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12605 のレビュー-
夢にまで見たアイドルEND4~6しか見れていませんが、一旦コメントさせていただくことにしました。 @ネタバレ開始 元々、ニケ様の作品は、某実況者様の動画で拝見させていただくことが多く、自分でプレイさせていただいたのは、こちらの作品が初めてになります。 どの作品も良作品ですので、私が何かコメントをするのも憚られますが、28歳(主人公の年齢)で夢を諦めるだなんていうのは時期尚早と申しますか、人生百年時代なんだから好きに生きればいいじゃない!と思ってしまいました…。 でも、何歳だろうと自分の努力と夢の距離が近づかない苦い感覚は、絶対にあるだろうなぁという気持ちもありまして…挫折を経験した方なら共感の嵐間違いなしだろうなぁと思います。 @ネタバレ終了 ENDの種類にもよりますが、主人公の追体験によって、プレイヤーにも勇気を与えてくれる素敵な作品だと思います。 この作品に出会わせてくださり、ありがとうございました。
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北限のアルバ~冬の章~北限のアルバシリーズとっても楽しみにしてました…! 冬が一番好きなタイプのビジュアルの男の子だとおもっていたので、プレイとても楽しかったです! @ネタバレ開始 ビジュと冒頭のボイスで情緒かき乱されてしまうくらいキャラクターがいい。 秋が未プレイなのですが、春夏と攻略対象キャラクターに寄り添ったエンディング分岐だったのが、今回は真ちゃんを主軸に動くような展開がとても素敵でした。今までの作品内で語られていなかったけれど。美瑛にくるまでに何か大変なことがあったのだろうなとおもっていたので、真ちゃん自身のバックボーンを知れてよかったです…!! 攻略途中から脳内に【もしかして:弟?】といった解釈が生まれては、いや、それじゃ恋愛できなくない??倫理観バグってる展開ならあるかもだけど、北限のアルバがそんなことするはず……と混乱しながらプレイしておりました。 血筋や語り部さんのあたりで頭の中の点がつながっていくようで、とてもきれいにつながったし、2週目するとき、透也くんが記憶を取り戻すシーンをプレイしながらこんなこと想ってたんだ……と思いを馳せていました。 サブストーリーで明かされた、美瑛でしか思い出せない大切な記憶のこと、真ちゃんを追いかけることもままならないのかと思うと、とても切ないきもちになりました。ふたりが幸せなカップルになる展開がとっても読みたい!!!! @ネタバレ終了 深夜にプレイしていたのも相まってアルバ飯がどれもおいしそうでとっても飯テロでした。 素敵な作品をありがとうございました!! PS.おばあちゃんのお帽子姿、とってもかわいかったです。
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デイ・アンド・ナイトよしあき→あんりの順にプレイさせていただきました。 どうしてこんなすれ違いになってしまったのか…。 @ネタバレ開始 同じ朝でも対照的な二人の構図にやられました。 そして、よしあきくんの友達…八木お前、そういうとこだぞ(今回何もしてないのでとばっちり) これも青春のひとつの形…なのでしょうかね。 素敵な作品をありがとうございました!
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白雪とネクロマンスゴシック&ダークなイラストが気になっていた作品だったのですが、プレイしたら……動くスチルやべぇ! どこか人形劇的(ともちょっと違うけど)な動きがこのイラストとの組み合わせで、めちゃくちゃイイ!! ありがとうギャラリーモード! しかもちょいキャラまで上質フルボイス(その上オートモードもボイスが終わるまで次に行かない)、パーティクル、エンディングムービー、世界観に合ったBGMなど演出面が凄い! これだけ色々入れてるのにPCブラウザ版でもこんなにスムーズに動くとは。 もちろんストーリーも素晴らしく、多くの人に見て欲しいのですが……タグに輝く「バイオレンス」!! 自己責任でどうぞ! 私は約40分で読了! @ネタバレ開始 まさかの動く鼻血スチルで開始早々ショッキングでしたが、今日は臓物こんにちはしなっかったそうで良かった良かった。 アイビーちゃんのご家族までクズという、まともな人不在感。帰って来て、昔のエリオット様! だけど大好きエリオット様!! そしてリカルド様も素敵! サイテー! ゲーム中のBGMもピッタリのナイスチョイスですが、魔王魂様の「宵闇の輪舞曲」が合い過ぎです!! リピートプレイでしっかり堪能させていただきました。 @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました!
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記憶の翼紹介漫画を読んで興味が湧いて、いつか遊ばせていただこうと思っていた作品でした。 @ネタバレ開始 どちらのルートも綺麗に物語が展開します。若干、ハギトさん休み多くない??とか最初のプレイで思っていたの内緒です。天使だからホワイト企業なのかなと思いました(笑) 失った記憶がどちらも大切だから(ハギトさんは覚えてましたけども)どっちもとも羽を生やしてあげたかった(同時に) 二人ともお持ち帰りするルートがあると信じてました(逆ハーレム脳) それは夢幻でしたが、悪魔になっちゃう時の主人公小悪魔で好き。あ、あと、カイムくんの舌出しスチルがセクシー過ぎてけしからんですよ!! @ネタバレ終了 大変ごちそうさまでした。私の妄想の産物をFAとして無理やり送り付けたいと思います。返品は不可です!(脱兎)
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キミまで700km広島の空気感を感じられる作品を遊ばせていただきました! 作者であるナナさんがおっしゃられている通り、優しい、癒される物語です。 @ネタバレ開始 牡蠣好きなので牡蠣を選択した後、滅茶苦茶美味しそうで腹が減りました。広島焼も美味しそうでお腹がすきました。 …なんという飯テロ!!(笑) 彼氏の薫くんとの甦る思い出や、広島を随所に感じられるシナリオ。 とても素敵でした。 @ネタバレ終了 こちら元々小説を書かれる方だとわかる文章で、大変読みやすかったです。 優しい作品をありがとうございました。 (あ、FAは広島の瀬戸田サンセットビーチにでも遊びにいったであろう、今後の思い出の一つとしてお納めください)
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お菓子の国のガトー・ソルシエ美しいキャラクターグラフィックとまさかのフルボイスという、フリーゲームとは思えないクオリティでした! 効果音の入れ方が細かく丁寧だなぁと、数分読み進めてまず感じました。テンポの良いセリフやSEの演出があるため、メイン以外のキャラクターもみんな生き生きと感じて、すぐに愛着が沸きます。 (特にエルベリク様がめちゃめちゃいい人ですごく好きです……!) ファンタジー世界観ですが、専門用語などもそれほど難しくないのですぐ理解でき、とても読みやすかったです。 @ネタバレ開始 カノンの過去編から一気にシリアスになって、私はここからものすごくお話に引き込まれました。 カノンのマヤへの執着の理由や、序盤でちら見せされていたマヤの過去の真実などが明らかにされていくと、1章で見たようなあたたかな日常を手に入れるまでに二人はとても大変な思いをしてきたんだなぁとじんときました。 もうここでも泣きそうになってたんですが、マヤが初めてカノンのお菓子を食べたときの「あれ、おいしいよ?」からのシーンでなんだか涙が止まらなくなってしまって……。完全にマヤとシンクロしてぼろぼろ泣いてました;; 最初はカノンとマヤは月と太陽のようなイメージだったんですが、実際はマヤもカノンに助けられていたんだと思うと……;;;; お互いがお互いの救済になっている関係最高です……!! お父さんふたりを出会わせてくれて本当にありがとう!!!!!!!;;; 終盤、カノンがマヤにおせおせになるのもすごくかわいくてよかったです!唐突な告白に動揺してるマヤの表情もかわいい……! 恋愛面ではカノンがマヤを引っ張って、メンタル面ではマヤが引っ張って、という関係がいいですね。どうあっても、このふたりじゃないとダメなんですよね……;;尊い……。 @ネタバレ終了 1時間というプレイ時間の中で、あたたかな日常・切なさ・恋愛要素の甘さと、あと物凄いお菓子テロ攻撃をふんだんに浴びられる作品でした! ストーリーはシリアス部分とのバランスが丁度良く、キャラクターの作りこみが丁寧で素晴らしかったです。 素敵な作品をありがとうございました!
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飯島さん6号「片に想いはしますが、過多に重い話ではありません」という概要欄が気になりプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 屋上、ベンチ、焼きそばパン、確かに青春が詰まってる~~~。 大井さんが殺されました……??サムネイルは彼女だったのですね。 明日も普通に学校来る……??てか飯島さんは脚もなくなっちゃったの!?!? 解体ショーをやるから????そんな台詞もさらっと流れてきて驚きです。 一体どういうことなの~~~という展開に疑問符が浮かびまくりで2周しても完全に理解できた気がしないのですが、これはこれでアリ、なのかな!? @ネタバレ終了 ありがとうございました。
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白雪とネクロマンスアンデットと死霊使いのダークで美しいゴシックロマンスでした…!構成する全てが芸術のような作品です。タイトル絵の見つめ合う二人からは、降る雪のなか時が静止したような幽玄さを感じます。オープニングの幻想的なグラフィックと聖歌を思わせるコーラスに惹き込まれ、これから始まる物語への期待に胸が高鳴りました。童話の書き出しのようなプロローグとともに、いざ幕が上がると… @ネタバレ開始 まさかの開幕早々、嬲られ蹴られとめちゃくちゃバイオレンスな展開に吃驚でした…!アブノーマルな二人の関係と、グラフィカルな演出の臨場感に心臓がばっくばくです。主従関係の域を超え、お仕置ではすまない折檻っぷり…なのですが!!そんな蔑む行為をしていても、当のエリオット様からは不思議と嗜虐性はあまり感じられないんですよね…。彼の美しさと気品溢れる佇まいが素敵すぎるからか、暴力性とは対照の何かが奥にあるように気がして…。靴の汚れを舐め取るあの場面も、痛ましいのにどこか儀式めいた神聖さがあると言いますか、二人の間に侵せない空気感が漂っているように感じました。格調高いクラシカルなBGMも相俟って、物語のダークな魅惑と美しさに心底惚れ込んでしまいます。 冒頭からグラフィックや演出の美しさに感嘆としていましたが、「白雪姫」「狩人」など童話のモチーフと、コーゼリウス家・継承の儀といった作中オリジナルのファンタジー世界が絡んで展開されるシナリオも、めちゃくちゃツボを突かれて好みでした…!闇の気配ただよう世界観と美しい筆致の文章の相性もまた最高で…! エリオット様は勿論素敵ですが、リカルド様が登場したときは、負けず劣らずの美貌キャラクターで沸き立ちました。エリオット様にはない攻撃性を纏っているのが、また魅力的です。強引にアイビーちゃんを鏡の間に連れ込み、軋むほど首を締めながら愉悦に浸った笑みを浮かべている、どうしようもなさが堪りません…!どうしようもないのに、美しい…。芸術的なグラフィック、荘厳なヴァイオリン曲、上品な筆致の文章……それらと相反するリカルド様の凶暴さ。なんとも倒錯的な魅力がたっぷりな場面でした。「ネクロマンス」の語感から漂うダークな気配と「白雪」のメルヘンな響きの合わせ方もそうですが、背反を組み合わせて魅力的に世界観を創り上げる感性が本当に素敵で、作者様の手腕だなと感服します…! エリオット様が駆け込んできて、二人がバチバチ火花を散らす展開が、もう美味しすぎまして…。二人共アイビーちゃんに酷い態度を取るのに、独占欲を顕にして取り合っているのが歪な愛情すぎて悶えます。尊大で歪んでいて、反りが合わない美形兄弟…んん最高です…// ラストに向かって、二人の過去の真相と「白雪姫」との繋がりが明かされる流れも、めちゃくちゃ素敵でした。今の関係と反転するような、善性のエリオット様と気位の高いアイビーちゃんが惹かれ合っているのがまた良くて…。採掘場で逢瀬を重ねる二人の間に、確かな純愛があったことを知り、切なくなりました。それなのに、どうして今は…!リカルド様の差し金とは言え、アイビーちゃんを絞め殺してしまえるエリオット様のことは、どう捉えればいいのか頭を抱えてしまいます…。純愛を前提にすると行動の説明が付かず、でも暴力性の奥に手放せない愛情も確かにあって。なんと言いますか、血筋に流れる残忍さと征服欲が、個人の純愛を超えてしまう悲恋に感じられ(勝手な解釈です) 、それが最高に良かったです…。正攻法ではないやり方でしか、欲しいものをそばに置けない歪で可哀想な執着愛が堪らなく素敵でした!!鏡よ鏡、アンデットと死霊使いカップル永遠であれ………! @ネタバレ終了 フルボイスやLive2Dの美麗なグラフィックなど豪華過ぎる作品で本当に素晴らしかったです。舞台観劇さながらの臨場感に酔いしれました。 素敵な時間をありがとうございました!
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北限のアルバ~夏の章~私にとっては春の章以来の北限のアルバとなります。 今回は夏の章を体験させていただくべく美瑛の地、ペンションそよ風におりたちました! @ネタバレ開始 真面目で頑張り屋さんな真ちゃん、 相変わらず優しくて気品にあふれた淑女なソメさんや、愛くるしいエナちゃんもお久し振り! 今回は八谷牧場の一人息子、日向君がお相手。 春の章の桜庭さんもとてもイケメンなおかたでしたが、日向君は……肩まで伸びた髪やピアス、がっしりとした体格など自分好みでして( *´艸`) 前回以上にドキドキしながらのプレイとなりました。 ちょっとぶっきらぼうだけど面倒見がよくて優しい男の子と真ちゃんとの心の距離が近づいていく経緯が丁寧に描かれていてとても楽しかったです。 お前呼びとか少し口をゆがめて笑うところに人間味を感じたり、都会っ子な真ちゃんにちょっと複雑な気持ちも抱いているところもふくめ、日向君の人となりに共感したり親しみを覚えたり。 また彼の生活を通して酪農家の仕事や悩み、抱えている問題などを知ることもでき、何度もはっとさせられました。 (といいつつ初乳豆腐は食べてみたいな、なんて呑気に考えてしまったりも……) ソメさんに見守られながらふたりがついに気持ちを通じ合わせることができたときはプレイしていた自分もとても嬉しかったです。 (幼い頃に実は出会ってたのも、真ちゃんだけ忘れててあとで思い出すのもとてもよかったです!好き展開…) 家業を継ぐエンドと継がないエンド、スチルもあわせどちらもとても素敵でした!どちらか選ぶとしたら……うーんどっちもよくて選ぶのが難しい! ずっとそばにいてくれるのもいいですし、芸術家としての彼の未来を見てみたい気持ちもあるんですよね……。(*´ω`) 淡く優しいタッチのグラフィックや、北の大地にぴったりの音楽、北海道のおいしい食べ物や美しい自然。 そしてあたたかくて胸躍る恋物語。 今回もそのすべてを堪能させていただきました。 @ネタバレ終了 とても面白かったです。 素敵な時間をありがとうございました!
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じみにしじみまさにタイトル通りでした。やれば分かる。 ハイクオリティなグラフィックの中にぶち込まれた数々のシュールでカオスなコメディが脇腹をくすぐりながら殴ってきて大変心地良いです。やれば分かる。 どのエンドを見ても可愛いイラスト付きで周回・フルコンプの励みになりました。 @ネタバレ開始 シリアスな冒頭だなと思いきや唐突なラップバトル始まって笑った。 主人公がしじみの強火担すぎて、しじみ販売を生業とする方がPR用に作ったのかと錯覚しそうでした。まさかすべてを解決する糸口になるとは。 オルニチンの封印方法が令和チョイスで好きでした。主人公頑張って練習したらAd○さんの曲歌えるの……!? 氷神が褒め殺したらちょろくて可愛かったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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白雪とネクロマンス耽美な雰囲気に惹かれプレイさせていただきました。 作者様の目元の描き込み方がとても綺麗だなと思いました。 特に瞼の艶やかな感じが色っぽくて素敵です。 @ネタバレ開始 マウスカーソルが雪の結晶~~~!! スチルはLive2D仕様でしょうか、動いている……!! バイオレンスでいっぱいなんですけど読み進める手が止まりません。 ネクロマンサー×アンデット、最高の組み合わせでした。 端から見ると暴力的でそこに愛はあるんかと問いかけられそうなものですが、愛はあります、これは。どのような形であれ、エリオット様とアイビーちゃんがずっと一緒にいられますように……。 リカルド様のような見目麗しいのに狂っている男性も好きなので当ゲームからは色んな成分を摂取できて幸せです。 ボイスだけではなく豪華にエンディング曲付きでさらに驚きました。 @ネタバレ終了 素敵な物語をありがとうございました。
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n回目の一瀬私の一瀬くんとの邂逅は二度目になります!(前作が楽しかったので今作も絶対遊ぼうと思っておりました) @ネタバレ開始 ぬいぐるみを練習相手にしちゃって、本当にかわいい子です。 泣き顔も大変美味しい……。合鍵作っちゃう行動力なのに、告白には二の足踏んでて、練習でしくしくしてるの、本当に可愛い。 …あ。可愛いしか言えていませんが、もう本当に可愛いです(語彙力) 一瀬くんの様々なアングル、壁視点も面白かったです!可愛い…… @ネタバレ終了 一瀬くんの可愛い面をこれでもかと堪能できる作品でした。 ありがとうございます!! あ、FAは宣言通り剥かせていただきましたが、きっとお風呂場でも先輩の事考えて悶々としているんだろうなと思っております。……可愛いね!
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お菓子の国のガトー・ソルシエキャラクターはもちろん、お洒落で可愛いスイーツのグラフィックに惹かれてプレイさせていただきました。姉弟がお揃いのミニハットを付けているのが素敵ですね。 @ネタバレ開始 お菓子魔法の原動力は、お菓子を愛する心。 ソルシエって凄い!!と感心していたら、なんだか雲行きが怪しく……。 「姉上無しでは生きていけません」と言うカノンくんにきゅんとしていたら、店主さんがこちらの気持ちを代弁して下さり、思わず笑ってしまいました。 ストーリーを読み進めていくと、方向性は違えど二人とも悲しい過去を持っており、胸が締め付けられました。 おいしすぎるお菓子とおいしくないお菓子、相殺されれば最高で最強ということですね。そして、相互理解はとても大切なことなんだなと思いました。 マヤちゃんとカノンくんの距離が急接近するシーンはきゃ~~~となりながら見守りました。血が繋がっていないからこそ美味しい面もあるんですよね!! めでたしめでたしで安心のエンディングです。 おまけでキャストトークが聴ける仕様にも驚きました。特装版・限定版レベルの豪華さ!! @ネタバレ終了 甘々で心ときめく乙女ゲームをありがとうございました。
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彼らの秘密のたからばこ感想が遅くなりましたが、配信にてプレイさせていただきました。 普段乙女ゲームという物をした事がない為、概要の説明文を見た感じそんな私でも入門しやすそう(?)という電波をキャッチしたのがきっかけです。 途中までは案外普通に乙女ゲームであろう内容なんだな?…と、思っていた時が私にもありました(過去形) @ネタバレ開始 内容としては攻略対象である2人、いぶき君とあおい君どちらのルートに入って進めるか?というシンプルな流れ。 どちらのルートに入った際も本筋で起きている物語は同様という事で、もう一人のルートをプレイする際も別視点ではこんな事が起きていたんだなぁと視点補完をするイメージなのも面白かったです。 私としてはあおい君の方が母性本能をくすぐるというか、好みだったので王道と言えばまず幼馴染からの攻略か?と思いつつもあおい君のルートから攻略開始。 彼の抱えている問題点や、その中でも行動を起こす為にどうしても主人公の物を近くに置きたいという衝動も本来なら叱るのが正解とは思いながらも「そうだよね、頑張ろうとしてるんだからしょうがないよね!」 という全面的に甘々思考をしつつ先にバッドエンドから回収。 正規の方ではちゃんと甘々な関係でありつつも、今後の為に妥協点を手探りしながら解決へ向かうという意味でとても幸せな気分を味わえました。 いぶき君は幼馴染&お隣さん特有なお部屋訪問イベントという役得もありつつ、こんなにべったりされるのも悪くないかなぁ~とこれはこれで…。 彼が大事にしていた宝箱は気になりましたが、子供の頃ならそれこそ綺麗な石とか微笑ましい物だろう程度で想定していたのですが…これが後から、反射的に喉笛から空気の洩れる音が出る状態への伏線だとは。 無事に両方の正規エンドを回収完了!と思いきや…あの、あなたは誰?という流れへ…。 確かにバッドエンドの時点でヤンデレと言える行動を起こす位だったあの二人がどちらかのルートに入ったからといってヒロインを諦めきれるのか?と言われたらNOでしょう。 ゲームの仕様として描写されない事はあっても、生きている人間の中で起きている出来事ならば当然それで重たいとも言える感情が消える訳もありませんから。 その意味では結構、リアルな部分に踏み込んだというべきか。 余計な事をしやがって…というべきなのか。 でも、そのシナリオ破綻してますよビームッ!に該当するここからどうなるかを期待していたので結果的には後の展開は楽しめました。 同時に、本当にここまでならまだヤンデレバッドエンドはあっても普通の乙女ゲームだったなぁ…とは思っていたので衝撃も受けましたが。 明らかに良からぬ事しかないとしか言えないタイトル画面の変化。 基本の操作や進行はそのままでしたが、今度はルートに入っていない相手がその間どんな気持ちでいたのか?を知る事になるという想定できたかもしれないのに見ないフリをしていたとも言える部分を突きつけられ。 そして、攻略対象は2人だけとされているのに選択肢によってはまるで攻略対象と同じようにプロフィールの出る人物が増えた…だと? でも固有エンドはないって明記されていたような…と読み進めればどちらのルートでも大事件しか起きなかったと頭を抱える事態へ。 とはいえ正直な話…サンプルサムネのバットをスイングしようとしてるいぶき君のイラストでプレイする事を決めた部分はあったので、作中で該当箇所にきた際は内心「ここできたかー!!」とある意味歓喜ではありました。 そして明かされる宝箱の中身。 確かに何が宝と思うかは個人の自由…とだけコメントさせていただきます。 あおい君も最初は事故!?と思わせてからの…だったので、結局このゲームの攻略対象ってある意味どっちもどっちなのでは?と気づいた時にはもう手遅れでした(どっぷり楽しんでいるという意味で) 本当に、本番に入るまではバッドエンドこそ存在してもほんっとうに平和だったんだなぁとしみじみしましたね。 個人的に、本番開始後もまだあおい君は(殺人事件さえ起こさないよう気を付ければ)まだ…まだ、大丈夫?だよね?という判定。 いぶき君はヒロインに対しどうしたいか?を知ってしまうと逃げないと危険しかないと思える事や、彼の抱えている問題点を考慮すると固執するのはわかる部分があるので難しい問題という複雑さがありますね。 どのみち、本番に入った時点でもうどちらを選んでも後戻りはできない事態になっているのは確定として。 そして、ここにきてまさかの3人目の攻略対象? それも今まで全く姿を見せていない相手というのも不思議でしたが、ここに関しては割とメタな神様の言う通りというか…。 シナリオとしては攻略対象である以上、仲良くなって和解しかありえませんし本来存在しない攻略対象と思えばオブラートに包め!なのはさておき妥当…だけどこの神様と同意見になるのは癪な気がしないでもない複雑な乙女心。 それでも未読スキップの末に進展?と思えば、ここからの展開は予想外の予想外すぎました。 てっきり注意事項にあったメタ要素は神様に関する部分だけと思っていたのもありましたが 「ねえ、君が選んだせいなんでしょ?こんな展開さ」 まさかのいぶき君がヒロインでなく、プレイヤーの方に向かって話しかけてきた…!? 確かに彼からしてみれば、自分がヒロインと仲良くする話だけがあれば良くて他の攻略対象もそのシナリオも邪魔でしかなく。 それを選択するプレイヤーですら邪魔な存在なのは違いないでしょう。 プレイヤーがいて、ヒロインが他とくっつく選択を選ぶ対象がいる限り永遠にヒロインはいぶき君の物にならない。 だから自分は邪魔をしてやるし、世界観もシナリオだって壊してやる。 それでプレイヤーがいぶき君に対し嫌悪なり不愉快な気持ちになる事を望むような事も言う。 多分、これに対する正解は彼の言う通りに嫌な気持ちを持って彼を嫌う事なのかなとは理屈ではわかります。 「そうだったら、嬉しいな。お揃いだね、僕たち」 「そのどうしようもない嫌な気持ちだけが、僕と君の絆なんだよ」 だとしても、こんな事を言われたらむしろ恨めないというのが私の素直な気持ちでした。 人に興味を持てず、ヒロインしか人間として認識をしていない。 そのいぶき君が嫌悪とはいえ、今見ているのが…視線の先にいるのがプレイヤーである自分である事。 人ですらない何か、としか思っていないのかもしれないけれど『僕と君の絆』という言葉を使った事。 「君にとって人生で一番不愉快だったキャラクターが、僕でありますように」 この一言を残し、手を振ってブラックアウトへ…。 ある意味、これって方向性は違えど…いぶき君からプレイヤーへ向けられた一種のラブレターなのではないかなと私は解釈しました。 彼にとっての願いは上記の台詞の通りだとしても、そう思えてしまったらその願いは聞き入れる事なんてできない。 聞き入れたフリをして表面上悪態をつく事はできても、内心まで偽れないに決まってるじゃないかと。 だから、ごめんね。がこちらからの返しになるのかな…。 @ネタバレ終了 序盤は結構普通な乙女ゲーム(ただしバッドエンドはある) 本番に入ってからはメタやヤンデレ要素つよつよな本性を出してきたな!?と思える流れへ。 だけど、最後まで進めた時に胸に残る物は何なのか。 飽きさせない展開の連続と、最後の答えがプレイヤーによって何になるのか? 私の答えは折り畳み部分に置きましたが、これは触れた人がそれぞれどう感じるのかが知りたくなりますね…。 素敵な作品をありがとうございました。
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虹色の夢やり応えバツグンの乙女ゲーム×宿屋経営SLG! 500万Gの借金返済を目指して宿屋を立て直しながら、町の人と交流したり恋愛したりする経営シミュレーションゲームです。 なかなか半分返済という中間目標が超えられずバッドエンドの連続でしたが、先人の攻略情報を頼りにクリアできました!お目当てのキャラの最上エンドも迎えられてとても嬉しいです! 攻略対象35人、友情度・愛情度のパラメータあり、デートイベントあり、料理のレシピ集めや釣りなどのミニゲームあり、収集要素などのやり込み要素あり…というボリューム満点のゲームです。 友情度・愛情度によってキャラクターの反応が変わって行くので、台詞差分もたくさん! 最初は主人公の双子の弟・サニーくんが気になっていたのですが、セルゲイさんと関わるうちに「もしやツンデレでは…?」と気付き、吸い込まれるようにセルゲイさん狙いにシフトしました。 セルゲイさんは「友情度・愛情度によって反応が変わる」というのが目に見えて分かりやすく、ツンからデレになって行くのがとても楽しかったです! @ネタバレ開始 セルゲイさんの、プライドが高くて高圧的に見えて、デートしたりプレゼントを贈ったりした時の反応から紳士的な優しさや礼儀が見えるのが非常に好きです。 領主代理(現領主)として・兄としての頼もしさと、主人公に振り回されている時の可愛さがとても魅力的な人でした。 ラストで双子にくっつかれてるところがめちゃくちゃ可愛かったです…! 無事に3つのエンド回収とスチルコンプできました! 後半は順調に攻略できて余裕が生まれたので(だからというのも失礼ながら)ランランさんも同時攻略しました。 初めて会った時に「運命の星」と言われ、そのまま放置するのがなんだか申し訳なくて… 友情イベントを進めた時の「運命というのは恋愛という意味だけじゃない」という言葉がとても好きです。 からの嫉妬イベント…!諦めているようで諦め切れない感じも相まって、「放っておけない」という表現がとても似合う人でした。 @ネタバレ終了 まだ見られていないイベントや出会っていないキャラクターも多いです。いつまでも遊べるゲーム…! 素敵な作品をありがとうございました!
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あなたの愛が剣ならばテンポの良い、ラブコメ感 シリアスなシーンの後には必ずやってくるコメディ! とても読みやすくて、キャラクターもそれぞれ立っていて 何より、二人の「愛」と「剣」の距離感が最高でした。 騎士団長を目指すお嬢様かわいすぎですね。 これはもてもてです。 二人の距離感が・・ @ネタバレ開始 平行線、平行線すれ違い相思相愛!! ああ!たまらないっす!!(好き) @ネタバレ終了 追加エピソードも楽しませていただきました!! 素敵な作品をありがとうございました。
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虹色の夢SLGが大好きなのですが、期待以上にSLG要素が盛りだくさんでとても楽しかったです。皆さんがコメントしている通り、大ボリュームなのでクリアした時とクリアムービーが流れた時にはめちゃくちゃ感動しました。 @ネタバレ開始 一周目はセルゲイ、パトリック、ケリィの三人に絞ってのプレイでしたが、まさかのセルゲイとパトリックに取り合われるイベント&スチルがあって、興奮しました笑 噂によるとハーレムエンドもあるとのことで、難しそうですが見てみたい気持ちでいっぱいです! キャラクターと仲良くなっていくにつれて、抱えている問題とか悩みとかが露見していって、それをプレーヤーを通して主人公が解決したり寄り添っていく描写が丁寧で感動的でした。セルゲイとパトリックの関係とそれが改善されてあのパトリックがセルゲイのために民衆の前に立つ展開には感動しました…!お気に入りイベントの1つです。 セルゲイとパトリックに取り合われるイベントも、主人公が2人のわだかまりを解いたが故の軽口なんだと解釈すると泣けてきます…!! 一周目はシゼンにはノータッチだったんですが、ソノ先生の一件はめちゃくちゃ衝撃でした。シゼンとは一度もデートしてなかったのに、衝撃すぎてその後は何度も診療所に通ってしまいました笑 次の周回ではシゼンとも仲良くしたい…!!それと、アンおばあちゃんとソノ先生の関係もめちゃくちゃ感動しました。 ケリィが好きだった神父さんにも、オープニングムービー見るとなにか裏がありそうで気になります笑 @ネタバレ終了 メインキャラ・サブキャラ関係なく生き様がリアルで色々想像の余地があって素敵なゲームでした。 まだまだアプデの予定があるということなので、引き続き制作応援しております! 改めて素敵なゲームをありがとうございました!
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お菓子の国のガトー・ソルシエこれはっ……超スウィートなファンタジーっ…… 上品でキュートな絵柄と、ハートフルな物語が心地よかったです。 「食べた人の背中を押す魔法のお菓子」という設定が、すごくステキだなと思いました。 @ネタバレ開始 ただの姉弟関係では終わらないだろうと思ってましたがやはりそうで、内心ニヤニヤしてました。だってジャンルが乙女ゲームですからね(笑) お父さんも、ふたりがここまで大切に想い合うようになったのをきっと喜んでいることでしょう…… サブキャラクターも個性豊かな面々がそろっていて、「この人についていきたい」とプレイヤーですら思ってしまうエルベリク王子も好き(最後の天然っぷりには笑いました)ですし、同僚のルーク&セレナコンビも息が合っていて微笑ましかったです。 腕前は置いておいて、私もお菓子作りが好きなので、マヤ&カノン姉弟によるふつうの人向け(?)スイーツレシピ本が出版されたらほしい!!と思いました。 同人ゲームではあまり見ないキャスト様のフリートークもすごく楽しくて、ごほうび感が半端なかったです。 @ネタバレ終了 プレイした誰もがお菓子を食べたくなるゲームかと思いますが、ちょうどフランス産マドレーヌを買ったところだったので楽しみです。 とても楽しくプレイしました。ありがとうございました!!
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Re:quiem[Shall We Dance?]Re:quiemシリーズは初代以来のプレイです。ヒロイン・小百合ちゃんをはじめ、みんな個性と魅力があって応援したくなりますし、普段TLでお見かけしている彼・彼女はこんな子だったんだ!と新たな発見がたくさんありました。 @ネタバレ開始 ストーリーは切なくも心温まるもので、裏ヒロイン?つららちゃんの純粋さがかわいらしく、悪役枠の椿さんも本当の悪になりきれないところが好きです。おまけで得た「今後味方になるかも」情報には超期待ですね。 どのキャラも本当によくて選びにくいのですが、私が特に好きなのはとってもキュートな巴ちゃんで、「巴ちゃんエンドないんですか!?!?」と思いました笑笑(設定的に友情エンド一択かと思いますが!!) 陣内さんもツボでした……個人的におネエさんキャラが好きなので……笑 システムもエンディング分岐の手前でセーブをおすすめしてくれる親切設計。なのにそのあと上書きしてしまうというポンコツミスをやらかしましたが、なんと小百合ちゃんがスキップしてくれるので快適にプレイできました。 選んだキャラが助けにきてくれるシーンは、それぞれの持ち味が出ていておもしろかったです!!EDスチルも可愛くて楽しめました。 @ネタバレ終了 冬はもうすぐ終わりますが、まどろみ町のみんなが楽しい春を迎えられますように!