ドラマ
8546 のレビュー-
足の下が透視できる少年加賀地くんと誘拐犯のおじさんの話なんて不思議な友情物語。でも言う時は言う主人公…おじさんも憎めないおじさんでした。もっともっと続きが読みたい、そんなゲームでした。
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海辺のかたらい@ネタバレ開始 自殺危機の高い人は、最期まで死にたい気持ちと苦しい・助けてという気持ちの間で揺れ動くといいます…。私は、スチルの表情からそれを感じました。 特にグッときたのは、少女が、自殺を止めるような言葉を伝えるのではなく旧友の話に耳を傾けている姿勢や、旧友の気持ちを完全に理解する事はできないと分かった上で気分転換に連れ出すところです。 きっと、こういう絶妙な距離感を掴める少女だからこそ、旧友のこれからの路に光を灯せたのかな…と思います。 @ネタバレ終了 作者さんの絵柄が以前からとても好きです。二人とも可愛い…。
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無限の月空ムービー付きダウンロード版をオススメ! 流石のクオリティー。日本刀を扱う女の子はカッコ可愛い! ので、ファンアートも描かせていただきました! 素晴らしい作品をありがとうございました(*´ω`*)
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廃館の月 ~The Moon over the ××××~言葉と魔法の組み合わせを覚えて 進めるので、記憶力が大変鍛えられました。 魔法の種類が豊富でとっても面白かったです! 間違った魔法を選んでも選択肢直前に話が戻るので プレイも快適でサクサク進みました。 素敵な作品を有難うございました!
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夜、気紛れ、明け方どこか、ノスタルジーさも感じる作品でした。 大学生のバイトだけなのに、どうしてこんなに胸がときめくのか。 深夜の静かな時間というのもあって、なんだか素敵に感じました。 @ネタバレ開始 きっと、ミルクティーの少女と、たまに来る彼女が 主人公ちゃんの毎日のひそかな楽しみであり、 心の支えなんだろうなぁ。としみじみ思いました。 @ネタバレ終了 こんなバイトの時間だったらきっと楽しいだろうなと思いました。 素敵な作品を有難うございました!
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日かげり日おろしひまつぶしプレイさせていただきました。 開始すぐに自作背景が出てきて、お!と思いました。「くら」シーンの背景の描き込みは感嘆に値します。 主人公とよしつぐ君の会話が大変微笑ましく、お互いに知らないし、相手を否定しないので、期せずしてすれ違いコントみたいになっていて、面白かったです。スズコちゃんというツッコミ役が入ることで、会話の幅は更に増えていきます。 @ネタバレ開始 お母さんが知らない大人と話し込んでしまい、なんだかむずむずした手持ち無沙汰になるのが、実にいいあるあるだな~と思いました。この時点で、主人公のボクに違和感なく感情移入することができました。 平然と出てくるえのき、あやしげな蔵のアイテム、浄化できる村人の存在、明らかに一歩向こう側に常ならぬ存在の影が見えるのに、子ども達のやりとりはあくまで無垢で、子ども時代の大切なひとときと、あやしげな世界が同居している不思議なゲームでした。 アイテムひとつひとつに、結構しっかりとした会話が用意されていて、これだけでシナリオ的にはたっぷりボリューム満点です。それらは読むか読まないかの選択権はプレイヤーにゆだねられ、それ次第で15分ゲームにも30分ゲームにもなりえる余地があるのが、すごいなと思いました。まさに一粒で二度おいしい状態です。 @ネタバレ終了 最初の探索シーンで、アイテム一覧が表示されず、進行不能になる場合がありました(ブラウザとDL両方で発生)。この場合、直前であらかじめセーブしておき、もう一回ゲームをやり直した上でロードし直すと、無事表示することができました。もし、同じく先に進めなくなってしまったかたは、この方法を試してみてください。 子ども達の心温まる交流と、日常のすぐそばにある不思議を同時に味わえる良作です。 素敵な作品をありがとうございます。
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ベンラブ!まさかの口説く相手が自動販売機!! 目で見ていると、自動販売機で不思議な気分ですが 物語はしっかりドキドキきゅんきゅんで面白かったです。 素敵な作品を有難うございました!!
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Silent Film_猫ちゃんが見えたので意気揚々とプレイしたら、そうきたか!!という感じの構成でした。 @ネタバレ開始 授業や教室での会話も虚構?それとも現実?とぐるぐる悩んでしまい大変楽しかったです! 倫理観バグった世界観が好きなので、教授がはしゃいでるときに私も嬉しくなりましたね……皆ネコチャンになるのかな… おそらく成人済みの人がぬいぐるみを自称するインパクトもすごいです。つまりだっこしていいってこと…!? @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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猫ノ目のような世界でふわふわのカワイイネコチャンやったー!!!とプレイしたらしょっぱなから重苦しい雰囲気で好き……となりました。世界観やグラフィックが美しすぎる…… @ネタバレ開始 エンディングまで見て、こういうことかな~とぼんやりと考察していたものとあとがきとの答え合わせが楽しかったです。魚さんの正体がほんとにも~~~好きだ……皆前を向けるようになってよかったなあ…… 羽ネコの仕草がとても愛らしかったです。目の変化も細かい…! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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The Box箱を開けるときはどきどき! 最後まで読んだときは、自然と背中を押され、これからも頑張ろうと思わせてくれる作品でした。 とても素敵な作品をありがとうございました♪
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The Box箱を開けるときはどきどき! 最後まで読んだときは、自然と背中を押され、これからも頑張ろうと思わせてくれる作品でした。 とても素敵な作品をありがとうございました♪
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Bar Flor美味しそうなカクテルがたくさん出てくるゲーム!バーに行きたくなりました。 お客様に合わせてカクテルを用意するという仕組みが面白くて、色々試して遊んでいました。 お花を浮かべるカクテルはどれも可愛らしく、お客様が来るたびに「次はどんなものが出てくるだろう」とワクワクです。 @ネタバレ開始 ……と思っていたのですが、「なんだかマスターの知り合いばっかり来てない?」と違和感を感じてからの、最後にカクテルにはそれぞれ裏のメッセージがあると知って衝撃! レシピノートで確認したら、その意味に戦慄!でした。 自分は一体何をやらかしたんだ!?と気になって、見た目を楽しんでいた1周目とは別の意味で興味深々でプレイ。 レシピノートを埋めるごとに、少しずつ明らかになっていく仕組みがこれまた面白い! そして、ニコニコ会話していたはずの店員2人が裏でバチバチやっていたと分かるともっと面白い!(笑) No19のルートが一番バチバチしていて面白かったですが、最終的にNo20や21で和解?できそうで良かったです。 @ネタバレ終了 攻略情報、大変ありがたかったです。 丁寧なガイドで、苦労せず隅々まで遊びつくすことができました。 素敵な作品をありがとうございました。
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Silent Film_冒頭からなかなか状況が見えず、一体自分は何者なのか?という疑問がなかなか払拭されませんでしたが、最後までプレイすることで全貌が見えてスッキリしました。最後までプレイすることで様々な謎が氷解していくのが気持ち良かったです。 もう1つのフェス作「Idiot Savant」に更に興味が沸きました。 @ネタバレ開始 本屋と言ってるのに明らかに図書室的な背景の時に特に違和感が感じられましたし、 リビングのアクリル板など、細かいところまで意識されているなと感じた次第です。 私も「さよならを教えて」を若干想起しました。(実は未プレイなんですが) @ネタバレ終了
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藹々鬼譚クリアしました! とても面白かったです。 たおやかで奥深く、圧倒的な筆力でえがかれた文章と絵が、私をあっという間に別世界に連れていってくれました。 バッジを取得するため再読させていただきましたが、今回もたくさん泣いてしまいました……。 江戸時代が舞台の、「鬼」という存在を中心に据えたお話ですが、当時の文化等についての描写も素晴らしかったです。 また作業量の多さについても想像を絶するものがありました。 このクオリティでこれだけの作品を生み出すのは、とても大変なことだと思います。 イラストは以前より拝見しておりましてその美麗なことは存じあげていたのですが、文章も本当に美しくて素敵で、ただただ敬服するばかりです。 @ネタバレ開始 かつては平和に共存していたと思われる鬼と人間。 時の流れとともにその関係性を変えていき、人間が自然への畏敬の念を失うにつれ鬼もその存在感を失っていく……。 お話は徐々に不穏になっていきますが根底に流れている優しさは変わらないままでした。 登場するキャラクターも皆魅力的で、 物語が進むにつれ第一印象とは異なる顔をのぞかせてくれるところもよかったです。 とくに菫青は、最初おっかないひと(鬼)に見えていたので、 そのひととなりがわかるにつれ第一印象が完全に逆転しました。 (陸奥紙の件では、まるでお母さんみたいに面倒見がよくて笑ってしまいました。とても穏やかで優しくて、伽羅おもいなところが素敵です。) わたしがとくに好きなのは縁です。 優しくて時に残酷なところや、お顔がとてもよくて長髪なところ、幼い子供にすがりついて泣きじゃくってしまうところ……一生懸命へたくそな食事をつくってくれるところもとても好きです。 終盤間際の彼の姿は、どれも涙なしでは見られませんでした。 必要とされなくなっても人間を愛する思いが残っている、その優しさが哀れで愛おしいと思いました。 六は幼いころから贄として育てられ親の愛を受けることもできず、それが鬼のせいだとわかっていても憎むこともできず、とてもつらい立場だったと思います。 でも最後に縁のことは大切なひとと答えていて、ここもまた涙を誘いました。 各エンドにつきまして。 ED1 遊馬が大変な人物に育って、私も卒倒しそうになりました。 菫青の忘れ形見がこの後どのような人生を歩むのか気になります。 そういえば。 作中で恩頼について、正しい統合が行われなかった場合、生まれるものについての記述がありましたが、では遊馬は……?などと妄想してしまいました。 彼が主人公の物語も読んでみたいです。 最後が壮絶で鳥肌が立ちました。 ですが枯木とともに過ごした六の苦しみを想うと、これで彼女はようやく楽になれたのだとほっとしたことも事実です。 もうひとつ、お鈴が可愛すぎることも印象深かったです……! ED2 美しくもかなしい終わりかたでしたが、六は幸せだったと思いたいです。 遊馬と絵師がご神木にいく一連のお話、とても好きです。 絵師の決めた題目はきっと……。 どちらのENDも互いを補い合っていてとても面白かったです。 わたしはEND2がとくに好きです。 思い出すだけで私も絵師のように泣いてしまいます。 縁については泣き顔を思い出すことも多いのですが、笑っていてほしいという気持ちでFAを描かせていただきました。 ご覧いただけますと幸いです。 @ネタバレ終了 今後も折に触れて深山に遊びに行きたいと思います。 美しい世界を生み出してくださりありがとうございました。 これからのご活動も楽しみにお待ちしております。
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猫ノ目のような世界でかわいい猫のゲームだ!と開始。 始めると猫ちゃんが動く!かわいい! かわいさに浸れるゲームかな、と思って進めると、 気づいたら涙が出ていました。 すごい作品ですね・・・ @ネタバレ開始 ヤドカリさんの話を聞き、「ん?」 木の人の話を聞き、これはただごとじゃないぞと・・・ 言葉の裏にある事情を感じてしまい、ゲームを進めている間も、あの木の人は救われたのかな、と気になって進めていて、あとがきで手術が成功したのを見て本当に良かったー!と思いました。 救われてほしいと思いながら読み進めていて、消えることが救いだとわかり救われましたが、それでもやっぱり消えることは悲しく、受け止めるクジラさんは切なくて。 すごく感情がぐちゃぐちゃになる、もう泣くしかない。 素晴らしい世界観でした。 ノベコレで今までプレイしたゲームの中で一番泣きました。 @ネタバレ終了 作風すごい気にいってしまって、過去作の「白い森の守り人は」まで一気にプレイしました。 そちらも世界観ドはまりしました。 素晴らしい時間を過ごさせて頂いてありがとうございます。
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則三角去四角(「花枕」以下シリーズ第二章)40分程で読了しました。 「花枕」の続編でして、舞台が美術学校に変わり、蓮根…ではなく新しいヒロインが登場します。 前作にもあった名前いじりと、文学的な表現は健在です。 @ネタバレ開始 絵で敵意をぶつけて挑むという展開が良かったです。 トイレくん…もとい怜人が描いた絵を見てみたいですね。もしかしてOPに一瞬見えたあの絵でしょうか。 前作でこれからドロドロするという予告がありましたが、今作でドロドロし始めましたので続きが気になります。 最後に、画面が真っ白のまま「ラベルが存在しません」と出て止まったのは不具合でしょうか? @ネタバレ終了
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足の下が透視できる少年加賀地くんと誘拐犯のおじさんの話なんで、ただの塾帰りの僕の頭上に @ネタバレ開始 Undentified Flying Objectが!!! これはずるい。面白すぎます。 未確認飛行物体を抜きにしても、加賀地くんとおじさんのキャラクターが面白く、興味深かったです。 「お前は俺の友達か?」と確認するおじさんに対して「社会のゴミ」とまで言い放つ加賀地くんのド直球っぷりと、クライマックスの展開は必見です。 「社会のゴミ」と言われた直後なのに「頭のいいお前に相談したいんだが」と切り出せるおじさんの素直さは本当に才能でしかない。 @ネタバレ終了 BGMもとても良かったです。楽しかったです!
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燕に餞 -10 minutes to airplane fall-残り10分で墜落する飛行機を舞台にしたシチュエーションの面白さはもちろん、マルチエンドの中に数々の謎や伏線を絶妙に入れており、シナリオを読みながら様々な想像を巡らせてしまう構成がとにかくすごいと感じました。 モノクロで統一された画面もオシャレで、ゲームとして大変面白かったですし、上質な短編小説を読み終わった時のような読後感がありました。 @ネタバレ開始 墜落する直前の飛行機の操縦室で何が起こったのか(エンディング3は結構な衝撃でした)。彼と一緒に話していた彼女の正体は何なのか。最後まで具体的に明言されませんでしたが、あれこれ考えてしまうくらいの吸引力がありました。個人的にエンディングは1と4が好きです。
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足の下が透視できる少年加賀地くんと誘拐犯のおじさんの話マンガの吹き出しのようなセリフでテンポ良く動いていくシナリオ。ある種の世知辛さを含みつつも、加賀地くんとおじさんの会話がとても楽しい内容でした。 @ネタバレ開始 タイトルから誘拐の一部始終という感じで進んでいくんだろうなと思っていたら、あっさり逮捕されてしまった部分が面白かったです(笑)。幼い頃にいろいろあったせいか、高校生になった加賀地くんの言動がかなり堅実的になっていて、おじさんとの会話のギャップも良かったです。 ただ、超堅実志向の加賀地くんもいざという時はおじさんを見捨てずに助けてくれるし、おじさんも子供のように素直な時もあればクズな部分もあったりなど、そこが妙に人間味があると言いますか、2人の魅力をより引き出していると感じました。終盤のUFOはまさかの超展開でしたが、この時のおじさんは本当に格好良かったですね。
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自殺同盟R自殺者が居る事が普通な学校でのお話。 「自殺は良くない、止めなきゃ・・・!」 というお話から始まります。 途中、主人公滝村くんの暴走っぷりに 正義とは・・・とモヤモヤぐるぐるした 気持ちになることでしょう・・・。 @ネタバレ開始 滝村くん、自殺を止めたり正しいことをしているのに、 人の首を締めるという癖や洗脳で 「本当にこの人は正しいことをしているのだろうか・・・?」 と内心モヤモヤでした。笑 END1 ラストは無事、久保さんと志賀くんの自殺を(若干アウトでしたが) 止められて良かった・・・。3人の屋上エピソードも微笑ましかったです。 END2 END1とは対照的なエンド。誰も居なくなってしまいましたが 銑くんが手をこまねく海の底はなんだか綺麗でした。 END3 ご褒美END!?と思いきや、思いっきり殺されました。笑 銑くんのブラックな過去も知れて新鮮でした。 END4 監禁、洗脳、そして殺人未遂!!アウトです!! 母がノリノリなのが、滝村家逆に恐ろしかったです。 回想編 滝村くんがどうしてここまで自殺を止めたがるのか、 わかった気がしました。 どうして若月ちゃん自殺しちゃったんでしょう・・・ みんなに人気すぎるがゆえに、 気持ちが重たくなっていってしまったんでしょうか・・・。 @ネタバレ終了 おまけも、本編で「どうして・・・?」と思ってたことが 深く掘り下げされていて、どれもこれも読み応えがありました。 「自殺」がテーマですが、重たくなりすぎず読みやすかったです。 そして何より色々な感情が楽しめて面白かったです! 素敵な作品を有難うございました!!