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ホラー・オカルト

8480 のレビュー
  • 穴の中
    穴の中
    懐かしいタイプのサウンドノベル、文字やシナリオが読みやすいため、スルスルと頭に入ってきます。 突然現れた穴の謎に巻き込まれていく主人公が、なかなかに不憫です。 そして何より、しっかり怖い。ホラー作品は怖いもの見たさでつい気になってしまうのですが、こちらは正真正銘のホラーとなっています。私も、あまりの怖さにお昼にプレイしていました。 始終、背中に悪寒が走っていたほどです。私がホラー耐性が低いのでそう思うのかもしれませんが、テキストとグラフィック、音楽すべてが効果的に組み合わさって、世界観を作っています。 ホラーやオカルトが好きな人に、絶対プレイしてほしい。ほしい要素全てが詰まっているはずです。 またエンディングが多いですが、作者様の攻略もありますので詰むこともないですし、プレイ時間もそこまで長くはない(既読をスキップすれば、二、三時間と思います)ので、フルコンプも比較的容易と思います。 @ネタバレ開始 突然、工事現場に出現した陥没穴。 そこから始まる恐怖の物語、もう『ふじおかか』のあたりからずっとドキドキ、ヒヤヒヤしながら進めました。 途中に遭遇するバケモノが、視覚的にドキッとするフォルムに、生々しい描写で、雰囲気が出ているなと思いました。 穴の正体と、その土地のかつての話には本当に人間の怖さが滲み出ていますね。姥捨山、子捨て、なども昔話として聞いたことはありますが、食いぶちを減らすのではなく、自分の子どもでないものを殺すという思考が恐ろしすぎます。 この神主もなかなか訳ありのようですし、もう誰も信じられない…。 3章のドアの表現はもう、真夜中には読めないレベルのそれでしたね。でもここでもバッドエンドには行かない、どこで行くのかドキドキします。 合コンなんかしてる場合じゃないけど、ここにいても仕方ないということで、合コンに行くわけですが、女の子たちとの微妙な会話がまたリアルでした。 呪われてても仕事には行かねばならぬ、社会人の辛さ…こんな状況で仕事も作業もないですよね。と思ったら、案の定もうそれどころではない様子です。先輩も悪くなっているし、これはいよいよ。社長も鬼畜な提案をするし、事態はどんどん悪化していき、主人公も弱っていきます。 ついには、藤岡の子孫と思われる子に飛び掛かってしまいました。呪いの影響と、十分な休息が得られず、操られるようにそうしてまったんでしょう。チヨと名乗る少女の出現とともに、ストーリーは展開していきます。 チヨちゃん、初めは本当に無表情でお人形みたいだったのが、主人公が助けてから普通の女の子のように笑ったりしてくれて。シナリオ始まって以来の癒しです。ここにきて癒されるとは。 これで穴の呪いは終わるのかと思いきや、そうはならず。チヨちゃんを守ろうとした主人公も、彼らの餌食に。なんというか、きっと色々なものが足りてないなと思ってましたが、やはり逃れられなかったかと、ただ落胆というよりチヨちゃんを守れたのは個人的に良かったです。 2の後は 6→4→5→1→3 でエンディングを見ました。 なるほど、足りないものそうか、色と髪に血…確かに言われてみれば。それでこれまでダメだったのですね。 穴の供養には成功し、チヨも新たなスタートを切ったーー全てが順風満帆ではないけど、主人公はチヨを守っていける、と信じたいな。実際のところは、西条の疑惑があるので不安にはなりますが。 トゥルーエンドは、この話にふさわしい終わり方でした。埋めようと何しようと、彼は穴からは逃げられない。 明らかにタヌキの犬、ケンにも癒されました。 可愛いなぁ…タヌキだと思うけど。 トゥルーでケンに守られてズキュンときました。 @ネタバレ終了
  • 終生列車
    終生列車
    気がつくと乗っていた「終生列車」で4つの終生を目撃することになる主人公と、その案内をする終生ちゃんとの交流を描いたお話でした。 見た目も態度もかわいい終生ちゃんとは裏腹に、4つの終生物語はどれも不気味でおどろおどろしい…!それも怪奇的な怖さではなく、精神的にグッとくるような心を抉ってくる内容で、でもそこがとても面白かったです。 @ネタバレ開始 〈閲覧・禁視〉 彼女の強欲さが何より恐ろしかったです…!! 〈ジュワ,ジュワ〉 ただより怖いものはなし! 〈この世界のクソったれ!〉 理不尽すぎる彼の運命、悲しかったです。世の中に自分を刻むことはできたかもしれないけど、彼の心が怒りに満ちたまま終わってしまったのが切ない。最期くらいは穏やかに終わらせてあげたかったです…涙。 〈骨抜き屋〉 骨抜きという言葉にかかっている「骨抜き屋」の設定の妙!発想が素晴らしいと思いました。 好みだったのは「骨抜き屋」でしたが、悲しくて色々考えてしまったのは「この世界のクソったれ!」でしたし、得体の知れなさに震えたのは「ジュワ,ジュワ」でした。 でも一番怖いなと思ったのは「閲覧・禁視」の彼女!!ヤバイです…関わっちゃいけない系の匂いがぷんぷんしている!汗。彼女のような思考が世の中に怪異をもたらす一因なのかなと思いました。とはいえ彼女も(終生ちゃん誕生の元凶??に)踊らされた一人のようですが…。 結末も END4 部屋の中から電車の音がする、これまたある意味ホラーだなと思いました。 END3 閉じ込められた先に終生ちゃんは来てくれるんでしょうか…?もしそうでないならキツイな。 END2 これも一つの幸せの形と思える最後でした。二人が幸せそうで良かった! END1 終生ちゃんの涙が神々しかったです!ずっとずっと待っていてくれたんだね…とホロリ。 最果てで終生ちゃんが待っていてくれると思うと、死も怖くなくなるかも? それぞれ味わいがありましたが、個人的にはEND1が好きです。やっと会えた二人の感動的なスチルが素敵でした! @ネタバレ終了 4編とも怖いお話という共通点はありますが、全編違ったテイストかつ完成度が高い!ただ怖いだけでなく、教訓や戒めを感じ取れるところにも魅力を感じました。また、グラフィックも終生ちゃんは可愛く背景は幻想的、4編のお話は怖いほど不気味に描かれていて、様々なタッチの使い分けが巧みで素晴らしい…!UIまわりもプレイしやすさが考慮されつつデザインがハイセンスですし、中でも動きのあるメーターが可愛くてツボでした! 最後まで楽しい列車旅行でした。ありがとうございました!
  • 御臨終特別編
    御臨終特別編
    人生の最後で急速解凍した爆弾(発言)で残される人たちに致命傷土産を置いていくトンデモさに「このまま死ぬんじゃない!! 死ぬな!! 死ぬなーーー!!」と思わず違う意味で「(まだ)死なないでぇええ!!!」と家族が叫び出すであろう強烈な告白でした。 いらすと屋さんの大変まったりしたほんわか笑顔のお爺さんのバストショットが、これほどの破壊力を持ったことがかつてあっただろうか、いやない(反語) @ネタバレ開始 人の嗜好にアレコレ言うつもりはありませんし、臨終したら遺された世のことなど知らんわーい★というのも分かるのですが、コピーして回覧板だけは!!! アウト!!! スリーアウトじゃないです、レッドカード一発退場のアウト!!! お尻開発するのも百歩譲ってドアノブぬるぬるにするのも、後者はまあ赦さんけれど家族内の秘められたる恥部として置いておくとして、なぜ回覧板でご近所さんに真実を知らせようとしたし…!! 人生の過程で覚醒するのはいいけれど、もうちょいオブラートに逝くということを来世では覚えてくださいまし。 もうそれしか送る言葉がござりませぬ…。 @ネタバレ終了 「おぃいいいぃっっ!!」とツッコミを入れずにはいられない、大変個性的かつ面白い破壊力抜群のトンデモ臨終でした。 いや、色々な意味で本当にレッドカードなんですけれど(笑) 素敵な作品をありがとうございました!
  • 絶望の螺旋
    絶望の螺旋
    複数画面同時進行のゲームは初プレイでした。 学園の人物達と探偵サイドがどのタイミングで関わっていくのか最初は予想もつきませんでしたが、プレイしていくうちに段々近づいていくシステムと展開が面白かったです! OP(特に二章に入る前の)もカッコ良く、これフリゲ!?と驚くくらいに作りこまれていてハイクオリティなゲームでした。 @ネタバレ開始 千草ちゃんの画面にはすぐ気づいたのですが、白鳥先生と樫山くんを何度も死なせてしまい探偵サイドとなかなか合流できなかったんですが、時間と場所を合わせることでようやく解決することができてとてもやりがいがありました…!睦月さん強い! 三人が和解したシーンはじんわりきました。ハッピーエンドではないけれど希望のある最期を迎えることができて良かったなと思いました! あと細かい部分なんですが白鳥先生が裸になった時に文字で絶妙におっぱいが隠れてたのがエロかったですw @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 絶望の螺旋
    絶望の螺旋
    斬新な5画面連動システム。チュートリアルでは5画面目を出せないという鈍くさい操作を披露しつつ、ぽちぽちとあれこれクリック。ぐるぐるしすぎてちょっと指が疲れました(笑) @ネタバレ開始 最初に千草さんが何だかやばいことになって、白鳥先生と勇治くんも次々と……。 探偵の2人となかなか合流できないなーと思いながら、白鳥先生と勇治くんが何回も死を繰り返したのは自分のせいですかね……?(犠牲が増えるってことですよね!?) 探偵達も何周学園見学をしたことか。 ぐるぐるループしすぎて実感がありませんでしたが、3人とも、かなり最初の段階で亡くなってたのですね……。 元凶を倒しても、その事実は変わらなかったのが少し切なかったです。 3人が和解出来て、解放されたのが救いですが……。 探偵組はSFっぽい超展開で複雑な事情を抱えているようですが、トキコさんまでサイボーグっぽい見た目になるとは。すごく新しいものを見た気分になりました。 依頼は完了出来たようで良かったです。あの後探偵組はどうするつもりなのか、過去に何があったのか、少しの謎を残しつつも、前向きなエンドだったと思います。 @ネタバレ終了 初めての5画面体験、翻弄されつつも楽しかったです。ありがとうございました。
  • 残業深夜 -ザンギョウシンヤ-
    残業深夜 -ザンギョウシンヤ-
    実写によるホラー表現がめちゃめちゃ怖かったです…! 沢山エンドを見ていくうちに真相がわかってくるのが面白かったです! 人の笑顔がこんなにも怖く感じるなんて…! @ネタバレ開始 山口さんの印象がエンドを見ていくうちにどんどん変わっていって、トゥルーではとても感動した…! なんであんなに優しくて優秀な先輩がいなくなってしまったんだ! 山口さんは自分の仕事も命も助けてくれた恩人です!格好良い! @ネタバレ終了 ただ怖いだけのホラーでは終わらないストーリーが最高でした。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 恋廃トンネル
    恋廃トンネル
    かわいい女の子、しかも両手に花状態で心霊スポットに出かけるなんて、これどう考えても怨霊たちに憎悪とか憤怒マシマシで呪われるやつでは?と冒頭から既に主人公の未来の雲行きが怪しく見えて仕方のないチキンなのでした。 ホラー苦手なチキンでもプレイできるよね?と思って進めていたら、二手に別れようという選択肢で「一人で行く」があって「一人で行けるわけないでしょーー!!ちびるわ!!」と、光の速さでその選択肢は捨てて、玉緒さんとさざねさんのどちらでいいか迷いました。 @ネタバレ開始 ちょっと怖がってるさざねさんと一緒にいたほうがいいかなーと思って一緒に行動したら、まさかの告白…!! さ、さざねさんが可愛すぎる!!と目を輝かせて画面に見入っていたのも束の間……いきなり激昂する玉緒さんと崩落、そこからの懐中電灯1000本脳ノック(涙) 肝試しに来たら懐中電灯でボコスカされることになるなんて幽霊も怖くなって出てこないレベルのジェットコースター展開に「しゅ、主人公ーー!!」と叫びつつ画面の前で合掌しました。 迫りくる幽霊たちからさざねさんと仲良く脱出するお話ではなかったのですね……(撃沈) 気を取り直して玉緒さんと一緒に行くことにした時も、さざねさんが大変なことに。 こちらは先に迎えたさざねさんエンドで脳1000本ノックされてしまっていた主人公は生存していたのですが、さざねさんに対する玉緒さんの計画が…!! 大変緻密に計算された計画に「怖すぎる…!」とスチルを前に震えました。 感情をこめてピアノを弾いているわけではないよ、死のタイピングを行っているんだよ……こんなきれいでかわいい女の子が…!!となりました。 これ怖いのはホラースポットに出てくる幽霊じゃなくて、身近な人間だー!!(時すでに遅し) 命綱なしでバンジージャンプするような、スリリングな怒涛の展開に肝が冷えました。 @ネタバレ終了 終わってみると始める前に予想していたあの手この手で脅かしてくる幽霊などではなく、もっと別の部分が恐ろしい話でした。 可愛い女の子と生存エンド目指してやるぜ!な展開は元より息をしておらず、半径30センチ以内の全方向「にぎゃーー!!」な展開で楽しませていただきました。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 削除者- Deleter - Episode1 ~ 光の欠片 ~
    削除者- Deleter - Episode1 ~ 光の欠片 ~
    怨霊化した自殺者の魂を浄化する削除者と呼ばれる者たちがいるという設定に心惹かれ、実際にプレイを開始すると導入がまた素敵な作品でした。 ホラーということで、確かに音まで込みだと苦手な方はちょっと怖く感じるかもしれませんが、あまり怖くない物語でしたので、ホラーが苦手な方にもオススメします。 @ネタバレ開始 神が思いの外、スパルタだった件(汗) 自殺者の魂は千年間、自死の繰り返しをさせられる上に最後は消滅……え、無理…と考えていたら、やはり千年間の繰り返しには耐えきれずにおかしくなってしまうという説明に「だって、痛いのとか苦しいのとが千年間とか無理ゲーすぎでは」と思わず真顔に。 神様のスパルタすぎる姿勢にヒェッとなりながら、まずはアロンザさんの任務を見届けました。 たまに挿入されるビュオビュオという効果音が何かが起きそうで、ちょっと怖かったです…! 後半のゾーイさんたちもこちらはこちらで良き!と思いつつ、個人的にはアロンザさん&ファウストさん推しです! 特にアロンザさんの基本的にクール、でもやさしいところがドストライクでした。 「死んでもなんの慰めにもならない。死者にとっても自分にとっても」と誠実な言葉をかけたりするそのやさしさが好きでした。 魂玉や怨霊化した自殺者のいる空間は時間の経過が早いなど、道具や世界観設定も魅力的でした。 こういう独自の道具設定や世界観設定が出てくるとワクワクします! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • トキゴエ列車からの脱出
    トキゴエ列車からの脱出
    多くの謎から始まり、そしてその謎が徐々に紐解かれていくストーリー内容……最高! それはそれとして合間に挟まるホラー要素もしっかり楽しめました 個人的には優し目のホラー演出だったので、ホラーが苦手という人でも程良く楽しめると思います 他の方も感想に残されていますが、ストーリー、演出、ゲームのUI等多くの点が丁寧且つ親切に作られており、ホラーゲームやクリックゲームの初心者にはうってつけだと思います 勉強になる……。 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 呪われた生徒会
    呪われた生徒会
    七不思議を確かめに夜の学校へ……という怪談の定番とも言える題材に、個性的な名字の生徒会メンバー達が挑み、ちょっとした選択の違いで結末が変化する短編ホラー。 @ネタバレ開始 七不思議とは何だったのか、何が起きてその現象が起こったのか、その謎は夜の闇の中なので気になります……。 短い中に七つの正体は厳しいかも知れませんので、 怪談の1つだけを追いかける形ででも正体が知りたい……!(我が儘) @ネタバレ終了 ストレートな分岐の仕方が親切なので、夏のお供に。(今冬ですが問題なし!)
  • トキゴエ列車からの脱出
    トキゴエ列車からの脱出
    探索ホラーノベルという珍しいジャンルと美麗なグラフィックに惹かれプレイしました。 ゲームオーバー時の復活機能など、親切に丁寧に作られた印象を受けました。おかげさまで全ENDを読了出来ました! プレイヤーの疑問点を登場人物が解説してくれる、舞台となる世界の矛盾が全て消されている事から、物語の整合性を大切にする作者様なのだなぁと思いながらTRUEまで読み進めました。 @ネタバレ開始 聡志くんと大介さんの笑顔が素敵だなと思っていたら、ラストのスチルで満開の笑顔が見られて、切なくも良かったです。 NORMAL ENDが名の通りHORRORな結末でしたので、どうTRUEに転換するのかな…?と思っていた所、伏線回収で全員を救う展開に成程ー!と思いました。 聡志くんと大介さんも無事救われて良かったです。 @ネタバレ終了 本作で作者様が伝えたかったと思われるメッセージが電車で例えられている点も良いなぁと思いました。 制作お疲れさまでした!
  • 片付けられない女
    片付けられない女
    アルパカが、アルパカがこっちを見てる……! ダークな画面の中ひときわ目立つ存在でした。 ホラーは苦手なのですが、アルパカに強い関心を抱きまして 今回プレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 怖いエンドもありましたが、 トゥルーエンドまでクリアして 思春期の女の子がもつ悩みや苦しみを描いた、 悲しくて切ないお話でもあるのだなあと感銘を受けました。 最後、主人公が前を向くことができてよかったです。 @ネタバレ終了 ありがとうございました!
  • じごくのインターネッツ
    じごくのインターネッツ
     とても面白かったです! フリーとは思えないほどゲームのUIも完成されていて、キャラクターも可愛く、あるある! なネットネタも楽しかったです。  ラストの分岐もそれぞれに印象的で、インターネットとの恐ろしさ、奥深さが伝わってきました。インターネット×オカルトという斬新な切り口が素敵な作品でした。
  • 四次元堂奇譚 二冊目 時戻りの時計~愛と執着
    四次元堂奇譚 二冊目 時戻りの時計~愛と執着
    プレイ致しました。 不思議なお店と不思議な商品が織りなす物語です。 人は誰を思い、努力出来るのか… サクッと読めるのに長編を読んでいるかの充実感…癖になります。 不思議系、オカルト、SFなど色々と思慮を広げたい方にオススメします。 一冊目から追っていて、この二冊目もやっぱり面白かったです! また、来店したく続報お待ちしています!
  • 削除者- Deleter - Episode1 ~ 光の欠片 ~
    削除者- Deleter - Episode1 ~ 光の欠片 ~
    プレイ致しました。 一話完結式で、削除者たちの仕事や関係性を丁寧に描いた物語です。 話のうちに秘めたものがけして明るくはないけれど、登場人物たちの性格や関係性のおかげで明るい気持ちで追う事ができました。 フォロワーさんのレビューがきっかけで拝読していたのですが率直に申し上げて大好きです! アロンザと後輩くんの関係が好き過ぎて… 続編お待ちしてます!
  • 絶望の螺旋
    絶望の螺旋
    TwitterのTLでRTかなにかで「4画面同時プレイのゲームです」とお見かけしたときに「4画面同時とは?」と気になっていましたが、実際に触ってみると、確かに仕様が仕様なのでご紹介の通りに中級者から上級者向けではありますが、大変面白い作品でした! 慣れるまでは特定の人物の画面のアイコンをひたすらポチポチポチポチ押し続けたりするちょっと下手なプレイをしていましたが、特定の重要なシーンでは関連キャラの場所や時間軸を合わせてあげると進めるのね!と気づいてからは、一人一人を進めていく楽しさと、進めることで「このキャラを進めて、あとこのキャラも進めて二人を出会わせて…」という楽しさ両方が味わえました。 物語の構成が4(5)画面ならではで、他のゲームでは絶対にできないことだなと思いました。 ゲーム画面を4(5)画面にしようという作者様のアイディアに脱帽です。 @ネタバレ開始 シナリオに関しては、どこまでもどこまでもそれこそ螺旋を落ちていく千草さんが可哀想でした。 特に2章に入ってすぐの部分はもう本当に「千草さんがー!!」となりました。 左下の画面だけが度々真っ暗になるのはもう心情から仕方ない!とは思っていたのですが…ついに白鳥先生に手をかけたり、勇治さんにまで手をかけたり…と、千草さんがどんどんもう後戻りできないところまで進んでいく様子に戦慄し、ついつい千草さんばかりを進めたくなってしまいました。 左が大変なことになっている時、右では電車から降りた二人の間では「ちょっと電車酔いしたかも」というほのぼのした話が繰り広げられていて「電車酔いしてる場合じゃないのーー!!」となったりしていました。 その後に千草さんが無限飛び降り自殺し始めたあたりで「もうその辺で許してあげて!!」となりました…。 (『ネクロノミコン計画』が明かされた後に学校を再度調べるところでかなりの足止めをくらい、一度詰みかけました…4(5)画面を進める難しさをトコトン味わいました…) ムービーや演出も大変凝られていて、最初に立ち上げたときのタイトルまでのキャラクターたちの出てくるシーンはもちろん、バトルの攻撃エフェクトや相手や自分が攻撃する時のカットイン風の動き…と細かな演出面も素晴らしく、見入りながら進めさせていただきました。 @ネタバレ終了 複数の画面を同時に進めるというゲームをプレイしたのが初めてで、アイディアを実現させる作者様の技術力に感服いたしました。 ストーリーもとても面白かったです! 素敵な作品をありがとうございました!
  • 黒い獣と契約の夜
    黒い獣と契約の夜
    美しいイラストに心惹かれてプレイさせていただきました。 イラストだけでなく演出面も大変凝った作品でした。 動画を随所に入れながら進む演出は、イラストとも相まってほの暗く美しい世界観を表現されていました。 攻略をもとにすべてのエンディングを見させていただきました。 @ネタバレ開始 Trueエンドはかなりびっくりしました。 まさか主人公は少女を投影していたとは、まったく思いもよりませんでした。 でも、二つのエンドのクロとシロの対応が主人公に寄り添っていてとても好きです。 温かくて儚い物語を感じました。 個人的にはクロちゃんがタイプでした。黒い翼いいよ、イジワル天使いいよ。 @ネタバレ終了 素敵な物語、ありがとうございました。
  • エキカクイーンズアイランド
    エキカクイーンズアイランド
    タイトル画面からひしひしと感じる超人感、そして独特なキャラ達や展開が面白かったですw 常識ってなんだっけ? 心をオープンにすれば関係無いかーと、全てを受け入れる覚悟をしてプレイし、楽しむことができました。 クセになる楽しい作品、ありがとうございます。
  • 緑山くんと肝試し
    緑山くんと肝試し
    雷の音や雷の光を見ると「空を疾る光まで見せてくれ」とまで思う私は緑山くんにドン引かれること間違いなしなのですが、緑山くんは緑山くんでルートによっては「み、緑山くん…???」と逆に私の方が一歩後退ることになりました。 エンド1-6まで無事に回収できました。 ルートによってハッピーになる場合もあれば、ガラリとテイストが変わりサイコホラーになる場合もあり、選択一つで主人公の未来が180度変わる展開がとても面白かったです! @ネタバレ開始 緑山くんと無事にお付き合いしてサイコホラー要素が顔を見せずに何事もなくラブラブに終わるエンドから入った後で緑山くん豹変何者ホラールートをクリアしたので「ちょっと目を離した隙に緑山くんに一体何が!?」と思いました。 「行かなくていい」と仰る緑山くんの背後の窓には「どう考えても誰かの手がー!!何かいるー!!」となり、このまま留まっても外へ出てもどちらもバッドエンドな雰囲気しかないのですが!?と、ホラー部分は普通に怖かったです……くすん。 さっきまで雷怖いと震えていたのに、今はケロッとして怖い顔して主人公に迫るなんて、緑山くん本当にどうなされた!? ついさっき見たエンドではラブラブでニコニコしていたんだけれど!?と、物語の展開の変わりっぷりに翻弄されました。 作者様のとっつきやすく軽快なテンポと魅力溢れる文章は今回も健在、むしろ今回はルートによってテイスト違いもあってか一際輝いていました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 蛇憑き巳緒
    蛇憑き巳緒
    本格的すぎて、プレイ時間が5倍くらいに相当する、ボリュームでした! イラストも素晴らしく、キャラの動きや演出そしてストーリーまでもが、本当に『ありがとうございます!』という言葉しかありません。 @ネタバレ開始 ホラー要素で『怖い』のですが、直ぐに『エロ』な感じが来るので、安心してプレイができました! 黒蛇と白蛇の戦いには、力が入ってしまいました。 そして、付録の巳緒ちゃんのビキニ姿は、サービスですね♪ ごちそうさまでした! @ネタバレ終了 楽しい時間をありがとうございました!