ドラマ
8443 のレビュー-
日かげり日おろしひまつぶしさすが田舎の倉はデカい!探索シーンでわんさかアイテムを集められるのが面白かったです。効果音やら演出やら画面構成やらは商業作品のようでした。 田舎の雰囲気は抜群で、子ども目線なのもワクワク感を高められました。グラフィックもとても綺麗でした!
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孤島の灯台プレイ後の余韻が凄すぎて...鳥肌が立ちました。 思わずextraとあとがきまで一気見してしまった作品です! ストーリーのテンポがとても良く、マウスクリックが止まりませんでした!! キャラクターも皆個性的で名前と顔がすぐ頭に入りましたし、愛着が持てました。 また、ギャグシーンでイラストをコミカルな作風に変えたりと、イラストならではの良さを存分に活かした作りも良かったです!! @ネタバレ開始 フリゲをプレイして、こういうことはめったに言わないのですが...これは神ゲーだぁああ!! もう良作とか面白いとかの次元じゃないです!私にとって一生記憶に残るレベルの作品でした(;O;) この作品が本や映画などならここまで感動しなかったでしょう...。文字の重みに加え、イラストや音を効果的に使ったノベルゲームだからこそ作品に深みが増しているような気がして、「ああ、これがノベルゲームの良さなんだ」と改めて認識することができました。 画面越しなのに、潮風の匂いがしてくるような感覚になったり、 静止画なのに映像を見ているような気分になったりと驚きの連続でした。 終盤の「電源を落とす」ボタンで泣きそうになっていたのですが、その後のライトが一生懸命手を振るシーンと、船に乗ったエイデンが灯台を見ながら泣くシーンでもう感情が爆発しました。 いやーなんて美しい作品なんですか...全く( ;∀;) あと、関係ないかもですが、エキストラのオリバーとエイデンのストーリーまで見て、私が去年ドハマりした映画「トップ〇ン」が脳裏に浮かんできました! そして、文章量とスチル絵のバランスが完璧でした! 文章多めでほぼ画面が変わらないとプレイヤーに飽きを感じさせたり、画面が変わりすぎると文章読みたい勢が不満だったりと「ノベルゲームって意外に作るの難しい!!」と近頃思っていたのですが、この作品はその塩梅が個人的に完璧でした! そして、音楽まで自作ですと...!? 夜月さん凄すぎて脱帽ですm(__)m @ネタバレ終了 この作品に出会えて良かったです! 素敵な作品をプレイさせて頂きありがとうございました! 次回作も期待しております!
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猫ノ目のような世界で美しく幻想的な世界と、愛らしい羽ネコさんに惹かれました。 @ネタバレ開始 枷があったり殻に閉じこもっていたり、目玉が沢山ついていたり、皆の悩みをデザインに落とし込んでいる所が良いなぁと思いました。 現実的な「人の悩み」がファンタジーな世界観に包みこまれ描かれているため、ヒーリング効果のある作品のように思いました。 キラサカの正体が予想外!で、驚くと共に微笑ましい気持ちになりました。 エンドロールの演出がとても素敵でした。 羽ネコさんが消える事が女の子にとっての救いだと考えると寂しくもあるのですが、真ENDで羽ネコさんが、その事に気づけて良かったと思いました。 @ネタバレ終了
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足の下が透視できる少年加賀地くんと誘拐犯のおじさんの話かわいい絵と読みやすい文章で、夢中になって読みました!そして宇宙へ…!? @ネタバレ開始 おじさんもおじさんなりに考えて生きようとしてるけど、境遇のせいもあっていつも間違った方向にいってしまう…というのが考えさせられました。 加賀地くんもそんな目にあったらスレるよなあと思いました。 あと宇宙人が詐欺の被害にあってて笑いました。 @ネタバレ終了 コメディとシリアスのバランスが絶妙で、とても面白かったです!
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アンチるーざーフリゲに限らず、何かしら制作をしている人間には耳が痛くなる一方、共感できる部分もあるお話でした…! @ネタバレ開始 Aエンドの方が状況としてはまずいんですが最後のノリに不謹慎ながら笑ってしまいました。 Bエンドはうってかわってモウケの怒涛の正論がプレイヤーにも刺さる刺さる! それからのオマケでまた笑ってしまいました。確かにモウケもTwitterに張り付いてそうなイメージがあります(地雷系だし…笑)そして更に衝撃の事実が!w @ネタバレ終了
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Bar Florお客さんからヒアリングしてオリジナルカクテルを作るお仕事! マスターも優しいし、カクテルもお洒落で花言葉も素敵だし、いいな〜〜 と思っていたんですがね。 @ネタバレ開始 まさか…………………… 悪いの俺か??????????? えっおれの実家花屋なんですけd………… え?????????????? やっぱ俺??????????????? 一周目を終えて真っ逆さまの鳥肌。 フリゲって最高だな(しろめ) その後は超速でレシピ埋めました。ラスト2つは攻略noteを拝見し、そこで「こいつら、、殴り合ってやがる……!!!!!!」と2度目のゾワリ。 時間が割けず攻略に載っていたカクテルと裏の意味を順番に全て照らし合わせられなかったので雰囲気での理解になってしまいますが、花言葉やお酒だけでは既存の意味合いがあるため掛け合わせることで物語に使うというアイデアがすごかったです。 何を犯してしまったのかは具体的には分からないけど、いつか口から言葉になる日が来ると良いし彼女も目覚めてほしい…… なおクリア後に再びnoteを拝見し、造花じゃなかったらもしかして毒殺する気やったんか?と3度目のゾワリしました。主人公は一言も喋らないしマスターも主人公に対して直接的な言及は全くしないのに過去が走り始め追いたくなる絶妙な塩梅がまさかのカクテルで!!! @ネタバレ終了 想像を嬉しく裏切られました!!ありがとうございました!!
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藹々鬼譚ビジュアルも音楽もすごく好きです。言葉遣いも含めて演出がいっそ憎いくらい素晴らしく、雰囲気も物語の盛り上がりも最高で、泣かされました…。ゲー厶ならではの演出もありますが読み返して最高なので本もほしいくらい、味わい深いです。 世界観も登場人物もシナリオも、濃淡がしっかりしている分、各人の胸の内なと描かれない部分を想像できる余白も楽しめて最高ですね。本当にいいゲームでした。ありがとうございました。何をコメントしても足りないくらい、プレイして本当に良かったです。 @ネタバレ開始 縁の別れの台詞と、縁が好きかという問いへの六の答えがすごく好きでした。六も縁も考え抜いた末の言葉なんだろうなと思われて、唸りました。そこからの、ここでこれを選ばせるのか~!という流れにはもう参りました。うすうすそういう選択をがあるだろうなと思ってプレイしていても、本当に盛り上がりが素晴らしいので、そこからの選択も最高でしたね!その後もその盛り上がりの後味を堪能させてくれるので、これまた最高でした。END1の縁の独白が切なくて健気で、そういう意味で結果的に一番共感したのは、伽羅でした。 あと、菫青の父上!にはかなりおどろかされました(あと一見年上っぽいしっかりものの年下にすごく弱いので個人的に衝撃を受けて崩れ落ちました)。縁が駄目になっているのは経緯を思うと共感できてそこも魅力的です…が、それはそれとして菫青の悲しいまでの誠実さとかっこよさが引き立ち、なんとできた子か…としみじみしました。狂った父と二人で暮らした期間があったんだろうなとか、伽羅との関係や最期で、菫青は痛々しい印象が強いです。一方で、淋しがりの縁を想って遺しただろう、一見冷徹な、それでいて心尽しの手紙にみえる鋼の意志と誠実さにしびれます。菫青の奥の深さがそのまま因習と縁の闇を深めて、ああおもしろい…と繰り返しプレイしました。 菫青の深謀遠慮の果て、それぞれの深い絶望を抱えた縁と六の2人の関係は何の文句のつけようがないと思いつつ、何かの終わりの話はどうしても切なくて、後味が最高でした… @ネタバレ終了
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Bar Flor始まり方からオシャレな雰囲気が漂っていて、中身もやっぱりオシャレでかっこよさもある作品でした。 ただカクテルを作るだけでなく、なにやら因縁のようなストーリーもあるようで……気になって一気見しました。 全体を通して、マスターの人柄やカクテルの絵/説明書き、BGMなど相まって素敵でした。 こういうお店に行ったことがないのですが、行ってみたくなります! @ネタバレ開始 マスターの人柄と書きましたが、口には出さずにカクテルで意思を表すのも素敵でした! 彼女さんの快復を祈ります……。 カクテル全種が気になって周回しましたが、なかなか揃えられず、攻略ページを見させて頂きました。 ありがとうございます! クリアカメリアの名前も意味も、そして「裏がないよ」というコメントも込みで完璧なカクテルだなと思いました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます!
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HoodMaker_DL版最初このゲームをTwitterで見かけタイトルを検索にかけた。他の方の感想や意味深な製作者の呟きを見かけさらに興味を持ってプレイした。終わった時同人ゲーらしい尖ったいい作品に出会えたと感じた @ネタバレ開始 プレイを始め意味深な序盤、きっとあのタイプの話だろうと思って読み進め、同人やフリゲでしか出来ないパロパロのパロ塗れにたまにクスッときながらプレイしながら読み進めた。徐々に作品の方向性が見え始め過去編に突入し、物語は意外な展開を迎え様々な伏線が回収され、懐かしいニコニコネタなどを織り交ぜながら進んでいった。最初に検索したタイトル通り現実と非現実の区別がわからないまま進んだのはこの作品にしか出来ない表現だと感じた。 本当にお疲れ様でした。サークルは解散したとの事ですが願わくばまたどこかでお会いしたいものです。 @ネタバレ終了
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足の下が透視できる少年加賀地くんと誘拐犯のおじさんの話短いお話だしと気楽にプレイしましたら笑ったりウルッと来たり大変心が忙しくなるお話しでした。 @ネタバレ開始 ダメな大人代表のようなおじさんと、超能力者の少年。不思議なコンビのテンポのいい会話が読みやすくて面白かったです。 褒められるたび、嬉しくてぽろぽろ泣いちゃうおじさん。知識と常識がないせいですぐに悪いことに手を染めそうになるおじさん。根は悪い人なんかじゃないんだろうに、環境と知識って無常だなと思いました。おじさんが漢字で加賀地くんを呼んだ時なんだかちょっとウルッとしてしまいました。おじさんと加賀地くんがこれからもいい友達でいてほしいです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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Bar Florネオンサインや入店音。カクテルを作るシーンなどの演出が素敵でした。 バーでカクテルを作る体験をメインとしたゲーム……と思わせてからの、1本に繋がる物語構成に魅力がある作品だと思います。 カクテルコンプリートしてエピローグまで拝見しています。 @ネタバレ開始 色・花にこめられる意味。 主人公がカクテルにこめた意味をマスターもまたカクテルで返してくる、一筋縄ではいかない心理戦。 因縁ある2人が表向きは友好的に接しているシチュエーションが良いですね(^^) また勿論本作の趣旨はそこではない…と思いつつ 眼鏡を外したマスターがイケメンで素敵でした。 @ネタバレ終了
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Bar Florカクテルを作るおしゃれなアドベンチャーゲーム!で、もちろん間違いはないのですが、それだけでは終わらないストーリーが魅力的なゲームです。 基本的には周回してレシピを全て集めていくのですが、その過程で物語のピースを集めていく感覚でした。同じテキストを読んでいても、考察が進むとセリフの端々に気付きがあってとても面白かったです。 また、一番初めの開店時の演出やカクテルを作る時に流れる演出がとっても素敵でした! @ネタバレ開始 そして何より、レシピを全て集めて後のエピローグが心に残りました……! こんな素敵な形で裏切られるなんて、思っても見ませんでした! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
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さいごのクスリ「さいごのクスリ」 子どもの名前を入力する時、何だか思いつかなくてなんとなく「まる」にしたのです。 @ネタバレ開始 読み進めるのがつらくてつらくて、選択肢を選ぶたびに一呼吸おいて。 途中で思い出したんです。 私が小さいころ、母親に「まる」って呼ばれてた。 ぼろぼろ泣きながらプレイしました。この感想も泣きながら書いています。 キャラクターの感情がとてもリアルで、私もこの子の立場なら、楽になって欲しい。でも本当は生きていて欲しいと思いますし、 母親の立場なら、迷惑をかけたくない、でも成長を見ていたい。 私は、母親に薬を飲ませる事になったら…多分同じ薬を飲みます。 そういう選択をしてしまうと思います。 明日、母の誕生日なのです。 @ネタバレ終了 心に響く作品でした。 ありがとうございました。
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よりにもよって軽音楽部の顧問になってしまいました人間関係が大変そうな部活の顧問になって、人間関係としっかり向き合う物語です。 バンドのメンバー3人がそれぞれに個性的で、 メンバー全員にスポットライトが当たるようになっており、バランスの良い構成になっています。 シナリオは軽快に進み、盛り上がるところでしっかり盛り上がる印象です。 読後感が良く、多くの方におススメしたい作品です。
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さいごのクスリつらいっ・・・・ @ネタバレ開始 これは本当に自分の心にもグサリとくるものがありました。 とても悲しい・・・・ほかの選択で助かる道がどこかにあってくれと願うばかりです。ただそう簡単にいかないのがこの世界。 つらいです・・・・ @ネタバレ終了
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Bar Flor独特な雰囲気に見入りました! レシピを全て完成まで至っていませんが、クリア後のメニュー確認のところを見ると少しゾワッっとしました。 素敵な作品です!
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Angel Call出だし、設定と掴みがバッチリな短編。 @ネタバレ開始 プレイ時間は短いけど、四話ほど入っているのと各話濃いのでだいぶボリューミィで濃厚に感じました。毎度毎度、登場人物はいかにもな善人とも最低の悪人とも言い難い、その辺にいそうな人物像で、彼らが巻き起こす悩みと物語は割と即死的な選択肢も相まって緊張感がありました。主人公もそんな彼らに触れて葛藤が見えるのが良いですね。バッドエンドはゲームオーバー的であっさりですが、三話の男の子のバッドエンドは後味悪かったなあ……。お話的に一番設定が生きてて解決方法にもなるほど!となったのもこの回。四話は重いけどいい話で、ラストにも一捻りあったのが良かった。登場人物の名前とか、いろんな作品寿司詰めにしたオタク君の好んでる物語だとか、言葉に拘りを感じるのとエンドロールで登場人物達のちょっとしたその後が見れるのもグッドです。 @ネタバレ終了 設定も展開も良く考えられた良作一話完結短編ものでした。
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藹々鬼譚荘厳な絵巻物を読んでいるような素晴らしい作品でした。 圧倒的な画力で生み出された美麗な絵の数々が織り上げた世界に、たおやかさとしなやかさを感じる文章、神秘的な雰囲気の中に自然と生命そのものが持つ力強さと儚さも感じました。 @ネタバレ開始 エンドは1がより心に残りました。 お武家様の詳しいお家事情や葛藤も垣間見られるこちらのエンドでは、人間の人間たる所以とも言える深い業などを感じました。 また最後が壮絶で「御後が宜しいようで」には震えました。 物語全体にエンド二つと、すべてを読み終えた後に感じたことですが、この物語は「はぁ~、終わった、よかった!にっこり!」と笑顔で手放しで終えられるハッピーエンドではありませんが、まだ鬼と人がともにあった頃から脈々と築いてきた歴史と大きな刻の流れのように、心の中に一本の大きな樹が静かに根を下ろすような余韻のある作品でした。 大変個人的な所感ではございますが、本作を制作されるにあたって、作者様は相当な量の文献などを読み込まれたのではないかと感じました。 ふんわりとした「たぶんこうだろう」というものではなく、人智が紡ぎ繋いだ確かな知識を根幹において自らの物語の世界を構築された作品に現れる空気を感じました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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25時に復讐を。とても好きな内容でした。素敵な作品ありがとうございました。
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君にあるべきもの居場所のない主人公にどのように居場所が作られたのか、それを紐解くお話でした。 マオさんと結ばれないその未来の先で、まだ交流があって、手紙のやり取りしているの、人の縁って凄いんだなぁと思いました。 人の優しさや温かさを感じる話でした。