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8456 のレビュー
  • Bar Flor
    Bar Flor
    一見お洒落な雰囲気のバーの物語かなっと思って 最初はあまり何も考えずにカクテルを作っていましたが 最後にマスターからのある一言で「どういう意味だ…?」 この作品周回プレイする事で謎が解けるという事が分かりました。 物語とは別の感想 まだ完全攻略はできていませんがカクテルを注ぐ良演出であったり プレイしていてこちらまでお酒が飲みたくなってきました。 引き続き周回プレイをしたいと思います。 おしゃれな作品をありがとうございました。
  • In the Bush
    In the Bush
    プレイさせていただきました。 構成自体はシンプルで、お話自体は短いのに、話運びを証言として抜き出して配置することで、こんなに印象が鮮やかになるのだなぁと思いました。なんとなく芥川龍之介の「藪の中」を思い出しました。こういうそれぞれの視点で見える世界が違うかんじ、よいですね。 (追記: …と思ったら、タイトルがそのままずばり「In the Bush」でしたね。自明のことをわざわざ書いてしまったかもしれません。お恥ずかしい) @ネタバレ開始 実際に、なかよしグループに見えて、起点となる一人を中心につながって「グループのように見えているだけ」というパターンは、あるあるなので、共感値が高かったです。その人物が席を外すと、みんな黙ってスマホをいじりだすみたいな。主人公ちゃんから見た視点でのみ、この四人は仲良しグループなのですね。だまし絵を見ているような気分です。 なんとなく、「まだ始まっていなくて、まだ終わってもいない物語」の真ん中を切り出したみたいな印象を受けました。始まっても終わってもない一瞬の、漆原くんの決断だけを描いたような。あとがきにあったように、前日譚後日譚が追加されるなら、すごく楽しみです。(期待) @ネタバレ終了 素敵な作品、ありがとうございます。
  • 真夏の残骸
    真夏の残骸
    廃校で目が覚めると目の前には美少年。 少年、良いよね。分かる、主人公あなた良い趣味してる。 さて、現実世界の真理を語っていただいた主人公。苦しい世界は共感できる、すごく辛い…… @ネタバレ開始 あ、死ぬんだ!? ってなりました。 秘密基地として使っていた廃校に来ただけだったのに 自暴自棄になりながら、思い出の詰まった学校に来ただけだったのに どちらにも救いが無くて気持ちのいい終わり方でした。 @ネタバレ終了
  • A-line
    A-line
    キャッチコピーをきいた時から ずっと気になっていました。 グラフィックも文章も表現力がすばらしい &センスの塊です。そしてとても切ないお話でした。 @ネタバレ開始 前半が終わり、B面がはじまった時は驚きました! 意外な人物が主人公でさらにびっくり! 恋する女の子は強いですね! もちろん臆病な部分もあるとは思うのですが、 繊細な少年心を描いたA面とは うってかわった展開がとても面白かったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!!
  • 消えない痣の治し方
    消えない痣の治し方
    一生消えない痣と共に生きるというのは簡単なことではないと思います。きっと当人にしかわからない苦労や悲しみもあるのだと、この作品を通して考えるきっかけになりました。 今後も新しい出会いがあるたびに純平くんは苦しい思いをすることもあると思います。しかし千晶ちゃんや舞浜くんといった周囲の存在が純平くんを支えて、これから先は少しずつでも前向きに生きられるんじゃないかなってほっとしました。 心が温まる素敵な作品でした。ありがとうございました!
  • さよなら 僕よ
    さよなら 僕よ
    天の声となって彼を助けるという、至ってシンプルなゲーム性に惹かれました。 最終的に「彼の助けになれたのかなぁ」と嬉しく思いました。…何もやってない気がしますが。 @ネタバレ開始 選択肢で、「あれ?バグった?」と思いましたが、バグってなくて良かったですw それにしても神様?上司?が色々メタくて面白かったです。 スマホでやったのですが、タイトル行くまでに幾度となく固まったので、PC推奨です…
  • In the Bush
    In the Bush
    タグに、「ヤンデレ」とあったので、 これから恋愛物語が始まるぞー!と 読み始めたらまさかの衝撃。 ガツンと(物理で)やられました。 @ネタバレ開始 1人1人供述を聞いて、碧川くん!犯人は君だ! とロックオンしておりましたが、 更にその上を行った結末で面白かったです。 @ネタバレ終了 紫ちゃんの他に興味を示さないけど、 主人公ちゃんにはぞっこんラブな所が好きでした。 素敵な作品を有難うございました!!
  • The Box
    The Box
    優しい雰囲気で、 前向きにさせてくれるお話です。 箱の中を見ても見なくても どちらも素敵なENDを見られるので 安心してプレイすることが出来ました。 ゆったりと素敵な時間を有難うございました!
  • 凍れる果実
    凍れる果実
    約10分程でサクッと読めるお話です。 最初の冒頭から心鷲掴みにされました。 電波少女氷室ちゃんがいい味を出していて、 重たくなりすぎない、面白い悲劇だなと思います。 素敵な作品を有難うございました!
  • 藹々鬼譚
    藹々鬼譚
    プレイ前からそんな予感はしていましたが、とんでもない作品でした。グラフィックとシナリオはいずれも素晴らしく、混然一体となって壮大かつ神秘的な世界を醸成しておりました。UIやレイアウト、環境音やBGMの要素も含めた総合芸術です。 プレイ中は次々と画面上に映し出される繊細で美麗なグラフィックにため息が出っぱなしでした。もしかしたら目が点になって口は常に半開きだったかもしれません。細部まで画面を眺める時間がこれほど長いことも相当に稀で自分でも驚きました。絵に全く素養のない自分ですらこうなので、他の方にはもっとたまらないのではないかと思いました。個人的には鬼の人間味ある表情や脈動を感じる木々や動物が印象的でした。いきなりグラフィックに全振りの感想になってしまいましたが、それだけ質にも量にも圧倒されてしまいました。 グラフィックはプレイ前から素晴らしいのが分かっていたのですが、シナリオも圧巻でした。舞台は江戸時代。人間の活動領域が広がる中で因習や伝説との向き合い方≒価値観が徐々に変化するような時代の中で必死に生きる登場人物たちが描かれます。自然が多く残る時代の空気感の描写が丁寧であり解像度もとても高いため、まるで自分がその場にいるかのような臨場感が常に感じられました。また、登場するキャラクターたちの感情の機微も丹念に描かれており、複雑な感情が絡み合う様を見届けられます。語彙が豊富で描写が多種多様なのでそれだけ奥深い表現に繋がっているのだな、と感じました。 エンディングは2つ。大きな決断を下した後は一気に結末まで進んでいきますが、この部分がプレイしていて最も感情が揺さぶられました。どちらの結末も非常に印象的でした。どちらかというと人の業や因縁を強く感じたED1がより心に残りました。(後にプレイしたから、ということだけかも) つらつらと書きましたが、私自身の素養ではこの作品の真価を感じ取れていないんだろうな、となぜか悔しいような感情を覚えながらプレイしました。言語化された感想を何度振り返っても陳腐だなぁと恥ずかしくなるくらいです。 プレイ中は作品世界に没頭しましたが、プレイ後はこれだけの作品を最後まで作り切った継続的な情熱にただただ感服しました。今後の開発の応援および支援のお礼データにも興味があるので、早速boothで制作支援版を購入します!
  • ルドルフのおくりもの
    ルドルフのおくりもの
    淡いタッチのたくさんの温かみのあるイラストとBGMで紡がれるお話です。プレイすると少し人に優しくなれるような気がする、そんな作品です。 最後の選択はどちらが正解ということは軽々しく判断できませんし、結果論でしか分からないんだろうな、というのが自分の認識です。置かれた状況は自らが招いたものだけではないし難しいところだよなぁ、と。 世の中の思いやりの総量が今よりもう少しだけ増えれば、それだけ生きやすくなるんだろうなぁ、なんてこの作品をプレイして思いました。
  • 春が過ぎたら
    春が過ぎたら
    あらすじを読んで気になり、プレイしました。 隕石が降ってきて世界が滅ぶなんて話題が冒頭から出てきますが 波乱や絶望とは無縁のゆったり読める作品です。 世界が滅ぶかもしれないなんて言われても、 受験生であるがゆえ危機感は皆無……なところが割と現実的。 風祭ちゃんがゆるくてとても可愛いです。 キャラクターデザインも斬新で好きです。 こんな子が幼馴染なんて羨ましい。
  • Bar Flor
    Bar Flor
    一見おしゃれなバーの話だけど、カクテル難しいのかな……と思いつつプレイ開始。 @ネタバレ開始 いや待って、このお客さんたちの話とマスターから送られるカクテル…… 主人公何やらかした!? 裏の応酬が怖い怖い!! そして難しい!! 途中からは色も外見も見ずに裏の意味とにらみ合い。 メモ取りながら2時間位粘ったけどNo19とNo20が出せなくて攻略に頼り切り……。チョットクヤシイ でも……No20での反応と、No21のストレートで大人な対応にホッとしました。 何だか解らないけどあれ俺のせいなんですね? 心中めちゃくちゃ複雑で気になりますが、……一番の被害者に謝ります……。 @ネタバレ終了 カクテルを作る演出と、複雑な人間模様が描き出される雰囲気のあるバーでの凝縮された時間を堪能させて頂きました。 外見よりずっと濃い想像と体験が出来る店でした。
  • 海辺のかたらい
    海辺のかたらい
    作者さんのファンであることがきっかけでプレイしました。絶妙なキャラクターの関係性がとても好きで、各エンディングで気持ちがザワザワしたりほわほわしたりして、プレイ後の余韻が素晴らしいゲームです。ゲーム全体の薄暗いトーンの中で最後に希望を持てるエンディングは心の中がほんのりあたたかくなる私の好きな感じで最高でした!!! 次回作も期待しています!!!
  • ヨツバナサクラ~春へと紡ぐ雪どけの手紙~
    ヨツバナサクラ~春へと紡ぐ雪どけの手紙~
    主人公がとても人間的で創作者が抱える嫉妬や羨望の描写がとてもリアルで目頭が熱くなりました。 縦書のノベルゲームという形も小説のようで主人公の心理描写もあって素晴らしい表現だと思いました。 @ネタバレ開始 主人公へ手紙を送るファンの子は絶対ヒロインの中にいる!と予想しながら読むのはとても楽しかったです。 @ネタバレ終了 ムービーやヒロイン達の動作などとてもクオリティが高くまたストーリーも重厚で素敵な作品です!ありがとうございました!
  • 猫ノ目のような世界で
    猫ノ目のような世界で
    グラフィックもストーリーもとても丁寧に作り込まれ、羽ネコちゃんの語りはとても優しくて、美しい絵本を読んでいるような感覚でした! 不思議な世界を舞台にしていながら、キャラクター1人1人の発言がスッと心に染みるものばかりで、最後まで楽しくプレイすることができました。 @ネタバレ開始 自殺表現や猟奇的表現を使って目を引くような作品が世間に多いなか、こちらの作品は"苦悩"そのものをキャラクターに模しているという斬新さに驚きました。 きっとみんな悩みを乗り越えて今に至るけれど、その悩みの1つ1つに彼らがいたんだなぁと想像すると胸が熱くなります(´;ω;`) 振り返ってみれば、苦しかった経験こそ良い思い出に変わっていたりするし、悲しみも苦しみもそんなに悪いもんじゃないよね…… @ネタバレ終了 こんなに優しい作品をプレイしたのは初めてです!作者様の世界観の深さに脱帽です。 とっても素敵な作品をありがとうございました♪
  • Bar Flor
    Bar Flor
    すごくオシャレなゲームだ、と思いながら最初は気軽な気持ちでカクテルを作っていましたが、読み進めていくうちに登場人物たちの裏側にあるストーリーや様々な感情を想像してしまい、大変面白かったです。 カクテルをコンプリートするには、ある程度の周回が必要になりますが、最後まで楽しくプレイすることができました。詳しいストーリーは明かされない構成ですが、登場する様々な花言葉の意味を噛みしめながら、余白の部分をじっくりと考えさせるパワーを持った作品だと感じました。 @ネタバレ開始 個人的に好きなのは、やはりNo.21のカクテルが出てきた時です。エピローグに入った時、どんな結末が待っているんだろうと思いながら読み始めましたが、想像以上にシンプルでストレートでしたね。彼の中では複雑な感情があるんだろうなと想像しつつも、どこかすっきりとした感じで読み終えることができました。
  • 燕に餞 -10 minutes to airplane fall-
    燕に餞 -10 minutes to airplane fall-
    綺麗に切り取られた死の断片が美しいゲームでした。 @ネタバレ開始 彼はこの後どこに行くんでしょうね。 @ネタバレ終了 短編の妙味をありがとうございました。
  • 燕に餞 -10 minutes to airplane fall-
    燕に餞 -10 minutes to airplane fall-
    引き込まれるストーリーで、全エンド回収せずにはいられませんでした。 短編ながらも、魅力あるシナリオ、色の使い方、素晴らしかったです。 切なさが残る、とても素敵な作品でした♪
  • あなたの命の価値外伝 井畑沙希と児童相談所の話
    あなたの命の価値外伝 井畑沙希と児童相談所の話
    あなたの命の価値では描かれなかった、沙希さんのその後の物語。 前作に引き続き、所々でうるうるしながら進めました。 作品の冒頭に案内がありますが「あなたの命の価値」をプレイ済で開始されることを絶対にオススメします! もちろん、未プレイでも本作を楽しむことはできますが、感動の度合は100倍くらい違ってくると思います。 (どちらも作品の性質上、性的な表現がありますので苦手な方は注意です) 沙希さんのことが好きだったので、沙希さんのお話を読めることがまず嬉しかったです! 間違った言葉を口走ってしまうことはあれど、真っ直ぐで心優しい沙希さん。 今作でも彼女の魅力は健在で、変わらず貴女が大好きです! @ネタバレ開始 そして途中で夏美さんが出てくるシーンがあるのですが、前作のことを思い出して彼女が登場するたび目が潤んでました。 特に終盤で、「夏美さんのようになりたい」と真美ちゃんが言った所で涙腺崩壊。 あの夏美さんが、今では誰かの希望になっているんだと思うと、感動の気持ちが溢れて止まらなかったです。なんだか娘の成長を見届けたような不思議な気持ちですね。 最初は「仕事を辞めたい」となっちゃっていた沙希さんが、最終的には前向きになっていくのもとても良かったと思います!頑張ってね沙希さん!ずっとずっと応援してる!! @ネタバレ終了 音楽がオリジナルということで、どれも素晴らしかったですが特にタイトル画面の曲がお気に入りです。 もはやこの曲聞いてるだけで、歴代名シーンが再生されて涙腺が緩みます。 素敵な作品をありがとうございました。