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13232 のレビュー
  • キミのニセモノに恋をする
    キミのニセモノに恋をする
    配信させていただきまました。とてもよかったです。 この作品のおかげでノベルゲームにハマりました。 素敵な作品をありがとうございます。
  • 縁距離レンアイ
    縁距離レンアイ
    愛重クズ男子にド執着×溺愛されてオトされて結ばれる乙女ゲーム!! 激重ド執着に溺愛されるなんて、良き…!と思ってプレイしました! @ネタバレ開始 紬くんが最初かなりなドクズ男だったので良きだったのですが、主人公に対する愛情がどれ程のものなのか掴めず、自力で縁を解いてきました。 すると、あの紬くんがノックアウトされちゃうエンディングに到着して「めっちゃ主人公のこと大好きだったー!」と小躍りしちゃうほど好みのエンドでした! それから紬くんが茶番を演じるためにわざと悪縁を作っているのを知ったエンドは、どちゃくそ悪い男じゃん、スキー!!となりました。 凄い力を持ってるのに、それを使って全力で主人公を手に入れようとしている紬くん。たしかに凄い執着愛!! それから色々事情がわかってきて、全部のエンドを見たあとは紬くんのヤンデレぶりや純愛さ、執着のドロドロさなど思う存分味わえてとてもよかったです! 1000年前から好き!の意味も、おまけなどを見て理解。 そんな昔からの縁なのも、良きでした!(そういうの大好きです!) 紬くん、小さい頃から主人公ちゃんのに惚れ込んでたのもまたよかったです。 そんな頃から主人公と縁を結ぼうと頑張っていた紬くんを知って、よく頑張ったね!これからは幸せラブラブになってね!と思いました! 紬くんのクズっぷりもよかったのですが(と言ってもそんなにクズではないと思っていますw)えちちな言葉選びも本当に好きでしたv 主人公が高潔なのでスパーンと両断されてましたが、いつもトロトロに嬉しそうな顔して切られている紬くんのお顔がよかったです♪ @ネタバレ終了 イラストが本当に美しく、差分も多くて見ていてとても眼福でしたv あと、何かあるたびに名前表示がちょこちょこ変わるのもなにげに好きでした(笑) 素敵な乙女ゲームでした!ありがとうございました!
  • Bar Oblivio
    Bar Oblivio
    Bar Oblivioを遊ばせていただきました。 ……お、お持ち帰りが……スマートすぎるよ!!(だんっ) というわけで、しっかりめの大人の恋愛(駆け引き)を楽しめました。 @ネタバレ開始 古波さんだけはお持ち帰りではなかったですけども、でも一番愛が深そうですよね。好みなので、お持ち帰りシーンもよろしくお願いします!! 実は一番初めは、この女性、男性だろうなって思いながらタクさんに近寄りました。家ついて温泉の話するまで言わないのもずるいと思うんですよ~!!もう帰れないよ~!!よくぞやった!!(笑) 阿北さんは非常に雰囲気が好みでして。 いやぁこっちもずるいね!!今日しかない、俺が彼女を手に入れるチャンスはみたいな感じで強引に持っていく!!いいぞいいぞ!! 絶●っぽいのもいいぞ!!大好きだぞ、君!! 加賀見さんに至っては、これはだめだ~!!幸せになる未来が見えない!! あと、加賀見さんのお持ち帰りのベッドシーン、きちんとみたかったです!!(大声で) めっちゃずるい大人なのよな…本当に。やべぇ。かっけぇ。 そして古波さんの気持ちありきなのが… とりあえず、古波さんのお持ち帰りシーンに期待していたのにw なかったので妄想しておきます!いつか想いが通じ合ったその日を!! @ネタバレ終了 超素敵な大人の恋愛を味わえる&もてるいい女気分も味わえる作品をありがとうございました!! うーん……私は●倫っぽい阿北さん派になります!!(いらん宣言)
  • とりもどせ!愛!!婚約者は眼鏡男子
    とりもどせ!愛!!婚約者は眼鏡男子
    それぞれ違った雰囲気の眼鏡男子の方々が魅力的で、プレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 はじめは素直に自分の年齢に合わせてプレイしたところ、お相手は龍臣さんになりました…! 落ち着いた雰囲気のおじさま…!すてき…! さてはて、どんな恋愛が待っているのか?と思ったら、祠破壊と呪いのコンボで滅茶苦茶驚きました! そして、かわいい…めがね猫さん…! 彼との思い出を辿りながら、想いを確かめて、1周目では見事TRUE ENDをつかみ取れました!やった~! TRUE ENDでは、最初は怖かった祠の霊さんもなんだかちょっと愛着が沸いて来て、この方も報われて欲しいなと思ったりもしました。 ちゃんとコンプリート後にそうしたエピソードを掬っていらっしゃってとっても嬉しかったです。 とはいえセーブからやり直してHappy?ENDな展開はどれもちょっと怖かったり切なかったりでした。そこもまた味わい深いですね。 アフターエピソードのお気に入りは、愛の重さを見せてくれた鳴海さんです! 対等で自然な関係性を感じる遊馬さんも可愛らしくて素敵でした! 龍臣さんは終始格好良くて…!大変貫禄があって好きです…! @ネタバレ終了 コミカルながら、しっかり愛を感じる丁寧な作品で、とっても楽しかったです! 素敵な作品をありがとうございました!
  • ことはらのあに
    ことはらのあに
    ことはらのあに、プレイしました! @ネタバレ開始 青年と少年の間みたいな、透明感のあるお兄さんが素敵…! 特殊なシチュエーション(妾腹の兄、お手伝いさん、許嫁など)も相まってなんだか自分が純文学か何かの主人公になったみたいな気分になれて良かったです。 湖沼エンドのあのなんとも言えない「業」感が、危なっかしくてちょっと湿っててとても好きです。 文章や効果音や背景の画像が懐かしい夏を思い出させてくれるようなものばかりで、妾腹の兄の存在しない記憶が蘇ってきました。 素敵なお兄さんだけでなくノスタルジーも感じることが出来て、ノベルゲームとしてとても楽しいゲームでした! @ネタバレ終了
  • 英国紳士の手懐け方
    英国紳士の手懐け方
    19世紀英国、気難しそうなイケメン紳士…! タイトルとビジュに惹かれてプレイさせていただきました! @ネタバレ開始 選択肢の無い一本道ビジュアルノベルということで、本を読むような心地で、ゆったりと楽しませていただきました。 忌憚のない言葉のやり取りから、互いにいつの間にか惹かれていって、果たしてどんな風に物語は着地するんだろう?と終始ドキドキしておりました。 まさかの喧嘩ップル!?からの、思いのほかロマンチストな一面が覗き見れたりと、短いお話ながら、丁寧にフローレンスさんとグウィンさんの変化が描写されていて、すっと入ってくる読みやすい文章と物語が、大変素晴らしく、とても面白かったです。 途中、グウィンさん視点のパートが挟まったのもとっても良くて、胸キュンでした! 立ち絵もとても美麗で、頬染め差分、良いですね……顔が良い方の照れたお顔、ごちそうさまでした…! 読了後の充足感も心地よく、あとがきを含め満喫することが出来ました。 @ネタバレ終了 とても楽しく、良い時間を過ごせました。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 傷口にねぎ塩
    傷口にねぎ塩
    やばい…これは抉ってくる…! @ネタバレ開始 タイトルに白い姿で浮かび上がる四人に、うっすらとそんな気がしたんですよ…これは俺が通ってきた黒歴史の傷口にネギ塩を塗る行為だってことを…!!なんなら今も進行形で厨二だが?!永遠の厨二だが?! ……一番抉られたのは、ツナですね… えぇえぇ、古を生きるものとして。 完膚なきまでに。 @ネタバレ終了 傷口を外角ストレートで抉り玉投げつけてくる素敵な作品をありがとうございました!
  • love me end me
    love me end me
    暗くてひどくて辛いのに先が見たくなる魅力がありました! @ネタバレ開始 不幸なようで実は不幸じゃないかもしれない主人公が、 幸せのきっかけを振り切って破滅していく様はたまりませんね~
  • 御社が第一志望です!
    御社が第一志望です!
    絵柄が好みなのでプレイしました。面白い短編作品です! 面接をデート比喩(?)しているのは面白い発想ですね シナリオが短いながら各キャラに4つもエンド用意されてやりごたえがあります。 ただ条件が満たされているのにどうしても新さんの隠しエンドに行けなかったというのが心残りです、私の問題何でしょうか…? 次回作も楽しみにしています!
  • 白と黒
    白と黒
    漫画やアニメでよくある天使と悪魔が囁いてくるアレですね @ネタバレ開始 黒ちゃんの「お前は悪くない」と全肯定してくれながらあーしろこーしろと強く選択を誘導してくれる所に甘えたくなっちゃいますね
  • Hide My Love
    Hide My Love
    バッジが欲しかったので改めてプレイさせていただきました! (光一郎さんは何回吸っても良い) 本当に最初から最後までめちゃめちゃ面白くて幸せになれます。ふたりのやり取りがコメディで爆笑もできるし甘さにニヤニヤもしちゃいます。 メインキャラクター2人がおもしれー男&おもしれー女で本当に大好きです!笑 @ネタバレ開始 もう、実生ちゃんの「ふ、フヒヒっ!」が好きすぎます笑 いろんなシーンで出てきますが、光一郎さんが光一郎さんムーブしている時に実生ちゃんが宇宙猫みたいになってるところがツボすぎて毎回爆笑です。 光一郎さんムーブの意味を咀嚼して一瞬ラグってるのかなと想像すると面白すぎて……。 大好きでも意味不明なものは意味不明で、否定はしないけど完全な理解はせず、そういうところが「光一郎さん」なんだと飲み込んでる絶妙な距離感がなんか好きです。 夢小説のことをキャラクターが元だと誤魔化した時の光一郎さんの表情にドキッとしつつ、「続編はないの?」ときょとんとした顔になるのがまた可愛くて、あ~好きだなぁ…と改めてしみじみ思いました。 そのあとから架空の光一郎に自分を近づけようとしてくれる光一郎さんもすごく好きです。どこまでも気持ちのいいナルシストというか…眺めているだけで前向きだったり幸せな気持ちにさせられます。素敵。 あと、「ストロベリーショートケーキのお姫様」って呼び方も最高に可愛くて好きです。海外の人が恋人や奥さんを「シュガーちゃん」「ダーリン」「クッキー」って呼んだりしてるのが結構好きなのですが、光一郎さんだったら全く違和感なく実生ちゃんをそんな感じで呼んでくれそうだな~とか妄想したりしました…。 自分のような人間が、きれいなものをきれいと言っていいのか。というお話はとても印象的でした。光一郎さんを好きになってしまう実生ちゃんに感情移入してドキドキします…。1%の美形の部分でしっかり光一郎さんなのも好きです。一貫していて本当にかっこいいです。 (光一郎さんの思考回路に気遅れなんて概念あったんだ) がパンチ効きすぎてまた爆笑です。実生ちゃんが急に冷めるの本当におもしろ…。 最後の実生ちゃんのオタク全開超早口モードなところもめちゃめちゃ良かったです。(勢いに圧倒される光一郎さんにも萌えました) 末永くおもしれー2人で幸せに生きていって欲しいです。 クリア特典内での『本当は全然Hide出来てない恋とそれを見つけていることをHideする男』という一文になるほど~と思いました。(特典のイラスト豪華すぎて最高です。ギクッとする光一郎さんも、面白くないな~の顔も、何もかも好きすぎる…) あと全然ストーリーと関係無いのですが弟に実生ちゃんって呼ばれてるのも個人的に萌えました。姉弟仲良さそうで可愛いです。 @ネタバレ終了 イラストもシナリオもとても素敵で、おもしろくてきゅんきゅんする最高な作品です!プレイできてとても楽しく、幸せでした! こんなに素敵な作品をこの世に生み出してくださり本当にありがとうございました!
  • リパリアの肖像
    リパリアの肖像
    童話がモチーフのお話が好きなので、興味を持ってプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 とても素敵なお話でした。 ストーリーにはハッピーエンドと可愛らしさだけではなく現実の非情さや心の残酷さが垣間見え、お伽話の魅力がぎゅっと詰まっていると感じました。淡々としつつも優しい文体も童話のようで素敵です。 乙女ゲーム好きとしては王子様やギルカッハくんと幸せに結ばれるENDも好きですが、個人的にはEND02も心に残りました。お互いの人生に大きな影響を与えあったふたりがそばで添い遂げずともお互いの選んだ人生を真っ直ぐに歩んでいく結末に、エドナちゃんと王子様の成長と心の強さを感じます。 最後になりましたが繊細で儚げなイラストと綺麗なBGMもゲームの雰囲気に合っていて良かったです。タイトル画面が変わる演出も、END後の登場人物たちのことを想像できて素敵でした。クリア後に追加情報を見ることができるのも好きな演出なので嬉しかったです。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました。
  • 仙人的生活
    仙人的生活
    フルボイス&Live2Dと豪華な演出! 短いながら選択によって全く異なる結末を迎えるノベルゲームならではの楽しさがありました! @ネタバレ開始 ちょっとした受け答えの違いでこんなことになるなんて!?と驚きの連続でした! 最初はオカンENDになったのでクスッとしてたら、次にヤンデレルートになり、えぇ~!と驚き! でも冒頭の二人のやり取りからもうくっついちゃえYOと思っていたので仙人夫婦ENDが好きです! 別離ENDは方墨さんが可哀想だけど小鳥の姿が可愛すぎました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • わけあり物件のつくりかた
    わけあり物件のつくりかた
    わけあり物件を作りたかったので作りました。 @ネタバレ開始 ヒントが丁寧で助かりました。 エンドに関係しない選択肢のテキストやおまけの会話も面白かったです。 二人ともほのかに頭のねじが飛んでいらっしゃる…! そのぶん今後もウマが合うんだろうなぁとは思って微笑ましい気分になりました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 月不見月の彼女
    月不見月の彼女
    本当に感動しました‼︎ リメイクも作ってくださるようなので楽しみに待ってます‼︎
  • わけあり物件のつくりかた
    わけあり物件のつくりかた
    全て…夏の、暑さで…意識もうろうとしたせいなのか⁇ どんなに2人それぞれが別世界に飛び立っても話がしっかり噛み合ってお似合いカップルなのは…ww 短編ながら、かわいらしいイラスト、楽しい要素たっぷりで、楽しみつつ、あっという間にコンプできました! スマホからのプレイにつき、バッジ獲得できていませんが、全ED見ました! @ネタバレ開始 何より会話の言葉選びが好み過ぎて何回も吹き出しながら周回しました。 過ぎたネタを丁寧に掘り返し回収するのとかお上手です(笑) 血糊を持ち歩いているのとか、スイカ割大会のくだりとか、ミツくんが一番意識している将来がお墓探しとか、すごく好きです。 スタッフロール内でも一芝居繰り広げられていたのがすごいです。サ◯エさんのEDみを感じてしまいました。 おまけのアイテム図鑑や、EDリスト内でもゆるかわコントが繰り広げられていて、2人のやりとりを永遠に眺めていたい気持ちでした。 ミツくん、クールと思いきや、ふわふわしてて楽しい人でした。お互いがお互いの思い出を大切にしていることがよく伝わり、ほっこりしました! @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました!
  • おやすみ、お兄ちゃん【追加アプデ済】
    おやすみ、お兄ちゃん【追加アプデ済】
    お、お兄ちゃーん!私コンプしたよ~~! どうも兄妹大好きマンです(突然の叫び) 本心が見えないツンなお兄ちゃんをデレさせたい、その一心でプレイさせて頂こうとしたはずが、逆にお兄ちゃんに感情をぐちゃぐちゃに掻き回されました!!憎しみ合う事と、愛し合うことがこんなに紙一重だと感じることが出来るとは。すごい…ほんとに終盤呼吸困難になりそうでした。 @ネタバレ開始 イケメンな義理の兄(ワケアリ)が近くにいるという家庭自体は夢のような設定ではありますが、お兄ちゃんへの片思いを意識する過程、告白→玉砕後の主人公ちゃんの心の動きは年ごろのお嬢さんそのもので、とてもリアリティがあり感情移入できました。 演出はシンプルなはずなのに、しっかり場面に合った場面転換をしており、ワンパターンになっていないのがすごいなぁと思いました。 (場面転換の指定って意外と同じものを繰り返し使いがちなのですが、とてもうまく使い分けられてるな!丁寧だな!と感心しきりです) セリフの間の入れ方も、工夫されていて、全体的に、動く少女漫画を読んでいるかのような感覚でした。 回収順にコメントします ED2 とにかく終盤感情をエグられ過ぎて怖くなって現実逃避しました!(現実とは!) ED1 いやいやこのままでは終われんよ!と勇気を出してお兄ちゃんちに突撃です。とんでもねえ…主人公ちゃんを遥かに超えるクソデカ感情に遭遇してしまいました!通じそうで通じない、永遠にもどかしさが続くのが辛い!→爆発!スッキリ!最高!ありがとうございます! ED6→ED7 ホラーものもビックリな恐ろしい展開!また違ったベクトルの展開が!お兄ちゃんの過去がさらに露呈するのと同時に、天真爛漫で平和的に成長したのかと思っていた主人公ちゃんにもお兄ちゃん同等の闇がある事に気づきました。 モヤっとスカっとを交互に繰り返し、恋愛的にはモヤモヤしているけれど、ED1よりも真実には近い?感じがして良かったです。 終盤の、主人公ちゃんがぶっ壊れてお兄ちゃんを誘惑するシーンが個人的に好きでした! ED3→ED4→ED5 攻略メモにお世話になりましたが、不穏なEDの中、ED3が意外と真っ当で何か好きでした。 ・総じて女の子がサイコっぽいのが好みなようで、ED7、ED5あたりが刺さりました ・いや明彦くんめちゃ良い子! ・UIやミニキャラカットインがかわいくてほんわかしてオシャレで見てるだけでウキウキしました♡ ・お兄ちゃんの抱えてる闇が何から何までおいしかったです! とにかく鉄壁が壊れた後の色んなお兄ちゃん、最高でした! @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました!
  • キミのニセモノに恋をする
    キミのニセモノに恋をする
    非常に楽しませてもらいました。 感動して何度も泣いてしまいそうになりました。
  • 英国紳士の手懐け方
    英国紳士の手懐け方
    なんと軽妙で、機知に富み、そして甘美なイギリス文学でしょう。 冒頭から"何かそれっぽいことを言いたかった感"がすごいですが、それくらいリアリティというか、イギリス文学の世界観を表現しようという気合をとても感じたのです。 @ネタバレ開始 グウィン様、確かに客観的な第一印象は最悪だと思います。でも、ヒロインのフロウ(親しみがわきすぎて、こう呼んじゃう)が物申すことをわかっているからか、それともプレイヤー(私)が安全な席で見ているからかもしれませんが、あまりにも登場のしかたが鉄板で最高すぎて「ヨッシャーキター!!!!」と思ってしまいました。笑 フロウも、身分は高くないとしても、聡明で良識があり、友愛の心と自立した精神を持つ、非常に好感の持てる女性です。それこそジェイン・オースティンのヒロインに通じるものがあると思いました。 現代とは異なる時代を扱う作品において、価値観をどう描くかは難しいと思うのです。やはり読むのが現代人である以上は、現代の人に共感されるものにしないといけないでしょうし、かといって時代の先を行き過ぎた考えが描かれても不自然になってしまいます。その点、このシナリオはとても自然でスッと入ってくる感じがしました。 グウィン様の朗読を聞いたフロウの心躍る様子がとても鮮やかで、自分にも重なり共感しました。強烈に「何かを見て心が震えたとき、感じた思いを表現し、その対象を存分に褒め称えるためにこそ、知識と教養と語彙が必要なのだ……」という気分にさせられ、(私の憑依した)フロウがその熱をグウィン様への手紙にしたためるイベントが脳内で発生してしまいました。笑 フロウが家庭教師になる夢について明かしたときの、それぞれの対応も印象的でした。 グウィン様の発言は確かに手厳しいものでしたが、デビュタントの場でかけられた言葉とは少し違って見えました。 フロウの夢を否定するものではなく、むしろ彼女自身を案じているように感じたのです。 また、ショックがないわけではないにしても、「彼の言った言葉は客観的な事実」と受け止められるフロウにも強さを感じました。 ここからのエンディングへの収束も非常にドラマティックで、ふたりの心の動きも丁寧に描かれているし、最後のグウィン様の台詞も冒頭の姿からは考えられない素直なもので、プレイヤーは拍手喝采でした。 サブキャラも非常に魅力的でした。 「乙女ゲーの主人公と、攻略対象の兄弟の絡みはロマン」と思っている私にとって、弟さんはこれ以上ない働きをしてくれました。私の中でTGF2024最優秀助演男優賞受賞です。ベスも可愛らしくて、素敵な友だちでした。赤毛のアンの、アンとダイアナのような関係性が微笑ましかったです。 グウィン様の立ち絵がまさに英国紳士でイメージ通りでしたし、くまのこ道さんの音楽は私も好きなので、グラフィックやBGMも楽しめました。 イギリス文学には少々の心得が……あると自分では思っていたものの、そうでもないかもしれません。大学時代、英文科の授業を受けていたのですが、持ってるのはふわっとした知識だけで、自力で最後まで読んだのはジェーン・エアだけなんです(そう思っていたら、ジェーン・エアと思われる本をフロウが読むシーンが本当に出てきてハッとしました。ガヴァネスのお話ですもんね)。高慢と偏見はキーラ・ナイトレイさん主演の映画を観ました。嵐が丘は漫画だけ読みました(原作は挫折……)。いろいろ読んでいればこの世界観の解像度が、もっと増したのかも。でも「あの頃親しんでいた、イギリス文学の世界だ!」とすごく思えて、愛おしいです。 ハートフォード伯爵夫人になったとしても、どうにかしてフロウが夢を叶えることはできないだろうかと思いましたが、彼女なら何らかの形で実現してくれそうな気もします。だってあの強く優しくしなやかな心を持ったフロウですから。 @ネタバレ終了 とてもすばらしい読書体験(あえてこう言わせてください)を得ました。 心からの拍手を送ります。
  • DateLoop ver綿飴ユウ
    DateLoop ver綿飴ユウ
    フルボイスで綴られるゲーム…! こちら、Vtuberさんのシリーズは初体験です。 ミニゲームを一度でもミスると、怒涛のループ現象に笑いました。 三週目で16%まで下げれたんですが、老衰のせいで目が追い付けなくなってしまったので、一度ここで中断しました。 めちゃくちゃ魅力が詰まっていて、楽しかったです! Vtuberさんの魅力を伝える作品、ありがとうございました!!