コメント一覧
63734 のレビュー-
I colorタイトル画面のバラと全体の色合いがとても好きだなあ、と感じたのがプレイのきっかけでした。 美しいバラの園の中で繰り広げられる花たちの悲劇を描いたダークメルヘンな作品です。 @ネタバレ開始 EDそれぞれで見える視点が違うので、プレイすればするほどこのゲームの物語がより深まっていくのが好きでした。 "花殺しはかつて花殺しの被害者だった者たち"という悲しみの連鎖を知ってしまうと、いつまでも花を○し続けなければならない者たちの姿に哀れみのような感情をもちます。 心のどこか一歩違えるだけで誰もが花殺しになってしまう可能性を秘めている、 そんな薔薇たちの密な思いと色んな意味で強い愛情が見えて面白かったです。 @ネタバレ終了
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キミが恋するはずだった100人の運命の相手作者様の過去作品が面白かったので、とびつきました。ゆるい???や名前のセンス、効果音がツボです。 @ネタバレ開始 >オートセーブをしている為、終わらせたところによってはバグが起きる可能性があります。その際もご報告頂けると助かります。 とのことで、7人チェンジを続けると、強制的にピンポンパンポーンと効果音が鳴り???のセリフから進みません。ブラウザを再起動しましたが、同じところで止まります。???の名前も???Pに変化しています。スキップを使うと次のテキストが読めるようになりましたが……。同じ条件でも(3週目)でスキップを活用したら大丈夫でした。 (もう1つ、上のデータで データをリセットする →いいえ にした後ゲームを始めると※セーブ中※から動かない時がありました。 直前にホラー演出があったので、これは演出だったらすみません。これの発生条件は全員チェンジでクリアかもしれません) 全キャラクリアしました。私は???推しです。運命を1つ見つけたら100つあると思えというGのような言い方に笑いました。あとはイアンさんですね。名前に大爆笑して、素朴な顔に癒されました。 @ネタバレ終了 凝っていて、癖になる面白い発想の作品、ありがとうございました!長々と失礼いたしました。
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Journal Journeyタイトル画面がwolfエディタな感じだったのでノベコレだとちょっと珍しいと感じ印象に残っていました。 RPGのマップやドットアイコンを活かすことで、一般的なノベル・ADVとは少し勝手が変わり、キャラとその周辺の景色全体をより効果的に見せることができるのか、とプレイ中とても感心しました。 シナリオはしょっぱなから衝撃的な展開で、側面から少しずつ紐解いていくミステリー感が好きでした。 @ネタバレ開始 初見時には御者の言葉遣いが少し引っかかったので気になっていたのですが、物語を進めるにつれなるほどとなりました。 ドット絵がプレイヤーに与える視覚情報の少なさ逆手にとりゲームの中身にうまく反映していたのが素晴らしかったです 散らばっていた点と点が終盤で一気につながっていく瞬間の気分は最高でした。また1から読み返したくなる面白さです。 @ネタバレ終了
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人生、お返しします。自分と同じ姿をして歩いていたというドッペルゲンガー?の男を探しに行くという設定が面白かったです。 確かにそういう話を聞いたらちょっと気になるかも、とカイに共感しました。 @ネタバレ開始 でもどうしてそこまで探す必要が?もし相手が本当に怪異のドッペルゲンガーだったら怖くないのかな?と思ったら、どうしても"もう一人の自分"に会わないといけない理由があって・・と怪異系ホラーの予想を良い感じに裏切ってくる展開でシナリオに引き込まれました。 怪異として生きるなら本来消えなくてはいけないのは自分ではなく元の彼。カイだってこの世界でカイをやっていたい。やりなおしたい。 でもそれと同時に、元の彼にも生きていてほしいというカイの優しさもあり、 その2つの感情の中揺れ続けているカイの心境が見える各EDがすごくよかったです。 "4人"の友情が優しい世界で好きです。 @ネタバレ終了 温かさと切なさが混じった儚いゲームでした。
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いつものバス、いつもと違う君ゲームサムネイルのふわふわした男の子に惹かれてプレイさせていただきました! シンプルながら少し難しい雑学的問題があったりして、 「次はどんなクイズが出されるんだろう?」とわくわくしながら回答させていただきました。 @ネタバレ開始 クイズの答えになにか関連性があるのだろうか?と思っていたらまさかの告白! なんだか随分面白くておしゃれな照れ隠しじゃないですか…! バスで話すほんの一瞬を積み重ね、だんだん惹かれていく少年少女…青春ですねぇ 二人の未来に祝福あれ! @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
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てのりフェアリーメカクレの妖精ちゃん育成ゲーム!こりゃやるっきゃねえ!!と思いプレイさせていただきました! @ネタバレ開始 リコペマさんの作品だから流石に暗黒の部分があるよな…?と思っていたのですが…今作もやはり!!でしたね!! ちょこちょこ動くパニュラちゃんかわいい!!ちゃんと左のパニュラちゃんに触れるとコメントがあるのが細かい… クレオ先生のビジュアルがバチ好みです。 詐欺野郎には丁重におかえりいただきました() クレオ先生が感動名作の本で泣かせようとしてるので笑いましたw魔道書かと思ったじゃんかよお!! 最初はおやつ全部大成功を狙い進めましたが、なかよし度100を達成できてよかったですー!! @ネタバレ終了 素敵な育成ゲームをありがとうございました!楽しかったです!
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ココロ・コンフリクト ~はつこいドロボーとわたし~とんでもないクオリティの超大作があると各所で聞き及び、満を持してとても楽しみにプレイさせていただきました…!笑って、笑って、泣いて、笑って。ユイナちゃんと一緒に旅に出てたくさん幸せな時間を過ごしました。ストーリーもキャラクターもグラフィックもすべてがすばらしくて、遊ばせていただいたことにただただ感謝でいっぱいです! @ネタバレ開始 (長くなってすみません…お時間あるときに見てもらえたら嬉しいです。) ■全体感想 異世界に来てすぐの頃は、誰も彼もが見知らぬファンタジー世界の住人だったのに、物語を閉じるときには、メインキャラは勿論いわゆるサブキャラも含めた、一人ひとりへの思い入れと愛着で心がいっぱいに満たされています。ストーリーを進めるうちに、キャラクター同士の立体的な繋がりが見えてきたり、三国間の関係性や歴史を知ることで、そこに馴染まない異質な存在に気づいたりなど、作品の厚みと膨らみを堪能できるのが長編ならではですばらしかったです。子供の頃に憧れたファンタジー世界のワクワクや、ラブコメのトキメキがふんだんに詰め込まれつつ、それぞれのキャラクターの根っこにある苦悩や葛藤、繊細な心情が深く掘り下げられていて、忘れたと思った昔の痛みや、多少のことでは落ち込まなくなったと思う強がりを抱えた大人たちにこそ、刺さるお話かもしれないと思ったりします。大人になって読み返す絵本のような、温かくて芯のある作品だと感じました。 立ち止まったり戻ったりしながらのゆっくりプレイが好きなので、かれこれ20時間~ほどコココンの世界に滞在していたと思うのですが、キャラ同士の会話やストーリー展開が本当にずーーーーーっと面白くて、終わらないで、まだ終わらないで、と念じながらプレイしていました…!大感動のエンディングを3度迎えて全てを見届けたあとも、ちょくちょくゲームを起動しては、お気に入りのシーンを見返し、くすっと笑って楽しい気持ちになったり、ツマミでは済まずにどんどん先を読み進めて、感動シーンで涙ぐんだりしながら、はぁ…コココンの世界は最高だぁ、、と噛み締めて元気をもらっています。大好きって以上の言葉があればいいのにと思うほど、作品の世界と物語に魅了されました。大大大好きです!!! ■各キャラクター・ルートの感想 ○フィンさんルート 一国の王様なのに親しみやすくて、いじられるたびに全力で食って掛かるフィンさんが最高に面白くてツボでした。といって油断していると突然王子ムーブで迫ってくるのでそのギャップが堪りません…!共通や他ルートでもフィンさんの魅力はだだ漏れでしたが、個別に入ってすぐの「笑うと花みたいだな。」の台詞がとんでもない萌え爆弾で、一気にずぶっと深い沼に沈みました。画面のこちらも慌てましたが、ユイナちゃんが動揺して紅茶を吹き出したのがリアクション大賞すぎて、めちゃくちゃ笑い転げました…!その後もフィンさんの発言や態度に翻弄されまくり、好きなシーンを挙げていったらきりがないほどどのエピソードもよかったです。中でもとくにランタンのイベントが好きで、お別れを前提に二人が距離を縮めているのが切なくて、でもやりとりがただただ可愛くて、ニマニマとウルウルを行き来しながら見守っていました。 からの勇者発覚…!フィンさんの態度が急に硬化したことにダメージをくらいながらも、エリンくんとの衝突などフィンさんの苦悩や孤独さがひしひしと伝わってくるようで、より深く好きになりました…。ユイナちゃんの活躍でフィンさんの呪いが解けたときには感動もひとしおで、徐々に仲が戻ったことにもほっと安心…!(宿屋でも一悶着(?)もご馳走様すぎるニヤケ案件でした//)ですが、色んなことが快方に向かう中でも救えなかった命もあって、フィンさんが切った花をユイナちゃんが持ち帰って、水に浮かべた…というあれが、ひたすら切なくてぶわっと涙が吹き出しました。。。うまく言えないですが、ユイナちゃんの何かしたいのにどうしていいかわからない、みたいなもどかしさを感じ、心臓がぎゅっとなります…。このあたりからフィンさんルートは一気に駆け抜けたのですが、情緒乱れまくりで、さいごの「一生分の幸せをもらった」のフィンさんの言葉と、ユイナちゃんのボロ泣きの「またね」でいよいよ涙腺崩壊でした。でも別れを前にあんなに泣いてくれるユイナちゃんを腕に抱えて、きっとフィンさんは幸せをまたひとつ噛み締めたんだろうなとも想像したり…。あれ、感想書いてたらまた涙が………。最後のスチルもすんごく素敵で見惚れました。イヤリングがキラっと光るところが…!涙キラっじゃなくてヨガッダァァアァ( TДT) P.S.”おもいで”でキーアイテムを振り返りながら、劇のチケットとか栞とか、思い出や瞬間を閉じ込めるみたいなフィンさんの習性がたまらなく好きだなと思いました。儚い王子様ばんざい…!! ◯マオさんルート 作中屈指の美形キャラだけあって360度全画面ドアップすべて格好いい美しい…!ずっとずっと眼福で、スチルがバーンと出るたびに食い入るように見つめていました。とくに破壊力が凄かったのは、イチゴの…あれです……// 自分のテリトリーを頑として守るタイプかと思いきや、個別ルートに入ってからは、意外と押し負け体質というか、世話焼きな面があることを知ってそのギャップが堪りませんでした…!前半は毒舌クールな感じで、ひたすらユイナちゃんにマオさんがツッコミ続けてましたが、後半Chapterでは、吹っ切れたようにガンガンに素がでていて、制御できずに色々本音を口走っちゃうところなど可愛いが炸裂していました。一緒に行動しているとそっけない態度を取るのに、離れた途端マオさんのバランスが崩れて行動がおかしくなるところが、ひたすらに愛おしかったです…! マオさんルートの、というかこの二人の、シリアスな場面も、ムードな雰囲気も、感動的な見せ場も、瞬時に漫才劇場に変えてしまうところが大好きです…!数分おき(ときには数秒おきに)ひたすら笑ってました!とくに最高にキュンで最高に爆笑だったのが、塔の上の告白イベントです…!塔に残るかはユイナちゃんにゆだねる、とみせかけて、ぜんぜん選択肢を与えてないマオさんに、ァ゙ァァァァ////と萌え悶えていました。可愛すぎますね…?(極太字) マオさんの性格的に、『危なっかっしいので一緒にいてあげますよ』的な押し負けスタンスで結ばれる結末を勝手に想像していたので、まさかのマオさんの方から超前のめりに説き伏せて囲い込むファイティングポーズで迫られたのが、予想外でもう本当に最高でした。エピローグでの幼少期の話もあり、ずっと家庭に憧れていたというマオさんの夢に全世界が萌の大合唱です。似てない二人がいつまでも一緒にいられますように。永劫お幸せに…!! P.S. 『お魚の枕』の隠しスチルもすっっっっっごい萌爆弾でした。無防備なマオさんつよいぃぃ!! ◯レオンさんルート たくさん笑ってたくさん泣きました。最初から最後までレオンさんはずっと最高の騎士様でした…!サンドイッチ・モンスターなところ以外は(そこも含めて?)、強くて優しくて、気さくで頼りになって、面倒見がよくて人望が厚くて、完璧すぎるくらい完璧なレオンさん…。協会との繋がりに何か秘めた生い立ちがありそうだとは思いつつ、ほんの少し壁を感じる距離感を前に、もっと近づきたい、近づけ…!とユイナちゃんの背中をぐいぐいに押しながらプレイしていました。でも、、でも、、、彼には秘密があったんですね……!( TДT) 人に受け入れてもらうためにたくさんの嘘で塗り固めて生きてきたレオンさんを思うと、その嘘の部分にプレイ中ずっと惹かれていたことにグハッと心抉られました…。それでも、、強くて優しくて、気さくで頼りになって、老若男女誰からも好かれるレオンさんは、やっぱりレオンさんで、フィンさんやユイナちゃんや国の人達を守ろうと剣を握る姿がずっと格好良かったです…!! 弱さゆえの繊細な思いやりも優しさの一つだと思いますが、レオンさんのルートでは、相手を受け止めるだけの強さを持つこと、その優しさを教えてもらったように思います。「この人の心からの言葉を聞けるなら、わたしは嘘をついてでも勇敢でいたいと思った。」のユイナちゃんの台詞でボロボロに泣きました。自分のことを受け入れられない人を、受け止めるために、ユイナちゃんは強く、勇敢である必要があったのかなと思いました。人の本音を受け止められる強さを、持ち合わせた自分であれたらいいなと思うのに、現実はなかなかそうはならなくて、人の弱さに目を逸らしてしまう瞬間がたくさんあります。気付いているのに、気付かないふりをしてしまう瞬間も、相手が受け止めてくれると信じきれなくて、自分の本音を伝えられないことも、たくさんあります。たった18歳のユイナちゃんが、レオンさんの陰りを見逃さず、向き合って、受け止めたこと、逃げなかったことが、本当に、優しくて強くて、勇敢でした。 「嘘は便利だと思う。上手に生きていけるように見せられるから~」からラストまでのレオンさんの独白も、干からびるくらい泣きました。現実では、上手に生きるための嘘を、全て捨て去ることはできないと思ってしまうけれど、レオンさんがユイナちゃんと共に辿り着いた「正直でいることの幸せ」が、プレイ後凄く心に残りました。そう思える瞬間が長い人生の中に点々とでもあるなら、強く逞しく生きていけそうな気がします。レオンさんルート本当に最高でした…!ありがとうございました…!! P.S.グラフィックを見返していたら、いないいないばあの顔に心臓を撃ち抜かれて永久にループしています…!!(フィンさんルートの【明らかにレオン】のだーれだ!の登場が不意打ちで可愛すぎて、暫く悶えくるしむほど好きでした。)3人とも大好きですが、他のルートでも気を抜くとレオンさんが迫ってきて、ァ゙ァァァァと雄叫びをあげていたので、これが最推しということなのでしょうか…!?レオンさんがわい゙ぃ(;_:) ○さいごに 御三方はもちろん思い出深いのですが、シルフさんやリリさんやエリンくん、協会の子どもたち、騎士団の方々、街のみんな、アイナさん、レイさん、マルさん、みんなが大好きです。そしてなにより不屈で太陽のようなユイナちゃんが大大大好きです…!天真爛漫さと純真さ、些末なことは気にしない豪胆さもあって、相手に体当たりでぶつかっていく姿に元気をもらいました。ユイナちゃんと出逢えて、作品と出逢えて最高にハッピーです!パンコも読んだら気になるところが大爆発したので、考察もとい妄想を膨らませながら、次回作を待ち望みます…!制作時のブログなどもあとから覗かせてもらったのですが、長い長い制作期間を経て作品を完成されたことに、改めて尊敬の念とお祝いと感謝をお伝えしたいです…! @ネタバレ終了 すばらしい作品と出逢えて本当に幸せです。 素敵な時間を本当にありがとうございました!
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燕に餞 -10 minutes to airplane fall-もうすぐ飛行機が落ちる、という中で繰り広げられる不思議とゆったりとした会話を、たまたま隣席した女性と過ごしていきます。 その中で、今だからこそ言える本音が露わになったり、少しずつ「なぜこの飛行機は落ちるのか?」「この女性はなぜ飛行機に載っているか?」などがわかっていきます。 オープニングからBGMの使い方がすごく好きで、切り替わるたびに心が動きましたし、モノクロベースの映像も静かさと墜落という恐怖にすごくあっていてドキドキしました。 自分だったらこういう時どうするんでしょうと思いつつ、でも確かに隣で話しかけてくれる人がいたらいいかもなと思わされました。非常に楽しませてもらいました! @ネタバレ開始 「夫と来ているって言っていたのになぜ窓際の席で隣が空いているんだ」という言葉を見た時には「あっ!」となりました。謎解きとしても本当に楽しませてもらいました。 オープニングの空港のアナウンス、ハッピーバースデーなど、あらゆる場所でBGMの速度や音色がとても合っていて雰囲気たっぷりに遊ぶことができましたし、だからこそ主人公の物語に入っていくことができました。 END6で世界に色が取り戻される瞬間が本当に美しく、でもそこで起きていることは超自然的で「これ背景にすごい物語潜んでいるよな…どこかに過去作とか小説とか漫画とかあるのかな……」と非常に興味が湧きました。 素敵な体験をありがとうございました! @ネタバレ終了
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負けヒロインに転生したので勝ちに行くことにした。審査員特別賞を受賞していたのでプレイしてみましたが、とても面白かったです。「負けヒロインルートこそ本番」という言葉を受けて遊んでみたら乙女ゲーに異世界展開しちゃうというストーリーです。 てっきり平凡な負けヒロインが努力してヒロインの座を奪い取る!みたいな話を予想していましたが、想像を数段階上回ってくる設定と展開の数々が凄いです。強烈過ぎて口を開けて唖然とするレベルのストーリーで、間違えてBAD分岐につかまった日なんかには卒倒モノですが、その分苦難を乗り越えて良いエンディング&おまけストーリーまで堪能できると確かな感動が味わえました。章区切りでテンポよくプレイできましたし、制作の背景が分かるあとがきもあって大満足です。印象的なグラフィックもたくさんあって、多くのシーンでスチルも表示されるため臨場感もありました。 @ネタバレ開始 いや、ほんとユリの性格の悪さがすさまじくて半端なかったです。テンくんが冒頭から一貫してアミを信じてくれるからそこに救われましたが、これでテンくんまでユリサイドだったらやってらんねぇです。多分モニターの前で泣いてました。どう見てもアミの方が可愛く見えるキャラデザも良かったですし、おまけでテンアミの邂逅と時を同じくして怪物ユリが生まれたシーンを見られるのも良かったです。 @ネタバレ終了 本作をプレイすると、「キミ恋」のユリ視点本編には俄然興味が出てきますね。どんななんだろう。
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ヤンデレ好きが推しに執着される、悪役令嬢に転生できたのに、プログラムに勝てません!!スポンサー賞受賞と聞いて飛んできました。ラノベのような全部説明する系のタイトルですが、全部説明されてもピンとこなかったのが遊ぶ前からツボです。タイトルや概要欄を読むよりもゲームを遊びのが手っ取り早いのでさっさと遊ぶが吉ですよ! こちら、プログラムに逆らって推しとのハッピーエンドを迎えようと奮闘する様がとても面白かったです。サブキャラ視点だとメインキャラの言動って結構アレだなぁ、とも思ったり。シナリオを良い方向に進めるためにはミニゲームをクリアする必要があるのですが、こちら気を抜くと初見はミスってしまうけど2回目はまず成功できるという絶妙な難易度でした。唐突に繰り返されるミニゲームがこちらもなんだかツボでした。なぜこの瞬間にそれが始まるのだ!という。 30分ほどでクリアできますし、コミカルなシナリオ展開がとても面白かったです。
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白い世界でキミが願うモノ少女が目を覚ます白い世界はどんな世界で、現実世界に戻ることはできるのか?というお話。非常にインパクトの強いお話でした。想像力をかきたてるテキストはもちろんですが、BGMの使い方や白と黒の色彩の用い方が非常に効果的で印象を強めていました。 それほど注意喚起がされていませんが、相当にショッキングなシーンがあるので人によっては要注意かもです。なにはともあれリコちゃんに幸あれと心から思えました。
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Snow Girl短編ながら、いや短編だからこそとてもインパクトとキレのある作品でした。 主人公の男性が拾ってきたアンドロイドのユキとともに生活するお話。出会ったその瞬間から愛しあうふたり。 @ネタバレ開始 のはずだったのになぜか雪だるまのように少しずつ溶けていく「アンドロイド」。序盤から存在する違和感が急速に大きくなってきますが、スーパーの店主とのやりとりを通じて主人公の精神状態に対する疑念が確信に変わります。警察が踏み込むと止められた冷蔵庫の中で異臭を放つ「アンドロイド」。無線で事実が明らかになりますが、せめて主人公は拾ってきただけだと信じたいところです。歪んだ認知の表現が秀逸でした。 @ネタバレ終了 なるほどそういうことだったのかというラストの着地も鮮やかでした。多くを語りすぎない表現も素晴らしく、このくらいのさじ加減にはとても憧れます。
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白雪とネクロマンス耽美で退廃的!これがダークファンタジーってやつか!と思える一作でした。過度とも思えるほどの暴力的なシーンが痛々しいのですが、これもまた愛の形なのね。運命と愛に翻弄されて苛立つ様がよく伝わってきました。 絵柄がとても特徴的で雰囲気が満点でした。また、随所に挿入されるアニメーションのおかげで臨場感が素晴らしいのと、動画付きのゲームにピッタリなEDも印象的でした。
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くろがねと姫戦乱の中世ファンタジー的な世界を舞台にした非常に壮大なストーリーでした。若き姫と従者である騎士の関係性が非常に尊く感動的です。回想シーンや敵とのやり取りを含めて1つ1つのセリフが重い。淡々としたテキストが却って読み手の心を熱くします。シーンシーンに合ったイラストも表示されつつ、短いプレイ時間に反して超濃厚な満足感が得られました。よき物語でした。
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人間になれないたこていさんの作られたゲームを今まで全てプレイしておりますが、その中で一二を争うぐらい癖でした!ムギちゃん…!かわいいね…でへへ… @ネタバレ開始 人間になれない、人間という形をとるには何かが欠けている二人が、それでも良いとお互いを許容して支え合う姿がとても好きでした。全ルート達成しましたが、エンド8クリア後のエピローグまで含めて見た後に、最初からまたプレイするとゾワッといい感じに寒気を感じられて良かったです。(でもムギちゃん可愛いので恐怖が薄れる) @ネタバレ終了 ムギちゃん好きすぎて癖が歪みました。ムギちゃんが尊すぎるあまり夢にも出てきました。これからは道を歩く度にムギちゃんを探してしまいそうです(笑)
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超常野球伝 ウルトラサポーター野球が開幕したので実況しつつ遊ばせていただきました! 野球しかスポーツがないというぶっ飛んだ設定と、想像を絶する超常野球、随所に盛り込まれた野球などの小ネタを堪能させていただきました! @ネタバレ開始 洗脳のパンドラがほんとにあのパンドラだったり、野球クソゲーの代表格が出てきたりと本当に小ネタたっぷりで笑わせていただきました! 次はロブスターズが33-4で勝つのを楽しみにしています! @ネタバレ終了
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てのりフェアリーゲーム実況させて頂きました! とても可愛いゲームありがとうございました!
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12月に雪は降らないイラストも可愛くて、ストーリー、演出どれをとっても素晴らしい作品でした! 短編でありながら、伝えたいことがとても上手く、自然にまとめられていて、読みやすいうえにクリア後の満足感も素晴らしかったです!! @ネタバレ開始 本編クリア後のタイトル変化の演出がとても面白かったです。本編最後の希望が見える展開から、タイトル変化後のスマホに写っている記事の内容や英語の文からなにが起きたのか、エピローグを読まずとも理解させられて、感情のジェットコースターでした! 悲しい救いのないエンドかもしれませんが、あえてそういうエンドにした、というより、海琴ちゃんはそうならざるを得なかったと、納得できてしまう、これはこれで綺麗なエンドだと感じました。 クリア後にタイトルに込められた意味がしっかり分かるのも素敵でした!@ネタバレ終了 こんな素敵な作品に出合うことができて幸せです。
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Die to Liveものすごく、胸にくる素敵なゲームでした…! 読み進めながら、手の届かないところにある真実を手繰り寄せようと必死に頭を回転させながらプレイしたのですが、すごく面白かったです!! @ネタバレ開始 ジョシュとヴァルの二人の関係性が素敵すぎます。ありきたりな言葉しか出てこない私の語彙力が憎いぐらい…! 生者と死神、その線は交わってはいせないものだったのだなぁと感じさせられるラストがすごく切なかったです。 だけど、死後ヴァルに会ってたくさんお話をするためとは言えど、前を見始めたジョシュに安堵しているのも事実です。 ヴァルも言葉選びを間違えなかったし、ジョシュも言葉の受け取り方を間違えなかったんですね。 また、ずっと気になっていたジョシュの赤い魔法についても正体が分かってすっきりしました! ジョシュも死神なのか、いやでもそれだったら本人や周囲の人が分かるはず…と悩んでいたのですが、あの光はジョシュを見守っている彼のものだったとは。イグニスにも幸せになって欲しいよ〜! まぁ、イグニスが幸せを掴むその第1歩は、ヴァルがなんとかしてくれそうなので…。 ジョシュとヴァルがまた会えた時にお話する内容が増えたなと思うと心が暖かくなるのを感じました。 @ネタバレ終了 彼らに出会えて、本当に良かったです。 素敵なゲームをありがとうございます!!
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絨毯と炭酸水フェス中に作品をプレイしていたのですが、感想がまだだったので今回書かせていただきました。 制作の進捗をSNSで公開されていたのを拝見して以前から興味を持っていたので、プレイして改めて作者様の独特なセンスを感じる作品だなと思いました。 @ネタバレ開始 特に印象的だったのは、飲み物で説得するというゲームのコンセプトです。 説得をテーマにしたゲームは数多くありますが、5種類の色のある炭酸水を使い色の戦士達を説得していくというアイデアは、すごく個性的でオシャレだなぁと感心しながらプレイしていました...! 色とりどりの戦士たちの性格に合わせて炭酸水を組み合わせるゲームシステムも楽しく、進行に行き詰まった時には攻略情報が記載されているので、プレイヤーに対する配慮が感じられました。 ファンタジーな世界観の中で、みすみね君と友人との関係がリアルなストーリー性を感じられ、クリア後の二人のタイトル画面とおまけページでの、みすみね君との会話が友人を想う気持ちが伝わってきて素敵な演出だなと思いました...! そして、BGMとSEも全て作者様が作曲されていたと後から知り、驚きました...! @ネタバレ終了 作者様の個性が際立つ素晴らしい作品でした! 素敵な作品をありがとうございました!