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7905 のレビュー
  • 腐った果実 ‐Rotten Fruit-
    腐った果実 ‐Rotten Fruit-
    とても美しい光景と心象風景でした。素敵な物語をありがとうございました。
  • 雨音と自動人形 結(むすび)
    雨音と自動人形 結(むすび)
    プレイさせて頂きました。 盲目のアンドロイドというパワーワードに惹かれてプレイしました。 彼女は何故盲目なのか、その謎が物語を進める中で徐々解明されていきます。 予想を超える展開が待ち受けており、そして感動しました。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 雨の袂
    雨の袂
    主人公の男子高校生と、主人公に対してちょっと態度の大きい後輩女子。 「似た者同士」の二人の、くすぐったいくらいの距離感が心地よい物語です。 繊細なテキストによって、しっとりとした雨の空気が丁寧に表現されています。 背景と文字を効果的に使った演出が、印象的な作品です。
  • 暗がりビオトープ
    暗がりビオトープ
    (通常コメント欄に投稿したものと同じ内容をフェス専用コメント欄に転記しています。ごめんなさい) 世間からこぼれ落ちてしまった子供「ユーキ」が、90年代のゲームセンターに居場所を見出して成長していく様子を抑制のきいた演出で描いていて、えらいグッときた作品でした。色味を抑えた背景とシルエットの登場人物グラフィックがすばらしい効果をあげています。 主人公の境遇はかなりのどん詰まりですが、そこに少しづつ光が差していく様子の書き方がとても丁寧で「ああ、こういう素敵な居場所が人生のどこかにはあるものだ」と信じさせてくれました。 世知辛さの描写とやさしさのバランスが絶妙で、ユーキの住む世界がとてもリアルに感じられます。 @ネタバレ開始 (家庭訪問に来た担任教師の言動 「この時代はケロッとこういうコト言うのもまかりとおっていたなぁ」 と思いました。短いシーンでどぎつくはないのに、時代の空気とユーキの閉塞感を表す名エピソードだと思いました) @ネタバレ終了 「泣ける~!」というより一人暖かい飲み物を淹れて、もう会えないけれど感謝を伝えたい誰かを思い出すような「じ~ん」感でした。とても好きな一編です。素敵な作品をどうもありがとうございました。 @ネタバレ開始 ・ヒジリサワさんのスパダリっぷりすごくないですか。彼もうアジャリサワさんでいいと思います ・ユーキが女の子とわかる展開、うまい…!とうなりました。 そして「ゲーセンの客みんなが男子と信じて疑わないような女子」が長じて中学生になる頃に「ここにいりびたるな」と諭すサクラバさんの大人の分別よ…。 こちらのコメント欄での人気っぷりも納得! でもカノジョは別れて正解こういうイケメン!  ・TIPSを「うんうん、そうそう」と読ませていただきましたが、こちらで「よく知らない時代ですがTIPSが親切で楽しかった」というコメントをあまた拝見しウッとなりました。楽しいTIPSありがとうございました。ウッ。 @ネタバレ終了
  • 君を殺す日
    君を殺す日
    なぜ彼女が死にたがっているのか分かりませんでしたが、後半の方でその真相が明らかにされてきます。 それが予想外の理由で驚かされました。 その彼女に寄り添う悪魔くん(主人公)も真面目で優しくて、キュンとなりました。悪魔らしくはない…w いい意味で普通ではない感動的な作品に出会えてよかったなぁと思います。
  • 君を殺す日
    君を殺す日
    悪魔さん良い人すぎんか? 先輩悪魔も良い人だし、つまり悪魔は良い人!! じんわりしんみりする良いお話でした! この後芽乃ちゃんがんばってほしい!
  • 花枕(第一章~第二章)
    花枕(第一章~第二章)
    美術館博物館図書館科学館大好き好き好き!!と文字バフで攻めるくらい芸術文化が大好きな私にとっては、冒頭の美術館のくだりから既に心鷲掴みのとても素敵な物語でした。 @ネタバレ開始 窓際の蜂子さん(鍋の具さん)が「下から読めばトイレかよ」と本人を前にギネス級パワーワードを世界に放った時点で、私はこの子に落ちました。 始まるようで始まらない、縮まるようで縮まらない……なのに、確実に始まっているし、縮まってもいる二人の距離がとても心地よく、シナリオ担当の津久井さんの独特の文章の書き心地がいい感じに二人の身も蓋もない押収やウィットに富んだやり取りなどを盛り立てて、スルスルと読めました。 全てが大団円……と思いきや、突如として語られるシナリオライターのテヘペロ☆事情が出てきた時は、それまでほっこりしんみりしていた私の心が笑いに引き戻されるという怪奇現象が起き、その後のタイトルのイラストに繋がるストーリーでクスリと笑いました。 そして今作の「花枕」は漱石さんとも交流があった正岡子規さんの同名作品と関係があるのかなと思いました。 花枕には少女との出会いが書かれていたので、水菜さんと少し重ねていました。 私程度の浅学では気づけないところですが、日本の文学作品に詳しい方なら、このあたりはピンと来て本作を別の角度からも作品の骨の髄まで楽しめるのかなーと、そのあたりが気になっています。 読んではいけないほうのRead meを読んでしまい「な、なにー!? 如薤上露!? これは覚悟して読み進めていく物語なのね…!?」と今からドキドキしつつ、ナマモノとして首を長く長く、にょーんと伸ばしてお待ちしております。 @ネタバレ終了 こちらはシリーズものということで、続編を楽しみにしています! ありがとうございました!
  • 自分をいじめていた魔法少女のマスコットに 生まれ変わってしまった話
    自分をいじめていた魔法少女のマスコットに 生まれ変わってしまった話
    キーホルダーのマスコットになった挙句、一日の終わりに自分をいじめていた女の子と共同生活をスタートする―――これなんて地獄?と思いました。まる。 いじめの内容が結構な壮絶さでしたが、マスコットになってしまうまでのやり取りなどは軽快なテンポで進んでいくので、スルスルと読めました。そうですよね、今時、神様なんて特にお忙しいですよね。 魔法少女の姿になったいじめっ子に不覚にも可愛いと思ってしまいましたが、不屈の精神を持つ主人公こそ最強でした。 これから先の人生で、主人公はどんな逆境も跳ね返していけるといいなと思います。 いわゆるエピローグに当たる部分のストーリーは、主人公の意志の強さが感じられて、「頑張れ主人公!」と応援したくなりました。 最後の最後のあの一コマ……もしかして、今後主人公も?と思いつつ、素敵なゲームをありがとうございました!
  • けもがたり ビューティフルライフ
    けもがたり ビューティフルライフ
    選択肢のない、まっすぐなノベルゲームです。 絵が可愛いのと、ケモノたちが可愛すぎるのとで あっという間に駆け抜けました。 アルもうるんも素敵すぎる♪ 私も住みたいです、この世界♪ 心があったまる楽しい作品を作ってくださり、 ありがとうございました!
  • 暗がりビオトープ
    暗がりビオトープ
    とても良かったです!自分もゲーセンに通ってた時があったので思い出しながら読んでいました。自分が通ってた頃はすでに格ゲーも下火で人も少なく、それでもゲーセンに染み込んでいるタバコの匂いや空調の効きすぎなところなど懐かしかったです。 デザインがとてもオシャレでレトロと今を融合させた素晴らしいデザインだと思います。人物は影の描写なので表情がわからないのですが、シンプルなそれでいて確かな表現力で十分補完できました。 ストーリーは短編でありながら早急な印象はなくじっくりと楽しめました。 @ネタバレ開始 幼いユーキがぶっきらぼうでもどこか優しいサクラバ、そして母を思わせる優しさで接するミホに懐く過程が微笑ましいのと同時に切なく、とくに3人で動物園に行ったところは幸せとこの後の別れを予感して苦しくなりました。サクラバとミホとの突然のお別れに、そんな日がくるとはわかっていましたが悲しかったです。なのであとがきのミホの項目にサクラバの後ろにはミホが立っていると想像してもOKとあったので早速想像して幸せ補完しました! @ネタバレ終了 素晴らしいゲームをありがとうございます!
  • お嬢様学園のウラテミス
    お嬢様学園のウラテミス
    しっかりと書かれた作品説明と、全くキラキラしてない主人公のビジュアルに「めっちゃ面白そう!」と、飛びつきました。 そんな主人公の山田るりちゃんが、もうとにかく凄い! 好きすぎる!! そして期待通りにクオリティーが非常に高い作品でした! ストーリー分岐の内容も勿論素晴らしいのですが、さらに「あ、これ後に見た方が良いルートだった…」に陥らずに済むシステムもあって、しっかりと堪能できました! @ネタバレ開始 杏珠さんの危機にぶち切れるるりちゃん。めちゃめちゃカッコ良かったです! しびれました! 暗いオタクでド変態なところも好きですし、そして実は凄くてやるときはやるのが堪らない! ああ、るりちゃんの愛が語りつくせない! そして気になるラスト、生徒会長の謎行動。続編に期待していいんですかね? よろしくお願いします! @ネタバレ終了 大好きなるりちゃんのファンアートも描かせていただきました。素晴らしい作品をありがとうございました(*´ω`*)
  • Lost USB Memory
    Lost USB Memory
    コメディタッチで幕を開けますが、最後まで読むと心温まる物語でした。 全てのキャラクターがしっかり描写されており、とても印象に残ります。 もちろん、小田切君がずば抜けています(笑) 素敵な作品をありがとうございました!
  • ウソからはじまる物語
    ウソからはじまる物語
    3つの「嘘」のお話。 テーマ的に同じ感じのお話になるんじゃ…と思ったらそんなことは全くなく、様々なパターンの「嘘」が使われていて面白かったです。いろいろな人間ドラマが見られました。 何より文字が大きくて読みやすかったです!文字が大きいのは良いことなので…
  • けもがたり ビューティフルライフ
    けもがたり ビューティフルライフ
    けものと人間が共存する、ちょっと不思議(?)な世界のお話。 村瀬くんと内田くん、アルとうるん、二人と二匹の関係がとてもほっこりしていて、終始にこにこ顔でプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 進路について、出会いについて、弱みを相棒に相談する所はしんみり。ですが、ケンカするほど仲がいいと言いますもんね、よかったよかった! @ネタバレ終了 アニメみたいに楽しい設定とお話だなー、と感じました。 もっと続きを見たくなる、そんな作品でした!ありがとうございました!
  • 世界を破壊する魔法
    世界を破壊する魔法
    読み進めるごとに心に生傷が増えていくような、あまりに生々しく痛々しい作品でした。 かわいらしいイラストが豊富で、表情がとてもよく描かれていて物語に没入することが出来ました。 文章も情景描写や主人公・鴉の見ている世界がよく描かれていて、長さを感じないほど惹き込まれました。 「世界を破壊する魔法」という言葉のイメージがプレイ前とプレイ後でこんなに変わるとは思いませんでした。 @ネタバレ開始 平野がひたすら怖かったです。 世界を、ヒカルを守るため鴉ちゃんが平野達に立ち向かったシーンは、とても印象に残りました。 「おお……!」と思う反面立ち向かう方法があれしか思いつかなかった辺り悲しいです。 残酷な世界の中で、納得するしかない残酷なラストでした。 最後の鴉ちゃんのセリフと綺麗なイラストが救いのように思えましたが、やはりとても悲しかったです。フェアリーハートはいないんだ……。 @ネタバレ終了 とても言葉では伝えきれないのですが、退廃的で冒涜的で背徳的で、大変面白い作品でした! ありがとうございました!
  • 君を殺す日
    君を殺す日
    悪魔が本当に真面目でした! 悪魔の通う学校らしく?校則が物騒で笑…えません…! @ネタバレ開始 そんな感じなので先輩悪魔が出てきた時に(ボロクソ言われると思って)身構えていたんですが、めちゃくちゃいい悪魔でした。後輩想いのいい先輩! 旅行に行ったら、徐々に心を開いてくれる芽乃ちゃんがかわいかったです。特にアイスのくだりが好きです! 過去の事については悪魔の言う通り、生きて償う方法もあると思います。両親と縁が切れますように…! @ネタバレ終了
  • 君を殺す日
    君を殺す日
    悪魔さん良いやつ!先輩悪魔も短い登場ながら良いキャラですね! 悪魔さんが最後まで一回もイラストで登場しなかったのが残念なような、自分の妄想で補完できるところがいいような。 悪魔さんがしゃべるシーンはほとんどないのですが、芽乃ちゃんが一方的にしゃべってる感じはせず、ちゃんと二人で会話をしてるように見えました。悪魔さんの情報たまに出てくる心のうちと芽乃ちゃんと先輩悪魔の情報しかないのに、この短いお話の中でどんな人物なのかが明確にプレイヤーに伝わるのはすごいですね。 @ネタバレ開始 デートに行ったときの一生懸命な悪魔さんにキュンとして、芽乃ちゃんの恥ずかしがる姿にキュンとしてました。最後に今まで「」でしゃべったことない悪魔さんが自身の言葉で芽乃ちゃんを説得し一緒に生きていくという決意までの流れが素晴らしいです。二人のこれからの幸せを応援したい! @ネタバレ終了 素敵なお話をありがとうございます!
  • お嬢様学園のウラテミス
    お嬢様学園のウラテミス
    個性あふれる登場人物たちが繰り広げる、少し変わった学園もののお話です。とてもおもしろい作品でした。 るりちゃんの癖があまりに強く、それだけで物語に引き込まれていく感覚がありました。冒頭からぶっ飛ばしていて、通して楽しく読むことができました。 @ネタバレ開始 一番好きなシーンは、終盤の杏珠さまが峰岸さんにぼこぼこにされるところです。自分の過ちと向き合って、逃げずに謝り続ける杏珠さまが、かっこよかったです。るりちゃんも言っていましたが、このシーンで私も、杏珠さまを身近な存在に感じました。ノーマルやバッドで恋愛の描写はありましたが、それでもまだ、どこか雲の上の人という感覚があって、杏珠さまは、恋愛やそれらしい概念をなぞっているだけのようにも感じていました。しかし、自分の弱さ認めて、高嶺の花から降りた杏珠さまを見て、一気に人間らしさを覚えました。杏珠さまも、個性あふれるみんなとおなじく、ちゃんと血の通った人間だったんだなあと感じました。 登場人物については、会長が特に好きです。愉快な方でありながらも、会長の立場としていろいろと考えを巡らせているのが好みでした。冒頭でるりちゃんが杏珠さまに見にいっていたのを見習って、私もみちる会長のおでこを拝みにいかねばと思いました。 あと、宮下を撃退しているときの『”あたしの”杏珠さまにっ! 触れるなー!』や、突入シーンでの『スマホが腐る〜。』などの発言はめちゃくちゃ笑いました。( ^∀^) また、イラストが豊富で、視覚面での満足度も非常に高かったです。 @ネタバレ終了 とても楽しい作品でした。 ありがとうございました。
  • すいれん
    すいれん
    静かな優しさが感じられるお話でした。 エリちゃんが悲しんだり怒ったりするのではなく、レンくんの未来を想っているような描写が美しいなと感じました。 レンくんはレンくんで、スイレンの事をこれからも大事にするのだろうな……。 「ニンファエア」がわからず、花言葉を含めて調べました。 作品に合っていて、なんだか腑に落ちました。 素敵な作品を、ありがとうございます。
  • 君を殺す日
    君を殺す日
    ムーディーな曲に乗って、 「真面目な」悪魔と芽乃ちゃんとのやりとりが テンポよく進んでいくかと思ったら、 リズムの良いパーカッションが入ってくると、 選ばなければならない道が二つ。 最初は「お望みの結末」に辿り着きましたが、 二回目は、もう一つのエンドにも到着しました。 これが、トゥルーエンドかな? トゥルーエンドでわかる深いテーマを 軽妙な会話とテンポで進めて、 最後は本当にあたたかい気持ちに させてもらえました。 悪魔さんと芽乃ちゃんが 幸せでありますように! 素敵なゲームを作ってくださり、 ありがとうございました♪