コメント一覧
63396 のレビュー-
還る自分なら途中、誰に出会うだろうと考えると興味深かったです。 文章が大変読みやすくスラスラと進められました。 @ネタバレ開始 タイトル画面に「つづきから」がないのが何とも。 彼はまた「はじめから」やり直すのですね。 妻子に暴力ふるうろくでもない男ですが、帰ろうとしているだけマシなのかなと思いました。都合の良い記憶で動いていただけかもしれませんが…。 @ネタバレ終了 ありがとうございました!
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愛しのフランケンシュタインとりあえず、一周してみたのですが なんて内容の濃い事・・・! 解放されない所は、 何が必要で、何が足りないのかを教えてくれる親切なシステムだったので すごく分かりやすかったです。 @ネタバレ開始 個人的には、 葬儀屋の"XXXXX"MORALESの謎と、 博士のクイズがめちゃめちゃ好きでした。 @ネタバレ終了 コンプリート目指して2周目も走りたいと思います。
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さよならキャットボックス誰が誰に「さよなら」をしたのでしょう。 @ネタバレ開始 誰も悪くないならば、全員が同罪なのかなと思いました。価値観は人の数だけあって、だけど多数派が正義の世の中。自分もマイノリティ側なので、灯子の息苦しさは痛いほど共感出来ます。 @ネタバレ終了 様々な感想が飛び交いそうです。是非男女問わずプレイして欲しい作品でした。
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ミラーリングサマーシナリオ一本でとんでもない破壊力の作品でした。 設定と構成と伏線の妙を見せつけられました。 ちょっとネタバレに繋がるかもしれませんが、 大どんでん返し系のADVとして出色の出来でした。 衝撃の結末を是非多くの人に味わってほしいです。 ノベルゲームはやっぱりシナリオが大事だ! と強く納得できる傑作でした。素晴らしかったです! 非常に素晴らしい作品をありがとうございます。
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お客様は人間です。TLで公開通知を見た時の想像通り、店員さんあるあるが楽しめる作品でした。 私も過去にアルバイトで接客業の経験がたくさんありますし、 買い物や食事などをしているだけでもちょっと迷惑なお客さんはとても目に付くので、 世の中色んな人がいるのはよく理解しているつもりです。 なので、作者さん性格悪いなーなどは一切思いませんでした。 ゲーム内でのメッセ―ジについてもとても同意できるものでしたし、 キレやすい店員さんが因果応報で即クビになるのも公平で良い構成だなぁ、と。 うんうん、と頷きながらプレイさせて頂きました。 実績解除が病みつきになってしまったので、敢えてお客さんにキレまくっちゃいました(笑) あと、きっと本作は停滞なくノリノリで一気に制作できたんだろうな、と感じました(笑) @ネタバレ開始 自分自身はせっかちなので効率良く、ミスや手戻りなく買い物を済ませたい気持ちが強いですし、 好意や善意は反響・循環するものだと常に思っているので愛想も最大限良いため、 プレイ後に「襟を正さないと」という部分は一切ありませんでしたが、 @ネタバレ終了 レジ周りが最低限の思いやりとともに円滑な世界になればなぁと思いました。 もう10年も経てば電子決済+自動読み取りのAmazon Go的なシステムが 世界中に普及して「レジ」という概念が過去のものになるかもしれないので、 もしかすると本作は将来的には今の世の中を写す貴重な作品になってるかもです。 面白い作品をありがとうございます。
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泣けない兎 番外編クリスマスシーズンになってきたので(時間が経つのが速い!)プレイしました。 各キャラ向けのプレゼントがそれぞれぴったりで面白かったです。笛ナイスチョイス! @ネタバレ開始 デンデン太鼓とエレキバン(に似て非なるもの)とシーラ様向け!!が特に良かったです。 @ネタバレ終了 キャラ崩壊は個人的には一切なかったので安心して楽しめました!! セツカ可愛いよセツカ!! 開幕から登場でいきなりテンション最高潮でした!
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終末前夜世界の終末前夜を描いた作品となります。 作品中に流れるふんわりとした不思議な雰囲気を楽しめました。
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Grmsなかなかに普通ではない登場人物が、多数出てくる作品です。しかしながら、繊細な内面も描かれていますので、サスペンスが好きな方だけでなく、人間性などの趣向に興味がある方にもおすすめです。視覚的意味情報が制限されているので、想像への埋没度を、高い水準で維持しながら読むことができました。 純粋な欲から生まれる行為というのは、たとえ一般的に受け入れがたいことだとしても、なんとなく興味が惹かれるもののように思います。これに関して、純の姿勢から外れない趣向というものは、おそらく理解はできなくても、納得ができるものなのだと考えました。だから、自分にはない欲の形であったとしても、興味が惹かれるのだと思います。想像の及ばない領域ではないというのも大きいですかね。また、これらを理解をしようと模索した過程で、嗜好品と似たような感覚なのかなと思ったりもしました。 @ネタバレ開始 登場人物は、主人公含め大概記憶に残る面々なのですが、個人的には特に初芽さんと御門先輩が印象深かったです。初芽さんの人を狂わせる振る舞いに、さみしさの側面があるというのは、現実味があるなあと思いました。おそらくさみしさ自体はなくても、初芽さんは素であの初芽さんなのでしょうが、さみしさがあると、より人を狂わせるという面は際立つように思います。あと、おでこかわいい。御門先輩のように仮面をかぶる人間は、だいたい弱い部分があるように思います。そして御門先輩もそれは例外ではなかった。こういう人は、自分の弱さを自覚している場合も多いように思います。自分の自然体ではない自分を演じるわけですから、逆に自分を冷静に見られてしまうというのが大きいのかもしれません。ただ、言動のすべてが本音ではないということはないとも思います。そういった御門先輩の振る舞いには、共感を覚えました。やっぱり仮面をかぶりたくなるような出来事があると、本心を出すのって、怖くなるんですよね。 @ネタバレ終了 他の部分については、タイトル画面の曲が好きです。この感想も、別窓でタイトル画面を表示したまま書きました。またサイドストーリー、アナザーストーリーで、複数の登場人物の心理に触れられる機会が用意されているのも嬉しかったです。 興味深く楽しめた作品でした。 ありがとうございました。
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対象She-11に関する記録夢を夢で終わらせず、引継ぎ叶えた二人のお話。 大型ロボットの出てくる作品はあまり読んだことが無く、どんなお話なのだろうとわくわくしながら読み進めました。 ロボットがたくさん戦って……という内容ではなく、搭乗者である『シェル』と『主人公』の交流や想い、行動が丁寧に描かれていて、気付けばすっかり二人に感情移入していました。 場面とBGMやSEが合っていて、盛り上がりや感動がより良くなっていたと感じました。 世界観や物語の設定もおかしいところがなく、無理なく理解できるようになっていて、実際に起こったらこうなってしまうのかも……と想像しながら話を進め…… 最後、二人の夢が叶ったシーンがほんともう好きです。 @ネタバレ開始 惜しむらくは、二人とも生きて新しい夢を叶え続けてほしかったっ……!! @ネタバレ終了 「生」ではなく「夢」を望んだ美しい作品、ありがとうございます。
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お前のスパチャで世界を救えじっくり腰を据えてプレイ 気が付いたら全部クリアしてました! ありがとうございました!
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このボタンを押すとテュティパティし出すボボボーボ・ボーボボの「5メガネ!」の回が心によみがえる3分間。これ読んでピンと来たら一緒にテュテュパティしよう!スカッとおわって素敵なエンディングテーマも聴けます!ひき始めの風邪に効く感じがしました!
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お前のスパチャで世界を救え面白かったです。にあちゃんかわいい! VTuberは知らない世界だったのですが、スパチャして名前を呼ばれたらニヤニヤしてしまいました。名前を呼ばれるだけでこんなに嬉しくなるとは。「なるほど、こういう感じかぁ」と疑似体験ができました。ついでに前世とかママとか、新しい知識も頂きました。 @ネタバレ開始 そういうふわっとした感じで終わるものと思っていたので、ラストの衝撃は大きかったです。「こんにあー」という挨拶のお蔭で、すっかり盲点にはまってしまって。更に、にあちゃんの正体が実は……と。つらい。 そして、100万投げるほうも、受け取るほうも怖い。なんて世界だ(笑 @ネタバレ終了 素敵な体験ができました。ありがとうございます!
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泣けない兎2前作から続けてプレイさせていただきました。 ふたりの過去に焦点を当てて描かれており、説明文などにもある通り残酷な描写が多かった印象です。 白夜くん、どんな風にしゃべるのかな〜と楽しみにしておりましたが、めちゃくちゃしっかりしていて真面目な子!かわいい! @ネタバレ開始 ルート分岐が結構多いのでセーブ箇所に気をつかいましたが、無事に全エンディングをコンプできました。タイトルの意味がわかった途端、思わずこちらが涙してしまいました……。 ふたりとも頑張りすぎるところがあったり、誰にも相談できなかったり……一緒に暮らした時間はほんのわずかでも、きょうだいだからか似ているなあと思います。 シーラ様に叱られることが多かったですが、笛さんも悩み苦しみながら生きてきたんだと考えると、ぎゅっと抱きしめてあげたくなりますね……。 ハッピーエンドはすごく鳥肌がたちました。白夜くんにとっては、笛さんに自分の秘密を知られないことが幸せだったんですね。 ふたりの幸せが叶うことはなかったけれど、それでもどうか優しい世界が訪れるよう願わずにはいられません。 @ネタバレ終了 とても心に残るお話でした。素敵な作品をありがとうございました!
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どうか夜よ明けないで落ち着いたピアノの旋律がBGMとして流れていて、全編通して切なくノスタルジックな気持ちになりました。 @ネタバレ開始 あの場所に行きたくない、帰りたくない……。 そんな思いには覚えがあるし、それを見る立場だっていたたまれない……。 どんなに楽しい時間にも限りがあり、また夜は明けてしまう。 当たり前のことではありますが、残酷なことでもあるなあ、と思います。 そんな中、『入れ替わり』エンドが、2人にとって望ましいものになったんじゃないかと思えました。 自分も明日も仕事。ああ……。 @ネタバレ終了 もどかしいようなせつない気持ちを思い出させてくれて、ありがとうございました。良い雰囲気に浸れるゲームでした。
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泣けない兎短編集を読んでからこちらをプレイさせていただきました。 世界観に合ったデザインが美しく、いつまでも眺めていたくなるくらいです。 @ネタバレ開始 プレイしている間ずっと「うさぎは……うさぎはどこだ……!?」と探し続けていました。どうやらいきもののうさぎのことを指しているわけではないらしい……? 何も知らずにプレイすると主人公に感情移入しっぱなしだったかもしれませんが、個人的にシーラ様たちのその後のお話として楽しんでいました。セージさん、以前よりちょっと素直になってません?かわいい。 みんなそれぞれの傷はまだ癒えずにいるけれど、それでも心のどこかで人間のことを信じたかったのかなあと思います。 @ネタバレ終了 現実と非現実の混ざり具合が心地良かったです。素敵な作品をありがとうございました!
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ごめん、待った?(背後から爆発音)めちゃくちゃ笑えて面白かったです! タイトルが物騒だなと思っていたら、まさかの展開で驚きました笑 スノウさんも主人公も良いキャラクターで、かけあいがすごく楽しかったです。二人の最後の会話が出来事の非日常感と相まってかっこよかったです。 とても楽しませていただきました。ありがとうございました!
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真夜中の学校ヒナちゃんと猫さんのやりとりが可愛らしいゲームでした! 残酷な展開もあるのですが、絵柄がポップで可愛らしいので、最後までしっかりとプレイすることが出来ました。 ヒナちゃんと猫さんたちが楽しく過ごしていたのなら、とても嬉しいです…! 素敵な作品をありがとうございました!
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和泉くんと三姉妹。全ENDクリアしました! とても面白かったです。 とにかくテンポがよく、絶妙のタイミングで挿入される曲やスチルにノリのよい会話で、あっという間にお話の世界に入り込むことができました。 両親の出張でひとりになった雅くんのもとに現れる家政婦三姉妹。 雅くんや三姉妹などキャラクターがみんな魅力的で個性的で、細やかに変わる表情などの演出も素晴らしく、まるでアニメを見ているような感覚で楽しめました。 @ネタバレ開始 お話はコメディタッチで進みますが、三姉妹の事情が判明することでほろりとくる展開に……。 でも結末はめでたしめでたしで、読後感はさわやかでした! 私はくるみちゃん>しずくさん>あまねさんの順に攻略しました。 以下、攻略後の率直な感想です。 デレてるときの顔が最高に可愛いくるみちゃんと一緒にゲームがしたい! ドジっ子だけど意外としっかりしてる料理上手なしずくさんにご主人さまと呼ばれたい! そしてあまねさんに膝枕されながら子守唄を歌ってもらいたいしあまね山脈に埋もれたり登頂したい! ごほごほ……すみません。 @ネタバレ終了 というわけで、続編も遊ばせていただきますね。 楽しい時間をありがとうございました!
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食卓戦隊調味レンジャー~入隊編~調味料で戦隊モノという発想が面白いなと感じました。 選択肢も多く、ほのぼのとした空気がとてもよかったです!
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シリアルキラーの名前主人公環樹と、そのバイト先の常連客である「ジョン」の心の交流を描いた物語。ボリュームのあるシナリオ、約100枚もあるイラスト、主要キャラ2人のボイス、主題歌、ムービー。それら全てを作者様おひとりで自作されたという凄まじい力作です。僕は4時間30分ほどで読了しました。 短くはない作品でしたが、最初から最後まで一気に読ませて頂きました。本作品は「読ませる力」がある作品だと終始感じていました。それはどこから来るのだろうと考えてみると、ジョンというキャラクターが魅力的で、「もっと彼のことを知りたい!」と思わせてくれたからだと思います。 @ネタバレ開始 第1章は環樹視点でジョンとの交流を見ていくわけですが、ジョンの個性的な言動を楽しみながら読むことが出来ました。個人的に、2人でクラゲ館に行ったくだりが特に良かったと感じます。ジョンの色々な顔が見えてくる過程や、正反対のようにも見える2人が惹かれ合っていく過程は読みごたえがあり、面白かったです。 第2章では、ジョン目線で物語をもう一度見ていくことになります。この構成の場合、同じ出来事を2度読むことになるため、読者に退屈を感じさせてしまうリスクもあると思います。しかし、本作品ではそんなことはありませんでした。ジョンの内面がコミカルなイラストで描かれる点が大変ユニークで、素晴らしかったです。「次は何を見られるんだろう」と楽しみにしながら読むことが出来ました。特に印象的だったのは、かわいらしい空想と殺風景なジョンの部屋があわさった光景でした。これは彼の精神世界を色濃く象徴したものじゃないかな、なんて思いました。 総じて、「ジョンの内面にはどんな世界が広がっているのだろう」と興味を持たずにはいられない構造になっていたと思います。 ジョンの内面については、自分の力不足もあって、正直あまりよく理解できなかったと感じています。彼がつらい境遇で生きてきたこと。子供時代のある時期に固着しているためなのか、大人らしい冷めた思想と子供らしい内面世界の両方を併せ持っていたこと。そうしたところはある程度理解できましたが……。個人的には、悦びすら覚えながらあの凶行を行うようになるまでの過程がうまく了解できませんでした。竹内をぶん殴ったあのシーンなら理解できたんですけどね(笑) 人を人と思えず、まるでモノのように認識するその冷たい一面はどこからきたのか。先天的なものだったのか、それとも後天的に身に着けたものなのか……。それは今でもよく分かっていません。 理解できないのは多分、自分が環樹寄りの人間だからなんだろうなと思います。そして、そもそも彼の内面をうまく言葉で説明しようという試み自体がおこがましいことかもしれないという気もします。 自分の力ではどれだけ考えても分からないところがあったのですが、彼の理解できない部分にこそ僕は強く惹かれたのだとも感じています。また、彼の心の中には確かに人間らしくて温かいものもあったと感じましたし、その温かいものを愛しく思いました。僕はジョンに対して様々な感情を覚えたのですが、いずれにせよ、実に不思議な魅力を持つキャラクターだったと思います。 なお、ジョンにばかり言及してしまいましたが、環樹も良いキャラクターだったと感じました。彼の実直さは本作品において清涼剤の役割を果たしていたように思います。彼みたいな友達がほしいな、なんてことも思いながら読んでいました(笑) 少しダークな雰囲気のある本作品ですが、ユーモアが効いているところも多々あり、そこも本作品の魅力の1つだと思いました。とりあえず、ジョンのクラゲダンスは大きな見どころですよね(笑) 駅名は不意打ち過ぎて吹き出してしまいました。「良く笑わずにアナウンスできるなあ……」なんて、変なところに感動してしまいました(笑) 他にも、個性的すぎる店名にも笑わせて頂きました。 ボイスも素晴らしいクオリティだったと感じます。特に、環樹とジョンのどちらも作者様が担当していると知って驚きました。声の高さだけでなく、声の調子の温かさも違っていたので、全く気が付きませんでした。 @ネタバレ終了 総じて、作者様のこめた思いがいたるところから伝わってくる力作だったと思います。素敵な作品をありがとうございました。