ドラマ
8686 のレビュー-
君の生に、祝福を。生きることへの悩みについて、人は定型句で返してしまうものです。 この先生が返した答え、そしてひとつの価値観を持った生徒と向き合う姿勢はいいなと思いました。 短い時間ですけど、生と死について考えさせられました。 -
マイハハヒロシ君隠し事多すぎ! ま、お母さん怖いもんね。隠したくなるよね。 と、完全ヒロシ目線で楽しませて頂きました! 無事トゥルーエンドまでたどり着けたのでよかったです! 楽しい作品ありがとうございました!
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薫るは御舟、煤けた岸辺ピアノ未経験で賞を取ってしまった主人公の御舟くんと ピアニストになりたい幼馴染の颯馬くん。 共感出来る部分ありまくりで終始胸が痛いですが、 そこがリアルで面白い部分だと思います。 @ネタバレ開始 躊躇なく焼却炉に手を突っ込んだ颯馬くんがカッコよかったです。 御舟ちゃんが泣くシーンで 2人を取り巻く重たかった空気も少し解消された気がしました。 どちらのエンドも好きですが 強いて言えば「ピアノを弾く」方が 颯馬くんが吹っ切れた気がして、好きでした。 @ネタバレ終了 素敵な時間を有難うございました! -
夜、気紛れ、明け方誰かの人生の一部、その端を数メートルだけ遠くから眺めているような、あるいは切り取った断片をフィルムで見ているような物語でした。 この街のどこかにいる誰かの人生のほんの一瞬を見て、人生というのは様々な人とのかかわりで成り立っているのだと再認識しました。 主人公には主人公の悩みや喜びが、気紛れのあの子にはあの子の悩みや喜びが、明け方のあの人にはあの人の悩みや喜びが…それらが交錯して世界はまた今日という一日になるのだと感じました。 物語の構成が良く、読み終わった後はしっとりとした気持ちになりました。 ありがとうございました! -
僕は猫狂いです猫好きさんにはたまらない、どの猫さんをお迎えするかのチョイスゲームです。 なかにはちょっと外見が特徴的な「猫…?」な子もいますが、猫の無限の可能性を感じました。 @ネタバレ開始 個人的には化けにゃんが想定外に可愛くて、見た目は「ね、猫…!」という感じでしたが、意外とかわいくてお気に入りです。 他の子にし続けた先のハッピーエンドもとてもほっこりしました。 一度捨てられてしまっても、猫大好きな…猫狂いな主人公に迎えられて再び幸せに生きる姿にほっこりです。 子猫じゃなくなったから捨てるというあまりにも無責任な理由には愕然としますが、リアルでもきっとそういう人間はいるのだろうな…と思うと、生き物を飼うとはという視点でも考えさせられるお話でした。 @ネタバレ終了 すべてのエンドをサクサク見ることができる親切設計で、セーブ&ロードを駆使すれば10分もかからずコンプリートできました。 色々な猫さんが可愛かったです! ありがとうございました! -
ファースト・ヒロインこれは一風変わった乙女ゲー……というより、陰のある方々を幸せにし隊となり応援しまくるゲーム……? @ネタバレ開始 颯くんも生きて欲しかった……けど菜月くんを助けようとするあのスチルとても良かった……(神様が実は……ですが) 何度も繰り返して苦労していた輪くんと精神的に危険な双優先輩も何とかなってホッとしました。 超個人的にいじめは反対なので恐神が崖から足を踏み外す前にぶん殴ってでも更生させたい……(物騒) タイトルからして本当のヒロインは……ごにょごにょ もう主人公がヒーローとかキューピッドとかでも良くない?ダメ??? ループ風の演出、エラー風の表現や主人公の見る夢……映画の内容まで作り込まれていて面白かったです。 主人公を含め、全員が一歩踏み出せたようで何よりです。 @ネタバレ終了 楽しませて頂きました。 -
あなたの命の価値外伝 井畑沙希と児童相談所の話プレイ時間が1時間ほどとあったのですが、いざ始めてみればあっという間にクリアまで行ってしまいました。 テーマについての取材量はかなりのものだと拝見いたしました。 テーマに関する周辺知識がストーリーの脇をがっちり固めることで、よりリアリティのある作品に仕上がっており、プレイしながら居住まいをただしたものです。 その一方、いわゆるエンタメとしてのゲーム性も多分に含んだシナリオとなっていたので、とても面白かったです。 -
In the Bushプレイが終わった後の感想…「う〜ん…ヤンデレ。」 ヤンデレは好きな方なので、ヤンデレだなぁを感じられて満足です。 @ネタバレ開始 幸せになりきれないところが良いんだよなぁ〜! @ネタバレ終了 -
25時に復讐を。短く暗いストーリーのたった2つの分岐で綺麗に構築されたゲームで面白かったです。整然と切られた果物みたいで素敵ですね。ありがとうございました。 -
足の下が透視できる少年加賀地くんと誘拐犯のおじさんの話素敵なイラストに惹かれてプレイ。 @ネタバレ開始 加賀地くんとおじさん、腐れ縁のようにばったり出会いますがなかなか良いコンビ。おじさんを加賀地くんが(目立ちたくないから手柄を押し付ける形で)手助けするという構図だったのが、宇宙人の件でおじさんが必死に助ける展開が熱かったです! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました! -
則三角去四角(「花枕」以下シリーズ第二章)前作と同様に、文学的だけどところどころクスッと笑える独特な文体が魅力的でした。 前作から引き続き登場する水菜ちゃんに変化があり、新ヒロインも登場して賑やかになります。 @ネタバレ開始 水菜ちゃんがデレデレに豹変してビックリしました。でも相変わらず可愛いです。 クイズ大会での深読み合戦が面白かったです。準決勝の商品がお米30キロって、一人で出場してたら、もはや罰ゲームでは……!? 絵の講評会?でBGMが消えた瞬間はゾクッとしました。そういうことする……!!? 最後は、あまりにも挑戦的な方法で絵を描いていたので、ヒヤヒヤしました。無事に単位をとれて良かったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました! -
ネイシスシティ(Nacis City)ネイシスが故に、人間に傷つけられたり 馬鹿にされたりしても、 前向きに元気一杯で居るウロコちゃんが本当に 可愛らしかったです。 テンポが良くて、 バトル漫画を読んでいるような気持ちでした。 @ネタバレ開始 過去でも、ウロコちゃんは優しかったところ (笑顔はちょっと怖かったけど。笑) にほっこりしました。 「相棒」と「夫婦」両方になった二人なら きっとどんな壁も乗り越えていける!そう信じてます! @ネタバレ終了 面白かったです! 素敵な作品を有難うございました! -
ナニシテモイイコとにかく強烈で、それでも最後にものすごい感慨があります。 色鉛筆調の絵も本当に雰囲気が合っていて素敵です。 「陰鬱」と銘打たれているように、正直辛い展開も少なくないのですが、だからこそそこにあるちょっとの優しさや光を抱きしめることができる、そんな作品でした。 @ネタバレ開始 ハンバーグが「家庭の味」であることからイチコが人間、しかも妙齢であろうということが匂わされていたりと、伏線とストーリーが美しかったです。 二人とも救われる展開がないのは辛いです。でも、それを作らなかったのは、この作品にとっては誠実なんだろうと、そう感じました。サブエピソードの最後がバリスタが凪子の話を始めるところで終わるのが、「そう!ここで終わるのが本当にわかってらっしゃる…」とグッときました。 イチコを殴り続けるのは本当にきつくて、でも目を背けてはいけない感じがして、ゲームで物語を語るという際に大切な「物語にプレイヤーの主体的な選択が含まれることによる力」をすごく感じました。 アバンタイトルのようにイチコとの出会いが流れたり、イチコが飛び込んだ時の主人公の慟哭の出し方など、演出も細やかな工夫があって本当に作者様の力を感じながら感動しつつプレイさせていただきました。 改めて素晴らしい作品をありがとうございます! @ネタバレ終了 -
A-line『失恋ADV』とあるように、甘酸っぱい切なさの波が幾度となく押し寄せる物語でした。 主人公の恋心が巧みな心理描写によって表現され、まるで本当に自分が恋愛しているかのような気分を味あわせてくれます。 失恋ではないのですが……子供の頃、大好きだった伯母が結婚する時に抱いた気持ちを思い出しました。 伯母が、私の知らない所で知らない人と知らない顔をして恋愛していたという事実を知って、とてもショックだったのを覚えています。 「騙されているんじゃないの?」とか「伯母らしくない」とか憎まれ口を叩いたりして。主人公と同じですね。(彼は言葉には出さなかったけれど) あれから20年経ち、すっかり忘れていたのですが、この作品があの時の切なさを思い出させてくれました。それほどに、リアルで繊細な文章でした。 @ネタバレ開始 個人的に、クリア後のB面があったことでこの作品の魅力が何倍にも増していたように思います。 登場人物がガラッと変わったので、一瞬何が起こったのか分からなくなりましたが コーヒーの件で「そういうことかぁ~!」となりました。 あの後も10年以上、同じ人を思い続けている主人公と 皮肉にも幸せに過ごしているミナちゃんの対比で切なさ倍々です。 最後の後日談で、重いだけじゃない ちょっと違う種類のほろ苦さもプラスされて、とっても味わい深い作品だったなとクリア後に余韻に浸りました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。 -
猫ノ目のような世界で画面の前で涙しました。ヒーリング効果のあるゲームだなと思います。 絵本のような優しい世界で、謎に包まれた生物がいて。何だろう?と考えれば考えるほど深かったです。 -
最近の日常的不可思議 Monday LoopBGM、グラフィック、テキスト、全てのセンスが高い!(語彙!)ここでしか味わえない独特の世界観が完全に形成されていました。過去作はプレイしていなくても楽しめると思います。本作を先にプレイして気に入ったら過去作を遊ぶのもオツかもしれません。 まず作者さんこだわりのBGMですが、1周回って巷でブームともいわれるlo-fiですがこちら今回過去一で素晴らしいと感じました。いわゆるChillout系の曲でほぼ(全部?)統一されているため、日常がループしていて翌日に進めない状況とキャラクターたちのテンションとも非常にマッチしていて素晴らしかったです。なんだかプレイ中はアルファ波がまったり出まくっていたような気がします。 グラフィック表現も秀逸で画面エフェクトが曲調にピッタリ過ぎて驚きました。用意されているグラフィック点数も恐ろしいことになっており、サムネのように状況に応じて常に表示される画像が変わります。しかも画像は動いてます!BGMに凄く期待していたのですが、グラフィックも甲乙つけがたい素晴らしさでした。 テキストもこれまで通りのセンスの良いもの同士の心地よい会話が楽しめます。私は守備範囲外で3分の1も分かりませんでしたが、特に映画通の方は主人公が映画マニアなのでクスリとできるシーンが多いと思います。ループする日常の中で生活する3人の関係性とその変化も楽しめますし、想像に委ねられる部分もあるエンディングも良かったです。 瑛と理素も好きですが、美女二人に終始いじられながらも結構タフなミズミ君のキャラクターも地味に好きです。 あまりにセンスが高いゲームに触れると無粋な感想が躊躇われてしまう例のアレの感情が沸き起こって感想を投稿するのに時間がかかってしまいました。 -
A-line色使いやBGMなどオシャレな作品!すべてが調和して夢中でプレイしていました。 @ネタバレ開始 失恋ADVとはあってもどこかでハッピーエンドがあるのではと期待していたのですが、どこまでいっても主人公のことを「年の離れたいとこ」という扱いでしかないのが本当に切なく、またそれを主人公が痛いほどわかっているんですよね。心の中で結構ひどいことを考えているのですが、年相応のリアルな考えなんじゃないでしょうか。カセットの本心、とてもよかったです。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました! -
ナニシテモイイコサムネに釣られて思わずプレイ。 温かさを感じる色鉛筆の作画と、陰鬱な物語のギャップがとても好きです。 そして細部の拘りが凄い 話す以外の選択肢が自分でクリックする必要性があって「あっ殴るのは……俺!!!」とちょっとびっくりしました。 でもそれがあるからこそ内容の重みが違ってくるのかなぁと。 個人的にはエンド6と、とある場所でのデートシーンがとても印象に残っています。 素敵な作品をありがとうございました! -
クロノスタシス Remakeとある事情を抱えた正反対の二人が、互いの目的達成のために見知らぬ白い部屋で三日間過ごすお話です。こちらの作品は30分程で気軽に遊べる長さではあるのですが、起承転結がしっかり描かれているのと同時に、キャラクター同士のやり取りが印象的なので、最後まで楽しくプレイすることができました。そして何より読後の満足感が素晴らしいです……。 @ネタバレ開始 まつりちゃんが本当にいい子なんですよね……。 出会った当初はこの先どうなることやらと心配なくらいでしたが、まつりちゃんの持ち前の明るさと素直さには夢子ちゃんだけでなく、自分自身救われる思いでした……! 「周りと価値観の違う自分」という苦悩を抱える夢子ちゃんもまた素敵なキャラクターで、まつりちゃんとは本当に対照的です。それでも熱心に夢子ちゃんに歩み寄るまつりちゃんと、そんな彼女に少しずつ心を開いていく夢子ちゃん。一方的なように思えて、まつりちゃんも夢子ちゃんの言葉で「今の自分でもいいんだな」と背中を押してもらう……とてもいいシーンで、個人的ターニングポイントだなと感じました。 誰かが何気なく発した言葉に救われる瞬間ってあるなぁと。 「自分をありのまま受け入れる」って言葉以上に難しいですよね。 とても考えさせられました。 三日間過ごした後の二人の笑顔を見て、良かったねとしみじみ……! そしてまつりちゃんだけでなく、お父さんと夢子ちゃんのこれからにも希望を感じるような終わり方に、嬉しい気持ちになりました。 @ネタバレ終了 自信を失くした時、疲弊して前向きになれない時にそっと優しく寄り添ってくれる、お薬のようなそんな温かいお話でした。 素敵な作品をありがとうございました! -
孤島の灯台優しい風を感じながら過ぎていく 素敵な時間でした。 いや・・・もう本当に泣きます。 後半のエイデンくんのお話から ラストでボロッボロでした。 @ネタバレ開始 ブラントンさんの「私が貴方ではないから」 という言葉が本当に素敵すぎて・・・。 心に暖かく染み渡りました。 自分の手で「電源を落とす」ボタンを 出させる所も(プレイヤーにとっては辛い選択ですが)素敵でした。 「辛い・・・でもやらなきゃ・・・」という 涙涙の選択。 ラストの手を振るライトくんに、 また絶対どこかで会えると信じております! @ネタバレ終了 キャラの差分がとてつもなく多く、 物語のテンポの良さで アニメ映画を見ている様な気分です。 ヴェルニーさんのお茶目な感じが好きです! 素敵な作品を有難うございました!

Yuki Kosaka
血崎ゆに
菊島姉子
SHIA
龍海人@『異世界の大樹〜最初で最後の王〜』公開!
Kristfer Kaminski
一 ichimonji
館山緑(granat)
眞
灯野ともる
日向日影@文化系物書きVtuber
みゃあすけ隊長
富井サカナ/DIGITALL
ちるひ
アングラ人鳥歌劇展
atel