SF・ファンタジー
7055 のレビュー-
泣けない兎番外編を遊んでからの本編スタートとなりました。 バッジ3つ取得できました。面白かったです! 読みやすくきれいな文章に美しく個性的なキャラクター、荘厳な音楽などが物語をひきたてており、世界への没入感が高かったです。 @ネタバレ開始 番外編をさきにプレイしたことで、はじめ主人公の願いをはねつける彼らの気持ちも理解できてしまい、複雑な気持ちで物語を追い続けました。 セツカちゃんのシーンはとくにつらかった……。 最終的に、主人公の強い思いが届いてよかったです。 シリアスな場面ばかりでなく、肩の力を抜けるようなシーンが合間にあったのもよかったです。 どのキャラクターも素敵ですが、一番好きなのは番外編と同じくセージ様です。 自由探索時には彼を探しまくりました。 トイレに行かない発言も拝聴いたしました! また、驚いたのが秋仁くんENDです。 こちらは森に行かなかったルートでしたが、秋仁くんが抱いていた気持ちをはっきりと知ることができてよかったです。 バッジタイトルを拝見した時、孤児院での言動が色々と思い返され、胸がぎゅっとしめつけられました。 このENDでは主人公の願いはかなわないけど、秋仁くんの願いはかなうんだなと思うと、なんだか切なくなってしまいました……。 @ネタバレ終了 続編もプレイさせていただきます。 素敵な物語をありがとうございました!
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Kallipolis展開が早く振り落とされそうになりましたが、スピード感があって良かったです。まさかの6次産業がテーマという独特な作品でした。壮大なお話…!
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泣けない兎2これで、終わった!と思いきや、取り逃したバッチを 探していると・・・あれ、まだ隠されたストーリーが・・・。 色んな意味ですっっっごいボリュームのお話でした。 @ネタバレ開始 シーラ様は味方にすると心強いけど 敵にすると恐ろしいタイプの神様ですね。 白夜くんについては 「もう何も考えないで子供らしく居てくれ・・・ 幸せになってくれ・・・。」と読んでいて常に思っていました。 切ない・・・。 @ネタバレ終了 1話からのプレイ推奨だったのに、2が気になりすぎて 先に手を出してしまいました。すみません。 また、時間をつくって1話と番外編の方も読みたいと思います。
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パーソナル・スペースまずは「秀逸なタイトルだ」と思いました。個人的空間(想像力)と個人的な「宇宙」、そしてイディオムとしての「パーソナルスペース」の意味が物語の随所に効果的に使われており、説得力のあるタイトルであると感じました。 本作はSF作品となっており独自の設定も多く盛り込まれていますが、無駄に難解な表現を用いないので読みやすく、また主人公が適宜情報をまとめてくれるのですんなりと設定を理解することが出来ました。 とはいえ開示される情報の時系列がばらばらなので序盤はよくわからないのですが、演出やシナリオに引き込む力があったのでまさしく「点と点が繋がる」瞬間を待ちわびながら読み進められました。 「パーソナルデータ」の主人公であるシロエちゃんには凛とした意志と強さがあって、まるで軌跡を一直線に伸ばし輝く星のようであると感じました。 そんな風に彼女を形成していったのは間違いなくクロハくんであり、彼の優しさと知的探求心にはとても好感が持てます。そんな2人が惹かれ合う様に温かい感情を抱きました。 また、ラズリちゃんの性格がからっとしていて良いなと思いました。個人的に口調が好きです。 @ネタバレ開始 シロエちゃんとクロハくんの生い立ちや立場からして、きっと浮かばれない恋であるだろうと感じていました。 それでもお互い懸命に目的に向かって努力する様に応援したい気持ちが募りました。 ストーリーの終盤、主人公(クロハくんの子孫)を「クロハ」と認識し嬉し涙を流すシロエちゃんの姿には胸が震えました。 美麗なスチル、選び抜かれたBGM、上手く思考が出来なくなってしまった状態でもひたむきに言葉を紡ぎ感情を吐露するシロエちゃんのセリフ、それら全てが的確に私の心を射抜き涙腺を崩壊させるには十分すぎるほどでした。 「シロエとクロハ」として巡り合うことは出来なかったけれど、クロハくんがシロエちゃんを「死んだ」とみなし新たな関係を築いていったようにシロエちゃんも疑似的でもクロハくんと「再会」出来たことがある種の「終着点」となり彼らの想いは浮かばれたのではないかと思わずにはいられません。 @ネタバレ終了 エンドロール時に、広大な宇宙も小さな「点」から始まり、それが無数に繋がることで世界は出来ているのだと自分が生きているこの空間に思いを馳せました。 一時間ほどで読み終わるコンパクトな作品ですが、この作品とともに過ごした時間以上に心に残るものの多い美しく素晴らしい作品でした。 素敵なゲームをありがとうございました!
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日替わり?!レアガチャ勇者様~明日はもっとレアな勇者様がでますように!~ものすごく動く!すごい!!変わった設定が面白く、お話のテンポもよくとても楽しく遊べるゲームでした。キャラの動かし方など工夫されていて本当にビルダーとは思えない…。ザッハちゃんかわいい!ありがとうございました!
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おしまい少女使用されている曲がとてもきれいでどのシーンにもピッタリでした。 特に文字が舞い上がるところは映像も曲も美しく見入ってしまいました。 また少女が動くことに驚きました!自然に動いて本当にお話をしているようです。優しく背中を押してくれるようでしたね。 素敵なお話をありがとうございました。
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泣けない兎 短編集本編は未プレイなのですが、神に仕える登場人物たちのエピソードの一つ一つが濃く、この世界観をもっと堪能したいと思える短編集でした!登場人物はほぼ人間ではないのですが、非日常感がありながらもどこか親しみのある会話がとても面白かったです。 @ネタバレ開始 個人的に、声を出せないイリスが花言葉を使って会話しようとするシーンが特にお気に入りです。しょっぱなから凄惨なシーンから始まった分、後半の会話にはとても心温まりました! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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残り1分! 魔王城!タイトル通り、1分で何かしらの決着がつく物語。僕は15分ほどで全てのエンドを回収できました。色々と突き抜けた楽しい作品だったと思います。 @ネタバレ開始 度重なる爆発オチに、笑いを禁じ得ませんでした。1個目の選択肢を「ズボンを脱ぐ」としたのは英断だと思います。オチとしては「壁を切りつける」エンドのテンポが好きです。 ありがとうございました。
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おしまい少女淡い色合いが素敵な、心温まる作品でした。 プレイ時間は短めですが言葉選びが良く、元気をもらえる作品だと思います。 Live2Dで動く少女が本当に目の前にいるようで、特に笑顔を作る時の動きが好きです。 動画の文字の演出もとてもよかったです。 ありがとうございました!
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蝶塚 -昆虫標本慕情-蟲にまつわる深いお話でした。蟲の生き方について深く考えたことはなかったので、そういう考え方もあるんだなあ、としみじみ感じました。2人のコレクターが登場しますが、同じコレクターでありながらも蒐集する目的が少し異なっている点も面白いなあと思いました。また、蟲に関してはあまり詳しく知らなかったので、生態などの知識も大変興味深かったです。素敵な作品をありがとうございました!
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旅人とほのぼのカフェ30分ほどでクリアできました。 かわいらしくてほのぼのとした優しい世界で、とても癒やされる空間でした。 お話は絵本のようにあたたかい文章で紡がれていて、読んでいると子どものころにかえったような懐かしい気持ちになれました。 @ネタバレ開始 ハイイロさんについては、ひとごとではないような、なんだか身につまされる思いでした。 彼が本当の名前を思い出せてよかったです(涙) @ネタバレ終了 素敵な物語でした。ありがとうございました!
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青い翅の蜘蛛蜘蛛と蝶の、絵本のような物語。 やさしい音楽とページをめくる音も雰囲気があって良かったです。蜘蛛、かわいそうだけど今まで普通に蝶とかを食べてたんだよな…と複雑な気持ちになったり。ラストの青い空が綺麗でした。
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ヤドカリ『ヤドカリ』普通のヤドカリでは無いとは、他の方のコメントで知っていましたが、なるほどとなりました。こういう特殊な設定を考えられるの凄いです。 @ネタバレ開始 くそぉ、可愛い女の子にモテモテなの羨ましいぞ!!って思ってましたが、一部の生き物にモテモテなだけであった。頑張れ。てっきり、えみちゃんもヤドカリだと思ってたのですが、ミスリードでした。……ということは、えみちゃんだけは純粋に好きでいてくれたのか……今は新しい恋に目覚めたようだけど……(笑) @ネタバレ終了 王道ノベルゲーム。文字だけなのが逆に想像を掻き立てられます。美優さん美しいです。まさかの唐突な飯テロに非常にお腹が減りました。大食い女子はいいぞ。一緒にラーメン屋さん巡りしたいです。 楽しませていただきました!ありがとうございました!
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日替わり?!レアガチャ勇者様~明日はもっとレアな勇者様がでますように!~一時間ほどでクリアいたしました! キャラクターが動いたり派手な演出があったりと、 次々と繰り出される技術力にの高さに敬服いたしました。 ティラノビルダーって、こんなに色々できるんですね……! ファンタジー世界に召喚される勇者様が実にパンチのあるキャラクターで、主人公たちとの絡みもノリがよく、とても面白いお話でした。 @ネタバレ開始 勇者様の変貌ぶりがすごすぎて紅茶ふきました。 かっこいいンゴ……! 最後にデレたザッハちゃんも拝めてありがたかったです。 クリア後の展開は……続編があるということなのでしょうか? またパンナちゃんたちの冒険が読めたら嬉しいです。 @ネタバレ終了 楽しい時間をありがとうございました!
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ヤドカリものすご〜く楽しい1時間でした! 主人公の綾斗くんと親友の羽鳥さん、幼なじみのえみちゃん、男友達の伊澤くん この4人の学園生活が和気藹々としていて、こんな感じの高校生活最高だな〜と思いました。特に羽鳥さんとえみちゃんによる綾斗くんを巡っての三角関係が可愛い! 楽しい! いや〜良いラブコメですね〜青春万歳!とほのぼのした気分から、タイトルであるヤドカリの意味を知ったことで忽ちオカルトミステリーへ……(いや…死体発見したり、夢の内容が何かありそうだったり、そもそも選択肢ミスると主人公がお陀仏だったりと不穏ではありましたけど) @ネタバレ開始 伏線の張り方がとても上手くて、大食い羽鳥さんの色々と凄いスペックに途中で明かされる過去、えみちゃんのイメチェンや傷など前半で描写された登場人物の特徴がかなり怪しく思えてきました。 犯人…犯ヤドカリの正体はかなり意外でした。ごめんねえみちゃん…告白してきた時、絶対殺されると思ったよ… 最後は羽鳥さんが格好良く解決してくれて良かったです。ずっと昔から見守ってくれたのが健気で好きです。3人仲良くこれから楽しい学園生活を送ってほしいな。 一方で伊澤くんはかなり可哀想ですね。部屋の中の本は元の彼のものだと思うので、オカルト好きは本来の気質でホームページを製作したのも本物だと考えているのですが、よりにもよってあんなことになるなんて…… 願わくば彼も助けたかったなって…… 立ち絵はありませんが、何分登場人物が個性豊かですから生き生きと動き回っている姿が想像できました。特に羽鳥さんがかなり魅力的で、大好きです。かっこかわいい BGMの使い方も面白かったです。店に入る時のとか しかしヤドカリみたいな生物がいる世界、多分綾斗くんはこれからも苦労しそうですね… @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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泣けない兎 短編集シリーズ初プレイでしたが楽しめました。 サムネや作品説明で感じていた期待通りの美しさと重厚感のある内容だったので、ピンときた方はまずはプレイしてみるといいと思います。 短編集から入って興味を持ってもらうというのは良い手法ですね。本編も力を入れて作られているようで、是非プレイしてみたいと思いました。
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泣けない兎 短編集クリアいたしました。泣けない兎シリーズにふれるのははじめてです。 文章、キャラクター、演出、音楽など美麗で魅力的な珠玉の物語が、いつつ収められていました。 @ネタバレ開始 どのお話も情感あふれる文章でつづられていて、心をかき乱されるような悲しみや苦しみ、痛みにあふれていました。 ですがだからこそ、残されたものを大切にしようという彼らの気持ちも伝わってきたように感じます。 辛い目にあってきたぶん、これからの彼らの人生(神生?)に幸せがきてほしいと祈る気持ちです。 どのお話も素晴らしかったのですが、特に印象に残ったのは花言葉で話すイリスさんとシオンくん、セージさんとシオンくんの義兄弟の絆、そして悪魔の最後まで悲しい物語です。 @ネタバレ終了 もっとシーラ様をはじめとした、神様たちのことを知りたくなりました。 他の作品もプレイさせていただきます。 素敵な物語をありがとうございました!
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飛びたいのエンディングのバラエティに富んだゲームでした。幼い主人公が「飛びたいの」としか喋らない謎の女性の手助けをするところから現れる選択肢で物語が色々な方向に変化します。 短編ですが、いろんな展開が楽しめるので時間以上の充実感が楽しめました。エンド毎の雰囲気に合わせた1枚絵が凄い! 多彩! 特にデフォルメのイラストが可愛くて好きでした。 選択肢の中には、おいおい絶対に無理だよ無茶言うな……みたいなものもありますが、主人公の無邪気さと女性の嬉しそうな笑顔を見ているとそれもどうでも良くなって2人を応援したくなりますね…… 上記のような微笑ましいものもあれば主人公の悪気のない行動に薄ら寒さを覚えるようなホラー展開も。君のその無邪気が怖い 女性の正体がわかる正規ルート?では綺麗なBGMも影響して心が洗われたような気分になりました。 素敵な作品をありがとうございました。〇〇のって言葉遣い、個人的に滅茶苦茶好きです。かわいい。
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残り1分! 魔王城!選択肢の数う!!!と突っ込まずにいられない大量の選択肢、どう足掻いても爆発なのではというほどに爆発エンドに行きつき途中から「こうなったら脱出選ばずに全部爆発エンド見るぞ」という謎のやる気に走りました。 大変楽しめましたありがとうございます。
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残り1分! 魔王城!大ピンチな状況で突然現れる大量の選択肢に混乱しました。こんなに爆発オチがたくさん見られるゲーム初めて…!最初に普通に逃げ道を探したら怒られました。笑