麗なスチル、可愛らしいキャラクターデザインがより物語の優しい雰囲気を出していたと思います。最後まで優しい気持ちでプレイ出来ました。楽しい時間をありがとうございました!
  • Please call me…?
    Please call me…?
    短いお話ながらもとても綺麗にまとまっていて、最後で思わず顔がほころびました。最初のジョークの下りでクスッとして、途中で「えっ!?」とドキッとして、最後はほっこりと和むステキな作品でした!
  • 睦眼さん - hizumi2 -
    睦眼さん - hizumi2 -
    睦眼さんの瞳の数ごと変化する各デザインがめちゃかわでビューティフルでサイコーでした。すごく好きです。 それとオンマウス時の選択肢の変化が好きです。 生まれた時から死を望んでいたさちちゃん、すごく寂しいな……。すごく断片的にしか描かれていないとは思うのですが家族との関係とか、決して悪いものではないように見えただけに、彼女の内面を構成する根本的な問題として、すごく寂しいな……、と思ってしまいました。 独特な世界観と雰囲気によるゲーム構成が素敵です。
  • ゆーたん
    ゆーたん
    まずボイスドラマ版で一周、それからゲーム版で残りの選択肢を見てきました。 ゆーたんの音声の加工感が個人的にとても好きでした。最初に見たのがハッピーエンドだったので、プレイ後、へええ~そう読むんだ~と言いながらぐぐりに行ってました。 パソコンが脆弱なため一瞬しか映らないスチル群や動画をプレイ中は殆ど正常に見れなかったのですが、あとでCGモードで確認できて助かりました(思い出の方には載っていないので記録されない画像なのかなと思いかけ)。 ネームレス被害者達が持っていた……のデザインが皆それぞれ違って可愛いですね。オンマウスで見れるCGモードの一言コメント好き。 タイトル画面の演出がSEまで変化するのも面白かったです。 ゆーたーんエンド、おまけで言われるまで気付かなかったのですが、言われて気付いてふふっとなってしまいました。
  • むち。
    むち。
    色々なことを知らない少女が成長していく様子を描いた物語。10分ほどで読了できました。「無知」であることの怖さが生々しく描かれていたと思うし、それを自覚して知ろうとする誠実さが大切なのだというメッセージを感じました。僕も、そのメッセージには共感します。彼女のことを、僕ら大人も馬鹿にはできないですよね。人間なんて愚かなもので、ロボトミー手術にノーベル賞を与えちゃったり、アスベストを「奇跡の鉱物」と讃えたりしてきたんですから。傲慢になってはいけないと自分を戒めることができました。 作品についてですが、日記のイラストが素晴らしかった。切迫感がひしひしと伝わってきました。余計なものを排したエピソードの描き方も良かった。色々と考えさせてくれる短編でした。
  • 再会はエレベーターの中で
    再会はエレベーターの中で
    ビターチョコレートのように、ほろ苦くも甘くお話。10分程度で読み終わりました。思えば、女の子の名前は最後まで分からないままなんですね。あえて「友人」が誰かに言及しないまま終わる展開も粋に感じました。
  • 葉鳴
    葉鳴
    独白の文章を読んでいく作品。抽象的かつ哲学的な内容であり、自分にどこまで理解できたのかは自信ありません。その上であえて自分の解釈をのべますが、樹と風とは、自己と他者を指しているのだと思っています。樹と風の関係についての文章には、書き手の祈りがこめられているように感じました。僕も、自身の存在がなくなるその日まで、風と遊んでいようと思います……。
  • チャップとマヨ~のバカンス
    チャップとマヨ~のバカンス
    探索ゲームなのですが、好きなだけ探索して、好きな時にエンディングが見れるので、デジタル仕掛け絵本のような印象を受けました。気軽な気持ちで何度も遊べるおかげで、二人のバカンスを何度も見にいきたくなってしまいました。 主人公の二人が仲良しで、緩い会話ににこにこできるし、色鮮やかでポップで可愛くて、ちょっとだけ毒があって、最高でだいすきな世界でした。語彙力がなくなるくらいすきです! 画面を見てるだけで私は幸せです!! 素敵な作品をありがとうございました!
  • BRADLEY(ブラッドリー)
    BRADLEY(ブラッドリー)
    冒頭の美しい台詞が印象的でした。英語で読み上げられるこ演出がとってもかっこよかったです! 全編、立ち絵がなく、写真加工背景の画面が流れていくのですが、その空気感と温度が作品によくあっていたと思います。 ストーリーとしてはとても短いお話なので、作中で語られる事実も多くはありません。けれど、そこから読み返したり考察してみたり、自分なりに真相を組み立てていく作業がとっても面白く感じました。 今までのレビューの繰り返しのようになってしまいましたが、とっても楽しませていただいたので、一言書かせていただきました。 これからの活動も応援しております! (なぜか表示されていないようだったので、改めて投稿させていただきました)
  • ヘクソカズラ
    ヘクソカズラ
    閉鎖的な田舎の集落に残る民間信仰と、少年少女たちの成長を絡めて描いた作品なのですが(私にはそう感じられたのですが、もっと色んなテーマを見出すこともできると思います!)、まず初めて数秒で演出のすごさに驚きました。舞台は現代ではあるものの、ストーリーの中心となる集落は昭和で時が止まったかのような場所で、仄暗くじっとりし不安定でいて美しい雰囲気が再現されています。 テキストにも少し古めかしい言葉が散りばめられていますが、読みにくいと言うほどでもなく、とても詩的に感じました。 登場人物も魅力的で、みんな何かを抱えているけれど、根は純粋なんだろうなあと思える子たちばかりでした。私は、健かで鋼メンタルで、けれど等身大の女の子だった美華ちゃんと、ルートに入るにつれてどうしようもない奴だなあと思いつつどうしても可愛い奴に思えてしまう英くんがお気に入りでした。とはいえ、全員に思い入れができてしまって、みんな推したい気持ちでいっぱいです。 私は『廃墟で行われる少年少女だけの集会』と言うワードだけでテンションが上がる人間なので、どこまで冷静なレビューをかけているかはわかりませんが、とても楽しかったことが伝わればなあと思います。ぜひ、上記のようなシチュエーションや、民俗学、昭和レトロなどに興味のある方は、遊んでみてください! 素敵な作品をありがとうございました!
  • 今日、学校に行きたくない。
    今日、学校に行きたくない。
    学校に行きたくない女の子を描いた作品。個人的にはかなり共感できました。というのも、僕もいじめらしきものを継続的に受けていた時期があって、10人くらいのメンバーで「この中で誰が1番ウザいか言うゲーム」をさせられたり、目立たない部位を毎日殴られたりしていたので……(笑) 本作品はちゃんと告白するのがベストアンサーだったと思いますが、現実でもそうだよなあなんて思いました。大人になると、選べる選択肢は一気に増えます。この主人公にも、これから幸せになってほしいな、と思いました。
  • トワコ
    トワコ
    ずっと好きだった永遠子さんとのお付き合いを描いた作品。本作品のようなシチュエーションは、多分そんなに珍しくありません。そんな時、何が自分のためになるのか、何が相手のためになるのかは、ケースバイケースなんだと思います。「頑張って」の賛否についてはよく話題に上がりますが、場合によっては「ずっと待ってる」という言葉ですら良くないこともあると思いました。 とはいえ、本ケースの場合はきっと「happy end」の後で幸せな未来が訪れたに違いない、と思っています(というか、そうであってほしい(笑))。 短いですが、色々と考えさせてくれる作品でした。
  • 河童の花嫁
    河童の花嫁
    河童の嫁となった女性のお話。僕も3分程度で読み終わりました。青を基調とした背景画像が素敵で、どこか神秘的な雰囲気が出ていました。残酷な側面を有する元の生活と、ゆったりとした河童の生活が対比的に描かれていたのも良かったです。嫁入り後、主人公は人ならざるものになったのかな、とか、姉達との交流はあったのかな、とか、色々な想像をさせてくれる終わり方でした。
  • 可惜夜奇譚
    可惜夜奇譚
    季節ごとの花や虫などについてシナリオに取り入れられていて、風流な文章だという印象を受けました。 そこに兄妹の狂気的な情想が入り込み、美しくも危うい、静かに燃える激情をひしひしと感じました。 普段はお兄さんにあどけない笑顔を向ける雨音ちゃんの嬌態は大変官能的で良かったです。 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 河童の花嫁
    河童の花嫁
    河童の奥さんになった『私』の物語。選択肢はなく、5分程度で読了しました。 短いながらも、ほっこりとした気分で読み終えることができました。透き通った水の背景・丁寧な文章のおかげで、心地よく作品の世界を味わえました。重たい部分もありますが、それをあまり感じさせなかったのは、夫婦の今がとても幸せに見えたからだと思いました。 短い時間で終わりますので、未プレイの方はぜひやってみてはいかがでしょうか。
  • Hello Goodbye
    Hello Goodbye
    閉ざされた空間で姿を変えたり、アイテムを集め、脱出ゲームのような楽しみ方ができるゲーム。残念ながら僕はgoodbyeエンドにはたどり着けず……。結構いろいろやってみたつもりなので、残念です(笑) ただ、「一体何があったんだろう」と想像しながら読むのは楽しかったです。
  • ウデナガール
    ウデナガール
    想像してた以上に先輩がツンクールだったのでドキマギしました。すごく眉間に皺寄せますね!? そして終盤では本当の本当に予想してなかった展開に。びっくり。 めちゃくちゃにカッコ悪い告白がすご~く青春って感じで良かったです。 ここで終わるんだ!? という物語の締め方も独特の余白があって良いな~! と思いました。 これから彼等がどうなるか分からないけど、ひとまず各バッドエンドとは違う未来を迎えるのかな……。そんな想いを馳せながらエンディングムービーを見て「!?」となりました。これが……ウデナガール……。
  • 運命の選択
    運命の選択
    真っ直ぐなノアさんと素直なリドくん。しかし二人の未来を許してくれない村の掟によって苦悩するさまに、幸せになってくれ~! と願いながらプレイさせていただきました。 イラストがとても可愛かったです。ピンポイントですがサンプル画像にもあるリドくんが顔を出してるスチルの目や頬の線の書き方がすごく好きです。 エモーションボイス仕様なので、各ボイスを楽しみながらも自分のペースで読み進められて快適でした。 拘束服な悪魔さんもデザイン良~! でした。詳しくは後述で。 (以下若干ネタバレ含) バッドエンド時点、な~んか見覚えのある髪と首輪なんだけど(既プレイ)えっ君そういうこと言う子だったっけ!? 思ったより悪い声してたんだね!? とめちゃくちゃ動揺してしまいました。 がよくよく考えてみたら、どちらかは村人全員虐殺エンドだな! と信じて疑ってなかった私より圧倒的平和解決だったので良心的なんだよな……?