コメント一覧
63679 のレビュー-
夕暮倶楽部ずっと気になっていて、ようやくプレイ。 ビジュアル的にも世界観的にもエキセントリックな雰囲気だけど、独特な色遣いと語り口、レトロな可愛さもあって毒気みたいなものがマイルドになって受け入れやすさがあります。 造語やもじりが上手いので、あの世とこの世、虚構と現実が入り混じって、こちらも境目が曖昧になっていく不思議さ。 背景やTipsに小ネタが詰め込まれていて、元ネタがわかるとふふっと笑えました。 @ネタバレ開始 考察や解説が読みたい作品です。時系列や人物の相関関係をまとめたい。 カルメンさんが特にやっべぇ攻めてるな!と思ったら、ストーリー的にすごく重要な立ち位置で、おお?となりました。 基本的にはチャット形式というシンプルなも作りだけれど、Tipsを読み解くことがこの作品の場合はゲーム性にすごく繋がっているように感じました。 こういう作りだと、ともすれば単調さや作業感に繋がるけれど、この作品の場合はUIと文体が面白く、適度なボリューム感でそうならない。 操作面だと、クリック可能なもの、選択中/外のアイコンなどの明暗がもうほんの少しはっきりするとわかりやすいんじゃないかなと思いました。 エンドロールの表示がすごくよかったです。 @ネタバレ終了 この作り込み、見習いたいと感じました。 あと、作者さんのHNがすごくいいなとずっと思ってます。
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お前のスパチャで世界を救えVtuberは詳しくないのですが、楽しくプレイさせていただきました。 良く動くモデルと、最初のお歌で「にあたんか、かわいい…!」と心を掴まれました。 にあちゃんのためなら生まれ変わったかのように行動的な主人公にもオタクならではの確かな愛を感じて好感を持てました。 黄色い人もよきオタクですね! タイトル画面で勝手にホラーと勘違いしてプレイを躊躇っていたのがもったいなかったです。 @ネタバレ開始 でもラストのスパチャの金額には別の意味でビビってしまいました…笑 @ネタバレ終了 楽しい時間をありがとうございました!
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ユーステティア【2/3シナリオ追加】変態×リーガルミステリーという、とんでもなくインパクトのある触れ込みに負けない濃厚なお話でした。 ギャグのセンス抜群だし「変態」というモチーフをコミカルにインモラルに描ききっているのがすごい。本当に面白かったです。キャラクターもみんな個性的で、あっという間に読み終わってしまいました。 続きがあればぜひ読みたいです......!
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鈴の隠音プレイさせて頂きました。 私の場合、結構時間がかかってしまいましたが、何とか全END見ることが出きました! ホラーゲームは大好きなんですが、怖かったです(>_<) ストーリーもそうですが、こちらがビクビクしている最中の効果音、背景画の演出。 全て、怖かったです(>_<) @ネタバレ開始 効果音は特に、心臓音と日付ごとの扉の音が怖かったです。 そして、選択肢がたくさんあった割には、ストーリ全体がブレずにENDが異なるといったイメージを受けました。 そして、たくさんのENDを見た後の "「 」の肩代わり"は唯ちゃんが犠牲に・・・。 渡辺夫妻の犯した罪に対しての罰に思いますが、辛いですね。 あと、悪霊とかではなく"神様"に連れていかれるというところも面白かったです。 ホラーではなかったら、"あぁ、天国へ逝ったのかぁ"なんて思えるところですが、こちら、ホラーで、死んでない人に対しての事なので、それがより一層、怖さを出していた様にも思いました。 @ネタバレ終了 ホラーが苦手な方でも、音量を下げることと、明るい時間帯にプレイすれば大丈夫です! とても、凝った作品で楽しかったです。 ありがとうございました。
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lovers' suicideプレイさせていただきました! 主人公が2人いて各2ルート、計4ルートありました。 どのお話も最後2人で死を選ぶのですが、「2人なら怖くない」と言うキャラたちの想いに、切なくなってしまいました。 本当に素敵なお話でした。ありがとうございました!!
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消灯コーヒープレイさせていただきました! 明るくおしゃれな雰囲気なのに、少しダークで、不穏にさせるところが好きです! 無糖ちゃんのお話は、半分嘘で半分ホントなんじゃないかって個人的には思います また、声優さんたちも素敵な演技でした! ありがとうございました!!
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エモヂオ感情をコントロールできる「エモヂオ」というアイテムを軸に、人間の感情をテーマにした物語でした。 SF調サスペンスですが、キャラクター同士の掛け合いがとても面白可笑しいため、コメディとして(ブラックコメディかもしれませんが)楽しめました。 劣等感とか他人の目を気にするとか、共感できるところがたくさんありました。 扱っているテーマは「感情」でしすし、起きているのは「殺人事件」なのですが、コメディテイストで、重くなったり説教臭くなったりせず、楽しく読めました。 @ネタバレ開始 アイさん怖すぎ! マコトかわいそうすぎ! トオルさん・・・お疲れ! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
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運命の書き換え方実際に手を動かして運命を書き換える。すっっっごく好きなシステムでした!BADENDの回収作業(周回)がこれまた楽しかったです
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僕らのノベルゲーム話の緩急がよくついていて、キャラクターも全員魅力的で、たくさん泣いたり、笑ったりできる名作でした。とても面白かったです。 中盤からは強く心を揺さぶられ、何度も泣いてしまいました。ラストは胸熱な展開で、心地良い読後感に浸れました。プレイ後は、しばらく呆然としていましたが、しばらく間を置くと、色々な考察をしたくなりました。言及したい個所が多く、感想をまとめるのに時間がかかったため、プレイしてしばらく経ってからのコメント投稿になります。 文章自体は、サクサク読めるものですが、その中に情報がぎゅっと詰め込まれているようなところが多々あり、書かれている以上のことを想像する余地があるのが素晴らしかったです。 @ネタバレ開始 キャラクターが本当に生き生きとしているように感じられました。どういう価値観、考え方の持ち主なのかがよく伝わってきました。推しは遥先輩です。遥先輩の、ちょっといたずら好きなところとか、人の心理に興味津々なところとか、友達といる時は年相応にかわいらしい(ブラックマの話をするとテンションが上がる)ところとか、全てが好きでした。星を眺めているときの、先輩だけ少し離れているあの距離感が切なかったです。海では女子3人で楽しそうにしていたものの、学年の壁は依然としてあるのですね。 谷口さんの、きっちりしたいのに、やりきれないところや、タツくんの本人は真面目にやっているのに、ふざけるなって言われちゃうような性格も良かったです。 キャラ同士のテンポ良い会話が、読んでいて心地よかったです。 中盤以降は本当に胸が痛かったです……。タツくんをファミレスに呼び出したシーンは、(良い意味で)とても苦しかったです。でも、そのシーンがあったからこそ、後半の盛り上がりにつながったと思いました。 文化祭の直前には、無事に完成させることができるのか!?と、とてもハラハラドキドキしました!感情の変化が非常に大きい作品ですが、変化の部分が自然に展開されていて、本当に上手いなあと思いました。(険悪なムードになる原因が恋愛関係のもつれだということ、ゲーム制作を再開するきっかけが新平の「言葉」ではなく、制作ノートを貼り合わせた「行動」を示したことだということ等)そのため、スムーズに感情移入できました。 物語との別れのシーンは、じーんと胸に来るものがありました。喜ばしいけど、なんとなく寂しい気持ちにすごく共感できました。 無事完成!というところで、まだ立ちはだかる壁に「どうなるんだ!?」と非常にドキドキしました。エレナの全体イラストが見れたシーンはとても胸が熱くなりました。 屋上まで助けに来るのがプレイヤーというのも、良かったです。この流れはすごく自然で納得できますし、プレイヤーがゲームを純粋に楽しんでくれているのを知って救われるという要素も盛り込んでいて、素晴らしいと思いました。 気になったのは、後半、新平くんが遥先輩に「文化祭でノベルゲームをやらせてもらってもいいですか?」と聞いたところ、遥先輩がただならぬ様子で「文化祭実行委員会の許可が下りなかった」と言った後、「……。ウソよ」と言ったシーンです。遥先輩はそんなウソをつくような性格ではないと思うので、もしかすると、あの時点では「ウソ」と言ったほうが「ウソ」だったのではないかと想像が膨らみました。そうだとしたら、あの時点で「ウソ」と言う決断を下し、それを「本当」にしてしまった遥先輩は本当にすごい人ですね……。 新平くん以外の4人もそれぞれゲームを完成させるために頑張っていたところに胸が熱くなりました。 エレナの物語がところどころで入るのも良かったです。エレナの物語を、もっと読んでみたいと思わされました。先生、生きていて本当に良かったです……! ラストシーンで遥先輩が言及した「あなたたち2人」について、素直に考えれば美央ちゃんとのことなのでしょうけど、谷口さんとのことと考えることもできると思い、想像が膨らみました。 @ネタバレ終了 まだ一度しか読んでいませんが、描写が丁寧なので、二度、三度読むことで新たな発見ができるゲームかもしれないと思いました。ありがとうございました!!
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ストーカーから被害を受けている友人の相談ストーカー被害にあっている友人の相談に乗るゲーム。 友人が能天気すぎて基本的にはコメディっぽい感じですが、ところどころゾッとする怖さもあり…… オチはそう来たかーー!(笑)っていう。 面白かったです!
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2100-1ザ・サイバーパンクというゲームでした。 ディストピアSFモノとでも言い換えられるでしょうか。 アンドロイドやらロボットやらが普通に出てくる世界観となります。 システムが変わっていて、プレーヤーは「データを視聴する」形となります。 (概要欄で記載があるので書いてしまいますが) 2キャラ分の目線が描けることやキャラクターの紹介を 客観的なデータベースの形で描けることもあるので、 この一風変わったシステムはよく機能していると感じました。 演出としての強制終了も個人的には凄く好きでした。 残念ながらまだ1つバッジを入手できていないので断定はできませんが、 何らかの大きな事件を追うようなゲームではなく、 「ディストピア的世界におけるアンドロイドの日常」と言うゲームだと感じました。 「ブレードランナー」や「VA-11 Hall-A」のような サイバーパンクな世界観が好きな方にオススメです! 素敵な作品をありがとうございます。
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おまわりさん こいつです。【改】
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片面的幸覆憧話優しい気持ちで「めでたし めでたし」を迎えられる作品 ……ではなかったっ!! ハッピーエンドのままで終わってほしいという思いもありましたが、おまけにも書かれていましたように「根本的に問題解決できていない」ので、先が気になり全ルート読ませて頂きました……。 見た目ではなく、心で「人間」と「悪魔」をわけれるようになれれば……そして二人が生涯「めでたし めでたし」を迎えられればと願う作品でした。
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怒ると死にます。怒ると死んじゃう病気になった彼女を救うお話。 どうやって救うんだろう? という疑問を持ちながらプレイしましたが、冒頭で説明があって助かりましたw お医者さんのキャラが濃ゆくて面白かったです! 真面目な時にはイケボ、ふざける時には真面目に全力でふざけて笑わせてくれる声優さん……すごいですね。 葵さんが可愛く、しかもLive2Dで動いて、仕草や頬を赤らめるなど細かいところも表現してありより可愛らしかったです。 素直になれない主人公と葵さんが、奇病を通して自分の気持ちに気付き、最後は素直になって、変化後のタイトル画面のようになる……美麗な絵も相まって素晴らしかったです。 選択肢をゲームにしているのも楽しく、易→難でプレイさせて頂きましたが、相応の難しさで何度も葵さんを死なせてしまい「次こそ死なせない!」と挑めましたw 真面目あり笑いありのシナリオと、楽しい選択肢ゲーム、ありがとうございます。
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ミラーリングサマー感想に「どんでん返し」という文言を見かけて、気になってプレイしました(自分もそういう話を書いたもので)。 読み終えて「どうやったらこれが書けるんだ」というのが率直な感想です。謎が重厚に折り重なった物語の作りは圧巻の一言。この長さの物語を作るには、これだけの要素が必要なのだな、と改めて考えさせられました。 正直、序盤の印象はそこまで良くないと思います。物語のスムーズな進行を阻むコテコテのキャラクタ造形や、謎の糸口が提示されても解決に向かわない流れが、自分は苦手でした。何より、大きな仕掛けがあると分かって読むと、序盤でいろいろ見えてしまうんですよね。なので「知らない状態で読みたかったなぁ」という思いと「知らなかったら気持ちが続かなかったかも」という思いが両方ありました。 しかしながら、環境音を利用した空気作りが上手く、キャラの掛け合いで流れが淀む寸前に話が進むバランス感覚など、確かな期待はありました。中盤以降、どんどん謎が膨らんでいき、いつ明かされるんだとじりじりしながら読み進めた結果、度肝をぶち抜かれました。 少しでも気になっているならプレイしましょう。3時間、プレイ前は長く感じますが、内容を考えるとあり得ないほどに短いです。ここまでの衝撃は市販のものを含めても、そうそうありません。 (ここから先は本当にネタバレが入るので、読み終えてから開いてください) @ネタバレ開始 上記の点が全部仕込み。 明かされた瞬間の全てがピタリと嵌まる感覚、そして内容を咀嚼してから、巧妙に計算された構成に痺れます。 「どんでん返し」で「双子」「鏡」と来れば「それ」しかないんですよ。鏡を見れない理由がどこにあるかも推測はできます。でも辿り着けなかった! イカニも君のクリーチャーという描写、そして御神体が出てきた辺りで、思考がファンタジーに流れてしまいました。 何よりも、自分はコテコテのキャラクタと掛け合いのせいで、いろんな要素を疑問に思わずスルーしていました。具体的には性的な距離感を「この作品はそういう世界だ」と納得していたのです。夏通とのボケツッコミのノリがなければ、ここの違和感はすごく大きいと思うんです。ギャルゲー感と伝奇感は見事な隠れ蓑でした。 主人公と兄の秘密を分かって読んでいても、上記が目くらましになって正体に気付けない。そして明かされた時に七榎の秘密に気が付きます。そこに思考から吹っ飛んでいた双子の要素がもう一回降ってきます。見せる謎と隠す謎の塩梅が絶妙すぎて、終盤は頭の中を整理しながら感嘆しっぱなしでした。 最大の謎の仕組みも、生まれた理由から拒絶する理由からそちら側になる理由から、全てが重なり合って強い納得感があります。振り返ると御神体が何重にも意味を持ってくるのもすごい。そして「この物語があったからこそ登場人物がみな幸せになる」というのが、結末として本当に素晴らしいと思う次第です。 ちなみに「なぜ物語がまっすぐ進まないのか」という疑問に対しての「主人公のために必要でキャラがそう仕向けていた」という解答は実に鮮やかでした。油断していたので綺麗に掌の上で踊らされていました。 孫のキャラクタも光っています。彼女自身には何も秘密がないのに、他の性格設定では成り立たない。 感想をどこまで書くか、かなり悩みましたが、この手の話を書く時は「読み手にどう読ませるか」を意識すると思うので、「自分はこう読みました」というのをそのまま感想として残します。自分でもどんでん返しを書いた身としては「こりゃ勝てねぇ!」と笑うしかありません。 @ネタバレ終了 1つだけ、タイトル画面の弱さが勿体ない。ここで敬遠されているのではないかと心配になります。 以上、天晴れでした!
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怠惰な天使は夢を見る自分が白い集団の中にいて、 ある日、気が付くと自分が黒や灰色に変わっていたら、その時どうするのか……? そんな深いテーマが描かれた作品です。 ダークな世界観が好きな方に特にオススメです。
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飛びたいのシリアスな空気と個性あふれるユーモアが絶妙に共存している作品ですね。 選んだ選択肢によって、その後の展開がまったく違うテイストになるのが魅力的です。 ダーク展開なのか、鬱展開なのか、ハイテンションなのか、それともギャグなのか…… そのどれでもなくて、すべてが共存しているような不思議な魅力をもった作品だと思います。
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鑑賞する世界ゲーム全体を使った大胆な演出が特徴的な作品です。 エンディングは1種類ですが、途中の選択肢による展開の分岐はいくつかあります。 それなのにどうしてひとつの結末になるのか……それは実際にプレイして確かめてみてください。
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不死身の英知SFローファンタジービジュアルノベルとのことでしたが、他の方もレビューでおっしゃっていらっしゃる通り、映画を一本見てきたかのような感覚でした。 物語が一つ進むごとにハラハラさせられて続きが気になり、文章が読みやすく引っ掛かりなく読めたのも相まって、あっという間に読み終わってしまいました。 分岐はなしと概要に書いてあるのに、選択肢でもかなりドキドキしながら選んでいたように思います。プレイ中に奥歯を噛み締めていたようで、エンディングが流れ出した時にようやく『あ、奥歯痛い!』となったくらいでした。とっても面白かったです! そして、キャラクターたちがLive2Dでめちゃくちゃ動くことにびっくりしました。演出の良さと相まってとても臨場感があり、生き生きと感じられました。 二人にはとにかく幸せになってほしいなあと思っています。とにかく2人が幸せだったらもうなんでもいいから早よ幸せになってくれ(大の字)という気持ちでした……! 素敵なゲームをありがとうございました。今後のご活動も応援しております!
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みちそう!タイトルとイラストに惹かれてプレイしました。 始まりは普通の出会い…なのに!設定と言うか、発想?がおもしろくって大好きです! 明日子ちゃんは真っ直ぐだし、ジンさんはいい人だし。 これから先を応援したくなる二人でした! あと、絵柄が大変好みです!! 楽しい作品をありがとうございました~!!