ドラマ
9246 のレビュー-
HoodMaker_DL版とても面白かったです。 プレイを始めると「なんか想像してたのと違うな」という感じがありますが、最終的にはそれも含めて楽しめました。 良い作品を作ってくださりありがとうございました。 @ネタバレ開始 現実と作中の境界があいまいになり、ゲームの中のキャラが製作者を覗いたり、プレイヤーに語りかけたり、私が私を見つめていたり、そういうのがエモかったです(語彙力不足)。 またそれら第四の壁をトリックとしてではなく、演出して使ってその先を表現したのも個人的に好きなポイントでした。 @ネタバレ終了 -
ナニシテモイイコTLでお見かけする度にその御姿が気になっていた女の子の世界に、ついに足を踏み入れました。 ナニシテモイイコになにをしてもいいと言われても、やっぱり触るのは躊躇われるのです…! ということで、初回はただ話すだけの人となりました。 @ネタバレ開始 本当に話すだけの人だったので、主人公は最後…でしたが、個人的にはイチコちゃんが自由になったからいいかーとハッピーな気持ちになった初回Endでした(おかしいプレイヤー) そして、2周目からはちょっと勇気を出してお触りモードしてみました。 イチコちゃんの頭しか触ってないのにエッチなお兄さん認定された瞬間は心がへし折れかけました…。 ごめん、頭部フェチとか髪の毛フェチとか頭蓋骨フェチじゃないよ…どんな形態であれ女の子の身体を触るっていうのがね、激しい抵抗感があるのです!! そして、頭を撫でていたらイチコちゃんからの提案で唐突なるスッキリコースへ進み、最後はなぜか狂愛じみたエンドへ…もしや、私、イチコちゃんを幸せにしてあげる才能がないのでは?と思い始めました(戦々恐々) さらに周回して、心を鬼にしてイチコちゃんを何度も殴ったら、無事に主人公が刺殺されてくれて本当によかったです…殴ってごめんね!こんなゲス殺していいよ!(※この時点では主人公の生い立ちを知らない)と思っていたので、むしろありがとうでした。 ここでエンドリストからエンド6の条件を確認したら「殴り続ける」とあって、頭を抱える事態に…! ゲームとは分かっていても、イチコちゃんみたいなかわいい女の子を選択肢の上だけでも殴り続けるなんて、抵抗ありすぎてオロロロ…!(吐くな そして、本当にオロロロロ(エチケット袋)な最後でした…三日目まででも殴っているのは辛かったのに(この周回だけ声をオフにしていました…痛そうすぎて…!)、その後の選択肢はさらにつらみでした。 主人公の生い立ちなどが明かされるエンドではありましたが、全方向救いがなくて、このエンドがあらゆる意味で圧倒的に一番辛かったです…。 End6で心がベコベコになっていたので、End2では癒されました…切なくて悲しいけれど、少なくともそれまでのエンドと違って二人の精神的な繋がりが今までで一番あったと感じられて、デートも楽しかったです。 End1はエンドクレジットが出てくる頃には「・・・」と暫し画面の前で呆然としていました。 イチコちゃんにかけられた呪いは主人公が背負って生きるには辛いことも多々あろうと思いますが、イチコさんが自らの命を懸けたとも言えるエンドなので、歯を食いしばってでも人生を歩いていってほしいなと思いました。 サブエピソード1が好きすぎてエモすぎて胃が3つくらい破裂しました…大好きです…!! @ネタバレ終了 とても重たくも切なく悲しく残る、心揺さぶられる物語でした。 素敵な作品をありがとうございました! -
ヨツバナサクラ~春へと紡ぐ雪どけの手紙~可愛い女の子たちが登場する本作ですが、メインは創作に関してのアレコレでした。 嬉しい気持ちや嫉妬する気持ち…創作につきものの気持ちが丁寧に描かれていて、創作に携わる人ならば「そうなんだよ!」と共感するシーンも多いのではと感じました。 @ネタバレ開始 主人公はその志の高さからか心をプライドの鎧でガチガチに固めている部分もあり、周囲の人に対して皮肉めいた言動や傲慢ともいえる言動もちらほら見えて序盤はちょっととっつきにくい印象でした。 ストーリーの中で創作のセオリーを守りながらキャラクターや物語を組み立てていこうとする部分などは「へー、こうやって作るんだ」と勉強にもなりました。 創作をする人は自分の創作方法などと照らし合わせて楽しめ、創作をしない人は「こうやって作っているのかー知らなかったー、そしてこんなことを感じているんだ…」と新しい世界に触れて楽しめる内容でした。 新藤さんの作品の書籍化に対して、主人公が「敗北」と使っているシーンのあとは見ていても「うん、それだと辛いだろうな…」と思う部分が続きました。 作品を自己顕示の手段とし、最強を目指すとなると…それは、生きるには息さえもしづらいだろうなと。 案の定、真っ黒な闇の中に墜落していく主人公に、どうなるかな、浮上するかな、吹っ切れるかな…という気持ちで見守りました。 最後は本編もTRUEも読後感よく爽やかに終わってとても良かったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました! -
A-lineプレイ中、自分の過去の失恋のことや、 青春時代に感じた思いが何度もリフレインされてきました。 それだけ、青春の持つリアルな美しさも切なさも醜さも、 繊細な言葉や演出の中に込められているのだと思います。 @ネタバレ開始 カセットテープという素材を使った演出が全てにおいて効いていて素晴らしかったです。 カチャという音、lo-fiな音質、A面とB面によって二つの物語が描かれるというストーリーテリング、どれもがこの世界に没頭させてくれました。 プレイ中、本当に心があらゆる方向に引き裂かれるように動かされましたが、特に環と日奈の物語は本当にすごかったです。 そもそも日奈がミナミに似ているということからすでに一抹の不安が煽られ、カセットを聴くときの、これから日奈が何を知るかをわかっているからこその緊迫感、そして、環が十数年間、本当にミナちゃんを好きでい続けているということの何とも言えない、まるで彼だけがあの部屋に囚われて世界から取り残されてそこにいるかのような悲しくも切ない、同時に共感できる複雑な感情…。最後のバージンロードで、彼は前に進めたのでしょうか。登場人物全ての未来の幸福を願いたくなるような、そんな素晴らしい作品でした。 @ネタバレ終了 -
マキの命の火クリアしました。短いのに壮絶な内容でした。淡々と美しい結末を迎えて、二人のためによかったなと思いました。すごく面白かったです。ありがとうございました。 -
すがれる4月とても素敵な物語でした。 亡くした彼女を忘れられない主人公に訪れる出会いと、それによってもたらされる心の変化が描かれているのですが、劇的な変化ではなく悩みながら一進一退する様が非常にリアル。切なげな表情で葛藤する主人公の姿に何度も胸を打たれました。 グラフィックや音楽などのセンスも良く、詩的な表現で心の機微を描いた繊細なシナリオとの融合も素晴らしかったです。抑えたトーンで描かれる絵がひたすらに美しい。 そして演出面もとても凝っていて、 @ネタバレ開始 それぞれのEND後のタイトル画面変化にはドキッとさせられました。特にEND1…! シナリオ面でも、TRUEエンドですら主人公の「彼女への思い」は変わらないという展開には驚きでした。ただ、痛みを抱えながらその日を待つという生き様は非常に主人公らしいというか、納得の選択だなと。 それに自分の思いを吐露できたことこそが、様々な出会いによって起きた確かな変化だと感じられる前向きな結末で良かったです。とても爽やかな気持ちで読み終えることができました。 が、何よりの驚きはタイトルの意味! 縋るの変形なのだろうか?などとお恥ずかしながら思っていたのですが、「すがれる」という言葉があるのですね。しかもダブルミーニングにもなっている?(おそらく)と気づいた時には膝を打ってしまいました。主人公が花屋であるという設定がここに活きてくるとは。 @ネタバレ終了 細部にまで仕掛けのある細やかな作りに感動しました。 またシナリオを読み進めるだけでなく、探索パートやお客様のために花を選ぶ謎解き推理に近い部分など、ゲーム性の高い部分もあり楽しかったです。 総じて完成度の高い作品でした。処女作でこのクオリティとは…本当に驚きです。次回作もあればぜひプレイさせていただきたいです。 -
燕に餞 -10 minutes to airplane fall-タイトル画像と「あと10分で飛行機が落ちるとしたら、あなたはどうしますか?」という一文が気になってプレイさせていただきました。 重い内容がありますが暗い気持ちにはならず、謎や考察、美しさや余韻等々、短い中に様々な良さがありました! @ネタバレ開始 私はEND1と4が特に好きでウルウルしちゃいました。 END6の美しさと余韻も好きです! @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました(*´ω`*) -
オレオレ詐欺の向こう側いいものですね。王道は。 ED2の潔さに笑い。 こちらはシナリオ関係ないですが、エンディングのロールで最後に惜し気に惜し気に「ペイント3D」がゆっくりと画面端に消えずに残ろうと抵抗しているさまに笑いました。 プレイした後とても気持ちがいいです。 -
マキの命の火何か壮絶そうだ……とビビりながらプレイ開始。 @ネタバレ開始 何!?そう言うことか……!とロボの話にビビりつつもどこか納得。 何かヤバそうな成分の気もするけど薬だよね? ひぃぃ!痛くなくてもこの音苦手……。歯医者っぽい怖さが! お、思い出が哀しい……お婆ちゃん……。 フルーツ缶か……食べたい。 過去に色々あったことが覗われる両者の会話。 絶望的な状況で紡がれるコミカルなやり取り。 あ、この症状は……! ロボーッ!(号泣) ありがとう、頑張ってくれて……! @ネタバレ終了 良かった、もっとグロ怖かったらどうしようかと思ってました。 切なくも感動的な話でした。 -
ヨツバナサクラ~春へと紡ぐ雪どけの手紙~とても面白かったです。 まずグラフィックがとても綺麗で、登場人物がみなそれぞれ個性があって可愛らしいです。イベントシーンで見られるCGもとても綺麗ですし、OPとEDでは動画も流れますが絵が綺麗なのでとても映えます。この動画のクオリティもとても高く、フリーゲームの中では確実にとても豪華な作品と言えます。 肝心のストーリーですが、とても骨太で硬派だと感じました。主人公以外のメインキャラはみな女性で言ってしまえばハーレム状態なのですが、主人公に見えているのは自身がラノベ作家で頂点を取る夢だけ。友達も彼女も不要、というよりも敢えて遠ざけるような態度を取る主人公はひねくれていてややとっつきにくいのですが、仲間認定した相手にはとても親しげで親切です。口だけでなく夢に向かってきちんと努力している主人公には冒頭から悪い印象はなかったのですが、ラストまで好感度はうなぎのぼりでした。 主題に創作を据えているため、物語の面白さの本質はどこにあるのか?と言った会話にもかなりの分量でされており、創作活動に身を置く者としてもとても楽しめました。物語の着地点も綺麗で読後感も良かったです。 -
日かげり日おろしひまつぶし独特な雰囲気に誘われてプレイしました。こういう和風な感じは好きです。田舎のちょっとしたホラー感もあって、とても楽しめました。 @ネタバレ開始 翌日も何かありそうな匂いをプンプンさせつつエンディング、と なかなかに憎い演出で続きが気になりました。 @ネタバレ終了 面白い作品でした。ありがとうございます! -
すがれる4月めちゃくちゃ良かったです、END3良すぎて泣いちゃいました -
悪くない仕事「悪くない仕事」 のどかな風景を眺めながら、のんびりプレイを始めました。 @ネタバレ開始 一週目で下を選択。 足に力を入れて…?まさか駆け寄って少女を掴んで母親に投げるのか!?と無茶苦茶な事を考えましたが、全然違いました…。脳味噌がバイオレンスでした。 「彼に通じる言葉を持たぬ自身を」で、え…?となりました。 もしかして、何か事故で亡くなってしまった車掌さんの相棒なのかなと。 相棒なのは間違っていませんでしたが、「まさか!!」と叫んじゃいました。 つまりは、私が想像できないほど素敵な物語でした。 文章や台詞の言い回しが心地よいです。あたたかい。 私も普段、長く使っているものに対して感謝の気持ちをもたねばな…と思いました。 @ネタバレ終了 素敵な物語、ありがとうございました。
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マキの命の火とても短いお話の中で、マキとロボの会話で今までどれだけの苦労をしてきたのかが容易に理解できました。 私は欠損好きなので引き込まれるようにみさせて頂きました。 @ネタバレ開始 マキ=薪 という連想が思い浮かんでしまいました。めっちゃ切なくなりました。マキちゃん彼氏いたのにな… @ネタバレ終了 ロボのちょっと人間味のある性格とマキちゃんとの会話がとてもよかったです。今の生活がどんなに恵まれているか、教えてくれる素晴らしい作品でした -
Coda.プレイしました! とても切ないお話でした。 少ない時間でもしっかりとしたお話だったので、心に残りました。 @ネタバレ開始 吹奏楽部の部員だからなのか、音階(っていうのかな…?)で表現してるのは面白いと思いました。 わかる人にはわかる表現で、声が頭に浮かぶようでした。 @ネタバレ終了 とてもいい作品をありがとうございました。 -
夜、気紛れ、明け方「夜、気まぐれ、明け方」 @ネタバレ開始 私はコンビニでのバイト経験が無いのですが、昔ミルクティーの少女と同じように、同じ時間、同じ商品を買いコンビニのイートインスペースで時間を過ごした事があります。 あの時の私も(理由は少女と違いますが)何かから逃げていました。 コンビニの店員さんは気付いていたのかなぁ…。 なんて、昔の事を思い出しました。 @ネタバレ終了 大人な雰囲気の、しっとりとした物語でした。 たまたま夜にプレイしましたが、更に物語に入りこめた気がします。 ありがとうございました。 -
オルタナティブ・マスカレード ~花飛の章~父親の謎の失踪、悪の組織、イケメン幼馴染。 キーワードだけでもワクワクしちゃいます!笑 これらが15分というプレイ時間にムリなく収まっていて、まるで1本の映画を観たような満足感がありました。構成が本当にお上手です。 @ネタバレ開始 主人公の周りを暗躍していた愁にぃは、きっとなんでも器用にこなせるだろうに、人を愛することだけは不器用だったのだと思うと、えも言われぬ寂しい気持ちになりました。 オルゴール調の曲が、アメージンググレイス、主よ人の望みの喜びよ、アベマリアと、全て讃美歌で彩られていることも印象的でした。 一体だれが何を、神に祈っているのか…… 愁にぃの壮絶な人生と、深い愛を想像すると、二人には違う世界線で普通の男女として出会ってほしいと切に願います(´;ω;`) @ネタバレ終了 二部構成とのこと、先にこちらをプレイいたしましたので、もう片方をプレイするのが楽しみです♪ 素敵なゲームをありがとうございました! -
すがれる4月仄暗くて憂鬱。だけど切なくて優しい素敵なお話です。 (いい意味で)心が辛くなりながらプレイしましたが、それでもすらすらと読める、惹き込まれる文章でした。 そして優しく儚げな絵柄のイラストも素晴らしく、枚数も豊富でどれも綺麗です。というか短編でこの枚数、並々ならぬ情熱を感じました……! たいへん素敵なゲームをありがとうございました! -
足の下が透視できる少年加賀地くんと誘拐犯のおじさんの話感動しました! なんて教訓の溢れた作品なのでしょう。短編にぎゅっと詰まった濃いストーリー。 絵本として発売されていてもおかしくない文学作品です。 @ネタバレ開始 生まれ持ってしまった少年と、持ってないおじさん。しかしふたりはいつしか名コンビに。 おじさんが次々持ってくる詐欺案件も、目立ちたくない少年の将来像もとてもリアルなお話を組み合わせて作られていて、身近に感じられるコミカルな教訓ストーリーでした。 おじさんは何も持ってないようで、多くの人が持てていない純粋な素直さを持っていて、気づけば少年にヒーローに担ぎ上げられちゃう憎めなさ。 おじさんがポロポロくるたびにちょっとウルウルきてました。 ふたりの日々をずっと見てたくなる、ずっとNHKで帯番組でやって欲しい、まさに文学作品!でした! おもしろかったあー!! @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました! -
あかねの空の向こう側

ゆうじん
SHIA
日向日影@文化系物書きVtuber
館山緑(granat)
かおり
雨宿りん
ききよ
龍海人@『異世界の大樹〜最初で最後の王〜』公開!
富井サカナ/DIGITALL
武内真(たけうち しん)
*마__
橋月
駅から徒歩3分
カツサンド
蜂谷
よあけのおばけ
ギガビット@ゲームつくるひと