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12774 のレビュー
  • 明日転校するまえに山田さんに告白するぞ~!!
    明日転校するまえに山田さんに告白するぞ~!!
    20分ほどでクリアしました。 サクっと楽しめて、最後には考えさせられる良いEDでした。 @ネタバレ開始 私が前回制作した作品と似たような題材だったので、違った角度から楽しませていただきました。 本作では、関係値の薄い相手に告白すること(異性に好きだと伝えること)というのが、主人公の独りよがりな行動としてバッドエンドにいってしまうことが、ある意味リアルで良いなと思いました。 遠距離ということを考えると友達が正解というのは現代的で正しいなと感じました。 @ネタバレ終了 細かい演出がプレイのしやすさにつながっていて、テンポよく最後までプレイすることができました。 次回作楽しみにしています。
  • 塩味の夢の中
    塩味の夢の中
    とても面白かったです。こうはいがバカかわいい♡
  • ブスなのにトライアングル!
    ブスなのにトライアングル!
    めっちゃ好きです!クセのあるストーリーなのに雰囲気を崩さないままシリアスになったりホラーになったりと読み応えがありました! 前作のブスってハッピー!もプレイしていたのですが、登場人物もストーリーもエンディング数もかなりパワーアップしててめちゃくちゃ楽しかったです! 私はともくんと蛍くん、パパが好きです! @ネタバレ開始 発達障害だったり性別が迷子だったりとかなり衝撃的な個性を持っている子もいましたが、それを受け入れたり向き合っていったりと難しい要素を取り入れるのが上手いなーと思いました! @ネタバレ終了 面白いのにときめける作品をありがとうございました!
  • 運命のひと。
    運命のひと。
    最近優しくしてくれたのが運命の人――といわれ、アタックを繰り返すちょっと不思議ちゃんなヒロインと、そんな彼女が徐々にクセになってきちゃう先輩のショートラブストーリー。 終始「先輩かわいい」と思いながら堪能させていただきました。 @ネタバレ開始 姫田先輩、名前と同じくらい可愛すぎて、これは女子群がるわ…と納得です。 めちゃくちゃツンデレで、主人公に好きって言ってほしがるのに、自分はなかなか言い出せないところとか、ものすごく可愛らしい。 告白当初の「なんだこいつ…」という表情から、時折笑顔が見られたり、赤くなる姿があったりと、もうギャップ萌えの宝庫と化していました。 友達と話していてやきもち妬いてしまうのもいいですね。 俺だけに笑顔見せろってことですよね、いいなぁ、可愛い…。 そしてフラれてもめげるどころか、マイペースにアタックし続けるヒロインちゃん。 ちょっとずれているところがあるけど、一途で自分の後を追ってくる彼女はきっとこれまでかかわった女の子と違って、だから目が離せなくなっちゃったんですね。 最初は興味なくても自分にガンガンきてくれる子って、結局好きになっちゃうものです。姫田先輩、すごくよくわかります…。 照れずに「好き」って伝えてあげてね、先輩! @ネタバレ終了 パソコンの画面の前で思わずニマニマしてしまいました。 キュンとくるシーンも、くすっと笑えるシーンもある素敵なお話、ありがとうございました!
  • 私の声が聞こえますか
    私の声が聞こえますか
    ゲーム公開直後にプレイして、感想を書き留める間もなくクリアして余韻に浸っていたため間が空いてしまいましたので、改めて読ませていただきました。 声が小さいことに悩みを感じる主人公が出会った先輩。 彼女との交流を重ねて、少しずつ知っていく事実。 さわやかでキラキラしていて、ちょっと苦くて、少しだけ甘い。 青春ってきっとこんな色と味なんだなぁ、としみじみと感じる作品でした。 キャラクターのイラストからもそれがにじみ出ていて、すごく好きです。 高峰先輩のポニーテールとっても可愛らしい! @ネタバレ開始 お祭りの時のスチルも素晴らしかったです。 高峰先輩の横顔、あふれる涙、花火のように儚く美しかったです。 声が小さいって不便ではあるけれど、それでそこまで生きにくくなるわけでもない、それがかえって辛さに拍車をかけているというのがよく伝わってきました。 箔斗君が出会った高峰先輩、彼女にすんなりと声を聞きとってもらい、会話が成立する、当たり前のことだけど彼にとっては特別な出来事で。 初めて高峰先輩と出会うシーン、2周目なので彼女の悩みも理解しつつ読みましたが、箔斗君が魔法って言った時の嬉しそうな表情と、彼女の思いを感じ取れました。彼女にとってもまさに運命の出会いだったんですよね。 そして去り際の少し寂し気な感じも、また会えるのだろうか、会っていいのだろうか、という不安が滲み出ていました。 それがだんだんと緊張が解けてきて、自然に話している二人に心が温かくなりました。 「ハロー」のやり取り、すごく好きです。 互いに違うけれど目に見えない辛さがある繊細な人だから、相手を思いやって言葉をかけられると感じました。 「そういう考え方もあっていい」って言うのは簡単だけど、否定や自分の意見より先にそれがすっと出てくる高峰先輩が素敵です。 なかなか自分のことを話してくれない高峰先輩に、寂しい気持ちになった時、卓也君がそっと背中を押してくれるシーンもすごく好きでした。 些細なことで喧嘩をしてしまっても、すぐ謝れるかどうかが大事なんだと思います。 そうして少しずつ箔斗君が変わっていく姿、この年頃の子の成長速度の速さを見た気がしました。何かきっかけがあると目の前が開けて、ぐっと前に進めるときってあるよな、と。 高峰先輩の「誰も知らないところに行きたい」この気持ちがすごくよくわかります。 それで何かが変わるわけではないけど、知っている人がいないところの方が心が休まる気がするとき、無性に現実から離れたいとき、ありますよね。 高峰先輩に花火の夜告白した後の卓也君との会話もすごくじんとしました。 彼は本当に大人びていて、気遣いができて、周りに人が多いのはそこもあるんじゃないかと思います。 親友ってこういう人を言うんでしょうね。二人にはずっと仲良くしていてほしいです。 高峰先輩がどうして箔斗君の前から姿を消そうと思ったのか、その理由が本当に切なかったです。 自分と一緒でなければ、もっと普通に楽しめることがある、それを知っていたから、優しい彼女はいなくなることを選んでしまった。 けれども本当は誰かに自分の世界を認めてほしかった、理解してもらいたかった、そんな思いがあふれた「私の声が聞こえますか」にじんとしました。 高峰先輩も大学へ進んで、自分の声を聞いてもらえるようになり、その明るくなった姿にうるうるしました。本当に良かった。 これからの二人がゆっくり前に進んでいく姿が目に浮かびます。 自分のことで申し訳ないですが私は人より耳が悪い方です。 なので普通に会話していても聞き返してしまうことが多く、耳がいい人がうらやましいと思っていたんですよね。 この作品を読んで、高峰先輩のように聞こえが良すぎることで苦しんでいる人がいることを初めて知りました。 真逆の境遇ですが、人と違うことで当たり前が当たり前にできないこと、些細な言葉に悲しい気持ちになること、とても共感できました。 そしてきっと誰もが人と少し違う部分があって、時に悩みながらも生きているんだなと思いました。この作品に出会えて本当に良かったです。 @ネタバレ終了 青春の中に優しさが溶け合った物語、2周目でしたがやはり涙が出ました。 色んな人に読んでほしいお話です。本当に素敵な作品をありがとうございます!
  • 夢文鳥〜ドキドキ★文鳥スクールライフ〜
    夢文鳥〜ドキドキ★文鳥スクールライフ〜
    乙女ゲーム探してたらこのゲームに辿り着きました! 一人一人?一羽一羽?のキャラがしっかり立ってて期待以上の面白さでした! 所々に入ってくる文鳥豆知識も面白かったです!! 個人的には白文鳥派でした
  • なんてことない普通の僕が、年末にあの子の「特別な人」になった結果……
    なんてことない普通の僕が、年末にあの子の「特別な人」になった結果……
    タイトルに惹かれ遊ばせていただきました。 素直に面白かったです(^^)/ ドキドキな展開・エンディングかと思いきや、怖さもあり楽しめました。 素敵な作品をありがとうございました♪ わたくしめの動画で紹介させていただこうかとも考えております。
  • 東京オディエットアモ 大篠八雲編
    東京オディエットアモ 大篠八雲編
    シリーズ3作一気にプレイしました!面白かったです!グラフィックは美しくスチル多め、シナリオもほど良いボリュームで綺麗にまとまっており、演出も華やかでした! さて、3作目の八雲編ですが、何考えてるか分からない系のスケコマシかつやっぱり完璧な顔面の持ち主。今作は十二夜が原案とのことですが、全く聞き覚えがなかったので慌ててググりました。たまたまシェイクスピアが生まれた町に短期留学したことがあるとは思えないザコっぷりです。内容を確認して、あ、なんか男装する話なのね、確かにそんなのあったわ!と確認してからプレイを再開しました。 今作も他2作と同様にジュリが振り回されます。グラフィックの要素もあるとはいえ、三者三様のキャラづくりがとても巧みだと感じました。ロミオと公親と大篠はみんな勝手で奔放なのは同じですが全然キャラが違いますもんね。今作では男装をしたジュリが奴隷として右往左往することになります。 男装したジュリメッチャ可愛いので周囲がおかしな気を起こしそうになるのは良く理解できました。でもそもそもこんな美男子いないよ!可愛い女の子でしょーよ!となりました。 なかなか本心を見せない大篠の胸の内や、現在の大篠を形成するに至った生い立ちが興味深く、今作も他2作同様に一気読みでした。ジュリの包容力、慈愛の心が存分に感じられる中盤~終盤でした。やっぱりジュリ、イイ女すぎる! 今作の結末も両エンドとも非常に印象的でした。展開や文章表現が色んなことを象徴していて改めてシナリオがお上手だなぁ、と感じ入りました。 ちなみに印象的だったシーンを最後にたたんで記載します。 @ネタバレ開始 ・東京タワーミッションは印象的でした。いつか上ろうと思っていたのですが臨場感がありました。 ・終盤のピアノシーンも印象的です。これどこかで昔見たぞ?と思ったらプリティウーマンでした。懐かし~。 @ネタバレ終了 完結に向けて頑張ってください!待ってます!!
  • 東京オディエットアモ 目白公親編
    東京オディエットアモ 目白公親編
    シリーズ3作一気にプレイしました!面白かったです!グラフィックは美しくスチル多め、シナリオもほど良いボリュームで綺麗にまとまっており、演出も華やかでした! さて、2作目の公親編ですが、幼馴染のクールな医者ということですがこちらも完璧な顔面の持ち主。今作はハムレットが原案とのことですが、いきなり復讐劇が始まってて慌ててググりました。内容を確認して、あ、このお話がハムレットだったのね、と納得してからプレイを再開しました。復讐劇の結末はどうなるのか!?と主人公との過去の事件の真相はいかに!?というダブルの引きがあったのでプレイする手が進みました。 今作のジュリはサドっ気丸出しのキミちゃんに喜んで従うまさに忠犬状態で可愛らしかったです。その扱いはないでしょ~と思うことも多々ありましたが、それ以上に第三者には理解できない幼馴染同士の高度な関係性なんだな、という印象が強かったです。 ちなみに一番ヒドイ!と思ったのは @ネタバレ開始 いきなり蒙〇タンメンで北極を食わせてるところでした! なお次郎と一緒なのに食べるラーメンが二郎でないところがツボでした @ネタバレ終了 突然のサラダ記念日なども含めて、本編はシナリオ本編がシリアスなのにテキストが面白いと思えるところが多かったです。ちなみにデートで野球観に行くシーンはジュリのNPB知識に感動しました。こんなん野球好きな男なら誰でも惚れてまうやろ!! 作者さんのnoteの攻略サイトを見ながらプレイしていたので余計に(?)どんな結末になるのかドキドキしましたが、えー!マジかー!ウソ―!と怒涛のラストには完全にビックリ仰天でした。してやられた感!
  • 東京オディエットアモ 代沢ロミオ編
    東京オディエットアモ 代沢ロミオ編
    シリーズ3作一気にプレイしました!面白かったです!グラフィックは美しくスチル多め、シナリオもほど良いボリュームで綺麗にまとまっており、演出も華やかでした! さて、1作目のロミオ編ですが、超上級国民で完璧な顔面を持つ年下の俺様系ということで、グイグイ×オラオラの数々によりジェットコースターのような恋愛模様が楽しめました。ロミオ氏、ムーブがメチャクチャ振り切れてて凄かったですが、意外と可愛いところもあるのが憎いです。 自分にとって乙女ゲーの魅力の大きな要素の1つは多くの場合で主人公(女)が魅力的だからなのですが、今作のジュリは一般常識があり、言い寄られても安易になびかず、包容力があり、美術品のような顔面とイイ女が服着て歩いてる状態でした。こんなんロミオの境遇的に惚れてまうやろ!! 題材がロミオとジュリエットということで、どんな結末になるのかドキドキしましたが、なるほど、あの題材をこう料理するのか!という両エンドがいずれも楽しめました。
  • らさんばらんたん!
    らさんばらんたん!
    優しめストーカーお兄さんとしっかりめ小学生のおにロリバレンタインゲーム! 選択肢も簡単でエンド回収しやすいのに読み応えがあって面白かったです! おまけシナリオも素敵でした! @ネタバレ開始 END名がチョコレートの名前になっているのもかわいい! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • イケメン彼氏と鼻糞を喰おう!
    イケメン彼氏と鼻糞を喰おう!
    タイトルもキャラ名もなにもかもがレベルが高すぎました。 パートナーのそういった部分を受け入れることができる主人公は強い……! @ネタバレ開始 和式くんを叱るターンがめちゃくちゃ楽しかったです!そして海勉くんルートの鼻に舌を挿入する主人公がめちゃくちゃ好きです! また奏志郎くんにメンヘラストーカーがいるエンドは乙女ゲームをやっている感じがありました!(?) @ネタバレ終了 ハイランクな乙女ゲームをありがとうございました。
  • UTAって! コル音イム!
    UTAって! コル音イム!
    ヤンデレアンドロイド最高! キャラクターが本当に歌ってくれたりEDごとに1枚スチルがあって豪華仕様でした! @ネタバレ開始 一番好きなのはED1です! 自分がコピーであることや芽生えた感情がバグかと疑う一方でそれでもマスターへの気持ちが抑えきれない感じがめちゃくちゃ良かったです! 相思相愛最高! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • love laboratory
    love laboratory
    フェスを機に再プレイさせていただきました! Live2Dの動きがきれいかつ幻想的で惹きつけられます。 シンプルな中に全ての選択肢に意味があって、興味深く遊ばせてもらいました。 @ネタバレ開始 ゲームのデータだからスクリプトの通りに動くしかないという彼女の姿が、美しくも苦しさや罪悪感も感じさせます。 デザインと動き、表情が素晴らしく、色気や艶めかしさを感じるからこそ迫るものがありました。 『「理不尽な女」のパンツを見るゲーム』だと思っていたのですが、 もしかしたらこのゲームは、彼女にとってこそ「理不尽なゲーム」のかもしれませんね。 @ネタバレ終了
  • 花時モーメント
    花時モーメント
    こんちには。先日Twitterでフォロワーになった者です。花時モーメント、面白かったです。久々に青春モノのノベルゲームを遊んだので、甘酸っぱさを浴びて元気出ました。ありがとうございました。 私としては朝陽くんと砂暉先輩どちらのルートも好きです(最初は砂暉先輩からでした)どちらも、理玖ちゃんのお相手としてお似合いだと思います。 以下、ネタバレ込みの感想です。 @ネタバレ開始 【朝陽くん】 幼馴染という関係性でありながら、二人の間にどんな壁があるのだろう…?と読み進めていたのですが、朝陽くんが悩みを抱えている苦労人だったことを知り、とても納得しました。 お互いを理解し、距離を縮めてからの二人のやり取りがとても微笑ましかったです。二人きりの時はニヤニヤが止まりませんでした。王道だけどその王道さが良い! 【砂暉先輩】 ルートとしてはこちらから遊びました。クール男子だなぁ……普通に生活してたら接点持たないかもなぁなんて思ってたら、選択肢が自然と先輩の方に…(笑) いきなりキスされた時は『!?!?!?!?』って思いましたが、その勢いの強さにまんまと惚れてしまいました。 年相応のずるさもありましたが、それも彼の魅力だと思います。 押しが強い男子…良いですね。 @ネタバレ終了 キャラの立ち絵もグラフィックも綺麗で、遊べて良かったです。 ルートが追加されるのが楽しみです。これからも応援してます。
  • ココロ・コンフリクト ~はつこいドロボーとわたし~
    ココロ・コンフリクト ~はつこいドロボーとわたし~
    こんにちは。先日Twitterできかさんのフォロワーになった者です。ココロコンクリフト、大変素晴らしいゲームでした。個人制作のノベルゲームでこんなにボリュームのある作品を遊んだのは初めてかもしれません。それぐらい濃厚なシナリオだと思います。どのキャラも魅力的で印象に残るシーンが多かったように思います。『おいしいシーン』の見せ場をよく分かってるところでイイ感じのスチルが入るので、きかさんの表現力の高さに圧倒されました。ヒロインのユイナも、愛嬌のあるタイプの女の子で感情移入しやすかったです。以下、攻略キャラの感想です。 @ネタバレ開始 【フィン】 一番最初に選んだルートで、一番お気に入りの分岐シナリオです。フィンとユイナ、別れは切ないけど、離れててもお互いに想い合える優しい関係性だなと思いました。心のつながりがあることが一番大切だと思っているので、個人的にはそこが胸に刺さりました。 ファーストコンタクトが最悪だったために、どうやって恋愛関係になるんだろう?なんて思いましたが、言い合いをしながらも徐々に打ち解けていく辺りは、見ていて微笑ましかったです。もちろん深夜に熱のあるフィンの顔にびしょ濡れのタオルと、こんにゃくを乗せていた辺りは大爆笑でした。 スチルは、ユイナを庇うシーン、桶を被って大笑いするシーン、一緒に踊るシーン、泣きながら抱き合うシーン、とっても好きです。 【マオ】 容姿端麗すぎて、スチルが出る度に悶えましたし、画面越しに見つめられてる感があり甘い溜息が出ました(落ち着け)月明りの似合うキャラで、どのスチルを見返しても雰囲気が良く、しっとりしてるなと思いました。第一印象は、クールで冷静なイメージを持ったのですが、意外とユイナのことを気にかける場面が多く、物事に熱心なところもあるので、そこがギャップとして良かったなと思います。最後ロマンティックなエンディングだったので満足度高めでした。 【レオン】 フィンやマオほどの癖もなく、豪快なキャラで、サンドイッチモンスターのイメージが強すぎたので、てっきりギャグ要員かと思ってたのですが、それは彼の一部分にすぎないことを後々理解しました。共通ルートの時から何か隠してる…?と思いながら読み進めていたのですが、個別ルートでその辺りの理由が分かり、慄きました。闇深いキャラだったという……。記憶が戻った辺りのやり取りは泣きました。 【ぱんこ】 最後に遊んだ『ぱんこ』なのですが衝撃的すぎてびっくりしました。これは次回作も期待して良いということでしょうか…?まだ物語には続きがあるという伏線にハラハラドキドキ、そしてワクワクしました。 @ネタバレ終了 攻略キャラ以外にも印象に残るキャラが多く、それぞれの掘り下げもあったので楽しかったです。あと、シルフの存在感おもしろすぎます。 長い年月をかけて制作されたのこと。個人制作でこれほどの大作を完成させた意思の強さに感心しました。お疲れ様でした。 また何か新作が見れることを楽しみにしています。それでは!
  • ウブな二人の恋愛事情
    ウブな二人の恋愛事情
    想像以上にウブで初々しいカップルの微笑ましい関係性が楽しめました。今どき小6のカップルでもこんなにウブじゃないだろうに高3でこれは驚きです。まさに奇跡!そもそもクラスの雰囲気などを見ていると主人公カップル以外もとてもピュアです。 クラスメイトのジェシカがとても良い味を出していました。オネェはこうでないと!という世話焼きっぷりと頼りがいでした。ヒロインの声は声質がピッタリでしたが、ジェシカも役柄にぴったりだったと思いました。 エンディングは2つ。最後の選択肢はどちらが正解か悩みましたが、先にハッピーエンドを迎えることができました!これしかない!というラストシーンで良かったです。そこに至るまでの展開の数々は面白かったですし、エピローグでは心温まりました。 その後バッドエンドも回収しないと!と思って見てみたところ、ハッピーの微笑ましい感じではなく本格的に間の悪い展開の数々、そしてラストはとても衝撃的でした。順番的にもうこのラストの印象しか残っていないくらいの破壊力を感じました。 以下、少しだけネタバレ感想です。 @ネタバレ開始 ・遊園地の絶叫マシンのシーン。立ち絵が回転するのは斬新でツッコミどころがあって好きです。 ・サンタコスの自撮りを送るシーン。是非ここにはCGが欲しかったです。 ・BADエンドのヒロイン。道中の主人公がかなりアレなのは間違いないのですが、最後の最後のウブでもなんでもない姿がショッキングでした。 いやもうこっちが素だろ!としか思えないくらいの破壊力です。 正論とは言え驚くほど口が悪い!! @ネタバレ終了
  • 花時モーメント
    花時モーメント
    制作発表時から気になっていた作品です。 キャラデザインやスチルなどグラフィックが超絶お上手で、TLで立ち絵などをお見かけしたときから「グラフィックが美しすぎる~~!!」と悶えていました。 @ネタバレ開始 ★朝陽くん 朝陽くんは元々のポジションもあって距離感が近いためか、会話などもサラッとフランクな感じで好感が持てました。 主人公の理玖さんが気を遣ったり緊張せず話せるがゆえの会話のテンポが心地良かったです。 朝陽くんは立ち絵のポーズがいいですね…こう、手を首にあてているポーズが良く似合っています。 照れているときはうなじまで熱くなっているのかなーとか妄想が捗り、ドキドキしました。 弟の晴くんと三人でゲームをするほのぼのとしたシーンが大好きです。 思春期真っただ中で素直になれない晴くんが「あっくん」とまた呼びながら久しぶりに遊ぶ姿に「いいねーいいねー」とお茶を片手に見守りたい気持ちになりました。 朝陽くんがベコボコにゲームで敗北させられるのがちょっぴり可哀想でした(哀) 告白を経て無事にお互いの気持ちを通わせた後の二人のイチャイチャは甘くてニヨニヨしながら見守りました。 二人きりの家だから…ということで、スキンシップもちょっと多めな御二人、ご馳走様でした。 ほっぺたくっつけているところが2人とも激カワでした! ★砂暉先輩 なにやら鉄壁の見えないエアガードを感じる先輩は、クールさに序盤から朝陽くんとの温度差を感じました。 理玖さんにカピカピとまで言われる先輩、クールすぎて先輩と無事に結ばれることができるのだろうか…と不安でしたが唐突なるキスに「唐突過ぎる突然のLOVE&KISS!! 私、寝てた!? 意識飛んでた!? 今どこかで告白シーン瞬間全スキップした!?」と思わず慌てました。 先輩、順番がっ…! いや、正解があるわけではないですけれど、夕陽に照らされて突然のキスとかビックリエモくて心臓破裂してしまうので、心の準備させて!と画面の前で挙動不審になりました(汗) この突然のキスシーンは本作一番のドキドキシーンでした。 ちょっとずつ匂わせてくださっていましたが、唐突なるキスに一気に先輩が一人の男に見えました…! 先輩とのデートで朝陽くんと出会ったときの先輩のガッチリハンドホールドはときめきました。 手を離さずに逆に強く握るというところに、普段はクールドライな先輩の強い意志を感じました。 最後はとても爽やかな終わりでしたが、先輩が会話からもグイグイくるCool男子でこれは理玖ちゃんの心臓がこれから大変だーとやはりニヨニヨして読了となりました。 さりげなく押しが強い男子、大好きです! 実は生徒会長が見た目的に一番好きで、現在はまだルートがないのが残念…。 一目見ただけで体調がちょっと悪いことさえ看破する会長にときめきました…高嶺の花に挑みたい所存です! 生徒会長はいつも颯爽と現れてはサッとまた消えてしまうため、何度その背を「行かないで…!」と切ない目で見送ったか分かりません(笑) 実装お待ちしております! @ネタバレ終了 サブキャラたちとの掛け合いも楽しいテンポよく進む日常、お付き合いすることになった後のあま~い二人の時間、すべてがとっても面白かったです! 素敵な作品をありがとうございました!
  • 暗く遠くの君に告ぐ ~限界拗らせ少女が高嶺の花に手を伸ばした(物理)結果~
    暗く遠くの君に告ぐ ~限界拗らせ少女が高嶺の花に手を伸ばした(物理)結果~
    高嶺の花で「あの子は私たちとは違う」という境界線を引かれている菫さん。 そんな菫さんに憧憬する条美さんがふとしたきっかけで話すようになり、思い悩んで成長していく素晴らしい物語でした。 @ネタバレ開始 フェスのもっともっと後半で読みたかった! そう思ってしまうほど、胸にドッ!!!とくる大好きな物語でした。 (※感想は12月終わりに投稿していますが、プレイ&感想を書いたのは10月でした) 条美さんが自分とは全く違う世界にいると思っていた菫さんに対して、終盤で「菫はこんなところで終わる人じゃない、もっと上へ行ける」と自分の希望、そうであってほしいという期待と理想を押しつけてしまったところは読んでいて胸が苦しくなりました。 「そうじゃない」と少し菫さんの気持ちになっていました。 条美さんの母君とのやり取り、母君がもうさすがの人生の先輩で読んでいてとても気持ちが良かったです! 絶対に振り返って止まってはくれない輝く星にも似たあの人の背を目指して走り続け、滑って転んで膝をすりむきながらも立ち上がって、そしてまた足を前へ前へ動かす…菫さんのようにトップスピードで駆け抜けられない条美さんにはこれから先困難が多々あるだろうとは思いましたが、彼女なら成し遂げるだろうと強く感じました。 条美さんがいつか必ず勝手にその横に立つ日を、「ああ、来たの」「勝手に来たよ」と二人がそんなことを交わし合う日を、遠くから星々の観測者のように眺めていたいと思いました。 エンディングテーマのピアノ系の曲が美しすぎて心を揺さぶってきました。 @ネタバレ終了 二人がその後どうなったのかを想像するのも楽しいのですが、願わくば後日談のようなものが見てみたかった気持ちも強くあります…! とても素敵な作品でした、ありがとうございました!
  • Healing Place
    Healing Place
    青春だー!というのが読了してまず初めに出てきた感想です。 コンパクトにまとめられたお話の中に恋する二人の魅力がギュギュッと詰まっていて「ピュア!青春!」と浄化されました。 @ネタバレ開始 ご両家の父母による進展作戦は無事に成功したようで…! 龍陽さんと凛香さんの恋が無事に実ってよかったです。 特に、龍陽さんが途中の公園で過去を思い出していた時の「かわいい」や最後の告白の好きをストレートに口にしていけるところが好印象でした。 やっぱり「好きだ!」とはっきり言ってもらえるのは、誰だって嬉しいことだと思います。 お互い「好きだ」「好きです」と言って、ぺこりと頭を下げたりしてお付き合いが始まるところが「青春すぎる~!」と画面の前でニコニコしちゃいました。 大人の恋は結構な割合で成熟した果実のようなものですが、高校生くらいの恋はよちよち歩きの恋であることが多く、二人もそんなよちよち歩きの手探りの様子に見ていて微笑ましい気持ちにもなりました。癒されます! 安定した関係から別の関係に移るのことは勇気がいると思うのですが、そこはもう付き合いの長い二人。 これから先の二人に幸せがたくさんあるといいなと思いました。 2人の物語はハッピーエンド推しですが、凜香さんの「もっといい人がいるかも」と揺れる心がとてもリアルでした。 この部分を入れておられる作品はノベコレでも本当にまったく見ないので、りりぃ様の構成力、心の機微に関する洞察力にただただ脱帽です。 この描写はとても共感できるので、すごく良かったです! @ネタバレ終了 青春だからこその恋を見たい!という方にオススメしたいとても癒される短編でした。 素敵な作品をありがとうございました!