heart

search

ホラー・オカルト

7455 のレビュー
  • Eat-Tsuke!
    Eat-Tsuke!
    あなたが「Eat T-suke!」という名前のサイトにあるゲームをダウンロードすることから始まるホラーです。50分程度で完走しました。若干のビックリ演出がありますので、その部分が苦手な方は注意した方が良いかもしれません。 いろいろゾクリとする、とても素晴らしいホラーでした。文章メインのシンプルな構造ですが、読み手を大きく引っ張っていく力があり、特に1周目の徐々に現実感を失っていくような体験は強烈でした。 @ネタバレ開始 1周目も良かったですが、2周目も個人的に好きです。人間のあらゆる悪意を煮詰めて凝縮したような真性の外道に、(良い意味で)気持ち悪さを抱きました。でも、「絶対にリアル世界にもいるよなぁ⋯⋯」と思わせるリアリティがあり、1周目とは違った恐怖感がありました。 @ネタバレ終了 強烈な印象を残す、とても面白いホラー作品でした。ありがとうございました!
  • 市にて~ある夏の一日~【完全版】
    市にて~ある夏の一日~【完全版】
    暑い夏の日、主人公が本を返すために図書館に向かっている途中に意識を失ってしまう。その後、身に覚えのない不思議な場所で目覚めたことから始まる物語です。全3エンド、30分程度で完走しました。 @ネタバレ開始 個人的に本に関する設定が、とても面白いと感じました。彩香さん以外の本からはどういった存在がやってくるのか、現実世界や主人公たちにどんな影響を及ぼすのか、いろいろと想像力を掻き立てられました。素敵な作品をありがとうございました!
  • 夕暮倶楽部
    夕暮倶楽部
    なんというか……凄かった。語彙力がでないくらい凄かった。 独特な絵柄に惹かれプレイしたが、あっという間に終わらしてしまった。それぐらい恐ろしい魔力を秘めている。自分の理解力が足りず、完全には理解できなかったが。凄かった(語彙力)
  • インビジブル-invisible-
    インビジブル-invisible-
    めっちゃ面白かったです! イラストの美しさは御覧の通りですが、実際プレイするともっと凄い! 差分が多く演出も素晴らしいので、これだけでも見る価値あり。おまけではさらに色々堪能しまくれます! もちろんストーリーも素晴らしく、色々考えさせられるタイプ。プレイ時間は1時間弱ほどで分岐が豊富。悲しかったり怖かったり、大満足です! 音もしっかり堪能してほしいですね~。 素晴らしい作品をありがとうございました!
  • 還る
    還る
    おうふ……。 心にズシッと来る感じで、雰囲気もすごく良い掌編ホラーでした! 一か所ビクッとなるかもなので、苦手な人は音量に注意です。 @ネタバレ開始 還ると帰るの漢字が違いますし、死後か狭間を予想していました。そして声をかけられたときに立ち止まったらどうなるんだろう? 止まるなよ、止まるなよ、なんて考えながら読んでいました。 その人たちは主人公にとってどうでもいい人物であるように語りながら、あのような場所に出てくること。それは既に彼らも死んでいるからというだけか、それとも本当は大切な存在でもあったんじゃないだろうか、なんてことも考えていました。 反対に家族は仲が良いように語りながら、現実の扱いはかなり酷いもの。色々なことが素直に受け取れない感覚で、とても考えさせられました。 せめて家に帰りたいという願いの根本が復讐ではなく、後悔であればいい(?)のですが。 @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました!
  • トリカゴセヴンデイズ
    トリカゴセヴンデイズ
    攻略要素が強い。俺はポンコツなので、プレイ時間の目安よりも大分かかった。 選択肢ごとのイベントが豊富。攻略のために色んな選択肢を漁っていく過程も、謎が解けていくことやヒロインとの会話のおかげで面白い。 「ヤンデレホラー」というやつですが、多分どちらの要素をお求めの方でも楽しめる。 ヒロインは執着心が強く、ホラー描写もおまけではなく結構恐ろしい。 最小限の前情報でプレイしたいという方がいらっしゃるかもしれないので、以下は一応伏せます。 個人的には、ネタバレというほどではないと思います。一応ご注意ください。 @ネタバレ開始 序盤~中盤にかけて、おどろおどろしい雰囲気が続きますが、プレイ後の印象としては「爽やかな鬱」です。 「ヤンデレ」「メンヘラ」のキャラクターは、ホラー作品における悪役と似たようなものだというのが多いと思いますが(主人公とその周囲の人物を振り回す意味で)籠宮カレンは怪物ではなく人間として描かれて終わります。 @ネタバレ終了
  • 現代都市怪奇録
    現代都市怪奇録
     深夜に読みました。  シンプルで短い怪談話で、どれも怖かったです。  私が好きなのは2話と5話です。2話の幽霊の、悪意がない故の行いに心臓が早鐘を打ちました。5話は、私も彼女達と同じことを考えたことがあったので、ジワジワくるものがありました。  面白かったです!
  • 贋作のゆりかご。
    贋作のゆりかご。
    @ネタバレ開始 幼いころから厳しい親元で育てられ心に余裕を持てなくなってしまった彼女は、紆余曲折を経て、悩んだ挙句に罪を犯したのですね。 この『燈』さんのむき出しの心を聞くことがこの話のメインなのですが、 その経緯を詳しく聞く過程で 『そんなことないよ』 『そうでもないよ』と否定してあげたい気持になりましたが、 強く断定的に話す彼女の心に届きはしないのだろうなと思いました。 そしてそれが、悲しい在り方だと思います。 ただ彼女の苦悩は、自分自身にもあてはまるところもあり、 心の端々にトゲトゲチクチク刺さってくるような感じがありました。 自分の存在が『真作』であると、多くの人が当たり前に信じられる世の中であってほしいと願います。 あと自分の子には、あまり厳しくしすぎないように育てたいなと思いました。 @ネタバレ終了
  • ぼくのえにっき
    ぼくのえにっき
    人間の狂気がぎゅっと詰まっていました。ページをめくるごとに「あ、これどんどん怖くなっていくやつだ」とは分かっているのですが、どう終わるのかが気になる。だから止まらない。 そしてラストでそういうことだったのか、と分かるのですが…背景を考えると悲惨な話ですね、これは…。 非常にインパクトの強い作品でした。
  • タイトル無し
    タイトル無し
    真っ暗なタイトル画面から「絶対これ、意図あっての演出だ...」と怯えながらプレイしました。 開始直後に本作の主人公も同様な、『暗闇を探る存在』と知って一気に感情移入! 作品へと没入していったのですが... @ネタバレ開始 まずそこまでの一連の流れが穴に落ちたような速さ、鮮やかさで素晴らしい!・:*+.\(( °ω° ))/.:+ けれどもプレイヤーとしては先に書いたように感情移入していますから、「こうであって欲しくない」と悪い予感が次々と湧き上がるのです。 が、それを見透かされているように即座に一つ一つ叶ってゆき、主人公の言葉を借りるなら(自分が思いつく安易な)「逃げ道」が潰されていきました。 こんなに嬉しくない即効性ドリカム初めて:(;゙゚'ω゚'): 途中まではどの選択肢を選んだかメモしていたのですが、その必要がないと気付かされた時には「いやいや待たれよ、勘弁してたも」といった始末で、プレイ中一度たりとも傍観者になる瞬間がなくエンディングを迎えてしまいました… 
どれだけの事が降りかかればこんな事にいぃぃぃぃ…。゚(゚´ω`゚)゚。
(多分、仕事関係かなぁ) 最後の選択肢が主人公の決断を手伝っている錯覚に陥らせ、泣きはらした後に残る鈍痛のようなものがしばらく続きました。 そして何か救いは無いか、もう一周したら救済を示唆する何かが出てきたりしないかと考え画面にかじりついたのですが、ただひたすらに真っ暗なのです。 「タイトル無し」 結局結論として行き着いたのが、〇〇の否定の否定。 これこそが主人公なりの救われ方だったのかなぁ。 @ネタバレ終了 「タイトル無し」 
人が生まれ持つ根源的な暗闇への恐怖と、成長して知る全く別の暗さ。 現実に日々起こり、普段は目を逸らしていたそれらを、(主人公の)まぶたの開閉という誰もがする行為で繋ぎ合わせ、眼前に突きつけられるすんごい作品でした。
…すごい。
  • インビジブル-invisible-
    インビジブル-invisible-
    とても素晴らしい作品でした。 クオリティもオリジナリティも突出していますので、 万人におススメしたいゲームです! まず、グラフィックが物凄く綺麗です。圧巻です。 綺麗なだけでなく、色彩や構図などもとても印象的でした。 グラフィック差分もプレイ時間に比して非常に充実しています。 UI・システム・演出面も非常に凝っています。 システムについては初めは少し戸惑うかもしれませんが、 素直に進めていけば全く問題ない親切設計です。 エンディング分岐やおまけを含めたフルコンプも躓くことはないと思います。 (それでいて攻略情報の記載もある親切設計!) クリア後に紹介動画を拝見しましたが、こちらも出色のデキ。 目にしたら興味を惹かれてプレイする人も多いだろうなと感じました。 ストーリーについてはとても興味深いものですし、 何よりも切り口や構成が素晴らしかったです。 敢えて語らない、見せない部分を作ることで、 その部分を読み手の想像で浮かび上がらせる手法が見事でした。 非常に素晴らしい作品をありがとうございます。
  • 点鬼簿行路
    点鬼簿行路
    短編ながらも後半に意味が分かった瞬間に身が震えるような良い作品でした! 小夏の演技が両方の意味で素晴らしくて、本気の生き様を見させてもらった気がします♡
  • インビジブル-invisible-
    インビジブル-invisible-
    ギスギス・ドロドロの人間模様と、何が起こっているのかわかるようなわからないような、茫洋としている雰囲気を楽しむゲーム。 プレイを進行するうち、登場人物たちに「お前結構黒かったんだな」とちょっとした衝撃を受ける。 作中の出来事の因果関係がやや複雑であり(シナリオ構成が雰囲気重視の曖昧な時系列になっているのもあって)、難解な部類に入ると思う。 この微妙に点と点が繋がらないじれったさと、どことない不穏さというのがおそらく表裏一体なのだろうと思う。 イラストのレベルが総じて高い。 その上、キャラクターの表情や仕草の差分が膨大で、キャラクターがそこにいるかのような感覚を味わえる。
  • 夏盛の花
    夏盛の花
    「ブーゲンビリア」「アサガオ」両ルートクリアいたしました。どちらも読後に強い印象の残るお話でした! 個人的な所感にはなりますが、ブーゲンビリアルートにはまっすぐな愛情、アサガオルートでは独占欲的な狂気的な愛情を感じました。 アサガオルートを最後にプレイした影響も多少あるのかもしれませんが、ラストの展開にはかなり驚かされました。 なんとなく違和感を感じるなあ…と思っていたら、まさかの展開にしばらく放心状態になってしまいました(良い意味で) アサガオは幼少期に栽培した経験もあり、可愛らしいイメージしかなかったのですが、こういう怖い魅せ方もあるのですね…! また一つ、視野が広がった気がします。 素敵な作品をありがとうございます! また新たにエピソードが追加されるとのことで、そちらも楽しみに待っています!
  • 申刻〜サルコク〜
    申刻〜サルコク〜
    配送ドライバーである主人公が出会うおかしな住人たちの物語です。現在シナリオが2つ公開中とのことで、どちらもプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 シナリオ1もぞくぞくくる怖さがありましたが、個人的にはシナリオ2がとても怖かったです。ドアスコープを覗くシーンにはドキッとしてしまいました! 主人公が配送ドライバーになった理由や過去がとても気になりますが、全4話とのことで続きを楽しみに待っています! @ネタバレ終了 面白い作品をありがとうございました!
  • 旅籠屋の小女ちゃん -あるひとの旅 編-
    旅籠屋の小女ちゃん -あるひとの旅 編-
    あるひとの旅の物語…であることには変わりはないのですが、あるひと、ではなくある"ひ"という点に斬新さを感じました。ここまで平仮名のひに愛着が湧く作品は他にないかもしれません! @ネタバレ開始 ラストの焼け落ちる演出にはかなり驚かされました。まさか、メッセージウィンドウやメニューボタンもろとも燃えてしまうとは思いませんでした…! 平仮名の「ひ」が意味するもの、それが火であったり、またそれ以外の意味だったり、いろんな解釈ができて楽しかったです。 @ネタバレ終了 面白い作品をありがとうございました!
  • 夏盛の花
    夏盛の花
    アサガオルート怖楽しかったです。アサガオを怖いと思う日が来るとは…
  • 悪霊譚
    悪霊譚
    卒爾ながら、この作品、”サムネイル”で大変な損をしていると思います。 この作品は、”ゲーム”と言うよりも、”スチールアニメ”ともいうべき作品で、”スタイリッシュなダークヒーロー”ものです。 クリエーター様を表するに他のクリエーター様を引き合いに出すのは、重ねて失礼になることは承知しておりますが、「魔法少女まどか☆マギカ」の脚本を担当された”虚淵玄”氏の初期のPCゲーム脚本作品「吸血殲鬼ヴェドゴニア」を思い起こしました。 ぜひ、たくさんの人にプレイもしくは”鑑賞”していただきたい作品です。 可能であれば、シリーズ化を望みます。 Nora【野良】 拝
  • 還る
    還る
    何かに突き動かされるように、ひたすら家に帰ろうとする男の話。 想像の余白をあえて残した作品でした。 @ネタバレ開始 暗闇の中を歩いて光が見えたと思ったら、さらに深い闇の中へ突き落とされる。それにも気づかず永遠に現実にはない家へ帰ろうとして、還っていく感じがじんわりと怖かったです。地獄というのは意外とこんな風に、密やかに苦しめてくるのかもしれませんね……。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • フードにジャムにされるゲーム
    フードにジャムにされるゲーム
    ぱっちりおめめのフードちゃんが可愛かったです! 褒めれば褒めただけ丁寧にジャムにされるのがたまらないですね。 HAPPY ENDのイラストにいた他の子たちの話も読んでみたくなりました。